漢文の参考書を使った勉強法を知りたい

入試まで残り4ヶ月なんですが、漢文の勉強をするのにオススメの参考書とその参考書に合った勉強法を知りたいです。 教えていただけないでしょうか?

高3 ちっちー (早稲田大志望)

残り少ない期間で漢文の勉強を進めたいということであれば、「漢文早覚え速答法」という参考書を使うことオススメします。
この「漢文早覚え速答法」は1ヶ月ほどで完成させられる参考書のボリュームになっています。

参考書の構成

「漢文早覚え速答法」は3部構成になっており、巻末にはセンター漢文と私大・記述対策問題集が付随しています。また、各章の最後にも漢文の入試問題がついていて、勉強して覚えられれば即実践力が身につけられるようになります。
以下は各章(CHAPTER)の解説です。

CHAPTER1

漢文を読み解く上で必要な「句法」「識別法」などが”10のいが読み公式”という形式で記載されています。

CHAPTER2

漢文の問題を読み解く上で最低限必要な92個の漢字が記載され、それぞれの漢字に、読み、意味、例文が付いています。

CHAPTER3

漢文問題を作成する出題者の意図を読み解く、点数を取るための最終段階が解説されています。

「漢文早覚え速答法」の勉強法

この参考書では、CHAPTER1とCHAPTER2を主に勉強していきます。
以下でその勉強法の流れを説明していきます。

①CHAPTER1の”10のいが読み公式”の解説部分を読み進める

ここでは、漢文の「句法」「識別法」など漢文を理解するのに重要なポイントを暗記します。

②解説の途中にある「練習問題」「例題」を解く

解説部分を見ずに解くことが重要です。

③再度「練習問題」「例題」を解く

2回目に解くときも解説部分は見ません。解き直しの段階でも、何も見ずに解けるようにします。漢文の入試問題を丸暗記するのではなく、漢文のポイントを頭に浮かべながら解くようにするのが大切です。

④「練習問題」「例題」を解き終わったら「入試問題」を解く

入試レベルの漢文問題を解けるようにします。③~④で間違えた問題があれば解説部分を読み直しします。そこでは、理解が足りなかった部分を確認して、理解できるようにします。

⑤CHAPTER2の漢字92個を全て暗記する

繰り返しになりますが、漢文の問題を読み解く上で最低限必要な漢字なので、全て完璧に暗記します。

漢文早覚え速答法の注意点

「漢文早覚え速答法」での勉強では、①~⑤までを完璧にできなければ、CHAPTER3に取り組んでも意味はありません。
「漢文早覚え速答法」は1ヶ月ほどで終わらせるペースが目安ではありますが、少し時間が掛かってもいいので、①~⑤までを完璧にしましょう。
「漢文早覚え速答法」で①~⑤までを完璧に勉強して、記載されている句法を全て暗記することができれば、大学受験の漢文に出てくる句法が網羅できます。

漢文を読み解く上で大切なのは、「早く正確に句法・文法の識別が判断できる」ことです。
その力を身につけるためには、この参考書で登場する句法・漢字を全て暗唱できる位まで暗記することが必須です。
漢文早覚え速答法で「早く正確に句法・文法の識別が判断できる」力を身につけてください。

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