高校基礎の英単語帳、おすすめを紹介します!
こんにちは。マナビライトで教師を務める金井です。
(私のプロフィールはこちらから見られます。)
今回は、高校1年生のこーぴさんから英単語帳の選び方に関する質問をいただきました。英単語帳と言ってもいろいろな種類があったり、その中でもレベルが分かれていたりと絞り込むのが難しく悩んでしまいますよね。
- 「中学校の英語に苦手意識はなかったけど、高校生になって少し不安…」
- 「高校1、2年生のうちに基礎的な英単語は完璧にしておきたい!」
- 「GMARCHなどの私立難関大学は確実に合格できるようにしたい!」
「自分のレベルと志望校に合ったもの」を選ぼう!
まずは、今の自分のレベルから志望校のレベルまでの単語を網羅できるものに絞ります。今回の場合は高校基礎のレベルからGMARCHレベルまでを網羅できるレベルで探していきましょう。
まずは1冊に絞るのではなく、自分のレベルに合いそうなものを選んでいきます。例えば「ターゲット1900」や「システム英単語」「速読英単語 (必修編)」などが当てはまります。ちなみに、「速読英単語 (上級編)」については少しレベルが高い印象なので、2冊目以降に使いましょう。 いくつかの候補が挙げられた後は自分が取り組みやすいタイプのものを選んでいきましょう。
「ターゲット1900」や「システム英単語」などのように単語が列挙されているタイプもあれば、「速読英単語 (必修編)」などのように長文の読解と合わせて進めていくタイプもあります。人によって相性もありますので1番しっくりくるものを選んでもらって構いません。
1番オススメの英単語帳は、「速読英単語」!
しかし、何冊か覗いてみてもイマイチ自分に合う英単語帳が分からないという方も多いのではないかと思います。そんな時、私は 「速読英単語」を強くおすすめします。私自身の経験はもちろん、長年教えてきた受験生達も、「速読英単語」を使うことで飛躍的な成長を遂げてきました。そんな「速読英単語」の特徴は以下の通りです。
- 詳細なレベル分け
中学版、入門編、必修編、上級編、英熟語の5種類があり、自分と志望校のレベルを網羅できます。また、同じシリーズを活用することで扱い方にも慣れて使いやすくなっていきます。
「必修編」と「上級編」が、中でも定評があります。特に、志望校が、東大、京大、早稲田、慶應、上智などの、最難関大の場合は、「上級編」まで必ずマスターしてください - 単語力と一緒に長文読解力もアップ
ここが最大のオススメ理由。大学受験において配点が高く差のつきやすい長文読解ですが、単語の勉強は進んでいても、読解の勉強が進まないしやり方もわからない、という方がほとんどではないでしょうか。しかし、「速読英単語」であれば単語力と同時に読解力も磨いていくことが可能です。 - 単語の本来の使い方と経験に基づいた実力を身につける
これまで単語の勉強に取り組んできた方なら実感したこともあるかと思いますが、単語単体で覚えようとしても記憶に残らないことがしばしばあります。しかし、「速読英単語」を活用して文章の中でどのように使われるのかを読解にチャレンジする中で身につけることができます。知識だけでなく印象として頭に強く残るので忘れにくくなります。
「速読英単語」の使い方
さて、ここからは具体的な使い方について
解説していきます。
- 自分に合ったレベルを選ぶ
学生の間では「他の単語帳よりも難しそう」という印象もあるようですが、実際はレベル別で用意されているため心配する必要はありません。まずは「速読英単語 (必修編)」にチャレンジしてみて、難しかったら入門編などを活用すると良いでしょう。ちなみにGMARCHなどの難関大学を目指したいからといって最初から上級編にチャレンジする必要はありません。 - 英文を読む
単語は文章の中の一部分にすぎません。単語を一つひとつ眺めていても試験で使えるような力は身についていきません。まずは、分からない部分に線を引きつつ英文を読み進めていきましょう。この時、なるべく早く読み進めることを意識したり、分からない単語もこれまでの知識や文脈から推測したりすると適度な負荷がかかって良い学習機会になります。 - 和訳の確認
次に、和訳を読みながら自分の英文解釈が正しかったのかどうかや、推測した単語の意味は合っていたのかなどを確認しましょう。加えて、自分がわからなかった部分や理解はできたけど自信がなかった部分なども抜かりなくチェックするようにしましょう。 - 単語ページで単語力の強化
単語ページでは、1つの単語についてその意味だけでなく対義語や類義語などの関連語句や発音・アクセント、頻出表現、例文など受験に際して必要な知識が網羅されています。特に関連語句や頻出表現などを押さえておくと他の受験生と差をつけるポイントにもなるのでぜひ覚えておきましょう。 - 解説ページの活用
最初の文章を読んでもいまいち理解が進まなかった場合、解説ページを読んで文の構造や内容に関する補足を押さえ、次回以降はスムーズに読み進められるようにしておきましょう。 - 知らない単語が出てきたら?
知らない単語は常に存在します。大切なのは、身につけた語彙力で、知らない単語を推測できる力なのです。知らない単語の出現に一喜一憂しない事です。
「速読英単語」で達成したい目標とは?
「ソクタン」は、テーマ別に分かれた読み物ごとに単語を勉強していきますよね。100%マスターしよう!と言いたいところですが、それは繰り返し勉強する事で可能になります。最低でも、ひとつの読み物に出てきた単語に関して80%わかるようにしてください。文法と違い、単語は理解というより暗記ものなので、量は大切なのです。
最後に英単語帳の選び方のポイントを復習して英語の成績をあげましょう!
各問題の◯×を押して、答えてみてくださいね!
英単語帳を使った勉強に不安がある人へ
ここまで、私なりの視点から受験生にオススメしたい単語帳やその使い方について解説をしてきました。しかし、たった一人で単語をはじめとした英語の勉強に取り組むには限界があります。不安なのはみんな同じ。そのためにみんなの先輩達がいます。マナビライトには、そんな経験を乗り越えて志望校合格を勝ちとって、更にその経験と知識で指導している多くの様々な先輩達が在籍しています。私もその一人です。
一人ひとりに合った勉強方法を一緒に導き出しますので、ぜひ私と一緒に志望校合格へ向かって頑張ってみませんか?オンライン体験は無料なので、こちらから気軽にお申し込みください!