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【2027年度】関東学院大学経済学部の推薦・総合型選抜対策|部門・出願条件・課題を解説

関東学院大学経済学部の推薦入試を調べていると、総合型選抜の部門の多さや、9月募集と11月募集の違いで迷いやすくなります。2027年度は、基礎学力評価型、課題型、資格型などで準備する内容が異なります。特に、9月の探究評価型と11月の課題型プレゼンテーションは、発表を行う点が共通でも、課題、提出書類、資料の形式が同じではありません。

本記事では、2026年10月18日時点の2027年度学生募集要項と経済学部の課題資料をもとに、出願資格、日程、配点、エントリーシート、各試験の対策を整理します。2027年度入学者を対象とした選抜ですが、出願と試験の主な日程は2026年です。9月募集の出願はすでに終了しており、これから11月募集を検討する方は、書類の準備と部門選びを先に進める必要があります。

大切なのは、目立つ活動を急いで増やすことより、自分の経験や関心を経済学の学びにつなげ、根拠を示して説明できるようにすることです。前半では制度の確認、後半では小論文、発表、面接の練習方法を紹介します。公式の条件と、この記事が提案する準備方法を分けて読める構成にしています。

関東学院大学のキャンパス(出典: Wikipedia)
目次

関東学院大学 経済学部の推薦、何から始める?

関東学院大学経済学部の推薦を調べるときに最初に確認すること

「推薦」という検索語と正式な選抜名を分けます

「関東学院大学経済学部 推薦」と検索していても、志望しているのが総合型選抜なのか、学校推薦型の選抜なのかで、確認する資料は変わります。本記事が詳しく扱うのは2027年度の総合型選抜です。高校内の推薦手続や指定校の条件まで、総合型選抜の条件で判断しないようにしてください。

最初に、手元の案内にある選抜名、入学年度、学部名、募集期を確認します。経済学部と経営学部は名称が似ていますが、同じ大学でも配点や出願要件に違いがあります。友人が経営学部用に作った確認表を、そのまま経済学部の出願に使うことは避けましょう。

制度の確認には、2027年度総合型選抜の学生募集要項の経済学部欄を使います。一般的な制度紹介と年度別の要項を見比べた際は、対象年度が一致する資料を優先し、変更のお知らせも確認してください。

2026年10月18日時点でできる準備を整理します

本記事の確認日現在、9月募集の出願締切は過ぎており、10月18日はその試験日です。これから2027年度の総合型選抜を受けたい方は、11月募集の出願期間と必要書類を確認する段階です。9月の探究評価型を紹介している部分は、すでに出願した方の確認や、制度を理解するために活用してください。

11月募集までの時間を考えると、新しい活動を広く始めるより、既存の学習、資格、経験を点検することが先です。調査書の発行にかかる日数、エントリーシートの下書き、資格証明書の所在など、他の人の協力が必要な作業を早めに確認すると、直前の修正に時間を残せます。

来年度以降の受験を考える高校1・2年生は、2027年度の条件を将来も同じだと考えないでください。ここで紹介する調べ方や練習方法は活用できますが、日程や課題は自分が受ける年度の公開後に確認し直す必要があります。

経済学部の学びとのつながりを見ます

経済学への関心は、株式や金融の話題だけに限りません。地域の交通、働き方、物価、子育て、環境対策なども、資源の使い方や負担の分け方という視点から考えられます。身近な経験から出発し、誰にどのような影響があるのかを調べると、学びたい理由を具体化しやすくなります。

例えば、買い物に不便を感じる地域に関心があるなら、単に店を増やしたいと述べるだけでなく、利用者の数、運営費、移動手段、支える人の負担を考えます。これは受験で正解を決めるための例ではなく、問題を複数の立場から捉える練習です。

最初の確認

2027年度・経済学部・募集期・部門の四つをそろえます。

これからの準備

11月募集の書類と、自分が選ぶ部門の対策を先に確認します。

学部研究の入口

身近な問題を、資源・費用・分配・行動の視点で考えます。

総合型選抜(9月募集/11月募集)

9月募集と11月募集の部門一覧

経済学部経済学科の2027年度総合型選抜は、9月募集と11月募集でそれぞれ四つの部門があります。9月募集は、基礎学力評価型、課題型の小論文、探究評価型、資格型です。11月募集は、基礎学力評価型、課題型の小論文、課題型のプレゼンテーション、資格型です。

両募集期の基礎学力評価型は併願方式です。それ以外の部門は専願方式です。探究評価型は9月募集にあり、11月募集にはありません。11月募集には課題型プレゼンテーションが加わりますが、小論文型も実施されます。2027年度募集要項の経済学部欄で確認できます。

募集人数は9月募集が50名、11月募集が12名と記載されています。これは掲載された募集期の人数であり、各部門に同じ人数が割り振られているという意味ではありません。部門ごとの合格しやすさを、この人数だけで計算することはできません。

専願と併願で、出願前の判断が変わります

専願と併願で、出願前の判断が変わりますに向けて準備する高校生

専願方式は、合格した時点で入学が確定します。他大学も受験する場合は、辞退可能な試験で受ける必要があります。選ぶ前に、入学意思を家族や高校の先生と確認してください。出願後に考えればよいという進め方では、志望先や費用についての判断が後回しになります。授業内容、通学、入学手続の予定まで含めて、納得した上で部門を選ぶことが大切です。

併願方式では、他大学との併願に加え、対象となる学部・学科間での併願制度があります。ただし、各学部の科目や条件は一律ではありません。志望先を追加する場合は、受ける教科がそれぞれの条件に合うかを確認し、志望順位も自分の学びたい内容から決めてください。

基礎学力評価型が併願方式であることと、学習準備が軽くてよいことは別です。書類と基礎力テストの両方が評価されます。選びやすさだけを理由に決めず、限られた期間で自分の力を示せる試験内容かどうかを考えましょう。

自分に合う部門を判断する順番

部門選びでは、最初に専願か併願かを整理します。次に、現在の得意教科、文章を書く経験、探究の記録、保有資格、発表準備に使える時間を確認します。最後に、出願書類を期限までにそろえられるかを確認すると、希望だけで部門を決めることを防げます。

小論文を選ぶなら、時間を計って書いた文章を用意します。プレゼンテーションなら、課題の三つの要求に答える構成案を作ります。資格型なら、大学の換算表で証明書を点検します。実際に一つ作業をしてみると、漠然とした得意不得意よりも、必要な準備が見えます。

なお、どの部門であっても、部門名だけから合否を予測することはできません。発表が得意でも根拠が弱ければ説明は不十分ですし、資格があっても大学で何を学ぶかが曖昧な場合があります。評価される要素を分けて点検することが、無理のない対策につながります。

9月募集の特徴

探究評価型があり、課題型は小論文です。

11月募集の特徴

課題型は小論文とプレゼンテーションから確認します。

方式の違い

基礎学力評価型は併願、それ以外は専願です。

関東学院大学 経済学部の推薦、何から始める?

2027年度の出願資格と評定条件を正しく読む

2027年度の出願資格と評定条件を正しく読むに向けて準備する高校生

共通出願資格と学部別の要件を確認します

出願には、大学が示す共通出願資格のいずれかに該当することが必要です。高等学校または中等教育学校の卒業者、2027年3月卒業見込みの者などが含まれます。高卒認定、外国の教育課程、個別の入学資格審査などを利用する場合は、該当する資格区分と証明書を別々に確認してください。

経済学部の各部門では、学部・学科で定める出願要件の欄は「ー」となっています。経営学部で示される評定の条件や資格の換算点に関する条件を、経済学部にも当てはめないでください。ただし、この表示は共通出願資格や必要書類が不要という意味ではありません。募集要項の出願資格と経済学部欄を併せて確認します。

調査書は書類審査に含まれます。そのため、学部独自の評定下限が示されていないことを、学校の成績が評価と無関係であると解釈するのも適切ではありません。日々の学習で身につけた内容を、書類や面接の説明につなげる視点を持ちましょう。

既卒、高卒認定、海外の学校の出身者は書類を早めに確認します

既卒、高卒認定、海外の学校の出身者は書類を早めに確認しますに向けて準備する高校生

高校の卒業見込みで出願する場合と、それ以外の資格で出願する場合では、提出書類が異なります。自分の経歴を短くまとめ、募集要項のどの区分に該当するかを確認すると、問い合わせが必要になったときも説明しやすくなります。

高卒認定を利用する場合は、募集要項に記載された証明書の名称をそのまま確認してください。似た名称の証明書を代用できると判断しないことが重要です。海外の学校の証明書では、翻訳や証明に関する条件もあります。発行元への依頼と大学への確認を分けて進めると、待ち時間を把握できます。

個別の入学資格審査や受験上の配慮の相談は、出願開始の4週間前までとされています。11月2日開始分では10月5日に当たり、本記事の確認日には過ぎています。該当する方は大学に直接確認し、通常の出願期間だけを見て受験できると判断しないでください。

オープンキャンパス参加や資格を自己判断で必須にしません

他学部で求められる参加証、提出課題、特定の履修条件が、経済学部でも必要とは限りません。一方で、自分に必要な追加書類を見落とすことも避ける必要があります。共通書類、経済学部の部門別書類、自分の出願資格による追加書類という三つのまとまりで点検します。

オープンキャンパスや学部紹介は、学びを理解するために役立ちます。参加した事実を大きく見せるより、何を知り、それが自分の関心とどうつながったかを整理しましょう。参加していない場合は、公式の学部紹介や三つのポリシーを読み、確認できた内容に基づいて学修計画を考えます。

条件に疑問があるときは、友人の解釈や過去の体験談だけで結論を出さないでください。確認した資料名、ページ、気になった記載を手元に置いて相談すると、質問の対象が明確になります。大学からの回答は、聞いた日付とともに控えておくと確認漏れを防げます。

資格の確認

共通出願資格と、学部別要件を別々に読みます。

評定の理解

下限の記載がないことと、調査書を評価しないことは別です。

迷ったとき

資料名・ページ・自分の状況を整理して大学へ確認します。

出願日程と入学手続から逆算する準備

9月募集の日程

2027年度の9月募集は、2026年9月8日9時から9月18日17時までが出願登録期間です。書類は9月18日消印有効です。受験票のダウンロード開始は9月30日10時、試験日は10月18日、合格発表は11月2日10時です。公式募集要項の選抜日程に記載されています。

この募集期の入学金納入期間は11月2日から12月3日です。春学期学費とその他諸納金は、11月2日から2027年1月15日までの納入期間が設定されています。合格後は、納入だけでなく必要な情報登録や書類提出も確認してください。

すでに受験した方は、試験直後に聞かれた内容や時間配分を自分用に記録しておくと、学びの振り返りに使えます。ただし、思い出せない質問を補って記録したり、出題内容を大学が公表した情報のように扱ったりしないようにします。

11月募集は書類が「必着」です

11月募集の出願登録は、2026年11月2日9時から11月17日17時までです。出願書類は11月17日必着です。受験票のダウンロード開始は11月26日10時、試験日は12月13日、合格発表は12月23日10時です。入学金、春学期学費、その他諸納金の納入期間は12月23日から2027年1月15日です。

9月募集の消印有効と、11月募集の必着は扱いが異なります。11月17日に発送すればよいという意味ではありません。郵便局の窓口で配送日数を確認し、天候や交通事情なども考慮して、到着に余裕のある日程で準備してください。

Web登録の締切時刻だけを予定表に入れると、印刷や郵送が後回しになりやすくなります。学校への依頼日、下書きを見てもらう日、清書日、発送予定日を別々に置くと、どの作業が遅れているか分かります。提出書類は、原本が必要なものとコピー可能なものも区別します。

予定表は「完成物」で管理します

「志望理由を頑張る」という予定だけでは、終わったかどうかを判断しにくくなります。「400字以内の下書きを一つ作る」「先生の質問に対する答えを三つ追記する」など、作業後に残るものを決めてください。短時間の準備でも、次に取り組む内容が明確になります。

発表を選ぶ方は、スライド完成だけで締切を設定しないようにします。資料の事実確認、出典の記載、読みやすさの確認、通し練習、印刷、USBでの動作確認までが一組です。後半に必要な作業を先に書き出すと、調査に時間を使いすぎることを防げます。

合格発表後の予定も、受験前に家族と共有しておきましょう。合否を見る人、手続の案内を確認する人、納入期限を確認する人を曖昧にしないことが大切です。本人も手続の内容を理解し、保護者任せにせず確認に参加してください。

11月の書類締切

11月17日必着です。Web登録の完了と分けて管理します。

試験日

11月募集は12月13日です。発表後も手続の期限を確認します。

逆算の方法

依頼・下書き・清書・印刷・発送を別の作業にします。

基礎学力評価型の配点と勉強法

2教科を当日に選ぶ併願方式です

経済学部の基礎学力評価型は9月・11月とも併願方式です。書類審査100点と基礎力テスト100点で構成されます。基礎力テストは英語、国語、数学が各50点で、試験当日に2教科を選択します。経済学部のこの部門には面接が記載されていません。2027年度募集要項の経済学部欄を基準に準備します。

時間割では基礎力テストが10時から11時です。9月募集は横浜会場に加えて全国12会場が用意され、11月募集は横浜会場です。受験する会場の建物や集合時刻は、受験票の指示も必ず確認してください。日頃の学部のキャンパスと受験場所を混同しないことが大切です。

基礎力テストはマークシート方式です。2027年度の出題方針では、国語は現代の国語と言語文化から出題し、古文・漢文は単体では出題しないとしています。論理的な文章と文学的な文章の両方を確認します。数学は数学Ⅰ・数学Aです。英語は、募集要項の英語コミュニケーションⅠ・Ⅱと論理・表現Ⅰの指定も照合します。

教科選択は、同じ条件で解いた結果から考えます

得意教科を決めるときは、学校の評定だけでなく、限られた時間でどこまで正確に解けるかを確認します。英語と国語、英語と数学、国語と数学の組み合わせを比べる際は、難しさの違う問題集の点数をそのまま比較しないようにしてください。

まずは基礎的な問題を時間を計って解き、誤答を「知識不足」「読み違い」「計算ミス」「時間不足」に分けます。知識不足が多い教科と、時間配分だけで改善しそうな教科では、必要な対策が違います。記録を一週間単位で見直すと、勉強時間の使い方を調整できます。

当日に2教科を選べるからといって、直前まで学習の軸を決めないままにする必要はありません。主に練習する組み合わせを決めつつ、他の教科を選ぶ可能性があるなら、その判断条件も考えておきます。試験会場で迷う時間を減らすための準備です。

英語・国語・数学の復習を具体化します

英語は、単語の意味だけを覚えるのではなく、一文の主語と動詞、接続表現、指示語が何を示すかを確認します。短い英文を読んだ後に、内容を日本語で一文にまとめる練習をすると、選択肢を雰囲気で選ぶ癖に気づきやすくなります。

国語では、筆者の主張と例示を区別します。選択肢のうち、本文より強く言い切っている部分や、対象を広げすぎている部分に印を付けてみてください。正解だけを確認するより、なぜ他の選択肢が本文と合わないのかを言葉にすることが大切です。

数学では、解法を見て理解した問題を、翌日に白紙から解き直します。式変形の途中や条件の読み落としを確認し、答えが合ったかだけで終わらせません。解けなかった問題には、最初の一手を選べなかったのか、途中計算で止まったのかも記録します。

書類審査も100点のため、勉強だけで準備を終えないようにします。併願方式用のエントリーシートでは、大学入学後に取り組みたいことを自分の経験と結びつけます。面接がない部門だからこそ、書面だけを読んだ人にも学習意欲が伝わるかを確認してください。

試験の組み合わせ

書類100点と、当日選択する2教科100点です。

日々の復習

誤答の原因を分け、翌日に自力で解き直します。

書類も準備

併願方式用の設問に沿って、入学後の取り組みを説明します。

課題型の小論文で準備すること

9月・11月とも小論文と面接があります

経済学部の課題型小論文は専願方式で、9月募集と11月募集の両方にあります。配点は書類審査100点、小論文100点、面接100点です。時間割では小論文が10時から11時、面接が12時以降とされています。会場は横浜・金沢八景キャンパスの六浦エリアです。募集要項の選抜方法と時間割で確認してください。

出願時は専願方式用のエントリーシートなどの共通書類を準備します。小論文のテーマや指定字数は、当日の問題の指示に従います。本記事では、2027年度の実際の出題内容や合格点を推測して断定しません。過去問題を使うときも、同じテーマが出る前提で暗記することは避けましょう。

文章を書く前に、設問が求める作業を分けます

小論文では、知っていることを長く書くだけでは設問への答えになりません。最初に、要約を求められているのか、原因を説明するのか、自分の意見を述べるのかを確認します。複数の要求がある場合は、それぞれに答える場所を構成メモに作ります。

例えば、ある政策の利点と課題を述べる練習なら、利点だけを紹介して終わらないようにします。誰に利益があり、誰に負担が生じるのかを分けると、論点を整理しやすくなります。賛否を決める場合も、反対側の事情を一度検討した上で、自分の判断理由を示しましょう。

構成は、結論、理由、具体的な説明、反対意見や条件、まとめという流れを基本にできます。ただし、これは本記事の練習用の提案です。大学がこの順序を指定しているわけではありません。資料の要約が中心の問題などでは、設問に合う形に変えてください。

60分の練習で、書く時間と見直す時間を残します

最初から時間内に完成しない場合は、読む時間、構成を作る時間、書く時間、見直す時間を記録します。合計だけを見るより、どこで時間を使っているかが分かります。構成を考えずに書き始め、途中で全面的に書き直すことが多いなら、冒頭の整理を改善します。

見直しでは、主語と述語、指示語、段落のつながり、設問への答えを確認します。字数を埋めるために似た説明を繰り返していないかも見てください。短くても理由が明確な文と、長くても内容が増えていない文の違いを意識すると、文章が読みやすくなります。

練習後は、直す点を三つ程度に絞ります。「根拠を一つ加える」「反対意見への答えを置く」「最後に論点を戻す」など、次の答案で確かめられる課題にします。添削を受けた文章を読み直すだけでなく、別の題材で同じ改善ができるかを確認しましょう。

経済の知識は、説明できる範囲から増やします

物価、雇用、地域、環境などのニュースを読む際は、用語の意味と、誰の行動が変わるのかを分けて整理します。難しい用語を増やすことより、因果関係を無理なく説明できることが重要です。原因が複数ある問題を、一つの原因だけで決めつけない姿勢も練習になります。

数字を答案に使うときは、覚えている数値が正確かを確認します。記憶が曖昧な統計を断定するより、問題文の資料を正しく使う方が適切な場合があります。練習では、資料から直接言えることと、自分が推測していることに異なる印を付けると、飛躍に気づきやすくなります。

設問の読み方

要約・説明・意見など、求められる作業を先に分けます。

文章の点検

結論と根拠がつながり、反対の事情も検討できているか確認します。

次の練習

添削で見つけた課題を、別の文章で改善できるか試します。

11月募集の課題型プレゼンテーションを理解する

四つのキーワードから一つを選びます

11月募集の経済学部課題型プレゼンテーションは、地域社会の維持、AIと働き方、気候変動、家計と資産形成の四つから、最も関心のあるキーワードを一つ選びます。その上で、現在の社会の変化、その変化が生む課題、2050年を見据えた解決策の三つを扱います。経済学部の2027年度11月課題PDFで課題全体を確認してください。

配点は書類審査100点、プレゼンテーション・口頭試問100点、面接100点です。専願方式であり、出願時は専願方式用エントリーシートなどが必要です。課題の成果物は出願時に提出せず、試験当日に指定の資料を持参する形式です。共通出願書類まで不要になるわけではありません。

テーマ選びでは、話題の新しさだけで決めないようにします。自分が疑問を持った理由、調べられる資料、説明したい対象、解決策を考える余地があるかを見ます。四つすべてを広く扱うより、一つの中で対象と問題を絞った方が、限られた時間で説明しやすくなります。

10分の発表と口頭試問・面接に備えます

発表は10分で、終了後に口頭試問と面接が合わせて10分から15分行われます。スライドはMicrosoft PowerPointで作成・発表し、12枚以内です。発表者ツールは使用できません。原稿を画面に表示して読む練習だけで仕上げると、当日の条件と合わなくなります。

本記事の構成例としては、問いと結論、現在の変化、根拠となる資料、そこから生じる課題、2050年を見据えた条件、解決策、実現の課題、まとめを順に置く方法があります。これは大学が指定した枚数配分ではありません。必要な説明の量に合わせ、12枚以内で調整してください。

発表時間を使い切ること自体を目的にせず、三つの要求が伝わるかを確認します。背景説明が長くなり、解決策が最後の一言だけになる場合は、冒頭を削ります。反対に、解決策を先に並べすぎている場合は、何の課題への答えなのかが分かるように整理します。

出願条件と準備の優先順位を早めに確認したい方へ

受験相談では、今の学年や活動状況から、最初に確認する条件と今週始める準備を整理できます。

  • 出願できる方式と未確認の条件
  • 評定・活動・書類のうち先に動く項目
  • 志望学部に合わせた準備の順番

当日の持参物は三つの種類です

持ち込めるものは、指定の要約シート、スライドを印刷したもの、そのデータを保存したUSBです。要約シートと印刷したスライドはそれぞれ3部を用意し、本人用1部、審査員用2部とします。スライドはA4用紙1ページに2枚分の形式で印刷します。

USBはタイプAで、発表に使うファイルを一つだけ保存します。ファイル名は公式指定の「KGU_27 課題」です。大学が用意する環境はWindows11とMicrosoft PowerPoint2024です。資料が開けない場合には紙の資料で発表するため、紙でも説明の流れが分かるようにしておきます。

要約シートの指定書式は、課題PDFから案内されています。要約は指定された1枚の枠内に収め、文書作成ソフト等で作成します。本人用と審査員用の枠内の内容を一致させ、裏面には書き込めません。読み上げ原稿も持ち込めないため、許可された資料だけで練習してください。

課題の三要素

現在の変化、変化が生む課題、2050年を見据えた解決策です。

発表の条件

10分、PowerPoint、12枚以内、発表者ツールは使用不可です。

提出の区別

課題成果物は当日持参です。共通出願書類は期限内に提出します。

プレゼン課題「地域社会の維持」の考え方

地域と、維持したい機能を絞ります

ここからの四つの章では、大学の課題を考えるための本記事独自の練習方法を紹介します。関心のあるキーワードを選び、現在の社会の変化、そこから生じる課題、2050年を見据えた解決策の順に構成を作ってください。調べる地域や対象を決め、各部分を支える資料をそろえながら、自分の発表に具体化します。

地域社会の維持というテーマは広いため、まず「どの地域の、どの機能を考えるか」を決めます。交通、買い物、医療へのアクセス、働く場、交流の場など、対象を一つ選ぶと調査の方向が定まります。全国的な問題の説明だけで終わらず、対象の地域にどのような特徴があるのかを確認しましょう。

例えば、交通を考えるなら、利用者の人数だけでなく、どの時間帯に、どのような移動が必要なのかも重要です。通学、通院、買い物では利用の目的が異なります。利用者が少ないという一つの情報から、交通サービスが不要だと結論づけないようにしてください。

変化と課題を一段ずつつなぎます

調べる項目としては、人口構成、利用者の変化、サービスを支える費用、担い手の状況などが考えられます。数字を集めたら、同じ期間や同じ地域を比較しているかを確認します。ある市の人数と全国の割合を並べるだけでは、対象の地域の変化を十分に説明できません。

変化から課題を考える際は、「人口が変化したため、誰のどの行動が難しくなったのか」と問い直します。必要なサービスを維持するには費用がかかり、利用者だけでは負担しきれない可能性もあります。負担を住民、事業者、自治体のどこに置くかを考えると、経済学の問いに近づきます。

自分の経験は、問いを持ったきっかけとして使えます。しかし、一度見た風景や家族の経験だけで地域全体を判断しないことが大切です。体験から生まれた疑問を、公開資料で確かめるという順序を作ると、主観と客観を区別できます。

解決策には続けられる条件を加えます

解決策として、新しい仕組みを導入する案を考えたら、初めに必要な費用、毎年の運営費、使う人、運営する人を整理します。利用者に便利でも、担い手の負担が大きすぎれば続けにくくなります。既存のサービスとどう役割を分担するかも検討してください。

2050年を見据える場合は、将来の姿を一つに決めつけず、人口や技術の条件が変わった場合も考えます。予測を引用するなら作成時点と前提を確認し、確定した未来のように表現しないことが重要です。「この条件なら有効だが、この条件では別の支援が必要」という説明もできます。

発表の最後には、提案の効果をどう確かめるかを置きます。利用者数だけを目標にするのか、移動できない人を減らすのかでは評価が異なります。自分が解決したい問題と、確認する指標が合っているかを点検すると、提案が具体的になります。

口頭試問の練習では、「費用を負担する人は誰ですか」「対象地域以外でも同じ方法が使えますか」と質問してもらいます。答えが出ない場合は、無理に言い切るより、まだ調べていない条件を認めた上で、次に必要な情報を説明する練習をしてください。

問いの絞り方

地域名だけでなく、維持したい交通・買い物などの機能を決めます。

経済学の視点

利用者、費用の負担者、運営する人を分けて考えます。

提案の点検

誰の困り事を減らすかと、効果の測り方をそろえます。

プレゼン課題「AIと働き方」の考え方

職業全体より、仕事の中身を見ます

AIと働き方を扱うときは、職業が残るかなくなるかだけで考えないようにします。一つの仕事にも、情報を整理する、文章を作る、相手の意図を聞く、最終判断をするなど、異なる作業があります。どの作業が変わり、どの作業で人の役割が残るのかを分けて考えます。

例えば、事務作業を対象にするなら、入力、確認、相談、判断というように作業を分けます。作業ごとに必要な技能や確認の手順を整理すると、働き方のどこが変わるのかを調べやすくなります。自分の調査では、扱う技術、仕事、導入条件を明確にし、資料の説明範囲を超えて一般化しないでください。

AIという言葉で、異なる技術を一括りにすることも避けます。発表で扱う機能を短く定義し、調べた資料が同じ対象を扱っているかを確認してください。新しい言葉を多く並べるより、何ができ、何が条件になるのかを聞き手が理解できる説明が必要です。

効率だけでなく、学び直しや負担の変化も考えます

仕事の一部にかかる時間が短くなると仮定した場合、その時間を誰が何に使うのかを考えます。新しい業務に振り向けるのか、確認作業が増えるのか、人員配置が変わるのかで、働く人への影響は異なります。技術の導入と働き方の変化の間にある判断を省略しないことが大切です。

解決すべき課題として、使うための技能、誤りを確認する仕組み、責任の分担、導入費用の違いなどが考えられます。ただし、どれが重要かは対象によって変わります。すべてを紹介するより、自分が取り上げる仕事に関係の深い課題を選び、資料から理由を示します。

労働者、企業、教育機関などの立場を分けて考えると、解決策の役割分担が見えます。「学び直しが必要です」という結論なら、何を、誰が、いつ学ぶのかを具体化します。働きながら学ぶ時間を確保できるかという条件も、提案の実現性に関わります。

2050年の話は、前提を明らかにします

将来の技術を正確に当てることだけを目標にせず、変化に対応できる仕組みを考えましょう。技術が進んだ場合と、導入が限られた場合の両方で必要になる能力や支援を検討すると、不確実な予測だけに依存しない提案を作れます。

例えば、継続して学ぶ機会や、導入後に仕事内容を見直す仕組みを提案する場合は、その費用と参加しやすさも考えます。支援があるだけでは利用できない人がいる可能性を検討すると、対象者の立場を踏まえた説明になります。

発表資料では、確認できた現在の事実と、自分の将来予測を見た目でも区別します。予測の部分に条件を添え、数値を使う場合は資料の前提を示します。聞き手がどこまでを根拠として受け取ればよいか分かるようにすることが重要です。

口頭試問では、「導入しない企業にはどのような事情がありますか」「学び直しに参加できない人をどう考えますか」といった問いで練習できます。便利さを述べるだけでなく、制度や費用、働く人の違いを説明できるようにしてください。

分析の単位

職業名だけでなく、仕事を構成する作業に注目します。

検討する課題

技能、確認、責任、費用などから対象に合うものを選びます。

将来の説明

現在の事実と、条件付きの見通しを分けて示します。

プレゼン課題「気候変動」の考え方

扱う変化と、影響を受ける対象を決めます

気候変動を扱う場合、現象の説明だけで発表時間を使わないようにします。社会の変化として何を扱い、誰にどのような課題が生じるのかを定めてください。暮らし、農業、交通、建物、企業活動など、対象を絞ると、解決策まで説明しやすくなります。

資料を読むときは、観測された変化、将来の予測、対策の目標を分けます。過去に確認された数値と、条件付きで示された将来の数値は意味が異なります。グラフの線が何を表すか、どの地域のデータか、基準年はいつかを確認してから使いましょう。

環境問題に関心を持った自分の体験は導入にできますが、天候の一場面だけで長期的な変化を説明しないようにします。体験は問題意識の説明、長期資料は変化の説明というように、役割を分けると論理が整理されます。

効果、費用、公平さを並べて検討します

対策を提案する際は、期待する効果だけでなく、導入や維持にかかる費用も考えます。費用を負担する人と利益を受ける人が同じとは限りません。家計、企業、自治体などの立場を分け、負担が偏る場合にどのような工夫が必要かを検討してください。

例えば、設備の導入を促す案を考えるなら、購入できる人だけが利益を受ける可能性がないかを確認します。補助を提案するなら財源、利用条件、申請のしやすさを考えます。環境によいという説明に加え、誰でも取り組める仕組みになっているかを見ることが大切です。

複数の対策を比較するときは、比較する軸をそろえます。効果の大きさ、必要な費用、実施までの時間、影響を受ける人などを同じ順で整理すると、なぜその案を選ぶのか説明しやすくなります。都合のよい長所だけを拾い集めないようにしてください。

長期の目標を、実行の順序に分けます

2050年を見据えた提案でも、すべてを遠い将来の話にする必要はありません。最初に確認すべき情報、試行する範囲、効果を見て広げる段階というように、実行の順序を考えます。どの段階で誰が判断するかを示すと、提案の具体性が増します。

また、対策の効果が想定より小さかった場合の見直し方も考えてください。目標だけを掲げるより、何を観測して修正するのかを説明できる方が、現実の問題に向き合う姿勢を示せます。必ず成功すると約束する必要はありません。

口頭試問では、「その費用は誰が負担しますか」「別の対策より優先する理由は何ですか」と確認してもらいます。すべての問題を一つの案で解決しようとせず、提案で対応できる範囲と、別の対応が必要な範囲を区別しましょう。

環境の専門用語を使う際は、自分の言葉で短く説明できるかも確認します。定義を説明できない言葉を増やすと、質問への対応が難しくなります。発表に必要な用語に絞り、その用語が今回の課題とどう関係するかを説明してください。

資料の確認

観測値、予測値、政策目標を区別します。

経済学の視点

効果と費用に加え、負担や利益の分かれ方を考えます。

実行の順序

試行、評価、見直しまでを提案に含めます。

プレゼン課題「家計と資産形成」の考え方

個人の投資判断ではなく、社会の課題として整理します

家計と資産形成について、本記事では家計が置かれた条件や情報の得やすさ、将来に備える行動の違いを、社会の仕組みとして考える練習を紹介します。個別の金融商品を推奨する方向へ寄せず、対象となる家計と課題の関係を整理する方法です。

まず、どの家計や世代を想定するかを決めます。収入、支出、働き方、家族構成などの条件によって、備えに使える資金や必要な情報は異なります。「誰でも同じ行動をすればよい」とまとめず、対象の違いを説明できるようにしましょう。

統計を使う場合は、平均値だけで全体を代表させないようにします。資料に中央値や分布があるなら、その意味も確認します。調査対象にどのような世帯が含まれるかを見て、異なる調査の数値をそのまま比較しないことが大切です。

情報の不足と、実行できる条件を分けます

知識があれば行動できるとは限りません。収入や支出の制約、相談の機会、情報へのアクセスなども関係する可能性があります。発表では、問題が知識の不足なのか、利用できる資源の不足なのかを区別すると、解決策を考えやすくなります。

例えば、教育の機会を増やす提案なら、誰に、どの段階で、何を学んでもらうのかを示します。情報提供の案なら、内容を更新する人、相談先につなぐ方法、利用しにくい人への配慮も考えます。単に授業を増やすという結論から、一段具体的にすることが必要です。

制度に言及する場合は、名称、対象者、適用時点を公式情報で確認してください。制度は変更されることがあるため、古い説明をそのまま使わないようにします。受験の発表では、制度の細部を暗記することより、自分の論点との関係を正確に説明することを優先しましょう。

将来への備えを、複数の立場から考えます

2050年に向けた解決策では、家計だけに責任を負わせず、教育機関、職場、行政などが担える役割も検討できます。どの主体が何を支援し、そのためにどのような費用や人材が必要かを整理してください。役割分担が明確だと、提案の実現条件を説明しやすくなります。

一方で、支援を増やせばすべて解決すると考えないことも大切です。利用者が制度を知る方法、継続して相談できるか、誤解を招かない情報かなど、運用上の課題を考えます。提案の効果を確認する際も、利用件数だけで目的を達成したと判断しないようにします。

口頭試問の練習では、「知識以外に行動を妨げるものはありますか」「対象者をその世代にした理由は何ですか」と質問してもらいます。自分の家族の資産や個人的な事情を詳しく公開しなくても、公開資料に基づいて課題を考えることはできます。

発表で家計の資料を使う場合は、調査対象の世帯、調査時点、収入や資産の定義を確認してください。数字を引用した後は、単位、対象期間、集計方法を元資料と照合します。条件の異なる数値を比べるときは、その違いを説明し、自分の課題や提案をどこまで支える資料なのかを確かめましょう。

分析する対象

家計の条件や世代を絞り、違いを説明します。

解決策の分け方

知識の支援と、実行できる条件の支援を区別します。

資料の扱い

平均・分布・調査対象を確認し、個別商品の推奨に寄せません。

9月募集の探究評価型を確認する

これまでの探究活動を一つ取り上げます

経済学部の探究評価型は9月募集の専願方式です。配点は、探究学習報告書を含む書類審査100点、プレゼンテーション・口頭試問100点、面接100点です。自分が行ってきた探究活動を一つ取り上げ、報告書と発表で説明します。学校の授業内に限らず、課外や学校外の活動も対象になります。

2027年度9月募集の探究評価型資料では、課題を見つけた理由、協働、情報収集と分析、活動を通じた気づき、大学の学びや社会への貢献とのつながりなどが評価の視点として示されています。受賞歴の有無だけで探究の価値を判断しないようにしてください。

活動を選ぶ際は、結果が大きいものだけでなく、自分が考え、行動し、振り返った過程を説明できるかを見ます。複数の活動を並べるより、一つの活動について判断の理由を深く説明できる方が、内容の一貫性を作りやすくなります。

報告書はA4片面5ページ以内です

指定の経済学部探究学習報告書を使い、全体をA4片面5ページ以内に収めます。手書きでも文書作成ソフトでも作成できます。ソフトを使う場合は、文字の大きさや行間を指定書式から変えないことが求められています。

報告書は出願時に2部提出し、当日は同じ内容のものを1部持参します。出願後に提出版を書き換えたものを当日資料として使うことは避けてください。作成途中の版と提出版を分け、印刷した最終版を手元に残しておくと、内容の不一致を防げます。

書式には、テーマ、背景、方法、結論、得たことや気づき、大学での学びとその先への発展、参考資料などを整理します。各欄を埋めることだけを目標にせず、背景で立てた問いに結論が答えているかを確認してください。方法と結論がつながっていることが重要です。

発表資料と持参物を混同しません

発表は10分以内で、その後に口頭試問と面接が合わせて15分行われます。当日の発表では、報告書と、発表データを保存したUSBを使用します。読み上げ用の原稿や私物のパソコン、タブレット、スマートフォンなどは持ち込めず、発表者ツールも使えません。

USBはタイプAで、発表に使うファイルだけを保存します。対応形式はPowerPointまたはPDFで、拡張子はpptx、ppt、pdfです。インターネット接続はありません。ファイル名は公式指定の「KGU2027 探究」に合わせ、当日使用する環境に近いWindowsのパソコンで開けるかを確認します。

11月の課題型プレゼンテーションとは、提出時期、書式、持参物、ファイル名などが異なります。同じ発表形式だからといって、11月用の要約シートや印刷方法を9月の探究に流用しないでください。募集期と部門名を、保存した資料の表紙にも記しておくと確認しやすくなります。

自分の役割と、分からなかったことも説明します

グループで行った探究では、全体の成果と自分の担当を分けます。資料を探した、質問を考えた、意見を整理したなど、実際に行ったことを具体的に書いてください。他の人の担当を自分の成果のように話すと、追加の質問に対して説明が不自然になりやすくなります。

思うような結果が出なかった活動でも、原因を考えて方法を修正した過程は振り返れます。ただし、失敗を述べるだけで終わらず、何を確かめ、どう考えが変わったのかを説明します。調査で確認できなかったことは限界として示し、大学で学びたいことにつなげてください。

活動の選び方

自分の判断、役割、変化を具体的に説明できる活動を選びます。

報告書の管理

出願2部、当日同内容1部です。提出版を保存します。

9月と11月の違い

探究報告書と課題型の要約シートは別の書式です。

資格型の換算点と証明書を確認する

資格だけで合否が決まる部門ではありません

資格型は9月募集と11月募集の両方にあり、いずれも専願方式です。書類審査100点、資格取得証明書100点、面接100点で評価されます。経済学部の学部別出願要件欄には、資格換算60点以上という条件は記載されていません。経営学部の要件を混同しないでください。

ただし、持っている資格がすべて得点になるわけではありません。大学が定めた対象資格、級、スコア、有効期間を満たすかの確認が必要です。募集要項14ページの経済学部・経営学部共通換算表と、英語については25ページの一覧を照合します。

出願書類には、資格取得証明書と、様式3の資格等取得一覧を加えます。証明書はコピーが認められますが、英語はスコアを確認できる書類が必要です。資格型は取得見込みでは出願できません。英語には、級に不合格でも対象スコアを満たせば扱える場合があります。

四つの区分と、合算の仕組みを理解します

換算表には、英語、簿記・会計、情報、パソコンの四つの区分があります。異なる区分の得点は合算できますが、上限は100点です。同一区分では最高点の資格だけが加点されます。複数の証明書を持っている場合も、単純にすべてを足すことはできません。

代表的な換算として、日商簿記は1級100点、2級80点、3級40点です。基本情報技術者試験は100点、ITパスポート試験は80点です。英語はCEFRのB2・C1・C2が100点、B1が80点、A2が60点です。名称が似た別団体の検定は、同じ級でも換算が異なります。

全国経理教育協会の簿記能力検定は、上級100点、1級60点、2級40点、3級20点です。全国商業高等学校協会の簿記実務検定は1級60点、2級40点です。資格名だけでなく実施団体まで確認すると、取り違えを防げます。

パソコン区分には、指定の情報処理検定、表計算、データベース、ホームページ作成、情報検定、MOSなどが含まれます。ITパスポートの情報区分とは別です。自分の資格がどこに入るかを、表の行だけでなく左側の区分欄まで見て確認してください。

英語は取得時期と4技能スコアを点検します

英語資格は、2025年4月以降に取得した4技能のスコアが対象です。取得の基準日は合格発表日です。英語以外の対象資格には、この換算表で有効期限が設けられていません。英語の条件を、簿記などに一律に当てはめないようにします。

英検は級の名前だけで換算を確定せず、CSEスコアと公式表の条件を照合します。受検方式やスコアの扱いにも注意事項があります。TOEFLなどを使う場合も、試験日や採用されるスコアの種類を確認し、自分に都合のよい複数回の結果を独自に組み合わせないでください。

証明書を確認するときは、本人の氏名、試験名、実施団体、級やスコア、取得日が読み取れるかを見ます。コピーが薄い場合や、必要な部分が切れている場合は、内容を確認できる状態で準備し直します。送付前に一覧表と証明書の記載を一行ずつ照合してください。

資格取得の経験を学修計画につなげます

面接では、資格を取った理由や学習で工夫したことを、自分の経験として整理しておきます。合格したという結果に加え、理解が難しかった内容、復習の方法、学んだ内容を今後どう深めたいかを説明できるようにしましょう。

新しい資格を増やすことだけに時間を使うと、書類や面接の準備が不足する場合があります。今持っている資格を換算した上で、残り時間と証明書の発行時期を確認し、無理のない作業順を決めてください。資格の数を増やせば必ず有利になるとは限りません。

換算の原則

異なる区分は合算し、同一区分は最高点のみ、上限100点です。

英語の確認

取得時期、4技能、スコア、試験方式を照合します。

面接の材料

資格取得の目的、学習の工夫、大学で深めたい内容を整理します。

部門選びや準備の順序で迷ったら、公式資料と現在の下書きを使って、相談したい点を整理してみましょう。無料受験相談を利用する方法もあります。

  • 自分の経験や得意分野をもとに、部門を比較する視点を整理できます。
  • 志望理由や学修計画で、何を具体化したいかを相談できます。
  • 提出までに優先したい準備と、確認が必要な点を整理できます。

調査書・エントリーシート・出願書類をそろえる

全員が確認する書類を先に分けます

一般的な高校卒業・卒業見込みの資格で出願する場合は、学校が作成して厳封した調査書と、出願方式に合うエントリーシートを準備します。別の出願資格を利用する場合は、募集要項に示された証明書を用意します。自分の判断で調査書の封を開けないでください。

エントリーシートは2027年度の指定様式を使います。専願方式用は様式1、併願方式用は様式2です。A4、横書き、400字以内で、消せない黒のボールペンによる直筆の原本を提出します。コピーは認められていません。募集要項の出願書類と巻末様式で確認してください。

証明書類は、原則として出願受付開始日前3か月以内に発行された厳封の原本を用意します。ただし、書類の種類や国外発行の証明書などで扱いが異なります。「すべての書類がコピー不可」「すべて同じ発行期限」とまとめず、書類ごとの条件を読んでください。

当日資料を出願書類と混同する落とし穴

資格型では、資格取得証明書と資格等取得一覧を加えます。探究評価型では、指定の探究学習報告書を加えます。11月の課題型プレゼンテーションでは、課題成果物の事前提出はありませんが、試験当日の要約シートやスライド等の準備が必要です。

外国人留学生で筆記試験を伴わない部門を受ける場合などには、追加の証明書が指定されています。該当する方は募集要項28ページを確認してください。国籍や在留資格に関する書類は発行に時間がかかる場合があるため、一般的なチェックリストだけで準備を終えないことが大切です。

  • 共通の出願資格を証明する書類を確認します。
  • 専願・併願に合った2027年度のエントリーシートを用意します。
  • 資格型、探究評価型などの追加書類を確認します。
  • 自分の出願資格や在留状況などによる追加指定を確認します。
  • 出願時に郵送するものと、試験当日に持参するものを分けます。

Web登録、納入、郵送を最後まで確認します

出願はUCAROを使いますが、画面での登録だけでは完了しません。出願登録、入学検定料の納入、書類の郵送という三つの工程をすべて行う必要があります。登録した部門、志望先、氏名などに誤りがないかを、確定前に確認してください。

郵送では、募集要項の指示に従い、角形2号の封筒に指定ラベルを貼り、郵便局の窓口で簡易書留速達の手続を行います。封入前に、必要部数、署名や記入漏れ、証明書と一覧表の一致を確認しましょう。提出書類の控えは、自分の確認用に保管しておくと役立ちます。

提出後も、UCAROの連絡や出願状況を確認します。不明な表示があった場合は、確認した日時と画面の内容を控え、大学または操作に関する問い合わせ先へ確認してください。出願が完了したつもりで、その後の連絡を見ない状態にしないことが重要です。

三つの工程

Web登録、検定料納入、書類郵送をそれぞれ確認します。

書類の分け方

共通・部門別・本人の資格による追加書類に分けます。

提出前の確認

年度、様式、原本とコピー、部数、記入漏れを点検します。

400字のエントリーシートを作る方法

専願方式と併願方式では設問が異なります

専願方式用の様式1では、志望する学部・学科の三つのポリシーと入学後の学修計画を踏まえて、入学を希望する理由を400字以内で記入します。併願方式用の様式2では、大学入学後に取り組みたいことを400字以内で記入します。同じ文章を無条件に両方へ使うことは避けましょう。

専願方式では、なぜ経済学を学びたいか、なぜ関東学院大学経済学部なのか、入学後にどう学ぶかをつなげます。併願方式では、大学で取り組みたいことを中心に据え、現在の関心や経験から自然につながる説明を考えます。どちらも、設問への答えが冒頭から分かることが大切です。

公式の様式と設問は、2027年度募集要項の巻末にあります。下書きを始める前に実物を開き、記入欄と注意事項を確認してください。古い年度の用紙に清書してしまうと、準備のやり直しにつながります。

体験、疑問、学び、将来の順につなぎます

下書きでは、最初に自分が関心を持つ問題を一文にします。次に、その関心が生まれた体験や学習を一つ置きます。その経験から何が分からなくなったのかを示し、大学でどのように確かめたいかへつなげると、経験の紹介だけで終わりにくくなります。

例えば、「地域に貢献したい」という気持ちがあるなら、何を改善したいのかを具体化します。交通や買い物など、対象を絞り、現在は何が分からないのかを考えます。自分が見聞きしたことや学んだことを振り返り、いつ、何に疑問を持ち、どう調べたいと考えたのかを具体化してください。

将来の職業が決まっていない場合も、無理に一つの職業名を作る必要はありません。どの問題に関わりたいか、そのためにどの力を身につけたいかを説明できます。反対に、職業が決まっている場合は、その名称だけで終わらず、どのような役割を果たしたいかを考えます。

大学の特徴を、自分の学修行動に変えます

「少人数教育に魅力を感じました」と書くだけでは、入学後の行動が見えにくくなります。議論で異なる意見を比較したい、資料を調べて説明する力を伸ばしたいなど、その環境で何をするのかを加えてください。制度の説明と自分の計画を一組にすることが重要です。

コース名やゼミの内容を使う場合は、現在の公式情報を確認します。学びたい分野と関係のない固有名詞を並べる必要はありません。また、特定のゼミや活動への参加が確定しているように書かず、履修条件などを踏まえて学びたい意思を表現しましょう。

三つのポリシーは、言葉をそのまま写すためのものではありません。大学が求める力、学ぶ過程、卒業までに身につける力を読み、自分の経験と今後の課題を結びつけるために使います。抽象的な表現を借りるだけでなく、自分の行動で説明できる内容を選んでください。

清書前に、本人の言葉かを確認します

文章を読んだ後に、各文について「具体的にはどういうことですか」と質問してもらいます。自分で説明できない表現があれば、意味を理解していないか、必要以上に難しい言葉を使っている可能性があります。話して説明できる言葉へ置き換えてください。

添削では、先生や家族に内容を作ってもらうのではなく、伝わりにくい箇所を指摘してもらいます。修正の判断は本人が行い、なぜ直したのかを説明できるようにします。文章の見た目が整っていても、面接で本人の説明と一致しなければ準備として不十分です。

最後に、400字以内か、設問に答えているか、大学名や学部名が正しいかを確認します。余白を埋めるための付け足しは避け、理由と学修計画がつながっているかを見てください。清書後も一度読み返し、下書きからの写し間違いがないかを点検しましょう。

設問を区別

専願は志望理由と学修計画、併願は入学後に取り組みたいことです。

文章の流れ

体験から疑問を見つけ、大学での学びにつなげます。

清書の前

本人がすべての文を説明でき、400字以内かを確認します。

経済学部の学びを志望理由につなげる

三つのコースを、自分の問いと照合します

経済学部には産業・金融、公共経済、国際経済の三つのコースがあります。産業や企業活動、公共部門や政策、国際的な経済の関係など、学ぶ対象が異なります。経済学部の学びの流れで内容を確認し、自分の関心に近い分野を探してください。

産業・金融に関心があるなら、企業の生産や資金調達、働く人、情報の役割など、何を知りたいかを考えます。公共経済に関心があるなら、地域のサービスや負担の分担、政策の効果などが問いになります。国際経済なら、国や地域のつながりが生活や産業にどう影響するかを考えられます。

ただし、入試のために無理に一つの分野へ関心を固定する必要はありません。現在の関心を説明した上で、基礎を学びながら比較し、専門を深めたいと述べることもできます。何も決まっていないという状態と、問いを持ちながら学びを広げたいという計画を区別して説明しましょう。

学びの順序を計画に取り入れます

公式の学部案内では、1年次の導入教育や基礎的な学びから始まり、2年次以降にコースの専門的な学びを深める流れが示されています。専門ゼミナールは2年次秋学期からです。学修計画では、入学直後から高度な研究だけを行うような書き方を避け、必要な基礎も考えます。

例えば、地域の問題を調べたいなら、最初に経済学の基本的な考え方と資料の読み方を学び、その後に対象を絞って分析したいと整理できます。現時点で苦手なことがある場合は、大学での学びに必要な力として、入学前から取り組む計画も加えられます。

「学びたいこと」と「身につけるための行動」を分けて書くと、計画が具体的になります。知識を得るだけでなく、資料を比較する、発表する、他の人の意見を聞いて修正するなど、学ぶ過程を説明してください。授業名を多く挙げることが目的ではありません。

実社会の課題を扱う学びを調べます

経済学部は、企業や地域社会の現実の課題に取り組むK-micsを紹介しています。K-micsの公式案内を読むときは、実践的な学びという言葉だけでなく、自分がどのような力を伸ばしたいかを考えてください。

地域の人の話を聞く機会に関心があるなら、自分の考えと現場の状況が異なった場合にどう学ぶかも考えられます。企業の課題に関心があるなら、利益だけでなく利用者や働く人の視点も調べたいという計画につなげられます。参加を保証された経験のように書かないようにしましょう。

学部研究のメモには、公式ページから確認した事実、自分が魅力を感じた理由、入学後に取り組みたい行動を別々に記録します。この三つを混ぜないことで、大学の説明を写しただけの志望理由になりにくくなります。

大学が求める学生像を行動で説明します

経済学部が求める学生像では、基礎学力に加え、経済学への学修意欲、論理的に考える力、コミュニケーション能力などが示されています。これらを自分が備えていると一言で主張するだけでなく、学習や活動での行動を通じて説明します。

論理的に考えた経験なら、複数の情報を比較して判断を変えた場面を振り返ります。協力した経験なら、意見が異なる人とどのように調整したかを整理します。完成された人物像を演出するより、今できることと、大学で伸ばしたいことを具体的に伝えることが大切です。

コースの調べ方

名称と自分の問いを照合し、学びたい理由を考えます。

学修計画

基礎を学ぶ段階から、専門的な調査へ進む順序を作ります。

大学の特徴

公式の事実、感じた魅力、自分の行動を分けて整理します。

公式の評価視点をもとに、説明の根拠を確かめる五つの確認

本記事独自の点検方法です

ここでは、公式の評価視点を準備に生かすため、本記事独自の「説明の根拠を確かめる五つの確認」を提案します。大学が採用している採点表や合否判定の基準ではありません。自己採点の合計から合格可能性を予測する方法でもなく、説明の抜けを見つけるための確認方法です。

11月の課題型では課題理解、調査、論理性、表現力、時間管理などが示され、9月の探究評価型では課題発見、協働、情報収集・分析、自己分析、今後の学びへのつながりなどが示されています。それぞれの公式課題・評価資料を先に確認して使ってください。

用意するのは、一つの説明につき五つの欄です。「問い」「確かめた事実」「自分の考え」「限界や別の見方」「次の行動」を順に書きます。各欄に一つ以上の内容があるか、前後がつながっているかを確認し、空欄がある部分を次の準備の対象にします。

五つの欄を具体的に埋めます

問いの欄には、単語だけでなく疑問文を書きます。「地域交通」では広いため、誰のどの移動を、どの条件で維持したいのかを含めます。問いを細かくしすぎて資料が見つからない場合は、調べられる範囲へ戻して調整してください。

確かめた事実の欄には、資料名、発行元、時点、確認した内容を記録します。資料に書かれていることと、自分がそこから考えたことを分けます。自分の考えの欄には、その事実がなぜ問いに関係するかを一文で説明してください。

限界や別の見方の欄には、対象が限られている、別の原因も考えられる、費用が未確認など、現時点の弱い部分を書きます。弱点を書くことは、準備を否定することではありません。どこまで説明できるかを自分で把握し、質問された際に誠実に答えるための作業です。

次の行動の欄には、追加の資料を探す、対象を絞る、提案を比較する、発表を短くするなどの具体的な作業を書きます。「もっと調べる」だけでは終わりが分からないため、何を確認したら次に進めるかまで決めてください。

発表と探究で、点検する場所を変えます

11月の課題型では、社会の変化から課題へ、課題から解決策へつながっているかを重点的に見ます。解決策が魅力的でも、取り上げた課題への答えになっていなければ修正します。2050年を見据えた説明には、将来について置いた条件も記入してください。

9月の探究評価型では、問題意識から方法へ、方法から結論へ、結論から気づきへつながっているかを見ます。グループ活動の場合は、確かめた事実の欄に自分の役割と他の人の役割も整理します。活動の全体像と本人の判断を区別するためです。

エントリーシートにも応用できます。体験が問いにつながっているか、大学の学びがその問いに合っているかを見ます。短い文章ではすべての欄をそのまま書く必要はありませんが、背景として説明できる状態にしておくと、面接への準備にもなります。

一回の見直しで直す点を決めます

点検後は、最も大きな抜けを一つ選びます。出典がない主張が中心なら、資料を確かめることを優先します。根拠はあるのに話が長いなら、説明を削る練習を優先します。すべてを同時に直そうとするより、次の一回の目的を決めた方が改善を確認しやすくなります。

修正前後の資料を残し、何が変わったかを短く記録します。先生や家族に見てもらう際も、「全体的にどうですか」だけでなく、「この数字からこの結論へ進んでよいですか」と具体的に聞くと、必要な助言を得やすくなります。

五つの欄

問い、事実、考え、限界、次の行動をつなげます。

使い方

空欄や飛躍を見つけ、次の作業を一つ決めます。

位置づけ

本記事の準備法です。大学の公式採点表ではありません。

面接・口頭試問で自分の考えを伝える

志望理由と課題への質問を分けて練習します

面接の準備では、大学で学びたい理由、これまでの経験、入学後の計画を整理します。プレゼンテーションに続く口頭試問では、発表の根拠、方法、解決策の条件などを説明できるようにします。どちらも丸暗記した文章だけで対応しようとしないことが大切です。

経済学部の基礎学力評価型には面接が記載されていません。一方、小論文、資格型、探究評価型、課題型プレゼンテーションでは面接が評価に含まれます。部門ごとの試験内容に合わせて練習し、すべての受験者に同じ準備が必要だと考えないようにします。

練習用の質問は、公式に出題が予告された質問ではありません。本記事では、「なぜ経済学を学びたいのか」「なぜその課題を選んだのか」「どの資料が根拠なのか」など、自分の説明を確かめる問いとして活用することを勧めます。

答えは短く始め、必要な説明を加えます

質問を受けたら、まず何を聞かれたのかを確認します。理由を聞かれているなら理由を先に答え、その後に経験や根拠を加えます。準備した話を最初から全部述べるより、問いに合った説明を選ぶことが大切です。

例えば、資料を選んだ理由を聞かれたのに、テーマへの思いだけを話してしまうことがあります。練習では、質問の中心を一語でメモし、答えがその言葉に対応しているかを確認してください。質問を聞き取れなかった場合は、曖昧なまま答えず確認する練習もできます。

長く話しすぎる場合は、結論を一文、理由を二つまで、必要に応じて具体例という順で練習します。これは大学の回答時間指定ではなく、説明を整理するための目安です。相手の反応や追加質問に合わせて、必要な範囲を補う姿勢を持ちましょう。

反対意見への答えを用意します

自分の提案に対して、「費用がかかりすぎるのではないか」「対象外の人には不公平ではないか」と質問してもらいます。すぐに反論することだけを目指さず、相手の指摘がどの条件で当てはまるかを考えてください。

指摘に妥当な点がある場合は、それを認めた上で提案の範囲を修正できます。準備した結論を絶対に変えないことが論理的というわけではありません。自分の考えを保ちながらも、条件を明らかにし、より適切な説明に直す練習が役立ちます。

答えが分からない質問では、分からない部分を曖昧な言葉で埋めないようにします。現在確認できていることと、追加で調べる必要があることを分けて答えます。知っているふりをするより、調査の範囲を正直に説明できることが重要です。

録音・録画で、内容と伝わり方を分けて見ます

練習を録音したら、まず内容だけを確認します。質問に答えているか、根拠があるか、同じ説明を繰り返していないかを見ます。次に、声の速さ、間の取り方、聞き取りやすさを確認します。一度にすべてを直そうとせず、項目を分けると改善しやすくなります。

録画する場合は、資料ばかり見ていないか、指し示す場所が分かるか、スライドの切り替えで説明が止まらないかを確認できます。本人以外が映る場合は事前に了承を得て、練習データは必要な範囲で扱ってください。提出を求められていない録画を、大学に送る必要はありません。

同じ相手だけと練習すると、説明を省略しても伝わってしまうことがあります。可能なら、内容を詳しく知らない人にも聞いてもらい、分かりにくかった言葉や飛躍した箇所を教えてもらいます。専門用語を使わずに説明する練習も、理解の確認になります。

回答の順序

質問への答えを先に述べ、理由や根拠を加えます。

分からないとき

確認済みの範囲と、追加で調べる必要があることを分けます。

練習の見直し

内容、時間、声、資料操作を別々に点検します。

調査資料とスライドの質を上げる

資料は発行元、時点、対象を確認します

資料を見つけたら、数字を抜き出す前に発行元と作成時点を確認します。次に、調査対象、地域、期間、用語の定義を読みます。自分の問いと対象が違う資料を使う場合は、その違いを説明しないと、根拠として伝わりにくくなります。

一つの記事に書かれた数字を使うときは、可能な範囲で元の統計や報告書をたどります。記事の要約では省かれている条件が、元資料に書かれていることがあります。元資料が確認できない場合は、その限界を理解し、発表の中心的な根拠にするかを慎重に考えてください。

資料を集める量だけを増やすと、かえって何を言いたいのかが見えにくくなることがあります。問いに関係する資料、反対の見方を確認する資料、提案の実現条件を考える資料など、用途を分けて探します。使わなかった資料も、その理由を記録すると調査の経緯を説明しやすくなります。

数字から言えることを一文にします

グラフを一つ選んだら、「この資料から直接分かること」を一文で書いてみます。次に、「そこから自分が考えたこと」を別の一文にします。二つが混ざっている場合は、根拠より強い主張をしていないかを確認してください。

割合が変わった資料では、分母も見ます。人数の増減と割合の変化は同じとは限りません。また、二つの数値が一緒に動いていても、それだけで片方がもう片方の原因だとは言い切れません。ほかに影響する条件がないかを考えることが必要です。

比較では、期間や単位をそろえます。円と万円、年と月、人数と世帯数などを取り違えると、結論が変わってしまいます。スライドに転記した後も、元資料と照合し、小数点や単位、対象年が正しいかを確認してください。

スライドは一枚で伝える内容を決めます

一枚のスライドに文章、表、写真、複数の結論を詰め込むと、聞き手がどこを見ればよいか分かりにくくなります。まず一枚につき伝えたいことを一文にし、それを支える資料だけを置きます。詳しい説明は口頭で補い、画面を読み上げるだけの発表にしないようにしましょう。

文字や図表は、投影した状態で確認します。11月の課題型では、指定されたA4の2枚配置で印刷した状態も確認します。パソコンの画面では読めても、紙では細かすぎる場合があります。出典の文字も含め、審査員が内容を確認できる大きさを意識してください。

色は、意味の違いを分かりやすくするために使います。色だけで区別せず、見出しや線、ラベルも加えると読み取りやすくなります。装飾を増やすより、現在の変化、課題、解決策の関係が一目で分かる配置を優先しましょう。

出典と引用の扱いを整えます

他の資料の文章を使う場合は、自分の説明と区別します。短い引用が必要なら引用であると分かる形にし、出典を示します。文章の一部を入れ替えただけで、自分が考えた内容として示すことは避けてください。

画像や図表も、使ってよい条件を確認します。検索で表示された画像を、そのまま自由に使えるとは限りません。発表に本当に必要な資料を選び、著作権や利用条件に注意しながら、読み手が出典を確認できる形に整えましょう。

最後に、参考資料の記載とスライドの中身を照合します。出典を付けた資料が実際にその主張を支えているかを確認してください。参考資料の数が多くても、主張との関係が不明なままでは説明の根拠が強くなるわけではありません。

資料の基本

発行元、時点、対象、単位を確認します。

数字の読み方

直接分かることと、自分の解釈を分けます。

スライドの点検

一枚の主張を絞り、投影と印刷の両方で読みやすさを確認します。

自分で進める準備と、学校・専門家に頼める支援

準備の分担は、自分でできること、学校の先生に頼めること、プロに相談できることに分けて整理します。本人が資料と下書きを用意し、学校には学習や手続の支援を相談し、専門家には経済学部の評価視点に沿った確認を依頼すると、必要な助言を具体的に求められます。

自分でできること

自分でできることは、基本的な情報収集、評定平均の維持に向けた日々の学習、志望理由書の下書き、基本的な面接マナーの練習です。授業の復習や提出物を続けながら、公式資料で分かったことと質問したいことを分けておきましょう。

まずは、募集要項、課題資料、指定書式を自分で読み、出願する部門に必要な情報を集めます。保存した資料に年度と募集期を記し、出願書類と当日の持参物を分けて一覧にしてください。自分の関心に関係する学部情報や調査資料も、出典と確認した内容を一緒に残します。

学校の成績表で得意な教科と復習が必要な内容を整理し、評定について分からないことをメモします。調査書の記載内容や評定の正式な扱いを自己判断せず、学校に確認する事項として分けておくと、相談が具体的になります。資格を持っている場合は、証明書の所在と大学の換算表の該当箇所も自分で確かめます。

エントリーシートは、経験、疑問、大学で学びたいことを自分の言葉で下書きします。最初から完成度を高くしようとするより、理由のつながりが分かる文章を用意しましょう。先生や専門家に見てもらうときも、どの部分に迷っているかを添えると、必要な助言を受けやすくなります。

小論文は時間を計って書き、発表は資料を使って声に出し、面接は質問を聞いて答える練習をします。終わったら、時間、説明できなかった箇所、根拠を確認したい点を記録してください。助言を受けた後に修正し、もう一度試すところまで、本人が準備の中心を担います。

学校の先生に頼めること

学校の先生に頼めることは、調査書発行の相談、教科学習の質問、志望理由書の基本的な確認、基本的な面接練習です。学校で対応できる範囲と先生の都合を確認し、見てもらいたい資料と相談内容を用意して依頼しましょう。

「経済学部のこの部門に出願するため、調査書の申請方法を確認したいです」「この下書きで学びたい理由が伝わるか見ていただけますか」「質問への答え方と基本的な面接マナーを確認していただけますか」のように、目的を具体的に伝えると相談しやすくなります。

調査書の発行は、学校の手続に沿って早めに相談します。大学名、学部、募集期、部門、提出期限を伝え、学校への申請方法や受け取りまでの流れを確認してください。封入や厳封の扱いなど、不明な点は受け取る前に確認すると、提出直前の手戻りを減らせます。

教科学習では、誤答の記録や書いた小論文を持参し、理解が曖昧な単元や読み取り方を質問できます。「何を勉強すればよいか」だけでなく、「この選択肢を選んだ考え方のどこが違うか」と聞くと、自分の弱点に合った助言を得やすくなります。先生が対応できる時間も確認しましょう。

基本的な面接練習では、志望理由が伝わるか、質問に答えているか、話す速さや姿勢に気になる点がないかを見てもらいます。発表を見てもらえる場合は、課題資料と構成案を渡し、聞き手として理解しにくかった部分を教えてもらうと役立ちます。

学校で受けられる支援の範囲は、先生や時期によって異なります。文章の確認、教科の質問、面接練習のうち、何をいつお願いできるかを相談してください。助言をもらった後は修正点を整理し、次回はどこが変わったかを示すと、継続して相談しやすくなります。

プロに頼ったほうがよいこと

プロに頼ったほうがよいことは、経済学部の評価視点に合わせた志望理由書の構成と添削、発表の論理の点検、模擬面接での具体的な改善指導です。自分や学校での確認では改善点を絞れないときは、入試指導の専門家に公式資料と下書きを見せ、どこをなぜ直すのかまで助言を求めましょう。

プロに相談できることは、経済学部の部門別の評価視点に合わせた文章構成の添削、課題の要求に沿った発表内容の確認、提出資料に基づく模擬面接です。学校で受けられる基本的な支援も活用しながら、現在の不足に合う助言を求めましょう。

入試指導の専門家へ相談する場合は、経済学部の部門別の条件と評価視点に沿った確認を依頼します。エントリーシートなら、経験から経済学の問い、関東学院大学での学修計画へつながっているかを、構成と表現の両面から見てもらいます。本人が説明できる言葉を保ちながら直すことが大切です。

課題型プレゼンテーションでは、現在の変化、課題、解決策が論理的につながるか、根拠と主張に飛躍がないかを具体的に添削してもらいます。探究の相談なら、活動の方法と結論、自分の役割、得た気づきのつながりを確認します。一般的な発表の見栄えだけでなく、受ける学部・部門に合う確認を依頼してください。

模擬面接では、提出書類や発表資料をもとに追加質問をしてもらい、答えが曖昧になった場所を確認します。提案の費用や対象、資料を選んだ理由など、自分では質問を作りにくい部分まで確かめると、次に調べる内容が明確になります。練習後は改善点を整理し、修正した説明を再度試しましょう。

相談前に、支援内容、費用、受けられる時期、添削や模擬面接の進め方を確認します。学校で見てもらえる範囲と現在の不足を整理し、必要な工程に絞って依頼すると、準備の目的が明確になります。書類の内容を決め、資料を理解して説明するのは本人です。

本人が進めること

資料収集、成績の整理、下書き、練習と修正を進めます。

学校に相談すること

調査書の発行、教科学習の疑問、基本的な面接練習を相談します。

専門家に相談すること

学部別の構成添削と、資料に基づく模擬面接で不足を確かめます。

早めの準備で増やせる改善の機会

早期準備の利点は、見直しを重ねられることです

早く始めるメリットは、活動の数を増やすことだけではありません。資料の不足に気づく、先生に文章を見てもらう、別の相手に発表する、機器を確認するなど、修正の機会を確保できます。一度作ったものを見直し、別の条件でも伝わるかを試す時間があることに意味があります。

例えば、最初の発表で解決策が伝わらなければ、原因が調査不足なのか、構成なのか、言葉の難しさなのかを確認できます。資料を追加しても改善しない場合は、説明の順序を変える必要があるかもしれません。早めに試すことで、作業の方向を調整しやすくなります。

ただし、早く始めれば必ず合格するという意味ではありません。合否は大学の選抜によって決まります。本記事が重視するのは、準備に使える時間を、条件の確認と具体的な改善に振り向けることです。

高校1・2年生は、日々の学びを記録します

将来の受験に向けては、学校の授業、読書、探究、部活動などで生まれた疑問を短く残すことから始められます。特別な体験を探すだけでなく、何を考え、どのように調べ、考えがどう変わったかを記録してください。

経済に関する記事を読んだ場合は、内容の要約、自分が疑問に思ったこと、確かめたい資料を三つに分けます。感想だけで終わらず、次の問いを一つ作ることが大切です。継続した記録は、後で自分の関心を振り返る材料になります。

基礎学力も継続して学びます。文章を正確に読む力、数字を扱う力、英語で情報に触れる力は、部門別対策の土台になります。活動が忙しい時期でも、理解が曖昧な単元をそのままにせず、学校の先生に質問するなどして整理しましょう。

11月募集を検討する人は、作業を並行します

2026年10月18日時点から11月募集を考える場合は、まず出願資格と部門を確認し、調査書などの発行を依頼します。同時にエントリーシートの下書きを作り、部門別対策の現状を確認します。書類がそろうまで試験対策を止める必要はありません。

プレゼンテーションを選ぶなら、先に課題の三つの要求に対応した見出しを作り、資料が必要な場所を明らかにします。調査を終えてから初めて構成を考えるより、何が足りないかが見えます。小論文なら、時間を計った一回の練習から、改善点を特定してください。

残り時間だけを見て「今からなら大丈夫」と判断することは避けます。必要書類の発行、課題の理解、準備に使える時間には個人差があります。できていることと未着手のことを整理し、学校の先生などと現実的な計画を確認することが大切です。

一週間の終わりに、完成物で振り返ります

一週間の振り返りでは、勉強した時間だけでなく、残ったものを確認します。修正したエントリーシート、誤答の整理、出典付きの資料、時間内の発表記録など、具体的な成果物を並べると、進んだ部分と止まっている部分が分かります。

次の週に取り組む内容は、最も大きな不足から選びます。資料の条件を満たしていないなら形式を直し、根拠が弱いなら調査を進めます。完成している部分を何度も磨き続け、重要な未着手の作業が残ることを防いでください。

早期準備の利点

調査、添削、通し練習、機器確認のやり直しができます。

低学年の準備

疑問と調べた過程を残し、基礎学力を継続して学びます。

直前期の管理

時間だけでなく、完成物と未着手の作業で進み具合を見ます。

公式資料・過去問題・学部情報の使い分け

入試の条件は年度別資料で確認します

入試の条件を確認するときは、年度別の募集要項と、部門別の課題資料を中心に読みます。総合型選抜の一般的な案内ページは制度の入口として使い、日程、配点、書式、提出条件は2027年度の資料で照合してください。

今回確認した総合型選抜の案内ページには、取得時点で旧年度の情報が含まれていました。そのため、本記事の日程や条件は2027年度の学生募集要項と課題資料に基づいています。読者自身も、検索結果の見出しだけで年度を判断しないようにしましょう。

保存する資料名には、年度と募集期を付けると便利です。課題PDF、書式、下書き、提出版を分けると、古いファイルを使うミスを減らせます。大学が更新した場合は、変更点を確認し、手元のチェックリストも更新してください。

過去問題は、出題形式と自分の弱点を知るために使います

過去問題を使うときは、年度、学部、部門を確認します。小論文と基礎力テストでは目的が異なりますし、同じ総合型選抜でも学部によって内容が違います。手元にある問題が自分の受ける試験に対応するかを先に確認しましょう。

解いた後は、正解や評価だけを見るのではなく、時間が足りなかった場所、設問の読み違い、根拠が不足した説明を記録します。次に取り組む問題では、その課題が改善したかを確かめます。過去の内容を暗記するだけの使い方では、初めての題材への対応が難しくなります。

公開されている範囲や入手方法は、大学の過去問題集の案内で確認できます。ネット上の再現問題や体験談を使う場合は、大学が公表した情報とは区別します。出題の記憶違いや、別部門の情報が混ざる可能性も考慮しましょう。

学部紹介は、自分の問いを深めるために読みます

学部情報を読むときは、気になった授業や活動を保存するだけでなく、自分が何を学びたいかを一文で残します。公式のゼミナール紹介なども、研究テーマを知る入口になります。ただし、紹介されたゼミへの所属を入学前から確約されたように書かないでください。

動画や模擬講義を見た場合は、印象に残った言葉だけでなく、説明の内容と疑問を記録します。理解できなかった部分があっても、それを明らかにすることは学部研究になります。分かったふりをせず、入学後にどのように学びたいかへつなげてください。

資料請求は大学の資料請求・募集要項の案内を確認します。大学の公開イベントを利用する場合も、現在利用できる案内を確認します。過去のセミナー日程を開催予定として紹介したり、確認できない資料の配布を前提にしたりしないことが大切です。入試対策の情報と、出願の正式な条件は分けて扱いましょう。

入試の確認

年度別の募集要項と課題資料を優先します。

過去問題の目的

形式、時間配分、読み違いなど、自分の課題を見つけます。

学部研究

知った内容を、自分が学びたい問いと結びつけます。

試験前日と当日の確認事項

受験票で会場と集合時刻を確かめます

受験票をダウンロードできるようになったら、印刷して氏名、選抜区分、試験日、会場、集合時刻を確認します。部門や併願内容はUCAROの「受験一覧」で確認します。経済学部の小論文、資格型、探究評価型、課題型プレゼンテーションは、募集要項では横浜・金沢八景キャンパスの六浦エリアです。基礎学力評価型の横浜会場の詳細は受験票で確認してください。

経営学部の情報を見て関内へ向かうなど、学部名が似ていることで起きる取り違えに注意します。移動経路は駅名だけでなく、会場までの徒歩区間や入口も確認しましょう。天候や交通の乱れがあった場合に、大学からのお知らせを確認できるようにしておきます。

前日は、新しい資料を大量に加えるより、提出・持参条件と説明の流れを確認します。睡眠や食事の時間も含め、当日の行動を簡単に書き出すと、朝の迷いを減らせます。準備したものを別々の場所に置かず、必要なものをまとめて管理してください。

発表のファイルと紙資料を照合します

11月の課題型プレゼンテーションでは、要約シートとスライド印刷の部数、スライド数、印刷形式、USBの種類と内容を確認します。紙の資料と電子ファイルの結論が一致しているかも見てください。修正したファイルだけ保存し、印刷が古い版のままということを防ぎます。

USBで実際にファイルを開き、画像の欠落、文字のずれ、スライドの順序を確認します。ネット上のファイルへのリンクだけを保存しても、発表データを持参したことにはなりません。必要なデータが記憶媒体に入っているかを確認してください。

機器が使えない場合の説明も練習します。11月の課題資料では、電子データが開けないときは紙資料に基づいて発表するとされています。紙を見ながら、どの部分を説明しているかが相手に分かる話し方を一度試しておくと、備えになります。

当日は、指示を聞いて落ち着いて対応します

試験室では、準備していた方法よりも当日の指示を優先します。開始の合図、資料を渡すタイミング、操作の案内などを聞き、分からないことは確認してください。慣れた練習場所と異なることで、少し時間がかかる場合も想定しておきます。

発表中に一文を言い間違えても、最初から長くやり直す必要はありません。誤りを短く修正し、説明の流れへ戻る練習をしておきます。結論や重要な数値を間違えた場合は、正しい内容を明確に伝え直してください。

会場の確認

受験票で建物と集合時刻を確認し、学部の取り違えを防ぎます。

発表資料

紙と電子ファイルを同じ最終版にそろえます。

当日の対応

試験場の指示を聞き、不明点はその場で確認します。

関東学院大学経済学部の総合型選抜でよくある疑問

評定が高くなければ出願できませんか

2027年度の経済学部の各部門には、学部独自の評定下限は記載されていません。ただし、共通出願資格を満たす必要があり、調査書は書類審査の対象です。出願できることと、どのように評価されるかを分けて考えてください。

評定への不安だけで対策を止めるより、学校で学んだ内容を整理し、部門別の試験に必要な力を確認しましょう。成績の事情を説明する必要がある場合も、根拠のない言い訳を作らず、現在どのように学びを改善しているかを具体的に整理します。

11月募集でも探究評価型を選べますか

2027年度の経済学部では、探究評価型は9月募集です。11月募集は、基礎学力評価型、課題型小論文、課題型プレゼンテーション、資格型です。大学全体で11月の探究評価型を実施していても、経済学部にあるとは限りません。

自分の探究活動を11月の志望理由や発表の関心につなげることは考えられますが、課題型プレゼンテーションでは指定された課題への回答が必要です。過去の探究発表をそのまま持ち込むのではなく、四つのキーワードと三つの要求に合っているかを確認してください。

資格が多ければ、その分だけ点数が増えますか

資格型は、異なる区分の得点を合算できますが、上限100点です。同一区分では最高点の資格だけが加点されます。資格名、実施団体、区分、級やスコアを確認し、大学の換算表に沿って整理してください。

また、資格取得証明書以外に書類審査と面接もあります。資格の点数だけを見て準備が終わったと考えず、取得の経験と経済学部での学びをつなげます。合格点や得点の有利不利を、公開されていない情報から推測して断定しないことが大切です。

発表が苦手ならプレゼンテーション型は避けるべきですか

苦手という感覚だけで決めず、まず課題を理解し、短い構成案を作って説明してみてください。内容の整理が難しいのか、時間配分なのか、声に出すことへの不安なのかで必要な対策は異なります。準備に使える期間と、書類や資料をそろえられるかも合わせて判断します。

一方で、発表を選べば簡単というわけでもありません。資料を調べ、根拠を整理し、指定形式のファイルと紙資料を作り、質問へ答える準備が必要です。部門選びでは、現在の力と改善に必要な作業を具体的に比べることが重要です。

志望理由は誰かに添削してもらうべきですか

第三者に読んでもらうと、自分では気づかない説明不足を見つけられます。ただし、文章を代わりに作ってもらうことと、伝わり方への助言を受けることは別です。本人が内容を理解し、修正の理由を説明できる状態にしてください。

相談するときは、部門、設問、下書き、困っている点を一緒に示します。「何を書けばよいか」だけを聞くより、「経験から学修計画へのつながりが伝わるか」と質問すると、具体的な助言を得やすくなります。

評定の考え方

出願要件の有無と、書類審査での評価を分けます。

募集期の確認

経済学部の探究評価型は9月です。11月は別の部門を確認します。

相談の使い方

本人の内容をもとに、説明不足や準備の順序を点検します。

関東学院大学経済学部の部門を選び、提出物と対策を整える

関東学院大学経済学部の2027年度総合型選抜は、部門によって評価される資料と当日の試験が異なります。基礎学力評価型は併願方式で、書類と2教科の基礎力テストです。小論文と資格型は9月・11月の両方にあり、探究評価型は9月、課題型プレゼンテーションは11月です。

最初に行うことは、2027年度の公式資料で自分の部門を確認し、出願時の書類と当日の持参物を分けることです。11月募集では書類が11月17日必着である点にも注意してください。Web登録、納入、郵送の三つを確認して、出願手続を最後まで進めます。

対策では、経済学の難しい言葉を多く覚えることだけを目標にせず、身近な疑問を資料で確かめ、理由を示して説明する練習を重ねましょう。志望理由、課題、面接の内容がつながっていると、何を追加で調べ、何を練習すべきかが見えやすくなります。

早く着手することには、調査の不足を直し、文章や発表を別の相手に確かめてもらう時間を作れる利点があります。残りの期間にかかわらず、今できていることと未着手のことを整理し、次に完成させるものを一つ決めてください。

一人で整理しにくい場合は、公式資料と現在の下書きを手元に置き、学校の先生や受験相談を活用する方法もあります。相談では、部門選び、学修計画とのつながり、提出までの準備の順序など、判断したいことを具体的にすると話を進めやすくなります。

関東学院大学経済学部の対策を一人で整理しにくい方は、マナビライトの無料受験相談も活用できます。現在の準備状況をもとに、次の一歩を相談してみましょう。

  • 部門の条件と自分の経験を照らし合わせ、判断材料を整理できます。
  • エントリーシートや発表で、伝えたい学びの方向を相談できます。
  • 書類・調査・練習の優先順位を考え、準備の計画を立てる助けになります。

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