早稲田の古漢融合問題の対策

早稲田の古漢融合問題の対策方法を教えていただきたいです。 どうやって対策すればいいでしょうか? 何に気をつけて勉強すればいいでしょう?

高2 さわー (早稲田大文化構想学部志望)

早稲田の融合問題

早稲田大学文化構想学部の国語では毎年、融合問題が出題されます。
2018年は古文・漢文の融合問題でしたが、数年前までは毎年、
現代文、古文、漢文の融合問題が出題されていました。
では、どのように早稲田の融合問題を対策していけばいいのでしょうか
以下に述べていきます。

国語は全て繋がっている!?

一見すると漢字が羅列してあるだけのように見える漢文。
しかし、これらを書き下すと何になりますか?
なんと、古文へと早変わりするのです!(書き下し分には時制、敬語がない)
では、古文を品詞分解し、訳すと何になりますか?
な、なんと、現代文に代わってしまうのです!!
ということは、実は漢文は古文に、古文は現代文に。
早稲田の融合問題といえども、
国語は全て繋がっているのです!!

まとめると

漢文力→古文力

古文力→現代文力

よって、
漢文力→古文力→現代文力
と、なります!!

カギは「古文力」にあり

現代文はコスパが悪い!

こうなると早稲田などの融合問題において、
現代文力を高めることが必要に思えますが、
実はこれ受験においてはナンセンスです!!
現代文とは受験生の言語能力や論理性そのものを直接的に問うものであり、
現代文力を上げるために一定の期間が必要です。また、特に早稲田大学のような
難関私立大学になると、予備校同士で解答がわれるような「巧妙な」問題が出題されます。
すると現代文は時間をどんなにかけても点数が安定しない科目であるといえるでしょう。

古文力なくして漢文力はない!!

では、漢文力を高めるのはどうか?
漢文力とは基本は句法と漢字の意味さえ覚えていれば書き下すことができます。
ですが!!
書き下したとしても、古文力がなければ
書き下し文の解釈をすることができなくなり、
問題を解くまでに至らないという悲しい事態が発生するのです。
特に早稲田大学などの難関私大の漢文ではそのような事態は
頻繁におきてしまうのです…

古文がコスパ最強!

ここまできたら、何が一番コスパが良いか、お分かりだと思います。
そう、古文なのです!!
古文力とは、助詞・助動詞、単語、古文常識によって構成されます。
ほぼ暗記だけで、古文の得点が一気に上げることができるうえ、
漢文の点数まで底上げすることができるのです。まさに一石二鳥とはこのこと。
融合問題においても、古文はコスパが最強なのです!

早稲田といえどもセンター!!

早稲田の融合問題を分析すると、
傍線部に対する解釈問題がほとんどです。
また、分量、難易度ともに標準といえます。

ここで、対策としてセンター試験の過去問演習が最も効率的です!
センター試験は現代文をはじめとした良問の宝庫です。また、
国語の中では時間制約が一番キツイ試験といえるでしょう。
問題の出題方法、レベル、分量ともに早稲田大学文化構想学部の
融合問題と類似点は多いセンター試験を使わない手はありません!!

センター試験は

出題方法
レベル
分量

で早稲田と一致する!!

早稲田大学をはじめとした難関私大の融合問題の対策は一見すると
何をしていいかわからない、という声が多くあげられますが、
そういう時こそ、「基礎」に戻るのが最良の手段です。まさに、原点回帰ですね。
センター試験で得点できるということは、圧倒的な「基礎力」があるという証拠です。
早稲田といえども設問の要求内容は「基礎力」ということに変わりありません。

古文の基礎力を高め、
ぜひ、融合問題のマスターを目指してください。

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