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大阪公立大学の推薦で合格するには?2027年度の評定・共通テスト・全学部対策

大阪公立大学の推薦は、同じ評定4.0でも受ける学部で準備が別物です。教育福祉学類は小論文・面接・書類が中心ですが、心理学類は指定教科の評定と英語資格に加えて共通テストが必要です。工学部・理学部では、数学や理科を解くだけでなく、考え方を口頭で説明する学科もあります。「評定が届いたから受ける」と決めると、学部選びも対策もずれます。

大阪公立大学には12の学部・学域と40の学科・学類があります。1年次は全学部・学域が森之宮で初年次教育を受け、医学科や看護学科などは1年次から専門キャンパスも使います。学部一覧から関心に近い二つの記事を開き、その学科で受けられる2027年度の方式と合格対策を確認してください。一つに絞れない場合は、無料受験相談で学びたい内容と合格可能性を比べます。

共通テストがない方式もある

教育福祉学類の学校推薦型は小論文・面接・書類が中心です。一方、心理学類や経済学部などは共通テストの準備も必要です。

評定4.0でも条件は同じではない

指定教科平均4.2、英検2級以上、数学IIIや理科の履修など、全体評定のほかに確認すべき条件があります。

「推薦=学力試験が軽い」ではない

獣医学部は個別学力検査、小論文、面接まで課します。工学部や理学部も学科別の教科理解と口頭説明が重要です。

大阪公立大学森之宮キャンパスKishujiRapid / CC BY 4.0

最初に見る場所

まず「大阪公立大学を選ぶ前に知りたい5つの特色」と「40学科・学類の違い」を読みます。志望学科が決まっている人はその学部記事へ進んでください。まだ決まっていない人は、関心に近い二つの学部記事を開き、無料受験相談で学びと合格可能性の両方から一つに絞りましょう。

目次

大阪公立大学の学部ごとの出願条件と合格対策

受ける学部が決まっている場合は、下から学部別ページに進んでください。出願資格・選考内容・提出書類・日程と合格に向けた対策を、公式の入試要項に基づいて詳しく整理しています。

大阪公立大学を選ぶ前に知りたい5つの特色

大阪公立大学は、大学名だけで志望理由を作ると魅力を捉えにくい大学です。12の学部・学域に40の学科・学類があり、都市政策、情報、理工、農・獣医、医療、生活科学まで一つの大学にそろっています。1年次は全学部・学域の学生が森之宮キャンパスで初年次教育を受けますが、医学科や看護学科などは専門キャンパスも使います。その後の主な学びの場所も学科ごとに異なるため、候補学科の学びと卒業までに使うキャンパスをこの後の一覧で一緒に確認しましょう。

12学部・学域、40学科・学類

文系・理系・医療系を横断する規模です。「大阪公立大学に入りたい」から始めず、40の学科・学類のどこで何を学ぶかまで決める必要があります。

1年次は森之宮で学ぶ

2025年9月に開設した森之宮キャンパスで、全学部・学域の1年次生が初年次教育を受けます。2年次以降の主なキャンパスは学部・学科で異なります。

学部を越える科目と副専攻

大学は、他学部・他学域の学生が履修できる科目と副専攻を用意しています。ただし、履修可能科目やキャンパス移動には条件があるため、何でも自由に取れるわけではありません。

大阪府民等は入学料区分が異なる

授業料は年額535,800円です。入学料は大阪府民及びその子が282,000円、その他は382,000円です。入学前に大学の最新案内を開き、家族と学費・通学費を確認してください。

推薦でも学力を外せない

共通テストを使う方式、数学・理科の小論文や口述、個別学力検査を課す方式があります。書類だけに絞った準備では、学部によっては合格へ届きません。

入試と大学の言葉を、先に簡単に理解する

学域

学部のような教育組織です。大阪公立大学の現代システム科学域は、情報・環境・教育福祉・心理の4学類をまとめています。

副専攻

所属学部の専門に加えて、別の分野を決められた科目群で学ぶ仕組みです。好きな授業を一つ取ることとは違います。

口述試験

先生の質問に口頭で答える試験です。答えだけでなく、なぜそう考えたか、教科の知識をどう使ったかまで説明します。

入学確約

合格したら大阪公立大学へ入学すると約束する条件です。合格後にほかの大学と自由に選べる方式とは扱いが違います。

大阪公立大学が向いている人

都市や地域の課題を、情報・環境・経済・福祉・医療・工学など複数の方向から学びたい人には選択肢が多い大学です。現代システム科学域のように文理をまたぐ組織もあれば、獣医学科や医学科、食栄養学科のように専門職・研究へ直結する組織もあります。興味が広い人は、この後の40学科・学類一覧から中心に学びたい学科を二つ開き、副専攻や他学部履修で足せる内容を確認してください。最後の一つは無料受験相談で学びと入試条件を比べて絞りましょう。

一方で、「公立だから」「大阪にあるから」「推薦なら早く決まるから」だけで選ぶ人には向きません。学部・学科ごとにキャンパス、出願条件、共通テストの有無、個別試験が大きく異なるためです。大学名への憧れより先に、卒業時に身につけたい専門と、合格のために準備できる試験を一致させましょう。

興味に合う学部群は、この4つです

複数分野を組み合わせたい

情報・環境・教育福祉・心理を横断する現代システム科学域から確認します。

社会や組織の仕組みを扱いたい

文学部・法学部・経済学部・商学部で、扱う対象と分析方法の違いを比べます。

自然・技術・食・生物を深めたい

理学部・工学部・農学部・獣医学部で、研究対象と必要な数学・理科を比べます。

人の健康と暮らしを支えたい

医学部・看護学部・生活科学部で、資格、実習、研究、支援対象の違いを比べます。

12学部・学域、40学科・学類の違いを一度に確認する

大阪公立大学は、同じ大学の中でも学ぶ内容、通うキャンパス、受けられる入試が大きく違います。各学部の「学べる分野」「主なキャンパス」「入試の要点」を見比べ、志望学部が決まったらカード内のボタンから詳しい合格対策へ進みましょう。

文学部|4学科

学べる分野
哲学歴史・人間行動・言語文化・文化構想
主なキャンパス
1年次から4年次まで森之宮が中心です。
入試の要点
共通の学校推薦型はありません。帰国生徒・国際バカロレアなど、本人の資格に合う特別選抜を確認します。

法学部|法学科

学べる分野
法律・政治・行政・国際関係
主なキャンパス
1年次は森之宮。2年次は森之宮と杉本、3年次以降は杉本が中心です。
入試の要点
共通の学校推薦型はありません。本人の資格に合う特別選抜があるかを確認します。

経済学部|経済学科

学べる分野
経済理論・データ分析・政策・金融
主なキャンパス
1年次は森之宮。2年次は森之宮と杉本、3年次以降は杉本が中心です。
入試の要点
英語重点型・数学重点型の学校推薦型。共通テストと重点科目の得点設計が必要です。

商学部|2学科

学べる分野
商学・経営・会計・公共経営
主なキャンパス
1年次は森之宮。2年次は森之宮と杉本、3年次以降は杉本が中心です。
入試の要点
重点型と商業科等対象があり、在籍学科・商業科目・資格・地域条件まで分けて確認します。

理学部|6学科

学べる分野
数学・物理・化学・生物・地球・生物化学
主なキャンパス
1・2年次は森之宮。3年次以降は5学科が杉本、生物化学科は中百舌鳥が中心です。
入試の要点
学科ごとに共通テスト、小論文、口述などが異なり、教科の考え方を説明する力が問われます。

工学部|12学科

学べる分野
航空宇宙・海洋・機械・建築・都市・電気電子・情報・化学・材料など
主なキャンパス
1年次は森之宮。2年次は学科により中百舌鳥または杉本、3年次以降は中百舌鳥が中心です。
入試の要点
学科別の学校推薦型と、海洋システム工学科・都市学科の総合型を分けて対策します。

農学部|3学科

学べる分野
応用生物科学・生命機能化学・緑地環境科学
主なキャンパス
1年次は森之宮。2年次以降は中百舌鳥が中心です。
入試の要点
学科により提出書類、個別試験、小論文、面接の組み合わせが異なります。

獣医学部|獣医学科

学べる分野
獣医療・動物・感染症・公衆衛生
主なキャンパス
1年次は森之宮とりんくう。2年次以降はりんくうが中心です。
入試の要点
学校推薦型でも個別学力検査、小論文、面接があり、推薦対策と教科学習を同時に進めます。

医学部|2学科

学べる分野
医学科・リハビリテーション学科
主なキャンパス
医学科は1年次に森之宮と阿倍野、2年次以降は阿倍野。リハビリテーション学科は1年次に森之宮と阿倍野、2年次以降は森之宮が中心です。
入試の要点
医学科の学校推薦型・総合型・大阪府指定医療枠特別選抜と、リハビリテーション学科の学校推薦型は、目的も選考も別です。

看護学部|看護学科

学べる分野
看護・地域医療・医療チーム・実習
主なキャンパス
1年次は森之宮と阿倍野。2年次以降は阿倍野が中心です。
入試の要点
共通テスト、提出書類、面接等を組み合わせ、看護職を目指す理由を学びと実習へつなげます。

生活科学部|3学科

学べる分野
食栄養・居住環境・人間福祉
主なキャンパス
食栄養学科は森之宮。居住環境学科は1年次に森之宮と杉本、2年次以降は杉本。人間福祉学科は1年次が森之宮、2年次以降は杉本が中心です。
入試の要点
学科により全国枠・府内枠や指定校を含む入口が異なり、同じ対策では足りません。

文学部・法学部で検討できる特別選抜

文学部・法学部には、2027年度の共通の学校推薦型選抜はありません。帰国生徒、国際バカロレア、私費外国人留学生などの特別選抜は、本人の資格と対象学部が一致するときに検討できます。どれにも当てはまらない場合は一般選抜が中心になるため、別学部の推薦条件を当てはめず、受験相談で学びたい内容と受験方式を整理しましょう。

候補を二つに絞るときの見方

同じ高校教科を使えるかだけで選ばず、「大学で扱う対象」「卒業後に使う専門」「推薦で評価される力」の三つが一致する学科を残しましょう。二つで迷ったら、各学部記事の選考内容まで読み、今の評定・履修・活動・学力でどちらの準備を先に始めるか無料受験相談で決めましょう。

入学後の学び|キャンパス・修業年限・進路を先に想像する

志望理由は、入試方式の説明だけでは強くなりません。入学後にどこで、誰と、何を学び、卒業後にどう使うかまで想像すると、同じ大阪公立大学の中でも選ぶべき学部・学科が見えてきます。まず1年次の森之宮、その後の専門キャンパス、卒業後の進路を一本につなげましょう。

1年次の森之宮から、専門キャンパスへ移る

1年次は全学部・学域の学生が森之宮キャンパスで初年次教育を受けます。異なる分野の学生と同じ場所で学べるのは大阪公立大学の特徴ですが、専門科目が増えると主な学びの場所は変わります。文学部、医学部リハビリテーション学科、生活科学部食栄養学科は森之宮が拠点となり、社会科学・理学は杉本、現代システム・工学・農学は中百舌鳥、医学科・看護は阿倍野、獣医学はりんくうが中心です。

森之宮全学部・学域の1年次教育。文学部、医学部リハビリテーション学科、生活科学部食栄養学科の専門拠点でもあります。
杉本法・経済・商・理、生活科学部の居住環境・人間福祉など、社会科学と基礎科学の学びが中心です。
中百舌鳥現代システム科学域、工学部、農学部。情報、環境、ものづくり、生命・緑地分野の施設を使います。
阿倍野医学部医学科と看護学部。医療現場に近い環境で専門教育と実習へ進みます。
りんくう獣医学部。獣医療、動物、感染症、公衆衛生などを6年間で学びます。

オープンキャンパスでは、建物より「毎週の生活」を確認する

森之宮だけを見て進学後の生活を決めないでください。志望学科の専門キャンパスまで自宅から何分かかるか、1限に間に合う経路があるか、実験・実習が長い日に帰宅できるかを調べましょう。部活動やアルバイトを続けたい人は、授業後の移動時間も含めて確認します。遠方から進学する場合は、1年次と2年次以降の両方へ通いやすい住む場所を考える必要があります。

卒業後の姿から、学部・学科を逆向きに選ぶ

行政・企業・地域を動かす

法、経済、商、現代システム科学域では、制度、データ、組織、地域課題を扱います。公務員や企業名から決めるのではなく、法律・経済・経営・情報のどの方法で問題を解きたいかを選びます。

研究・技術・ものづくりへ進む

理、工、農では大学院進学も含め、実験・数理・設計・フィールドワークを積み上げます。好きな教科だけでなく、研究対象と使いたい方法で学科を分けます。

資格を使って人や動物を支える

医、看護、獣医、食栄養などは資格と実習が進路へ直結します。仕事内容、修業年限、実習場所、国家試験まで見て学科を選びます。

暮らしと人間を多角的に考える

文学、心理、教育福祉、居住環境、人間福祉では、文化・行動・教育・住まい・支援を異なる方法で扱います。似た関心でも、調査、実習、資格の違いを比べます。

大学見学で必ず確認する5項目

志望学科の説明会では、次の五つをその場で確認しましょう。帰宅後は、印象ではなく答えを一行ずつ残すと志望理由書と面接に使えます。

  • 1年次と2年次以降の主なキャンパス
  • 1年次から履修できる専門科目
  • 実験・実習・演習が始まる時期
  • 他学部履修や副専攻で実際に選べる内容
  • 卒業後の進路と大学院進学・資格取得の割合

大阪大学・神戸大学・関西大学・近畿大学との違い

併願校は偏差値と入試科目だけで決めるものではありません。在学中に触れる分野、研究や実習の比重、キャンパスの広がり、卒業後に進みやすい道まで比べると、自分が大阪公立大学を選ぶ理由も明確になります。最後に推薦・総合型の違いを重ね、同じ準備を使える受験校を残しましょう。

大阪公立大学|都市課題と幅広い専門を、公立の総合大学で学ぶ

大学としての違い
大阪市立大学と大阪府立大学の流れを受け継ぐ、12学部・学域の総合大学です。社会科学、工学、農学、獣医学、医学、生活科学までそろい、大阪の都市・地域課題を分野横断で扱えます。
学ぶ環境
1年次は森之宮で他分野の学生と学び、その後は杉本・中百舌鳥・阿倍野・りんくうを含む専門キャンパスへ進みます。学部によって通学先も実験・実習の量も大きく変わります。
向いている人
一つの専門を学びながら、情報・環境・福祉・都市・医療など別分野ともつなげたい人。大阪の企業、自治体、医療機関、地域を題材に学びたい人に向いています。
推薦・総合型の違い
学校推薦型・総合型は学部ごとの差が大きく、共通テスト、口述、小論文、面接、履修・地域条件まで学部別に確認する必要があります。

大阪大学|高い専門性と研究を軸に、学部から大学院まで深く学ぶ

大学としての違い
11学部を持つ研究志向の国立総合大学です。専門性に加え、教養・国際性・分野を越えて構想する力を学部から大学院まで育てる教育を掲げています。
学ぶ環境
文・法・経済・理・基礎工などの豊中、人間科学・医・歯・薬・工などの吹田、外国語の箕面に分かれます。研究施設や大学院まで見据えた学びが中心です。
向いている人
高校段階から強い教科学力があり、答えが決まっていないテーマを研究として深く追いたい人。大学院進学や研究開発、国際的な学びまで視野に入れる人に向いています。
推薦・総合型の違い
総合型と学校推薦型の担当学部が分かれ、学部ごとに研究実績、英語力、共通テストなどを組み合わせます。大阪公立大学より早い段階から高い学力と探究の積み上げが必要です。

神戸大学|社会科学の厚みと、海・国際性を生かした学び

大学としての違い
法・経済・経営の伝統に加え、人文、理工、農、医療、海洋政策まで持つ国立総合大学です。「学理と実際の調和」を掲げ、異分野と社会をつなぐ教育を進めています。
学ぶ環境
法・経済・経営は六甲台第1、文・理・農・工・システム情報は六甲台第2、医療系は楠・名谷、海洋政策科学は港湾施設を持つ深江で学びます。
向いている人
経済・経営・法を深く学びたい人、国際都市・神戸を舞台に社会課題へ向き合いたい人、海洋・船舶・物流のような神戸大学ならではの分野を学びたい人に向いています。
推薦・総合型の違い
総合型、学校推薦型、「志」特別選抜などがあります。大阪公立大学との併願では、共通テストを使う学部と独自書類・選考を使う学部を分けて準備します。

関西大学|大規模な私立総合大学で、学びを社会へつなげる

大学としての違い
「学の実化」を掲げ、学問の理論と実社会を結ぶことを重視する私立総合大学です。文系・理工系の学部に加え、政策、社会安全、健康、情報など社会課題に直結する分野があります。
学ぶ環境
千里山を中心に、高槻、高槻ミューズ、堺、吹田みらいなど学部ごとのキャンパスがあります。学生数の多い環境で、課外活動やキャリア支援も含めて選択肢を広げられます。
向いている人
学んだ知識を企業・地域・資格へつなげたい人。大きな学生コミュニティで活動や就職準備にも力を入れ、国公立の結果を待ちながら併願機会を確保したい人に向いています。
推薦・総合型の違い
AO、公募制推薦、学部独自の特別入試など方式が細かく分かれます。志望学部にある方式だけを確認し、大阪公立大学で必要な共通テスト対策と両立させます。

近畿大学|実学と幅広い学部で、興味を具体的な仕事へ近づける

大学としての違い
「実学教育と人格の陶冶」を掲げる私立総合大学です。文系・理工系に加え、農・水産・医・薬など、実験・実習や資格、産業とのつながりが見えやすい分野がそろいます。
学ぶ環境
東大阪を中心に、奈良、大阪狭山、和歌山、広島、福岡にも専門キャンパスがあります。志望学部によって生活圏が大きく変わるため、学びと通学・下宿を一緒に考える必要があります。
向いている人
将来扱いたい商品、技術、生き物、医療、仕事が具体的で、実験・実習・プロジェクトを通じて学びたい人。複数日程や学部を組み合わせて受験機会を増やしたい人に向いています。
推薦・総合型の違い
一般公募推薦は教科試験を軸に併願しやすく、総合型は学部ごとの特色が強い構成です。大阪公立大学の書類・面接対策だけで足りるとは考えず、教科試験を受験計画へ入れます。

併願校は「同じ学部名」より、同じ準備で合格を狙えるかで決める

例えば、経済・商系で大阪公立大学の重点型を受けるなら、共通テストの英語または数学を軸にしながら、神戸大学の経済・経営、関西大学商学部、近畿大学の経済・経営系で必要な追加対策を確認します。理工系なら、大阪公立大学の小論文・口述・共通テストに対し、大阪大学・神戸大学の推薦要件、関西大学の公募制推薦、近畿大学の2教科型の差を並べると、教科学習を無駄にせず受験機会を増やせます。

医療・農・獣医系は、学部名が似ていても取得できる資格、修業年限、実習施設、地域枠の義務が異なります。大学名を先に並べず、目指す職種・研究対象・資格から候補を作り、最後に方式と日程を重ねましょう。

併願校は、次の4点を順に比べましょう

学ぶ対象と卒業後の進路をそろえる

学部名だけでなく、学科・資格・研究分野まで一致する候補を残します。

選考の重なる部分を見つける

共通テスト、教科試験、小論文、面接、活動資料のうち、共通して使う準備を中心にします。

専願・入学確約と日程を確認する

合格後に入学を確約する方式は、併願可能な私立大の方式と同じ扱いにしません。

不足する対策だけを追加する

大学ごとの差を一覧にし、追加する教科・課題・面接だけを週予定へ入れます。

大阪公立大学で受けられる一般選抜以外の全方式

2027年度の大阪公立大学には、学校推薦型選抜と総合型選抜のほか、高校で学んだ課程、国際バカロレア資格、海外での教育歴、年齢・職歴、在留資格、地域医療や産業動物獣医療への進路などに応じた選抜があります。名称が似ていても、受けられる学部、必要な証明、試験、合格後の条件は異なります。まず自分に関係する方式を見つけ、その学部で合格に必要な準備まで確認しましょう。

学校推薦型選抜

学校長推薦が必要

現代システム科学域、経済、商、理、工、農、獣医、医、看護、生活科学などで実施されます。評定・履修・資格・地域・共通テストは方式ごとに異なります。

総合型選抜

学科との適性を複数段階で確認

教育福祉学類、工学部海洋システム工学科・都市学科、医学科などで実施されます。書類、教科理解、口述、面接、共通テスト等を組み合わせます。

指定校推薦

対象高校へ募集を通知

公開情報だけで対象校か分からない場合があります。高校の進路指導室で、募集の有無、対象学科、校内基準、人数、締切を確認します。

専門学科・総合学科卒業生特別選抜

高校で学んだ課程が条件

専門学科や総合学科での学びを対象にする方式です。対象学部、高校の学科・系列、履修科目、資格、推薦の要否を正式要項で確認します。

国際バカロレア特別選抜

資格・科目・成績を確認

IB資格を持つ人向けです。対象学部、取得時期、指定科目、スコア、言語、提出書類を正式要項で確認します。

帰国生徒特別選抜

海外での教育歴が基準

国籍だけでなく、海外校の在籍期間、修了資格、教育課程、卒業時期が関係します。証明書をそろえて大学へ資格を確認します。

社会人特別選抜

年齢・職歴・学歴を確認

対象学部と出願資格が限られます。仕事の経験を並べるだけでなく、大学で学び直す必要性と、学習を継続できる計画を説明します。

私費外国人留学生特別選抜

在留・学歴・日本語等を確認

対象学部、教育歴、日本留学試験、日本語・英語資格、在留条件、証明書を確認します。翻訳や原本の扱いも早めに準備します。

ユネスコスクール特別選抜

対象校と活動を確認

ユネスコスクール等での学びや活動に関係する方式です。高校が対象か、本人の活動と志望学部が条件に合うかを確認します。

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)特別選抜

対象校・探究内容を確認

SSHで取り組んだ探究と、志望学科で深める内容をつなげる方式です。対象高校、活動期間、提出資料、選考内容を確認します。

大阪府指定医療枠特別選抜

医学科・大阪府の条件を確認

医学科で、卒業後の大阪府内医療への従事などを前提に検討する方式です。募集枠、貸与制度、従事条件、共通テストと個別選考を別要項で確認します。

産業動物獣医師地域枠特別選抜

獣医学科・対象地域を確認

産業動物獣医師を目指す人向けです。対象地域、修学資金、卒業後の就業条件、個別学力・小論文・面接を確認します。

国際バカロレア・帰国生徒は、本人の経歴を大学に確認する

国際バカロレア特別選抜では、IB資格を取得する見込みか取得済みか、どの科目をHL・SLで履修したか、求められるスコアや言語条件を確認します。高校の成績だけで代替できるとは限りません。結果通知や卒業証明の発行時期が出願に間に合うかも確認し、必要な原本・翻訳・送付方法を一覧にして早めに準備します。

帰国生徒特別選抜では、「海外に住んでいた」という事実だけでは資格を確定できません。海外の学校へ入学した日、修了した日、教育課程、在籍年数、卒業資格、日本の学校への編入歴などを整理します。学校の証明書で示せる内容と、本人の説明だけの内容を分け、要項のどの資格区分に当たるかを大学へ確認します。

この二つの方式では、出願資格の確認に時間がかかることがあります。日本語・英語の証明書、成績証明書、修了証明書などを発行する学校が海外にある場合、取り寄せ期間も必要です。資格確認と並行して、小論文・面接・教科試験など対象学部の選考内容を確認し、書類がそろうまで学力対策を止めないようにします。

社会人・私費外国人留学生は、学ぶ目的と継続計画まで具体化する

社会人特別選抜では、職務経験そのものが合格を保証するわけではありません。仕事の中で何を経験し、どの課題を解決するために大学の学びが必要になったかを説明します。勤務と通学、学習時間、学費など、入学後に学びを続ける計画も具体的にします。会社名や役職の大きさより、自分が担当した事実と、大学で深めたい問いのつながりが重要です。

私費外国人留学生特別選抜では、出願資格、日本留学試験、語学資格、学歴書類、在留関係の手続きを分けて準備します。日本語で授業を受け、専門分野を学ぶための基礎学力も必要です。志望理由では、日本で学びたいという一般的な理由から、なぜ大阪公立大学のその学部・学科でなければならないかへ進めます。

高校での課程・取組が条件専門学科・総合学科、ユネスコスクール、SSHの対象条件を高校へ確認し、探究や履修の記録をそろえます。
教育歴・資格が条件国際バカロレア、帰国生徒、私費外国人留学生は、成績・修了・語学などの証明書を早めに取り寄せます。
卒業後の進路が条件大阪府指定医療枠と産業動物獣医師地域枠は、修学資金や卒業後の従事条件を家族と一緒に確認します。
年齢・職歴が条件社会人特別選抜は、出願資格に加えて、学び直す目的と入学後の学習計画を具体化します。

特別選抜は「受けられる」と「合格できる」を分けて考える

特別選抜は、対象者が限られるため倍率が低く見えることがあります。しかし、資格条件を満たす受験者同士で、書類・学力・小論文・面接などを比較されます。募集人数が少ない方式では、一つの評価項目の不足が大きく影響します。受けられる資格と、合格に必要な準備を二つの欄に分けて書きます。

入学確約が条件になる方式や、合格後の手続が早い方式もあります。方式を増やすことを目的にせず、第一志望の選考項目と配点を並べ、配点が高く未完成の対策から今週着手しましょう。合格発表後に進路を自由に選べると思い込まず、出願前に入学手続の条件まで確認します。

特別選抜を検討するときの確認順

本人の資格に関係する方式は、文章を書き始める前に資格確認を進めます。高校・以前の在籍校・大学のうち、どこが証明し、どこが最終判断するかを分けましょう。

  • 対象学部と正式な方式名を確認する
  • 学歴・資格・年齢・在留・対象校などの条件を証明書と合わせる
  • 大学だけが判断できる条件は、該当ページと本人の経歴を示して照会する
  • 資格確認を待つ間も、教科・小論文・面接の準備を続ける

評定だけでは決まらない|出願前に確認する7つの条件

大阪公立大学の推薦で最も多い見落としは、全体評定だけを見て出願できると判断することです。全体3.5・4.0・4.3という基準に加え、指定教科平均、履修科目、英語資格、地域、卒業時期、学校長推薦、共通テスト、入学確約などが組み合わされます。条件を一つずつ、学校の記録と要項の該当欄で確かめましょう。

全体の学習成績経済学部・商学部の重点型は3.5以上、教育福祉学類などは4.0以上、商学部〈商業科等対象〉や工学部都市学科などは4.3以上が目安になる方式があります。
教科別の成績環境社会システム学類・心理学類は、全体4.0以上に加えて指定3教科の平均4.2以上が必要です。応用化学科にも数学・理科等の成績条件があります。
履修科目工学部は数学III、数学B・C、物理・化学など、学科別に必要科目が指定されます。科目名を省略せず、学校の履修記録で確認します。
資格・検定心理学類の英語資格、商学部〈商業科等対象〉の簿記・情報処理など、取得級・試験種・受験時期・証明書まで指定される方式があります。
高校・居住地大阪府内の高校、対象学科への在籍、本人または保護者の住所など、方式ごとに見る対象が異なります。
推薦・卒業時期学校長推薦、卒業見込み、学校ごとの推薦人数、入学確約が条件になる方式があります。大学の締切より前に高校内の手続が始まります。
共通テスト必要科目を受験するだけでなく、成績請求の手続が必要です。共通テストを課さない方式もあるため、学部・学科・方式で確認します。

全体評定と教科別評定は、別の条件として確認する

例えば、全体の学習成績が4.0を超えていても、指定3教科平均4.2を満たしていなければ、環境社会システム学類や心理学類の条件を満たさない場合があります。反対に、評定条件を満たしていても、心理学類では英検または英検S-CBTの2級以上など、別の条件が残ります。成績表を見ながら「全体」「指定教科」「資格」を別の行にして確認してください。

経済学部・商学部の重点型は、2027年3月卒業見込み、全体3.5以上、学校長推薦、指定された共通テスト科目、合格時の入学確約などが条件です。大学側の高校ごとの推薦人数に制限がない方式でも、高校内で申出期限や選考が設けられることがあります。大学の条件と高校の手続は、必ず分けて確認しましょう。

工学部は、学科名まで決めて履修科目を確認する

工学部の公開推薦対象は、機械工学科、電子物理工学科、応用化学科、マテリアル工学科、化学バイオ工学科です。いずれも全体4.0以上が基本ですが、必要な数学・理科の組み合わせが異なります。機械工学科では数学III、物理基礎・物理、化学基礎など、電子物理工学科やマテリアル工学科では数学II・III・A・B・Cと物理・化学の履修が関係します。化学バイオ工学科では物理または生物の選択を含むため、学部名だけで確認を終えられません。

応用化学科は、全体4.0以上に加えて数学・理科または理数の平均4.2以上が条件となり、指定科目の履修も必要です。2027年度の公開情報では、ほかの公開推薦対象学科と選考の組み合わせも異なります。自分の得意科目だけで学科を選ばず、高校で履修した科目と、大学で取り組みたい内容の両方を合わせましょう。

地域条件は、高校の所在地・在籍学科・住所を分ける

商学部〈商業科等対象〉は、商業に関する学科または総合学科で2年以上学び、商業科目20単位以上を修得する見込みであることなどが条件です。普通科は対象外です。さらに、全体4.3以上、指定の簿記・情報処理系資格、学校長推薦、共通テスト、入学確約が必要で、地域についても本人・保護者の住所または大阪府内高校などの条件があります。条件が多いため、一つ満たしただけで判断しないでください。

工学部都市学科の学校推薦型は、大阪府内の高校等で、都市・環境・建設・建築に関係する職業教育を主とする学科に在籍し、全体4.3以上、理科の指定履修、英語の基礎学力、学校長推薦、入学確約などを満たす必要があります。「大阪府に住んでいる」「工学部を希望している」だけでは条件を満たしません。高校の正式な学科名と履修科目を進路指導の先生に確認しましょう。

募集要項と成績資料を見ながら大阪公立大学の推薦条件を先生に確認する高校生

学校の先生へは、この3点を伝えます

「大阪公立大学を受けたいです」だけでは、先生も確認に時間がかかります。受験年度・学部学科・正式な方式名を伝え、次の3点を質問しましょう。

  • 学校の記録で、評定と指定科目の履修を確認できるか
  • 学校長推薦を希望する申出期限と、校内で必要な書類は何か
  • 調査書・推薦書・証明書を依頼してから受け取るまで何日かかるか

大学へ問い合わせるのは、要項と学校の記録を読んでも判断できない場合です。「出願できますか」だけでなく、「2027年度の○学部○学科○方式について、要項○ページの条件と、自分の履修科目○○の対応を確認したい」と具体的に伝えます。大学が判断する資格と、高校が確認する記録を分けると、確認が早く進みます。

条件の多い6方式|出願資格と合格対策を省略せず確認する

評定だけを示す短い一覧では、自分が受けられるかも、何を対策すべきかも分かりません。ここでは特に条件の組み合わせが複雑な六つの方式について、出願資格と選考の中心を分けて整理します。本人の成績・履修・住所などは、学校の記録と正式要項で最終確認してください。

環境社会システム学類の学校推薦型

2027年3月卒業見込み、全体の学習成績4.0以上に加え、外国語または英語一教科と、国語・地理歴史・公民・理科・数学から二教科を選んだ指定三教科の平均4.2以上が条件です。学校長推薦、合格時の入学確約が必要で、高校ごとの推薦人数は大阪府内と府外で異なります。出願前に、学校の成績表で指定三教科の計算対象を先生と確認しましょう。

選考では小論文・面接・提出書類が重要です。小論文は120分を想定し、環境と社会の関係を資料から読み取ります。環境への効果だけを述べず、住民、行政、企業、費用、継続性など複数の立場を考えます。面接では、関心のある課題を、学類で学ぶ環境・政策・地域・データ等の内容へつなぎます。

心理学類の学校推薦型

全体4.0以上、指定三教科平均4.2以上、学校長推薦、入学確約に加え、指定された英語資格が必要です。2027年度では、2024年4月以降に受験した英検または英検S-CBTの2級以上など、受験時期と証明書の条件も確認します。共通テストを使うため、資格証明の準備だけで教科学習を止めないでください。

心理学への関心は、人の気持ちを分かりたいという言葉だけでは伝わりません。人の記憶、認知、発達、行動、集団など、どの現象に疑問を持ち、観察・実験・調査・統計からどう確かめたいかを具体化します。面接では、個人の体験を一般化せず、確かめる方法を一つ書きます。

教育福祉学類の学校推薦型

2027年3月卒業見込み、全体4.0以上、学校長推薦、入学確約が条件です。高校ごとの推薦人数にも上限があります。共通テストを課さず、小論文200点、面接100点、提出書類で選考するため、「学力試験がないから軽い」とは考えられません。文章を読み、社会課題を整理し、自分の考えを根拠付きで示す力が必要です。

教育と福祉を別々に説明するだけでなく、子ども・家庭・学校・地域・制度の関係を考えます。活動経験を書く場合は、助けたという結果より、相手の状況をどう理解し、自分の関わりにどんな限界があり、大学で何を学ぶ必要があると感じたかを具体化します。

商学部〈商業科等対象〉

商業に関する学科または総合学科に二年以上在籍し、商業科目を20単位以上修得する見込みであること、2027年3月卒業見込みであること、全体4.3以上であることなどが条件です。さらに、日商簿記2級、全商簿記1級、指定の情報処理技術者試験、全商情報処理検定1級など、認められる資格のいずれかを確認します。普通科は対象外です。

地域条件、学校長推薦、学校ごとの推薦人数、共通テスト、入学確約もあります。選考では共通テスト700点と口述300点など、教科の得点と説明力の両方が重要です。簿記や情報処理の手順を覚えるだけでなく、企業の取引や情報を正しく記録し、判断に使う意味を説明できるようにします。

工学部都市学科の学校推薦型

大阪府内の高校等で、工業・農業などの職業教育を主とし、都市・環境・建設・建築に関係する学科に在籍する2027年3月卒業見込みの人が対象です。全体4.3以上、物理基礎と、化学基礎・生物基礎・地学基礎のいずれかの履修、英語の基礎学力、学校長推薦、入学確約、学校ごとの推薦人数などを確認します。

共通テストを使わず、小論文・口述などで選考するため、数学・理科の基礎を文章と口頭で説明する練習が必要です。高校で学んだ設計・測量・環境・建設等の内容を使う場合は、作品名だけでなく、条件、計算、判断、改善した点を示します。都市学科で学ぶ社会基盤、防災、環境、計画へつなぎましょう。

工学部応用化学科の学校推薦型

2026年3月卒業者または2027年3月卒業見込みなど、卒業時期の対象を確認します。全体4.0以上に加えて、数学・理科または理数の平均4.2以上、数学II・III・A・B・C、物理基礎、化学基礎、生物基礎、化学、物理または生物などの指定履修、学校長推薦、入学確約が関係します。

応用化学科は共通テストを課さない一方、小論文、口述・面接、提出書類で教科理解と学科への適性を見ます。化学反応や材料・エネルギー・環境などへの関心を、教科の知識と結び付けます。実験経験を書くなら、操作の説明だけでなく、条件設定、結果の読み取り、誤差、次に確かめたいことまで整理します。

条件を満たす

評定・教科別成績・履修・資格・地域・卒業時期・推薦・入学確約を、学校の記録と正式要項で確認します。

選考に備える

共通テスト、個別学力、小論文、口述、面接、書類の配点と順序を見て、準備時間を配分します。

合格後まで理解する

入学確約、地域枠の役割、学科で学ぶ内容を理解し、出願理由と将来の計画を一貫させます。

学部や方式を先に決め切れないと、評定・履修・書類・学力のどこから始めるかも決まりません。無料受験相談で、今の成績と関心から受ける方式を絞り、最初に進める対策を決めましょう。

共通テスト・個別試験・書類の配点から、対策の優先順位を決める

推薦・総合型の対策は、提出が早いものから順に進めればよいわけではありません。合否への影響、現在の不足、改善に必要な期間の三つで優先順位を決めます。共通テストや個別学力は積み上げに時間がかかり、書類は複数回の見直しが必要です。面接・口述は、書類と教科の理解が深まるほど答えも変わります。すべてを同じ量で進めるのではなく、配点と現在地から週の時間を配分しましょう。

共通テスト利用方式は、大学の換算後の点数で比較する

模試の合計点だけを見ても、志望方式でどの程度戦えるかは分かりません。必要科目、選択科目の扱い、大学の換算点、同点時の扱いを確認し、自分の得点を大学の配点へ直します。英語重点型・数学重点型のように型が分かれる場合は、両方の換算点を計算し、得意という感覚ではなく実際の差を見ます。

換算後の点数を出したら、失点の大きい科目を単純に優先するのではなく、必要点までの差と改善可能性を見ます。知識の抜けで落としている単元、時間不足で解けない問題、問題文の読み違い、計算ミスを分けましょう。短期で直せるミスと、理解の積み直しが必要な単元を同じ予定にしないことが大切です。

共通テストを課さない方式でも、基礎学力が不要になるわけではありません。小論文の資料を読む、口述で数学・理科を説明する、大学の授業についていくために、教科理解が見られます。「共通テストなし」を学力対策なしと読み替えず、その方式で学力をどう評価するかを確認してください。

個別学力・小論文・口述は、答案の過程まで記録する

獣医学部の個別学力、理学部・工学部の小論文や口述では、正解数だけでなく、解答へ至る考え方を確認します。過去問を解いたら、問題ごとに「知っていた知識」「使うべき条件」「選んだ式や論点」「間違えた理由」「次に確認する教材」を記録します。答案を採点して終わらず、翌週に同じ考え方を使う問題で説明できるか確かめます。

小論文の点数が安定しない場合は、文章表現だけでなく、設問の読み取り、資料の要約、論点の選択、根拠、構成、時間のどこで失敗したかを分けます。設問に答えていない答案へ言葉の添削を重ねても改善しません。最初に設問への答えを一文で決め、その答えを支える根拠と具体例を置きます。

口述では、知識の暗記と説明の流れを分けて練習します。一問につき、問題の条件、使う考え方、計算または推論、結論、確かめ方を声に出します。先生には教科内容の誤りを見てもらい、受験相談や専門指導では、質問への答え方と志望学科へのつながりを確認してもらいましょう。

書類は、文字数ではなく評価項目ごとに完成度を見る

志望理由書が指定文字数まで埋まっていても、経験・問い・大学の学び・将来のつながりがなければ完成ではありません。活動報告も、出来事を詳しく書くだけでは、本人の行動と成長が伝わりません。書類ごとに大学が確認したい内容を整理し、一つの文章へ役割を詰め込みすぎないようにします。

初稿では、きれいな言葉より事実を優先します。活動の日時、自分の担当、調べた資料、試した方法、結果、残った疑問を書きます。次に、志望学科の授業・研究・実習を調べ、残った疑問をどこで深められるかをつなぎます。最後に、読み手が一度で分かる順番と表現へ整えます。

添削を受けるときは、「自然な文章か」だけを聞かず、「経験から問いが生まれた理由は伝わるか」「大阪公立大学のその学科で学ぶ必要性は具体的か」「根拠のない成果や他人の気持ちを書いていないか」「面接で説明できる内容か」を確認してもらいます。指摘を受けたら、言葉の置換だけで済ませず、事実や調査へ戻って書き直しましょう。

面接は、書類・学力の準備が進んでから深くなる

面接だけを独立して準備すると、暗記した一般論になりやすくなります。書類で扱った経験を具体的に話し、教科や小論文で学んだ内容を使い、大学の教育内容と結び付けます。面接練習で答えられなかった質問は、話し方の問題か、知識・経験・学部理解の不足かを分けてください。

答えが長くなる場合は、最初の一文に結論を置きます。その後で、理由、具体的な経験、大阪公立大学での学びを加えます。質問が変われば、必要な部分だけを選びます。すべての回答へ同じ志望理由を繰り返さず、質問に答えることを優先します。

合否への影響

配点、段階選考、足切り、必須条件を確認します。満たさなければ受けられない条件を最初に扱います。

現在の不足

模試、答案、下書き、録音から、点数や説明が足りない場所を具体的にします。感覚だけで決めません。

必要な期間

評定・履修・資格・学力は早く始めます。書類・小論文・面接も一度で完成させず、直す回数を予定に入れます。

一週間の時間配分を決める方法

まず学校・大学への確認に必要な日を決めます。次に、教科の学習時間を固定し、残った時間へ書類・小論文・面接を配置します。週末に、予定時間ではなく実際に進んだ内容を見て、次週の比重を変えましょう。

  • 共通テスト・個別学力:毎週固定し、誤答の原因まで記録する
  • 書類:初稿日・確認日・書き直し日を分ける
  • 小論文:時間内演習と見直しを一組にする
  • 面接・口述:録音、確認、再回答まで行う

現代システム科学域・経済学部・商学部の合格対策

現代システム科学域|4学類で共通テストと個別試験が変わる

現代システム科学域には、知識情報システム学類、環境社会システム学類、教育福祉学類、心理学類があります。同じ学域でも、教育福祉学類の学校推薦型は共通テストを課さず、小論文200点・面接100点・提出書類で選考します。環境社会システム学類は小論文と面接を重視し、心理学類は共通テストと面接、英語資格が関係します。学域の説明だけを読んで、4学類を同じ準備にしないことが重要です。

教育福祉学類の小論文では、教育・福祉・社会の課題を一つの立場だけで語らず、資料から読み取れる事実と自分の主張を分けます。面接では、「人を支えたい」という抽象的な志望理由から一歩進み、どの場面の何に疑問を持ち、教育と福祉を横断して何を学びたいかを説明しましょう。90分の小論文を想定し、読解・構成・執筆・見直しの時間配分を練習します。

環境社会システム学類では、環境問題だけでなく、社会制度・地域・人の行動との関係まで考える力が必要です。活動経験を書く場合も、「清掃活動に参加した」で終えず、活動の中で気づいた原因、継続を難しくした条件、大学で調べたい問いへつなぎます。心理学類では、心理学を「人の気持ちを読む学問」と捉えず、観察・調査・データから人の行動や認知を検討する学問として理解し、共通テストと英語資格の準備も並行します。

経済学部|英語重点型・数学重点型は共通テストの配点から選ぶ

経済学部の学校推薦型は、英語重点型と数学重点型に分かれます。名称だけで得意科目を選ぶのではなく、共通テストの指定科目と換算、必要な総合点、活動報告などの書類を合わせて考えます。英語重点型でも英語だけで合格が決まるわけではなく、数学重点型でも数学以外を捨ててよいわけではありません。過去問や模試を大学の換算方法で計算し、どちらで強みが出るかを確認しましょう。

活動報告では、「経済ニュースを読んでいる」「株に興味がある」といった関心だけでは弱くなります。価格の変化、地域の商店、人口移動、働き方など、身近な現象から具体的な疑問を一つ選び、どの情報を集め、どんな違いが見えたかを書きます。志望理由では、その疑問をミクロ経済・マクロ経済・統計・政策など大学の学びへつなぎます。数字を使う場合は、出典と比較対象を明確にしてください。

合格対策では、まず共通テストの現在地を大学換算で把握し、次に活動報告の材料を事実と考察に分けます。書類の表現だけを先に整えると、学力対策が遅れます。週の学習時間を教科別に固定したうえで、活動報告と志望理由の下書きを少しずつ進めましょう。

商学部|一般の重点型と〈商業科等対象〉は別の入試

商学部には、英語重点型・数学重点型の学校推薦型と、商業科等対象の方式があります。重点型は経済学部と同じく共通テストを使いますが、商業科等対象は高校の学科・商業科目の単位・評定4.3・簿記または情報処理の資格・地域条件など、出願資格が大きく異なります。方式名を省略すると、必要な資格と選考方法を取り違えます。

商業科等対象では、共通テストに加えて口述試験が重くなります。簿記や情報処理の資格を持っていることだけでなく、学んだ内容を使って企業活動や情報管理をどう理解しているかを、自分の言葉で説明できるようにします。資格試験の問題を解き直し、「なぜその処理をするのか」「数字から何が分かるのか」を口頭で答える練習が有効です。

商学部の志望理由では、「経営者になりたい」「商品を売りたい」という目標だけで終わらず、顧客・組織・会計・流通・情報のどこに課題を感じているかを示します。文化祭や部活動の会計経験を使う場合は、役職名ではなく、自分が扱った記録、判断したこと、改善したこと、結果を示す資料まで確認しましょう。

現代システム科学域

小論文・面接/共通テスト

学類によって評価が変わります。社会課題への関心を、教育・福祉・環境・心理・情報の学びへ具体化します。

経済学部

共通テスト+活動報告

英語・数学の重点型を大学換算で比較し、学力と社会への問題意識を並行して準備します。

商学部

重点型/商業科等対象

高校の課程と資格を先に確認し、共通テストまたは口述に合わせて教科理解を深めます。

理学部・工学部の合格対策|解ける力を説明できる力へ変える

理学部|学科別の小論文・口述で、教科の理解を見せる

理学部の学校推薦型は、物理学科・化学科・生物学科・地球学科・生物化学科など、対象学科ごとに試験内容を確認します。共通テストだけでなく、小論文や口述試験、提出書類を組み合わせるため、「問題を解ける」ことと「考え方を説明できる」ことの両方が必要です。学科によって扱う教科や問いの形が違うので、理学部全体の対策だけでは足りません。

口述対策では、答えを暗記するより、問題文から分かる条件、使う法則、式の意味、単位、結果の妥当性を順番に説明します。例えば物理なら、式を言う前に、どの力が働き、どの向きに運動し、どの条件でその式を使えるかを話します。化学なら、反応式だけでなく、粒子・濃度・平衡などの考え方を説明します。生物・地学でも、用語の定義と観察事実から結論までの道筋を意識しましょう。

小論文がある学科では、科学的な文章の読み取りと教科の知識を分けません。資料の数値や図から言える範囲を明確にし、根拠のない原因を付け足さない練習が必要です。過去問を解いたら、正誤だけでなく、「どの記述を根拠にしたか」「別の条件なら結論が変わるか」まで説明してください。

志望理由書では、科学が好きという感想から、大学で明らかにしたい問いへ進めます。身近な観察を使う場合は、見たもの、変えた条件、記録した結果を分け、確認していない効果を断定しません。その問いが志望学科の授業・研究でどう深まるかを調べると、口述でも一貫した説明ができます。

工学部|公開推薦5学科と、海洋・都市の総合型を分ける

工学部では、機械工学科、電子物理工学科、応用化学科、マテリアル工学科、化学バイオ工学科の学校推薦型に加え、海洋システム工学科・都市学科の総合型、都市学科の地域限定の学校推薦型があります。学科ごとに履修条件、共通テストの有無、小論文・口述・面接が変わるため、最初に受ける学科と方式を正式名称で固定します。

学校推薦型の公開推薦5学科では、数学・理科の履修条件を満たすことが前提です。そのうえで、教科書の公式を使えるだけでなく、現象を説明する力を伸ばします。模試や定期テストの誤答を、「知識不足」「条件の読み落とし」「立式」「計算」「単位」「説明」の六つに分けると、口述で止まる理由も見つかります。

海洋システム工学科を志望するなら、船だけに関心を限定せず、海上輸送、海洋環境、安全、構造、流体など、学科で扱う課題を理解します。都市学科なら、建物の意匠だけでなく、道路、河川、防災、上下水道、地域計画など、都市を支える仕組みまで視野を広げます。「作りたいもの」と「解決したい問題」をつなぐと、志望理由と口頭説明が具体的になります。

工学部の面接・口述では、成果物の見栄えより、課題をどう設定し、何を試し、どの結果から考えを変えたかが重要です。探究や制作の経験を使う場合は、写真・記録・計算・失敗した案も整理し、自分が担当した部分だけを説明します。チームの成果を一人の実績として書かないことも大切です。

理系学部の対策は、教科と説明を往復しましょう

答案から止まった場所を特定する

正解できなかった単元だけでなく、条件の読み取り・式の選択・計算・単位・結論のどこで止まったかを記録します。

教科書の言葉で理由を説明する

公式名を言うだけでなく、使える条件と各量の意味を説明します。分からない部分は教科の先生へ質問します。

学科の問いへつなげる

志望学科で扱う現象や課題に置き換え、なぜ学びたいかを話します。録音して、用語だけの説明になっていないか確認します。

今日の30分でできる口述練習

直近で間違えた数学または理科の問題を一つ選びます。答えを見ずに、「求めるもの」「与えられた条件」「使う考え方」「計算」「単位」「結果が自然か」の順で声に出してください。説明できなかった一か所を教科書で確認し、翌日に同じ問題をもう一度説明します。

理学部の出願資格・選考内容・提出書類・日程と、合格に向けた具体策を学部別ページにまとめています。

理学部の出願条件と合格対策を見る

農学部・獣医学部・医学部・看護学部・生活科学部の合格対策

農学部|3学科で、書類と個別試験の組み合わせが違う

農学部には、応用生物科学科、生命機能化学科、緑地環境科学科があります。応用生物科学科・生命機能化学科は共通テストと書類を中心に選考し、緑地環境科学科は小論文・面接も加わります。農学部という名称だけで同じ対策にせず、生物・化学・環境・地域のうち、自分が明らかにしたい問題と学科の学びを対応させましょう。

応用生物科学科では、生物の仕組みや生産への応用、生命機能化学科では生命現象を化学の視点から扱う内容が中心になります。緑地環境科学科では、生態系、緑地、地域環境、保全と利用などを複数の立場から考えます。「植物が好き」「食品に興味がある」だけで止めず、観察や調査から何が分からなかったかを問いに変えます。

活動報告に探究を使う場合は、テーマ、期間、自分の役割、調べた方法、結果、途中で変えたこと、残った課題を整理します。志望理由書では、活動の説明を繰り返さず、残った課題を大学の授業・実験・フィールドワークへつなぎます。緑地環境科学科の小論文では、資料にある事実と自分の提案を分け、環境への効果だけでなく、管理・費用・利用者などの条件も項目ごとに書きます。

獣医学部|学力・小論文・面接を一つの計画で進める

獣医学部の学校推薦型は、個別学力検査、小論文、面接まで課す負担の大きい方式です。推薦だから教科対策を減らすのではなく、数学・英語・理科の学力を土台にしながら、獣医学を学ぶ理由と将来の役割を説明できるようにします。地域枠を検討する場合は、地域条件と卒業後の就業条件を、志望理由とは別に理解してください。

獣医師への憧れだけでは、学部理解は伝わりません。伴侶動物、産業動物、公衆衛生、感染症、食品安全、研究など、獣医師が担う範囲を確認し、自分が関心を持つ課題を具体化します。動物と触れた経験を書く場合も、診断や治療の効果を推測せず、見た事実、自分が行ったこと、そこから生まれた疑問を分けましょう。

小論文では、生命倫理、感染症、動物福祉、食の安全など、一つの正解では終わらないテーマに備えます。資料の主張を要約し、関係する立場を整理し、根拠を示して自分の意見を書きます。面接では、小論文で書いた判断の理由も問われると考え、反対の立場から質問されても説明できるように練習します。

医学部|医学科とリハビリテーション学科を分けて準備する

医学科には学校推薦型選抜、総合型選抜、大阪府指定医療枠特別選抜があり、リハビリテーション学科にも学校推薦型選抜があります。医学科の学校推薦型は評定、地域条件、共通テスト、小論文、面接などを確認します。大阪府指定医療枠は、募集枠、修学資金、卒業後の従事条件を別要項で確認します。総合型は高い学力と継続的な活動・探究も求めるため、名称だけで受けやすい方式とは判断できません。

地域医療を志望理由にする場合は、「地域に貢献したい」で終えず、医療へのアクセス、診療科の偏り、高齢化、予防、連携など、どの課題に関心があるかを具体化します。個人の経験から始めても、その経験だけを一般化せず、公開されている地域の資料や大学の教育内容を調べます。面接では、医師として働く責任と、地域枠の条件を理解したうえで志望しているかを自分の言葉で説明します。

リハビリテーション学科では、理学療法学専攻と作業療法学専攻の違いを理解します。理学療法は身体機能や基本動作、作業療法は生活の中の活動や参加も扱います。実際の教育内容と実習を確認し、どちらの支援対象を学びたいかで専攻を選びます。「人を助けたい」という思いに加え、どの機能・活動・生活場面に関心があり、何を学びたいかを示します。

医学科

高い学力を土台に、地域医療や探究の経験を、医師として学ぶ理由と責任へつなぎます。

リハビリテーション学科

理学療法と作業療法の教育内容を比べ、支えたい機能・活動・生活場面から専攻を選びます。

看護学部

共通テストを続けながら、観察・安全・意思決定・多職種連携を含む看護の役割を志望理由にします。

看護学部|共通テストと書類で、学力と看護への理解を示す

看護学部の学校推薦型は、共通テストと提出書類を組み合わせます。面接がない年度・方式でも、志望理由を浅くしてよいわけではありません。看護を「優しく寄り添う仕事」だけで説明せず、対象者の状態を観察し、安全を守り、多職種と連携し、根拠に基づいて援助する専門職として理解しましょう。

志望理由書では、身近な人の病気や医療体験を使う場合も、本人の許可なく詳細を書いたり、病名や気持ちを推測したりしません。自分が見聞きした範囲と、自分が関心を持った課題を分けます。例えば、説明を受けても不安が残る場面に関心を持ったなら、患者の理解を支える看護、意思決定、コミュニケーションなど大学で学ぶ内容へつなげられます。

共通テスト対策では、必要科目を大学換算で確認し、苦手科目を放置しません。書類の締切が早くても、教科の学習時間を毎週固定します。書類は一度で完成させず、経験の事実、看護への問題意識、大阪公立大学で学ぶ理由、将来の役割が一つの流れになっているかを確認しましょう。

生活科学部|食栄養・居住環境・人間福祉で問いを分ける

生活科学部には、食栄養学科、居住環境学科、人間福祉学科があります。同じ生活課題を扱っていても、食と健康、住まいと地域、人と制度という視点が異なります。学校推薦型の募集枠や共通テスト、口述、志望理由書の扱いも学科ごとに確認し、指定校推薦がある場合は高校へ対象校・校内基準を聞きます。

食栄養学科を志望するなら、「食べることが好き」「健康に興味がある」から、栄養・代謝・食品・調理・公衆栄養など、何を学びたいかを具体化します。居住環境学科なら、建物の見た目だけでなく、安全、快適性、環境、地域との関係を考えます。人間福祉学科なら、困っている人を助けたいという思いから、制度、相談援助、地域、権利など、支援が届く仕組みへ進みましょう。

口述や面接がある場合は、志望理由書の内容を暗唱しません。経験から生まれた問い、大学で学ぶ内容、将来の役割を、質問に合わせて短く答えます。「なぜ別の学科ではないのか」と聞かれたときに、三学科の違いを説明できれば、学部理解の深さも伝わります。

自分でできること

要項を読む、成績と履修を確認する、活動の記録を集める、教科の復習を続ける、志望理由の下書きを作る。

学校の先生に頼めること

校内推薦の手続、評定・履修の証明、推薦書・調査書の発行、教科理解の確認、過去問の基本的な添削。

プロに頼ったほうがよいこと

複数方式の優先順位、大学が見る観点と経験のつながり、書類の構成、小論文・面接・口述の個別課題。

2027年度入試の日程|高校の締切から逆算する

「2027年度入試」は、2027年に準備を始める入試ではありません。出願登録や書類提出は2026年に始まります。学校推薦型では、大学の出願より前に、高校内の推薦希望の申出、校内選考、推薦書・調査書の作成が必要です。大学の締切だけを予定表へ書くと、学校への依頼が間に合わなくなります。

大学の締切から、高校と自分の準備を逆算しましょう

大学の出願期間・必着日を確認

共通募集要項で扱う2027年度学校推薦型では、出願登録と郵送書類の期間が分かれます。「登録した日」ではなく、書類が大学へ届く日まで確認します。

高校の校内締切と発行日数を確認

推薦希望の申出、校内選考、推薦書・調査書・卒業見込み証明書などの依頼期限を先生へ聞きます。大学の締切を校内締切として扱いません。

書類と学力の週時間を固定

志望理由書の提出が先でも、共通テストや個別学力の勉強を止めません。書類・教科・面接を毎週の時間に分けます。

共通テスト成績請求と個別試験を確認

共通テスト利用方式は、受験科目と成績請求の手続を確認します。小論文・口述・面接の試験日も同じ予定表へ入れます。

出願登録・支払い・郵送は、それぞれ別の手続

インターネットで出願登録をしても、検定料の支払い、写真の登録、書類の郵送が終わらなければ出願完了にならない場合があります。共通募集要項で扱う方式では、2026年10月23日10時から登録が始まり、11月2日から5日必着で書類を送る日程が示されています。別要項の方式は日程が違うため、自分の方式の要項で確認してください。

郵送は「締切日に出せばよい」ではなく、必着か消印有効かを確認します。学校から受け取る書類、本人が作る書類、資格の証明書、地域を証明する書類を分け、封入前に一度そろえます。原本が必要な書類をコピーで済ませたり、発行に時間がかかる証明書を直前に依頼したりしないようにしましょう。

早く始めるほど、履修・資格・活動を選べる

推薦・総合型は、出願直前の文章力だけで決まりません。評定は日々の学習で積み上がり、工学部の履修科目は高校の科目選択に関係し、英語資格や簿記・情報処理の検定には受験機会が必要です。活動も、短期間で実績を作るより、関心を持った問題を調べ、行動し、記録し、改善する過程が重要です。早く始めるほど絶対に有利です。

高校1・2年生なら、定期テストと提出物を安定させ、候補学部の履修条件を科目選択前に確認します。高校2年のうちに英語資格や必要な検定へ挑戦し、活動の記録を残します。高校3年生は、条件確認をすぐに終え、学力・書類・面接の週時間を固定します。遅れを楽観せず、使える時間と必要な作業を具体的に組み直しましょう。

今週方式名を確定し、評定・履修・資格・地域条件を確認。高校の校内締切と証明書の発行日数を聞く。
2週間以内共通テストまたは個別学力の現在地を換算。活動記録を集め、志望理由の中心となる問いを一つ決める。
1か月以内志望理由・活動報告の初稿、小論文の時間内演習、面接・口述の録音練習を開始。指摘を受けて直す周期を作る。
出願前正式な書式、署名、証明書、郵送方法を確認。書類完成後も学力と口頭試験の練習を続ける。

出願直前は、要項・書式・お知らせの3か所を確認する

募集要項を一度読んだだけで、出願日まで同じ情報だと考えないでください。大学から訂正や変更のお知らせが出る場合があります。出願直前は、自分の方式の募集要項、提出書類の書式、受験生向けのお知らせの三か所を確認します。変更があれば、変更前のメモや下書きではなく、新しい条件と書式へ合わせます。

確認するのは日付だけではありません。選考会場、集合時刻、持参物、受験票の印刷、写真の条件、署名・押印、資格証明の原本、郵送方法なども見ます。共通テスト利用方式では、必要科目の受験と成績請求の登録を分けて確認します。自宅から会場までの経路と到着時刻は、試験一週間前までに予定表へ書きます。

提出前は、本人が作る書類と学校が作る書類を分け、書類名・部数・原本かコピーか・封入する封筒を確認します。志望理由書の内容だけに集中して、推薦書や調査書、資格証明書を入れ忘れないようにします。提出した書類は手元にも写しを残し、面接や口述の前に読み直せるようにしてください。

出願後は、受理されたと思い込まず、出願状況、受験票の発行、大学からの連絡を確認します。不備の連絡が届く可能性もあるため、登録したメールアドレスと電話を確認できる状態にします。迷惑メール設定で大学からの連絡が止まらないようにし、連絡を受けた場合の対応期限も記録しましょう。

試験前日は、新しい内容を増やすより、受験票、本人確認書類、筆記用具、時計、交通経路、連絡先を確認します。小論文・面接・口述では、暗記した文章を増やさず、志望理由の中心、活動の事実、学科で学びたい問い、教科の基本を短く説明できる状態に整えます。体調管理と移動の余裕も、当日に力を出すための準備です。

共通テストを受けた後は、自己採点だけで合否を決め付けません。大学の換算方法で点数を確認し、書類・小論文・面接・口述など残る評価項目の準備を続けます。試験が終わった科目の反省に時間を使いすぎず、次の選考で示せる内容へ切り替えましょう。合格発表日と入学手続期限も確認し、ほかの出願先の日程と重なる場合は、手続条件を家族・学校と共有します。

試験当日の記憶が新しいうちに、問われた内容、答えに詰まった理由、次の入試までに直すことも記録します。ただし、面接官の反応だけから合否を予想せず、次に受ける方式の教科・書類・面接へ集中してください。合格後に提出する書類や入学前課題が案内された場合は、期限と提出方法を同じ予定表へ加えます。家族と学校にも結果と次の予定を共有し、手続の担当と確認日を決めておきましょう。控えは一か所にまとめて保管します。

締切順に作業するだけでは、共通テストや口述の対策が不足します。無料受験相談で、出願日と現在の学力・書類の進み具合を合わせ、今週の時間配分を決めましょう。

志望理由書・活動報告・小論文・面接を合格につなげる

志望理由書は、経験・問い・大学の学び・将来を一本につなぐ

志望理由書で最も避けたいのは、大学の特色を並べ、自分の経験を最後に付け足す書き方です。最初に、自分が経験した事実から、なぜその問題を考えるようになったかを示します。次に、まだ分からないことを問いとして言葉にし、その問いを大阪公立大学のどの授業・研究・実習で深めたいかを書きます。最後に、学んだことをどの場面で生かしたいかへ進めます。

例えば、地域活動に参加した経験なら、「参加して地域貢献の大切さを学んだ」で終わらせません。自分が担当したこと、活動が続かなかった理由、参加する人としない人の違い、必要な仕組みなど、経験の中で残った疑問を明確にします。その疑問が経済、商、環境社会、福祉、居住環境などのどの学びとつながるかを調べます。

大学の教育内容は、学部名の印象ではなく、カリキュラム、授業名、研究分野、実習の内容から確認します。「幅広く学べるから」「設備が整っているから」だけでは、別の大学にも当てはまります。自分の問いに必要な学びが、なぜ大阪公立大学のその学科にあるのかを具体的に説明しましょう。

活動報告は、本人の行動と根拠が見える形にする

活動報告では、活動名・期間・役職だけでなく、自分が担った作業、困ったこと、変えたこと、結果、学んだことを書きます。チームの成果を使う場合は、自分が担当した範囲を分けます。「参加者が増えた」「売上が伸びた」「高く評価された」と書くなら、比較できる記録があるか確認してください。記録がなければ、確認できる行動と変化だけを書きます。

活動報告では、ほかの人の気持ちや面接官の評価を推測して書かず、自分が行ったことと確認できる変化を分けましょう。先生から助言を受けた場合も、発言を大きく見せるのではなく、その助言を受けて自分が何を直し、結果がどう変わったかを書きます。

事実

いつ、どこで、何を担当し、どの記録で確認できるか。役職名だけでなく本人の作業を書きます。

工夫

何に困り、どの情報を見て、どの方法を変えたか。結果だけでなく判断の理由を書きます。

学び

経験から何が分かり、何がまだ分からないか。その疑問を大学で扱う問いへつなぎます。

小論文は、資料の事実と自分の意見を混ぜない

小論文では、最初に設問が求めることを一文で言い換えます。資料がある場合は、数値の増減、比較する対象、対象期間を正確に読み、資料から言えることだけを書きます。その後で、原因や対策について自分の考えを述べます。資料にない原因を事実として断定すると、文章が自然でも論理は弱くなります。

対策案を書くときは、「啓発する」「支援を増やす」といった言葉で終えず、誰が、誰に、何を、どの場面で行い、どの課題を減らすのかを具体化します。さらに、費用、継続性、別の立場への影響も考えます。教育福祉・環境・獣医・医学など、扱うテーマが違っても、この考え方は共通します。

練習後は、内容・構成・表現を一度に直しません。まず設問に答えているか、次に根拠と主張がつながるか、最後に言葉を整えます。制限時間を、読解・構成・執筆・見直しに分け、毎回の実測時間を記録します。書けなかった原因が知識不足なら、文章練習だけでなく教科や資料の読み方へ戻りましょう。

面接・口述は、暗記した長文ではなく理由を答える

面接の回答を丸暗記すると、質問の言葉が変わったときに答えがずれます。志望理由、活動、大学で学びたいこと、将来について、それぞれ「結論」「理由」「具体的な事実」「大学とのつながり」の四点で短く答える練習をします。追加質問では、最初の回答に足りなかった理由や事実を補います。

口述試験では、知識を言えるだけでなく、問題の条件から考え方を組み立てます。分からない問題でも、分かる条件、使えそうな法則、確かめたい点を話します。黙って答えだけを探すより、考えている過程が伝わります。ただし、推測を事実のように言わず、分からない部分は分からないと区別してください。

録音練習は、一回答えて聞き直すだけでは不十分です。「質問に答えたか」「理由が先に出たか」「経験の事実が具体的か」「大学の学びとつながったか」「一文が長すぎないか」の五点で確認し、同じ質問にもう一度答えます。学校の先生には基本的な伝わり方と教科内容を、専門家には方式の評価項目との一致と深掘り質問を確認してもらいましょう。

書類ができたら、必ず声に出します

志望理由書の各段落を一文で説明し、その理由を聞かれたら答えられるか確かめます。自分で説明できない表現、調べていない授業名、根拠のない成果があれば、文章をきれいにする前に内容へ戻りましょう。書類と面接を別々に作らないことが、回答の一貫性につながります。

自分でできる対策と、学校・専門家へ頼る対策

推薦・総合型の準備をすべて一人で抱える必要はありません。一方、誰かに任せれば合格するものでもありません。自分が集める事実、学校が確認する記録、大学だけが判断できる資格、専門家と深める対策を分けると、確認待ちで作業が止まりにくくなります。

自分で進めること募集要項を読む、成績・履修・資格を整理する、活動記録を集める、教科の復習をする、書類の初稿を書く、面接を録音する。
学校へ頼むこと評定・履修の確認、校内推薦の申出と選考、推薦書・調査書等の発行、教科内容の質問、学校が持つ過去の資料の確認。
大学へ確認すること要項だけでは判断できない出願資格、海外の教育歴、履修科目の対応、地域要件など、大学が認定する必要がある事項。
専門家へ頼ること方式の優先順位、評価項目と経験の接続、志望理由の論理、小論文の課題、面接・口述の深掘り、全体日程の組み直し。

自分でできること|事実と学力の準備

成績表、時間割、資格証明書、活動の記録、探究の資料、過去の答案をそろえることは自分でできます。要項の該当ページへ印を付け、条件ごとに対応する資料を置きます。志望理由の材料も、印象的な出来事だけでなく、繰り返し考えた問題や、調べても分からなかったことを集めましょう。

教科の基礎学習も、自分で毎週続ける部分です。推薦書類の作成が忙しくても、共通テスト・個別学力・口述の土台は短期間で戻りません。必要科目を一覧にし、模試や定期テストの誤答から優先単元を決め、学校の授業と質問を使って理解を埋めます。

学校の先生に頼めること|記録と校内手続

高校は、学習成績、履修科目、卒業見込み、校内推薦、推薦書・調査書など、学校が持つ記録を確認する場所です。担任だけで分からない場合は、進路指導の先生や教科担当へつないでもらいます。学校へ相談する前に、年度・学部・学科・方式名・要項のページをそろえておくと、具体的な回答を得やすくなります。

推薦書を先生へ依頼する場合も、内容を丸投げしません。大学が求める人物像、評価される項目、自分の活動記録、授業や学校生活で先生が確認できる事実を整理して渡します。ただし、推薦書を本人が代筆したり、先生が確認できない成果を書いてもらったりしないようにしましょう。

プロに頼ったほうがよいこと|評価と準備の照合

調べた情報が多いのに方式を決められない、経験はあるのに志望理由へつながらない、添削を受けても何を直すか分からない、小論文の点が安定しない、面接で追加質問に答えられない場合は、専門家の確認が役立ちます。単に文章を整えるのではなく、大学の評価項目と現在の課題を対応させ、直す順番を決めてもらいましょう。

受験相談へ持っていく情報は多くなくて構いません。志望している学部、現在の評定、履修科目、資格、活動、最近の模試、書類の下書きがあれば、分かる範囲で用意します。全部そろうまで相談を待つと、確認すべき条件そのものを間違えることがあります。分からない部分も、そのまま相談材料になります。

条件で迷う

要項の該当箇所と学校の記録をそろえ、学校または大学へ確認します。資格の確定を推測で進めません。

方式で迷う

出願条件、評価項目、入学確約、日程、現在の強みを並べ、合格へ向けた準備量で比較します。

対策で迷う

学力・書類・小論文・面接の現在地を見て、合否への影響が大きく、改善に時間がかかるものから始めます。

大阪公立大学の推薦入試でよくある質問

評定平均だけで出願できるか判断できますか

判断できません。全体評定のほか、指定教科平均、履修科目、英語・簿記・情報処理などの資格、高校所在地や住所、卒業時期、学校長推薦、共通テスト、入学確約を方式ごとに確認します。評定が足りていても別条件で対象外になることがあり、評定以外の対策が合否を左右する方式もあります。

大阪府外の高校から学校推薦型選抜を受けられますか

府外から検討できる方式はあります。ただし、方式によって高校ごとの推薦人数が府内と府外で違う場合や、大阪府内の高校・居住地・対象学科が条件になる場合があります。「府外だから全部受けられない」「公募だから全部受けられる」のどちらも正しくありません。志望学部の正式な方式名で地域条件を確認してください。

推薦入試でも共通テストは必要ですか

方式によって異なります。経済学部・商学部の重点型、心理学類など共通テストを使う方式がある一方、教育福祉学類の学校推薦型や工学部応用化学科など、共通テストを課さない方式もあります。必要科目と換算方法、成績請求の手続まで確認し、名称だけで学力対策を減らさないでください。

学校推薦型選抜と総合型選抜を両方受けられますか

組み合わせによって変わります。出願制限、試験日、合格発表日、入学確約、入学手続日を両方の要項で確認します。一方の結果を待つ間に、もう一方の出願や手続が終わることもあります。両方を受ける場合は、必要な教科・書類・面接の週時間を先に予定表へ入れ、準備できる組み合わせかを確認します。

指定校推薦は評定が高い順に決まりますか

高校の校内選考方法によります。大学が示す評定条件を満たすことは必要ですが、志望理由、学習姿勢、活動、欠席、校内の決まりなどを高校が確認する場合があります。対象校か、募集人数、校内基準、申出期限は進路指導室へ聞き、学部で学ぶ理由と入学後の計画も準備してください。

倍率が低ければ、推薦の方が受かりやすいですか

倍率だけでは判断できません。出願者が条件を満たし、書類・学力・面接を準備している集団であれば、倍率が低くても簡単ではありません。自分が出願条件を満たすか、評価項目でどの程度示せるか、改善に必要な期間はどれくらいかを見ます。過年度倍率は参考にしつつ、現年度の募集人員と選考方法を優先してください。

志望学部が決まっていなくても準備できますか

できます。まず評定を保つ学習、必要になりそうな英語資格、活動の記録、興味を持った問題の読書・調査を始めます。同時に、この記事の学部別入口から二つまで候補を開き、学びの内容と選考方法を比べましょう。受けやすさだけで絞らず、学びたい問題と必要な準備の両方から決めます。

推薦・総合型の対策はいつから始めるべきですか

始められる時点からすぐに進めましょう。高校1・2年生は定期テストと提出物を安定させ、科目選択前に履修条件を確認し、必要な資格と活動記録を準備します。高校3年生は志望方式の条件をすぐに確定し、学力・書類・小論文・面接へ毎週使う時間を決めます。出願直前まで文章だけを直す進め方では間に合いません。

記事を読んでも自分の条件が確定しない場合はどうしますか

本人の成績、履修、資格、住所、教育歴などは、記事だけでは確定できません。学校の記録が必要なものは高校へ、大学の資格認定が必要なものは大学へ確認します。そのうえで、どの方式を受け、何から対策するかを受験相談で決めると、確認と準備を同時に進められます。

大阪公立大学の推薦で合格するために、今日から始めること

最初に、2027年度・学部・学科・正式な方式名を一行で書きます。次に、評定、指定教科、履修、資格、地域、学校長推薦、入学確約、共通テストの条件を確認します。分からない項目は、学校または大学へ聞く質問に変えます。条件確認が終わるまで書類も学力も止めず、確定している範囲から準備を始めてください。

合格対策では、試験の配点と現在地を見ます。共通テストや個別学力が必要なら、模試・過去問を大学換算で計算し、優先単元を決めます。志望理由書・活動報告が必要なら、経験の事実と残った問いを分けます。小論文・面接・口述があるなら、時間内に書く練習と、理由を声に出す練習を始めます。

大阪公立大学は、学部・学科によって入試の設計が大きく異なります。だからこそ、自分に合う方式を早く見つければ、必要な学力・書類・説明力へ時間を集中できます。評定だけ、活動だけ、文章だけに偏らず、合格までに必要なものを一つの計画へまとめましょう。

今日から合格対策を動かす3つの手順

受ける方式を正式名称で決める

志望学部の中から、条件を満たせる方式を確認します。候補が二つ残ったら、評価項目と日程で優先順位を決めます。

合否への影響が大きい課題を一つ選ぶ

学力、書類、小論文、面接・口述の現在地を見て、時間がかかり、まだ不足しているものから始めます。

今週の予定へ入れる

学校への確認日、教科の学習時間、書類の初稿日、練習日を決めます。次の週に結果を見て予定を直します。

評定・履修・活動・学力を見ても、どの方式で何を優先するかが決まらなければ、準備は進みません。無料受験相談で、受ける方式と、合格へ向けて今週から始める対策を具体的に決めましょう。

相談前に完璧な資料を作る必要はありません。志望学部、現在の評定、分かる範囲の活動や模試結果があれば十分です。条件の未確認箇所も持参すると、無料受験相談で確認先と最初に進める対策が決まります。

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