Next Stage (ネクステージ) の使い方とは?

英文法の参考書にネクステージを購入したのですが、どのように進めれば良いですか?

高2 ムキムキマン (一橋大商学部志望)

受験生おなじみの英文法書 Next Stage (ネクステージ) の使い方を徹底解説!

こんにちは!マナビライトの市川創太郎です。今回は学生さんから英文法書、Next Stage (ネクステージ) の使い方について質問をいただきました。Next Stage (ネクステージ) をはじめ、Vintage (ヴィンテージ) や Scramble (スクランブル) など、大学受験を控えるすべての学生が手にすると言っても過言ではない英文法書ですが、実際にどのような使い方をすれば成績UPに繋がるのかを解説していきたいと思います。次のような悩みを抱える学生さんに向けて書いた内容になりますので、少しでも「当てはまるなぁ」と感じた方は必ず最後まで読んでくださいね!

  • 共通テストで6割ぐらいまでが限界!
  • 共通テストで8割以上を目指したい!
  • GMARCHなどの難関大学にもチャレンジしたい!

Next Stage (ネクステージ) を始める前に、まずは英文法のルールを知ろう!

受験生おなじみの Next Stage (ネクステージ) ですが、実は英文法を学ぶための最初のテキストとしてはふさわしくありません。Next Stage (ネクステージ) などの参考書は問題集としての側面が強く、英文法を十分に理解できていない学生さんが扱うには少々難易度が高くなっています。

そこで、「英文法にはまだ自信がないなぁ…」と言う学生さんに初めに取り組んでほしいのが「学校や塾の授業」もしくは講義形式の参考書(例えば『大岩のいちばんはじめの英文法』などの基礎的な参考書)です。文法とは英語におけるルールに当たります。そしてそのルールも「時制」や「仮定法」「分詞」「比較」などさまざまです。これらのルール、文法について自分の言葉である程度説明できるようになってからが Next Stage (ネクステージ) を活用するべきタイミングであり、これらのルールを学ぶためには学校や塾の授業であったり、英文法の基礎を学べるテキストであったりが最適な勉強法になります。

次に『Part1 文法』と『Part2 語法』『Part3 イディオム』をマスターしよう!

さて、「少しずつ自信がついてきた!」と言う方は Next Stage (ネクステージ) を活用した勉強に取り掛かっていきましょう。しかし、ただ闇雲に解いていくだけでは時間がいくらあっても足りません。ここでは1周目に取り掛かるにあたって特に重要視してほしい『Part1 文法』と『Part2 語法』『Part3 イディオム』についてを中心に話していきます。

まず、Next Stage (ネクステージ) のなかで『Part1 文法』から『Part3 イディオム』まではすべての学生がマスターするべきポイントであり、特に Part2 と Part3 は学生によって理解度が大きく異なることから差がつきやすいポイントでもあります。逆に、これら3つのパートができていないと言うことは他の受験生から1歩どころか何歩、何十歩も遅れをとってしまうことになります。

では、『Part1 文法』から『Part3 イディオム』までの具体的な勉強方法ですが、まずは1周全部解いてしまいましょう。大量の問題が収録されているので大変かとは思いますが、ここは根気強く取り組んでほしいポイントでもあります。学校の授業や基礎テキストを通して理解したつもりになっていた英文法も問題ベースになると思った以上に定着していないことが理解できると思います。そして1周解き終わったら、特に自分のできている分野とできていない分野を把握し、理解が追いついていない部分については解説を読むだけでなく、学校の先生に聞いてみたり、基礎テキストを読み返したりするようにしてください。

問題を解くときにどう進めるのが良いですか?

時間のかかるノート作成などは必要ありません!赤シートなどを活用してスムーズに解き進めましょう。

問題を解くときに時間制限は設けたほうが良いですか?

1問当たり2〜3秒で解けるようにしましょう。加えて、答えだけを暗記してしまわないように答えの理由を考えたり、自分なりの和訳を考えたりすると良いです。

問題を解いたときに間違えたところはどうすればいいですか?

チェックマークをつけておくと、自分の苦手な分野がわかりやすくなります。

問題を解いてみて分からなかったところはどうすればいいですか?

まずは右ページの解説を読んでください。すぐに理解できなかったら基礎的な講義型の参考書を活用したり、学校や塾の先生に聞いてみましょう。

解答解説はどう扱うのが良いですか?

上記の通りです。簡単にまとめられていて理解しやすい一方で同じ問題を何度も間違えてしまうなら詳しい解説が必要なので頼り過ぎは注意。

知識として暗記する場所はどこですか?

右側のページは覚えておこう。特に『Part2 語法』『Part3 イディオム』に関しては暗記が必須。

先生に質問するとしたらどこをどのように質問するのが良いですか?

答えを教えてもらう必要はありません。答えにたどり着くまでの根拠と自分の答案がなぜ間違えてしまっているのかを明らかにしましょう。おすすめの聞き方は「なぜ、〇〇が正しい回答になるのでしょうか?私は▲▲という理由で△△を選んでしまいました。」です。

Next Stage (ネクステージ) は受験が終わるまでの相棒です!

『Part1 文法』から『Part3 イディオム』までをマスターしたそこのあなた、Next Stage (ネクステージ) を本棚の片隅にしまっていないですか?

さて、問題集としての側面が強い Next Stage (ネクステージ) ですが、実はセンター試験や共通テストの過去問であったり、大学・学部別の過去問を解く時の補助テキストとしても活用可能です。もちろん優秀なみなさんは問題集を解いた後は間違えた問題や不安の残った問題について解説を読みながら復習をするのではないかと思います。しかし、そこに載っているのはあくまで目の前の問題に対する解説だけ。本当は Next Stage (ネクステージ) などを活用して類題までをカバーしてほしいのです。

『Part1 文法』から『Part3 イディオム』はもちろん、1周目や2周目では優先順位を落としていた『Part4 会話表現』から『Part6 発音・アクセント』についても過去問や想定問題集を使用した演習の中で振り返りを行うための相棒として活用していきましょう!

Next Stage (ネクステージ) で達成したい目標とは?(定量的、具体的)

1周目で章ごとに80%以上の正解率を取れること、和訳を瞬時にできるようにすることです!

苦手な分野(解いてみて和訳が出来ない、選択肢を2つから絞れない等)があるときはそこを重点的に2周目以降優先して解いていきましょう。

ちなみに、『Part3 イディオム』に関しては「英熟語ターゲット1000」や「速読英熟語」などの英熟語帳を使用している場合、人によって使いやすさの違いもありますので、まずは自分にとって相性の良い方をマスターしてしまいましょう。

この状態ができてないと思うなら、マナビコーチの無料体験を受講してみてくださいね。

最後にNext Stage (ネクステージ)の使い方の
ポイントを確認して英文法をマスターしよう!

各問題の◯×を押して、答えてみてくださいね!

共通テストで6割の壁を越えたいなら問題演習しかない?

F
Next Stage (ネクステージ) にチャレンジ。加えて、苦手な分野については学校の先生や講義型のテキストを活用して底上げしていこう!

共通テストで8割確保したいなら『Part1: 文法』で8割の正解率はマスト?

T
加えて『Part2: 語法』『Part3: イディオム』も必須!正答率も重要だけど、悩まずスラスラ解けることや和訳がパッとできることも大切。

難関大学を目指す上で Next Stage (ネクステージ) は文法の基礎さえできていれば使用頻度は激減?

F
大学別の演習に入ってからも復習用に活用しよう。特に間違えた問題は類題まで含めて理解できているかチェック!

英語文法の基礎固めに不安がある人へ

さて、ここまでは Next Stage (ネクステージ) の使い方について解説してきました。これまで​​ Next Stage (ネクステージ) を活用してきた学生さんも、そうでない学生さんも、Next Stage (ネクステージ) をはじめとした英文法書を今まで以上に使いこなせるようになったのではないかと思います。

しかし、これらの文法書は解くべき問題の量が膨大で、終わりの見えない不安からモチベーションの維持も難しいところ…そこで私たちマナビライトでは英文法書を使った基本的な勉強法に加えて、あなただけのスケジュールに合わせた具体的な勉強プランを提案可能です。自分一人では難しい英文法の勉強もコーチが徹底的にサポートします。

まずはオンラインコーチングの無料体験も可能です!ぜひお問合せください!

コーチ
この記事を書いたライター

市川

国際教養大学

学部

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