残り2週間で英文和訳を完成させるには?

英文和訳でポイントを押さえ切ることができません。長文の大体の内容は把握できているのですが、難しい単語の推測で間違えたりそもそもの文構造の把握ミスなどがあります。あと2週間ほどでほぼ完璧に取りきるには何をすればいいですか?

高3 ららら (名古屋大学医学部志望)

英語の英文和訳問題の落とし穴

「ららら」さんは「単語」と「文構造」のミスなどでポイントを押さえられないとしていますが、英文和訳で陥りやすいミスが4つあるのはご存知でしょうか。まずは自分のミスが以下の4つのどれに当てはまるのかを考えてみてください。対策はそれからです。
①英単語力が足りていない
②英文法力が足りていない
③構文読解力(短文和訳力)が足りていない
④文章の流れを汲み取る力が足りない

それぞれの対策

もし足りていない部分が①の「単語」や②の「英文法」だとすれば2週間でできるだけ復習をしてください。いままでやってきた単語帳や今まで勉強してきた参考書を信じて、新たな参考書に手を出さないようにしましょう。 ③の「構文読解力」が足りていない場合は、過去問演習でも丁寧にSVOCの構文を取るようにしてください。今までの演習で、できていた箇所も、過去問演習になると「焦り」が出てしまい丁寧な読解ができなくなってしまいます。確かに時間に追われる入試ですが、丁寧に構文を取り訳していけば、訳で悩む時間が少なくなり結果的に和訳時間が短縮できます。 ④の「文章を汲み取る」部分で失点してしまう場合は「文脈」を常に考えて英文を読むようにしてください。「文脈」とは前の文や後ろの文の関係を考えるということです。例えば、和訳する文の最初に「But」があった場合、「前の文とは反対の文を訳す」意識を持つというです。「文脈」を考えることで難しい単語や造語の推測がやりやすくなるはずです。

基本は直訳

「文脈」を考えて推測しながら訳すことは大切ですが、英文和訳の基本は「直訳」です。和訳のポイントを押さえるには構文がしっかり取れていることが第一条件です。一番大きな構文が取れていない場合、その和訳問題は0点になってしまう可能性があります。まずは丁寧に構文を取って、その後に訳しづらい箇所を意訳していってください。 以上の点をよく意識して、過去問演習をしていってください。残りの時間は少ないですが、和訳は単語1個だけでも点差がついてしまう問題ですから、最後まで諦めずに勉強していってください。また和訳のこと以外で質問がある場合は自分で溜め込まずに、すぐに指導で相談してみてください。最後まで質問対応いたします。

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