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関東学院大学法学部の推薦・総合型選抜|社会活動の証明・400字・小論文の合格対策

「関東学院大学の法学部を推薦で受けたいけれど、活動実績が必要なのでしょうか」「小論文や面接は、どの方式でも受けるのでしょうか」。こうした疑問を解くには、募集月だけでなく、選抜の部門まで分けて確認する必要があります。2027年度の法学部では、基礎学力評価型、課題型、資格型、探究評価型、社会活動評価型で、準備する内容が異なります。

本記事では、大学公式の2027年度募集要項と各部門の案内をもとに、法学科と地域創生学科の条件、日程、配点、提出書類を整理します。特に社会活動評価型は、参加日数や時間だけでなく、主催団体の証明や、自分がどう関わったかの説明が重要です。探究評価型は9月募集のみである点も、ほかの部門と区別して扱います。

読み終えたら、まず希望する学科と部門を一つの紙に書き、条件の確認、証明書の依頼、学習の順番を決めましょう。例えば、ボランティア経験があっても証明の準備ができていなければ、面接練習より先に確認する事項があります。早くから授業や活動の記録を積み重ね、書類と試験の両方で自分の力を伝えるための具体的な手順を紹介します。

関東学院大学のキャンパス(出典: Wikipedia)
目次

総合型選抜(9月募集/11月募集)は、五つの部門を分けて選びます

「推薦」という呼び方だけでは、試験内容は決まりません

この記事で扱う正式な区分は、関東学院大学の総合型選抜です。学校推薦型選抜と同じ条件で受験する制度ではありません。検索で「関東学院大学 法学部 推薦」「AO入試」と調べ始めた場合も、高校に相談するときには、2027年度、法学部、学科、募集月、部門をそろえて伝えてください。

2027年度の法学科と地域創生学科では、基礎学力評価型は併願方式です。課題型の小論文、資格型、社会活動評価型は専願方式で、9月と11月に実施します。探究評価型は専願方式で、9月募集に限られます。募集要項の表で11月に探究評価型が載っていないことを、見落とさないようにしましょう。

小論文や面接をすべての受験生が受けるわけでもありません。例えば、資格型は書類と資格取得証明書による選考で、試験会場に行く必要がありません。一方、社会活動評価型には面接があります。学部全体の説明だけで対策を始めると、自分が受けない試験に時間を使ってしまう可能性があります。

基礎学力評価型

両月の併願方式です。書類と、英語・国語・数学から選ぶ2教科で選考します。

課題型・資格型

両月の専願方式です。課題型は小論文、資格型は英語資格の証明を用います。

探究・社会活動

探究は9月のみ、社会活動は両月です。発表と口頭試問、または活動証明と面接を準備します。

募集人数は、部門ごとの人数ではありません

2027年度の募集人数は、9月募集が法学科40名、地域創生学科20名、11月募集が法学科10名、地域創生学科5名です。これは各募集月の部門を合わせた人数です。「社会活動評価型で法学科40名を募集する」と読み替えることはできません。

募集人数が大きい月を選ぶだけでは、方式選びは終わりません。例えば、探究の発表を中心に準備したい場合は、実施される9月に向けて報告書や発表を整える必要があります。11月の募集人数と比べる前に、自分が使いたい部門がその月にあるかを確認します。

人数と合格のしやすさも同じではありません。大学が公表する人数は制度の規模を知る材料であり、個人の合格可能性を示す数値ではありません。過去の倍率を見る場合も、専願と併願、学科、募集月をそろえます。複数の部門を合わせた結果から、社会活動評価型だけの倍率を推定しないようにしましょう。

2027年度の出願と試験は、2026年に行います

入学年度と受験する年は異なります。2027年度入学生の9月募集は2026年9月に出願し、10月18日に試験を行う日程です。11月募集は2026年11月に出願し、12月13日に試験を行います。古い案内にある2025年の日付を、そのまま予定表へ写してはいけません。

2026年10月18日時点で、9月募集の出願は終了しています。これから2027年度の出願を検討する方は、11月に実施される部門と条件を確認します。高1・高2の方は、この記事を準備の見取り図として使い、自分が受験する年度の募集要項が公表されたら改めて確認してください。

制度の事実は、大学公式の2027年度総合型選抜募集要項で確かめます。一般の紹介ページと年度別の要項で日付が違う場合には、年度を見直し、判断できない点は大学へ確認します。案内の更新時期が異なる可能性を考えて読むことが重要です。

法学科と地域創生学科は、取り組みたい問題から比較します

法学科では、問題を解決するための情報と考え方を整理します

法学科では、問題を解決するための情報と考え方を整理しますに向けて準備する高校生

法学科が求めるのは、法律の名前をたくさん知っていることだけではありません。公式方針では、社会問題への関心、必要な情報を集める力、筋道を立てて考える力、解決へ取り組む意欲を挙げています。志望理由では、どの問題に関心を持ち、何を知りたいのかを具体的にします。

例えば、学校の規則をめぐる話し合いに関心があるなら、「規則は厳しいから変えるべきです」で終わらせません。何を守るための規則なのか、誰にどのような影響があるのか、例外を認めると別の問題が生じないかを分けて考えます。賛成か反対かを先に決めず、判断に必要な情報を集める練習になります。

法学科の教育は、基礎的な法律知識を学んだうえで、司法、行政、企業という三つのコースから専門分野を深める構成として説明されています。自分の関心がどの分野に近いかを調べると、入学後の計画を書きやすくなります。ただし、職業名だけを並べても、学びたい内容の説明にはなりません。

法律家や公務員を目指す場合も、「資格が取れそうだから」という理由だけにしないようにします。大学でどのような考え方を身に付け、どんな問題を理解したいのかを示しましょう。資格取得や就職が入学によって自動的に実現するような書き方は避けます。

地域創生学科では、地域の困りごとを仕組みから考えます

地域創生学科は、安全で安心して暮らせる地域や、魅力ある地域づくりへの関心を重視しています。公式方針では、法律の基礎を学びながら、地域デザインと地域安全に関する科目を学ぶ方向を示しています。地域が好きという気持ちから、どの問題をどう考えたいのかへ進むことが大切です。

例えば、地域行事への参加者が少ないという課題なら、宣伝不足と決めつける前に、開催時間、交通手段、参加費、年齢層、参加しない人の事情などを考えます。「もっと知らせる」という提案だけでは、知らせても参加できない人の問題が残るかもしれません。地域の中に異なる立場があることに目を向けます。

地域活動の経験がある方は、実際に見聞きしたことと、自分が推測したことを分けてください。「高齢者は全員困っていました」と広げるより、「参加した場で、移動の負担を話す人がいました」と、観察した範囲を正確に書きます。そのうえで、ほかの人にも当てはまるか調べたいとつなげます。

法学科と地域創生学科は、関心のある問題が重なる場合もあります。大切なのは、どちらの学科なら自分の問いをどう深められるかです。法学部の公式方針と学科紹介を読み、現在の関心、必要な知識、学びたい内容を対応させて比較しましょう。

法学科を調べる視点

社会問題について、当事者の権利やルール、判断の根拠をどのように学ぶかを考えます。

地域創生学科を調べる視点

地域の生活や安全、地域づくりに必要な仕組みを、誰の立場から考えるか整理します。

両学科で共通する準備

情報を集め、異なる見方を確かめ、理由を添えて自分の意見を説明します。

学部紹介の言葉を写すだけでは、本人の理由が伝わりません

「公平で公正な判断力を身に付けたい」という方向は学部の説明とつながります。ただし、その表現だけでは、なぜ自分にその力が必要なのかが分かりません。実際に判断に迷った場面や、調べても答えが一つに決まらなかった問題を思い出し、学びたい理由を説明します。

例えば、活動中に人手が足りず、役割の分け方に迷った経験があれば、誰に負担が集中したか、どんな分け方を検討したか、相手の希望を聞けていたかを振り返ります。経験をそのまま法律の専門知識へ結び付ける必要はありません。今は理解できていない点を、大学で学びたい課題として示せます。

学科を選ぶ時点で将来の職業が完全に決まっている必要がある、と本文から決めつけないでください。一方で、何も調べず「大学で考えます」と終えるのも準備不足です。今関心があること、判断するために学びたいこと、現在取り組んでいる学習を分けて伝えましょう。

共通の出願資格と専願・併願の約束を先に確認します

法学部の表に評定の下限がなくても、調査書は評価されます

2027年度要項の法学部の表では、全体の学習成績の状況について、特定の数値を下限にする条件は示されていません。ただし、すべての部門で調査書と事前課題を含む書類審査が行われます。「評定条件が書かれていないから、学校の成績は見られません」という理解は誤りです。

学校の学習は、出願するためだけのものでもありません。基礎学力評価型の教科試験、課題型の読解や文章表現、探究や社会活動の説明を支える力になります。例えば、国語で文章の理由と結論を区別する練習は、小論文だけでなく活動の振り返りにもつながります。

現在の成績を確認するときは、得意教科だけを見るのではなく、提出物や定期試験を含めて学習の状況を振り返ります。「評定を上げる」と大きく決めるより、数学の基本問題を解き直す、授業で理解できなかった点を質問するなど、毎週実行できる行動へ直しましょう。

出願資格の確認と合格への準備は分けて考えます。資格を満たすことは選考を受ける前提であり、十分な評価を得ることを保証しません。要項で公表されていない書類審査の細かな点数配分や合格最低点を、自分に都合よく想像して計画を立てないことも大切です。

卒業見込み以外の経歴は、証明方法も確認します

共通の出願資格には、高等学校等の卒業者や2027年3月卒業見込みの者のほか、外国の教育課程、高等学校卒業程度認定試験などに関する区分があります。自分の学歴がどれに該当するかを先に確認し、その区分に応じた証明書を準備します。

例えば、海外の学校で学んだ方は、日本の高校の調査書と同じ書類を用意するとは限りません。成績証明書と卒業・修了に関する証明書の両方が必要になる区分があります。日本語や英語以外の書類には、翻訳と内容が原本と同じであることの証明が求められるため、早めに手配します。

外国人留学生には追加の提出書類があります。筆記試験を伴わない資格型、探究評価型、社会活動評価型では、日本語能力試験N2以上の所定の証明書原本、または指定回の日本留学試験の受験票のコピーが必要です。在留資格等を確認する住民票についても、要項の発行時期と記載事項を確認してください。

個別の入学資格審査が必要な区分は、出願開始の4週間前までに大学へ申し出る案内です。受験上の配慮が必要な場合にも、同じく早期の相談が案内されています。通常の出願締切だけを見ていると、事前の手続期限を過ぎるおそれがあります。

自分で判断できないときは、要項の該当箇所と、自分の経歴や用意できる書類をまとめて大学へ確認します。「出願できますか」だけでは状況が伝わりません。どの区分か、どの書類が発行できるか、どこが不明なのかを分けて問い合わせると、回答を受けて次の作業を決めやすくなります。

資格の確認

学歴などの共通資格と、選ぶ部門固有の条件を別々に確認します。

成績の確認

数値の足切りがなくても、調査書は書類審査の対象です。日々の学習を続けます。

事前相談の確認

個別資格審査や受験上の配慮は、通常の出願期間より前に必要な手続を確認します。

専願は、合格後の入学を前提に選びます

専願は、合格後の入学を前提に選びますに向けて準備する高校生

課題型、資格型、探究評価型、社会活動評価型は専願方式です。合格した場合の入学を前提に出願するため、「とりあえず合格を確保してから考えます」という使い方をしないでください。学科で学ぶ内容、通学、費用、家族との相談も出願前に進めます。

基礎学力評価型の併願方式は、他大学との併願が可能です。また、法学部は学部・学科間併願の対象に含まれます。ただし、どの部門でも自由に複数出願できるという意味ではありません。学内併願の対象や組み合わせは、その年の要項と出願画面で確かめます。

例えば、法学科と地域創生学科の両方を検討する場合、学内併願の条件に加え、それぞれで学びたい内容を比較します。出願できるからすべて選ぶのではなく、どの学科に進む場合も自分の学びを説明できる状態にします。納入期限まで含めた予定表を作り、合格後の判断を先送りしないようにしましょう。

9月は消印有効、11月は必着です。出願の三段階を管理します

募集月ごとの日程を、時刻も含めて確認します

9月募集の出願登録は、2026年9月8日9時から9月18日17時までです。書類は9月18日消印有効、試験日は10月18日、合格発表は11月2日10時です。受験票のダウンロード開始は9月30日10時です。資格型は受験票が発行されず、受験番号を確認する扱いになります。

11月募集の出願登録は、2026年11月2日9時から11月17日17時までです。書類は11月17日必着、試験日は12月13日、合格発表は12月23日10時です。受験票のダウンロード開始は11月26日10時で、資格型は同時刻から受験番号を確認します。

二つの募集で特に違うのが、書類の締切の考え方です。9月の「消印有効」を11月にも当てはめてはいけません。11月は大学へ到着していることが必要です。例えば、最終日にWeb登録と支払いを済ませてから郵送しても、書類の到着期限に対応できない可能性があります。

9月募集

登録は9月8日9時~18日17時、書類は18日消印有効です。試験10月18日、発表11月2日10時です。

11月募集

登録は11月2日9時~17日17時、書類は17日必着です。試験12月13日、発表12月23日10時です。

資格型の注意

試験会場への来場は不要ですが、出願書類や受験番号、合否の確認は必要です。

Web登録、検定料の納入、書類の郵送をそろえます

Web出願で情報を入力しただけでは、出願は完了しません。大学は、出願登録、入学検定料の納入、出願書類の郵送という三つの作業を案内しています。それぞれ終わった日を記録すると、登録はできたのに書類が未発送という見落としを防ぎやすくなります。

入学検定料は35,000円で、別に1回の出願につき1,000円の手数料がかかります。基礎学力評価型の学部・学科間併願は第3志望まで検定料が定額で、第4志望以降は追加の扱いがあります。金額だけでなく、支払い前に志望学科や部門、募集月を確認します。

入力内容を確認するときは、本人の氏名や住所だけではなく、選抜部門を声に出して読みます。例えば、同じ法学部でも課題型と社会活動評価型では提出する追加書類が異なります。支払い後の変更を当てにして進めず、要項と画面を一項目ずつ照らし合わせてください。

受験ポータルサイトUCAROは、出願、受験票や受験番号の確認、合否、入学手続に使用します。本人がログインでき、大学からの案内を確認できるようにしておきます。家族が支払いなどを手伝う場合も、誰がどこまで終えたかを本人と共有することが大切です。

学校や主催団体への依頼日は、大学の締切より前に置きます

調査書は学校が発行し、社会活動実績証明書は主催団体の確認が必要です。どちらも、受験生が書類を必要としたその日に完成するとは限りません。大学の締切から逆算して、依頼日、受け取り日、確認日、発送日を分けて予定を作ります。

例えば、11月の出願を考えるなら、まず学校に調査書の申請方法や発行日数を確認します。社会活動型では、担当者に指定様式と活動記録を渡し、記載してもらう部分を確認します。休業日や担当者の不在を考えず、締切直前に依頼することは避けましょう。

発送前には、自分が作成した事前課題や活動関係書類の控えを残します。学校が厳封した調査書は開封しません。大学の指定する封筒やラベルを用意し、郵便局窓口で簡易書留速達の手続を行います。発送した証拠と、大学に届いたことの確認は区別して管理します。

出願条件と準備の優先順位を早めに確認したい方へ

受験相談では、今の学年や活動状況から、最初に確認する条件と今週始める準備を整理できます。

  • 出願できる方式と未確認の条件
  • 評定・活動・書類のうち先に動く項目
  • 志望学部に合わせた準備の順番

基礎学力評価型は、2教科と400字の課題を両方仕上げます

両月とも書類100点、2教科100点で選考します

両月とも書類100点、2教科100点で選考しますに向けて準備する高校生

法学部の基礎学力評価型は、9月と11月の両方で実施される併願方式です。書類審査100点と基礎力テスト100点の計200点で、基礎力テストは英語50点、国語50点、数学50点から試験当日に2教科を選びます。法学部のこの部門には、面接は示されていません。

試験時間は10時から11時までの60分です。2教科を合わせて取り組むため、1教科だけに時間を使い切らない練習が必要です。「当日選べる」という案内は、何も準備せず問題を見て決めることを勧める意味ではありません。事前の演習で、どの教科が安定して解けるかを確かめておきます。

必要書類は、共通の出願資格を証明する書類と、併願方式用の事前課題が中心です。事前課題は様式2を使い、大学入学後に取り組みたいことを400字以内で書きます。複数学科を併願する場合も1部のみという指定のため、学びたい内容に一貫性を持たせることが大切です。

9月は横浜と全国12会場、11月は横浜会場の案内です。すべての部門が全国会場で受験できるわけではありません。社会活動評価型や課題型と同じ会場だと思い込まず、受験票で自分に指定された場所を確かめます。学部の普段のキャンパスと受験会場も、別々に確認してください。

受験教科は、得意という印象より演習結果で選びます

教科を比べる際には、同じくらいの難しさの基本問題を使い、時間と正答の理由を記録します。例えば、英語は知っている単語が多くても会話の流れを読むのに時間がかかるかもしれません。数学は苦手だと思っていても、教科書の例題を自力で解ける単元が多い場合があります。

一度の演習だけで選ばず、複数回の結果を確認します。点数の高さに加えて、時間内に終えられるか、問題の種類が変わっても対応できるかを見ます。問題集の答えを覚えただけで高得点になることを避けるため、似た別の問題でも確かめましょう。

2教科の組み合わせを決めたら、続けて解く練習をします。各教科30分から試す方法はありますが、大学が教科別30分と指定しているわけではありません。自分の記録に応じて配分を調整し、見直しに必要な時間も考えます。苦手な1問を解くことだけが試験全体の目的にならないようにします。

教科選びの記録

正答数、かかった時間、止まった理由を同じ用紙に残します。

復習の順番

知識不足、読み違い、計算や手順の誤りを分け、必要な教材へ戻ります。

本番に近い練習

2教科を60分で続けて解き、教科の切り替えと解答欄の確認も行います。

書類100点を、筆記の付け足しと考えません

基礎力テストの勉強が進んでいても、事前課題に大学で取り組みたいことが書けていなければ、書類の準備は残っています。配点上、書類と2教科は同じ100点です。詳しい採点内訳は公表されていませんが、書類を形だけ埋めればよいという判断はできません。

例えば、「法律を勉強したいです」から始める場合、どの問題に関心があり、どんなことを理解したいのかを具体化します。地域の安全に関心があるなら、住民、行政、企業などがどのように役割を分担するかを学びたいという方向も考えられます。自分が本当に関心を持つ内容を選びましょう。

書類と筆記の準備は順番待ちにしません。平日は教科の基礎学習を続け、週末に400字の下書きを見直すなど、両方を動かす予定にします。提出直前に初めて志望する学科の内容を調べる状態を避けることが、落ち着いて準備を進めるための第一歩です。

英語・国語・数学は、解答の理由を言える基礎学習へ戻ります

英語は、語彙や文法を文脈の中で使います

公式の英語出題方針では、語彙や文法などの知識に加え、前後の文脈や場面を理解し、適切な表現を判断する力を示しています。単語帳の訳を言えるだけでなく、文章や会話の中でその意味を選べるように練習します。出題範囲は英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰです。

例えば、会話の空欄を選ぶ練習では、直前の文だけでなく、後の返事まで読みます。相手が場所を尋ねているのか、理由を尋ねているのか、お願いをしているのかを整理します。文法的に正しい表現でも、質問への答えとして自然とは限りません。

文法の復習では、主語と動詞、時を表す語、前後のつながりを確認します。間違えた答えを消して正解だけ書くのではなく、どこを読み落としたかを短く残しましょう。「時を表す語を見ずに選んだ」と記録すれば、次に見る場所が明確になります。

文章を読む際は、段落ごとの役割を一言で書きます。話題の説明、例、反対の考え、結論などを区別すると、一文だけから判断する失敗を減らせます。分からない単語は前後から推測した後、復習時に意味を確認し、推測と正しい意味を混同しないようにします。

国語は、感想ではなく本文の根拠で選びます

国語の出題方針では、漢字や語句、論理的な文章と文学的な文章の読解を扱います。古文や漢文は単体での出題をしないと案内されています。説明的な文章ばかり解いて終わらず、文学的な文章でも、発言や行動を根拠に読み取る練習を行いましょう。

例えば、筆者の意見を選ぶ問題では、自分が賛成する考えを選ぶのではありません。本文のどこに根拠があるかを探し、選択肢の主語、理由、程度が一致しているか確認します。「一部の人」を「すべての人」に広げた説明は、似ていても内容が変わります。

文章を読み終えたら、何が問題で、筆者はどう考えているかを短くまとめます。具体例を全部残すより、主張と理由を優先します。要約ができない場合は、内容を理解したつもりで、出来事だけを追っていないかを見直します。

文学的な文章では、登場人物の気持ちを自由に想像するだけで答えを決めません。誰の視点か、何が起きた前後で態度が変わったかを確認します。過去の回想と現在の場面が切り替わる場合も、いつの出来事なのかを整理すると、判断が安定しやすくなります。

英語の復習

単語、文法、会話の流れをつなぎ、選択肢を選んだ理由を説明します。

国語の復習

本文の主張と例を分け、答えを支える箇所を見つけます。

数学の復習

途中式を残し、条件の整理から答えの確認まで自力で進めます。

数学は、公式を選ぶ理由と途中式を確かめます

数学の範囲は数学Ⅰ・数学Aで、公式方針は合計2題の大問を示しています。数と式、集合と論証、二次関数、図形と計量、データの分析、場合の数と確率、図形の性質、整数の性質などを含む数学と人間の活動が挙げられています。得意な単元だけに範囲を狭めないでください。

最初は教科書の例題を、解説を閉じて解き直します。例えば、二次関数の最大・最小なら、頂点と指定された範囲の位置関係を図にします。答えの公式だけを覚えるより、どの点の値を比べる必要があるかを説明できることが重要です。

確率では、何を一つの場合として数えるかを先に決めます。順番を区別するか、同じものとして扱うかを確かめ、重なりや数え落としを確認します。少ない個数で具体的に並べてから公式と比べると、計算の意味を理解しやすくなります。

2027年度の基礎力テスト出題方針と教材の範囲を照らし、未確認の単元を一覧にします。ここで紹介する練習は対策の提案であり、実際に出る問題の予告ではありません。解けなかった理由に応じて戻る学習を選びましょう。

基礎力テストは、誤答の原因と教科の選び方を分担して確認します

自分でできること

公式範囲と学校の教材を照らし、2教科を続けて解いて、正答・時間・迷った理由を記録します。答えを見れば分かる状態では、自力で使えるか判断できません。似た問題で同じ誤りが続く単元を、途中式や選択理由とともに先生へ持参します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、未理解の単元の説明や教材の選び方、解答の根拠を確認してもらえます。ただし、授業の理解確認だけでは、2教科の時間配分や書類作成との両立まで決まりません。基本問題が解けても通し練習で未完答が続くなら、準備全体の配分を見直します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、時間を測った答案を使い、教科の組み合わせ、解く順番、400字の課題と教科学習の配分を相談します。本人は好きな教科へ時間を寄せやすいため、複数回の記録で判断する視点が役立ちます。予想合格点に頼らず、次回の演習で何を変えるかまで具体化します。

課題型の小論文は、60分で問いに答える練習を積み重ねます

9月・11月とも専願で、面接はありません

法学部の課題型は、9月と11月の両方で実施される小論文の部門です。書類審査100点、小論文100点の計200点で、面接は示されていません。試験時間は10時から11時までの60分、会場は横浜・関内キャンパスです。必要書類は共通の証明書と、専願方式用の事前課題が中心になります。

専願用の事前課題は、学科の方針や入学後の学修計画を踏まえた志望理由を400字以内で記入します。小論文があるから書類は短く済ませてよい、ということではありません。学科で何を学びたいかを説明する書類と、その場で文章を読み考える試験を並行して準備します。

小論文では、試験当日に示されるテーマや文章に対して論述することが案内されています。今回確認した募集要項には、法学部の小論文の具体的な設問や字数は示されていません。練習で用いる字数や題材は学習用として設定し、大学が指定した条件と混同しないようにします。

例えば、過去問題や大学の案内で確認できた形式があれば、それに合わせて練習します。ただし、前年と同じテーマが出ると思い込むことは避けます。暗記した文章を当てはめるより、初めて読む問いに対して、何を答えるべきかを整理する力を育てます。

設問の動詞に注目すると、書く内容を間違えにくくなります

小論文の最初の作業は、思いついた意見を書くことではありません。何について、どの範囲で、どんな形で答えるよう求められているかを確認します。「説明する」「比較する」「理由を述べる」「自分の考えを書く」では、必要な内容が異なります。

例えば、筆者の主張を説明する問いに対して、自分の賛否ばかり書いても答えになりません。自分の意見を求められた場合も、本文の内容を取り違えていれば、議論の出発点がずれます。問いと本文を読み分け、本文の要点と自分の意見を別々にメモします。

書き始める前には、結論、理由、具体例、考えられる別の見方、結論の言い直しという順で短いメモを作る方法があります。必ずこの形でなければならないという試験上の規則ではありません。考えが途中で変わり、最後まで書けなくなることを防ぐための練習です。

文章の中では、一段落に一つの役割を持たせます。理由を説明する段落に新しい結論を何個も入れず、何を支える説明なのかが分かるようにします。読み返したときに、各段落の最初の一文だけで議論の流れがつかめるかを確かめましょう。

読む段階

設問で求められた作業と、本文の主張・理由を分けます。

考える段階

自分の結論を決め、根拠や別の見方を短くメモします。

書く段階

段落の役割を決め、問いへの答えが最後までぶれないようにします。

賛否を述べた後に、誰への影響かを説明します

法学部を志望する方の練習では、ある提案に賛成か反対かだけでなく、その判断が誰にどう影響するかを考えると説明が深まります。例えば、公共施設の利用時間を延ばす提案なら、利用者の便利さだけでなく、運営する人の負担や費用、安全面も検討できます。

反対の考えを挙げるときは、弱い意見をわざと作って否定しないようにします。「反対する人は何も考えていません」と書くのではなく、その人が何を守ろうとしているのかを理解します。そのうえで、条件を設ける、実施範囲を限る、負担を分けるなどの方法を考えます。

法律の条文を知らない問題で、適当な法律名や制度を作って説明する必要はありません。確認できる事実と、自分の考えを分けて書きます。専門知識を多く見せるより、問いに対して理由のある判断を示すことを優先しましょう。

練習後は、先生や第三者に「問いに答えているか」「理由が結論を支えているか」「具体例から言える範囲を超えていないか」を見てもらいます。「文章がきれいです」という感想だけでは、次の改善点が決まりません。どの文をどう直すかまで具体化します。

落とし穴は、時間を測らず書けたことで安心することです

時間をかければ書ける文章と、60分の試験で完成できる文章は違います。最初は時間を区切らず考え方を練習しても構いませんが、その後は読む、構成を作る、書く、見直すという全体を60分で試します。途中で資料や解説を確認せず、終わってから振り返ります。

例えば、構成づくりに時間をかけすぎて最後の段落が書けない場合、理由を増やしすぎていないか確認します。書く速度だけの問題と決めつけず、中心の結論が決まるまで何度も迷っていないかも見ます。時間の使い方は、書いた量と迷った場所の両方から調整します。

見直しでは、誤字だけでなく、問いへの答えがあるか、否定や条件を読み落としていないかを確認します。すべてを最初から書き直す時間ではありません。自分が繰り返し間違える項目を少数に絞っておくと、残り時間を使いやすくなります。

小論文は、読み違い・文章のつながり・判断の根拠を分けて直します

自分でできること

設問の指示、本文の主張、自分の意見を別々にメモし、60分で答案を完成させます。一人では、知っている内容を補って読み、説明不足を見逃しがちです。問いに答えた文と根拠の文を指せないときは、設問と答案をセットで先生へ渡します。

学校の先生に頼めること

先生には、本文の読み取り、誤字、段落のつながり、主張と理由の対応を確認してもらえます。ただし、文章が読みやすくなっても、異なる立場への影響を検討できているかは別の課題です。同じ指摘が続くときは、過去の答案と書き直しを並べて原因を相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、公式の求める力を踏まえ、結論を支える根拠の不足や反対意見の扱いを具体的に指摘してもらいます。自分の賛否に思い入れがあると、都合のよい例だけを選びやすいためです。添削例を暗記せず、別の設問でも同じ改善ができるかを確かめます。

資格型は、英語資格の有効期間と得点換算を先に確かめます

9月・11月とも専願で、試験会場に行かない部門です

法学部の資格型は、書類審査100点と資格取得証明書100点の計200点です。9月と11月の両方で実施する専願方式で、当日に筆記試験や面接を受ける部門ではありません。受験票は発行されず、UCAROで受験番号を確認します。来場不要でも、出願や合否確認が不要になるわけではありません。

必要書類は、共通の証明書、専願方式用の事前課題に加え、資格取得証明書と様式3の資格等取得一覧です。資格取得証明書はコピーが認められていますが、英語資格はスコアを確認できる書類が必要です。単に試験名や合格級を書いた自己申告では、証明書の代わりになりません。

法学部で対象になるのは、要項で定める英語資格・検定試験です。ほかの学部の表に簿記や情報資格があるからといって、法学部でも同じように得点化されるわけではありません。必ず法学部の注記から、全学部共通の英語資格一覧へ進んで確認します。

合格級だけでなく、4技能のスコアと取得日を見ます

2027年度の英語資格は、2025年4月以降に取得した4技能を対象とするものが有効です。取得の基準日は合格発表日と案内されています。以前に取った級を持っていても、今回の有効期間に入るかは別の確認です。受験日と合格発表日を取り違えないようにします。

得点換算は、英語力の段階を示すCEFRでA2が60点、B1が80点、B2以上が100点です。証明書の試験名、受験した級、4技能のスコアを、要項の該当する行に合わせます。対象基準を満たさない資格は得点化されないため、「何か資格があれば100点」と考えてはいけません。

例えば、実用英語技能検定は、受験級とスコア範囲の組み合わせで段階を確認します。大学は対象スコアを満たせば級に不合格でも出願可能と案内しています。一方で、級ごとの対象範囲を超えたスコアは、その級の上限で判定する注意書きもあります。級名だけで判断せず、一覧を使いましょう。

実用英語技能検定の2級では、4技能のスコア1728〜1949がA2、1950〜2299がB1の範囲です。準1級では1980〜2299がB1、2300〜2599がB2です。同じ数値だけを見るのではなく、受験した級の行と合わせて確認することが大切です。

TOEFL iBTは受験時期によって対象となるスコア表記が異なり、MyBestスコアを使用しないという指定があります。TOEICは公式のスコア、GTECはアセスメント版を除くなどの条件もあります。名称が似ている別の受検方式を、そのまま使用できると思い込まないことが重要です。

資格の種類

法学部で対象となる英語資格を、要項の一覧で確認します。

有効期間と証明

2025年4月以降という基準と、4技能のスコアを証明できる書類を確認します。

得点換算

A2は60点、B1は80点、B2以上は100点です。各試験の該当行を照らし合わせます。

資格の得点が分かっても、合格判定には置き換えません

資格換算で100点に該当していても、それだけで合格が決まるわけではありません。書類審査も100点あり、大学は記載の得点を踏まえて総合的に判定します。公表されていない書類点を予想して、「この級なら必ず合格する」と結論づけないでください。

例えば、英語の学習を継続してきたことは、志望理由を考える材料になります。ただし、英語が得意という説明だけで400字を使い切ると、なぜ法学科や地域創生学科で学びたいのかが見えなくなります。語学を学んで生まれた関心や、大学でさらに考えたい問題と結び付けます。

資格の再受験を考える場合は、試験日だけでなく結果発表日と証明書を用意できる時期を調べます。出願に間に合うことを確認せず、新しい試験へ申し込む計画にはしません。現在使える資格と、次年度以降の準備として伸ばす英語力を分けて考えることが大切です。

面接がないから説明する練習が無意味ということでもありません。自分の志望理由を口頭で話すと、文章に抜けている理由に気付きやすくなります。提出前に「なぜその学科なのか」「大学で何を学びたいのか」を短く説明してから、書類に戻って確かめましょう。

資格型は、証明書の確認と書類の内容を別々に点検します

自分でできること

資格証明書を手元に置き、試験名、受験級、4技能のスコア、取得日を要項と照らします。換算できる点数と、書類審査の評価は別です。証明書の種類や記載事項に不明点があれば、まず学校や発行元に確認し、制度上の扱いは大学へ問い合わせます。

学校の先生に頼めること

先生には、学校で受検した資格の記録、調査書の発行、事前課題の事実や表現を確認してもらえます。ただし、高校や指導者が大学に代わって資格の有効性を確定することはできません。確認済みの資格点があっても志望理由がまとまらないときは、文章の構成を別に相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、資格取得の経験を法学部での学びへどうつなぐか、400字で資格紹介に偏っていないかを確認してもらいます。本人には努力の説明と学修目的の説明を分けにくいことがあるためです。対象資格の例外適用や合格保証は求めず、不明な条件は大学の回答で確定します。

探究評価型は9月のみです。報告書と発表の根拠をそろえます

書類100点と発表・口頭試問100点を、同じ活動でつなぎます

2027年度の法学部の探究評価型は、9月募集の専願方式です。書類審査には調査書、事前課題、探究学習報告書が含まれ、100点です。プレゼンテーションと口頭試問が100点で、合計200点になります。独立した面接100点を追加して計算する制度ではありません。

取り上げるのは、これまで行った探究学習の活動一つです。高校の正課や課外活動だけでなく、学校外で個人的・自主的に取り組んだ活動や参加した活動も扱えると案内されています。学校の授業名が付いている活動しか使えない、という条件ではありません。

例えば、身近な地域の課題について資料を比較し、理由を考え、調査を重ねた経験を振り返る際には、テーマの大きさより、自分がどのような問いを立てたかを明確にします。「地域について調べました」では広いため、何が分からず、どの資料で確かめたのかを絞り込みます。

出願日程は9月募集に従い、追加書類として探究学習報告書を提出します。2026年10月18日時点で、今回の出願は終了しています。次年度以降にこの部門を検討する方は、今回の条件をそのまま固定せず、実施月や様式を受験年度に再確認してください。

報告書は、A4片面5ページ以内で根拠を示します

2027年度法学部の探究評価型実施要領では、指定書式を使い、全体をA4片面5ページ以内に収めるよう案内しています。手書きでも文書作成ソフトでも構いません。パソコンで作成する場合、文字の大きさや行間を指定書式から変えないことが求められます。

図表や画像は使用できますが、審査する人が内容を確認できる大きさが必要です。例えば、調査結果の表を小さく詰め込みすぎると、数字を示していても何を比較したか伝わりません。本文で説明する内容に必要な図を選び、項目名や出典、対象の範囲を明確にします。

文献や資料を使う場合は、どの記述がどの資料に基づくかが分かるようにします。最後に参考資料の名前を並べるだけでは、本文との関係が曖昧になることがあります。数字を用いた文や、他者の考えを紹介した文の近くに、出典を確かめる手掛かりを置きましょう。

大学は、根拠の不明確な匿名の投稿などへの言及を控えるよう案内しています。検索の上位にあったという理由だけで使うのではなく、発信者、調査対象、日付、調べ方を確かめます。自分の主張に合う情報だけを選ばず、違う結果を示す資料も検討する姿勢が大切です。

問いと方法

何を知りたかったか、そのために何を調べたかを対応させます。

結果と限界

分かったことと、調べた範囲では分からないことを分けます。

大学での学び

活動を通じて生まれた疑問を、学科で深めたい内容へつなげます。

探究報告書は、活動の記録から根拠のある考察へ進めます

自分でできること

問い、調査方法、資料の出典、結果、自分の担当を一覧にし、指定書式で下書きします。集めた資料が多くても、問いに答える資料とは限りません。数字の出典や共同作業の分担を確かめられない箇所を、探究を担当した先生へ相談します。

学校の先生に頼めること

先生には、学校での探究の過程、共同作業の担当、資料の扱い、報告書の基本的な構成を確認してもらえます。ただし、活動をよく知る相手には背景説明の不足が見えにくい場合があります。初見の人が問いと結果の関係を読み取れないなら、構成の点検を依頼します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、公式の課題発見力や情報収集・分析の視点に照らし、方法から結果を導く説明と、法学部で学ぶ理由を点検してもらいます。本人は苦労した作業をすべて残しがちです。残す根拠と削る経緯を区別し、調査していない内容を足さずに本人が書き直します。

発表10分以内と口頭試問15分は、別々に練習します

発表は10分以内で、終了後に口頭試問を15分間行う指定です。発表だけ上手に読み切れても、なぜその方法を選んだのかを説明できなければ準備は残っています。発表練習と、他者から質問を受ける練習を分けて行いましょう。

発表の流れは、問い、調べた理由、方法、結果、考察、今後の学びの順に組み立てる方法があります。これは練習の提案です。例えば、背景説明が長くなりすぎる場合には、聞き手が結果を理解するために必要な情報だけに絞り、自分が行った作業や考えを説明する時間を確保します。

口頭試問の練習では、「その資料を選んだ理由」「別の説明は考えられるか」「調査対象を変えると結果は変わるか」といった観点で問い返してもらいます。実際の質問の予告ではありません。報告書に書いた判断を、根拠から説明するための確認です。

分からない質問に対して、事実を作って答える必要はありません。「調べた範囲では確認できていません」と範囲を示し、確かめるには何が必要かを考えます。弱点を隠すより、どこまで分かっていて何が課題かを整理することが、探究の説明を正確にします。

当日の資料には、使えないものがあります

当日は提出したものと同じ内容の探究学習報告書1部と、発表資料を保存したUSBを持参します。USBはタイプA対応で、発表で使うファイルだけを保存し、ファイル名を「KGU2027 探究」とする指定です。提出後に報告書の内容を勝手に差し替えないようにします。

大学が用意するパソコンと映写設備を使い、受験生自身が資料を操作します。インターネット接続はなく、読み上げ原稿や自分のパソコン、タブレット、スマートフォンは持ち込めません。発表者ツールも使えないため、画面のメモに頼る練習だけでは本番に対応できません。

例えば、動画や画像が外部の保存先にあると、ネット接続がない環境では表示できないことがあります。必要なデータを事前に保存し、指定環境で見られる形式かを確認します。大学はWindows 11とMicrosoft Office 2024の使用を案内しています。ファイルを移しただけで安心せず、開いて表示を確認しましょう。

探究の発表と口頭試問は、説明の順番と追加質問を分けて練習します

自分でできること

提出報告書とスライドを照合し、時間を測って発表を録音します。読み上げ原稿に頼らず説明し、資料の出典を示せるか確認します。同じ順番で話す練習だけでは追加質問への対応が分からないため、先生に説明を聞いて質問してもらいます。

学校の先生に頼めること

先生には、声や時間、図の読みやすさ、研究内容の説明を確認してもらえます。ただし、研究過程を知る先生には省いた前提が伝わってしまう場合があります。「なぜその方法か」に答えると話が止まるなら、初めて内容を聞く相手にも根拠を尋ねてもらいます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、報告書を基に方法の選択、別の解釈、調査の限界を尋ねる口頭試問の練習を依頼します。発表の流暢さだけでは判断の理由を確認できないためです。答えにくかった問いを、調べ直す内容と説明を直す内容に分け、次の練習で改善を確認します。

総合型選抜(9月募集/11月募集)【社会活動評価型】は、活動の条件と証明が出発点です

日数と時間は、一つの活動ごとに両方を満たします

社会活動評価型は、法学科と地域創生学科の9月・11月募集にある専願方式です。書類審査100点、社会活動実績証明書100点、面接100点の計300点で選考します。社会活動をしたという事実だけでなく、主催団体が確認する証明書を準備する必要があります。

活動は満15歳以降に参加したものが対象で、15歳未満から始めていた活動も含みます。また、一つの活動について、3日間以上かつ18時間以上という継続性の条件があります。「3日間か18時間のどちらか」ではなく、両方を満たすことが必要です。

例えば、3日間参加しても合計12時間なら、時間の条件を満たしません。18時間活動しても2日間であれば、日数の条件を満たしません。これは条件の読み方を示す例で、合否の判定例ではありません。参加した日と時間を、主催団体が確認できる記録で確かめます。

別々の活動の日数や時間を足して、一つの活動の条件を満たしたように扱わないことも重要です。活動の単位が分かりにくい場合は、事業や企画の名称、主催団体、実施内容をまとめ、大学へ確認する項目を整理します。自分だけの解釈でまとめて提出しないようにしましょう。

アルバイトと、参加者自身の大会運営は対象外です

大学は、アルバイトとしての活動を対象外としています。また、本人が参加者の一員として参加する大会などの催事で、運営スタッフとして行った活動も対象外です。時間や日数が十分でも、この除外条件に該当すれば、対象活動としてそのまま使えるとはいえません。

例えば、自分が競技者として出場する大会で運営を手伝ったことと、地域の公益的な活動として運営に参加したことは、同じ説明にまとめないようにします。活動名だけでは判断しにくい場合、本人の立場、主催者、何を担当したかを整理して確認します。

一方、主催団体の範囲は自治体やNPO法人に限られません。公式案内は、公益的な社会活動を主催する団体として、学校、大学、企業、商工会議所、各種団体なども挙げています。「学校が関わる活動だから対象外」と、団体名だけで決めつけることも避けてください。

対象となる活動の説明は、社会活動評価型の公式案内で確認します。活動例に名前が似ていることと、個別の参加条件を満たすことは別です。主催団体、活動内容、日程、時間、本人の役割を一組として確認しましょう。

活動単位の確認

一つの活動ごとに、3日間以上かつ18時間以上かを確認します。

対象外の確認

アルバイトや、本人も参加する大会等での運営スタッフ活動を混同しません。

証明の確認

主催団体が、参加日程や時間、活動内容を確認できるかを確かめます。

活動の種類より、自分の関わり方を明確にします

公式案内は、住民や団体の支援、自然環境、法や社会の仕組み、文化芸術、地域スポーツ、地域行事、政策やビジネスの提案、社会調査など、幅広い活動を例示しています。法律に直接関係する名前の活動だけが対象という案内ではありません。

ただし、名前が立派な活動に参加したことだけで、本人の力が伝わるとは限りません。例えば、地域行事に参加したなら、受付、案内、準備、記録など、自分が担当した作業を具体的にします。チーム全体が達成したことと、自分が実際に行ったことを分けて説明します。

活動中に特別な役職がなかった場合も、相手の困りごとを聞いた、分かりにくい説明を直した、ほかの人と担当を相談したなど、自分の行動を振り返れます。ただし、行っていない提案や改善を付け加えてはいけません。出来事を大きくするより、判断と行動を詳しくすることを優先します。

活動を探す段階の高1・高2の方は、条件を満たす時間だけを取りに行くのではなく、継続して関われる課題や主催団体を調べましょう。参加前に内容や安全面、学校の予定を確認し、参加後は気付いたことを記録します。活動先の人に受験のための成果づくりを押し付けない姿勢も大切です。

社会活動実績証明書は、主催団体へ七つの項目を伝えて依頼します

自分で書いた活動紹介だけでは、証明になりません

社会活動評価型では、主催団体による証明が必要です。大学の指定様式を使うほか、必要な七つの項目が記載されていれば、主催団体の任意様式も認められています。通常の参加証が一枚あるだけで十分かどうかは、その内容を確かめて判断します。

必要な項目は、氏名と生年月日、活動名称、活動日数・時間と日程、活動場所、活動概要、主催団体による所見、主催者代表者名や署名・押印等です。単なる出席回数の証明と、入試で求められる証明書は同じとは限りません。指定様式と現在持っている資料を照らし合わせます。

例えば、修了証に名前と活動名だけが載っている場合、日数や時間が分からないかもしれません。所見は主催団体が発行した参加証や修了証等で代替できるとされていますが、そのことが七項目すべての省略を意味するわけではありません。どの項目を何で確認できるかを整理してください。

複数の対象活動を提出する場合は、一件ごとに証明書を用意します。一枚に別の活動をまとめて、日数や時間の条件が満たせるように見せる書き方はしません。活動ごとの主催者が異なるなら、それぞれに確認を依頼する必要があります。

依頼時には、確認できる記録を添えて渡します

主催団体にお願いするときは、大学名と部門、提出期限だけでなく、参加した日程や担当内容の記録も渡すと確認しやすくなります。「良い評価を書いてください」と頼むのではなく、実際の活動を正確に証明してもらうための依頼にします。

例えば、活動日誌、参加案内、当日の連絡、修了証などが手元にある場合、日付や時間を確かめる材料として整理します。休憩や移動を活動時間に含めてよいかなど判断が必要な事項は、本人が都合よく加算せず、主催団体や大学に確認します。

依頼する相手が窓口担当者の場合、代表者の確認や署名までに時間がかかる可能性があります。受け取りたい日を早めに伝え、提出書類の締切に間に合う予定を相談します。問い合わせへの返事を急がせる前に、自分が必要な情報をそろえて渡しているかを見直しましょう。

記入してもらった後は、氏名、学科、活動名、日付、日数、時間の一致を確認します。内容に違いがあれば、自分で勝手に直すのではなく、発行元へ確認します。本人が作成する志望理由書と、第三者が証明する書類を混同しないことが重要です。

依頼前

指定様式、期限、参加日程、時間、担当内容をまとめます。

発行元の確認

主催団体が実績を確認し、必要な所見や代表者欄を整えます。

受け取り後

証明内容と自分の記録を照らし、不一致は発行元に確認します。

主催団体の所見は、本人が評価を作る欄ではありません

主催団体評価は、社会活動評価型の公式な評価の視点の一つです。本人が「非常に高い評価を受けました」と書けば、その評価が証明されるわけではありません。主催団体の確認する内容と、本人が自分の活動を振り返る内容を分けて準備します。

例えば、担当者から改善を求められた経験があるなら、それを隠して成功だけに変える必要はありません。何を指摘され、何を理解し、どのように対応したかを本人の説明として整理できます。ただし、主催団体の証明欄を本人が代わりに評価し、発行されたように見せることは避けます。

書類に載せる活動の概要も、宣伝文のように大きくしすぎないようにします。「地域の問題を解決しました」と言う前に、何が変わったことを、どんな資料で確認できるかを考えます。参加者から感想を聞いたことと、地域全体の問題が解消したことは別です。

証明書を依頼する準備は、面接への準備にもつながります。何を行ったかを日付や役割で整理すると、当時の判断を思い出しやすくなります。証明のための事実確認と、学びを言葉にする振り返りを同時に進めると、書類と面接のずれを減らせます。

活動報告と証明の準備は、本人・学校・発行元の責任を分けます

自分でできること

日程、時間、主催者、役割を記録と照合し、七項目のどこを何で確認できるか整理します。本人の記憶だけでは第三者の証明になりません。学校が関わる活動は先生へ、証明の発行や内容の訂正は主催団体へ依頼し、参加実績を勝手に補いません。

学校の先生に頼めること

先生には、学校内の記録や担当、主催団体への連絡方法、調査書との事実の一致を確認してもらえます。ただし、学校が主催していない活動の評価を代わりに作ることはできません。発行元の証明がそろった後、活動の学びを説明しにくければ、本人の振り返りを点検します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、証明書と本人の活動説明を照らし、共同の成果を個人の成果へ広げていないか、大学で学ぶ問いが見えるかを確認してもらいます。本人には参加の事実と自己評価を分けにくい場合があるためです。証明の発行や対象活動の最終判断は代行できない点も確認します。

社会活動の面接は、四つの評価の視点に沿って振り返ります

継続性は、参加時間の長さだけで説明しません

公式の評価の視点は、継続性、主体性、主催団体評価、協働力です。継続性には、どれくらい活動を続けたかに加えて、法学部での学修にどう生かすかという観点が含まれています。参加日数を読み上げるだけでは、学びとのつながりが伝わりません。

例えば、同じ活動に続けて参加した場合、初回に分からなかったことが次の回でどう変わったかを振り返ります。相手の話を聞く必要に気付いた、準備不足を直した、違う立場の人の意見を知ったなど、継続の中で変化した点を記録します。

活動を終えた後も、その経験から生まれた疑問を調べているなら、実際に読んだ資料や学習内容を整理します。ただし、調べていないのに「継続して研究しています」と書かないでください。現在行っていることと、入学後に取り組みたいことを分けて話します。

大学での学びにつなげる際は、活動の経験だけで専門的な答えを出したように見せる必要はありません。「現場で疑問を持ちましたが、制度の仕組みまでは理解できていないため学びたいです」と、自分の現在地を示すこともできます。

主体性は、自分が判断した場面を説明します

主体性を伝えるために、すべて自分一人で企画した話に変える必要はありません。活動の枠組みが主催団体によって決まっていても、その中で自分が何を考え、何を選んだかを振り返れます。指示を受けた作業と、自分で気付いて行った作業を区別します。

例えば、案内の説明が相手に伝わっていないと感じたとき、勝手に方法を変えたのか、担当者に相談して確認したのか、その違いを説明します。独断で動くことだけが主体性ではありません。状況を見て、必要な確認を行い、責任の範囲を理解して行動することも振り返りの対象です。

面接の練習では、「頑張りました」「積極的に参加しました」といった評価語を一度外します。その代わり、何を見て、何を考え、誰に相談し、どんな行動をしたかを話します。聞き手が具体的な場面を思い浮かべられるかを確かめましょう。

結果が期待どおりでなかった場合も、その理由を考えます。自分の提案が通らなかった理由を相手の理解不足だけにせず、費用や安全、ほかの参加者の事情など、見えていなかった条件がなかったか振り返ります。その学びを次の課題として説明できます。

継続性

参加の長さと、活動から得た問いを大学の学びへつなげます。

主体性

自分が見て考え、判断した場面を具体的に説明します。

主催団体評価・協働力

第三者の証明と、ほかの人と協力した行動を分けて整理します。

協働力は、意見が一致した場面だけで測りません

他者と協力した経験を説明するときに、「みんな仲良くできました」だけでは、何をしたのかが分かりません。誰と役割を分けたか、分からないことをどう確認したか、意見が違ったときに何を聞いたかを具体的にします。

例えば、準備の優先順位について意見が分かれた場合、相手の理由を聞き、締切や人手の状況を整理した経験があれば、その過程を話せます。自分が相手を説得したという結末だけではなく、相手の意見を受けて自分が変えた部分も考えてみましょう。

活動を振り返る際は、ほかの人の失敗や個人的な事情を必要以上に説明しないようにします。相手を悪く見せることで自分の役割を大きくする書き方は避けます。誰かの病気や家庭の事情を詳しく話すより、自分がどのように配慮し、何を学んだかを中心にします。

協働の説明では、共同の成果と自分の担当を両方示します。例えば、参加者全体で作った資料について、自分が調べた部分と、ほかの人が作成した部分を分ければ、事実を大きくしなくても本人の貢献が伝わります。正確に説明することを、準備の基本にしましょう。

面接の質問を予想しすぎず、提出内容を確かめます

社会活動評価型の面接は、両月とも10時からという案内です。今回確認した要項は、受験生一人ひとりの面接時間や実際の質問内容を示していません。練習で設定した時間や質問を、大学が公表した出題情報として扱わないようにします。

練習では、活動を短く説明した後、聞き手に追加の質問をしてもらいます。話を全部暗記して一度に伝えるより、問われた内容に合わせて答える練習になります。質問を聞き終える前に、用意した志望理由を話し始めないようにしましょう。

例えば、「担当した役割は何ですか」と聞かれたら、まず自分の役割を答えます。活動の立派さや大学の魅力を長く話してから役割に戻ると、答えが分かりにくくなります。結論を短く述べ、理由や具体的な場面を加える順で練習します。

提出書類の控えを使い、活動の日付、日数、時間、役割、志望理由が一致しているか確認します。面接でよく見せようとして新しい実績を足す必要はありません。証明できる事実と、自分がそこから考えたことを分けて説明することが重要です。

活動の証明を先に整えるか、書類や面接の練習に進むか迷ったら、現在の材料を並べて準備の順番を考えましょう。受験相談では、次の3点を相談事項にできます。

  • 希望する学科・部門と、大学に追加確認する条件
  • 活動記録や資格、事前課題の下書きに不足している材料
  • 書類・教科学習・小論文・発表・面接のうち優先する準備

社会活動の面接は、四つの視点で答えの中身を確認します

自分でできること

継続性、主体性、主催団体評価、協働力ごとに、実際の場面と自分の判断を整理します。録音して、質問に最初の一文で答えているか確認します。ただし、一人では都合のよい質問に偏りやすいため、準備した順番を変えて先生に質問してもらいます。

学校の先生に頼めること

先生には、挨拶や聞き取りやすさ、活動の事実、基本的な受け答えを確認してもらえます。ただし、日頃の人柄を知る相手に伝わる説明が、初見の面接官にも伝わるとは限りません。役割や判断の理由を省いてしまう場合は、書類だけを読む第三者の視点で点検します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、証明書と事前課題から追加質問を作り、学科で学ぶ目的と活動の説明がつながるかを確認してもらいます。姿勢や声への助言だけでは、根拠の薄い回答を直せないためです。「どの質問に、どの事実を使って答え直すか」まで決め、実績や回答を作ってもらわないようにします。

400字の事前課題は、専願用と併願用で問いが違います

専願用は、学科の方針と学修計画を踏まえた志望理由です

専願方式の様式1は、入学を希望する理由を400字以内で書く課題です。学部・学科の三つの方針と、大学入学後の学修計画を踏まえるよう求めています。課題型、資格型、探究評価型、社会活動評価型で、この専願用の様式を確認します。

三つの方針は、大学が求める学生像、どのように学ぶかという教育の方針、卒業までに身に付ける力の方針です。名前を長く引用するために読むのではありません。自分が学びたい内容と、大学で目指す力の関係を確かめるために使います。

例えば、社会活動で地域の安全に関心を持ったなら、経験の紹介だけで400字を埋めません。どんな疑問が残り、地域創生学科で何を学びたいかを中心にします。法学科の場合も、社会問題のどの面を法律や制度の考え方から理解したいのかを整理します。

下書きでは、志望する理由、関心を持った根拠、入学後の学びという三つに分けてメモを作ります。文章を整えるのは、その内容がつながってからです。最初からきれいな文章を作ろうとすると、理由の不足を飾った表現で埋めてしまうことがあります。

併願用は、大学入学後に取り組みたいことを答えます

基礎学力評価型の併願方式では、様式2を使います。問いは大学入学後に取り組みたいことです。専願用と同じ400字以内でも、問いが同じではありません。志望理由の下書きをそのまま写すのではなく、何に取り組むかを最初に明確にします。

例えば、「人と関わる仕事がしたいので大学へ行きたいです」だけでは、入学後の取り組みが分かりません。どんな問題を理解するために、何を学び、どのように考えを深めたいのかを一つ具体化します。活動経験は、その取り組みが必要だと考えた理由として使います。

複数学科を併願する場合も、事前課題は1部のみです。学科名を無理に並べるより、共通する自分の関心や学びたい方向を整理します。ただし、どの学科でも同じ教育内容だと考えてはいけません。出願する学科ごとに、その関心をどう深められるか確認しておきましょう。

学修計画は、まだ確認していない授業名や実習内容を想像で書かないようにします。大学が公表する内容を読み、自分に必要な基礎知識や考え方とつなげます。「専門的に学びたいです」で終わる場合は、どの点を理解したいのかをもう一段具体的にしてください。

専願の問い

学科の方針と学修計画を踏まえ、入学を希望する理由を400字以内で書きます。

併願の問い

大学入学後に取り組みたいことを400字以内で書きます。

共通の提出条件

2027年度様式を使い、消せない黒ボールペンで横書きした直筆原本を提出します。

経験、解釈、計画を分けると、内容の飛躍が見えます

経験は、実際に起きたことです。解釈は、その経験から自分が考えたことです。計画は、これから行いたいことです。この三つを混ぜると、実際には考えただけの提案を実施したように書いたり、少数の経験を社会全体の事実として書いたりしやすくなります。

例えば、地域活動で参加しにくい時間帯について一人から意見を聞いたなら、その事実は限定的です。そこから「時間帯によって参加のしやすさが違うかもしれません」と考え、大学で地域の参加の仕組みを学びたいとつなげられます。最初から「住民全体の参加を妨げる原因を解明しました」と広げません。

文章の一文ごとに、事実、考え、今後の計画のどれかを付けてみます。事実が一つもないまま意欲だけを繰り返していたら、理由となる経験や学習を加えます。反対に、出来事の説明ばかりなら、大学で何を学ぶのかを増やします。

字数が多くなったときは、形容詞や接続語だけを削る前に、問いに直接関係しない経緯を整理します。400字の中で、過去の話と未来の計画にどれくらい使っているかを見ましょう。読み手が知りたい中心に、文章の量を配分することが大切です。

添削は、本人の説明が深まるように受けます

下書きを見てもらう際は、「合格しそうですか」だけでは改善点が分かりません。「何を学びたい人だと伝わりますか」「理由が分からない文はどこですか」「学科の学びとつながっていますか」と、確認してほしい点を絞ります。

先生や専門家から助言を受けても、本人が説明できない表現をそのまま使わないようにします。例えば、難しい専門語に置き換えた結果、面接で意味を聞かれて説明できないなら、文章だけが先に進んでいます。自分の理解を確かめ、必要なら平易な言葉で書き直します。

清書前には、問いへの答え、事実の正確さ、字数、様式、学科名、記入日を確認します。途中で書き直しが必要になっても慌てないように、清書は締切の直前に置きません。原本を郵送する前に控えを残し、提出後の面接や学習の振り返りに使います。

400字の事前課題は、設問への答えと学科で学ぶ理由を整えます

自分でできること

専願・併願の設問を確認し、経験、残った疑問、入学後の取り組みを別々に書き出します。大学紹介の言葉を写すだけでは本人の目的が伝わりません。例えば、経験から学修計画へ進む理由を一文で言えない箇所を、下書きに印を付けて先生へ見てもらいます。

学校の先生に頼めること

先生には、学校での経験の正確さ、誤字、文のつながり、指定様式や校内の書類期限を確認してもらえます。ただし、日本語が整っていても、法学科と地域創生学科のどちらで学ぶ必要があるかは別に検討が必要です。学科名を替えても成立する文章なら、内容を掘り下げます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、学科の求める学生像と本人の関心を照らし、400字で残す内容や、活動報告・発表・面接との一致を添削してもらいます。本人には思い入れのある経緯を削りにくいため、設問に必要な理由を選ぶ視点が役立ちます。代筆に頼らず、修正理由を自分で説明できる文章にします。

公式の評価内容を、五つの準備欄に分けて点検します

「条件・証拠・考え・学び・期限」を一枚にまとめます

方式を選んだ後は、条件、証拠、考え、学び、期限という五つの欄で準備を整理すると、抜けを見つけやすくなります。これは大学の合格判定表ではなく、公式の出願条件や評価内容に沿った、この記事の準備用の整理方法です。数値で合格可能性を判定するものではありません。

条件の欄には、共通出願資格や専願・併願、部門固有の条件を書きます。証拠の欄には、調査書、資格スコア、活動証明、探究で使った資料などを置きます。考えの欄には、その経験から何を考え、どんな理由で判断したかを記録します。

学びの欄には、法学科や地域創生学科で何を深めたいかを書きます。期限の欄には、依頼、受け取り、下書き、見直し、発送、受験票確認を置きます。例えば、活動は十分でも証明書の依頼日が空欄なら、面接を増やす前に証明の手配を進める必要があります。

五つの欄を埋める目的は、文章を長くすることではありません。「不明」「未着手」と書けることが重要です。分からない条件を曖昧なまま消さず、高校へ確認すること、大学へ確認すること、自分で学習することに分けて次の行動を決めます。

条件・証拠

出願できる条件と、それをどの書類で示すかを照らします。

考え・学び

経験や資料から考えたことを、大学で学ぶ目的へつなげます。

期限

自分の締切だけでなく、学校や主催団体への依頼と受け取りも予定に入れます。

部門ごとに、最初に直す場所は異なります

基礎学力評価型であれば、2教科の時間内の解答と400字の課題を点検します。小論文の課題型であれば、設問への答えと文章の根拠を見ます。資格型であれば、資格の有効期間やスコア証明を先に確認します。同じ法学部でも、最初にすることは一律ではありません。

社会活動評価型では、活動の条件と主催団体による証明を先に確かめます。探究評価型では、取り上げる活動、報告書の根拠、発表と口頭試問を対応させます。例えば、発表資料だけ美しくできていても、資料の出典や調べ方を説明できなければ、内容の確認が先です。

得意な作業を続けるほど、準備が進んでいる気持ちになることがあります。しかし、英語が得意だから英語だけ、話すのが好きだから面接だけという進め方では、未確認の書類が残ります。一週間ごとに五つの欄を見直し、止まっている部分から次の作業を選びましょう。

学習の成果を測るときも、作業時間だけではなく、できるようになったことを記録します。「小論文を2時間勉強しました」より、「筆者の主張と自分の意見を分けて書けました」のほうが変化を確認しやすくなります。次の練習でも同じことができるかを確かめてください。

部門名が似ている探究と社会活動を、証明と評価で分けます

探究評価型と社会活動評価型は、どちらも経験を使えるため混同しやすい部門です。しかし、2027年度の法学部では、実施月、必要書類、当日の選考が異なります。探究は9月のみで報告書と発表・口頭試問、社会活動は両月で活動証明と面接です。

例えば、地域の活動に参加しながら調査も行った経験がある場合、その経験をどちらの部門で説明するかは、活動名だけでは決まりません。探究として問いや方法、根拠を説明できるか、社会活動として日数・時間や主催団体の証明を整えられるかを別々に確認します。

「探究の方が簡単」「活動があれば社会活動型が有利」といった一律の判断は避けます。部門ごとに求められる準備を、現在ある資料や学習状況と照らして選びます。志望理由を作る前に、この違いを理解することで、提出物の取り違えを防げます。

高校1年から、授業・活動・記録を一緒に育てます

高校1年のうちに、活動を増やす前に学習と記録の習慣を作りましょう

早く準備を始めるほど、苦手の修正や活動の継続、書類の確認に使える時間を確保できます。高1の段階では、出願書類を完成させることを急ぐより、授業の理解と、実際の経験を振り返る習慣を整えます。活動実績を作るために学校の学習を犠牲にしないことが大切です。

例えば、週末にその週の学習を振り返り、解けなかった問題を一つ選んで解き直します。社会の出来事を読んだら、事実、分からない言葉、自分が疑問に思った点を分けて書きます。長い感想文にする必要はなく、後から学習の変化をたどれる記録を残します。

活動に参加した日は、日付、時間、場所、主催者、自分の役割、気付いたことを短く記録します。特に社会活動評価型を考える場合、後から日数や時間を思い出そうとしても正確に戻れないことがあります。主催者の案内や参加証なども、紛失しないように保存します。

その時点で志望学科が決まっていなくても、身近な問題に関心を持ち、なぜそうなるかを調べる学習は進められます。ただし、次年度以降も同じ入試方式が続くと保証されるわけではありません。制度だけに合わせて活動を選ぶのではなく、学びたい内容を育てることを中心にします。

高校2年のうちに、経験から一つの問いを取り出しましょう

高2では、活動や授業で気になったことを、一つの問いとして説明してみます。例えば、「地域の防災に興味があります」から、「情報が届きにくい人へ、どのような伝え方が必要か」と絞ることができます。これは問いの作り方の例であり、本人が経験していない活動を付け加えるものではありません。

問いができたら、何を調べれば確かめられるかを考えます。自治体の公開資料を読む、異なる立場の説明を比べる、学校の先生に関連資料を尋ねるなど、自分が安全に行える方法を選びます。人に話を聞く場合は、目的を説明し、相手の都合や個人情報に配慮します。

資格型を考える場合は、現在の英語力と受験年度に使える資格の条件を確認し、受検計画を立てます。試験の申込み、受検、結果発表、証明書の準備までを一つの予定として考えます。級を取ることだけで終わらず、読む、聞く、書く、話す力を継続して伸ばしましょう。

基礎学力評価型を考える場合も、今学んでいる範囲から基本問題を解き、時間を記録します。高3になってから一度に全範囲をやり直すより、単元ごとの理解を確認し続けるほうが、苦手の原因を見つけやすくなります。未習範囲は学校の授業予定を見ながら扱います。

高校1年

授業の復習と、活動の日付・時間・役割の記録を始めます。

高校2年

関心を一つの問いにし、資料を調べ、資格や教科の準備を進めます。

高校3年

当該年度の要項を確認し、部門を選び、書類と試験を期限に合わせて仕上げます。

高校3年のうちに、当該年度の条件を確認して予定を組み直しましょう

高3では、それまでの案内をもとにした予定を、受験年度の要項と照らします。募集月、専願・併願、必要書類、試験の内容を確認し、変更があれば計画を直します。例えば、探究評価型を11月に受けるつもりで準備していたら、2027年度の法学部の実施月と合いません。

出願する部門が決まったら、必要な書類を、自分が書くもの、学校が発行するもの、主催団体が証明するものに分けます。自分の文章だけを先に完成させても、調査書や証明が届かなければ出願できません。依頼が必要な書類ほど、早めに手を付けます。

学習計画は、月の目標を一週間の行動へ直します。「小論文を仕上げる」という目標なら、今週は設問の読み取り、次は構成、週末は時間を測る演習というように分けます。毎回長時間を確保できなくても、何を確認する日かが分かれば、短い時間を使いやすくなります。

開始が遅れるほど、成績や基礎学力を修正し、活動を継続し、第三者の証明をそろえる時間は少なくなります。だからこそ、早い段階から準備を進めることが重要です。ただし、開始時期だけで個人の合否を断定することはできません。現在の条件と未着手の課題を具体的に確認しましょう。

学校でできる準備と、専門的な確認が役立つ準備を分けます

高校には、成績・証明書・基礎学習を具体的に相談します

学校で確認できることには、調査書の発行、現在の成績、教科の基礎学習、志望理由の下書きや基本的な受け答えなどがあります。依頼するときは、大学名だけでなく、法学部の学科と部門、募集月を伝えます。必要な試験が異なるため、正確な情報を共有することが大切です。

例えば、小論文の添削をお願いする場合、面接もある入試だと先生が考えているかもしれません。法学部の課題型では面接が示されていないことを、要項と一緒に確認します。一方、社会活動評価型では、証明書と活動の説明に向けた準備が必要です。

教科の質問は、間違えた問題と途中まで考えた内容を持参すると具体的になります。「数学が苦手です」だけでなく、式を立てる条件が分からないのか、式を立てた後に計算を間違えたのかを伝えます。先生の説明を聞いた後は、別の問題で自力で使えるか確かめましょう。

調査書を受け取ったら、厳封を守ります。大学は原則として出願受付開始日前3カ月以内に発行された原本を求めています。以前に別の出願用としてもらった書類を、確認せず流用しないでください。学校の発行手続と大学の指定を、両方確認します。

専門的な添削では、学科とのつながりと説明の不足を見ます

一人で下書きを進めることはできますが、自分の説明が初めて読む人にどう伝わるかは、本人だけでは判断しにくいものです。学科の求める学生像と、本人の関心や経験がどのようにつながるかを、第三者に具体的に確かめてもらう意味があります。

例えば、社会活動の説明が詳しくても、法学部で学ぶ理由が最後の一文だけでは、活動紹介で終わっている可能性があります。専門的な添削を受けるなら、どの部分が問いに答えていないか、何の情報が足りないかを示してもらい、自分で考え直します。

模擬面接や発表の練習では、「もっと自信を持って」といった感想だけで終わらせません。質問に答えるまでが長い、主語が曖昧、共同の成果と本人の役割が混ざっているなど、改善する行動を具体的にします。次回はその項目を一つずつ確認しましょう。

助言を受ける目的は、本人の代わりに経験や考えを作ってもらうことではありません。書類の構成や説明方法を見直しても、自分が理解し、自分の言葉で話せる内容に整えます。立派な表現を増やした結果、理由を説明できなくなることは避けてください。

自分で進める準備

公式情報の整理、基礎学習、活動記録、下書きを続けます。

高校で確認する準備

調査書、現在の成績、教科の疑問、基本的な書類や受け答えを相談します。

専門的に点検する準備

学科とのつながり、文章の構成、発表や面接の具体的な改善点を確認します。

外部の支援を選ぶときは、対象年度と部門の理解を確かめます

入試対策の支援を検討する場合は、2027年度の法学部の選考内容を確認したうえで助言しているかを見ます。例えば、資格型を検討しているのに毎回の面接が必須だと説明されたら、部門を取り違えていないか確認する必要があります。

合格実績の説明も、大学名だけで判断しません。学部、学科、年度、部門が違えば、必要な準備も異なります。特定の資格や活動を持つ人の合格だけを根拠に、自分も同じ結果になるとはいえません。資料がない合格率や成功例を、確かな根拠として扱わないようにします。

相談に持っていく材料は、募集要項、現在の成績、資格証明、活動記録、下書きなどです。すべて完成している必要はありませんが、どこまで確認したかが分かると、次の行動を考えやすくなります。困っていることを「書類」「試験」「期限」のどこにあるか分けて説明しましょう。

よくある取り違えを、出願前の確認項目に変えます

落とし穴は「総合型なら全部面接がある」という思い込みです

大学の総合型選抜の全体説明には、書類、筆記、面接などの言葉が並びます。しかし、法学部では部門によって実施内容が異なります。基礎学力評価型、課題型、資格型に、社会活動評価型の面接を付け足して準備する必要はありません。

反対に、面接がない部門だから志望理由を考えなくてよいという理解も誤りです。全ての部門で事前課題を含む書類審査があります。口頭で説明する練習は、実際の選考科目ではなく、自分の文章の理解を確かめる方法として役立つ場合があります。

例えば、基礎学力評価型なら、予定表の中心は2教科と400字の課題です。社会活動評価型なら、条件確認、証明書、面接へつながる振り返りが中心です。準備を始める前に、公式表の自分の行だけを取り出して確認しましょう。

学部共通の募集人数や結果を、部門別の数値へ変えません

9月40名、11月10名という法学科の募集人数は、部門別の人数ではありません。地域創生学科の人数も同様です。過去の結果に複数部門の合計が載っている場合、その数値から特定部門の合格しやすさを計算することはできません。

例えば、社会活動評価型の対策を考える際、全体の倍率が低く見えるから面接を準備しなくてよいとはなりません。募集人数や倍率は背景情報です。本人が取り組むべきことは、条件を満たし、証拠をそろえ、評価される内容を自分の言葉で説明できるようにすることです。

合格最低点が公表されていない場合、練習の得点をそのまま合否に置き換えないようにします。小論文や書類の自己評価は、実際の採点と同じではありません。点数を付ける場合も、提出条件や説明の不足を確認するための練習用の目安として扱います。

試験の取り違え

学部全体の説明ではなく、自分の部門の選考内容を確認します。

人数の取り違え

募集月の合計人数と、特定部門の人数を分けます。

書類の取り違え

専願用・併願用、受験年度、追加書類の有無を確認します。

活動の条件を満たすために、事実を後から整えません

社会活動評価型で日数や時間が足りないことが分かった場合、記録を変更して条件を満たしたように見せることはできません。活動時間を広く数えたくなる場合も、確認できる記録と大学の条件に従います。別の部門の条件を確認することと、事実を変えることは全く違います。

探究評価型でも、実際に行っていない調査や、読んでいない資料を成果として書かないでください。共同作業を一人の実績に変えることも避けます。分からないことや未実施のことは、今後の課題として整理すれば、経験を作らずに学びの方向を説明できます。

失敗や限界を全て隠す必要はありません。例えば、集めた回答が少なく地域全体には広げられなかったなら、その限界を理解し、次は何を調べるべきか考えます。できたことと残った課題を正確に示す練習は、発表や面接の説明を安定させます。

試験直前は、受験票・会場・持ち物を部門ごとに点検します

学科のキャンパスと試験会場を同じだと決めつけません

法学部の課題型、社会活動評価型、9月の探究評価型は、横浜・関内キャンパスの案内です。基礎学力評価型は、9月に横浜会場と全国12会場、11月に横浜会場が案内されています。受験票で指定された会場を確認し、学部名から移動先を推測しないようにします。

受験票はUCAROから取得し、A4の白い用紙に縦向きで印刷します。画面を表示するだけでよいと考えず、指定された形で準備します。資格型は受験票が発行されないため、ほかの部門と同じ画面を探し続けるのではなく、受験番号を確認します。

交通経路を調べる際は、最寄り駅までではなく、指定された建物や入口まで確認します。普段使わない交通機関なら、乗り換えに必要な時間や別の経路も調べます。集合時刻は受験票や大学の案内を見て、試験開始時刻だけを基準に到着予定を立てないでください。

発表資料や筆記用具は、当日の指示を優先します

探究評価型では、報告書とUSBの内容、形式、ファイル名、当日の使用制限を確認します。小論文や基礎力テストでは、大学が指定する持ち物や筆記用具を確認します。ほかの大学の受験経験で使えたものが、そのまま使えるとは限りません。

例えば、探究の発表資料を自宅のパソコンでは問題なく開けても、保存していない画像や動画があると別の環境で表示できない可能性があります。ファイルを開き直し、ネット接続に頼らず必要な内容を見られるかを確認します。USBに不要な個人情報を入れないことにも注意します。

面接の直前には、長い原稿を何度も丸暗記するより、活動の基本情報と学びたいことを短く確かめます。緊張したときにも、質問を聞き、必要な部分を答える練習を続けます。うまく話すために、書類と違う事実を追加しないことを最後まで守りましょう。

基礎力・小論文

受験票、会場、筆記用具、時間を確認します。

探究・社会活動

提出内容の控えを読み、発表資料の条件や活動の説明を確かめます。

資格型

来場や受験票発行はありません。受験番号と合否確認の日程を管理します。

直前の学習は、同じ間違いを減らすことを中心にします

試験が近づいてから難しい教材を大量に増やすより、これまで解いた基本問題で同じ誤りを繰り返していないか確認します。英語なら文脈の読み違い、国語なら設問の条件、数学なら符号や範囲など、自分の記録から見直す項目を選びます。

小論文では、最初の結論と最後の結論が一致しているか、理由を説明したつもりで具体例だけになっていないかを見ます。社会活動の面接では、本人の役割と共同の成果、活動から考えたことと事実が分かれているかを確認します。部門に合った点検へ絞りましょう。

練習がうまくいかなかった場合も、「全部駄目です」とまとめないことが大切です。どの問いで止まり、何を確認すれば直せるかを一つずつ整理します。直前まで新しい実績を増やそうとするより、これまでの学習や活動を正確に伝えられる状態へ整えます。

合格発表後は、入学金・学費・情報登録の期限を確認します

9月募集と11月募集では、納入の区切りが異なります

9月募集の合格発表は2026年11月2日10時です。入学金の納入期間は11月2日から12月3日、春学期学費などの納入期間は11月2日から2027年1月15日と案内されています。二つの期限があるため、最後の1月だけを覚えておくことは避けます。

11月募集の合格発表は2026年12月23日10時です。入学金、春学期学費、その他の納入金の期間は12月23日から2027年1月15日です。合格後はUCAROで入学手続の案内を確認し、納入、情報登録、書類提出をそれぞれ管理します。

大学から入学手続の書類が郵送されるのを待つだけにしないでください。本人が案内を確認し、家族と必要な作業を共有します。郵送書類の期限や方法は合格後の入学手続要項で確認し、納入期限と同じと推定しないようにします。

例えば、予定表には「入学手続」と一つだけ書くのではなく、案内確認、納入、情報登録、必要書類の準備、発送確認と分けます。保護者が行う作業と本人が行う作業を共有し、互いに相手が終えたと思い込む行き違いを防ぎましょう。

併願方式でも、手続期限や辞退の手続は必要です

併願方式は、他大学も受験できる制度です。ただし、ほかの大学の結果を待つ間も、関東学院大学の手続期限は進みます。複数の進学先を検討する場合は、試験日だけでなく、発表日と納入期限を並べておきます。

2027年度の募集要項では、併願方式の入学辞退について、2027年3月31日16時までにUCAROで手続する案内があります。所定の手続をしても入学金は返還対象外です。実際の納入金の扱いは、公式の手続案内で確認し、何もしなくても返金されるとは考えないでください。

専願方式は、合格後の入学を前提に選ぶ制度です。併願方式の辞退や返還の説明を、専願にも同じように当てはめてはいけません。出願前に理解した約束と、合格後の手続をつなげて確認することが大切です。

9月募集の納入

入学金は12月3日まで、春学期学費などは2027年1月15日までです。

11月募集の納入

入学金と春学期学費などは、2027年1月15日までです。

合格後の確認

納入、情報登録、書類提出を別々に確認し、公式の入学手続要項を読みます。

入学まで、教科の学習と社会への関心を続けます

合格したら学習が終わるわけではありません。法学部の公式方針は、高校の主要教科をバランスよく学ぶことや、活動を通じて社会との関わりを持ち、異なる価値観を認めながら意見を表す力を求めています。受験で使わなかった教科も、入学後の学びの土台になります。

例えば、ニュースを一つ選び、何が起きたか、どの立場の人が関係するか、判断するために何が分からないかを書きます。すぐに賛否を決めるより、必要な情報を探す習慣を続けます。資格型で入学する方も、英語力を使って資料を読む学習へつなげられます。

活動を続ける場合も、受験が終わったから記録をやめる必要はありません。新しい疑問や考えの変化を残すと、大学でどのような学びを始めたいかを整理できます。合格という結果と、学ぶ目的を分けずに、次の学習へつなげましょう。

関東学院大学法学部で学ぶ理由を確かめ、部門に合う準備を具体化します

2027年度の法学部では、基礎学力評価型、課題型、資格型、社会活動評価型を9月と11月に実施し、探究評価型は9月のみです。法学科と地域創生学科で、学びたい問題を具体化したうえで、専願・併願、出願資格、提出書類、選考内容を確かめましょう。

次に、現在ある材料を点検します。例えば、社会活動の条件は満たしていても主催団体の証明が未準備なら、依頼を先に進めます。資格型なら有効期間と4技能のスコア、課題型なら60分で問いに答える力、基礎学力評価型なら2教科と400字の課題を確認します。

探究評価型では、問い、資料、調べた方法、結果、限界、大学での学びをつなげます。社会活動評価型では、継続性、主体性、主催団体評価、協働力という視点で振り返ります。どちらも、活動を大きく見せるより、実際に行ったことと考えたことを正確に説明する準備が重要です。

学習状況や活動記録、書類の下書きをもとに、マナビライトの受験相談で次に取り組むことを整理できます。相談する前に、受験年度、学科、部門、確認済みの条件をまとめると、準備の優先順位を具体的に考えやすくなります。出願資格の個別判断は大学の窓口で確認してください。

出願条件の確認だけで止まらず、手元の記録を次の準備につなげましょう。受験相談では、次の3点を整理するための相談ができます。

  • 希望する学科・部門と、大学に追加確認する条件
  • 活動記録や資格、事前課題の下書きに不足している材料
  • 書類・教科学習・小論文・発表・面接のうち優先する準備

個別の条件や答案の改善は受験相談で整理し、指導の進め方をまとめて確認したい場合は説明会の開催案内を確認します。相談の内容や進め方は、ボタン先の案内で確認できます。指導内容を手元で読み比べたい場合は、資料請求の案内も確認できます。

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