「日本大学国際関係学部の推薦を受けたいけれど、評定と英語資格のどちらが必要なのか」「総合型は第4期まであるなら、出願直前から準備してもよいのか」。調べるほど方式名が増え、何を学校へ確認し、どの試験を練習すればよいか迷いやすくなります。最初に分けたいのは、出願できる条件と、選考で示す力です。
この記事では2027年度の総合型第1〜4期と学校推薦型選抜の公募制を、募集要項と所定用紙で確認します。総合型の事前書類と正式出願、公募の評定3.7と追加条件、10分の個人発表、グループ討論、60分小論文と面接まで、必要な準備を具体的に説明します。
読み終えたら、本人の記録を高校へ示す作業と、下書き・答案・発表を直す作業を分けられます。2026年10月22日時点で第1期・第2期の試験は終了しており、第3期の事前提出と公募制の出願は11月からです。期限だけでなく学校への依頼と当日の練習を確かめ、大学で学ぶ目的を本人の言葉で伝える準備へ進みましょう。
この記事で分かること
- 総合型4期の方式・日程と、事前提出が必要な理由
- 公募制の成績・資格・推薦書の条件
- 志望理由書、課題論文、発表・討論・小論文の対策
- 自分・学校・専門家で分ける確認と、学年別の準備

日本大学国際関係学部の推薦|総合型4期と公募制は、同じ準備では受けられません
「日大の国際関係学部なら、志望理由と面接を準備すればよい」と考えていませんか。総合型選抜は第1期から第4期までありますが、すべての期で同じ方式を選べるわけではありません。探究の発表、話し合い、小論文と面接など、本人が示す力と提出する書類が変わります。
総合型選抜には、正式な出願より前の書類提出があります。書類審査で出願許可を得てから、出願登録や検定料の支払い、調査書の提出へ進みます。出願期間だけを見て準備すると、入口の書類提出が終わっているという行き違いが生じます。
総合型選抜
第1〜4期から、実施される方式と要件を確認します。事前の書類提出と正式出願は別です。
各期の事前書類提出と、方式別の課題を先に開きましょう。
学校推薦型選抜・公募制
学校長推薦と成績等の条件を確認し、書類、小論文、面接を準備します。
高校へ正式な成績と学校長推薦の手順を確認してください。
2027年度入試は、2026年秋から2027年春の手続です
この記事では2027年4月入学に向けた公式案内と募集要項を確認します。2026年10月22日時点で、総合型第1期・第2期の試験は終了しています。これから準備する受験生は、第3期の事前書類提出、公募制の出願、第4期の条件を区別してください。
例えば、公募制は11月2日から5日の郵送必着、第3期の事前書類は11月2日から6日の郵送必着です。始まる日は同じでも、提出するものとその後の手続は違います。「11月に願書を出す」とだけ予定に書かず、方式と書類の役割を高校へ伝えましょう。
方式選びは、条件の確認と試験対策を分けます
総合型に評定の一律の出願基準がないことは、学習を見ないという意味ではありません。調査書を含む書類や選考課題を通して評価されます。公募制の成績条件を総合型へ移すことも、総合型だから評定は関係ないと説明することも避けてください。
本人がどの要件に当たるかは、高校の記録と当該年度の要項で確認します。その後、発表の録音、小論文の答案、書類の下書きを使って、準備の不足を点検しましょう。出願できることを確認した段階から、選考で学ぶ目的を伝える段階へ進むことが重要です。
出典:2027年度総合型選抜の公式案内。
国際総合政策学科と国際教養学科|「英語が好き」の先にある学ぶ理由
「国際関係」という学部名は分かっても、二つの学科の違いを説明できないことはありませんか。国際総合政策学科は政治、法律、経済、経営、観光、情報や国際協力などを通して問題を考えます。国際教養学科は文化、歴史、思想、言語などの理解から、人と人の関係を深めます。
両学科には共通する学びもあります。外国語を使いたいという希望だけでは、どちらを選ぶ理由かが十分に伝わりません。何を理解するために言語を学び、どの問題を大学で深めたいのかを、公式の学科紹介と照合してください。
| 国際総合政策学科 | 国際関係・国際ビジネス・グローバルスタディ・グローバル観光の4コースを案内しています。 |
|---|---|
| 国際教養学科 | 国際文化・国際コミュニケーション・グローバルスタディ・グローバル観光の4コースを案内しています。 |
同じ観光への関心でも、問いの立て方が変わります
例えば、観光客と地域の暮らしの両立に関心がある場合、交通や経済、政策の面から考えることも、地域の歴史や文化の伝え方から考えることもできます。関心の対象が同じでも、何を知りたいかによって読むべき授業紹介は変わります。
まず、本人が説明したい疑問を一つ選び、学科紹介のどの内容に関係するかを先生へ示してください。「この学科なら何でも学べる」という言い方ではなく、必要な知識や調べ方を具体的にします。授業名を暗記するより、その授業が自分に必要な理由を話せることを優先しましょう。
| 経験の紹介 | 行った場所や活動名だけでは、大学での学習目的は伝わりません。 |
|---|---|
| 学問との接点 | 経験で分からなかった点を示し、どんな知識で理解したいかを説明します。 |
学ぶ場所は静岡県三島市です
日本大学という名前から、東京の校舎へ通うイメージだけで進路を決めていませんか。国際関係学部は静岡県三島市にあり、本校舎と三島駅北口校舎を案内しています。学部選びでは、学問の内容とともに生活や移動の条件も家庭と確認してください。
入試会場は、普段の学びの拠点を知っているだけでは確定できません。受験する期の要項と受験票で、指定校舎と集合時刻を読み合わせます。例えば、三島駅に着く時刻と試験室に着席する時刻は別なので、駅からの移動まで含めて計画しましょう。
出典:国際総合政策学科の公式紹介。
学科を比べる際は、国際教養学科の公式紹介と、キャンパスへの交通アクセスも読み合わせてください。
総合型の出願手順|無料の書類審査から、出願許可後の手続へ
「Web出願を済ませてから志望理由書を書けばよい」と考えていませんか。国際関係学部の総合型選抜では、先にエントリーシートや志望理由書、課題論文、方式別書類を提出します。大学が出願資格や要件などを審査し、出願許可者へ結果を通知する流れです。
この事前の書類審査の段階までは、入学検定料は徴収しないと案内されています。ただし、無料の段階だから軽い確認だけだと考えないでください。出願許可が必要な手続であり、書類の内容や必要な証明をそろえる準備が重要です。
総合型の共通の学歴資格には、高校等を卒業した人や2027年3月卒業見込みの人、通常の12年の学校教育を修了した人などが含まれます。現役生に限る制度ではありません。ただし、高大接続方式には2027年3月卒業見込みという固有の条件があるため、共通資格だけで判断しないでください。
出願許可は、最終の合格ではありません
事前書類の審査を通過したことと、入学が許可されたことは別です。正式出願の後には、各方式の発表、話し合い、小論文や面接があります。許可の通知が届いたら、何をいつまでに提出するかを読み、当日の課題の練習を続けましょう。
正式出願では、出願確認票と出身学校調査書等を提出します。出願確認票は、インターネットで登録し検定料を支払った後に印刷できます。調査書の封は開けず、内容の疑問は高校へ確認してください。本人が印刷できるものと、学校が発行するものを分けると準備が進みます。
| 事前の書類 | 本人の学ぶ理由、課題への考え、方式の要件を確かめる資料を用意します。 |
|---|---|
| 正式出願の書類 | 出願許可後の案内に従い、登録内容と調査書等をそろえます。 |
通知日は、家に届く日と一致しません
事前審査の通知日は、大学からの発送日として案内されています。地域によって受取までの日数が変わるため、当日に届かないことだけで結果を推測しないでください。通知が届いたら、本人が次の登録・納入・提出を確認します。
例えば、家庭で郵便を受け取る人と、本人が違う場合は、入試関係の通知が来たら知らせてもらえるようにします。出願期間の短い第4期では、とくに受取後の作業を先に理解しておくことが大切です。書類の到着を待つ間も、発表や小論文の練習を止めないようにしましょう。
出典:2027年度総合型選抜の公式案内。
総合型第1期|探究型プレゼンテーション方式と高大接続方式
「第1期は早い時期の面接」とだけ覚えていませんか。第1期は探究型プレゼンテーション方式と高大接続方式を確認します。どちらも個人発表に向けた準備が必要ですが、出願要件を示す資料は同じではありません。
2027年度の募集は国際総合政策学科15人、国際教養学科10人です。人数は方式を知るための情報であり、本人の合格しやすさを直接示すものではありません。探究の経験か高大連携の学習かを、本人の記録と要項で照合してください。
| 事前書類 | 2026年9月1日〜4日の郵送必着です。審査結果の通知発送日は9月11日です。 |
|---|---|
| 正式出願 | 9月17日〜24日の郵送必着です。試験日は10月3日です。 |
| 合格後 | 合格発表は11月2日13時、入学手続締切は11月10日です。 |
活動の発表と、大学で学ぶ理由をつなげます
探究型では、何を調べたかだけでなく、なぜその問いを選び、どの方法で確かめ、どこまで分かったかを説明します。高大接続方式では、対象となる学習を経験しているかを先に確認し、その学びを本人の言葉で振り返ります。どちらも、学んだ内容の紹介だけで終えない準備を勧めます。
例えば、探究で多言語の案内を調べたなら、案内を集めたことと、利用する人への伝わり方を理解したことは別です。まだ確かめられていない点も示し、国際関係学部の学びで何を深めたいかへ進みましょう。成果を大きく見せるために、行っていない調査を追加してはいけません。
| 本人が説明すること | 問い、方法、分かったこと、残る課題を、実際の記録から確認します。 |
|---|---|
| 先生へ見せるもの | 探究のノートや提出物と発表の下書きを並べ、本人の担当と根拠を点検してもらいます。 |
落とし穴|受講したという言葉だけで高大接続の資格を決めません
大学の授業を聞いた経験があっても、すべてが高大接続方式の対象になるわけではありません。所定の要件と提出する高大連携教育レポートを確認します。一般の公開講座や学校見学を、条件を満たす受講へ読み替えないでください。
第1期を次年度の準備に使う場合、今年度の日付をそのまま翌年へ移しません。受験年度の要項が公表されたら、対象学習、提出用紙、期限を読み直しましょう。早い段階から探究や授業の記録を残すと、必要な事実を後から作り直す負担を減らせます。
出典:2027年度総合型第1期募集要項。
総合型第2期|語学・討論・文化スポーツで選考課題が違います
同じ第2期だから、小論文と面接を全員が受けると思っていませんか。第2期には海外経験・語学力活用方式、ディスカッション方式、文化・芸術・スポーツ等方式があります。ディスカッション方式ではグループでの話し合いを準備し、ほかの二方式の小論文・面接とは分けて考えます。
2027年度の募集は国際総合政策学科45人、国際教養学科30人です。事前書類は9月7日から11日の郵送必着、審査結果の通知発送日は9月28日です。正式出願は10月1日から8日、試験は10月17日で、2026年10月22日時点では試験が終了しています。
| 海外経験・語学力活用方式 | 資格や海外経験を証明し、書類、小論文、面接を準備します。 |
|---|---|
| ディスカッション方式 | 書類とグループディスカッションに備えます。 |
| 文化・芸術・スポーツ等方式 | 該当する実績・活動を証明し、書類、小論文、面接を準備します。 |
実績の証明と、当日に考える力は別です
検定や大会の実績を持っていても、それだけで小論文の課題に答えられるとは限りません。実績を証明する資料をそろえた後は、設問の要求を読み、根拠を使って考えを書く練習を進めます。面接でも、活動名だけでなく、本人が何を判断したかを説明してください。
例えば、チームで結果を出した場合は、全体の結果と本人の役割を分けます。自分が担当していない作業まで成果として話すと、書類や追加質問で説明が合わなくなります。大会の公式記録や顧問の確認と、本人の学びの振り返りを並行して進めましょう。
合格発表と入学手続は第1期と共通です
第2期の合格発表は11月2日13時、入学手続締切は11月10日です。試験を受け終えたら、合否を確認する方法と家庭での手続を読み合わせます。受験済みの人に、新しい成果を追加して送ることを勧めるものではありません。
次年度の受験生は、資格取得や活動記録の準備を秋まで先送りしないようにしましょう。資格は試験を受ける日だけでなく、結果が分かる日と証明書の発行まで確認します。詳しい要件は、自分が使う方式の欄と高校の記録を合わせて確かめてください。
出典:2027年度総合型第2期募集要項。
総合型第3期|11月2〜6日の事前提出から、12月5日の発表・討論へ
「第3期の出願は11月下旬だから、まだ書類を書かなくてよい」と考えていませんか。正式出願は11月16日から26日ですが、その前の事前書類は11月2日から6日の郵送必着です。約束された二段階の手続を、一つの締切として扱わないことが重要です。
第3期は探究型プレゼンテーション方式とディスカッション方式です。海外経験・語学力活用方式や文化・芸術・スポーツ等方式が、第2期と同じように並ぶわけではありません。本人の準備を第3期へ移す場合も、方式と提出用紙を照合し直してください。
| 事前書類と通知 | 2026年11月2日〜6日必着、通知発送は11月13日です。 |
|---|---|
| 正式出願と試験 | 11月16日〜26日必着、試験は12月5日です。 |
| 発表と手続 | 合格発表は12月15日13時、入学手続締切は2027年1月8日です。 |
探究の記録か、話し合いへの準備かを具体化します
探究型では、本人の探究活動を正確に説明することが必要です。ディスカッション方式では、課題論文で準備した考えを他の人へ伝え、相手の意見を受けて話し合う練習を進めます。人前で話すという共通点があっても、練習相手に頼む質問の内容が変わります。
例えば、一人での発表は時間内に終わるのに、話し合いでは相手の発言を受けられない場合があります。録音だけでは見つけにくい不足なので、先生に複数人での練習を相談してください。発言の回数を増やすより、論点を理解し、理由を示しながら議論へ関わることを確かめます。
| 発表の点検 | 問いと根拠、本人の活動、大学で深めたい内容が伝わるかを見ます。 |
|---|---|
| 討論の点検 | 相手の意見を正確に受け、賛否の理由や新たな論点を説明できるかを見ます。 |
募集人数と、準備に必要な時間を混同しません
第3期の募集は国際総合政策学科12人、国際教養学科10人です。第2期より人数が少ないことだけで、個人の合否を予測することはできません。必要な要件を満たすかと、課題に対応できるかを、別々に確認してください。
秋から初めて準備する場合は、探究や学力を積み上げた人と同じ時間の余裕はありません。短期間で十分と決めず、現時点の記録と下書きを高校へ示しましょう。専門家へ相談する際は、書類の内容と当日の発表・討論のどちらが弱いかを具体的に点検してもらいます。
出典:2027年度総合型第3期募集要項。
総合型第4期|春まで待てば条件が緩む、という入試ではありません
「最後の期なら、実績や学ぶ理由をあまり求められない」と思っていませんか。第4期にも、文化・芸術・スポーツ等方式、探究型プレゼンテーション方式、高大接続方式のそれぞれに要件があります。遅い時期に実施されることと、条件がなくなることは別です。
第4期の募集は両学科各5人です。文化・芸術・スポーツ等方式では小論文と面接、探究型と高大接続方式では個人プレゼンテーションを準備します。第3期のディスカッション方式を、そのまま第4期にも使えると思わないでください。
| 事前書類 | 2027年1月25日〜28日の郵送必着です。通知発送日は2月8日です。 |
|---|---|
| 正式出願と試験 | 2月15日〜18日必着、試験日は2月27日です。 |
| 合格後 | 3月12日13時に発表し、入学手続締切は3月25日です。 |
書類を待つ期間にも、選考課題の練習を続けます
正式出願の期間は短いため、学校書類を誰へ頼み、どの程度の日数で受け取れるかを先に確認します。学年末の学校行事や成績処理もあるため、大学の締切と学校の依頼期限を同じにしないでください。出願許可の通知を受けてから、すべてを初めて調べる準備は避けましょう。
例えば、探究の成果物が完成していても、10分で説明できるかは別の確認です。資料を見せる順序、問いへの結論、残る課題を一度通して話し、追加質問を受けます。書類の印刷だけで予定が埋まらないよう、説明を直す時間も確保してください。
専願の意思と入学後の生活は、結果が出る前に確認します
総合型選抜では、学部・学科を第一志望とし、合格した場合の入学を確約する条件を確認します。第4期だけを、結果を見てから進学先を自由に考える制度として扱わないでください。学ぶ内容や三島での生活について、本人と家庭の理解をそろえておく必要があります。
受験相談は、最後の時期だから受かるかどうかを根拠なく判定してもらう場ではありません。要件を確認した記録、答案、発表を使い、残っている不足を明確にするために利用しましょう。学校や大学の確認と、本人の学習を分けて進めてください。
出典:2027年度総合型第4期募集要項。
探究型プレゼンテーション方式|10分の発表に、問い・根拠・学びを残す対策
探究活動を行っていても、発表では何を残せばよいか迷いませんか。探究型は第1期・第3期・第4期にあり、高校での探究の経験や成果を、国際関係学部での学びへどう生かすかを説明します。成果の見栄えだけでなく、本人が考えた過程を伝える準備が必要です。
当日は準備5分、自己紹介を含む発表10分、質疑応答5〜10分、片付け約5分という案内です。自己紹介には出身高校、氏名、志望理由などを含めます。発表だけを10分にしてから長い自己紹介を足さないよう、全体を通して時間を測ってください。
| 発表の中身 | 提出した課題論文と探究活動報告書を基にします。 |
|---|---|
| 評価の観点 | 理解、客観性、独自性、表現、構成、態度や姿勢を確認します。 |
| 使用言語 | 発表と質疑応答は日本語です。英語で話す試験と読み替えません。 |
独自性は、珍しい題材を探すだけでは示せません
本人の疑問や方法、考察のどこに工夫があるかを示しましょう。探究が有名な社会課題を扱っていても、何を比べ、どこに着目したかを説明できます。「誰も考えたことがない」と確認できない主張をする必要はありません。
例えば、学校の案内文を比較したなら、どの表現が分かりにくいと考え、どう確かめたかを話します。本人の印象だけで利用者全員の理解を断定しないでください。客観性の点検では、記録や資料から確かめたことと、自分が考えたことを分けます。
自分でできること|原稿を読まずに、各部分の役割を話します
まず、問い、方法、結果、考察、入学後の学びを一文ずつ説明します。つながらない箇所があれば、言い回しを変えるより記録へ戻ってください。発表を録音したら、聞き手が何を研究した発表か言い直せるかを確かめます。
一人では、自分が知っている背景を省いたことに気づきにくい場合があります。学校の先生に、探究を知らない聞き手として質問してもらいましょう。話す速さより、理由の抜けを見つけることを先にします。
学校の先生に頼めること|活動の事実と、本人の担当の確認です
探究活動報告書には、担任教員または探究活動指導者の署名が必要です。共同活動なら全体の目的と本人の役割を分け、先生が把握している記録と食い違わないかを確かめます。実績を大きくする添削ではなく、何を行ったかを正しく伝える確認を頼んでください。
報告書に添える成果物等は、所定のA4縦・片面の枚数制限を守ります。最大10枚という指定や、スライドを用いる場合の印刷条件を要項で照合しましょう。長い資料を全部添付するより、何が本人の活動と結果を示すかを点検する必要があります。
| 学校で確認する内容 | 探究の時期、方法、成果物、本人の担当と確認者を照合します。 |
|---|---|
| 専門家と点検する内容 | 提出書類、発表、追加質問で学ぶ目的がつながるかを見ます。 |
プロに頼ったほうがよいこと|発表の上手さと学部との接点を分けます
発表が時間内に終わっても、なぜ国際総合政策学科や国際教養学科を選ぶのかが薄い場合があります。専門家には、探究から大学での学びへ進む理由を質問してもらってください。原稿を流ちょうに読む力と、質問に答える理解は別に点検します。
助言を受けた後は、本人が根拠を読み直して発表を修正します。修正した文を丸暗記するのではなく、「なぜそう考えたか」を別の言い方でも説明してみましょう。提出書類の内容と同じ事実を保ったまま、分かりやすく話せる状態を目指します。
発表資料の準備|パソコンを使える方式と、使えない討論を区別します
プレゼンテーションと書いてあるので、どの方式でも同じスライドを持ち込めると思っていませんか。探究型と高大接続方式の個人発表ではパソコンを使う案内があります。一方、ディスカッション方式ではパソコンやホワイトボードを使いません。機器の準備は方式ごとに異なります。
個人発表のデータはUSBメモリーに保存したPowerPoint形式またはPDF形式を確認します。大学の案内にある使用環境と、自分のファイルが合うかを点検してください。写真や動画を多く置くほど内容が伝わるとは限らず、動画は合計1分以内という制限があります。
| 個人発表 | 指定のデータ形式とUSB、大学の機器環境を確認します。 |
|---|---|
| 動画 | 合計1分以内です。再生時間も発表全体に含めて練習します。 |
| 討論 | パソコン等ではなく、認められた紙資料の条件で準備します。 |
機器の確認は、内容の練習の代わりにはなりません
まず、文字の切れ、画像の表示、ファイル名、ページの順番を確かめます。違うパソコンで表示したときに、同じように見えるかを学校の先生と確認できると安心です。大学が認める形式や持参物は、実際の受験案内に従ってください。
例えば、グラフを見せるときは、軸や単位が読めるだけでなく、何を比較しているかを言葉で説明します。資料に書いた数字を読み上げるだけでは、本人が何を考えたかが伝わりません。画面がなくても問いと結論を短く話せるようにすると、理解の不足も見つかります。
落とし穴|資料の量で、根拠の弱さを隠そうとしません
写真が多くても、活動の目的や結果が説明されていなければ不足は残ります。本文で使わない資料や、意味を説明できない表は、発表の中心へ置かないでください。学校の先生には「この資料で、どの主張を確かめられますか」と質問してもらいましょう。
機器の操作に時間がかかる場合は、資料の枚数や表示の切り替えを見直します。ただし、本番の指定を超えた形式へ勝手に変更しません。操作の問題と、説明の構成の問題を分けて直すことが、発表全体の改善につながります。
ディスカッション方式|司会を奪うより、相手の意見を受けて論点を進めます
「リーダーシップを見せるために、最初に司会を引き受けよう」と考えていませんか。国際関係学部のディスカッション方式は、教員が司会と時間管理を行います。受験生同士で司会役を割り振る方式ではありません。目立つ役職を取る練習ではなく、話し合いの内容に貢献する準備が必要です。
通常は5人程度のグループですが、人数は変わる場合があります。一人2分の自己紹介、一人3分の課題論文の発表、その後25分の話し合いという流れです。話し合いでは、グループとして意見をまとめることを目指します。
自分の意見を言った後に、相手の理由を聞きます
相手と違う結論でも、すぐに否定するのではなく、何を重視しているかを聞き取りましょう。賛成するときも「同じです」で終えず、どの理由に賛成し、何を補えるかを述べます。発言の回数だけでは、協力して考えているかは分かりません。
例えば、地域で作った食材を使う提案を議論するなら、価格、安定供給、輸送、地域の仕事など、重視する点が分かれます。相手の心を推測せず、話された理由を確認してください。「費用の点を重視しているという理解でよいですか」と確かめたうえで、自分の考えを加える練習ができます。
| 理解力 | 相手の結論と理由を取り違えず、議題とつなげます。 |
|---|---|
| 表現力 | 自分の意見を、根拠とともに短く伝えます。 |
| 協調性・主体性 | 相手の意見を受けて、新たな論点や整理を提案します。 |
自分でできること|3分の発表と、別の立場の理由を準備します
提出する課題論文から、主張、根拠、残る課題を選び、3分で説明してみましょう。原稿を短くするだけでなく、聞き手が質問できるように、なぜその結論に至ったかを残します。メモを使うことと、全文を読み上げて対話を避けることは違います。
一人の練習では、予想外の意見を受ける場面が足りません。書き終えた論文を先生に見せ、反対の立場なら何を重く見るかを質問してもらってください。相手の意見へ返す練習を加えると、発表だけでは見えなかった不足が分かります。
学校の先生に頼めること|複数人で議題を追う練習です
学校では、同じ課題について話し合う場を作れるか相談します。先生に司会を頼み、自己紹介と発表の時間を区切って練習してください。録音する場合は参加者に目的を伝え、了承を得てから行います。
練習後は、誰が一番多く話したかを競うのでなく、意見がまとまった理由や、議題から離れた箇所を確かめます。自分の発言が相手の話とつながっていたかを、具体的なやり取りから点検しましょう。人の性格を評価する言葉ではなく、発言の内容と順序で振り返ります。
| 一人の練習の限界 | 自分の予想する質問に偏るため、聞く力を確かめにくい点です。 |
|---|---|
| 複数人での点検 | 相手の意見を受け、理由を足す・整理する・確認する動きができたかを見ます。 |
プロに頼ったほうがよいこと|発言量と議論への貢献を分けます
専門家には、話が長くなった場面、相手の意見を取り違えた場面、結論を急いで重要な条件を落とした場面を具体的に指摘してもらいます。「もっと積極的に」という助言だけでは、次の行動が決まりません。どの発言をどう短くし、何を聞き返すかまで確認してください。
討論ではパソコンやホワイトボードは使えず、紙の図表等はA3以内の条件を確認します。メモや原稿を持ち込める案内も、受験する期の指示で照合してください。使える道具を整えたら、資料ではなく相手の発言へ目を向ける練習へ戻ります。
高大接続方式|講義の要約と、自分の考えを分ける準備
大学の授業を聞いたことがあれば、高大接続方式の条件を満たすと思っていませんか。対象は2027年3月卒業見込みの人で、学部が指定する期間の高大連携教育へ参加することが必要です。受講した事実だけでなく、所定のレポートを作成して提出します。
第1期では2026年4月1日から8月31日までに1回以上、第4期では2026年4月1日から2027年1月29日までに1回以上という要件が示されています。ただし、第4期は事前書類の必着日が1月28日です。最終日に近い受講を予定する場合は、この日付の関係と提出方法を大学へ確認し、独自に期限を延ばさないでください。
| 受講の資格 | 参加した講座と期間が、対象となる高大連携教育に当たるかを確認します。 |
|---|---|
| レポート | 受講した講義から一つを選び、要約と本人の考えを日本語800〜1200字でまとめます。 |
| 課題論文 | 講義での学びを、入学後の学習や将来へどう生かすかを説明します。 |
レポートと課題論文は、同じ感想文ではありません
高大連携教育レポートでは、講義で何が説明されたかと、それを受けて本人がどう考えたかを分けます。少なくとも一つの参考文献を用いる指定も確認してください。課題論文では、その学びを国際関係学部の学習や将来へつなげます。二つの文章の目的が違うため、同じ感想を繰り返すだけでは不足します。
例えば、観光を扱う講義を聞いたなら、講師の説明を正確に要約した後、自分が気になった条件や疑問を述べます。課題論文では、その疑問をどの学問で深めたいかへ進みましょう。「面白かった」「役に立った」という感想から、何を理解し、何がまだ分からないかを具体化します。
自分・学校・プロで、確認する範囲を変えます
自分でできることは、受講した記録と講義メモを照合し、用語を短く説明することです。講義の言葉を写していても、意味を理解していない場合があります。分からない語があるときは、その語の前後の説明も合わせて先生へ示してください。
学校の先生には、要約の正確さと、設問が求めた作業へ答えているかを見てもらいます。プロに頼ったほうがよいことは、レポートと志望理由、課題論文、発表の学ぶ目的がつながるかの点検です。文章を代わりに完成させてもらうのでなく、本人が調べ直して説明できるようになる助言を求めましょう。
個人発表では、提出した高大連携教育レポートと課題論文を基に説明します。講義の紹介だけで発表時間を使い切らず、大学で何を学ぶためにこの経験を生かすかを残してください。受講、提出、発表を別の話にしないことが大切です。
出典:2027年度高大接続方式の説明。
海外経験・語学力活用方式|180日以上の留学か、所定の語学資格か
英語資格がなくても、海外経験の条件から確認できる場合があります。ただし、「海外へ行ったことがある」だけでは足りません。第2期の海外経験・語学力活用方式は、高校在学中の180日以上の留学など、具体的な要件を示しています。
留学では母語圏を除くという条件があります。旅行や短期の見学を、必要な留学期間へ読み替えないでください。日数、在籍した学校、学んだ内容を示す資料と、大学の出願要件を照合します。外国の学校の学歴を使う場合は、事前の資格確認も必要になります。
| 海外経験から確認 | 高校在学中の留学期間と母語圏の扱い、証明資料を照合します。 |
|---|---|
| 語学資格から確認 | 対象となる検定、級・スコア、受験時期と有効性を照合します。 |
英語資格は、同じ「2級相当」でも大学の表に従います
2027年度第2期は、英検2級以上、TOEIC L&R520点以上、IELTS4.5以上、GTEC4技能930点以上などを確認します。TOEFL iBTは2026年1月20日以前の受験が54点以上、1月21日以降は3以上という区分です。別大学の換算表や合計方法を持ち込まないようにしてください。
対象は2025年1月以降に受験した試験で、所定の期限まで有効な資格を確認します。GTECはオフィシャルスコアなど、試験方式の指定にも注意します。級や点数が分かる画面だけでなく、原本の証明書を準備できるかを、試験実施団体の案内とともに確かめましょう。
| 英検 | 2級以上です。CBT・S-CBTの扱いも要項で確認します。 |
|---|---|
| TOEIC | L&R520点以上です。他大学のS&W合算基準へ置き換えません。 |
| TOEFL | 受験日で54点以上と3以上の欄を分けます。 |
英語以外の言語にも、指定された基準があります
独検4級またはCEFR A1、仏検準2級またはDELF A2、西検4級またはDELE A2、中検2級または新HSK5級、韓国語のTOPIK2級またはハングル検定4級などが示されています。資格の名前が似ていても、級の体系は同じではありません。本人の成績証明を、対応する行へ合わせて確認します。
母語による検定のスコアは利用できないという注意があります。例えば、日常的に使ってきた言語の資格を提出したい場合は、自分の経歴と要項を大学へ示してください。同等の語学力の扱いも、本人や塾が独自に認定するのではなく、正式な確認を受けます。
資格の確認ができたら、小論文と面接の準備へ戻ります。語学力を持つ理由だけでなく、その言語を使って国際関係の何を学びたいかを話しましょう。点数の説明に終始して、学部の学習目的が短くなることを避けてください。
出典:2027年度総合型第2期募集要項。
文化・芸術・スポーツ等方式|活動時間や大会結果を、証明できる事実へ
活動を長く続けてきたから、どれかの要件に当たるはずと思っていませんか。第2期・第4期の文化・芸術・スポーツ等方式には、大会や入賞、社会貢献活動、スポーツなどの具体的な要件があります。本人の努力の大きさと、出願条件への該当は分けて確認します。
文化・芸術は全国・地区大会への出場や都道府県大会での入賞等、社会貢献・ボランティアは1週間以上または合計40時間以上で公的に証明できることなどを確認します。スポーツでは全国・地区大会への出場や、都道府県大会の個人ベスト4、団体ベスト8など、所定の実績と役割の条件があります。
| 大会・入賞 | 正式な大会名、主催者、開催時期、順位、本人の出場を確認します。 |
|---|---|
| 社会貢献・ボランティア | 期間または合計時間と、活動を証明する資料を確認します。 |
| 団体競技 | チームの結果だけでなく、本人の立場・登録・出場等の要件を照合します。 |
大会の範囲や活動の期限にも条件があります
私立学校だけの大会などは、要項の大会区分の注意まで読んでください。地域の大会で活躍したという記憶だけで、所定の地区大会と同じだと判断しません。顧問には要項と公式記録を一緒に見せ、どの条件に当たるかを確認してもらいます。
第2期は2026年9月4日まで、第4期は2027年1月29日までの実績等の期限が示されています。第4期の事前書類必着日との関係には確認が必要です。期限近くの実績を使う人は、大学へ提出の扱いを尋ね、後から追加できると勝手に決めないでください。
野球の特別な要件は、一般のスポーツ実績と別です
強化する男女の野球部に関する要件には、3年間の部活動と、学校長や所属クラブの監督・顧問の推薦、大学の部で活動する意思などの条件があります。総合型選抜だから推薦書は一切不要という説明では、この区分を落としてしまいます。
活動の種類を確認したら、本人の書類、学校・指導者が作成する書類、公式記録の写しを分けて準備します。推薦文を本人が他人に代わって完成させることは勧めません。発行や確認に必要な時間を担当者に尋ね、清書の完成だけで準備を終えないようにしてください。
活動報告の対策は、結果と学びを分けます
自分でできることは、記録を読み直し、何をしたか、何を判断したか、何が変わったかを説明することです。学校の先生に頼めることは、期間、時間、役割、成績と証明の一致の確認です。証明できる事実と、本人の振り返りを同じ欄で混ぜないようにしましょう。
プロに頼ったほうがよいことは、活動の説明から学部で学ぶ理由へ進むときの不足の点検です。例えば、協力の大切さを知ったという結論から、どの人間関係や社会の仕組みを学びたいのかへ進めるかを見てもらいます。受験のために実績を誇張せず、本人が理解した課題を具体化してください。
出典:2027年度総合型第4期募集要項。
学校推薦型選抜・公募制|評定3.7に加え、資格か外国語評定の条件があります
「評定3.7があれば公募制に出せる」と思っていませんか。国際関係学部の公募制では、全体の学習成績3.7以上に加え、所定の英語資格、または外国語の学習成績4.0以上という条件を確認します。英語資格が全員必須という読み方も、全体の評定だけでよいという読み方も正しくありません。
通常の高校からの出願では、日本大学の付属高校を除く所定の高校等に第1学年の初めから在学し、2027年3月卒業見込みであることなどを確認します。在外教育施設からの出願区分もあります。転入・編入や外国の学校の経歴がある人は、本人だけで通常区分へ当てはめず、高校と大学へ資格を確かめてください。
| 共通する成績 | 第3学年1学期または前期までの全体の学習成績の状況3.7以上です。 |
|---|---|
| 資格を使う条件 | 英検準2級以上、またはGTEC4技能680点以上の指定を確認します。 |
| 外国語の成績を使う条件 | 外国語の学習成績の状況4.0以上を確認します。全体3.7以上も必要です。 |
外国語評定4.0という条件を、英語検定へ換算しません
調査書の成績と、検定の級・点数は違う記録です。どちらの条件を使うかを先に決めるのではなく、正式な調査書の値と手元の検定結果を高校に示してください。条件の一方を満たすために、大学が認めていない独自換算を行う必要はありません。
資格は2025年1月以降に受験した試験などの指定を確認します。GTECは対象となるオフィシャルスコア、英検はCBT・S-CBTの扱いも読みます。例えば、合格の通知だけを保存している場合は、正式な証明書の原本を用意できるかを試験実施団体へ確認しましょう。
公募制も、第一志望で合格時に入学する意思が必要です
公募という名前から、合格後も自由に進学先を変えられると決めつけないでください。この学部の公募制は、学部・学科を第一志望とし、合格した場合に入学を確約できることが条件です。別大学の公募推薦の併願条件を持ち込まず、要項の入学意思を読み合わせます。
2027年度の募集は国際総合政策学科5人、国際教養学科3人です。募集が少ないことを理由に準備を諦めたり、前年の人数だけで合格を保証したりしません。資格確認の後は、書類、小論文、面接の準備を具体的に進める必要があります。
落とし穴|指定校制の書類を、公募制へ一律に追加しません
公募制の提出一覧には、学校長の推薦書、出願確認票、調査書、条件に該当する検定の原本等があります。日本の高校に在学する外国人留学生については、日本語能力試験N2以上など該当する条件・証明を確認します。全員に同じ追加資料が必要なわけではありません。
公募制の一覧へ、指定校制で使う志望理由書を勝手に追加しないでください。書類として提出しない場合でも、面接で学ぶ理由を説明する練習は必要です。「志望理由書が一覧にないから大学を調べなくてよい」という判断も避けましょう。
出典:2027年度公募制募集要項。
公募制の日程と当日|11月5日必着、60分の小論文と午後の面接
出願登録を締切日に済ませれば間に合うと思っていませんか。公募制は2026年11月2日から5日までの郵送必着です。Webで登録した日や郵便局へ出した日ではなく、大学へ届く期限を守る必要があります。高校に頼む推薦書や調査書の依頼日は、それより前に置いてください。
試験は11月14日、三島駅北口校舎で行います。10時30分集合、受験上の注意の後、小論文は11時から12時までの60分、面接は13時10分以降という時間割です。筆記の開始だけを見て、11時に着けばよいという移動予定を作らないようにしましょう。
| 出願 | 2026年11月2日〜5日の郵送必着です。検定料は35,000円です。 |
|---|---|
| 選考 | 書類、小論文、面接の結果を総合して判定します。 |
| 合格後 | 12月1日13時発表、入学手続締切は12月11日です。 |
小論文の時間と、面接一人当たりの時間は区別します
小論文は60分と確認できます。一方、確認した募集要項に、一人当たりの面接時間や細かな配点、当日の小論文の字数は示されていません。インターネット上の体験談を、2027年度の全受験生に共通する条件として使わないでください。
例えば、「面接は短いから志望理由だけ」と練習範囲を決めると、理由や学科の内容を問われた際に止まります。公開された選考内容に合わせ、小論文では設問に答える力、面接では本人の学ぶ理由を説明する力を準備します。非公開の点数配分を推測して、どちらかを後回しにしないことを勧めます。
学校へ頼む作業と、本人がする作業を分けます
学校長推薦書は、本人がその場で作成して出せるものではありません。進路指導担当へ当該年度の用紙を示し、校内の依頼期限、受取日、誰が発送するかを確認してください。公募制の書類請求・提出は高校経由でも本人でもよいという案内ですが、学校の手順と合わせて動くことが必要です。
本人は、出願確認票の学科名と学校書類、資格証明の内容を照合します。家族が支払いを手伝う場合も、納入と書類提出が別の作業であることを共有しましょう。出願後は提出内容の控えを使い、学習や面接の説明を続けてください。
出典:2027年度公募制募集要項。
志望理由書の字数|600字以内と、1000字・600字程度の設問を区別します
「日大国際関係の志望理由書は何字」と調べるだけでは、用紙を特定できません。探究型や高大接続方式には600字以内の志望理由書があり、第2期や第3期のディスカッション方式には、1000字程度の志望理由等と600字程度の学習目標・計画を求める様式があります。
同じ学部でも、方式によって設問が違います。短い用紙の文章を長い用紙へ引き延ばしたり、長い下書きを文字数だけで削ったりするのではなく、各欄が何を聞いているかを先に確認しましょう。公募制の提出一覧へ、総合型の用紙を混ぜないことも必要です。
| 600字以内の理由書 | 学科を選ぶ理由を、経験と学びたい内容から絞って説明します。 |
|---|---|
| 理由と計画が分かれる用紙 | なぜ志望するかと、何をどう学ぶかを分けて答えます。 |
| 提出前の確認 | 期、方式、用紙名、設問、字数のすべてを合わせます。 |
自分でできること|経験と学ぶ理由を別の一文にします
下書きでは、経験したこと、そこから生まれた疑問、大学で学ぶ必要がある内容を分けてください。「国際的な仕事をしたい」という希望だけでは、どの知識が必要なのかが見えません。本人が今説明できない問題を、大学で学ぶ目的へつなげます。
例えば、交流で意見が伝わらなかったなら、語彙だけが原因だったのか、背景の理解や説明の仕方に問題があったのかを振り返れます。確認できていない相手の気持ちを断定せず、自分が知りたい点として示しましょう。特別な経験を新しく作る必要はありません。
学校の先生に頼めること|経験の事実と、設問への対応です
先生には、活動の時期や役割、書類の設問への答えが抜けていないかを確認してもらいます。下書きだけでなく、公式用紙と学科紹介を一緒に渡してください。文章の誤字を直すことと、学びたい理由が伝わることは、別の点検です。
自分には当然のつながりでも、初めて読む相手には分からない場合があります。「この経験から学科を選ぶ理由が伝わりますか」と聞くと、直す箇所が具体的になります。先生の言葉をそのまま写すより、指摘された不足を本人が理解して書き直しましょう。
| 事実の点検 | 本人がしたことと、書かれた時期・役割・成果が一致するかを確かめます。 |
|---|---|
| 理由の点検 | 経験から疑問、学科の学び、将来へ進む説明に抜けがないかを見ます。 |
プロに頼ったほうがよいこと|書類全体で目的が変わっていないかです
志望理由書は文化の理解を中心にしているのに、課題論文や発表では別の目的を話している場合があります。専門家には、各書類を一緒に見てもらい、本人の関心がどうつながるかを点検してもらいましょう。すべて同じ文章にするのではなく、違う設問へ同じ学ぶ目的から答える準備です。
代作された文章や、自分が意味を説明できない表現は提出の中心にしません。大学の生成AIの取扱いも確認し、本人の理解と言葉で作成してください。添削は、本人が何を調べ直し、どの理由を補うかを知るために使うことを勧めます。
第4期文化・スポーツの様式には、見出しの確認が必要です
| 表示の不整合 | 確認時点では、第4期の文化・芸術・スポーツ等方式の志望理由書として案内されたリンク先に、高大接続方式の見出しがある用紙が表示されました。リンク名だけで正しいと判断せず、学部の教務課・入試係へ方式と用紙の扱いを確認してください。 |
|---|---|
| 大学へ確かめること | この記事では、その用紙の600字という表示を文化・スポーツ方式の確定字数として使いません。学校への説明では、リンク先の用紙と受験する方式を示しましょう。確認が取れるまで、別方式の欄名を自分で消して提出用に直すことは避けてください。 |
先生へ下書きを見てもらう依頼文
記入例
国際関係学部の探究型を考えています。活動の説明は書けましたが、大学で深めたい内容とのつながりが短くなっています。所定用紙と探究記録を見て、理由が不足する箇所を確認していただけますか。
コピー用フォーマット
[受験する方式]を考えています。[説明できた部分]は書けましたが、[止まっている理由]で困っています。[所定用紙と本人の資料]を見て、[確認してほしいこと]を教えていただけますか。
この文を、下書きと公式用紙を見せるときに使ってください。指摘後は本人が書き直し、意味を短く話せるかを確かめます。
課題論文と当日の小論文|家で準備する文章と、60分で書く文章は別です
課題論文を提出したので、筆記対策は終わったと思っていませんか。総合型の一部方式では、事前に課題論文を提出したうえで、当日に60分の小論文と面接を受けます。探究型やディスカッション方式でも、課題論文は発表や話し合いの材料になります。
事前の課題論文は、指定されたテーマや字数に合わせ、調べた資料と本人の考えを整理します。当日の小論文は、その場で示された設問に時間内で答える準備が必要です。提出した論文を暗記すれば、どの問いにも答えられるという仕組みではありません。
| 課題論文 | 出願前に指定テーマへ答え、資料や出典とともに準備する文章です。 |
|---|---|
| 当日の小論文 | 試験会場で設問を読み、制限時間内に考えを書きます。 |
| 発表・討論 | 提出した文章を、本人の言葉で説明し質問へ答えます。 |
探究型は800〜1200字、他方式は別の指示を読みます
探究型の課題論文は、関心を持った背景、探究の活動や結果、学び、それを大学や将来へどう生かすかを800〜1200字でまとめる指示を確認します。第2期の課題論文や、第3期ディスカッション方式は1200字程度など、方式によって違います。
字数を満たしていても、設問の一部が抜けていれば完成とは言えません。例えば、調べた背景だけで半分以上を使っているなら、活動の結果と学びへ必要な説明が残っているかを確かめます。指定の題名や参考資料の書き方も、当該年度の課題用紙に従ってください。
第3期の討論課題は、学科で問いが分かれます
2027年度第3期のディスカッション方式では、国際総合政策学科は地産地消の利点や問題、進め方を考える課題です。国際教養学科は人口減少が社会や文化、人の活動へ与える影響を、日本と他国の具体的な内容を踏まえて考える課題です。題材名だけでなく、問いの要求を原文で確認してください。
例えば、地産地消がよいという感想だけでは、費用や供給の問題へ答えられません。人口減少についても、人数が減るという説明から、どの活動や文化にどんな影響があるかへ進む必要があります。自分の好きな話題を持ち込むより、設問に合う根拠を選びます。
第4期の課題を、第2期のテーマへ戻しません
第4期の文化・芸術・スポーツ等方式では、国際総合政策学科はふるさと納税の現状や利点・問題、今後の運用、国際教養学科は万国博覧会などの国際的な催しへ参加する意味や影響を考える課題を確認します。第2期の再生可能エネルギーや文化の融合の課題とは異なります。
本番の文章は、必ず受験する期の公式課題を開いて作成してください。前の期で読んだ資料を使う場合も、新しい設問に必要な内容かを見直します。別の期の用紙へ年や番号だけ書き換えることは、テーマに沿った準備にはなりません。
第3期の下書きは、探究型の課題用紙と、ディスカッション方式の課題用紙を取り違えずに進めてください。第4期の文化・スポーツは、第4期の課題用紙へ戻って設問を確認します。
60分小論文の対策|書く速さの前に、設問と結論の対応を確かめます
小論文が終わらないとき、「もっと速く書く」だけを目標にしていませんか。小論文を課す総合型の方式と公募制では、60分の時間枠を確認します。読む、考える、構成を決める、書く、見直すという作業のどこで止まったかを分けてください。
最初の練習では、問題を読み終えた時刻、書き始めた時刻、書き終えた時刻を残します。設問を取り違えて書き直す時間が多いなら、文字を書く速度だけでは改善しません。大学が指定していない一律の段落数や時間配分を、必勝の型として固定しないことが大切です。
| 読む段階 | 設問が説明・比較・意見のどれを求めるかを確認します。 |
|---|---|
| 考える段階 | 結論と、それを支える根拠を短く置きます。 |
| 見直す段階 | 問われたことへの答えがあり、理由と食い違っていないかを確かめます。 |
自分でできること|答案と構成メモを一緒に残します
答案のどの文が結論か、どの文が理由かを自分で指し示してください。背景説明だけが続いている場合は、知っていることを減らす勇気も必要です。設問に答えるために必要な情報を選び、資料の紹介と本人の考えを分けます。
例えば、利点と問題点の両方を問われているのに、利点だけを書いていないかを確認します。書く量を増やす前に、答える項目の抜けを点検しましょう。一人で読んでも理由の不足が分からないときは、設問と資料、答案を先生へ渡します。
学校の先生に頼めること|読解と教科の基礎の確認です
先生には、設問の捉え方、用語の意味、資料から読み取った内容が合っているかを確認してもらいます。答案だけでは、設問からのずれが見えにくいため、問題文も一緒に示してください。「結論の理由が足りない所を教えてください」と頼むと、誤字だけで終わらない点検になります。
社会の知識が不足している場合は、学校で学ぶ政治、経済、歴史などの教材へ戻ります。専門用語を増やすことより、その言葉を使う理由が分かることを優先しましょう。説明を受けたら同じ問題を書き直し、本人が何を変えたかを話せるようにします。
プロに頼ったほうがよいこと|繰り返す弱点と、準備の配分です
学校で基本を確認しても、毎回同じ設問のずれや時間不足が起きる場合は、複数の答案を専門家へ見せます。何を先に直すとほかの作業も改善するかを点検してもらいましょう。添削の回数を増やすことだけを目標にしないでください。
例えば、結論を決めずに書き始めて長く書き直すなら、構成メモの練習が必要です。一方、資料の意味を取れないなら、教科学習へ戻ることが先です。助言を受けた後は、新しい問題でも同じ手順を自分で使えるかを確認します。
出典:2027年度公募制募集要項。
評定を守る学習計画|点数の不足を、次に解く問題へ変えます
評定条件が分かっても、明日の勉強をどう変えるかで迷いませんか。公募制では全体3.7以上に加え、英語資格または外国語評定の条件を確認します。総合型へ同じ下限を移さず、出願条件と、日々の学習を直す作業を分けて進めましょう。
定期テストは、解けなかった理由まで復習します
例えば、数学の式を立てるまではできたのに計算で誤った場合、最初から解法を増やすことが最優先とは限りません。途中式のどこで崩れたかを先生へ示してください。英語では、単語不足と文の構造の取り違えを分けると、復習すべき範囲が明確になります。
試験前の予定は、範囲を確認する、基礎問題を解く、苦手な箇所を質問する、時間を測って解くという作業に分けます。直前に初めて苦手単元へ取り組むと、質問や解き直しの時間を取りにくくなります。部活動がある週は、まとまった時間を使う課題と短い復習を分けてください。
| 条件 | 公募制の全体3.7以上と、資格または外国語評定の条件を高校で確認します。 |
|---|---|
| 改善 | 答案の誤りを小さな課題に分け、教科担当へ質問します。 |
自分で原因を特定できないときは、教科担当へ答案と教材を見せ、「この問題のどの基礎へ戻ればよいですか」と尋ねます。先生の説明を写すだけでなく、次に解く問題と理解の確認方法まで聞いてください。質問したことより、自分でできるようになったことを確かめる準備を勧めます。
提出物は、締切だけでなく課題の目的を確認します
提出物は期限と求められる内容の両方を守ることが基本です。ただし、出すだけで必ず評定が上がる、丁寧な字なら一定の成績になる、と全国共通の効果を断定することはできません。教科ごとの評価方法と、課題が何を確かめるためのものかを確認してください。
実技を含む科目も、主要教科と切り離して放置しないでください。作品、実習、振り返り、授業中の活動など、求められる内容を確認します。制作に時間がかかる課題は、材料の準備、制作、確認、提出に分け、試験勉強が忙しくなる前から取り組みましょう。
遅れそうな事情が生じたときは、期限を過ぎる前に教科担当へ連絡します。本人だけで締切を変えたり、提出済みのつもりで確認しなかったりしないでください。体調や家庭の事情がある場合も、必要な配慮と手続を学校へ相談し、無理な予定を一人で抱え込まないことが大切です。
必要な勉強時間は、課題と理解の状態から決めます
総合型選抜に必要な勉強時間が、全国共通の合格条件として定められているわけではありません。何時間なら選ばれるかを探すより、授業の理解、提出課題、次の試験で直す問題から必要な作業を見ます。時間と、できるようになった内容を両方確認してください。
週間計画は、学校や部活動など動かせない予定を先に置きます。残りの時間へ、短い解き直し、苦手単元の復習、大学調べなどを配置してください。すべてを同じ長さにそろえる必要はありません。課題にかかる時間が分からない場合は、実際に取り組んだ後に予定を調整します。
「今日は英語を勉強する」だけでは、終えたかどうかが曖昧です。「授業で間違えた文の意味を説明する」「指定範囲を自力で解き直す」など、確認できる作業にします。想定より時間がかかるなら、課題が大きすぎたのか、基礎の理解が不足しているのかを先生と確かめましょう。
家族も、時間の長さだけを毎日確認するより、本人が次に直す課題を知ると支えやすくなります。「何が分かったか」「先生へ聞く内容はあるか」を共有してください。本人に代わって課題を完成させるのではなく、予定の調整や相談先の確認を支えることを勧めます。
成績の値と学習の課題を分け、答案を教科担当へ示してください。学習を続けながら、学校での面接練習で本人の経験を説明する準備へ進みます。
出典:2027年度公募制募集要項。
論述の基本対策|設問・資料・根拠を一つずつ対応させます
小論文を何本も書いているのに、次の設問でまた止まることはありませんか。国際関係学部の小論文を課す方式では、60分で問いに答える準備を進めます。長く書くことより、答えと根拠の対応を確認しましょう。
問いへの答えと、その根拠を対応させます
文章では、問いへどう答えるかを明確にして、理由や根拠を示します。資料がある場合は、資料から分かることと自分の考えを区別してください。グラフに理由が書かれていないのに、原因まで資料が証明しているように述べないことが必要です。
例えば、利用者が減ったという資料があっても、その理由が料金だけとは限りません。自分の意見として原因を考えるなら、どの条件を確かめる必要があるかを示します。主張を強く見せるために、確認できない数字や出来事を足すことは避けてください。
| 設問 | 求められた答えが答案のどこにあるかを確かめます。 |
|---|---|
| 根拠 | 資料の内容と本人の考えを区別します。 |
書き始める前に、問いが求める内容、指定の条件、自分が答える中心を短く確認します。資料の要約を求められているのに自分の意見だけを書く、理由を聞かれているのに結果だけを書く、といったずれを防ぐためです。長く書けたことを完成の基準にしないようにしましょう。
自分でできること|読む・構成する・書く・見直す練習です
自分で進める際は、読む、構成を考える、書く、見直すという一連の作業を通します。時間を測るのは急いで書くためだけでなく、どの段階に時間がかかるかを知るためです。資料を理解するところで止まるなら、書く速度だけを上げても解決しません。
関心のある問題を読む習慣も使えますが、知識を集めるだけでは問いへの回答になりません。読んだ内容のうち、何が自分の理由を支えるかを確認してください。難しい言葉を使う前に、その意味を自分で説明できるかを確かめましょう。
独学の限界は、書き手自身が説明の飛びに気づきにくいことです。自分で読み返しても直す箇所が分からない場合は、設問、資料、答案を合わせて先生へ示します。完成した文章だけを見せるより、問いに合っているかを確認しやすくなります。
学校の先生に頼めること|資料理解と基本の構成です
先生には、設問の捉え方、資料の読み違い、文章の意味が通るかを確認してもらえます。「どの部分が問いへの答えになっていないか」「理由が足りない箇所はどこか」を尋ねてください。誤字の確認だけで終えず、内容のつながりも見てもらいましょう。
指摘を受けたら、直す理由を理解して書き直します。先生の表現をそのまま覚えるだけでは、次のテーマへ対応しにくくなります。同じ問いに対して、本人が理由を説明し直せるかを確認してください。学校で扱った教科の知識へ戻ることが必要なら、その範囲も相談します。
学校で学部固有の評価内容まで詳しく確認する時間が取れない場合は、専門家に相談する箇所を限定できます。文章全体を別物へ書き換えてもらうのではなく、資料理解は学校で、学部の課題との対応は専門家と確認するなど、目的を分けてください。
プロに頼ったほうがよいこと|根拠の不足と、設問へのずれです
専門家には、文章が整っていても問いへ答えていない箇所、主張から理由へ飛んでいる箇所を具体的に見てもらいます。添削の量が多いことだけで質を判断せず、本人が次にどう考え直すかが分かる助言を求めてください。
例えば、結論は分かるのに、誰のどんな負担を考えているかが示されていない場合、言い回しより論点の整理が必要です。専門家へは、資料から使える根拠と、本人の意見として説明する部分を分けて質問してもらいます。答案のどの文をなぜ直すかを本人が理解することが重要です。
練習後は、直された文章を暗記して終えないでください。別の題材でも、問いを確認し、根拠を選び、理由を説明する手順を使えるかを確かめます。書類や面接と同じく、支援は本人の考えを深めるために利用しましょう。
論述の準備は、正式な条件と設問を確認することが入口です。書いた後には根拠と理由を確認し、次の練習で同じ手順を使えるかを確かめましょう。
出典:2027年度公募制募集要項。
面接の対策|活動の説明から、学科を選ぶ理由へつなげます
志望理由を覚えたのに、「なぜその学科ですか」と聞かれると説明が短くなりませんか。面接は、本人の経験や考えを相手の問いへ合わせて伝える準備が必要です。書類を長く暗記するだけでは、追加の質問に対応できるかは分かりません。
まず、学科を選ぶ理由、高校での学習や活動、大学で学びたい内容を短く説明します。それぞれの回答で、時期や役割、将来の方向が食い違っていないかを確認してください。話す言葉を難しくすることより、本人が理由を理解することが重要です。
| 事実を問う質問 | 記録と一致する時期・役割・行動を答えます。 |
|---|---|
| 理由を問う質問 | 何を重視し、他の方法とどう比べたかを説明します。 |
| 学びを問う質問 | 現在の疑問と学科の教育内容をつなぎます。 |
自分でできること|質問と答えを一緒に録音します
録音を聞くときは、声の大きさだけでなく、最初の文が質問への答えになっているかを確認します。学ぶ理由を聞かれたのに、活動の紹介だけで終わっていないでしょうか。結論を短く述べ、理由や必要な場面を後から足す練習を勧めます。
例えば、活動を頑張った理由を尋ねられた場合と、その活動から何を学んだかを尋ねられた場合では、答える中心が違います。同じ原稿を毎回読むのでなく、問いの要求を言い換えてから答えてみましょう。答えを作れないときは、当時の記録へ戻ります。
学校の先生に頼めること|知らない聞き手への伝わり方です
活動をよく知る先生と、知らない先生では、分からない箇所が違います。背景の説明が足りない所で聞き返してもらいましょう。入退室などの基本と、内容の不足は分けて指摘を受けると、次の練習が具体的になります。
学校で確認できる事実と、本人が今考えている将来の希望も区別します。先生が経験していない活動については、本人の記録や証明を使って確かめます。確認されていない成果を、推薦されやすそうだからという理由で付け足さないでください。
プロに頼ったほうがよいこと|書類と追加質問のずれです
専門家には、本人の書類を基に、質問の順番や表現を変えた模擬面接を依頼します。「何となく自信がない」という感想から、どの理由を補う必要があるかへ進めましょう。知識、経験の整理、学部理解のどれが不足するかで、次の作業は変わります。
練習用の質問を、大学で必ず聞かれる質問として扱うことはできません。確認した要項にない面接時間や採点基準も作らないでください。分からない問いには理解できる範囲を区切って答え、知っているふりで話を広げないことも練習します。
出典:2027年度公募制募集要項。
公式の評価観点から作る準備順|資格・根拠・学び・応答の4段階
書類、小論文、発表を同時に進めると、何が未確認か分からなくなることがあります。そこで、公式に示された理解力、表現力、構成力や協調性などの観点と、選考の仕組みを使い、準備を4段階に分けます。大学の採点表ではなく、次の作業を決めるための記事独自の点検方法です。
資格は、学歴、成績、活動、受講などの要件に当たるかを確かめる段階です。根拠は、本人の活動や主張を何で説明できるかを見る段階です。学びは、その経験と学科の内容がつながるか、応答は当日の問いへ時間内に答えられるかを確かめます。
| 資格 | 要項と正式な記録を高校・大学で照合します。 |
|---|---|
| 根拠 | 活動記録、資料、答案のどこが説明を支えるかを確認します。 |
| 学び | 国際総合政策・国際教養のどの内容を必要とするかを示します。 |
| 応答 | 発表、討論、小論文、面接を本番形式で試し、不足を直します。 |
資格の問題を、添削だけで解決しようとしません
必要な活動期間や評定が未確認なら、文章を上手にしても出願資格の問題は解決しません。高校や大学へ要項と本人の記録を示して確認してください。専門家が独自に出願を認めたり、大学の非公開の配点を決めたりすることはできません。
一方、資格はそろっていても、根拠が弱い主張や、学科を選ぶ理由の不足は残ります。例えば、探究の資料が10枚あっても、何を考えたかが話せなければ、資料の追加より説明の整理が必要です。自分が得意な作業だけを増やさない準備を勧めます。
相談する相手へ、実際に止まった箇所を示します
「合格できますか」だけでなく、「この結論を支える理由が足りていますか」「発表のどこで学科との関係が分からなくなりますか」と尋ねましょう。現在の下書きや答案を見せると、次に何を読むか、どの練習を繰り返すかが具体的になります。
相談で合格の見通しを聞く場合も、確認できる根拠を大切にしてください。本人が試した答案と応答を改善の材料にし、数字だけで準備を終えないようにします。結果を保証する判定ではなく、次の学習に使える確認を重ねましょう。
指定校制との違い|高校に届く条件を、公募制の評定へ置き換えません
「自分の高校に指定校の案内があれば、公募制と同じ条件で受けられる」と思っていませんか。指定校制は大学から対象高校へ案内される方式です。公開された公募制の評定や資格を、その高校の指定校条件として使うことはできません。
大学は、指定校制の要項や所定書類に設定されたパスワードを対象高校へ通知すると案内しています。ネット上の前年情報を集めるより、進路指導担当に当該年度の対象学科、枠、校内申請期限、提出物を尋ねることが先です。
| 大学の出願条件 | 高校に届く当該年度の要項で確認します。 |
|---|---|
| 校内選抜 | 大学学科への適合や高校の手順を確認します。評定順位だけと決めつけません。 |
| 大学の選考 | 指定校制は口頭試問・面接、公募制は小論文・面接という違いを区別します。 |
評定条件を満たすことと、学校から推薦されることは別です
評定が高い順に必ず推薦が決まるという制度ではありません。大学の学科で学ぶ意思や、学校が定める確認・申請の手順を確かめてください。条件を満たしたので推薦が認められたと、本人だけで判断しないことが必要です。
例えば、校内の志望理由を書くときも、大学名への憧れだけでなく、学科の学びと本人の疑問をつなげます。先生には公式の学科紹介と経験の記録を示し、何を深めたいかが伝わるかを確認してもらいましょう。校内順位の予想だけで対策を終えないでください。
推薦決定後も、正式出願と学習は残ります
高校から推薦されることと、大学への登録や書類提出が完了することは同じではありません。本人、学校、家庭がそれぞれ何を行うかを読み合わせます。学科や方式に合う用紙を受け取り、他方式の書類を代用しないことも重要です。
口頭試問や面接の準備では、本人の学習や志望理由を説明できるかを確認します。過去の先輩と同じ質問を覚えるだけでなく、今年度の選考案内に沿って練習しましょう。公開されない条件を想像して埋めず、確認できた課題を学習へ戻してください。
高校1年で優先したい準備|評定の土台と、考えを深める習慣
まだ志望理由書を書く時期ではないから、準備も後でよいと思っていませんか。提出する文章は後から書けても、その根拠となる学習や経験を積むには時間が必要です。高校1年のうちから、授業と関心のある問題を結ぶ習慣を作りましょう。
定期試験の復習を、次の理解へつなげます
試験の後は、点数だけを見て終えず、どの段階で分からなくなったかを確かめましょう。用語を知らなかったのか、問いの意味を取り違えたのか、理由を説明する文が不足していたのかで、復習することは違います。間違いを同じ色で塗るだけでなく、次に解く問題や質問する相手を決めてください。
例えば、文章の要点を問う問題で細部だけを答えてしまうなら、段落の中心を短く説明する練習ができます。数学で式は立てられるのに計算が崩れるなら、途中式を見直す練習を優先します。不得意な科目全体を苦手という一語でまとめず、先生へ相談できる小さな課題に分けましょう。
| 授業 | 点数だけでなく間違えた理由を教科担当へ示します。 |
|---|---|
| 記録 | 実際の行動と疑問を、後の志望理由へ使える形で残します。 |
経験を増やす前に、今の行動の理由を振り返ります
活動の実績を作るためだけに、予定を詰め込むことは勧めません。学業や健康との両立が難しくなれば、経験を振り返る時間もなくなります。今関わっている授業、部活動、学校行事の中で、自分が疑問を持った場面を大切にしてください。
振り返りは、立派な文章にする必要はありません。何をしたか、なぜ選んだか、どこで困ったか、次に何を知りたいかを短く残します。その記録は、後の志望理由書で自分の経験を正確に思い出したり、先生に関心を説明したりするときに使えます。
ただし、他の人の名前や個人的な事情を必要以上に残すことは避けましょう。学校の問題を題材にする場合も、人を評価する記録ではなく、自分が考えたことを振り返る記録にします。本人がしたことと、ほかの人から聞いたことを混ぜないことが大切です。
早期準備の利点は、修正する時間を持てることです
早く始める意味は、早く完成した文章を作ることではありません。関心が変わったら学ぶ分野を調べ直し、説明が伝わらなければ別の経験を振り返れる時間を確保することです。出願直前に同じ修正をしようとすると、確認や学習に使える時間が限られます。
高校1年で大学名を一つに固定できなくても、学部で扱う問いを調べる準備はできます。大学公式の学部紹介を読み、興味のある授業が何を考えるためのものかを見てください。名前の響きだけで選ぶのではなく、自分が知りたいことと重なるかを確かめましょう。
次に先生や専門家へ話すときは、「どの大学がよいですか」だけでなく、「この問題に関心があり、ここまでは調べました」と伝えると相談が進みます。自分で調べる作業と、学部へのつながりを確かめてもらう作業を行き来することが、早期準備を具体的な進歩に変えます。
出典:2027年度総合型選抜の公式案内。
高校2年の準備|書類・面接・学力を別々にしない進め方
関心のある学科が見えてきたら、活動と受験準備をどのように結びつけるかで迷いやすくなります。高校2年では、下書きの完成だけを急がず、大学が求める力と今の準備の間を確かめましょう。探究、発表、討論、小論文のうち、受験年度の方式に必要な課題を要項で確認します。
志望理由の試作で、足りない学習を見つけます
この段階で短い志望理由を考える目的は、早い時期に清書を完成させることではありません。なぜその学部なのか説明してみると、まだ知らない授業や、自分の関心の曖昧な部分が見えてきます。書けないことを無理に言い換えるのではなく、必要な調べ直しへ戻ってください。
例えば、将来の職業は書けても大学で学びたい内容が言えないなら、その職業名を繰り返しても理由は深まりません。仕事で扱う問題のうち、何を理解するために学問を学ぶのかを調べましょう。大学の授業や研究の紹介を読んだ後、関心がどこへつながるかを先生や相談相手に聞いてもらいます。
| 書く | 下書きから足りない学部理解を見つけます。 |
|---|---|
| 試す | 読解と論述を実際に解き、書類だけに偏らない準備へ進めます。 |
反対に、学問の説明は詳しいのに本人とのつながりがない場合は、自分が疑問を持った場面へ戻ります。パンフレットの長所を並べるだけでは、誰の志望理由でも同じになります。経験と学修の両方を確かめながら、本人にしか説明できない理由を育ててください。
面接練習を、暗記の確認から質問への対応へ変えます
短い説明ができたら、追加の質問を受ける練習を始めましょう。「なぜそう思ったのですか」「別の立場からはどう考えられますか」と聞かれると、文章では通ったつもりの理由が足りないことに気づきます。これは失敗ではなく、出願前に直す場所が分かったということです。
学校の先生に基本的な練習を頼み、学部固有の学びとのつながりに迷う場合は専門家へ相談します。相談相手を増やすだけで、指摘が食い違い、文章が何度も元に戻ることもあります。誰の助言をどんな目的で聞くかを決め、最後は本人が理解できる説明に整えましょう。
期限が近い準備と、積み上げが必要な準備を分けます
学力や読解、説明する力は、一度予定表へ書いただけでは身に付きません。継続して取り組む時間を先に置き、その周りに書類確認や学校への依頼を配置することを勧めます。締切がある作業だけを優先すると、日々の学習が後回しになりがちです。
一週間の予定を作るときは、教科の学習、志望分野を調べる時間、説明を試す時間を分けます。時間の長さを細かくそろえるより、終えた後に何ができるようになるかを決めてください。例えば、読んだ文章の要点を説明する、下書きの一つの理由を具体化する、という区切りにします。
計画どおりに進まなかった場合は、本人の努力不足と決めつけず、課題が大きすぎたのか、必要な資料がそろっていなかったのかを振り返りましょう。学校生活の予定も含めて、続けられる量へ直します。計画を守ることより、必要な力が積み上がっているかを確かめることが大切です。
出典:2027年度総合型選抜の公式案内。
高校3年の準備|提出物を仕上げても、本番の対策は続きます
出願書類が完成すると、大きな山を越えた気持ちになるでしょう。しかし、今回扱う方式は書類だけで合否が決まるわけではありません。提出後に必要な対策を、結果が届くまで止めないことが大切です。
直前開始の楽観論より、現時点の不足を具体化します
高校3年になってから準備を始める場合、学部理解、書類、学力、当日の試験を同時に整える必要が生じます。早くから積み上げてきた場合と同じ余裕はありません。「まだ十分時間がある」と考えるより、今ある材料と必要な対策を、学校や専門家と早く照らし合わせてください。
出願資格に合っていても、必要な証明書を準備できるか、大学が求める学習の土台があるかは別の問題です。条件の確認だけで安心せず、何を優先して仕上げるかまで相談しましょう。相談では、できていない部分を隠さず伝えたほうが、具体的な計画を立てられます。
| 手続 | 学校への依頼と提出一式を早めに確認します。 |
|---|---|
| 本番の課題 | 提出後も、小論文・面接・発表・討論のうち受験方式に必要な練習を続けます。 |
一方で、不安を強めるために根拠のない合格率を信じる必要もありません。開始時期だけで個人の合否は断定できません。だからこそ、早い準備を勧める理由を、学習や修正の時間を確保できることとして理解し、残っている期間の使い方を具体的に決めることが重要です。
提出直前は、内容の点検と手続の点検を分けます
内容の点検では、本人の経験と文章が一致しているか、志望する学部・学科を取り違えていないか、大学で学びたいことが説明できるかを確かめます。誤字を直しただけで、内容まで整ったと考えないでください。面接で質問されても本人が説明できることが必要です。
内容を直す人と発送の確認をする人が別なら、最新版がどれかも共有しましょう。古い下書きを清書してしまう、学校へ依頼した書類を受け取ったつもりになる、といった行き違いを防ぐためです。書類の版を増やすより、提出する一式を明確にすることを勧めます。
出願後の学習を、三つの流れで続けます
第一の流れは、大学で学ぶ土台となる教科学習です。日々の復習を続け、極端な弱点が残っていないかを確認してください。書類を出したから学力の評価がなくなるわけではありません。
第二は、大学独自の試験内容に合わせた練習です。問題を解くだけでなく、解答や説明のどの部分が不足したかを振り返ります。得点が伸びないときには、教材を次々と変える前に、今の教材で何ができていないかを確認しましょう。
第三は、提出書類をもとにした面接や発表・討論の準備です。受験する方式の課題に合わせ、書類の事実と口頭の説明が一致するかを確かめます。提出後に考えが深まった場合は、提出時とその後の学習を分けて説明してください。
書類の完成だけを優先すると、提出後の筆記や設問への応答に不足が残ることがあります。無料受験相談で学校への依頼と本人の学習予定を照合し、証明書の準備、答案の修正、面接練習を進める順番を具体化しましょう。
出典:2027年度総合型選抜の公式案内。
出願の最終点検|必着・厳封・本人自筆を、内容の完成と分けて確認します
文章を清書したら、提出まで終わった気持ちになっていませんか。総合型では事前書類と正式出願、公募制では学校長推薦を含む提出一式を確認します。本人の文章だけでなく、学校や活動先が発行するものまでそろって初めて、手続を点検できます。
総合型の所定書類はA4片面で印刷し、黒のペンかボールペンで本人が自筆する指定があります。画面で作った下書きを、そのまま印刷して提出できるとは考えないでください。大学から最新の用紙を取り直し、期と方式を合わせて清書します。
| 内容 | 経験の事実、学科名、設問への答え、学ぶ目的が一致するかを見ます。 |
|---|---|
| 形式 | 年度、用紙、片面印刷、自筆、字数、署名・確認欄を点検します。 |
| 発送 | 必要な一式と宛先、郵送必着日を照合します。 |
出願の必着と、入学手続書類の消印条件を混同しません
総合型の事前提出・正式出願や公募制の出願は、郵送必着です。一方、合格後の手続では別の提出期限や消印の扱いが案内されます。出願時と入学時の条件を一緒に覚えず、その段階の正式な案内を開いてください。
例えば、入学手続書類に猶予があるという説明を読んでも、願書を締切後に送ってよいという意味にはなりません。発送する日の予定だけでなく、到着までに必要な時間を確認します。不足を見つけた場合も、本人の判断でメールなどへ提出方法を変更しません。
提出後は、控えを学習と口頭の説明へ使います
本人が作った書類や資料の控えは、何を提出したかを確かめるために残します。郵送の控えは配送状況を確認するものなので、役割が違います。学校が厳封した調査書を、コピーするために自分で開けないでください。
提出後に考えが深まったら、提出時の事実と、その後に調べた内容を分けて説明します。本人の経験を都合よく変える必要はありません。書類を送り終えたら、本番の発表、討論、小論文、面接の準備へ戻りましょう。
出典:2027年度総合型選抜の公式案内。
日本大学国際関係学部の推薦へ|学校への確認と、今週の練習を分ける一歩
どの方式があるか分かっても、自分が次に何をするかで止まっていませんか。まず、受験する年度、期、学科、方式をそろえます。総合型は事前の書類提出があり、公募制は学校長推薦や成績等の条件があります。正式出願の締切だけを見ないことが出発点です。
その後は、本人の記録と、実際に作った下書き・答案・発表で準備を確かめます。資格の未確認は学校や大学へ、文章や説明の不足は先生や専門家へ相談してください。出願できることと、選考で学ぶ目的や必要な力を示せることは別です。
| 条件が未確認 | 要項の該当箇所と本人の記録を、高校や学部の入試係へ示します。 |
|---|---|
| 書類が止まる | 設問と下書きを並べ、経験・根拠・学科理解のどこが不足するかを確かめます。 |
| 当日の課題が弱い | 時間を測った答案や発表、複数人での討論から、次に直す課題を一つ選びます。 |
早く始めるほど、確認と修正の時間を確保できます
高校1年のうちから教科学習と活動の記録を大切にし、高校2年では学科の内容と自分の疑問を結ぶ練習を始めましょう。高校3年では、発行に時間が必要な書類と本人が練習する課題を分けます。直前の清書だけで、それまでの学習や探究の積み重ねを置き換えることはできません。
一方で、開始時期だけから個人の合否を断定することもできません。根拠のない合格率に振り回されず、今ある記録と答案から不足を具体化してください。学校への依頼と学習を並行し、できている作業だけを繰り返さない準備へ進みましょう。
相談後の到達点は、本人が説明して動けることです
助言を受けても、提出する文章や当日の答えを示す主体は本人です。何の根拠が不足したか、どの資料を読み直すかを聞き、本人が理解して修正します。文章をきれいにすることだけでなく、学科で学ぶ目的を自分の言葉で示せることを目標にしてください。
例えば、発表では活動の説明ができても、大学で深めたいことが言えない場合は、活動を増やすより学科紹介へ戻ります。小論文では、時間だけでなく設問への答えを見直します。現在の不足に合う作業を、学校や受験相談で確かめてから進めましょう。
出典:2027年度総合型選抜の公式案内。
写真出典:Drivephotographer/Wikimedia Commons。2021年11月4日撮影。CC0 1.0。
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