「青山学院大学に推薦で入りたいけれど、自分の志望学部では何を受けられるのだろう」「評定や英語資格、活動経験のうち、どれを先に準備すればよいのだろう」。青学の入試を調べると、自己推薦や指定校推薦、スポーツに優れた者など、さまざまな名前が出てきます。名前だけで判断すると、志望学部を募集していない方式の対策を進めてしまうおそれがあります。
指定校推薦の面接・小論文の有無や形式は、全学部共通と断定できません。2027年度の要項は学部・学科・学環別に案内され、閲覧用パスワードは対象高校に通知されます。まず在籍高校で希望学科の当該年度要項を確認し、その内容に合わせて準備を進めてください。
実は、2027年度の自己推薦は全学部で実施される制度ではありません。対象は文学部の英米文学科・史学科・比較芸術学科、地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部です。この記事では、自己推薦や学校推薦型選抜に加え、スポーツ、理工系女子特別、海外就学経験者、外国人留学生など、一般選抜・共通テスト利用・編入学を除く1年次入学の道を整理します。
条件や日程は2027年度の大学公式要項を基に、2026年10月20日に再確認しています。非公開の推薦条件は高校へ確認する内容と区別します。そのうえで、書類の材料や小論文・面接の練習も具体化します。自分が使う要項、学校へ聞く質問、次に取り組む課題を見つけるために活用してください。
キャンパス写真:青山学院大学・相模原キャンパスのチャペル。撮影:ウース、2006年。CC BY-SA 3.0、改変なし。現在の施設の確認には大学公式案内を使ってください。

青山学院大学の推薦、何から始める?
青山学院大学の学部ごとの出願条件と合格対策
受ける学部が決まっている場合は、下から学部別ページに進んでください。出願資格・選考内容・提出書類・日程と合格に向けた対策を、公式の入試要項に基づいて詳しく整理しています。
志望学部から探す|青学の推薦対策の入口
受けたい学部が決まっているなら、どの記事から読めばよいでしょうか。学部別の入口で詳しい条件を確かめた後、このページで指定校・自己推薦などの方式を比較できます。
受ける学部が決まっている場合は、下から学部別ページに進んでください。出願資格・選考内容・提出書類・日程と合格に向けた対策を、公式の入試要項に基づいて詳しく整理しています。
国際政治経済学部
総合型選抜・学校推薦型選抜
出願条件と合格対策を見る文学部
総合型選抜
出願条件と合格対策を見る法学部
総合型選抜・学校推薦型選抜
出願条件と合格対策を見る
国際政治経済学部
語学と学科別の視点
学部別記事で対象方式を確認できます。
文学部・法学部
学科名までそろえることが先
文学部3学科の自己推薦と法学部の方式を区別します。
学部別記事を読む際も、対象年度と方式名を確認してください。次の節で、大学全体の制度の違いを押さえます。
青学の推薦は何種類?学部と正式な方式名の対応
「青学の推薦」という検索結果は、自分の学科にも当てはまるのでしょうか。最初に学科と方式の組み合わせをそろえると、使うべき要項が見つかります。
青山学院大学の推薦入試を調べる最初の一歩は、「総合型選抜があるか」という大きな問いを、学部・学科と正式な方式名に分けることです。大学公式では、学校推薦型選抜や総合型選抜の各制度が個別に案内されています。出願資格も提出書類も、制度ごとに読み分ける必要があります。
例えば、教育人間科学部教育学科を志望していても、文学部と同じ自己推薦の要項は使えません。経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部についても、2027年度の自己推薦の募集対象には含まれていません。「青学の総合型対策」とひとまとめにした情報を、そのまま自分の出願に当てはめないでください。対象学科は大学公式の自己推薦案内で確認できます。
高校が窓口
指定校・提携校など
希望学科の枠と校内条件を進路指導部へ確認します。
公開要項が入口
自己推薦・スポーツなど
対象学科と出願資格を読んでから試験対策へ進みます。
自己推薦を調べます
文学部の3学科、地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部が対象です。学科ごとの条件を先に照合します。
高校を通す推薦を調べます
指定校や提携校などは、在籍高校の進路指導部へ対象枠や推薦条件を確認します。
特定の経験・資格を照合します
競技実績、信仰、海外での就学、外国籍など、方式ごとの条件と学部の組み合わせを調べます。
公募推薦という呼び方だけでは、受けられるか判断できません
「指定校でなければ公募推薦」と考えると、青学の制度を見誤ります。2027年度の公式案内では、全国高等学校キリスト者推薦などが正式な制度名で掲載されています。評定条件を満たせば誰でも全学部に出願できる、共通の公募推薦があると読み替えることはできません。
まず大学公式の「入学者選抜要項ダウンロード」から希望学科の方式を開き、「出願資格」と「出願書類」で学校長推薦の要否を確認してください。指定校など高校向けの資料は、進路指導部へ「希望学科の推薦対象と校内応募の条件を確認したいです」と尋ねます。その回答を受けて卒業時期、第一志望、評定、英語資格、活動実績を照合し、条件が不明なら該当箇所を先生に示してから志望理由書の準備へ進みます。
2027年度入試の日付は、2026年中の手続も含みます
この記事でいう2027年度は、2027年4月入学者向けです。出願や試験は2026年中に行われるものがあります。また、大学公式には2028年度の変更予告も掲載されています。例えば地球社会共生学部の自己推薦に関する2028年度の予告を、2027年度の条件と混ぜないようにしてください。
2026年10月20日時点では、2027年度自己推薦の第一次出願は終了しています。英米文学科・地球社会共生学部・コミュニティ人間科学部の第二次登録も10月19日で終了しています。出願済みの方は受験票と試験日を確認してください。史学科・比較芸術学科の第一次合格発表は11月13日です。
2028年度以降を受ける高校1・2年生は、掲載された2027年度の日程を翌年へずらして使わないでください。大学公式の「入学者選抜情報」で変更予告を読み、自分の年度の要項が出たら条件と日程を置き換えます。今は評定、資格取得、活動記録など、時間をかけて積み上げる準備を進めましょう。
最初にそろえるのは年度・学科・方式です。指定校を考えている方は、次の学校への確認から進めてください。
指定校推薦の面接・小論文は全員同じ?高校で確かめる条件
「指定校推薦に面接はある?小論文も必要?」と調べても、学部や年度の違う体験談が混ざります。公開ページで分かる範囲と、高校へ聞く範囲を分けることが出発点です。
2027年度の指定校推薦は、大学が学部・学科・学環ごとに指定した高校の学校長推薦による制度です。公式のダウンロードページには学部別の要項が掲載されていますが、閲覧用のパスワードは対象高校だけに通知されます。自分の高校にどの学科の枠があるかは、公開ページだけでは判断できません。
大学名の推薦枠があることと、希望する学科の枠があることは別です。例えば「青山学院大学の枠がある」と聞いても、経営学科を希望する受験生が、その枠で経営学科に出願できるとは限りません。学部、学科、人数、条件を一組として確認してください。制度の公開範囲は2027年度指定校推薦の公式案内に示されています。
公開ページで分かること
指定された高校の学校長推薦
学部・学科・学環単位の制度であることを確認できます。
高校で確かめること
自校の条件と選考内容
当該年度の学科別要項で面接・小論文・提出書類を確認します。
非公開の推薦基準・校内日程を確認できる窓口

指定校推薦の評定基準、教科別条件、欠席などの扱い、校内応募締切、大学での選考内容は、在籍高校の進路指導部へ確認してください。前年の先輩の条件を、今年も同じと考えるのは危険です。公開情報では確認できない数値を、他大学の基準から推測することもできません。
評定は出願条件を満たすための重要な材料です。ただし、指定校推薦を「評定上位順で通る入試」と考えてはいけません。条件を満たしたうえで、希望する大学・学部の学びにどのように合うかを説明する準備が必要です。実際の校内選抜の基準は、高校の説明に従います。
枠について聞きます
「今年度、希望する学部・学科の指定校枠はありますか。応募できる人数と条件を確認したいです」と伝えます。
校内選抜について聞きます
「応募締切、提出書類、面談や課題、学部との相性を判断する材料は何ですか」と確認します。
推薦後について聞きます
「大学の選考、入学手続、併願・辞退の扱い、入学前課題をどの資料で確認できますか」と尋ねます。
落とし穴は、校内選抜に通ってから志望理由を考えることです
校内応募の段階から、「なぜこの学科か」「高校で何を積み重ねたか」「入学後に何を学ぶか」を自分の言葉で説明できるようにしましょう。例えば経営学部なら、部活動で役割分担を改善した経験を、組織や人の行動への関心につなげられます。役職名だけで終わらせず、何を観察し、どう考えたかまで整理します。
面接や小論文の有無を公開情報から一律に決めつけることも避けてください。高校から提供された当該年度の要項や書式をもとに練習します。書類の名称、字数、記入方法が分かったら、本人が下書きを作り、先生に説明の不足や矛盾を確認してもらうという順番で進めます。
指定校の面接・小論文に向けた準備の分担
高校から要項を受け取ったら、「選考方法」「提出書類」「試験当日の持参物」の箇所を先生と読み合わせてください。面接がある場合は提出文に沿った質問練習、小論文がある場合は指定された形式の時間内練習に進みます。未公開の過去問や他学部の体験談を、今年の出題予告として扱わないことが大切です。
自分でできること
経験の記録と本人の下書き
事実・感想・調査結果を分けて書きます。学部とのつながりを説明できない段落は、調べた資料と一緒に第三者へ見せてください。
学校の先生に頼めること
調査書・推薦手続と基本的な文章確認
校内期限と発行日数を確認し、内容の事実関係を見てもらいます。学部別の評価との結びつきまで迷う場合は、専門家の確認へ進みます。
プロに頼ったほうがよいこと
学部の学びと書類全体のつながり
文章が整っても学ぶ必要が伝わらないときに、要項と下書きを照合してもらいます。完成文の代筆を受けず、指摘の理由を聞いて本人が書き直します。
先生への相談に使う志望理由の確認メモ
記入例(完成形)
- 確認する文章
- 「英語が好きなので志望します」という一文です。
- 確認してほしい点
- 英語の何に関心があるか、学科で何を学びたいかを説明できるよう、足りない点を質問していただきたいです。
- 次に行う作業
- 質問された点を自分の読書・学習記録で確かめ、学科の公式紹介と照らして本人の言葉で書き直します。
コピー用フォーマット
- 確認する文章
- __
- 確認してほしい点
- __
- 次に行う作業
- __
コピー用フォーマットの「確認する文章」に自分の下書きの一文を入れ、下書き全体と一緒に校内応募前に先生へ渡してください。質問への答えは本人が資料で確かめ、当該年度の設問・字数・本人作成の決まりに沿って書き直します。大学へ出す文章ではなく、先生から具体的な指摘を受けるために使います。
指定校の条件が分かったら、校内応募前から学部で学ぶ理由を説明する準備へ進みます。他の学校を通じる制度との違いも続けて確認できます。
希望学科の条件が分かっても、経験を志望理由にどうつなげるかで止まりやすいものです。無料受験相談で校内選考に向けた準備と下書きを照らし合わせ、先に直す説明を決めましょう。
相談で確かめたいこと
- 高校へ追加で確認する条件と期限
- 経験から学部で学ぶ理由へのつなぎ方
- 書類・面接・小論文の準備順
提携校・同盟校・内部進学|推薦元が変わると確認先も変わる
高校で「連携校です」と聞いたら、すべて同じ推薦で受けられるのでしょうか。提携・同盟・地域連携・内部進学では対象と窓口が異なります。
高校を通じて詳細を確認する制度は、指定校推薦だけではありません。大学公式の2027年度要項一覧には、提携校推薦、キリスト教学校教育同盟加盟高等学校推薦、理工学部地域連携型高大接続プログラム対象校、系属校からの進学、高等部からの内部進学も案内されています。
提携校推薦は、大学との教育提携が前提です
提携校推薦は、青山学院大学と教育提携を結ぶ高校の学校長推薦による制度です。2027年度要項への入口は公開されていますが、詳細資料の閲覧は対象高校向けです。在籍高校の進路指導部へ、提携校に該当するか、希望学部の枠があるか、校内応募の条件や日程を確認してください。
学校の関係が入口
提携校・同盟加盟校・系属校
学校の進路指導部へ正式名称で問い合わせます。
参加する教育活動が入口
理工学部地域連携型
電気電子工学科の対象プログラムと推薦手続を高校へ聞きます。
例えば、学校の紹介資料に「大学と連携しています」とあっても、それだけで提携校推薦の出願資格を得られるとは限りません。「教育提携による推薦制度の対象校ですか」と、正式な制度名で聞くと確認のずれを減らせます。公開されない評定や人数を、指定校推薦の条件で代用しないでください。
同盟加盟高校推薦と全国高等学校キリスト者推薦の違い
キリスト教学校教育同盟加盟高等学校推薦は、同盟に加盟する高校の生徒を対象とする制度です。後で説明する全国高等学校キリスト者推薦とは別です。全国高等学校キリスト者推薦では、同盟加盟高校を除くという資格条件が示されているため、学校の所属を先に確かめましょう。
在籍高校の進路指導部には、「本校は同盟加盟高校推薦の対象ですか」「希望学科の推薦条件、校内選抜、必要書類は何ですか」と聞いてください。信仰に関する条件も他方式から移して考えず、高校に配布された要項で確認します。教会での活動経験は、事実と自分の学びを分けて記録しておきましょう。
理工学部地域連携型は、電気電子工学科の探究プログラムとつながります
理工学部地域連携型高大接続プログラム対象校の選抜は、電気電子工学科が実施する高大接続探究プログラムと連携する高校の学校長推薦による制度です。理工学部の全学科に共通する推薦と考えないでください。2027年度の要項への入口や制度の説明は、大学公式で確認できます。
高校には「本校は対象校ですか」「参加や修了などの条件、推薦までの流れ、提出する探究記録は何ですか」と聞きます。準備では、実験が成功した結果だけを残すより、予想、方法、結果、見直した点を順に記録すると説明しやすくなります。細かな推薦条件や日程は、在籍高校の進路指導部へ確認してください。
系属校・高等部の進学で先に必要な学校内の手続
系属校から大学への進学は、2027年度要項の入口が学校長推薦を受けた人向けに掲載されています。高等部から大学への内部進学については、2026年10月20日時点の公式一覧で要項を2026年12月公表予定と案内しています。未公表の条件や学部配分を推測することはできません。
それぞれの在籍校の進路指導部や担当教員へ、「希望学部を決める時期」「成績や学内での学習の扱い」「提出書類」「進学決定後の課題」を確認しましょう。例えば心理学科を希望するなら、学科で扱う研究方法や学びを調べ、希望する理由を整理しておきます。公開要項一覧は大学公式の2027年度資料案内で確認できます。
学校への問い合わせは正式な制度名で行います。公開要項を自分で読める自己推薦については、次の5学科の説明を使ってください。
自己推薦の対象は5学科|資格・評定・経験の違い
活動を頑張っていれば、どの学科の自己推薦も受けられるのでしょうか。青学の自己推薦は、対象5学科それぞれに入口と試験がある制度です。
自己推薦という名前でも、全方式が「活動実績を自由にアピールする入試」ではありません。英米文学科は英語資格、史学科や比較芸術学科は評定条件、コミュニティ人間科学部は社会貢献活動歴や就業経験など、出願の入口が異なります。まず入口を満たし、その後に学問への関心を深めるという順番です。
評定は参考程度と考えないでください。史学科や比較芸術学科のように、条件を満たさなければ出願できない方式があります。一方、特定の評定基準が記載されていないことから「調査書は見られない」と判断するのも誤りです。条件としての役割と、提出書類としての役割を分けて読みます。
英語と学問
英米文学科
英語資格を満たした後、日英の文章表現へ進みます。
評定と資料・作品
史学科・比較芸術学科
教科別条件も確認し、資料や作品を根拠に説明します。
経験と証明
地球社会共生・コミュニティ
区分・期間・証明資料を照合し、経験から問いを深めます。
資格から逆算します
英米文学科は英語資格の種類や取得時期を確認し、英語と日本語で読む・書く・話す練習へ進みます。
成績と学問から逆算します
史学科・比較芸術学科は全体や教科の評定を確認し、歴史資料や芸術作品を根拠に説明する練習へ進みます。
経験の証明から逆算します
地球社会共生学部・コミュニティ人間科学部は、該当する資格区分と証明資料を先に確かめます。
出願の入口が異なるため、資格や評定の確認と、選考に向けた練習を分けます。志望する学科の節で必要な準備を具体化しましょう。
英米文学科|英語資格の後に必要な日英の小論文対策
英検などの条件を満たしたら、英語対策は終わりでしょうか。英米文学科は資格の取得と、当日の読解・文章表現を分けて準備する必要があります。
英語資格の条件と2027年度の選考日程
募集人員は約30名です。高校卒業・卒業見込みなどの大学入学資格に加え、指定された英語資格のいずれかが必要です。例えば英検準1級以上、4技能のTEAP300点以上、学術目的のIELTS5.5以上などが示されています。試験ごとの有効期間や証明書の条件もあります。2027年度英米文学科自己推薦要項で、自分が使う資格を確認してください。
第一次のインターネット出願登録は2026年8月27日~9月10日、書類提出は9月7日~10日必着です。第一次合格発表は10月16日、第二次登録は10月16日~19日、試験は10月24日、最終合格発表は11月16日、入学手続書類の締切は11月30日必着です。第一次に合格した後にも登録が必要です。
資格取得
出願の入口
種類・得点・受験日・証明書を要項の資格欄で照合します。
小論文・面接
意味を伝える力の練習
英文の主張と根拠を分け、日本語と英語で説明します。
英語と日本語の両方で説明する小論文・面接の準備
第一次は書類審査、第二次は英語と日本語の小論文や面接です。小論文は英文を読み、英語と日本語の両方で文章を書く形式です。つまり、資格試験の点数を取る準備だけでは、当日の文章表現を十分に練習したことにはなりません。
例えば英文の記事を読んだら、まず筆者の主張と根拠を日本語でまとめます。その後、同じ内容を英語で短く説明し、自分の意見を加えましょう。読めなかった単語を覚えるだけでなく、「どこまでが筆者の考えで、どこからが自分の意見か」を分ける練習が役立ちます。
志望理由は「英語が好き」「海外で働きたい」から一歩進めます。文学、言語、文化など、学科で学びたい問いを絞り、その問いが生まれた経験を書き出してください。例えば同じ物語の日本語訳と英語の原文で印象が変わったなら、どの表現に違いを感じたかを説明するところから始められます。
落とし穴は、資格の級だけを確認して証明書を後回しにすることです
英語資格は、種類によって認められる受験形式やスコアの組み合わせが異なります。例えばTOEFLは2026年1月21日以降の試験とそれ以前で要項に示す基準の尺度が異なります。古い比較記事の点数だけを見ず、受験日まで照合してください。
学校が発行する書類や英語資格の証明書など、自分だけではすぐに用意できないものを先に確保します。面接は、用意した志望理由を丸ごと暗記するより、英語と日本語のどちらでも内容を説明する練習をしましょう。難しい単語を増やすより、質問に合う内容を正確に伝えることを優先します。
資格証明を確保し、短い英文で主張・根拠・自分の意見を説明する練習を始めてください。書いたものを学校の英語の先生に見てもらうと、内容と表現の弱点を分けられます。
史学科|歴史の知識を史料の読み取りへつなぐ準備
歴史の定期試験が得意なら、論述にもそのまま対応できるのでしょうか。史学科では知識に加え、示された史料や英文を根拠に答える練習が必要です。
評定条件は、全体だけでなく歴史科目との組み合わせもあります
募集人員は約13名です。2027年3月の日本の高校卒業見込みなど、要項の学校区分を満たし、史学科を第一志望とすることが必要です。成績条件は、全体4.0以上、または全体3.8以上かつ世界史探究・日本史探究のいずれか4.5以上です。教科名まで2027年度史学科自己推薦要項と照合しましょう。
第一次登録は2026年9月17日~10月1日、書類提出は9月28日~10月1日必着です。第一次合格発表は11月13日、第二次登録は11月13日~16日、試験は11月23日、最終合格発表は12月1日、手続書類締切は12月11日必着です。第一次出願期間は、英米文学科と同じではありません。
覚えた知識
資料を読む助け
時代背景を使いながら、資料にない内容を断定しません。
問われた説明
論述で示す答え
設問に必要な記述を選び、根拠と結論をつなげます。
提出課題と論述試験に共通する資料の読み取り
第一次では調査書、志望動機・理由書、入学者選抜課題などを提出します。第二次は論述と面接です。論述は「歴史に関する史料」または「歴史に関する英文」を選び、小論文形式の問いに答えます。歴史の知識を覚えることと、初めて読む資料から説明することは、別々に練習する必要があります。
例えば地域の歴史に関心があるなら、展示の説明、自治体の資料、当時の記録を比べてみましょう。「この資料には何が書かれているか」「作られた時期や立場によって何が違うか」「資料だけでは分からないことは何か」と分けてメモします。これは、史実と自分の推測を混ぜないための練習です。
志望理由書には、好きな時代や人物を並べるだけでなく、知りたい問いを残します。「なぜ同じ出来事が資料によって違って描かれるのか」といった疑問なら、大学で学ぶ必要性を説明しやすくなります。課題の設問や指定された書式を先に読み、必要な調査から取り組んでください。
落とし穴は、知識量を見せるために設問から離れることです
論述では、知っている歴史事項をすべて書くと、設問への答えが薄くなります。練習問題の設問で、説明を求める言葉に下線を引き、指定された史料名や時代・地域を丸で囲んでください。次に、答えの根拠になる史料の箇所と答案の段落を対応させます。範囲に迷う場合は、その設問と下書きを歴史の先生へ見せ、「この段落は指定された史料と範囲から外れていませんか」と確認し、指摘された段落を書き直します。
また、要項は志望動機・理由書や課題について、本人が考えた文章を求め、人工知能による自動生成や他者による作成を禁じています。添削を受ける場合も、完成文を受け取る形にしないでください。問いを受けて自分で調べ、自分で書き直すことが、面接の準備にもつながります。
提出課題と論述は、どちらも根拠を示す練習につながります。調べた資料の出典を残し、文章に書いた主張を面接でも説明できるか確かめてください。
比較芸術学科|作品の感想と根拠のある説明の違い
作品を作った経験と、芸術を大学で学ぶ理由は同じでしょうか。比較芸術学科では、鑑賞したものを具体的に説明する準備も大切です。
出願条件と日程は、史学科と似ていても同じではありません
募集人員は約8名です。所定の卒業見込みの条件と第一志望の条件に加え、全体4.0以上、または全体3.8以上・外国語4.2以上・世界史探究か日本史探究4.2以上のすべてを満たす必要があります。後者は一部だけ満たせばよい条件ではありません。2027年度比較芸術学科自己推薦要項で確認してください。
第一次登録は2026年9月17日~10月1日、書類提出は9月28日~10月1日必着です。第一次合格発表は11月13日、第二次登録は11月13日~16日、試験は11月23日、最終合格発表は12月1日、手続書類締切は12月11日必着です。日程が似ていても、提出課題や試験内容は学科別に確認します。
感想
自分がどう感じたか
「美しい」「迫力がある」から観察した箇所へ戻ります。
説明
どこからそう考えたか
構図・材料・時代など、確認した事実を根拠にします。
芸術の基礎知識から自分の問いへ進む方法
第一次は調査書、志望動機・理由書、入学者選抜課題などの書類審査です。第二次には芸術に関する基礎知識の筆記試験と面接があります。作品制作の経験があることと、芸術を学問として説明できることを混同しないようにしましょう。
例えば美術館で作品を見たら、「きれいだった」という感想に加え、使われた材料、構図、制作された時代、展示の説明から分かった点を書き出します。同じ題材の作品を比べると、表現の違いについて問いを立てやすくなります。事実として確認した内容と、自分が感じた内容は分けて記録してください。
志望理由は「芸術が好き」から、「どの芸術の何を知りたいか」へ進めます。例えば音楽なら、演奏経験に加え、作品が生まれた背景や他の芸術との関わりに目を向けられます。大学公式の比較芸術学科紹介とシラバスの「授業概要」を読み、自分の鑑賞記録にある疑問と扱う内容が重なる授業を確かめてください。授業名と該当する説明を下書きに添え、先生へ「この授業で学ぶ内容と私の疑問のつながりが伝わりますか」と尋ね、面接で説明する文を直します。
落とし穴は、好きな作品だけを話して学ぶ理由が見えなくなることです
作品名や作者名を増やしても、関心の中身が伝わるとは限りません。面接練習では、「どの部分からそう考えたか」「別の作品と何が違うか」「まだ説明できないことは何か」を聞いてもらいましょう。知らない事柄を知っているふりで埋めず、確認が必要な点として扱います。
筆記対策は、作品を見る時間と基礎知識を整理する時間の両方を用意してください。例えば鑑賞記録を作った後、時代や表現の用語を調べ直す流れにすると、暗記が実際の作品とつながります。史学科と同様、提出文の自動生成や他者による作成は禁止されています。本人の観察と言葉を残すことが前提です。
鑑賞記録と基礎知識を結びつけ、作品のどこを見て判断したかまで話せるようにします。次は経験の証明が重要になる地球社会共生学部です。
地球社会共生学部|活動の区分と証明資料が出願の入口
留学やボランティアの経験は、どの区分で出願できるのでしょうか。経験の説明より先に、区分と証明の対応を確かめましょう。
活動があっても、指定区分に合う証明が必要です
募集人員は約21名です。自己アピールの区分には、英語資格試験、海外留学、ボランティア、スポーツ、文化・芸術、数学の資格、海外就学経験があります。区分により評定、英語、就学歴や活動証明の条件が異なります。「英語が得意」「国際活動をした」という説明だけでは、出願資格の確認は終わりません。
例えばボランティアの区分なら、団体、活動内容や期間を公的な資料で証明できることを確認します。スポーツや文化・芸術の区分では、大会の規模や本人の実績を示す資料も必要です。資料がないまま文章だけを整えないでください。区分別の条件は2027年度地球社会共生学部自己推薦要項で照合します。
経験の記録
何をしたかを説明
自分の役割・期間・気づきが志望理由の材料になります。
資格の証明
出願区分に合うことを示す
団体や大会の資料で証明できる内容を先に確認します。
第一次登録は2026年8月27日~9月10日、書類提出は9月7日~10日必着です。第一次合格発表は10月16日、第二次登録は10月16日~19日、試験は10月24日、最終合格発表は11月16日、手続書類締切は11月30日必着です。2027年度の出願資格問い合わせフォームは、公式ページで受付終了と案内されています。
社会課題への関心が伝わる問い・行動・学び
第一次は書類審査、第二次は小論文と面接です。大学は社会的課題への関心、解決方法を学びたい探究心、体験や行動への意欲を示しています。ここから考える準備は、海外経験の大きさを競うことではなく、自分の経験から何を知り、何を学び直したいかを明確にすることです。
例えば外国にルーツのある子どもの学習支援に関心があるなら、言葉、学校制度、家族の生活など、どこに疑問を持ったのかを分けてみましょう。「困っていたから助けたい」で止めず、自分の活動で分かった範囲と、まだ調べる必要がある範囲を整理します。体験談だけでは説明できない部分を、資料で補っていきます。
小論文は、問題を紹介してすぐ解決策を書く形を避けます。誰がどのような不利益を受けているか、原因をどう考えるか、提案にどんな限界があるかという順で練習しましょう。例えば「交流イベントを開く」という案なら、来られない人、言語の壁、継続する負担まで考えると、説明の不足が見つかります。
出願の証拠を確認します
区分、活動期間、氏名の記載、発行元を照合します。経験を説明する文章と、資格を証明する資料は役割が違います。
問いを小さくします
「世界の貧困」から、地域、対象者、具体的な困りごとへ絞ります。自分が調べた範囲を説明できる状態を目指します。
学ぶ必要を説明します
活動だけでは解決できなかった点を残し、大学で身につけたい知識や調べ方へつなげます。
落とし穴は、留学への憧れを学部の志望理由に置き換えることです
「留学したい」「英語を使いたい」だけでは、どの社会課題を学びたいかが見えません。留学は、自分の問いを深める学びの一部として考えてください。渡航経験のない受験生も、身近な地域で観察した課題から問いを作れます。ただし、その経験が出願資格を満たすかは、別に確認する必要があります。
英語資格の高さだけで合格を判断することもできません。提出書類、小論文、面接に向けた準備を残しましょう。2027年度要項の選考欄を根拠に、英語面接があると一律に断定することも避けます。方式によって英語の質疑が明記される場合があるため、受験する制度の選考欄を読んで判断してください。
自分でできること
日付・役割・変化の記録
活動後に、相手の反応と自分が変えたことを残します。証明できない実績は大きく書かず、記録がある範囲で説明してください。
学校の先生に頼めること
学校活動の位置づけと証明の確認
学校内の活動記録や推薦書の依頼先を確認します。学校外の活動証明は活動先へ依頼し、出願資格に数えられるか不明なら大学に確認します。
プロに頼ったほうがよいこと
経験を学びたい問いへつなげる作業
活動の紹介ばかりになり、大学で学ぶ理由が薄いときに相談します。実績の追加を急ぐ前に、現在の記録から説明できる問いを検討してください。
活動の証明と、経験から生まれた問いを別々に整えることが大切です。期間や活動の種類が条件になるコミュニティ人間科学部との違いも確認してください。
地球社会共生学部の出願資格・選考内容・提出書類・日程と、合格に向けた具体策を学部別ページにまとめています。
地球社会共生学部の出願条件と合格対策を見るコミュニティ人間科学部|1年以上の活動歴と学校活動の違い
学校の行事で地域活動をした経験も、1年以上の活動歴に数えられるのでしょうか。コミュニティ人間科学部では、活動の期間に加えて学校教育活動との区別が重要です。
社会貢献活動と就業経験では、出願の入口が異なります
募集人員は約12名です。第一志望の条件に加え、就業経験による区分、または社会貢献活動による区分があります。後者では、所定の高校卒業・卒業見込みの条件に加え、出願時に1年以上継続した社会貢献活動歴と全体の学習成績3.5以上が必要です。2027年度コミュニティ人間科学部自己推薦要項に明記されています。
知っておきたいのは、この活動歴から総合的な探究の時間、部活動、学校行事などの学校教育活動が除かれることです。例えば文化祭で募金活動をした経験を、そのまま1年以上の社会貢献活動の条件に数えることはできません。活動を始めた日、継続期間、実施団体、学校教育活動との関係を確認しましょう。
社会貢献活動区分
1年以上の継続と全体3.5以上
学校教育活動は除外されるため、活動の位置づけも確認します。
就業経験区分
卒業・在学状況と就業歴
同じ学部でも必要書類が異なり、在職等の証明を確かめます。
就業経験の区分には、高校卒業後に職に就いている・就いていた人、定時制・通信制・単位制高校の卒業見込みで、すでに職に就いている人などが示されています。社会人向けの別方式があると決めつけず、この自己推薦の区分を確認してください。在職証明や職業内容を説明する書類など、必要資料も異なります。
地域での気づきが書類・小論文・面接の材料になる理由
第一次登録は2026年8月27日~9月10日、書類提出は9月7日~10日必着です。第一次合格発表は10月16日、第二次登録は10月16日~19日、試験は10月24日、最終合格発表は11月16日、手続書類締切は11月30日必着です。第一次は書類審査、第二次は小論文と面接です。
活動区分では、調査書、志望動機・理由書、入学者選抜課題に加え、活動の資料などを準備します。活動を証明する団体がある場合の志願者活動証明書も確認してください。例えば地域の子ども向け活動を続けていたなら、参加日や担当した役割だけでなく、参加者の声を聞いて変更した内容も記録します。
書類に残したいのは、「活動しました」という報告の先です。活動日誌や団体の記録を開き、困りごとを知った場面、自分が担当した行動、その後の反応を日付に沿って確認してください。記録にない結果は補わず、活動の担当者へ「この行動と結果の説明は事実に合っていますか」と尋ねます。確認できた内容を所定の入学者選抜課題の問いに沿って下書きし、面接練習では意見が合わなかった場面と、そこで自分の考えがどう変わったかを説明します。
落とし穴は、高3になって活動を増やせば条件を満たせると思うことです
1年以上という条件は、活動回数を短期間に増やして置き換えられません。この方式では、早く始めるほど準備の選択肢を確保できます。高3春に初めて条件を知った場合、同年秋の出願に必要な期間を新たな活動で作ることはできません。早期に調べる意味が、出願資格そのものに表れています。
ただし、受験のためだけに興味のない活動を選ぶと、続ける負担が大きくなります。関心のある課題を見つけ、無理なく継続できる活動に取り組みましょう。例えば月ごとの記録には、「相手の反応」「自分が迷った点」「次に変えたい点」を残すと、後で志望理由や小論文の材料を探しやすくなります。
活動の期間は、文章の完成度では埋められません。現在の経験が条件に当てはまるか確認した後、地域で気づいた問いを志望理由と小論文へつなげます。
スポーツに優れた者|競技実績だけでは終わらない学部別条件
大会の成績と評定がそろえば、出願準備は終わりでしょうか。スポーツ選抜には学部別の追加条件があり、書類と当日の試験にも備える必要があります。
2027年度の公式ページで確認できる対象は、文学部の史学科・比較芸術学科、教育人間科学部教育学科、法学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部、社会情報学部、コミュニティ人間科学部です。認められる競技や条件は学部・学科・方式により異なります。大学公式の2027年度スポーツ選抜案内で対象を確認してください。
2027年度の競技・成績条件と選考日程
2027年度の公開要項を確認すると、2027年3月の高校卒業見込み、本学を第一志望とすること、入学後の学業と競技の両立、在学中の体育会所属部会での競技継続などが必要です。全体の学習成績の状況は3.5以上で、社会情報学部は原則3.5以上とされ、数学の履修についても記載があります。
競技・成績
対象競技と実績区分が入口
団体成績だけでなく本人の所属を証明します。
追加資格・選考
学部ごとの条件も必要
経営・国際政治経済・総合文化政策の追加条件を確認します。
競技実績は、所定の国際大会への出場、全国大会で8位以上、全国大会につながる都道府県・地域大会で優勝か準優勝など、要項の区分に合う必要があります。団体競技はチームの成績と本人が一員であることを証明します。同等以上の実績・能力を公式競技記録等で証明する区分もあります。募集競技種目と募集する性別の表も先に照合してください。
2027年度の第一次登録は2026年10月8日~22日、書類提出は10月19日~22日必着です。第一次合格発表は11月13日、第二次登録は11月13日~16日、試験は11月21日、最終合格発表は12月1日、手続書類締切は12月11日必着です。前年の日付をそのまま使わず、登録と郵送を別々に管理しましょう。
英語などの追加条件は総合文化政策学部だけではありません。経営学部は英語資格、数学検定、または両者の組み合わせによる区分があり、国際政治経済学部にも英語資格の条件があります。競技実績と評定を満たした後、「出願資格(6)」の希望学部の欄を読み、証明書と受験日まで照合してください。
総合文化政策学部は、2027年度から英語資格の条件が加わります
現年度の変更として、総合文化政策学部では英検準2級以上、またはTOEICの聞く・読む試験385点以上の証明書提出が出願資格に追加されています。取得時期の条件もあります。この変更は強化指定部制を除くスポーツ選抜が対象です。大学公式の2027年度変更通知で確認できます。
競技成績があれば英語を後回しにできる、という考え方は避けましょう。例えば大会の証明資料がそろっていても、必要な英語資格の証明が間に合わなければ、出願の判断が変わります。競技の大会日程と資格試験の日程を別々に管理し、証明書を受け取るまでの時間も見込んで準備してください。
落とし穴は、実績表だけを整えて志望学部の説明が薄くなることです
2027年度の第一次は、調査書、志望動機・理由書、スポーツの活躍の記録などの書類審査です。第二次は小論文と面接で、小論文は10時30分~11時30分の予定です。国際政治経済学部の面接には英語の質疑が一部含まれます。大会の証明と、文章・受け答えの準備は並行して進めてください。
準備では、競技を通じた課題を学問への関心につなげます。例えばチーム内の伝え方に悩んだ経験なら、教育、組織、情報など、どの視点から学びたいかを考えられます。「大会で結果を残したので青学へ行きたい」で終わらず、競技を続けながら何を学ぶかまで説明しましょう。
2027年度要項は、2つ以上の学部・学科・方式へ出願できないと定めています。ただし経営学部は第一志望・第二志望学科を記入する扱いです。現年度の公式スポーツ選抜要項で対象競技と学部別条件を確認してください。2026年度要項は変更点を調べる参考に限り、今回の出願判断には使いません。
競技指導者には実績証明を、進路の先生には評定や学部選択を相談し、本人は競技経験と学ぶ理由を説明する準備を進めてください。
相模原アスリート方式と強化指定部制|推薦元と選考の違い
「スポーツ推薦」という呼び方が同じなら、推薦者や試験も同じでしょうか。社会情報学部の別方式と強化指定部制は、通常方式の条件を当てはめずに確認します。
相模原キャンパスアスリート方式の2027年度条件
社会情報学部の相模原キャンパスアスリート方式は、2027年度も通常のスポーツ方式と別に確認します。所定の卒業見込み、第一志望、指定部長の推薦、入学後の競技と学業の両立、全体の学習成績の状況が原則3.0以上、事前説明会への出席などが条件です。通常方式との併願はできません。
2027年度は約10名を募集し、第一次は書類審査、第二次は面接・口頭試問です。登録は2026年10月8日~22日、書類は10月19日~22日必着、第一次発表は11月13日、第二次登録は11月13日~16日、試験は11月21日です。最終発表は12月1日、手続書類締切は12月11日必着です。試験会場は青山キャンパスで、方式名の「相模原」から推測しないでください。
相模原アスリート
指定部長推薦と事前説明
2027年度要項で資格を照合し、第二次の口頭試問に備えます。
強化指定部制
強化指定部からの推薦が前提
高校の指導者と大学の当該部を通じて手続を確認します。
2027年度要項の当該方式「出願資格」に、担当窓口のメールアドレスが記載されています。高校の競技指導者とともに、対象競技、指定部長推薦の手続、説明会の参加状況を確認してください。やむを得ず説明会に参加できない場合は別途対応を検討する旨があり、自己判断で出願可否を決めず、理由を添えて大学の担当窓口へ確認します。
準備では、競技の経験を「人間・社会・情報」のどの問いにつなげるか考えます。例えば練習記録を使った改善に関心があるなら、何を測り、どの判断に役立てたいかを書き出します。口頭試問に向けては、知識を言うだけでなく、自分の考えに至る順番を説明する練習をしてください。
強化指定部制は、公開されるスポーツ選抜と同じ条件ではありません
2027年度の要項一覧には、スポーツに優れた者の強化指定部制も、強化指定部から推薦を受けた人向けとして掲載されています。公開要項のスポーツ方式と同じ条件や日程を当てはめることはできません。推薦に関する情報は、高校の競技指導者や大学側の当該強化指定部を通じて確認してください。
今確認したいのは、「推薦対象としての手続が進んでいるか」「希望学部の扱いはどうなるか」「推薦後の必要書類や選考、競技継続の条件は何か」です。非公開の推薦基準や人数を推測しないでください。競技の評価と大学での学びは別の準備として、志望理由や学習計画も本人の言葉で整理しておきます。
同じスポーツでも推薦元と試験が異なります。対象部・方式を確定してから、その方式の書式と選考へ準備を合わせましょう。
全国高等学校キリスト者推薦|信仰・推薦・学部別条件
教会で活動していれば、この推薦に出願できるのでしょうか。学校の所属、信仰上の資格、学校長推薦、学部別成績を一つずつ確かめる必要があります。
キリスト教の学校に通っているだけで対象になる制度ではありません
2027年度要項には、教育人間科学部心理学科、経済学部、法学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部、理工学部、社会情報学部、地球社会共生学部の募集内容が掲載されています。同盟加盟高校を除く高校が対象で、学校長推薦や第一志望、信仰に関する条件が学部別に定められています。
例えば心理学科では、出願時にプロテスタント教会の正会員であることなどの条件に加え、全体4.0以上、英語4.4以上が示されています。学部によって信仰や成績、英語資格の条件が異なるため、この例を全学部の基準にしないでください。2027年度全国高等学校キリスト者推薦要項の志望学科の章を読みます。
学校と信仰
対象校・推薦・信仰上の条件
同盟加盟高校の制度と取り違えず、要項の志望学科欄を読みます。
学部と選考
評定・語学・選考段階が異なる
心理学科の数値をほかの学部へ流用しません。
1段階と2段階では、合格発表後の手続が違います
登録は2026年10月21日~11月4日、書類提出は11月1日~4日必着、試験は11月23日、最終合格発表は12月1日、手続書類締切は12月11日必着です。法学部・経営学部・理工学部は2段階で、第一次合格発表が11月13日、第二次登録が11月13日~16日です。他の対象学部は1段階の章を確認します。
選考には書類、小論文、面接があります。国際政治経済学部の面接には、英語での質疑が一部含まれます。推薦関係の書類に加えて、調査書や学部ごとの提出資料を準備してください。信仰上の資格が不明な場合は、要項に示された大学入学広報部入試課への確認が必要です。
落とし穴は、奉仕活動の説明だけで学問への関心が消えることです
教会での活動記録から、自分の役割と疑問を持った場面を確かめ、志望学科の公式紹介・授業説明で、その疑問を扱う学びを探してください。例えば子どもに関わった経験から心理学を志望するなら、観察だけで相手の心理を決めつけず、どのような方法で確かめたいかを本人の言葉で下書きします。活動の事実は教会の担当者へ確認し、下書きと授業説明は先生へ渡して「奉仕への思いに加え、この学科で学ぶ必要が伝わりますか」と尋ね、指摘された説明を書き直します。
小論文は、関心のある社会問題について異なる立場の資料を読み、主張と理由を分けて練習します。面接では、日頃の活動、学ぶ目的、入学後の参加意思に矛盾がないかを確認してください。推薦者に書類作成を依頼する時間も必要です。本人の書類が完成するまで学校や教会への相談を待つ、という順番は避けましょう。
学校と教会への依頼を早めに進め、本人の書類には信仰や活動と学ぶ目的の両方を残します。条件が異なる理工系女子特別とは要項を分けてください。
理工系女子特別|数学・理科の筆記と説明力が必要な理由
理工系女子特別は、研究への意欲を面接で伝えるだけの選抜でしょうか。数学・理科の筆記もあるため、高校の学習計画から準備することが大切です。
対象4学科と数学・理科それぞれの成績条件
対象は物理科学科、電気電子工学科、機械創造工学科、情報テクノロジー学科で、各5名です。所定の高校等を2027年3月に卒業見込みの女子などを対象とし、数学と理科の評定がそれぞれ3.8以上、指定の英語資格、第一志望・入学確約の条件があります。学校推薦型選抜との併願は不可です。
登録は2026年9月18日~10月5日、書類提出は10月1日~5日必着です。第一次合格発表は10月16日、第二次登録は10月16日~19日、試験は10月24日、最終合格発表は11月16日、手続書類締切は11月30日必着です。条件や英語資格は2027年度理工系女子特別要項で確認してください。
評定・資格
数学と理科はそれぞれ3.8以上
全体の平均だけで判断せず、学校の記録で確認します。
当日試験
数学・理科と面接の学力質問
解答だけでなく、式や方法を選んだ理由を説明します。
基礎学力調査と面接の学力質問につながる学習
第一次は志望理由・学修計画書、調査書、英語資格の証明書などによる書類審査です。第二次は数学・理科の基礎学力調査と面接で、面接には学力に関する質問も含まれます。英語資格のスコアも合否判定に使います。書類と面接だけの入試ではないことを、準備計画に反映してください。
例えば実験やものづくりの経験を書くなら、結果の紹介だけでなく、予想と結果の違いをどう考えたかまで説明します。数学や理科の問題も、答えを確認した後に「この式を使う理由」を声に出してみましょう。式を覚える練習と、考える順番を説明する練習を組み合わせます。
落とし穴は、得意な理科を自由に選べると思い込むことです
理科は物理か化学ですが、物理科学科は物理のみです。また、数学の範囲には数学Ⅲなどが含まれます。高校の履修や学習計画を早期に確認し、受験学科の試験に必要な内容が抜けないようにしましょう。評定条件を満たしていても、当日試験に向けた準備は残ります。
学修計画書では、「情報技術に興味があります」だけで終わらせず、知りたい課題と必要な基礎を結びつけます。例えば身近な機器の使いやすさに関心があるなら、どの部分を改善したいかを説明してください。専門用語を増やすより、学ぶ目的や自分の理解を正確に伝える方が練習の課題を見つけやすくなります。
自分でできること
問題の解答と説明の練習
数学・理科の基礎問題を解き、式や実験方法を選んだ理由を声に出します。分からない単元は教科名ではなく単元名で先生に伝えてください。
学校の先生に頼めること
履修範囲と教科の理解の点検
要項の試験範囲を示して未学習や理解不足を確認します。解答できても口頭説明が途切れる場合は、質問形式の練習を追加します。
プロに頼ったほうがよいこと
学修計画と学力質問のつながり
研究への関心と基礎学力の説明が別々になるときに、書類と口頭での答えを照合します。学習内容の代行ではなく、改善する練習課題の確認に使います。

数学・理科の基礎と学修計画を同時に点検します。試験範囲の未学習があれば、学校の教科担当に単元名を示して学習順を相談してください。
活動・資格・論述のどれが先?準備の不足を見分ける順番
資格取得、活動の追加、小論文の練習が重なったら、何から進めればよいでしょうか。文章を磨く前に解決すべき条件と、練習で改善できる課題を分けます。
「活動を増やすべきか、小論文を書くべきか」と迷ったら、まず要項の条件と手元の材料を並べましょう。例えば英語資格が出願条件の方式では、活動の追加より資格取得や証明書の確認が先になる場合があります。一方、活動期間が条件なら、短期間の書類対策で期間を埋めることはできません。
受験相談では、評定、英語資格の受験日、活動期間、希望学科、書類の下書きを用意すると、次に解決する課題を具体的に整理できます。大学や高校だけが判断できる出願資格の疑問は、相談で質問を整理し、指定された窓口で最終確認します。
条件が未確認
まず学校・大学へ確認
文章で補えるかを考える前に、資格の該当性を確定します。
条件を満たしている
提出物と練習の不足を点検
下書きや時間内答案を相談に使い、先に直す課題を絞ります。
不足の種類が分かれば、活動を増やすより先に行う作業が見えます。海外経験のある方は、次の学校歴の確認も見落とさないでください。
活動・資格・小論文を同時に増やすと、出願に必要な条件の確認が後回しになりがちです。無料受験相談で要項と今の準備を照らし合わせ、証明の確保と試験練習のどちらを先に進めるか決めましょう。
相談で確かめたいこと
- 資格・活動期間の追加確認が必要な箇所
- 提出資料で説明を深める部分
- 出願までに優先する筆記・面接の練習
海外就学経験者|留学の長さだけで決まらない学校歴の条件
海外に滞在した期間が長ければ、海外就学経験者の条件を満たすのでしょうか。学校の教育課程や在籍の扱いは、滞在期間と分けて確認します。
対象は法学部・国際政治経済学部・理工学部です
2027年度の対象は、法学部ヒューマンライツ学科、国際政治経済学部の3学科、理工学部の7学科です。日本国籍などの条件に加え、外国の教育課程、在籍期間、卒業や資格取得からの期間、外国語能力などを学部別に照合します。短期の海外研修や語学留学の経験だけで、対象と判断することはできません。
例えば、海外の学校に通った期間と、日本の高校で交換留学の単位認定を受けた期間では、要項上の確認項目が違います。学年、学校名、教育課程、在籍開始・終了日、卒業日を一枚にまとめてから読みましょう。証明書で確認できる学校歴と、本人の記憶を分けると照合が進めやすくなります。
学校歴
期間と教育課程を区別
海外の学校に、在籍と卒業を証明する資料を早めに依頼します。
選考対策
日本語や教科も必要
法・国際政治経済・理工で異なる試験内容に合わせます。
学部によって出願期間と試験日が違います
法学部と国際政治経済学部は、登録が2026年8月21日~9月4日、書類提出が9月1日~4日必着、試験が10月10日です。国際政治経済学部は2段階で、第一次合格発表は10月2日、第二次登録は10月2日~5日です。両学部の最終合格発表は11月2日、手続書類締切は11月16日必着です。
理工学部は登録が9月3日~17日、書類提出が9月14日~17日必着、試験が10月24日、合格発表が11月16日、手続書類締切が11月30日必着です。選考内容や外国語条件は2027年度海外就学経験者要項に基づいて確認してください。
海外経験とは別に必要な日本語論述・理系筆記
法学部は小論文や面接、国際政治経済学部は外国語能力による第一次審査の後、日本語の小論文や英語の質疑を一部含む面接があります。理工学部は数学・理科・面接を行い、所定の英語スコアも判定に使います。海外経験があることから、日本語の文章表現や教科の対策が不要になるわけではありません。
例えば国際政治経済学部なら、海外で見た出来事を日本語で説明し、ニュースや資料と照らして考え直す練習をします。理工学部なら、海外で学んだ単元と日本の要項の試験範囲を並べ、未学習の内容を確認します。教科名が似ていても、学んだ範囲が同じとは限らないためです。
落とし穴は、海外の証明書を締切直前に取り寄せることです
卒業・成績・在籍期間の証明は、海外の学校への依頼が必要になる場合があります。発行と配送にかかる時間を見込み、必要な言語、原本や写しの扱いを先に確認してください。外国語資格も、試験を受けたことと大学へ証明が届くことは別の作業です。
志望理由は、海外にいた年数だけでなく、そこで生まれた問いを中心に組み立てます。「文化の違いを学びました」という広い表現を、具体的な場面へ戻しましょう。何を見て、どう理解し、後で何を調べ直したかという順で説明すると、経験と大学での学びをつなげやすくなります。
学校歴の証明をそろえたうえで、日本語の文章や教科の試験を練習します。外国人留学生の制度とは、国籍だけでなく教育課程の条件から区別してください。
外国人留学生|英米文学科と他学科で異なる出願と試験
外国籍で日本語の試験を受けていれば、すべての学科へ出願できるのでしょうか。学校歴・在留資格・必要科目の組み合わせと、英米文学科の別要項に注意が必要です。
外国籍だけでは、出願条件を満たしたことになりません
英米文学科以外の2027年度要項では、外国での12年の教育課程など、在留資格、必要な試験の条件を確認します。対象は文学部、教育人間科学部、経済学部、法学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部、理工学部、社会情報学部の所定学科です。自己推薦の対象学部と同じ一覧ではありません。
日本国内の学校に在籍した期間や、国内の外国人学校で学んだ経験の扱いも、学部によって異なります。例えば同じ学校歴でも、出願先によって確認すべき条件が変わります。小学校から高校までの学校歴を整理し、2027年度外国人留学生要項の対象学科と照合してください。
英米文学科
別要項で郵送出願
SATまたは作文を含むACTと所定の語学条件を照合します。
ほかの対象学科
学科別の必要科目を確認
日本留学試験等の科目と出願段階を表で確かめます。
英米文学科以外で必要な提出試験と科目
理工学部以外の対象学部は2段階で、第一次登録が2026年8月28日~9月11日、書類提出が9月7日~11日必着、第一次合格発表が10月16日、第二次登録が10月16日~19日、試験が10月24日です。最終合格発表は11月16日、手続書類締切は12月8日必着です。
理工学部は1段階で、登録が9月4日~18日、書類提出が9月14日~18日必着、試験が10月24日です。必要な日本留学試験の科目や日本語・英語試験、大学での試験は学部・学科別です。例えば経営学部は、第一次で日本留学試験の日本語成績、第二次の書類審査で総合科目や数学の成績を使う扱いがあります。
準備では、必要な科目を確認してから受験する試験を選びます。日本語で学問を説明する練習も行いましょう。例えば関心のある記事を読み、内容の要約、用語の説明、自分の考えを分けて話します。日常会話ができることと、大学の学びに必要な文章を読んで説明できることは、分けて練習する課題です。
英米文学科は別要項|郵送出願と英語の条件
英米文学科の外国人留学生選抜は、別の2027年度要項があります。出願書類提出は2026年9月7日~11日必着で、郵送受付です。第一次合格発表は10月16日、第二次試験は10月24日に青山キャンパスで行われます。ほかの学科と同じインターネット出願の流れに当てはめないでください。
教育課程や在留資格の条件に加え、米国の大学進学適性試験であるSAT、または作文を含むACTの成績と、所定の英語資格が必要です。一定の英語での教育歴による英語資格の提出免除もあります。詳細は2027年度英米文学科外国人留学生要項で確認してください。
第二次には書類、筆記、面接があります。英語の成績があることから、日本語での受講や学びの説明が不要になるわけではありません。例えば英語で読んだ文章の内容を日本語でも説明する練習をして、自分の理解に抜けがないか確認しましょう。自己推薦の英米文学科と、出願資格や受付方法を混ぜないことが大切です。
落とし穴は、試験の点数だけで学校歴や手続を見落とすことです
語学の点数を満たしていても、教育課程、学校歴、在留資格、証明書の条件を満たすとは限りません。疑問は本人の状況を整理して、大学の指定窓口へ確認してください。一般的な制度の説明と、自分が出願できるかという個別の判断は分けます。
提出前は、氏名の表記、試験の受験日、必要科目、証明書の発行元、直送の有無を確認します。例えばパスポートと成績証明で氏名表記が異なる場合は、要項に従って同一人物と分かる資料を準備します。文章の完成度に集中して、出願の証明部分を置き去りにしないでください。
試験の得点だけでなく、学校歴・必要科目・提出方法までそろえて出願を判断します。分からない点は、本人の状況を整理して大学の窓口へ照会してください。
全国児童養護施設推薦|学ぶ計画と生活の支えを両立する準備
大学で学びたい気持ちがあっても、入学後の生活に不安がある場合はどう準備すればよいでしょうか。施設の担当者と、出願資格・学修計画・支援の範囲を一緒に確認します。
2027年度は全学部・全学科・学環が対象です。所定の協議会に加盟する児童養護施設の入所者など、要項の条件を満たし、施設長の推薦を受ける制度です。公開ページでは、入学後の学費免除、奨学金、担当教員による支援も案内されています。受験だけでなく、学びを継続するための制度として確認しましょう。
公開抜粋にも、評定と選考の日程が掲載されています
公開されている2027年度要項の抜粋では、大学入学資格、第一志望、修学の困難さなどの条件に加え、全体の学習成績3.0以上、経営学部の両学科は4.0以上が示されています。募集は対象学部・学環の合計で若干名です。詳細資料と推薦の手続は、施設長や担当職員と確認してください。
入学まで
施設長推薦と学修計画
施設の担当者と出願資料の作成・発行を分担します。
入学後
学費と生活を別々に確認
支援の範囲と通学・生活費の見通しを担当者へ相談します。
登録は2026年9月3日~17日、書類提出は9月14日~17日必着、第一次合格発表は10月14日、第二次登録は10月14日~16日、試験は10月24日、最終合格発表は11月16日、手続書類締切は11月30日必着です。公開内容は2027年度全国児童養護施設推薦の公式抜粋に基づいています。
落とし穴は、支援の説明だけを読んで学修計画を後回しにすることです
第一次では調査書、学修計画書、志望動機・理由書、施設長の推薦書などを提出し、第二次は面接です。国際政治経済学部の面接には英語の質疑が一部含まれます。例えば学修計画では、興味のある学問、現在の得意・不得意、入学までに補う学習を分けると、取り組む課題が見えます。
施設に届いた当該年度の要項・支援案内を担当者と開き、学費、住居費、食費、通学費、受験時の交通・宿泊費を分けて確認してください。支援があることから、すべての費用を同じ扱いにしないことが大切です。負担者や支給時期が分からない項目には「未確認」と付け、担当者へ「この費用は支援対象ですか。先に支払う必要と、確認する大学の窓口を教えてください」と尋ねます。回答後、支払い時期と利用できる支援を生活計画へ反映し、希望学科の通学と学習を続けられるか再確認します。
学びたい内容と支援の必要な範囲を、施設の担当者に具体的に伝えてください。受験の課題と入学後の生活を分けて確認すると、依頼する作業が明確になります。
教育・経営・国際政治経済・総合文化政策|学部理解の深め方
好きな学部は決まったのに、「なぜその学科か」が言えないときは何を調べればよいでしょうか。経験を学問の問いに変え、受験できる方式とつなげていきます。
2027年度の自己推薦対象に含まれていない学部でも、指定校や特定の条件による推薦、外国人留学生などの道があります。ここで大切なのは、「学部への関心を深める準備」と「実際の選考に向けた準備」を組み合わせることです。面接があると決めつけず、確認した方式の要項から必要な練習を選びます。
教育人間科学部|教育学科と心理学科で異なる対象方式
スポーツ選抜の公開対象は教育学科、全国高等学校キリスト者推薦の対象は心理学科です。学部名だけを見て、自分の学科も受けられると考えないでください。指定校などは高校に届いた学科別資料を確認します。「教育人間科学部の自己推薦」として、両学科に共通する制度を想定することも避けます。
同じ経験
複数の学問の見方がある
子どもの活動なら教育方法・心理・制度などに問いを分けます。
希望学科
何をどの方法で学ぶか
公式の授業紹介と照らし、問いを深める学びを説明します。
教育学科の準備例として、学習支援に関わった経験を「子どもが好き」で終わらせず、教え方、学ぶ環境、学校制度などの問いへ分けてみましょう。心理学科なら、観察した人の行動から原因を断定せず、どう調べれば確かめられるかを考えます。どちらも自分の経験と学問上の説明を分ける練習が役立ちます。
経営学部|役職より伝えたい改善の過程
経営学部は、全国高等学校キリスト者推薦、スポーツ、外国人留学生など、条件が違う制度で確認します。指定校は学科別の高校向け資料が必要です。大学の求める学生像には、考えを分かりやすく表現する力や、チームの成果のために知識を使う意欲が示されています。
例えば部活動の連絡方法を変えた経験なら、「自分がリーダーでした」より、困っていたこと、聞いた意見、試した方法、残った問題を順に説明しましょう。売上や人数などの数字が記録されていれば使えますが、記録がなければ作らないでください。数字を入れること自体が目的ではありません。
国際政治経済学部|3学科の視点と英語の質疑
国際政治経済学部には、国際政治、国際経済、国際コミュニケーションの3学科があります。海外就学経験者や全国高等学校キリスト者推薦では、面接に英語の質疑が一部含まれます。外国語の力を条件として確認することに加え、自分の関心を日本語と英語で説明する練習が必要です。
例えば移民の問題に関心があるなら、制度や権利、雇用や経済、言葉や情報の伝わり方のうち、どの視点から学びたいかを考えます。ニュースを紹介するだけでなく、出典、事実、自分の考えを分けましょう。面接練習の質問は「なぜその学科か」「別の視点ではどう見えるか」とすると、説明の弱い部分を見つけられます。
総合文化政策学部|好きな文化から社会への問い
総合文化政策学部は、自己推薦の比較芸術学科とは別の学部です。スポーツ、全国高等学校キリスト者推薦、外国人留学生、指定校など、受験できる条件を制度別に確認します。スポーツでは2027年度の英語資格追加も忘れないでください。
例えば映画に関心があるなら、実際に見た上映の案内から会場、時刻、料金、告知方法を確認し、作品の感想に加えて「来られない人にはどの条件が障壁になるか」を検討してください。推測は事実と分け、公式の「学びの特色とカリキュラム」で文化を社会へ届けるための学びを探します。上映案内と該当する授業説明を先生へ見せ、「届けたい相手と方法、大学で学ぶ必要のつながりは伝わりますか」と尋ね、その回答を志望理由の下書きに反映します。授業・教員名は最新情報と照合してください。
学科を確認します
学部名が同じでも、募集する学科が異なります。教育学科と心理学科の取り違えを防ぎます。
経験から問いを作ります
役職、渡航、鑑賞などの経験から、何を知りたいかを説明します。経験の大きさだけを競いません。
選考に合う練習を選びます
小論文、英語の質疑、教科の筆記など、実際の方式に書かれた課題へ時間を配分します。
学部の魅力を並べるより、自分の問いを深める理由が伝わるかを確かめます。次の実在事例では、読む・書く・話す準備をつなぐ方法に注目してください。
他大学の実在事例から学ぶ|読む・書く・話す準備のつながり
読書、小論文、面接を別々に練習していませんか。出典のある実在の準備例から、書くための整理が話す準備にもつながる点を確かめます。
ここでは、確認済みの体験記録から、青学でも準備課題が重なる2例を紹介します。他大学の制度や必要条件を青学へ移すことはせず、本人が行った準備の過程に注目します。記録のない評定や開始時期は補いません。
早稲田大学スポーツ科学部の事例は、競技と学問をつなげています
早稲田大学スポーツ科学部を受験した、ゴルフに取り組む生徒Aさんの記録では、教授の論文を読み、別競技の研究をゴルフへ応用できるか考えています。志望理由の準備では、学びたい教員や研究の方法を調べ、小論文は約20本書き、想定外の質問に答える面接練習も行いました。
読む・書く
研究を読んで問いを具体化
事例の作業量を合格条件にせず、自分の説明の改善へ使います。
話す・聞く
第三者の質問で不足を発見
答えられなかった点を調べ直し、次の練習へつなげます。
Aさんは、文章を組み立てることが苦手だったと振り返っています。接続する言葉や説明の順番を見直す練習を通じて、文章を書く際の整理が話す際の整理にもつながったと述べています。本人の実際の評定や対策開始時期は記録から確認できないため、ここでは示しません。本人の体験動画に基づく準備例です。
青学のスポーツ選抜対策への学びは、競技実績の説明と学問への関心を別々に終わらせないことです。例えば練習中に気づいた課題を一つ選び、その課題について何を読み、考えがどう変わったかまで残しましょう。ただし、この準備をしたことから青学の合格可能性を数値で判定することはできません。
東洋大学国際学部の事例は、英語での質問練習を重ねています
東洋大学国際学部グローバルイノベーション学科を受験した生徒Bさんは、高2でオーストラリアに1年間留学しています。着物を着た経験をもとに、日本の文化を世界へ伝える将来像を課題にまとめ、英語での発表と質疑応答に向けて準備しました。評定や英語資格の点数は記録にありません。
準備では、提出内容を読み合わせ、第三者に質問を考えてもらって答え方を検討しています。さらに、学校の外国語指導助手と約3回面接練習を行い、発音や質問の視点の違いを確かめました。内容は本人の体験動画と確認済み記録に基づいています。
この例から取り入れたいのは、語学が使えることと、受験の質問に合う説明ができることを分けて練習する方法です。青学で英語の質疑が明記された方式を受けるなら、同じ文章を暗記する練習だけにせず、「なぜその経験からその学問へ進むのか」を違う聞かれ方でも説明してみましょう。
事例の回数や経歴をまねる必要はありません。資料を読んで問いを深めること、質問から説明を直すことを、自分の準備へ取り入れましょう。
条件・証拠・説明・当日|合格に向けた準備の点検軸
「まだ準備不足」と言われても、どこを直せばよいか分からないことがあります。出願資格と説明力を分けて見ると、次の依頼先や練習が具体的になります。
青山学院大学の公式要項では、高校卒業相当の知識、考えて判断し表現する力、大学での学びを社会へ役立てる意欲などが示されています。また、各方式には書類、筆記、面接などの確認方法があります。そこでこの記事では、実在事例の準備過程と組み合わせ、4つの段階で課題を整理します。
これは合格判定の基準ではありません。条件を満たすか、経験を証明できるか、学ぶ理由を説明できるか、当日の形式に対応できるかを分けるための整理方法です。例えば英語資格を取得済みでも、小論文の時間内練習が不足していると分かれば、次に使う時間を判断しやすくなります。
条件・証拠
出願の前提を確かめる段階
期間や評定の未達と、証明書の未発行を分けます。
説明・当日
学びたい理由を伝える段階
書類の論理と、時間内答案・質疑の練習を別に点検します。
1.条件を満たします
対象学科、卒業時期、評定、英語、活動期間、推薦元を確認します。未達の条件は文章で補えません。
2.証拠をそろえます
調査書、資格証明、活動記録、推薦書などの発行元と期限を確認します。本人以外の作業は早く依頼します。
3.学ぶ理由を説明します
経験、問い、調べたこと、大学で学ぶ必要をつなげます。Aさんのように、読んだ資料から問いを深めます。
4.当日の形式で練習します
時間内の論述、教科の筆記、英語や日本語の質疑に取り組みます。Bさんのように、第三者の質問で確認します。
活動の追加より先に見つけたい準備の不足
「目立つ実績がない」と感じても、すぐに新しい活動を増やす必要があるとは限りません。既存の活動が条件に合い、証明もできるなら、その経験から学ぶ理由を説明する課題が先かもしれません。反対に、必要な活動期間が足りなければ、志望理由書の書き方だけを直しても出願条件は変わりません。
週ごとの確認では、「進めたこと」より「未確認の項目が何か」を残してみてください。例えば、評定は学校で確認済み、英語証明は発行依頼中、小論文は時間超過、面接では学科選択の理由が説明不足、という形です。こうすると、自分、学校、専門家の誰に何を頼むかが具体的になります。
どこかで止まった場合にも、次の動きを残してください。条件が不明なら学校や大学へ質問し、条件を満たさない場合は現在の資格で調べられる別方式へ戻ります。書類や試験の優先順位が決められない場合は、無料受験相談で要項と下書き・答案を照らし合わせ、先に直す部分を決めましょう。

点検した結果は、学校への依頼や専門家への相談に使います。長期の条件と直前の練習を区別するため、学年別の準備も続けて確認してください。
高校1・2・3年の準備|直前では埋められない条件への備え
高校3年になってから要項を見ればよいのでしょうか。活動期間や評定は短期間の作文では補えず、資格の受験機会にも限りがあります。
総合型選抜や推薦入試は、高校での学習や活動の積み重ねが書類や選考の材料になります。準備は早く始めるほど有利です。特に青学には、活動期間や教科別評定、英語資格など、直前の練習だけでは作れない条件があります。「要項が出てから考える」という順番では、選択肢が狭まります。
高校1・2年で優先したい準備|関心と継続の記録
高1のうちから、学校の学習、関心のある本やニュース、地域での経験を記録しましょう。例えば読んだ記事を保存するだけでなく、気になった点を一文残します。高1夏から準備を始めると、いくつかの関心を試し、続けるテーマを考える時間を確保できます。最初から立派な将来像を決める必要はありません。
高校1・2年
学習・活動・資格の積み重ね
評定や活動期間を意識して、記録を続ける準備を優先します。
高校3年
条件照合と仕上げ
今ある経験と資格を確認し、必要な提出物と試験練習を絞ります。
高2では、志望学部の方向と出願条件を照らし合わせます。活動を継続する、必要な英語資格へ取り組む、教科別の成績を守るという作業を進めてください。高2夏に初めて調べる場合でも、すでに期間条件や資格取得に向けた余裕が小さくなっていることがあります。先延ばしにしないことが大切です。
高校3年の準備|資格の照合と提出・試験対策の仕上げ
高3春以降に初めて準備する場合は、長期の活動歴や評定を新たに作ることが難しく、選択肢が大幅に狭まります。まず現在の資格や経験で受けられる方式を照合してください。「短期間で大きな活動を作れば追いつける」と考えず、条件を満たすかという判断を先に行います。
すでに条件を満たしている場合は、提出資料の不足、学問への説明、小論文や面接の練習を進めます。例えば活動記録があるなら、それを読んで「何が変わったか」を説明してみましょう。提出前に見つかった説明の不足は、資料の読み直しや練習で確かめます。合格を保証する準備時間はありません。
自分・学校・専門家で進める作業と相談の目安
基本的な情報収集、評定の維持、資料の取り寄せ、志望理由書の下書き、基本的な面接マナーは、本人や学校で進められます。例えば要項を読み、条件と日程を一枚にまとめる作業は、本人が取り組むことで制度理解も深まります。学校長推薦や調査書の手続は、学校の指示に従います。
一方、学部が求める学生像をどう書類へ反映するか、文章の順番をどう整えるか、模擬面接の答えにどんな不足があるかは、推薦入試に詳しい専門家の確認が役立ちます。複数大学の出願計画では、併願や入学確約の条件が矛盾しないかも確認します。完成文の代筆ではなく、本人が考え直すための助言を受けてください。
学年が上がるまで待たず、今から記録と基礎学習を積み重ねてください。すでに条件を満たしている方は、次の書類・小論文・面接のつなぎ方へ進みましょう。
志望理由書・小論文・面接|同じ問いを異なる形で伝える練習
書類では伝わったはずなのに、面接で説明できないのはなぜでしょうか。経験と問いを共通の中心にして、書く練習と話す練習をつなげる必要があります。
書類、筆記、面接を別々の課題として扱うと、内容のずれが生まれます。例えば書類では教育に関心があると書き、面接では大学の雰囲気ばかり話すと、何を学びたいかが伝わりません。本人の問いを中心に、書く、読む、話すという練習をつなげてください。
志望理由書|経験・問い・調査・学びのつながり
下書きでは、印象的な経験、そこから生まれた疑問、自分で調べたこと、大学で学ぶ必要を順に並べます。例えば地域活動で参加者が集まらなかった経験なら、「宣伝不足だった」と即断せず、対象者の都合や活動内容などを調べた過程を書けます。何が分からないかを残すことも、学ぶ理由の材料です。
書類
経験から問いへ
事実・考え・調べたことを分け、本人の言葉で下書きを作ります。
筆記・面接
問いへの答えと根拠
設問や質問が変わっても説明できるよう、理由を確認します。
大学の特色は、自分の問いを深めるために選びます。授業名や教員名を書くだけでは、学部理解を説明したことにはなりません。「この学びで、自分の疑問のどの部分を考えたいか」まで言葉にしましょう。年度で変わる名称は最新の公式案内を確認し、実際に調べていない授業を挙げないでください。
小論文|設問への答えと根拠が中心
練習では、文章を書く前に設問を読み直し、答える内容と使う根拠を短くメモします。資料が付いているなら、資料の説明と自分の提案を分けてください。例えば原因を問われているのに解決策だけを書くと、関心のある話題でも設問への答えが不足します。
添削後は、誤字を直すだけで終えず、同じ問いをもう一度書いてみましょう。「主張が曖昧」と指摘されたなら、最初の一文を変え、理由の順番も見直します。次に別の題材で同じ書き方を試すと、特定の例文を覚える準備から、自分で組み立てる準備へ進められます。
面接|想定外の質問が説明の不足を見つける機会
面接の質問例は、過去に出た問題と断定せず、練習用として作ります。例えば「活動中に考えが変わった場面はありますか」「その資料だけで結論を出せますか」「なぜ別の学科ではないのですか」と聞いてもらいましょう。答えられない点が見つかったら、丸暗記する文を増やすより資料や経験に戻ります。
受け答えを録音して文字に起こし、質問に直接答える一文に印を付けてください。その一文が後ろにあれば先頭へ移し、経験の説明は答えの根拠になる場面に絞ります。根拠が見つからなければ活動記録や読んだ資料へ戻りましょう。先生に修正前後を聞いてもらい、「質問への答えと、その理由が続けて伝わりますか」と尋ね、再録音で確かめます。知らないことを聞かれた場合は、知らない範囲を認め、分かる材料からどう考えるかを説明する練習もしてください。
落とし穴は、第三者が整えた言葉を本人が説明できないことです
書類が読みやすくなっても、本人が意味を説明できなければ、面接の準備として不足しています。各段落について「なぜこの内容を書いたか」「根拠はどこか」を口頭で確認しましょう。例えば難しい学問用語を入れた場合は、自分が理解している意味を普通の言葉で説明してみてください。
公式要項には、人工知能による自動生成や他者による提出文の作成を禁じる記載があります。専門家の助言を受けるときも、本人が考え、調べ、書くという原則を守ります。添削を受けた後に自分で書き直すことは、書類と面接の内容を一致させるうえでも大切です。
書類を本人の言葉で仕上げるための分担
自分でできること
経験の記録と本人の下書き
事実・感想・調査結果を分けて書きます。学部とのつながりを説明できない段落は、調べた資料と一緒に第三者へ見せてください。
学校の先生に頼めること
調査書・推薦手続と基本的な文章確認
校内期限と発行日数を確認し、内容の事実関係を見てもらいます。学部別の評価との結びつきまで迷う場合は、専門家の確認へ進みます。
プロに頼ったほうがよいこと
学部の学びと書類全体のつながり
文章が整っても学ぶ必要が伝わらないときに、要項と下書きを照合してもらいます。完成文の代筆を受けず、指摘の理由を聞いて本人が書き直します。
小論文の答案から、直す原因を見つける分担
自分でできること
設問の読み取りと時間内の答案
問われた対象・使う資料・結論を先に確認します。書き終えたら根拠の箇所を示し、設問から外れた段落がないか点検してください。
学校の先生に頼めること
主張と根拠・文章表現の確認
答案と問題をセットで渡し、読み違いや説明不足を聞きます。誤字の修正だけで同じ指摘が続く場合は、構成の作り直しを専門家に相談します。
プロに頼ったほうがよいこと
出題形式に合わせた改善順
知識不足と設問の読み違いが重なり、自分で原因を分けにくいときに依頼します。答案を比べて、読み取り・構成・時間配分のどこから直すか確認します。
答案の書き直しを相談するメモ
記入例(完成形)
- 確認する文章
- 答案の結論と、その理由を説明している段落です。
- 確認してほしい点
- 設問が求める説明に答えているか、根拠として使った資料の箇所と答案が対応しているかを見ていただきたいです。
- 次に行う作業
- 設問・資料・答案を一緒に渡し、指摘された段落を書き直してから、同じ時間制限で別の問題に取り組みます。
コピー用フォーマット
- 確認する文章
- __
- 確認してほしい点
- __
- 次に行う作業
- __
自分が解いた練習問題の設問・資料・答案を添え、この依頼文を学校の先生や専門家へ渡してください。「確認する文章」には段落の冒頭も加えると、見てほしい箇所が伝わります。確認後は指摘された理由を自分の言葉で説明し、同じ問いの答案を書き直してから、別の問題でも改善を使えるか試してください。
面接の回答を、質問に合う説明へ変える分担
自分でできること
質問に合う答えを録音する練習
結論、理由、具体的な経験の順で話し、質問への答えになっているか聞き直します。知らないことを埋めず、説明できない点を調べ直してください。
学校の先生に頼めること
基本的な受け答えと異なる質問
提出書類を渡し、用意した順番と違う質問をしてもらいます。礼儀は直せても学問の問いの弱さが残る場合は、学部別の内容確認へ進みます。
プロに頼ったほうがよいこと
質問と回答のずれの具体的な修正
本人には伝わるつもりでも相手に根拠が伝わらない点を確かめます。暗記する回答を増やすより、どの資料や経験に戻るかを明らかにして練習します。
模擬面接の相手に渡す練習依頼
記入例(完成形)
- 練習したい質問
- 「なぜ、その学科で学びたいのですか」と質問してください。
- 確認してほしい点
- 活動の説明だけで終わらず、学びたい内容とその理由が質問に合う順番で伝わっているか、答えを聞いて確かめてください。
- 次に行う作業
- 録音を聞いて答えがずれた箇所を確認します。根拠が不足した場合は活動記録と学科の授業紹介を読み直し、別の聞かれ方でも説明する練習をします。
コピー用フォーマット
- 練習したい質問
- __
- 確認してほしい点
- __
- 次に行う作業
- __
面接練習の相手にこの依頼文を渡し、回答後に「質問に答えていた部分と、説明が不足した部分をそれぞれ教えてください」と尋ねましょう。次回は同じ内容を違う言い方で聞いてもらいます。言い回しを暗記できたかより、経験と学科の学びを結ぶ理由が伝わったかを確認します。
練習の後は、直した理由を本人が説明できるか確かめてください。内容を仕上げたら、提出方法や第二次登録など手続上の抜けを点検します。
出願直前の確認|登録・支払い・郵送・第二次手続の違い
インターネットで登録したら、もう出願は終わりでしょうか。支払い、書類の到着、第二次登録まで、別の作業として確認します。
出願期間には、インターネット登録と書類提出で異なる開始日が設定される方式があります。登録しただけで出願が完了したと考えないでください。例えば史学科の2027年度第一次登録は9月17日からですが、書類提出は9月28日からです。それぞれの期限と作業を分けて管理します。
登録前に確認します
年度、正式方式名、学部・学科、資格、写真、本人の連絡先を照合します。別方式の書式を使いません。
提出までに確認します
検定料、原本や厳封、所定用紙、記入方法、必着日を確認します。発送日と到着日を混同しません。
合格発表後に確認します
第二次の登録期間、受験票、試験会場、入学手続を確認します。第一次合格だけで作業を終えません。
必着と消印有効|発送日と到着日の違い
この記事で記した書類提出の日程は、公式要項で必着とされるものです。「締切当日に郵便局へ出せばよい」と読み替えないでください。配送の余裕を取り、所定の郵送方法や例外の扱いも要項で確認します。届いたか不安にならないよう、発送の控えを保存しておきましょう。
出願まで
登録・支払い・書類の到着
どれか一つで完了と思わず、要項の手続順で照合します。
第一次発表後
第二次登録・受験票・試験
次の期限まで予定に入れ、合格発表だけで終えません。
所定用紙は当該年度のものを使います。大学公式は、出願用紙をA4片面で印刷し、封筒貼付用紙をカラーで印刷するなどの注意を案内しています。例えば両面印刷が普段の習慣でも、出願書類にそのまま当てはめないでください。完成後に一覧を使って確認すると、内容以外の不備も見つけられます。
併願可否|方式名だけでなく入学確約の記載が重要
推薦入試だからすべて併願できない、総合型だから自由に併願できる、という決め方は避けます。第一志望や入学確約の記載、他方式への出願制限を個別に読みます。例えば理工系女子特別は学校推薦型選抜との併願不可を明記しています。指定校などは高校向け要項も必要です。
複数大学を検討する場合は、出願、合格発表、入学手続の順番と約束の内容を並べてください。日程が重ならなくても、入学確約に矛盾する計画は立てられません。本人だけで判断がつかない点は、学校や大学の指定窓口で確認し、専門家には確認済みの条件をもとに計画を見てもらいましょう。
期限は発送日ではなく、要項で定められた到着や登録の締切で管理します。最後に、数字だけで受験方針を決めないための見方を確認してください。
倍率と募集人数|自分の合格率に置き換えられない理由
募集人数が少ない学科は、自分には無理と決めてよいのでしょうか。募集人数と倍率と個人の合格可能性は、それぞれ意味が違います。
募集人員と倍率は、同じ意味ではありません。「約12名」という募集枠から、志願者数や自分の合格可能性を計算することはできません。また、第一次と第二次がある方式では、どの段階の人数を使った倍率かによって意味が変わります。年度や方式、学科をそろえて読むことが必要です。
この記事では、確認できた公式募集人員を示し、未確認の倍率や合格率は載せていません。例えば自己推薦の別学科の倍率を、志望学科の難しさとして使うことはできません。「募集人数が少ないから無理」「倍率が低いから準備を減らせる」と結論を急がないでください。
募集人員
大学が示す募集の目安
志願者数が分からなければ倍率は出せません。
過去の結果
その年度の受験集団の数値
学科・方式・選考段階をそろえ、自分の確率に読み替えません。
人数より先に確かめたい、自分が示せる材料
受験判断では、条件を満たすか、必要書類がそろうか、学部で学ぶ理由があるか、当日試験の準備ができるかを確認します。例えば募集人数が多く見えても、必要な英語資格や活動期間が足りなければ出願判断は変わります。反対に、少人数でも自分の関心と学科の学びが合うなら、必要な準備を具体的に検討できます。
過去の公式結果を調べる場合は、募集人員、志願者、受験者、合格者を分けて記録してください。結果は過去の受験集団についての情報です。自分の合格を保証する数値として使わず、書類審査と当日試験の両方に準備が必要かなど、制度を理解する補助材料として扱います。
倍率を眺めて止まるより、資格・証拠・説明・当日のどこが不足しているかを点検します。必要な練習の優先順位が決まらない場合は、下書きや答案を受験相談に使ってください。
青学の推薦Q&A|評定・活動・非公開資料で迷う点
「活動があれば評定は補える」「高校の資料がないと何も始められない」。こうした迷いを、出願条件と準備できる作業に分けて確認します。
教育人間科学部や経営学部に、自己推薦で出願できますか
2027年度の公式自己推薦案内では、両学部は募集対象に含まれていません。国際政治経済学部や総合文化政策学部も同様です。例えば教育学科ならスポーツ選抜、心理学科なら全国高等学校キリスト者推薦など、実際に対象となる制度を条件と合わせて確認します。指定校枠は在籍高校の進路指導部へ聞いてください。
総合型選抜なら、評定が低くても活動で補えますか
出願資格に評定が定められている場合は、活動の説明で条件を置き換えられません。例えばコミュニティ人間科学部の社会貢献活動区分では、活動歴と評定の両方を満たす必要があります。資格の条件を満たした後も、調査書やその他の提出資料、当日の試験を含めた準備が必要です。
評定・活動
必要条件は置き換えられない
活動の魅力と出願資格の有無を分けて確認します。
資料・経験
不明点には確認先がある
非公開条件は高校へ、個別の資格判断は大学の指定窓口へ尋ねます。
ボランティアや海外経験は、あれば必ず有利ですか
経験の有無だけで、すべての方式の評価を決めることはできません。出願資格になる経験なら、その期間や内容を証明できることが先です。そのうえで、何を知り、どう考え、大学で何を学びたいかを説明します。例えば海外研修に参加しても、正規の学校歴を必要とする海外就学経験者の条件を満たすとは限りません。
高校に配られる資料が読めないと、準備を始められませんか
指定校や提携校などは、まず在籍高校の進路指導部へ相談します。公開資料で全条件が分からなくても、制度の存在や確認先を理解し、学部研究や評定の維持、経験の記録は進められます。例えば「希望学科の枠があるか」「校内でいつ希望を伝えるか」という質問から始めてください。
英語基準や社会人向けの道は、別名称の制度を探すべきですか
公式一覧にない制度名を想定するより、各方式の資格区分を確認します。英語資格が入口となる英米文学科の自己推薦、就業経験の区分があるコミュニティ人間科学部の自己推薦などがあります。ただし、それぞれの大学入学資格や対象学科、必要書類を満たすことが前提です。年齢や英語力だけでは判断できません。
当てはまる答えが見つかったら、確認先へ具体的な質問を伝えてください。書類や面接の練習方法を深めたい方には、次の課題別記事が役立ちます。
課題別の詳しい対策|下書きと練習へ進むための記事
詳しい記事を読む時間が増え、下書きや練習が止まっていませんか。今つまずいている課題に合う記事を一つ選び、読んだ後に作るものまで決めて進めましょう。
制度の確認が終わったら、足りない準備に合う記事へ進みましょう。例えば書類の下書きがまだなら、他大学の記事を広く読む前に、経験と学ぶ理由の整理に取り組みます。面接で答えが長くなるなら、受け答えの順番や練習方法を確認してください。
- 経験と学ぶ理由をつなげたい場合は、志望理由書の書き方を読み、本人の下書きを作ります。
- 質問に合う説明を練習したい場合は、面接対策の準備方法を確認します。
- 準備をいつからどう進めるか整理したい場合は、総合型選抜の早期準備を確認します。
複数大学を検討する場合は、大学名の印象だけでなく、学びたい問いと受験条件をそろえて比較します。例えば国際的な課題を学びたいなら、上智大学の総合型選抜・推薦対策や立教大学の総合型選抜・推薦対策も、青学との条件の違いを確かめながら読んでください。
下書きで止まる
志望理由書の記事
読んだ後、経験と問いのつながりを一段落にして先生へ見せます。
話すと長くなる
面接対策の記事
一つの質問への録音を取り、質問と答えのずれを確認します。
読む記事を決めたら、下書きか録音など一つの成果を残し、学校の先生や受験相談で確認を受けましょう。最後に、今の準備から次の作業を絞ります。
青学の推薦対策は、希望学科の条件と次に直す課題から
希望学科の条件は分かったのに、まだ書類と試験の準備順で迷っていませんか。出願資格の確認を入口に、次に直す説明や練習へ進むことが大切です。
青山学院大学の推薦入試・総合型選抜は、学部名だけで対策を決められません。2027年度の自己推薦は5学科で、指定校やキリスト者推薦、スポーツ、理工系女子特別などには、それぞれ別の出願条件があります。特に活動期間、教科別評定、英語資格、推薦元は、早く確認するほど準備の選択肢を確保できます。
受験年度・正式な方式名・対象学科が一致する要項の「出願資格」「出願書類」「選考方法」を開き、手元の資格証明・活動記録・下書き・練習答案と照合してください。活動の証明がなければ実施団体へ発行の可否と必要日数を、指定校などの非公開条件は進路指導部へ希望学科の要項で確認したいと伝えます。資格を満たしても論述練習が不足している場合は、下書きと答案を無料受験相談へ持ち寄り、学ぶ理由の説明と当日の試験対策のどちらを先に直すか、今週の作業まで具体化しましょう。
高校へ聞くこと
希望学科の枠・校内条件
指定校などの非公開情報は、正式な学科名で照会します。
相談で絞ること
書類・試験の次の課題
条件照合の結果と下書きから、先に仕上げる対策を決めます。
書類が完成していても、面接で根拠を説明できない部分や時間内に書けない課題が残ることがあります。無料受験相談で下書きや練習状況を確かめ、次に直す文章と取り組む試験対策を具体化しましょう。
相談で確かめたいこと
- 希望学科の方式と追加確認が必要な条件
- 志望理由書と面接の説明のつながり
- 提出・試験・学校への依頼を含めた準備順
大学や選抜の説明から確認したい方は、大学公式の説明会動画をご覧ください。家庭で指導内容を確認してから検討したい方は、資料請求の案内も利用できます。
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