宅浪が決まったが何を始めればいいかわからない

・今年の受験に失敗して宅浪が決定したのですが、何から手をつけて良いか分からず何もしていません。何をすればよろしいのでしょうか。 ・宅浪なので、こちらのマナビライトはこれから利用させていただく機会が多いと思うのですが、受験が終わるまでの1年間利用しても利用料金は一切かからないのでしょうか。 ・分からない問題などの具体的な質問にも答えていただけるのでしょうか。

既卒 たかりゅ (早稲田大社会科学部志望)

宅浪生にも強みはある!

できないところを列挙

大学受験勉強に手を付けていないのであれば、まずは、自分ができなかった教科、単元を列挙します。
宅浪であっても既卒生に強みはあります。それは、本番の大学入試を経験していることです。
何が言いたいかというと、1年間のある程度の勉強スケジュール、自分ができる・できない教科、本番の雰囲気などをある程度知っているということです。
大学受験勉強は出題される範囲の中で、勉強をしていきます。本番で出題される範囲を全て経験しているということは、自分ができないところを知っているということでもあります。宅浪受験でもその出題範囲の中で自分ができないところを勉強し続けることが志望校合格に繋がります。

もちろん、すでに分かっていること、知っていることを忘れてもいないことを再び勉強時間にするのは効率の観点からみて、もったいない時間の使い方です。
なので、時間を無駄にしないために、まずは自分のできない教科の単元を全て挙げていく必要があります。

ニガテポイントは具体的に挙げる

できるだけ具体的にニガテな教科・単元を挙げていきましょう。
例えば、日本史であれば「中世史」ではなく、「鎌倉幕府が滅亡した後の権力の流れ、移り変わり」が分からない。といったようにです。
自分のニガテなところ、勉強しきれていないところを全て挙げることがまず、重要なことです。
宅浪生でも現役生でも、これは勉強する上でとれも重要なことです。

勉強計画を立てる

勉強しきれていないところを全て挙げたら、次はそれを基に勉強計画を立てます。
大まかにいうと、大学入試の日から逆算して、1日の勉強量を算出します。分かりやすく、参考書で勉強を進めると仮定して、参考書などは、学習単元別に1章、2章、3章…と続く構成のものが多いです。なので、自分ができない章(単元)の個数を大学入試日までの日数で割れば、1日ごとの勉強量が算出されます。

勉強計画の注意点

もちろん、計画を立てるときに注意することもあります。

受験科目全てにその作業をする必要があること。
英単語の暗記であれば1日に暗記できる最大の英単語の数で日割り計算する必要がある。
志望校の過去問を使ってテストする期間も確保する必要がある。
※過去問演習の期間は絶対に必要です。自分がどれだけのレベルまで達したのかを最終確認するために必要です。
1日にどれだけ勉強時間を確保できるかを考慮する必要がある。
志望校レベルに合わせた勉強量(時間ではなく。例えば英単語の数など。)
※たかりゅさんでいえば、早稲田大学の社会科学部レベルまでの英単語量と出題傾向の対策をしなくてはいけません。

など、です。
結構な重労働なので、実際に受験勉強を始める前に宅浪生がそれを1人で行うと心折れてしまったり、なかなか勉強を開始できなかったりと、自分1人で逆算して勉強計画を立てることに関してデメリットもあります。
なので、勉強計画の立案は、マナビライトの受験カウンリングで相談したり、学校の先生、塾の先生からアドバイスを貰いながら一緒にやることをおすすめしています。
宅浪でも、マナビライトのコーチングで勉強計画の相談は無料でできます。

勉強計画に沿って勉強

勉強計画を立てたら、それに沿って勉強していきます。
教科ごとに勉強法はもちろん違います。この記事では詳しく書くと長くなってしますので、質問があればそちらの方で回答します。
マナビライトの記事で、勉強法について欲しい情報がなければ、オンラインコーチングの無料体験を利用してみてください。

結局は復習が大事

勉強する際に重要なのは、やはり、復習です。
宅浪生にも現役生にも言えることです。
そして復習は、勉強したその日に何回も繰り返し行う必要があります。
1度勉強しただけで完璧に覚えたり、暗唱できるものに関しては必要以上に復習はしなくてもいいです。しかし、不安な箇所、間違えた問題は演習したその日のうちにきちんと理解して正しく答えられるようにします。
「1週間後にまとめて復習する」という復習方法がありますが、しかし1週間後に果たして、その問題自体を覚えているかどうかという疑問点が浮かびます。
1週間後に覚えていればいいのですが、それだけで負担になってしまいます。さらに一気にまとめて復習することも復習量の面からみて負担です。なので、負担をなるべくかけない意味でも、定着度合いの向上という意味でも、間違えてしまったものは記憶が新しいうちに、きちんと復習をする習慣をつけておく必要があります。

また、少し逸れた話になりますが、宅浪という環境はサボろうと思えば復習をサボることも可能です。そこに関しては宅浪生のネックな点です。塾・予備校に通っている既卒生と比べて、宅浪生は自己管理がより重要になります。

まとめ

①できない教科・単元を具体的に全て挙げる
②大学入試の日から逆算して1日単位でスケジュールを立てる
※過去問を解く期間を必ず確保しておくこと
③できなかったところ・不安なところはその日のうちに復習

以上の3つのポイントを押さえて勉強していくのが大学受験勉強の基礎です。
宅浪生も現役生にも共通することです。
この習慣を勉強しながら身に着けると入試に近づくにつれ、また、将来、楽になっていきます。
コーチングでも受験に関する相談を無料で受け付けていますので、そちらでも相談してみてください。

マナビライトのサービスについては3/22の記事を参考にしてください。

他にもマナビライトには
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