関西大学の国語対策

国語の勉強法といっても、その人の志望校によって変わってきます。 なのでkさんの志望校である関西大学の国語入試の傾向から 勉強法を解説していきます！

関西大学の国語入試の傾向

最も特徴的なのは、内容一致の設問に対応する傍線が引かれていないことです。 現代文も古文、両方共です！ つまり、設問で問われている箇所を自分で探し出す必要が出てきます。 センターの現代文、古文に比べると、解きにくくはなっていますが、 基礎と、過去問を使っての対策で充分に得点することは可能ですよ！

現代文の傾向

大問は1つだけです。 そして、評論文が主に出題されます。 内容一致問題に関しては先ほども書いたように、 傍線が引かれないことが大きな特徴です。 また、最後の小問では文章全体の内容を要約する問題も出題されます。 これは、文章の内容を段落ごとに把握して まとめるという練習を積めば十分に得点源になります。 落ち込む必要はありません！ 後程、詳しい勉強法を解説しますが、 まずは、文章の内容把握をきちんとできて、かつ、 正しい選択肢を消去法で選べるようになることから始めましょう！

古文の傾向

現代文と同様に、文章中で設問で問われている内容部分に傍線は引いてありません。 なので、古文の知識に加えて、問いに対応する部分を見つける力も必要になります。 また、古文単語の意味を聞かれるような問題は少なく、 主に内容に関する問題が多く出題されます。 なので、古文単語、文法、古文常識の3つを総合的に 使える勉強をしていきましょう！

現代文の勉強の仕方

文章全体を把握する力と、段落ごとの把握。 この2つをまずは確実に身に付けておきましょう！

おすすめ現代文参考書

「入試現代文へのアクセス」 「現代文と格闘する」 という問題集を通して、文章全体を読み解く力、 読み解き方のPointなどを身に着けていきましょう！ これらの参考書は小説問題も掲載されてはいますが、 関西大学では出題されていないので 関西大学対策だけで使うのであれば、小説問題は飛ばしても大丈夫です。 第2志望校などの国語で、小説文が出題されるのであれば、もちろん取り組むべきです！ 演習段階に入る前に、 きちんと問題文の読み解き方をこれらの参考書で身につけましょう！ 対比、言い換え、具体例ect… です！ 演習に入ってからは、 選択肢の文章を消去法で選んでいくことがPointになります！ 「文章のどこが、問題文と適していないのか」を 見定めながら問題を解いていくことがPointです！ 答え合わせの際も、何が間違っていたのか？ を理解しながら答え合わせをしていきましょう！

内容一致問題以外の勉強法

文章要約問題も得点のカギになります！ そこを得点源にするためには、文章全体から読み解ける主張と、 それに伴った段落ごとの役割とを把握する力を鍛えましょう！ また、漢字問題も出題されます。 さらに評論文に頻出する用語なども暗記しておくと 安定した点数に繋がります。 なので、できるのであれば漢字、用語暗記は比較的早い段階から 勉強していきましょう！

古文の勉強の仕方

古文の勉強は古文単語と古文文法 まずは、この2つをきっちり仕上げましょう！ この2つができていないと、古文の文章を読むことすらできません。 いきなり読解、実践の問題に入るのではなくこの2つの基礎をじっくり、 確実に身に付けてから問題演習に入りましょう！ この2つが身に付いていないのにテストを受けて、 できた！できなかった…。 という結果、感想は無意味です。 その結果は実力ではなく、運やセンスです。 運やセンスだけで合格できるほど大学受験は甘くないです（笑） 古文単語帳や文法の参考書を使って ひたすら地道に暗記し、実力を身につけましょう！

おすすめ古文の参考書

古文の単語は「古文単語ゴロゴ」が 古文文法は「富井の古典文法をはじめからていねいに」がおすすめです！ 特に古文文法は助動詞や敬語のPointに注意しながら勉強していきましょう！ 助動詞や敬語、係り結び、文法事項の識別の仕方… などを意識しながら暗記、理解していきましょう！

指導のおすすめ

本番では、確かに制限時間もあり 今の段階でそれすら達成できないことに不安を覚えると思います。 ただ、勉強の順番としては 実力をつける ↓ 志望校対策＆スピードアップのための演習 という流れでないと、安定して得点は取れません。 焦ったり、落ち込んだり、不安になるかと思いますが、 その不安を打ち消すために、 実力をつけるための勉強をしていきましょう！ 「今回紹介した参考書の使い方を解説してほしい！」 「勉強で不安なポイントがあるので、解決してほしい」 「勉強をしているのになかなか成果がでない…。」 などあれば、指導で相談してくださいね！