早稲田か慶應で迷っています

早稲田と慶應どちらかを第1志望にしたいです。 文化祭などを見学して、大学の雰囲気を見てから高3になるまでに決めたいです。 勉強の面から決めるとすると、高2の段階から入試対策などが変わってくると思いますが、どんな勉強をしたほうがいいですか?

高2 そーいち (私大文系志望)

そーいちさんは商学部を志望しているということなので、早稲田、慶應のそれぞれの商学部についての、具体的には、英語の入試問題について解答をします。

早稲田と慶應の商学部の英語の難易度

まずは、英語の難易度についてです。早稲田大学と慶應義塾大学ともに、英語の語彙のレベルは、基本的な英単語が70%で難しいレベルの英単語が30%といった割合になっています。

つまり、基本的な英語の単語が大半で、難しい英単語といっても、英単語帳に載っていない英単語は少ないです。

なので英単語帳1冊を完璧にしておけば、早稲田、慶應の入試問題において語彙で困る、英文が読めないといったことはなくなります。

早稲田と慶應の商学部に必要な英単語力とは?

しかし、早稲田、慶應の商学部の問題の英単語は「普段使わない意味」を使ってくることが多いです。

なので、英語の単語で意味が複数あるものは、単語帳で赤字になっている意味だけでなく、複数の意味まで暗記し、さらに多義語の意味までしっかり使い分けられるように対策しておくことが必要になります。

たとえば、「料金を表す英単語」や「『話す』という意味の英語」などの同じ意味の英単語で使い分けが複雑なものをきちんと区別するということです。
そのためには、1日の覚える英単語の数を減らしてでも、「黒字の意味」「多義語」まで完璧に覚えることをする必要があります。

次に、早稲田と慶應の実際の英語の入試問題の形式に則った勉強法を解説していきます。

早稲田大学商学部の英語の出題形式

早稲田大学商学部の英語入試問題では、例年大問が5題設定されており、会話文1題と読解4題という出題形式です。その中でも

「空欄補充問題」
「内容一致問題」
「指示語指摘問題」
「同意語指摘問題」
「同意語句選択問題」
「英文和訳問題」
「和文英訳問題」が出題されます。

早稲田の商学部では比較的、オーソドックスな問題が多く出題されます。
そのため、全てのパターンの問題を対策しておく必要があります。

特に、「空欄補充問題」「内容一致問題」「同意語句選択問題」の対策をしておく必要があります。この3つの出題形式が点数を大きく左右するからです。

この3つの問題を解く上で必要な力は「英文法」と「短文和訳」です。それについて詳しく知りたい方は、ほかの記事を読むか、ご質問ください。また、さらに具体的な回答が欲しい方もご質問ください。

慶應義塾大学商学部の英語の出題形式

慶應義塾大学商学部の英語入試問題では、例年大問が7~8題設定されています。その中でも、

「空欄補充問題」
「内容一致問題」
「内容説明問題」
「文法・語彙問題」
「主題選択問題」が出題されます。

早稲田大学の商学部同様に、オーソドックスな問題が多く出題されるため、慶應義塾大学の商学部を受けるにしても全てのパターンの問題を対策しておく必要があります。

さらに、慶應の商学部の問題は、制限時間に対して文章量が多いです。

なので、普段から長文の問題集で演習していく時に、1日に4~5題の長文を連続して解き、スピードとスタミナをつけることが大切になります。

以上が早稲田大学、慶應義塾大学の英語の入試問題勉強対策についてです。

早稲田大学の入試や慶應義塾大学の出題傾向などについて、さらに詳しく知りたい方は、コーチングなどを使って相談してください。

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