近世史、戦国から江戸時代を勉強している最中なのですが暗記量が多いので大変です。
暗記量が多くても、効率的に勉強することはできますでしょうか?江戸時代にだけでなく、日本史全般覚えることが大変です。
日本史の勉強法も教えてほしいです。
高2 なな (私立文系志望)
大学受験における近世史とは?
近世史というのは主に、戦国時代から江戸時代までのことで、大学入試では圧倒的に江戸時代の内容が頻出です。
しかし、ななさんの言う通り、江戸時代は覚える事がたくさん出てくる時代です。ということは、一気に完璧に理解するのはなかなか困難な単元だということです。
なので、まずは大まかな流れを押さえてから、細かい知識という順序で学習を進めていきましょう!近世史に限らず、その勉強法は日本史全般に有効ですよ!
インプットとアウトプットを繰り返す勉強法で暗記していきましょう!
近世史の効果的な勉強法
当たり前のことですが、江戸時代に実権を握っているのは徳川家です。
実は当たり前のそれがポイントで、徳川家一族の移り変わりに沿って出来事を押さえていくことが近世史の暗記を助けてくれます。
下記で少し具体的な勉強法の流れを書いていきます。
①1600年に関ヶ原の戦いで家康が勝利。江戸幕府を開く
②秀忠に実権を譲り、秀忠は1615年に武家諸法度(元和令)を発令
※内容は後で押さえましょう。
③家光が1635年に武家諸法度(寛永令)を発令。1640年に鎖国が完成
上記のように大雑把でいいので、徳川15代将軍の移り変わりに合わせて流れを押さえてイメージをしっかりとできるようにしていきます。
頭の中で映像でイメージできるようにするのがコツです!文字より映像のほうが記憶に残りやすいからです。これは、まず簡単に流れをイメージするという勉強法です。
流れを押さえる段階が終了したら、次に細かい知識を押さえます。
近世史の具体的に押さえるポイントとしては
「武家諸法度の内容(元和令・寛永令・天和令の相違点)」
「鎖国令の内容」
「新井白石の政策」
「海舶互市新例の内容」
「三大改革ごとの政策と結果」
などをさらに細かく勉強していきます。
きちんとした勉強法で確実にインプットしましょう!
ここは学校の授業だけでは足りない部分も出てくるので必ず、予備校の授業や大学受験用の参考書を上手く活用しましょう。
近世史に限らず、単元ごとに足りない部分はきちんと補っておきましょう。安定して得点を取れなくなります。
最初に簡単にイメージした流れに沿って細かい知識を乗せていくという勉強法で進めていきましょう。
近世史の知識を点数にする勉強法
細かい知識・内容の理解(つまりインプットですね)が済んだら、アウトプットに移っていきましょう。アウトプットのメインは問題演習です。
志望校に合った問題集などで、先ほどの勉強法で頭に取り込んだ知識を実際に大学入試で使えるかを試していきましょう。
近世史の問題演習で使えない知識は頭に入っていても仕方が無いです。なので、曖昧な知識はもう一度インプット用参考書に戻り、復習してから問題演習を繰り返して下さい。
自分の苦手な穴を埋めていくことでしか点数は上がりません。これは近世史だけでなく、それこそ、どの教科を勉強する時にも重要な考え方です!
日本史の中でも近世史は、覚えることが多い範囲なのでしっかりとできているところに時間をかけないことが大切です。
より具体的な近世史の勉強法とは?
人によって正しい勉強法・暗記法は違うので、自分に合ったものを見つけてください!
それを探りながら確実に暗記していきましょう。
近世史は暗記量が多いので、きついかもしれませんが、やれば必ずできるようになります。なので頑張りましょう(^ ^)
指導でも暗記法をはじめ、ほかの教科の勉強法のアドバイスをしていきますよ!
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