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マナビライトのFCとは?講師を置かない大学受験塾の仕組みと費用

「講師がいない教室で、本当に指導が回るのか」「ほかの塾の FC と比べて、お金と仕事はどう違うのか」。マナビライトの FC を調べ始めると、募集ページを読んだあとにも、こうした疑問が残ることがあります。

はじめに一つ確かめておきたいのは、講師を置かないことは、オーナーの仕事がなくなるという意味ではない点です。教えることと先生を選ぶことは本部が受け持ちますが、入会までの面談(営業)と入会後のご家庭の対応(CS)はオーナーが受け持ちます(ご家庭との面談は、雇ったスタッフに任せることもできます)。集客も、自分で集めるか本部の代行を使うかを選びます。

この記事では、加盟を考える方が抱く疑問の順に、指導の担い手、オーナーの仕事と教室に要るもの、お金と黒字になる人数、ほかの塾 FC との違いを取り上げます。条件は2026年10月時点の募集ページの内容で、変わることがあります。最新の条件は個別説明会で確かめてください。

読み終えたら、教室を新しく持つか今の場所に間借りするか、集客を自分でするか本部に任せるか、手元の資金でどう始めるかを、説明会で聞く質問として書き出してみてください。

目次

マナビライトの加盟校では、教えることも先生を選ぶことも本部が受け持ちます

先生選び・カリキュラム・1対1のライブ指導・録画とカルテという、本部が持つ指導の流れを4つの段階で示した図

生徒は加盟校の教室のPCの前で、本部が選んだ先生から1対1のライブ指導を受けます。映像授業ではありません。先生は全国の自宅から指導するため、加盟校に講師はいません。マナビライトは総合型選抜・学校推薦型選抜の対策を主軸にした大学受験の塾で、モデルケースの月謝は1人10万円(税別)です。2025年度の大学入学者のうち、総合型選抜は19.5%、学校推薦型選抜は34.1%でした(文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」)。

先生は、全国7,271人の応募から採用した先生の中から、生徒の10項目のデータで選びます

応募した先生は、47都道府県の大学で学んだ7,271人です(2026年10月2日時点)。先生を選ぶ前に、志望大学・学部、使う入試方式、必要な対策、評定平均、模試の偏差値と科目、部活動・資格、性格や話し方など、生徒の10項目のデータをそろえます。AIが受験相談の記録を読んで候補を5名に絞り、決めるのは本部の担当者です。

例えば、教育学部で探究学習を学びたい生徒と、水産を学びたい生徒では、面接で掘り下げたい話がまったく違います。教科の得意不得意だけで先生を決めると、この違いが抜けます。

ただし、先生選びを本部が行っても、加盟校が生徒のことを知らなくてよいわけではありません。入会後にご家庭と先生の間に立つのは加盟校なので、面談で聞いた志望や評定、部活動の様子は押さえておく必要があります。

全国の先生にするのは、分野の合う先生を選ぶためです

教室の近くで先生を探すと、選べる幅は狭くなります。マナビライトの登録では、同じ県の先生だけで選ぶと候補は登録の3%に減ります。全国から選んだ結果、今指導中の組の88%は、先生が生徒と別の県に住んでいます(社内システム、2026年9月27日時点。生徒の高校と先生の住所の県が分かる346組)。

例えば、映像を大学で学んだ先生に限ると、生徒と同じ県に1人でもいる確率は、同じ登録で8%でした。近くの大学生だけで講師を集める形では、こうした分野を志望する生徒に、その分野を学んだ先生を付けるのは難しくなります。

ただし、これらはマナビライトに登録した先生の中での数字で、ほかの塾にそのまま当てはまるものではありません。

指導の中身は、録画とカルテとカリキュラムで本部が確かめます

カリキュラムは、709単元から生徒に必要な単元だけを選んで並べ、単元ごとに期日とステータスを持ちます(2026年10月時点)。毎回の指導は録画し、先生が「マナビカルテ」という報告を書きます。録画は文字に起こしてAIが全件を採点し、気になる指導だけを本部へ回します。生徒とご家庭は、マイページで録画とカルテを見られます。

例えば、保護者から「オンラインで、ちゃんとやっているのか」と聞かれたときに、オーナーが答えの拠り所にできるのが、この録画とカルテです。ただし、こうした仕組みがあっても、合格を保証するものではありません。

オンラインの指導でも教室を置くのは、通って集中できる場所をつくるためです

スマホやきょうだい、自分の机がないといった理由で、家では集中しきれない子がいます。教室があれば、通ってPCの前で指導を受け、自習もできます。町に相談できる場所があること自体が、この入試の準備が要ると家庭が気づくきっかけにもなります。

その代わり、教室を持たずにオンラインで完結する形の FC と比べると、教室の分だけ初期費用がかかります。この点は、比べるときに外せない違いです。

オーナーの仕事は営業とCSで、集客は自分で集めるか本部に任せるかを選びます

オーナーが行うのは、入会までの面談(営業)と、入会後のご家庭の対応(CS)です。営業では、届いた相談に連絡し、面談で合格までに何が必要かを伝えて、入会の手続きまで行います。CSでは、ご家庭と先生の間に立ち、相談や要望、継続・退会の手続きに対応します。

集客代行を選んでも、相談を受けてからの面談は加盟校が行います

集客代行では、本部が広告を出し、届いた相談を配分のルールに沿って加盟校へ渡します(紹介先はご相談の方のお住まいの都道府県で決めます)。費用は、申し込んだ加盟校のマナビライトの売上全体(受講料・入会金・講習費・教材費。自分で集めた生徒の分も含む)の20%で、広告費を先に払う必要はありません。今の塾でご自身が教えている授業の売上にはかかりません。自分で集める形なら、代行の費用はかかりません。渡す件数は加盟校ごとに月単位で決め、地域の反響数をもとに個別説明会で伝えます。件数は地域によって差があり、生徒の数を保証するものではありません。

例えば、代行で相談が届いても、面談で入会の手続きまで進めなければ生徒は増えません。代行を選ぶかどうかは、売上全体の20%という費用と、自分で集める手間のどちらを取るかで考えます。

講師を雇わない代わりに、教室を開けている時間に誰がいるかを決めます

講師を雇わないので、講師の募集・面接・シフト管理はありません。マナビライトで新たに雇う人は0人です。ただし、教室を開けている間は、オーナーご自身かスタッフが1人いる必要があります。ご家庭との面談も、オーナーご自身でも、雇ったスタッフに任せてもかまいません。任せる場合は、そのスタッフにもオーナーと同じ研修を修了してもらいます。本部が代わりに面談することはありません。スタッフを置く場合はその費用が加わり、募集ページの収支のモデル(固定費 月20万円)には入っていません。

面談の相手は高校生と保護者なので、面談は夜と休日に寄ります。今の仕事を続けたまま始めることもでき、軌道に乗ってから専念するかどうかは自分で決められます。例えば、本業の勤務が18時までなら、平日の夕方に教室を開けている間は誰がいるのかを先に決めないと、面談の予定が組めません。勤務先の副業の決まりも、自分で確かめてください。

営業の経験がない方が面談の進め方を身につけられるよう、本部の研修アプリと研修制度があります。開業前の研修はオンラインで、ご自身のペースで進めます。

校舎に要るのは、小さな教室とPCと机、自習の席、ご家庭と面談する人です

教室は、パーテーション・面談ブース1室・外の看板があれば始められ、内装工事は要りません。今の教室に間借りする形でも構いません。自宅とは別の場所であれば、事務所の空き部屋やご自身の持ち物件、使用料を払って人の教室を借りる形も、間借りと同じ扱いです。自宅の一室では開業できません。要らないのは、講師の採用・育成・シフト管理、教材の仕入れ、内装工事です。

例えば、すでに習い事の教室や事務所を持っている場合は、空いている時間帯や一角を使えるかを先に確かめます。場所代がかからない間借りなら物件費は0円です。使用料を払う場合は、募集ページの試算の固定費のうち家賃15万円の所が、その使用料に代わります。PCとヘッドセットは、間借りでも、同じ時間に指導を受ける生徒の数だけ要ります。建物を借りているなら、別の事業に使ってよいかを貸主との契約で確かめておくと安心です。

「仕組みは分かったけれど、自分の場合、教室を新しく持つのと間借りするのとで、手元に残る額はどれだけ違うのか」。ここは家賃や集客の形で答えが変わるため、募集ページのモデルだけでは決めにくい所です。物件が決まっていない段階でも、家賃の見当を置けば比べられます。

個別説明会で試算・相談できること

  • 新しく教室を借りる場合と今の場所に間借りする場合で、手元に残る額を試算します
  • 集客を自分でするか代行にするかで、毎月の手元に残る額がどう変わるかを比べます
  • 加盟金の分割や、日本政策金融公庫・銀行からの借入の進め方を一緒に考えます

本部へのお金は、はじめの加盟金と、毎月の売上に対する割合に分かれます

年齢も教えた経験も問わず、20代からでも始められます。加盟金を一括で用意する必要はなく、加盟金の分割、物件・什器の分割、日本政策金融公庫や銀行からの借入のサポート(事業計画の作り方から)があります。分割と融資には審査があり、回数や条件、借入が通るかどうかは一人ずつの状況によります。融資を保証するものではありません。

はじめに要るお金金額中身
加盟金400万円(税別)。市区町村の1校目は、加盟校が10校開校するまで300万円(税別・税込330万円)はじめに1回だけ。研修費・開業サポート費と教材・システム一式を含み、追加の購入はありません
物件・什器(教室を持つ場合)〜150万円場所代がかからない間借りなら物件費0円(PCとヘッドセットは同じ時間に指導を受ける生徒の数だけ要り、物件の契約のお金がかからないぶん〜150万円より少なく済みます)
開業に必要な総額市区町村の1校目の場合300万〜450万円(そうでない場合は400万〜550万円)黒字になるまでの家賃などの運転資金は、この総額とは別に要ります

表は2026年10月時点の募集条件です。1校目の条件は、個別説明会でお問い合わせください。費用の全体は加盟オーナー募集のページでも確かめられます。

毎月の本部への支払いは、教師への指導料(売上の20%)、ロイヤリティ(売上の12%)、申し込んだ場合だけの集客代行(売上の20%)で、どれも売上に対する割合です。指導料は生徒を教える先生への支払いで、生徒が少ない月は少なく済みます。ロイヤリティは、先生選び、カリキュラムの更新、指導の確認、システムの運用など、開業したあとも本部が持ち続ける仕事の費用です。

生徒がいない月の本部への支払いは0円です。ただし、教室の家賃などの固定費は、生徒の数に関係なくかかります。例えば、家賃15万円の物件を借りて開業した月に生徒が0人なら、本部からの請求は無くても、15万円は出ていきます。開業前に、何か月分の固定費を手元に残しておくかを決めてください。

黒字になるのは、自分で集めれば3人から、本部にまかせても5人からです

自分で集める・教室を持つ場合に、在籍3人・5人・10人・16人で月に手元へ残る額の試算を示した棒グラフ

月謝10万円から、先生への指導料2万円(20%)とロイヤリティ1.2万円(12%)を引くと、自分で集めた場合は生徒1人で6.8万円が残ります。集客代行を申し込んだ場合は、さらに2万円(20%)を引いて4.8万円です。教室を持つ場合の固定費を月20万円(家賃15万円・雑費5万円の想定)とすると、20万円÷6.8万円=2.9人で3人から、20万円÷4.8万円=4.2人で5人から黒字になります。

募集ページの試算で月に手元へ残る額は、自分で集める場合に在籍5人で+14万円、10人で+48万円、16人で+88.8万円です。本部にまかせる場合は、5人で+4万円、10人で+28万円、16人で+56.8万円です。どれも税引前で、オーナーの報酬を含み、税金と借入の返済は含みません。月謝10万円・教室を持つ場合のモデルケースで、教室型の加盟校の実績はまだなく、保証するものではありません。実際の収支は地域・物件・入会の状況で変わります。

例えば、16人の行だけを見て開業を決めると、そこに届くまでの月の手残りが抜けます。最初の数か月を3人や5人の行で過ごせるかを、先に確かめておくと判断を誤りにくくなります。

ほかの塾 FC と比べるときは、運転資金まで入れて同じ項目で並べます

一般的な学習塾FCとマナビライトを、講師・教室・オーナーの常駐・集客の4項目で比べた図(一般的な学習塾FCの欄は社によって異なる)

募集ページは、同じ学習塾の FC と項目ごとに並べています。数字の行を抜き出すと、次のとおりです。

項目一般的な学習塾 FCマナビライト
開業に必要な総額480万〜1,500万円(大学受験・個別指導の6社。運転資金が別に必要な場合はそれを含めた総額)300万〜450万円(市区町村の1校目の場合。そうでない場合は400万〜550万円)。運転資金は含みません
黒字になる生徒の数8〜30名ほど(公表している社の例)3〜5人(自分で集めれば3人から)
生徒がいない月の支払いFC によっては、定額のロイヤリティやシステム料本部への支払いは0円(家賃などの固定費はかかる)
開業までの期間物件・内装・講師の採用で数か月最短2週間(今の教室に間借りする場合)

一般的な学習塾 FC の欄は、各社の FC 募集ページと FC 比較サイトの公開値をまとめたものです(2026年9月時点)。総額と黒字の人数以外の行は一般的な形で、社によって異なります。マナビライトの数字はモデルケースで、収益を保証するものではありません。

例えば、総額の行だけを見ると差が大きく見えますが、一般的な学習塾 FC の欄は運転資金を含めた額で数えているのに対し、マナビライトの300万〜450万円には黒字になるまでの家賃などが入っていません。運転資金の目安は、教室を借りる場合で毎月の固定費の6か月分です。比べるときは、マナビライトの側にこの運転資金を足して並べてください。

ただし、どの形にもリスクはあります。講師を置かない形でも、面談で入会まで進められなければ売上は立ちません。学習塾に限らなければ、店舗を持たない業種にはもっと初期費用の軽い FC もあります。

加盟を決める前に聞かれることの多い質問に、募集ページの条件で答えます

開業まで、どのくらいかかりますか?

ご予約から開業まで、最短2週間です。流れは、ご予約、オンラインで30〜60分の個別説明会、審査・ご契約、オンラインでご自身のペースで進める研修、開業(反響の受け入れの開始)の順です。

研修の進み方や物件の準備によって、期間は人ごとに変わります。最短の日数を前提に、今の仕事の予定を組まないほうが安全です。

契約の期間や、やめるときの取り決めはどうなっていますか?

契約期間は5年で、以降は自動更新です。中途解約、違約金、契約終了後の取り扱い、生徒の帰属は加盟契約書に定めていて、ご契約の前に事前開示書面で説明があります。

事前開示書面と加盟契約書をお渡しして説明したあと、7日以上あけてからご契約いただきます。業界団体の日本フランチャイズチェーン協会も、契約書を渡してから7日以上の考える期間を置くことを自主的な基準にしていて、塾のように法律で開示が決まっていない本部も対象です。その間に家族と一緒に読むと、聞き漏らしに気づきやすくなります。

教材やシステムを、別に買う必要はありますか?

加盟金に、マナビカルテ・マナビポータルなどの教材とシステム一式が含まれていて、追加の購入はありません。教材の仕入れも要りません。

開業したその日から、本部と同じ仕組みを使えます。

総合型選抜や推薦入試に詳しくなくても、面談で入試の話ができますか?

進路の設計と教科の指導は、本部の先生が受け持ちます。オーナーが面談で伝えるのは、合格までに何が要るかという全体の見取り図です。

面談の進め方と入試の知識は、研修サイトの教科書で学べます。ただし、学んだ知識を面談で使いこなせるかは、練習の量にもよります。開業前の研修の時間を、本業の予定の中にあらかじめ確保してください。

スタッフを置くと、収支はどう変わりますか?

募集ページの試算は、固定費を月20万円(家賃15万円・雑費5万円の想定)として計算していて、スタッフの費用は入っていません。スタッフを置く場合は、その分だけ毎月の手残りが減り、黒字になる人数も増えます。

何時間お願いするか、いくら払うかで額が変わるため、自分の条件で試算して確かめます。

加盟するかどうかは、教室の形と資金の数字をそろえてから決めましょう

マナビライトの FC では、教えることと先生選びを本部が受け持ち、オーナーは営業とCSを行い、集客は自分で集めるか本部の代行を選びます。お金は、はじめの加盟金と物件・什器、毎月の売上に対する割合に分かれ、生徒がいない月の本部への支払いは0円です。

迷いやすいのは、総額や黒字になる人数の少なさだけを見て、運転資金と営業の手間を後回しにすることです。黒字になるまでの家賃を何か月分用意するか、面談に使える時間が週にどれだけあるかは、加盟を決める前に自分で書き出せます。

教室の場所や開業の月が決まっていなくても構いません。教室を持つか間借りするか、集客をどうするか、資金をどう集めるかの見当があれば、話を始められます。

自分の条件で数字を出したい場合は、無料の個別説明会で、収支の試算をその場で受け取れます。資金の集め方も一緒に考えるので、物件の家賃の見当と、用意できる自己資金の額をメモしておくと試算に使えます。オンラインで30〜60分のため、ご家族とご一緒に聞くこともできます。

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