英語の基礎を勉強しなおすためには

高1の段階でつまずいてしまうと、この先もずっと苦手意識を持って授業を受けることになって、もちろん成績の伸びも期待できません。「苦手なものほど丁寧に勉強」が肝ですよ。 中学から英語が苦手ということだったら、英文法レベル別問題集1という参考書がおすすめです。現状をきちんと受け止めて、英文法を中学受験レベルから丁寧に勉強しましょう。ここが肝心ですよ。 今から説明していく、英文法レベル別問題集1の使い方に沿って英語を勉強しましょう。

英文法レベル別問題集1の使い方からみる英語勉強

＜文法構造を理解するためにSVOCを振る＞

まずはSVOCをひと目見ただけで構造がわかるようになるまで練習しましょう。そうすることで英文が「早く、正確に」読めるようになります。実際に英文にSVOCを書き入れてみてもいいです。ここは重要なところなので、ゆっくり丁寧に行いましょう。

＜英文を和訳する＞

問題を解く前に、英文を和訳！ いきなり英文法レベル別問題集1の問題を解くのではなく、ここでじっくりと問題文を和訳しましょう。 正確な和訳をするには単語、熟語、文法、構文すべての力が必要になるので、このやり方で勉強を進めていけば、効率のよい演習ができます。

＜問題を解く＞

実際に問題を解きます。そして問題文をきちんと和訳できていれば、簡単に解けます。ここはささっと終わらせましょう！

＜答え合わせ＞

問題の答えと和訳が合っているかを確認しましょう。和訳で間違えていた場合、自分は単語、熟語、文法、構文のどれが原因で間違えたのか分析することが大事ですよ。 僕は、英語の参考書はこの使い方をして勉強を進めていきました。短文読解問題として和訳をしながら進めることで、日本語に訳す力はもちろん、総合的な英語力が身に付いていきました。 ここで注意することは、しっかりと「ここまでに学んだことを覚えているか」を常に確認しながら進むことです。「問題を解く」ことだけでは、英文法が完璧になると思っていては成績は伸びませんし、時間のムダです。

英文法レベル別問題集1でもし間違えた問題があったら？

間違えた問題があった場合は「どこで間違えたのか」を明確にしましょう。 答えあわせをして、間違えた問題は 「自分は単語・熟語・文法・構文のどれが原因で間違えたのか を分析していこう！

①単語・熟語の場合

抜けていた単語・熟語をノートにまとめて“自分だけの単語帳・熟語帳”を作ろう。

②文法の場合

間違えた問題の解説を熟読です。 解説だけで理解できなかった場合は、講義系の参考書などで抜けている部分を復習しましょう。

③構文の場合

構文の取り方は独学で理解することが難しい。躓いているところは必ず、その日のうちに学校や塾の先生に質問しよう。 構文が取れないのに英文法レベル別問題集1の先の問題に進んでも意味がないよ。

英文法レベル別問題集1のいいところ

各章の冒頭に文法のおおまかな説明があって、演習問題に解説が載ってます。チェック欄も付いているので復習もしやすいですよ！ 英文法レベル別問題集1はレベル1〜6の段階を踏んで基礎から学べます。英文法は使いこなせるようになることが大切！１日にたくさん覚えても、完璧度が100％じゃないと全く力にならないです。基礎の英語力なので時間をかけてでも完璧にしましょう！ 英文法レベル別問題集1を仕上げれば、最低限の英文法を身につけられます。

英文法レベル別問題集1の完璧はどれくらい？

ランダムに解いて、SVOCが振れて、訳すことができて、なおかつ問題に100％正解できたら完璧！ 文法力は基礎！100％完璧にできるようにしないと大学受験には対応できません。長文の勉強に入る前に完璧にしておきましょう。逆に言えば、ここまで出来ていないと過去問の長文を正確に早く読むことができないということです。だから、ランダムに出題されて、構文解釈・和訳・問題演習で100％正解できることがゴールです。