センターレベルの英語長文が読めて、かつ、点数をそこから伸ばしていきたいのであれば、「基礎英語長文問題精講」という参考書を使って勉強することをオススメします。
以下で、「基礎英語長文問題精講」の概要と勉強法を解説していきます。
基礎英語長文問題精講の概要
大切な構文や文法が解説にまとまっているので、分かりやすい構成となっています。
基礎英語長文問題精講で使われている英文は一文ずつ構文を取りながら読むことが可能です。さらに、英文法がどのように英長文の中で使用され、どのように和訳に関わるかを理解できます。和訳しながら英文を精読するのにも適しています。基礎英語長文問題精講を全て完璧にするとGMARCH・難関国公立レベルの英長文が読めるようになります。
なので、英語長文の点数を伸ばしたい人に最適な参考書となっています。
また、基礎英語長文問題精講は1ヶ月間程度で完成させることができます。なので、「長文読解力」を一気に伸ばすには最適な参考書であるとも言えます。
基礎英語長文問題精講を完成させてから過去問を解くと、より効果的に英語の勉強を進めることができます。
基礎英語長文問題精講の勉強法
①構文読解力を伸ばす
まずは、演習問題の文章の構文(SVOC)を振りながら読んでいきます。これは、英文を正確に訳していくために必要な構文を取る力を養うためです。
ここでの注意点は、分からない・知らない英単語があってもすぐには調べず、その英単語の意味を予想して和訳していくことです。
②長文読解力を伸ばす
演習問題の設問に答えます。この参考書の問題の難易度はGMARCH・難関国公立レベルになっています。なので、自分の長文読解力や英文法力を試してみるつもりで英文を読んでいきます。
③文章のポイントの理解・暗記
理解で終わるだけでは成績アップには繋がりません。なので、解答・解説にある、文章のポイントを全て覚える必要があります。また、基礎英語長文問題精講の解答・解説にある文章のポイントは、全て覚えないと英文を読めるようにはなりません。抜けがなく完全に暗記します。
その時に、ポイントの数を具体的にして、ゴールを明確に設定すると暗記しやすくなります。
「基礎英語長文問題精講」勉強法まとめ
・基礎英語長文問題精講は構文読解力を養うことが目標。
・問題が解けるだけでなく、全ての文章が全文和訳出来るようになってから次に進む。
・短文和訳力は英語長文をマスターする上で必須の力。
・曖昧のまま解くのではなく、しっかりと細かい箇所にも注意して勉強する。
GMARCH・難関国公立の長文問題で構文を取って読むことができたら完璧です。英語の精読が出来ないと、選択肢が英語で書かれている大学の問題は選択肢すら理解できないことになってしまう。さらに、長文がなんとなく理解できたとしても解答のヒントが書かれている箇所をしっかり和訳出来ないと答えに結びつけることが出来ません。
「長文読解力」とともに「短文和訳・構文読解」の力も一緒につけて効率よく英語の勉強を進めましょう。
プロの指導でも勉強法の相談を受け付けています。そちらもご利用ください。