英語の長文の大体の内容は読めますが、この部分を和訳してくださいって問題がなかなか解けません。時間との勝負のため大体で読んでいるので丁寧に訳すことが苦手です。おすすめの問題集や解き方があったら教えてください。
高3 N (慶應義塾大学商学部志望)
英語の和訳問題4つの落とし穴
まずは、英語の長文読解の和訳問題がニガテな人に足りない4つの力を解説していきます。
①英単語力が足りない
英単語でつまづいていませんか?英語長文に取り掛かる前に、自分の志望校レベルの英単語を完璧に網羅しておきましょう。
②英文法力が足りない
英文法は出来てますか?この力も長文を読む前に、英文法を身に付けておきましょう。抜けている箇所があるなら、学校や塾などで使っている英語の参考書で勉強し直しましょう。
③構文読解力(短文和訳力)が足りない
短文の中でSVOCを正しくきちんと振れますか?ここの段階でつまづいたら学校の英語の先生か、塾の先生に解説してもらって、必ず理解を促してもらいましょう!
④文章の流れを汲み取る力が足りない
文章全体の構成、内容のポイントなどきちんと把握しながら読みましょう。
以上の「英単語力」「英文法力」「構文読解力(短文和訳力)」「文章の流れを汲み取る力」を完璧にしてから、英語の長文を読み、意識して細かく訳していきましょう。初めから時間を気にしてしまい、長文読解の時に大体で訳していく演習法だとなかなか点数が上がっていきませんよ。
和訳問題の正しい解き方
とにかくイメージで訳さないこと!まずは時間を測らずに訳す練習をして、しっかりと訳せるようになってから時間を測り少しずつスピードアップを目指しましょう。
そのためには問題演習の時に、最初は時間がかかってもいいのでSVOCをしっかり振って、まず丁寧に直訳します。その後、わからない箇所を埋めるため前後の文章を参考にします。そして最後の最後に意訳しましょう。
英語長文の和訳問題を解ける力をつけるための方針
英単語力と英文法力は挑む問題のレベルまで到達していなかったらそこから必ずやりましょう。もちろん英単語と英文法は完璧できて当たり前。英単語、英文法でつまづいていたとしたら必ずそこからやりなおすこと100%完璧にしましょう。1つでも覚えてなかったら話しになりませんから。
何度も書きますが、大体のイメージで訳すのではなく、必ず「直訳してから意訳」という流れで訳して構文読解力(短文和訳力)を身に付けましょう!そのためには頻出の構文のパターンを覚える必要があります。
そして、最後に和訳問題が盛り込まれた英語長文読解問題に挑戦です!その参考書は解いて終わるのではなく構文のパターンを全て覚えましょう。問題が50問あるなら50問全て覚えます!実践演習をたくさんつむこと!
勉強のペースがわからなかったら、そのペースは人によってまちまちなので
プロの受験カウンセリング相談をオススメします(^ ^)
和訳問題を解くのにおすすめの参考書
最後に英語の和訳問題を解くのに自分が使っていたおすすめの参考書を紹介して終わります。
基礎レベルは「英文読解入門 基本はここだ!」
慶應レベルなら「ポレポレ 英文読解プロセス50」
和訳を鍛えられる長文読解は「英語長文問題精講」です。
他にもマナビライトには
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