共通テストの効率良い勉強法は?

「私は名古屋大学の理学部を第1志望校にしています。共通テストに必要な得点率に10%ほど足りていません。どんな勉強をしたらいいでしょうか?間に合いますか?志望校のランクを落とすかどうかも考えています・・・。」

高3 あい (名古屋大学理学部志望)

国公立大学合格に向けた共通テストの
勉強方法を伝授!

こんにちは。マナビライトでコーチを務める小柳です。
(私のプロフィールはこちらから見られます。)

今回は高校3年生のあいさんから共通テストの勉強方法についての質問をいただきました。あいさんは名古屋大学の理学部を目指されているということで、共通テストについては早く固めてしまいたいですよね!
そこで、ここからは特に国公立大学を目指されている学生さんに向けて効率の良い共通テストの勉強法をお伝えしていきたいと思います。

  • 「共通テストは7〜8割程度取れるようになってきた!」
  • 「志望校の合格に向けて共通テストだけでなく二次試験の対策も進めたい」
  • 「名古屋大学など旧帝大の合格を勝ち取りたい!」

逆算して計画を立てる!

受験科目とその比重を考えて計画を立てましょう!特に名古屋大学の理学部では、個別試験での数学と理科の配点が高いことを踏まえた計画を立てましょう。

ここで大事なのは無理にキツキツな計画を立てないこと!受験は自分のメンタルとの戦いでもあり、メンタルケアのためにも自分の勉強のペースや得意不得意なども考え計画を立てましょう!また、思い通りに体が動かず、勉強が手につかない時もあります。そんな時は休憩を取り、メリハリを持って生活できるといいでしょう。
実際、私も受験期にはこまめに休憩をとっていました。だらだらと集中していない状態で勉強しても定着しません!集中力を保つということを意識しましょう。

計画通りは至難の業?

誰もが経験があると思いますが、計画したとおりに物事は進みません。そんなとき落ち込んでやる気がなくなってしまいがちです。しかし、過ぎたものはしょうがないと割り切って考え、計画を修正できるかどうかがカギです。私自身も計画通りに勉強できず、何度も挫折しそうになりましたが、計画なんて崩れて当然でこれからどうするかの方が大事だと、自分に言い聞かせて乗り越えました!志望校のランクを落としたくなる気持ちもわかります。しかし、一度下を見始めると、志望校を下げる一方であまり得策ではないと思います。志望校のランクを下げるのではなく、計画を見直すといいでしょう。

具体的な共通テスト対策

理学部など国公立の理系を受験する方、特に質問者様のように名古屋大学などは個別試験の比率が高く、なるべく効率的に共通テストの点数を稼ぎたいです。ここからは各教科で私が特に重要だと思うポイントをピックアップしてお伝えします!

  • 文系科目
    まず、個別試験にもある英語はとにかく速読が必要になります。早めのうちに単語帳を一冊完璧にしましょう。その後は問題演習に重きを置いていきますが、共通テストの英語は過去問が大事です!センター試験を含めた過去問で問題の傾向をつかみましょう。また、わからない単語があった時には自身の単語帳を見て、似た単語の近くに書き込んでおくといいでしょう。

    次に国語は皆さん見落としがちですが解説をしっかり読むことが大事です。解説には答えを導き出すための思考プロセスが書かれており、それを身に着けられるかどうかで点数は格段に変わります!こちらもセンターまでさかのぼって過去問演習をすると問題の傾向が掴めると思います。

    社会科目は時間をかけすぎないほうが良いでしょう。模試などで分からなかったところを問題用紙の表面に書くなど、すぐに確認だけできるようにしておき、共通テスト一か月前ぐらいから勉強して、そこそこの点数を狙うのがコスパがいいと思います。
  • 理系科目
    理系科目に共通していることは、とにかく予想問題集など演習を積むことが必要です。日ごろから思考力を鍛え、物理化学では現象を自分の言葉で説明ができるようになるまで理解しましょう。

    また、これは文系科目にも言えることですが、公式などの暗記のコツとして、覚えたいものの写真やスクショをスマホの壁紙にするのがおすすめです!これは人の、何度も見ると記憶に残りやすいという性質を使ったもので、慣れてきたらスマホを見る前に頭に浮かべてテストすると、より覚えられます。
どのような人におすすめの大学学部ですか?

名古屋大学理学部は科学への情熱を持ち、研究に興味を持つ人におすすめです。豊富な学問分野と優れた教育体制を備え、先端的な研究を展開しています。熱意を持って学び、問題解決能力を伸ばしたい方には理学部のプログラムが最適です。

進学した後、将来の道にはどのような選択肢がありますか?

研究者として学術界や研究機関での研究・教育活動、産業界での技術開発・研究職、官公庁や地方自治体での公務員、教育現場での教育者、データ分析やコンサルティングなどのビジネス分野、さらには起業家や独立した研究者としての道も選択できます。理学部の幅広い知識と問題解決能力は、多岐にわたるキャリアパスを可能にします。

合格するために1日どのくらいの勉強量が必要ですか?

合格するために必要な勉強時間は個人によって異なりますが、一般的には継続的で効果的な勉強が重要です。勉強時間の目安としては、1日2〜4時間以上の自主学習や予備校・塾の受講、模擬試験の解答と復習を含めると良いでしょう。しかし、重要なのは質の高い勉強時間であり、効率的な学習方法や自己管理も必要です。自身の目標とスケジュールに合わせて適切な時間を確保しましょう。

合格するために使うべき参考書問題集はありますか?

まず学校で配られた参考書を完璧にした方が定期テストなどもあると思うのでいいと思います。その後、足りない部分や演習を別の参考書で行うのがおすすめです。

合格するために重点的に勉強するべき教科や単元はありますか?

名古屋大学理学部の入試において、数学と物理が重要な科目です。数学は数式やグラフの理解、問題解決能力が求められます。物理は基本的な法則や現象の理解、応用問題の解法が重要です。化学や生物も一定の重要性がありますが、数学と物理に重点を置いて、基礎から応用までの幅広い知識と問題解決能力を身につけることが合格につながります。個々の得意・苦手な科目を把握し、バランスの取れた学習を心がけましょう。

共通テストで高得点を取るために必要なこととは?

頻繁に過去問を解くことで、実際の試験形式や出題傾向を把握し、時間配分や解答スキルを磨くことができます。過去3〜5年分程度の問題を繰り返し解くことをおすすめします。
共通テストで高得点を取るには問題解決に関するスキルやアプローチ方法を習得し、応用問題にも対応できるようにしましょう。過去問演習や多様な問題に取り組むことが有効です

「共通テスト」で達成したい目標とは?

数学、物理、化学、生物の4科目の内、各科目で80%以上の得点を目指しましょう!さらに、総合得点に関しては、共通テスト受験者の上位10%以内に入ることを目標とすると良いでしょう!名古屋大学は競争率が高いため、高い目標を設定することでより一層の努力が求められます。

また、国語も名古屋大学理学部の個別試験の科目にあるのでしっかりと勉強し、共通テストでは80%以上取れると周りと差がつき、合格確率が上がります!

最後に共通テスト勉強法のポイントを確認して志望校合格を目指しましょう!

各問題の◯×を押して、答えてみてくださいね!

「共通テストで7〜8割は不安、もっと時間をかけて勉強をしなくては…」

F

確かに安心してもいいレベルとは言いづらいですね。ただ、闇雲に勉強時間を増やすのではなく実践形式の演習を積む中で効率よく弱点の克服に繋げましょう

「志望校合格のためには共通テストで全教科満遍なくスコアを取れるようにしなくてはいけない!」

F

共通テストは大学によって配点に傾斜がつけられていることも多いです。教科ごとの配点の違いや二次試験との比率も考慮して、より重要度の高い科目から優先していきましょう。

「名古屋大学を目指したいけど、共通テストの成績が上がらない以上、志望校のレベルを下げたほうがいいのかな…」

F

確かに共通テストで成績が上がらないと不安ですよね。ただ、一度志望校を下げすぎるとなぁなぁになりがちなので一旦は志望校を固定したまま粘ってみましょう。不安がある場合は一度ご相談いただければと思います。

国公立大学合格に向けた共通テスト対策に不安がある人へ

受験勉強は目的を明確にし、どの教科を、どのペースで進め、どのくらいの点数を目指すかを明確にすることが重要です。しかし、いざ自分だけでは、計画を立てるのは難しく不安も残るかもしれません。
そんな不安を抱えている方は一度、自分に合った学習ペースや勉強方法をオンラインコーチング無料体験を利用して、私に相談してみませんか?私とのオンラインコーチング無料体験はこちらから。

またマナビライトには私を含め、経験豊富なコーチが多数おり、あなたに寄り添った指導をしてくれます!ぜひ、オンラインコーチングの無料体験をお申し込みください!

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小柳コーチ
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