現代文の小説と評論文の勉強法は違う!?

小説文の点数が伸びません。評論は9割方取れるのですが・・・。どう勉強したら良いでしょうか?評論と小説文は同じ参考書を使って勉強しています。

高2 ゆーすけ (理系志望)

評論文と小説では文章の書き方から内容まで違い、出題される内容(問われるポイント)も異なります。同じ現代文という教科ではありますが、評論文とは全く別のものとして捉えてください。

評論文が「筆者の主張」を読み解いて行くのに対し、 小説は「登場人物の心情の変化」というところに焦点を当てて読み解いていきます。小説の難しいところは、評論文と違い「分かりやすい読解キーワード」が少なく、設問の解答根拠が見つけづらいという点です。
したがって、小説はセンスと言われがちではありますが、正しい勉強法で勉強していけば、小説の得点もと伸ばしていくことが出来ます。
「小説を正確に読解し、設問を解いていくには何に着目すれば良いのか」以下でそれを解説していきます。

現代文の小説の読解で着目してもらいたい3ポイント

「登場人物の心情(直接的な精神的な語句)」
「心情の移り変わり(変化を表す箇所)」
「その心情をあらわす仕草、情景等(物理的、物質的な語句)」

先ほども書いたように、現代文の小説は、「登場人物の心情を読み解いていく問題」です。
なので、主に、登場人物の心情に焦点を当てて読んでいきましょう。

現代文小説の頻出の出題形式から勉強法を考える

「このときのXの心情として正しいものを選べ」
「文章を通してXのYへの思いはどのように変わっていったか?」
「Xが傍線部のように思った理由として正しいものを選べ」
といった設問が大半です。

なので、「登場人物の心情」を追って読んでいくのが大事になってきます。
「登場人物の心情」とは
「心情の変化がなぜ起こったのか?」
「心情の変化のきっかけとなる出来事は?」
などです。

頭で心情の変化を整理出来ない受験生は、問題用紙に変化を順にまとめてみると良いかもしれません。それだけでまず1段階、現代文の小説の点数が上がります。

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