偏差値を15あげないといけないのですが、古文が覚えられません。何から、どう勉強したらいいですか?
高3 しゅんしゅんさん (日東駒専志望)
「偏差値を15上げる」ために必要な勉強
偏差値を15上げるためには勉強内容を具体的に絞ると効率的です。その時に教科を絞るのではなく、単元を絞ってください。自分のできない箇所を確実に潰していくことが偏差値を上げる方法になります。
古文なら「用言・助動詞」と「古文単語」に勉強を絞ります。そしてその古文の単元を徹底的に勉強して、完璧に出来る単元を増やしていくことが重要です。
ここからはじめる 古文の勉強法・暗記法
古文の基礎は「用言」「助動詞」「敬語」の3つの分野で構成されます。その3つの中でも「用言」が出来なければスタートを切ることが出来ません。さらに用言の中でも、まずは動詞を完璧にしていきましょう。完璧に古文の単語を覚えるのであれば、「古文単語ゴロゴ」という古文単語帳がおすすめです。
勉強法・暗記法を実施する上でのポイント
動詞を覚えていく中でまず確認するべきポイントは「動詞は9種類ある」ということです。その9種類の活用や識別がしっかりと出来ることが重要です。そのほかの「用言」「助動詞」「敬語」についても同じように、覚える「種類・個数」のゴールを認識してから勉強を始めると暗記しやすいです。
さらに、動詞の中でも変格活用など特別なものについては「何がどう特別なのか」を理解しましょう。
完璧に暗記できたといえる条件
偏差値を確実に上げるためには、勉強した部分を完璧に暗記することが必要です。その完璧の条件は、「自分でアウトプットができている」ということです。自分が覚えたことを他の人に塾の先生になったようなつもりでしっかりと説明できれば、それが「アウトプットできている」ということです。
「アウトプットできている」状態をつくれば完璧に暗記できていることになり、偏差値も着実に上っていきます。
最初に手をつけるべき参考書の種類
本当に最初から手を付けたいのなら「古文教室 古典文法編 改訂版 (超基礎がため)」をおすすめします。
しゅんしゅんさんが、学校などで基礎勉強を確実にやっているのであれば、「佐藤敏弘の 古文文法が面白いほどわかるスペシャルレクチャー (高校学参)」がおすすめです。
偏差値15上げることがゴールなのか
偏差値はあくまでもそのテストのレベルや形式で自分が全国でどの位置にいるかを知るためのものであり、合格不合格の基準にはなりません。大切なのはそこを間違えないことです。
偏差値でないのであれば、どこでレベルアップをはかるかというと、志望校の過去問や志望校に似たレベル出題形式の大学の過去問で”合格最低点を超えられるかどうか”という点です。
勉強するたびに過去問ベースに何点上がったか見ていくことをおすすめします。
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