英語の偏差値を上げる勉強法とは?
こんにちは!マナビライトの市川です。今回は高校2年生のおりひめさんから英語の勉強法についての質問をいただきました。「英語の偏差値を60に届かせたい」ということで、今回はある程度の基礎を抑えた後に成績アップのためにやるべきことをお伝えしていきたいと思います!ぜひ最後まで読んでくださいね!
- 「現在の偏差値は60目前!」
- 「まずは偏差値60を超えて、可能なら65ぐらいまで目指したい!」
- 「地方国公立やGMARCHなど中堅レベルから難関レベルまでを目指したい!」
まずは基礎が完璧にできているかを
おさらいしよう!
英語の偏差値を60以上に上げるためには少しずつレベルの高い問題にチャレンジしていく必要があります。しかし、基礎的な部分を疎かにした状態で発展的な問題にチャレンジするようになるとかえって成績が下がってしまうようなケースもあります。
例えば、「ターゲット1900」の中で『常に試験に出る基本単語800語』と『常に試験に出る重要単語700語』の合計1500語について95%から100%を暗記できている状態にしましょう。加えて、「Next Stage (ネクステージ)」などの英文法問題集を用いて、『Part1 文法』と『Part2 語法』『Part3 イディオム』を同じく95%から100%を理由も理解した上で答えられるようにしましょう。このぐらいのレベルになると、基礎はほとんどできていると言って問題ないでしょう。
その場の勘や根拠のない予想に頼ってきた方は実はこれだけで偏差値60を軽くオーバーしてしまうケースもあると思います。
それでも届かない人は次のような勉強法に着手してみましょう。
「ターゲット1900」と「Next Stage
(ネクステージ)」をパーフェクトにする!
偏差値60目前で行き詰まった人におすすめしたい1つ目の勉強法は基礎を掘り下げる勉強法です。特に単語帳や文法書を活用したこれまでの勉強方法に苦手意識のない人におすすめです。
「ターゲット1900」にある『ここで差がつく難単語400語』や「Next Stage (ネクステージ)」の後半部分にあたる『Part4 会話表現』から『Part6 発音・アクセント』を同じように進めていきましょう。
これらのパートはこれまでの基礎部分と比較して試験に出てくる可能性が低い分野になります。一方で周りの学生も疎かにしがちな項目ではあるので、自信を持って解けるようになると明確に成績アップにつながるでしょう。
500語程度の英文にチャレンジする!
一方で単語帳や文法書を活用したこれまでの勉強方法に苦手意識のある方はより難易度の高い長文問題にチャレンジしながら基礎と応用の反復に移りましょう。はじめにお伝えしたようなレベルで英語の学習を進めている方なら300語程度の英文なら余裕を持って取り組めるようになっているはずです。
試しにいわゆる日東駒専などの私立中堅レベルの問題に触れてみるとそこまで難しくないように感じるのではないでしょうか?
そこで取り組んで欲しいのがGMARCHなどの難関大学でも頻繁に出題される500語以上の英語長文です。「やっておきたい英語長文500」などを活用して一段レベルの高い、英語長文にチャレンジしてみましょう。最初ははじめて見る単語や、忘れてしまいがちな文法表現などに戸惑うのではないかと思います。
しかし、間違えてしまった問題は解答・解説を読むだけでなく関連する単語帳に記載の語句や英文法書の類題などを用いて復習に励むことで自分では気づけなかった弱点を埋めていきましょう。
ここでは正解率を上げることも大切ですが、それと同様かそれ以上に自分の苦手を把握することが大切です。
最後に英語の偏差値をあげるポイントを確認して、志望校合格を目指しましょう!
各問題の◯×を押して、答えてみてくださいね!
英語の偏差値60を確実に突破するための目標とは?
「ターゲット1900」と「Next Stage (ネクステージ)」で95%以上、もしくは500語程度の英語長文を内容を理解した上でスラスラと解けるようになりましょう。正答率の目標は80%以上で設定しておきましょう。
英語の勉強法に不安がある人へ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
実は1点ここまであえて触れてきていない単語があります。それはおりひめさんの質問にもあった「センス」。私の好きな言葉に「センスは知識からはじまる」というものがあります。「センスがない」と片付けてしまうのは簡単です。
ただ、それでは逆転のチャンスを自ら潰してしまっています。「センス」と聞くと天賦の才のようですが、多くのそれはそれまで培ってきた多数の知識によって裏打ちされています。
これは英語学習においても変わりません。確かにスラスラと英語を読めてしまう人もいます。しかし彼らも同様にとんでもない量の単語や文法、英語表現に関する知識を蓄えてきているのです。
さて、話を戻して偏差値を60以上に上げたいとなると確かに基礎を固めるだけの時期と比較して成績も上がりにくくなってくるでしょうし、何ができていないのかもわかりにくくなってくる段階かと思います。1人では苦しいタイミングもあるはずです。
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