世界史の問題演習におすすめの参考書と使い方

来年の大学受験の社会科目を世界史で受けようと思っています。授業で習ったことを復習するために問題演習用の参考書を探しています。おすすめの参考書とその使い方もを教えてください。

高3 まゆみ (慶應義塾大法学部志望)

「実力をつける世界史100題」の特徴

「実力をつける世界史100題」は一問一答形式の参考書で、語句を問う大学の問題に適しています。「まゆみ」さんは私立の慶應義塾大を第一志望にあげていますね。私立大学は語句を問う問題が出題されるのでこの参考書で重要語句を完璧にしていきましょう。また☆の数でレベルが付けられており、自分の志望校に合わせて覚える範囲を決めることができます。この参考書を全て完璧に暗記することが出来れば世界史は「早慶、最難関国公立レベル」まで完璧になります。

「実力をつける世界史100題」の使い方

「実力をつける世界史100題」は次のやり方で進めていくと効率的です。

①講義系参考書を範囲を区切って読む。

まずは講義系の参考書を用意して、時代背景をイメージしながら自分で世界史の流れを頭の中で構成して読んでいきましょう。無理に読んだ箇所全てを暗記しようとしないことがポイントです。

②講義系参考書で熟読した範囲を「実力をつける世界史100題」で演習する。

「実力をつける世界史100題」の問題部分を全問正解できるようにしましょう。時間があまりかからないようにするのがポイントです。

③間違えた範囲は講義系参考書を再度熟読し、「実力をつける世界史100題」の間違えた問題をもう一度演習する。

何回繰り返してもいいので、完璧に世界史の流れを理解しましょう。そして”重要語句のインプット”を完璧にします。

④自分に合ったアウトプット用の参考書で「実力をつける世界史100題」の該当範囲の問題を解く。

全ての時代を覚えてから問題演習に進むのではなく、一つ一つの時代を覚え次第問題演習でアウトプットすることがポイントです。しっかり完璧に問題が解けるようになってから先の時代に進んでいきましょう。

実は世界史は素直に「重要語句が聞かれるパターン」の問題がそこまで多くはありません。逆に重要語句が問題文に入り、その周辺の出来ごとや流れを中心に聞かれることが多いです。 ①~④のように丁寧に参考書を解いていき、必ず問題まで完璧に覚えて、一問一答の解答語句から問題文や問題文以外の知識を連想できるようにしましょう。

しかし、世界史の語句を覚えていたとしても「流れ」が完璧でなければ意味がありません。講義系の参考書やアウトプット用の参考書を活用しましょう。どの参考書を使って良いかわからない場合はコーチングでお気軽に質問してください。あなたに合った参考書を提案いたします。

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