2026年10月15日時点では、この記事で扱う2027年度3方式の出願受付は終了しています。出願済みの人は今後の選考・手続きを確認してください。これから目指す人は準備の参考にし、実際に出願する年度の条件を必ず確認し直してください。
「立教大学法学部を推薦で目指したいけれど、自分の活動で出願できるのでしょうか」「英語が得意なら、国際コースを選ぶべきでしょうか」。方式を調べるほど、評定、英語、実績の条件が混ざってしまうことがあります。まず押さえたいのは、自由選抜入試、国際コース選抜入試、アスリート選抜入試では、出願の入口も試験も異なることです。
この記事では2027年度の公式要項をもとに、法学部で利用できる3方式の条件、必要書類、日程、選考内容を整理します。そのうえで、経験を志望理由へ育てる手順、英語の講義や文章に対応する練習、競技実績を証明する方法まで具体的に説明します。前年の課題や他学部の形式を、そのまま今年の法学部へ当てはめないことも大切です。
例えば、自由選抜の法学部は第2次が面接ですが、国際コースでは英文や英語の講義を踏まえた英作文とグループ面接が含まれます。同じ「法学部の推薦対策」という名前で一つの練習にまとめると、必要な準備が抜けてしまいます。読み終えたら、自分の条件を確かめ、学校へ依頼する書類と、今週から進める学習を分けられるようにしましょう。

立教大学 法学部の推薦、何から始める?
立教大学法学部の推薦を考えるなら、まず3方式の違いを押さえます
条件の確認には、立教大学の入試要項・公式案内を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
「推薦」と検索していても、大学が公表する正式な方式名は一つではありません。この記事の中心は、公募の自由選抜、国際コース選抜、アスリート選抜です。高校を通じる推薦制度と区別し、どの募集に対して準備しているのかを明確にしてください。
活動、英語、競技は、それぞれ別の入口になります
自由選抜は、所定の活動実績や海外での学校教育・異文化体験と、成績などの条件を組み合わせて確認します。国際コースは、国際ビジネス法学科グローバルコースを対象に、指定の英語基準や学校教育の条件を確認します。アスリート選抜では、所定の競技実績や学業の条件に加え、入学後に体育会で活動する意思が重要です。
2027年度自由選抜の法学部は、3学科を合わせて8名程度の募集です。募集人員を合格しやすさの保証として扱わず、自分の条件と学びたい内容を確認してください。
例えば、英語資格を持っているから自由選抜の活動条件を満たす、という関係ではありません。競技実績があっても、学業の条件や英語成績の提出を省けるわけではありません。強みを探すことと、出願条件を一つずつ確かめることを分けましょう。
対象学科にも違いがあります。自由選抜とアスリート選抜では、法学科・政治学科・国際ビジネス法学科を確認します。国際コース選抜は国際ビジネス法学科グローバルコースを対象とし、アスリート選抜の募集にはグローバルコースを含みません。
高校を通じる推薦制度は、在籍校への案内で確認します

指定校推薦など、高校への案内に基づく制度を検討する場合は、進路指導部で対象大学・学部・学科や校内の手続きを確認します。他校の募集人数や成績条件を、そのまま自分の高校へ当てはめてはいけません。公開情報にない校内締切や選考条件を、検索記事だけで補うこともできません。
校内で選ばれるかを考える際も、「評定の高い順に決まる」と単純化しないことが大切です。まず条件を満たす必要があり、その後は学校が受け取った案内や校内の方針に従って確認します。大学・学部の学びにどうつながる生徒かを説明する準備も必要になります。
この記事は公開要項を使える3方式の対策を中心にします。外国人留学生入試は国籍や学校歴など別の資格確認が必要なので、海外経験があるという理由だけで同じ枠に入れないようにしてください。自分の資格区分が判断しづらい場合は、教育制度や在籍期間を整理して大学に確認します。
出願できることと、合格へ向けた準備ができたことは違います

出願条件を満たすのは、必要な入口に立つことです。その後、書類や試験で、自分の経験や学ぶ意欲をどのように説明するかという準備が続きます。「条件を満たしたので、志望理由書は形式的で構いません」と考えると、学科を選ぶ理由が薄いままになります。
反対に、志望理由がよくまとまっていても、必要な条件が満たされるわけではありません。例えば、活動を文章で魅力的に書く工夫と、大会実績の資格を証明する作業には別の役割があります。文章の添削で直せる問題と、過去の記録を確認する問題を区別してください。
準備の順番は、資格を確認し、証明できる経験を整理し、学びたい問いを育て、選考に合う説明を練習するという流れです。この順番を持っておくと、気になる方式が増えても、何を比較すればよいかが見えてきます。
2027年度の条件は、成績の対象期間まで分けて比較します
条件の確認には、2027年度自由選抜入試要項を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
同じ3.8という数字を見ても、どの方式で、いつまでの成績を使うのかを確かめる必要があります。英語にも、指定成績を提出する条件と、一定の基準点以上を求める条件があります。数字だけを抜き出して一枚の表にすると、こうした違いが消えてしまいます。
自由選抜は、高3第1学期までの評定と活動条件を確認します
2027年度の自由選抜・法学部では、所定の高校卒業等の区分について、高3第1学期までの全体の評定平均値3.8以上を求めています。卒業時期は2026年4月から2027年3月までの所定の範囲です。大学で学ぶ強い意欲、指定英語試験の成績提出、活動や海外学校歴の条件も確認します。
英語は4技能の成績を提出する条件で、法学部のこの条件に国際コースと同じ基準点があるわけではありません。例えば、国際コースの英検成績を調べたあと、その数値を自由選抜へ書き写すと、方式を取り違えます。利用できる試験と有効期間は自由選抜の要項で確認してください。
活動条件は、学術・文化・芸術、スポーツ、所定の海外学校歴と異文化体験という区分で確かめます。すべての部活動や留学が自動的に当てはまるわけではありません。どの条件によって出願するかを先に決め、必要な記録や書類を確認しましょう。
国際コースは、英語の基準と法律を学ぶ目的を両方確認します
国際コース選抜の法学部では、所定の高校卒業区分に評定平均値3.8以上の条件があります。卒業見込みの人は高3第1学期までの成績を確認し、卒業者は卒業時の成績を確認します。学校教育の区分により扱いが異なるため、海外の成績を本人が勝手に5段階へ換算して判断しないでください。
英語基準は、ケンブリッジ英語検定167点、英検CSEスコア2,400点、GTEC1,247点、IELTSの指定された学術向け試験6.0、TEAP332点などです。TOEFL iBTは受験日によって尺度が変わり、2026年1月21日より前は80点、同日以降は総合4.5を確認します。
試験名だけでなく、指定の受験方式、4技能、有効期間、証明方法まで照合してください。例えば、手元の証明書がどの尺度のTOEFL成績かを見ずに、80という数字だけと比べると判断を誤ります。要項の表と受験日を並べて確認することが必要です。
アスリート選抜は、高2学年末までの評定を使います
アスリート選抜の所定の日本の高校卒業区分では、高2学年末までの全体の評定平均値3.5以上を求めています。高3の第1学期までを使う自由選抜と同じつもりで計算しないでください。終わった学年の成績は、出願直前の文章練習では変えられません。
法学部には英語の最低点の設定はありませんが、指定英語試験の4技能成績が必要です。最低点がないことと、成績の提出が不要なことは別です。競技だけを優先して英語試験の準備を後回しにすると、出願に使う証明書をそろえる作業が残ってしまいます。
競技実績は、所定の国際大会への出場、全国大会で16位以上、地域ブロック大会で4位以上、または客観的に証明できる同等以上の実績などの条件で確認します。団体競技では、本人が正選手として実際に出場したことも重要です。大会名に「全国」が入っているだけで判断してはいけません。
落とし穴:今の評定だけを見て、どの方式も使えると判断します
例えば、学校で聞いた現在の評定が3.8以上でも、高2学年末までの数字が同じとは限りません。また、卒業時期や学校教育の区分を見ないまま成績だけを比べると、別の資格条件が抜けます。方式ごとに一行ずつ、成績の対象期間を書いてください。
この確認は、本人の能力を決めつけるためではありません。現在の記録でどこへ出願できるかを正確に把握し、これから改善する学習や表現に時間を使うためです。不明な条件を「たぶん大丈夫」と処理せず、学校や大学で確かめる項目として残しましょう。
立教大学 法学部の推薦、何から始める?
自由選抜の活動条件は、肩書ではなく実績と本人の役割で確かめます
条件の確認には、自由選抜・法学部の出願資格を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
自由選抜は「自由に自己紹介すれば受けられる入試」という意味ではありません。法学部には具体的な活動条件があり、団体の成果にどう関わったかを説明する必要があります。部長や代表という肩書だけで、条件を満たしたと判断しないようにしてください。
文化や芸術では、評価された内容と中心的な役割を整理します
学術・文化・芸術の区分では、都道府県レベル以上など、要項に沿った高い評価を得た実績を確認します。団体の場合は、その評価を得るうえで本人が中心的な役割を果たしたかが関わります。個人の作品の評価と、所属団体の評価を混ぜずに整理してください。
記録する項目は、大会や審査の正式名称、開催時期、評価内容、作品や発表の内容、自分の担当です。例えば、団体作品の制作なら、構成、制作、調査、発表などのどこを担当したかを書き出します。「全員で頑張りました」という説明に本人の判断を埋めないことが大切です。
中心的な役割は、偉い役職を名乗ることではありません。本人が何を考え、どの作業を担い、成果にどう関わったかを、記録に基づいて説明します。肩書があっても行動が説明できない場合は、当時の資料や活動記録を見直しましょう。
証明資料を集めるときは、結果だけを示す資料と、本人の役割を示す資料を分けます。受賞一覧に本人の名前がない団体実績なら、担当を確認できる記録も必要になります。何を提出するかは指定に従い、資料の量だけで説得力を作ろうとしないでください。
スポーツでは、自由選抜とアスリート選抜の条件を混ぜません
自由選抜のスポーツ区分では、所定の都道府県レベル以上の大会でベスト8以上などの条件を確認します。団体競技では、指導的な役割や、レギュラーまたはそれに準ずる選手としての活躍も確認します。アスリート選抜の全国16位以上などの条件と同じではありません。
同じ競技実績について二つの方式を調べる場合も、一方の条件を満たしたことから他方へ出願できると考えないでください。対象大会、本人の役割、入学後の競技活動、選考内容まで異なります。条件に該当するかと、大学生活の希望が合うかを別に確かめます。
例えば、チームの成績が条件に合っていても、本人がどの試合にどう関わったかは追加の確認が必要です。活動報告書には、結果に加えて担当や行動を書けるようにしておきましょう。本人の実績を大きく見せるため、団体の成果をすべて自分の成果として書くことは避けます。
海外学校歴は、滞在した年数ではなく修了した課程を確認します
海外経験の区分では、外国で、外国の学校教育制度に基づく高校の所定の課程を継続して2学年以上修了するなどの条件と、特色ある異文化体験を確認します。旅行や短期研修の期間を足して、同じ意味の2年と考えることはできません。
学校名、所在地、教育制度、学年、在籍期間、修了予定を並べて整理してください。例えば、日本の学校で使う学年の名称と、外国の学校で使う学年の名称が一致するとは限りません。本人の説明だけで判断せず、学校が証明できる課程や在籍期間を確認します。
学校教育の区分によっては、出願前の資格事前審査が必要です。志望理由書を作ってから学校歴の確認を始めると、手続きの順番を戻すことになります。該当する人は、要項の事前審査の項目を先に読み、必要書類や期限を確認してください。
異文化体験の文章は、学校歴の証明とは別の役割があります。所定期間を修了したことは証明書で確認し、その間に何を経験し、どのように考えが変わったかを文章で説明します。「海外で暮らしたので広い視野があります」という結論だけでは、体験の特色が見えません。
条件を満たす経験と、志望理由の中心になる経験を整理します
資格を満たす実績が、そのまま志望理由書の全体になるとは限りません。活動報告書で実績を証明し、志望理由書ではそこから何を考え、大学で何を学ぶかを説明します。文章の役割を分けると、受賞の経緯を繰り返すだけの構成を避けられます。
例えば、発表活動を通じて意見の違いに関心を持ったなら、受賞の紹介に加え、話し合いの決め方にどのような疑問を持ったかを整理できます。ただし、法律や政治へつなげるために、実際には考えていなかった出来事を経験として付け加えてはいけません。
最初のメモでは、起きたこと、自分の行動、当時考えたこと、その後に調べたことを分けてください。当時の考えと、あとから深めた考えの違いが見えると、関心が育った過程を正確に説明できます。成長を伝えるためにも、最初からすべて理解していたように書く必要はありません。
自由選抜の日程は、9月の出願と11月の面接を一本の予定につなげます

条件の確認には、自由選抜の選考日程を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
2027年度自由選抜のWeb出願は2026年9月1日から10日まで、書類送付は9月11日が期限です。国内からは締切日の消印、国外からは到着の扱いに注意してください。文章を書き終える日と、必要な書類がそろって発送できる日は同じではありません。
第1次の結果を待つ前から、面接で説明する練習を進めます
第1次選考の合格発表は2026年10月30日11時、法学部の第2次選考は11月14日で、面接は10時30分からの案内です。第2次合格発表は12月7日11時です。集合や当日の詳細は受験票など大学の指定を確認してください。
法学部の第2次の選考方法は面接です。自由選抜の他学部やアスリート選抜で小論文があるからといって、この方式にも同じ筆記試験があると考えてはいけません。一方、短い文章を書く練習は、面接の説明を整理する方法として活用できます。
提出前から、志望理由書を見ずに内容を説明する練習を行いましょう。例えば、文章ではつながっているように見える経験と学科選びも、口頭で話すと理由の抜けが見つかります。第1次の結果を待って初めて読み返す計画では、内容を調べ直す時間が短くなります。
署名や学校書類は、自分以外の人が関わる作業です
調査書の発行、活動報告書の署名、英語の成績証明書などは、本人の文章作成とは違う手続きです。学校の休業日や証明者の予定を確認し、必要な日数を踏まえて依頼します。「下書きが完成したら全部お願いする」という順番は避けましょう。
活動報告書の証明では、書いた内容を把握する人に確認してもらうことが重要です。例えば、複数の活動を一枚にまとめる場合、署名者が全体を把握できるよう、記録や資料も整理します。署名だけを形式的に頼むのではなく、書類の内容を読んでもらってください。
海外にいる証明者へ依頼する場合は、直筆署名を受けた書類を郵送で受け取る準備が必要です。メールで画像を受け取ればよいという予定で進めないようにしましょう。郵送に日数が必要なら、早めに大学の案内に沿って確認します。
入学手続まで見通し、書類の控えを手元に残します
自由選抜の入学手続は、2026年12月7日から14日までの第1次手続と、2027年1月18日から2月4日までの第2次手続を確認します。合格発表だけを予定表に書いて終わらず、それぞれに必要な作業を要項で確かめてください。
手続きに関わる準備は、家族や支援する人と出願前に共有しておくと整理しやすくなります。本人が面接対策を進める間に、必要な期限や確認事項を別の人が点検することもできます。ただし、提出する内容は本人も理解し、誰かに任せたから分からないという状態を残さないようにします。
発送前には、清書した提出書類の控えを保存してください。面接では下書きではなく、実際に提出した文章をもとに説明する準備が必要です。削った内容を提出済みと思い込んだり、古い数字を話したりするのを防ぐためにも、最後の版をそろえましょう。
志望理由書は、活動の紹介から「何をどう学ぶか」へ進めます
条件の確認には、2027年度特別入試の出願書類を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
自由選抜の志望理由書は、実績や集中して取り組んだことに触れながら、入学後に何をどのように学ぶかを約2,000字で説明する書類です。本人による日本語の自筆が指定されています。先に設問の役割を読み、経験の紹介だけで紙面を使い切らないようにしましょう。
最初の下書きは、経験・疑問・学びを別々に書き出します
最初から完成した文章にしようとすると、経験を詳しく書くうちに、大学での学びへつなぐ時間がなくなります。まずは実際に取り組んだこと、そこから気になった問題、調べて分かったこと、大学でさらに知りたいことを、別々のメモにしてください。
例えば、部活動の決まりについて意見が分かれた経験を使うなら、誰が悪かったかを説明するだけでは終えません。決まりの目的、決定に参加できた人、変更の手順など、何が気になったのかを絞ります。そこから組織のルールや政策の決め方への関心を考えられます。
ただし、身近な出来事を無理に大きな社会問題へ変える必要はありません。学校の中で経験したことと、社会全体について確かめたことは区別してください。「学校でこうだったので、日本全体も同じです」と広げず、追加でどの資料を調べたかを示します。
問いが生まれたら、その疑問に答えるための学びを考えます。権利や義務の関係を整理したいのか、政策の決定過程を学びたいのか、国をまたぐ取引を考えたいのかを言葉にしましょう。学科名の響きから選ぶより、知りたい内容との関係が説明しやすくなります。
「法学部でなければならない理由」を、職業名だけで終わらせません
将来の職業が決まっている人も、その仕事を目指すという一文だけで学習計画を終わらせないようにしてください。例えば、企業で働きたいという目標には、法律、経営、語学などさまざまな学びが関わります。その中で、なぜ法律の考え方を学びたいのかを説明します。
まだ職業が決まっていない場合は、無理に決まっているように書く必要はありません。自分が現在関心を持つ問題と、大学で深めたい学びを具体的にします。将来像は、学んだ力をどのような場面に役立てたいかという形でも考えられます。
例えば、地域の交通に関心があるなら、便利な交通手段を増やしたいという希望に加え、誰が費用を負担し、誰の意見を聞いて決めるかを調べる入口があります。自分が知りたいのは技術なのか、制度なのか、意思決定なのかを整理すると、学部選びの説明が変わります。
大学の公式紹介を読むときも、授業や教員の名前を集めるだけにしないことが大切です。どの説明が自分の疑問に関わるかを一文で書きます。確認していない授業内容や、特定の先生から必ず指導を受けられるという保証を志望理由に加えてはいけません。
活動報告書Bは、時期・実績・本人の役割を正確に伝えます
活動報告書Bは、活動の時期や内容、実績を具体的に示し、団体活動なら本人の役割も説明する書類です。志望理由書と同じ感想を長く繰り返すより、いつ何をしたかを確認できる形へ整えます。書式の指定と、署名を受ける欄も早めに確認してください。
記録の整理では、正式名称、期間、本人の担当、成果、証明資料という順にメモを作れます。例えば、発表会で作品が評価されたなら、作品を作った期間と発表日を分けて記録します。活動の期間が曖昧なまま清書すると、ほかの書類とずれやすくなります。
本人の担当を書く際は、他の人の仕事を含めないようにします。共同制作なら、自分が行った部分と話し合って決めた部分を分けられます。「自分一人で成し遂げました」という強い表現より、協力の中で本人が何を判断したかを正確に伝えることが重要です。
活動を証明する人には、完成した記載内容を確認してもらいます。本人が書いた説明と証明者の理解が違っていた場合、数字だけでなく出来事の説明も見直す必要があります。都合のよい表現を押し通すのではなく、確認できる記録へ戻ってください。
活動報告書Cは、異文化体験の中で理解が変わった過程を示します
出願条件の該当者が使う活動報告書Cでは、特色ある異文化体験について約1,000字で説明します。海外の生活を紹介する観光案内にせず、具体的な場面と、その場面をどう理解したかを考えましょう。日本と海外の優劣を決める文章にする必要はありません。
例えば、授業で意見が分かれた場面なら、最初に何を不思議に感じたのか、相手の考えをどう聞いたのか、その後自分の理解がどう変わったのかを順に書けます。「違う文化に触れました」というまとめだけでは、本人の行動が伝わりにくくなります。
自分の経験を、その国の人全員の特徴として書かないことも大切です。「自分が通った学校のこの授業では」と範囲を示すと、体験を正確に説明できます。別の相手と話して違う考え方を知った場合は、その違いも学びとして整理してください。
同じ出来事を志望理由書でも使う場合、役割を分けます。活動報告書Cでは体験と理解の変化を丁寧に示し、志望理由書ではそこから生まれた問いと大学の学びを説明できます。二つの書類を続けて読み、同じ感想ばかりが重なっていないか確かめましょう。
清書は、内容の理解と書式の確認が済んでから進めます
本人の自筆指定がある書類では、文章が決まってからも、印刷、清書、頁の確認、まとめる作業が残ります。使える筆記具や欄外記入の扱いは書式に従ってください。下書きが完成した日を、そのまま提出準備の完了日と考えないようにします。
清書前には、声に出して内容を説明してください。例えば、「社会の公平さを実現したい」と書いたなら、何についての公平さか、どの立場の人に関わるかを話します。説明が止まる場合は、文章を難しくするより、関心の対象を絞る必要があります。
添削された言葉も、意味が理解できなければそのまま使わないでください。直した理由を確かめ、自分の言い方でも説明します。表現が整うことと、自分の考えが深まることをつなげるためには、修正の前後を比べる作業が役立ちます。
自由選抜の面接は、書類の一文へ「なぜ」を重ねて準備します
法学部の自由選抜の第2次は面接です。用意した自己紹介を一度言えるようにするだけでなく、提出書類の内容について違う角度から説明する練習を進めましょう。質問の順番や時間など、公開されていない形式を決めつける必要はありません。
事実を説明する質問と、理由を説明する質問を分けます
「何をしましたか」と「なぜその方法を選びましたか」では、必要な答えが違います。前者には出来事や本人の行動を答え、後者には判断の理由を答えます。練習では、活動記録を見ながら、この二つを一組にして質問してもらうと整理しやすくなります。
例えば、話し合いの方法を変えた経験なら、変更した内容を説明したあと、何が問題だったのか、ほかの方法も考えたのかを話します。成果だけを繰り返すと、本人がどのように考えたかが見えません。判断に迷った点も、実際の経験に沿って説明してください。
大学で学ぶ理由も同じです。「この問題に関心があります」だけでなく、関心を持ったきっかけ、調べたこと、まだ分からないことを分けます。分からないことがあるなら、その点を大学でどう学びたいかを示すことで、学習計画へつなげられます。
出願条件と準備の優先順位を早めに確認したい方へ
受験相談では、今の学年や活動状況から、最初に確認する条件と今週始める準備を整理できます。
- 出願できる方式と未確認の条件
- 評定・活動・書類のうち先に動く項目
- 志望学部に合わせた準備の順番
反対の考え方を聞かれたときは、自分の意見を言い直します
面接練習では、賛成される質問だけを受ける必要はありません。「その方法で困る人はいませんか」「別の方法ではいけませんか」と問い直してもらいます。これは実際の出題を予測するものではなく、自分の意見がどの条件で成り立つかを確かめる練習です。
例えば、利用者の便利さを理由に制度変更を提案するなら、運営する側の負担や、利用できない人への影響も考えられます。反対意見を聞いたからといって、すぐ自分の主張を捨てる必要はありません。どの点は受け止め、どの点は理由を示して維持するかを整理します。
自分の意見を守るために、確認していない数字を作らないでください。「多くの人が困っています」と言う場合も、何を根拠にそう考えたかを説明します。資料がない部分は、調べたい疑問として扱い、事実として言い切らないことが重要です。
模擬面接の記録は、緊張したかどうかだけにしません
練習後に「うまく話せませんでした」とだけ書くと、次に直す点が分かりません。質問と答え、止まった理由、調べ直す内容を短く残しましょう。内容の理解、質問の受け取り方、説明の順番を分けると、改善する作業が具体的になります。
例えば、言葉が出なかった理由が、専門用語を知らないためなら資料を読みます。知っている内容でも前置きが長かったなら、結論を先に話す練習をします。質問の意味を取り違えたなら、答える前に聞かれた内容を確かめる練習が必要です。
録音を使う場合は、話す速さだけでなく、質問への答えが最初にあるかを確認します。長く話せたことを成功の基準にせず、相手が理解するために必要な情報がそろったかを見ましょう。同じ答えを暗記する練習より、問いに応じて説明を組み直す練習へ進めます。
法学部合格者の経験から、体験を調べ直す準備を学びます
駒澤大学法学部政治学科の実在合格者には、祖父から聞いた技能実習の話や、高2の修学旅行帰りの飛行機での経験から、外国人労働者の暮らしへ関心を深めた記録があります。本人のインタビューで確認できる、社会への関心を学びにつなげた準備過程です。
準備過程は、駒澤大学法学部政治学科の合格者インタビューで確認できます。立教大学の合格実績ではなく、法学部への問題意識を深める参考として紹介しています。
この合格者は、住まいの問題を調べ、団地を活用する案を考えました。先生と志望理由書を作る中で、十分に理解できていない部分を読み直し、説明できるように準備しています。評定や英語資格は公開されていないため、その数値を補うことはできません。
これは立教大学の合格実績ではありません。参考になるのは、体験を持ったところで終えず、調べる、書く、読み直すという作業を重ねたことです。大学や方式が違う事例から、立教大学の合格水準や配点を推測してはいけません。
自分の準備へ取り入れるなら、経験から生まれた疑問に対して、どこまで調べたかを確認します。例えば、制度を変える案を考えたなら、誰が実行し、誰に負担が生じるかも調べます。思いついた案を、理由を聞かれても説明できる案へ育てることが必要です。
国際コース選抜は、英語の得意さを法律の学びへつなげます
条件の確認には、2027年度国際コース選抜入試要項を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
国際コース選抜の対象は、法学部国際ビジネス法学科グローバルコースです。2027年度の募集人員は15名程度です。英語資格を持っているという理由だけで選ぶのではなく、英語で法律の専門内容を学びたいかを確かめてください。
語学を学ぶことと、語学を使って法律を学ぶことを区別します
グローバルコースでは、卒業に必要な法律に関する専門科目をすべて英語で学べます。国際的な取引や争いの予防・解決に関わる考え方を、英語を使って学ぶコースです。英会話の力だけを伸ばしたいという希望と、専門内容を理解したいという希望を分けましょう。
例えば、海外の会社と商品を売買する場面には、価格だけでなく、納期、品質、約束が守られない場合の対応などが関わります。英語で意思を伝えることに加え、何を約束し、どう争いを防ぐかを考える必要があります。関心を法律の問いへ変える入口になります。
大学の紹介で交渉や書面作成の学びを見つけたら、それを何のために学びたいかを書いてみてください。「実践的だから魅力的です」で終えるより、自分が考えたい問題とのつながりを説明します。授業の名前を増やすこと自体は、学習計画の具体性ではありません。
英語試験の基準は、受験日と証明書まで照合します
英語の基準を確認したら、手元の証明書にその条件がそろっているかを点検します。試験名、指定の受験方式、4技能、得点、受験日を並べてください。基準を満たす点数を記憶していても、出願に認められる形式の証明書が用意できるとは限りません。
とくにTOEFL iBTは、受験日で得点尺度が異なる点に注意します。2026年1月21日より前の試験の80点と、それ以降の総合4.5を、同じ数字の大小として比較することはできません。自分の受験日に対応する欄を選び、大学の指定を確認します。
英検の場合も、合格した級の名前だけでなく、CSEスコアを確認してください。英語資格の基準を超えたことは、読む・聞く・書く・話す練習を終えてよいという意味ではありません。第2次選考で必要な内容理解や説明の準備へつなげることが大切です。
日本語の志望理由書だからこそ、法律を学ぶ理由を丁寧に説明します
2027年度のグローバルコースの志望理由書は、約2,000字を日本語で本人が自筆記入する書式です。英語で専門科目を学ぶコースだから、志望理由書もすべて英語にするわけではありません。経験や将来像、コースを希望する理由、入学後の学びを整理します。
下書きでは、経験、関心のある問題、法律を学ぶ必要性、英語で学ぶ理由、大学での取り組みをつなげます。例えば、海外の商品に興味があるなら、商品の魅力を紹介するだけでなく、取引のルールや名前・デザインの保護など、どの問題を考えたいかを絞ります。
海外経験がない人も、体験を作る必要はありません。読んだ文章や学校で学んだ内容、実際の活動から生まれた疑問を整理します。自分が経験したことと、資料で知ったことを区別して説明すれば、関心が生まれた経緯を正確に伝えられます。
「英語が好きだから」という理由には、その先を加えてください。外国の資料を読みたい、異なる背景の人と議論したい、交渉の内容を理解したいなど、自分の問いに英語がどう必要かを説明します。英語を使うこと自体を、学習目標のすべてにしないようにしましょう。
志望理由を英語で言い直し、日本語でも説明の不足を見つけます
日本語で書いた内容を、簡単な英語で説明する練習も役立ちます。これは提出書式を変えるという意味ではなく、内容の理解を確かめる方法です。長い日本語の一文を短く言い直すと、中心となる主張が曖昧な部分に気づけることがあります。
例えば、「国際社会に貢献できる人になりたいです」という表現を、そのまま訳すだけでは具体性は増えません。どの場面で、誰に、どのような力を役立てたいかを日本語で整理してから、英語で説明します。翻訳の難しさに見えて、内容の曖昧さが原因のこともあります。
難しい語を選ぶ前に、自分が言いたい内容を短い言葉で説明してください。そのうえで、専門的な語が必要なら意味を調べます。添削された英文が自然でも、なぜその語を使うかが分からなければ、口頭で質問されたときの理解にはつながりません。
国際コースの第2次は、英文・英語講義・英作文・グループ面接をつなげて練習します
条件の確認には、国際コース・法学部の選考方法を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
2027年度は、現代の国際社会の問題に関する英文を読み、英語の講義を聴いたうえで英作文とグループ面接に取り組む内容です。過年度の提出課題小論文の頁数や参考文献数を、そのまま今年度の提出条件として使わないでください。
過年度の課題と、今年度に提出する書類を区別します
古い記事には、自宅で英語の課題小論文を作る形式が紹介されている場合があります。しかし、2027年度の必要書類と第2次選考は、当該年度の要項で確認します。前年にあった課題を印刷して書き始めるより、今年求められる作業を先に確定することが必要です。
過年度の問題を練習に使うことはできます。ただし、練習する目的は、指定文章を読み、比較し、理由を示す力を育てることです。過去のテーマが再び出ることや、同じ作成条件になることを前提にしてはいけません。
例えば、制度を比べる過去問題を使うなら、複数の制度を同じ観点で整理する練習ができます。出題された国や数字を暗記して終えるより、なぜその観点で比べたのかを説明します。初めて読む文章にも使える考え方を身につけることを目指しましょう。
英文は、知らない単語だけでなく主張と理由を追います
英文を読む練習で、単語をすべて調べることだけが目標になると、文章全体の話が見えなくなります。まず何が問題で、書き手がどの考えを示し、何を理由にしているかを整理してください。細部の語の確認は、その構造をつかむ作業と組み合わせます。
例えば、個人情報の利用を扱う文章なら、便利さの説明、被害のおそれ、ルールの提案を分けて読めます。それぞれを同じ長さで訳すより、中心の主張を短く説明してみましょう。どの具体例がどの理由を支えているかを確かめると、内容が整理されます。
読み終えたら、原文を閉じて日本語で短く要点を説明し、その後に英語でも説明します。意味が分からないまま英文だけを覚えるのを避けられます。自分の意見を加える前に、書き手の主張が正確に説明できるかを点検してください。
英語講義は、全部を書き取るより話の関係を残します
英語の講義を聞く練習では、単語を順番にメモするだけでなく、問題、主張、理由、具体例、残った疑問を分けます。すべてを書き取ろうとして次の話を聞き逃す場合は、中心となる語と関係を短く残す方法を試してください。
練習時には、自分で欄を分けたメモを使えます。ただし、本番でメモを取れるか、どの用紙を使うかは試験の指示に従います。練習方法として使った道具が、そのまま会場へ持ち込めるという意味ではありません。
例えば、企業の情報利用についての講義なら、話し手が利用の利点を述べた部分と、制限が必要な理由を述べた部分を分けます。聞き終わって「情報」「企業」「安全」という語だけが残っていても、何を主張したのかは説明できません。
最初は止めずに聞き、理解できた範囲を説明します。その後に聞き直し、文字の資料があれば照合してください。最初から何度も停止して完全な訳を作る練習だけでは、続けて流れる講義を理解する練習が不足します。
聞き取れなかった原因も分けます。語の意味を知らなかったのか、音がつながって聞こえたのか、話の展開を見失ったのかで、次の練習は違います。「英語が苦手」という大きな感想より、直す箇所を具体的にしてください。
英作文では、結論と理由の関係を短い文で示します
英作文を難しい語で埋めることより、何を主張し、なぜそう考えるのかが伝わることを優先しましょう。まず設問が何を求めるかを確認します。比較する問いに対して、自分の好きな制度だけを紹介しても、答えが不足します。
書く前のメモには、結論、理由、具体的な説明、別の見方への応答を置けます。例えば、情報の公開を進める案なら、知る機会が広がる利点に加え、本人の生活への影響も考えます。どの条件なら自分の案が成り立つかを説明してください。
一文に多くの意味を詰め込む必要はありません。日本語の長い文を英語の短い文に分けても、主張と理由がつながっていれば説明になります。覚えた表現を使うために、書きたい内容を変えてしまう失敗を避けましょう。
書いたあとは、設問に答えたか、資料の説明を取り違えていないか、理由が結論へつながるか、文の意味が明確かを順に確認します。文法だけを直して終わると、内容の問題が残ります。修正理由をメモし、次の答案でも同じ点を点検してください。
グループ面接は、他の人の発言を聞いてから自分の理由を加えます
グループ面接の準備では、他の人の発言を聞かずに、自分の用意した話へ戻す練習にならないようにします。何について意見が出ているのかを確認し、自分の答えと理由を述べます。相手に同意する場合も、同じ言葉を繰り返すだけでなく、理由を説明してください。
例えば、ある提案に便利さという利点が示されたら、自分は利用できない人への配慮という別の条件を考えることができます。反対するためだけに反対する必要はありません。論点を共有しながら、自分が何を加えるのかをはっきりさせる練習をしましょう。
分からない問いには、意味を確認する練習も必要です。聞き取れていないのに答えを始めると、違う内容の説明になりやすくなります。ただし、確認すること自体が評価上有利という採点基準が公表されているわけではありません。会話を正確に続けるための準備として取り組みます。
練習後は、自分の発言だけでなく、他の人の発言をどう受け取ったかも振り返ります。例えば、同じ結論でも理由が違っていたのに聞き流した場合は、相手の理由を短く言い直してみます。自分の意見を伝える力と、相手の説明を理解する力を一緒に育ててください。
国際コースの出願は、9月の書類と11月の第2次を分けて準備します
条件の確認には、国際コースの選考日程と提出書類を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
国際コース選抜の2027年度Web出願は2026年9月1日から10日まで、書類送付は9月11日が期限です。国内からは締切日の消印、国外からは必着の扱いを確認します。第2次の内容に気を取られ、証明書の準備を後回しにしないようにしましょう。
第2次は11月15日で、自由選抜の法学部とは別日です
国際コースの第1次合格発表は2026年10月30日11時、第2次選考は11月15日10時30分からの案内です。第2次合格発表は12月7日11時です。自由選抜の法学部と日程が同じだと思い込まず、方式名と日付をセットで予定に入れます。
入学手続は、2026年12月7日から14日までの第1次手続と、2027年1月18日から2月4日までの第2次手続を確認します。大学が示す手続きの区分ごとに何をするかを読んでください。試験が終わってから初めて合格後の予定を見ることは避けましょう。
練習の予定は公式の日程とは別に設定します。例えば、英文を読んで要点を説明する日、講義を聞く日、英作文を直す日を分けます。すべてを出願後にまとめるより、日々の英語学習に少しずつ組み込むほうが、弱点に合わせて修正する機会を確保できます。
必要書類は、自分の資格区分で一覧を作ります
国際コースの専用書式だけをダウンロードしても、必要書類がすべてそろうわけではありません。入学志願票、志望理由書、調査書などの学校書類、英語の成績証明書、自分の資格に応じた書類を要項の一覧で照合します。作成する人が違うため、準備の場所も分かれます。
本人が作成するもの、学校が発行するもの、試験実施団体の手続きが必要なものに分けてください。例えば、学校書類が封をした状態で発行される場合、その扱いも指定に従います。内容を確認したいからと、本人の判断で開封してはいけません。
海外の学校歴がある場合は、証明書に記載される内容や必要な追加資料も確認します。日本語以外の証明書の扱いを、他大学と同じだと思い込まないようにしてください。手元の書類の名称だけでなく、要項が求める情報を示せるかが重要です。
英語面接の実在の準備例では、留学後も質問への対応を練習しています
東洋大学国際学部グローバルイノベーション学科の実在合格者には、高2でオーストラリアに1年間留学した後、文章の読み合わせや英語での質疑応答を準備した記録があります。指導者と内容や想定質問を検討し、学校の外国語指導の先生とも面接練習を行いました。
準備過程は、東洋大学国際学部の合格者インタビューで確認できます。立教大学の選考内容や合否を示す事例ではありません。
本人のインタビューでは、発音だけでなく、質問する人によって問い方が変わることへの準備も確認できます。評定や英語資格の成績は公開されていません。立教大学の合格事例や、同じ練習量で合格できるという根拠として紹介するものではありません。
参考になるのは、留学経験だけに頼らず、文章を理解する練習と、その内容を問い直される練習を行った点です。英語が話せることと、初めての質問に理由を添えて答えることを分けて準備できます。自分の文章でも、質問者を変えて説明を聞いてもらいましょう。
例えば、一度答えた問いに対して「別の立場ならどう考えますか」と続けてもらいます。そこで説明が止まれば、英語の表現だけでなく、問題への理解を補う必要があるかもしれません。会話の練習から読書や調査へ戻ることで、準備がつながります。
落とし穴:英語の点数があるので、内容を考える練習を省きます
資格の基準を満たした安心から、社会問題を読む練習や意見を説明する練習を後回しにすることがあります。しかし、資格試験の対策と、法律の学びにつながる問いを考える作業は同じではありません。点数を上げる勉強を、内容理解の勉強へつなげる必要があります。
例えば、英語の文章は読めても、そこで扱われる制度の利点と問題点を言えなければ、英作文の理由が薄くなります。反対に、考えはあっても英語で説明する語が足りなければ、短い文で言い直す練習が必要です。どちらの課題かを分けて対策してください。
古い条件を今年度の条件として使うことも避けます。過去の提出課題、頁数、講義時間などが検索で見つかっても、2027年度の法学部の記載と照合します。試験の形式を知るための確認と、学力を育てるための継続練習を両方進めましょう。
「方式の違いは分かったけれど、自分は何から準備すればよいでしょうか」。志望校候補、現在の評定や資格、活動の記録を並べると、相談したい課題が見えてきます。大学を一つに決めていない段階でも、受験相談を利用できます。
受験相談で整理したいこと
- 候補の方式について、大学や高校へ確認したい条件
- 活動や関心を志望学部・志望理由へつなげる際の課題
- 学習・書類・英語・面接のうち、先に進めたい準備
アスリート選抜は、競技結果と大学での学業を両方準備する方式です
条件の確認には、2027年度アスリート選抜入試要項を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
アスリート選抜の法学部では、法学科、政治学科、国際ビジネス法学科を対象に、それぞれ若干名の募集を確認します。グローバルコースは対象から除かれます。競技成績がよいことだけでなく、学業と体育会での活動を両立する意欲が必要です。
入学後も体育会へ入ることを、先に確認します
この方式で入学した場合、体育会への入部は必須です。高校での競技成績を入学のためだけに使い、大学では競技を続けないという希望とは合いません。大学で何を学び、競技をどう続けたいのかを、出願条件の確認と一緒に考えてください。
一方、体育会の部との事前の連絡の有無は、出願や合否に関係ありません。部から声をかけられていなければ応募できないという思い込みを避けましょう。活動内容を調べることと、出願資格を満たすことは別の確認事項です。
例えば、授業への関心だけで出願を決めると、競技の活動場所や生活の組み立てを確認しないままになります。逆に、競技環境だけで決めると、学科で何を学ぶかが曖昧になります。どちらも自分の希望として説明できるかを確かめてください。
学業の条件は、競技実績で置き換えられません
所定の日本の高校卒業区分では、高2学年末までの全体の評定平均値3.5以上を確認します。卒業時期は2026年4月から2027年3月までの所定の範囲です。別の学校教育の区分に当たる場合は、必要な事前審査や証明書を要項で確かめます。
評定は、大会実績があれば省略できる条件ではありません。高3になってから直近の点数を上げても、高2学年末までという対象期間を変えることはできません。高校の先生に、出願で使う期間と成績を確認してください。
法学部には英語の最低点の設定はありませんが、指定された試験の4技能成績を提出する必要があります。受験日の有効期間も確認します。大会が終わってから初めて英語試験の日程を調べると、必要な成績証明書を用意する時間が不足するおそれがあります。
最大7学科を志望できても、学科名だけ変えた文章にはしません
アスリート選抜では最大7学科を志望でき、第1次合格発表時に、第2次で受験する学科が一つに決まります。志望する学科を増やすこと自体が、準備の目的ではありません。どの学科へ進んでも学ぶ理由を説明できるかを考えてください。
例えば、法学科と政治学科を検討するなら、同じ問題への関心を持っていても、何を中心に調べたいかを分けます。権利や義務の整理に関心があるのか、政策の決定に関心があるのかを言葉にすると、学習計画の違いが見えます。
学科ごとの志望理由を書くときは、大学の公式紹介を確かめてください。授業名の一部が自分の興味と似ているだけで、内容が同じだと判断しないようにします。学科を比較した記録があれば、なぜその学科を希望したかを面接でも説明しやすくなります。
競技実績の証明は、チームの順位と本人の出場を分けます
条件の確認には、アスリート選抜の競技実績に関する公式FAQを使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
出願条件に合う競技実績があっても、その事実を確認できる資料が手元にそろっているとは限りません。チームの順位表と、本人の出場記録は別の資料に載っていることもあります。文章を書く前に、何をどの資料で証明するかを整理しましょう。
全国16位、ブロック4位という数字は、大会の位置づけと一緒に読みます
競技条件には、所定の国際大会への出場、全国大会で16位以上、地域ブロック大会で4位以上、または客観的に証明できる同等以上の実績などがあります。大会名だけで判断せず、主催者、対象、規模、開催期間を要項の条件と照らします。
例えば、「全国」という文字がある大会でも、大学が示す条件に当たるかは別の確認です。同等以上という区分を使う場合も、難しい大会だったという感想では証明できません。公式記録や大会の位置づけを示す資料が必要になります。
団体競技では、本人が正選手として実際に出場したことを確認します。選手として登録されていたことだけで、出場した証明になるとは限りません。登録名簿、出場記録、試合結果がそれぞれ何を示すかを分けてください。
大会の終了日も見落とせません。本人の成績が先に確定していても、大会全体がWeb出願締切までに終わっている必要があります。直前の大会結果だけに頼る計画では、結果の内容以外にも確認する条件があることを覚えておきましょう。
証明する実績は、資料を集めてから選びます
競技実績証明書には、条件を満たす実績のうち本人が上位と考えるものを最大3つ記載する書式があります。大会の開催年月日の順など、用紙の指定に従って整理します。目立つ実績を選んだあとで資料を探すより、確認できる記録を先に集めるほうが確実です。
準備用の一覧には、大会の正式名称、開催期間、結果、本人の出場状況、資料の所在、証明を依頼する相手を書きます。例えば、学校の記録だけでは不足する場合、大会の主催団体へ問い合わせる必要があるかもしれません。連絡先を調べる作業も早めに行ってください。
証明書と添付資料で、名称や数字が違わないかを確かめます。普段使っている大会の略称と正式名称が異なる場合は、最初にそろえます。同じ実績を複数の書類に書くときも、記憶に頼って毎回書き直すのではなく、確認済みの記録を参照しましょう。
組み合わせ表だけでは、本人の出場まで分からない場合があります
チーム名が載った組み合わせ表は、そのチームの参加や結果を示す資料にはなります。しかし、本人がどの試合に出たかまでは分からないことがあります。学校名が載っているから自分の出場も証明できた、と考えないようにしてください。
例えば、結果表で順位を確認し、別の出場記録で本人の氏名や試合を確認するという組み合わせが必要です。何の事実を確認する資料かを一枚ずつ整理します。自分の名前がどこにあるかを示せる状態にしておくと、記載内容の点検もしやすくなります。
必要な記録が見つからない場合は、要項や公式の案内に沿って確認します。自分で新しい記録を作って公式資料のように扱ったり、他の大会の記録を代わりに使ったりしてはいけません。証明する相手が事実を確認できる材料をそろえてください。
落とし穴:文章を清書したあとで、証明資料を集め始めます
志望理由書の修正に時間を使い、競技記録の手配を最後に回すと、自分だけでは進められない作業が残ります。過去の記録を持つ人がすぐ対応できるとは限りません。文章の完成と資料の準備を順番待ちにせず、並行して進めることが必要です。
最初に、条件に合う実績と、その証明資料があるかを一覧にします。足りない資料は、いつ誰へ依頼するかを決めてください。文章では確認済みの事実を使い、未確認の記録を大きく見せる表現を避けます。
また、公印や署名などの指定を確認せずに依頼すると、受け取ったあとでやり直しになることがあります。証明する相手へ書式そのものを見せ、必要な欄を共有します。内容の確認を受けることと、提出形式を満たすことを両方点検してください。
アスリート選抜の日程は、ほかの2方式より早く進みます
条件の確認には、アスリート選抜の日程を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
2027年度アスリート選抜のWeb出願は2026年9月1日から3日までです。書類送付は国内から9月4日消印有効、国外からは9月7日必着の扱いです。自由選抜や国際コースと同じ9月10日まで登録できると思い込むと、方式の締切を取り違えます。
第2次は10月4日で、小論文と面接があります
第1次合格発表は2026年9月25日11時、第2次選考は10月4日です。要項では小論文が13時から14時、面接が14時30分からの案内になっています。会場や集合方法、持ち物は受験票など大学からの指示で確認してください。
第2次合格発表は2026年11月2日11時です。入学手続は11月2日から9日までの第1次手続と、2027年1月18日から2月4日までの第2次手続を確認します。発表が早い分、合格後の手続きもほかの方式と分けて管理する必要があります。
試験日程を確認したら、小論文と面接を別々の作業に分けます。例えば、文章を書く練習だけを続けても、競技経験を口頭で説明する準備は残ります。書類を読み直す時間、問題に答える時間、対話する時間を予定へ入れてください。
大会日程と書類の締切を、同じ予定表で見ます
競技の練習や遠征の予定と、出願に必要な作業を別の手帳に置くと、同じ時期へ集中していることに気づきにくくなります。大会や移動の予定、学校書類の依頼、英語の証明書、本人の清書を一枚に並べてみましょう。
例えば、遠征前に証明書を受け取る必要があるなら、その受取日から学校への依頼日を考えます。清書を移動の合間だけで行う計画では、落ち着いて書式を点検する時間が不足するかもしれません。作業を細かく分け、余裕のある日へ前倒しします。
予定を立てる際は、他の人の対応が必要な作業を先に動かします。資料をもらう相手の休業日や学校の発行期間は、本人の集中力では短縮できません。自分で進められる文章の下書きと、依頼して待つ手続きを分けることが重要です。
出願を終えても、提出した内容の説明を続けます
出願書類を発送すると、文章の作業が終わった安心から、書類を見なくなることがあります。しかし、第2次では本人の経験や学ぶ意欲を説明する準備が必要です。提出した最終版の控えを使って、どこから質問されても内容を確認できるようにしてください。
特に、複数学科を希望した場合は、第2次で受験する学科が決まったあと、その学科の学習計画を読み直します。志望順位だけで話を終えず、そこで何を学びたいかを説明します。ほかの学科向けの文章と混ぜないようにしましょう。
新しく読んだ本や調べた内容があれば、提出後に深めた学びとして整理できます。ただし、提出書類に書いてあったことと、その後に調べたことは区別して話します。書類の内容を変えたつもりで説明せず、考えがどう深まったかを伝えられるようにします。
アスリート選抜の志望理由書は、競技の学びと学部の学びをつなげます
条件の確認には、アスリート選抜の志望理由書様式を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
2027年度のアスリート選抜では、志望理由書①に1,500字以内、志望理由書②に志望学科ごと500字以内という指定があります。①では競技生活からの学び、立教大学を志望する理由、入学後の学業とスポーツの目標などを整理します。②は、その学科で学びたいことを具体化する場です。
競技の成果を、順位だけで説明しません
大会の成績は大切な事実ですが、志望理由書全体を試合結果の一覧にすると、本人が何を考えたかが伝わりにくくなります。結果の証明は競技実績の資料が担います。文章では、その結果へ向かう過程で取り組んだ課題や、自分の判断を示してください。
例えば、チームの意見が分かれた場面を扱うなら、単に「協調性を身につけた」と結ばず、何を決める場面で、誰の考えがどう違い、自分が何をしたかを説明します。話し合いの方法を変えたなら、その理由と、変えても残った問題を書き出してみましょう。
ただし、競技経験を無理に法律の話へ置き換える必要はありません。「部活のルールは法律と同じ」と言い切ると、異なる仕組みを混同します。競技で生まれた疑問が、社会の制度や人々の利害を学びたい関心へどうつながったかを、段階を追って考えてください。
学業と競技の目標には、実際に行うことを書きます
「文武両道を頑張る」という決意だけでは、大学生活の計画が見えません。法律や政治を学ぶうえで、授業の予習、文章を読む時間、課題を仕上げる時間が必要です。競技でも、練習だけでなく移動や大会などの予定が関わります。
まずは学業で伸ばしたい力を一つ挙げ、そのために必要な学習を書きます。次に、競技で取り組みたい課題を挙げ、両方を続けるための時間の使い方を考えます。実際の時間割が分からない段階では、確定した予定のように書かず、自分が大切にする進め方を示しましょう。
過去に予定が重なった場面があれば、そこで試した工夫を振り返ることもできます。うまくいった行動だけでなく、間に合わなかった理由や、その後に変えたことも材料になります。失敗を隠して完璧な人物像を作るより、自分の課題を具体的に説明する練習をしてください。
500字の学科別の文章は、共通部分と違う部分を区別します
複数学科へ志望理由を書く場合、大学への思いまで全部変える必要はありません。一方で、学科名だけを入れ替えた文章では、その学科を選ぶ理由が不明確になります。共通する関心と、それぞれの学科で深めたい方向を分けて考えましょう。
例えば、スポーツに関わるルールへ関心があるとしても、個人と組織の権利や義務を学ぶ方向と、政策を決める過程を学ぶ方向では、中心の問いが違います。どちらが自分の疑問に近いかを検討します。学科の公式紹介を読み、学びたい内容を自分の経験へ戻してください。
短い文章では、経験の細部をすべて入れるより、疑問と学ぶ内容のつながりを優先します。①で詳しく述べた体験を②で繰り返す場合も、同じ長さで説明し直す必要はありません。その体験から、なぜこの学科を選ぶのかを明確にします。
落とし穴:支えてくれた人への感謝で、学習計画が終わります
競技を続ける中で、指導者や周囲の支えを受けた経験は大切です。ただ、感謝の言葉だけでは、大学で何を学び、どのように力を伸ばしたいかは伝わりません。感謝を書く場合も、その経験から見つけた問いや、今後の行動へ続けましょう。
例えば「自分も誰かを支えたい」と思ったなら、どのような場面で誰が困っているのかを考えます。スポーツに関わる支援でも、契約、組織の意思決定、地域の取り組みなど、関心の方向は一つではありません。本人が実際に調べた内容を中心に整理します。
読み手に良い印象を与えようとして、まだ考えていない職業や経験を書き足す必要はありません。将来の仕事が決まっていなくても、大学で取り組みたい問いは説明できます。言葉を立派にする前に、本人が口頭でも説明できる内容になっているかを確かめてください。
小論文は、競技の体験談と社会について考える文章を区別して練習します
条件の確認には、アスリート選抜の選考方法を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
アスリート選抜では、小論文と面接の両方に向けた準備が必要です。競技経験を整理していても、提示された課題に文章で答える練習を省かないでください。問いに沿って主張を決め、理由を示し、読み手が追える順に書くことを練習します。
テーマの説明と、設問への答えを区別します
例えば「大会への参加機会を広げるには何を考えるべきか」という練習問題に取り組むとします。スポーツの良さを長く説明するだけでは、参加機会をどう広げるかという問いへの答えになりません。誰が何によって参加しにくいのかを考え、具体的な方法とその課題を示します。
最初に、問いが求めている動作を確認します。賛成か反対かを示すのか、原因を説明するのか、方法を提案するのかで、文章の中心は変わります。何を書いてよいか分からないときほど、思いついた知識を並べる前に、答える対象を短く言い直しましょう。
練習の下書きでは、主張を一文、理由を一文、具体的な場面を一文で書いてみます。この三つの関係が切れていないかを確かめてから文章を広げます。最初から長文を完成させようとするより、途中で理由が抜けていないかを見つけやすくなります。
自分の競技経験を、すべての人に当てはめません
自分のチームで有効だった方法が、別の競技や地域でも同じように使えるとは限りません。体験を理由に使うときは、その場面で何が起きたかを示し、対象が変わった場合に何が違うかも考えます。経験の具体性と、社会全体について考えることをつなげましょう。
例えば、施設の利用時間を延ばす提案では、練習場所を求める人だけでなく、管理する人や周辺に住む人の事情も関わります。自分が便利になる点だけを書かず、実施に必要な条件や調整すべき点を示します。反対意見を一つ考える練習が役立ちます。
反対意見に対しては「理解してもらう」とだけ答えず、どの条件を変えれば懸念を小さくできるかを考えます。時間帯を分ける、利用方法を整理するなど、具体的な案を比べてください。練習では結論が一つに決まらなくても、理由と条件の対応を説明できることを目指します。
書いたあとに直す場所を、誤字だけにしません
文章が書けたら、まず最初の主張と最後の結論が一致しているかを確認します。途中で別の問題へ話が移っていないかも見ます。接続語を足す前に、段落の順番や、それぞれの段落が担う役割を確かめてください。
次に、理由が曖昧な箇所へ印を付けます。「大切だから」「必要だから」が続く場合は、誰にどのような違いをもたらすのかを書き直します。例えば「交流が大切」なら、交流によって何を知り、どの問題へ働きかけるのかまで具体化します。
最後に、言葉や表記を点検します。時間を測る練習と、時間をかけて理由を直す練習は、目的が違います。毎回時間内に書いて終わるだけでなく、一度書いた文章を修正する機会を予定へ入れましょう。
面接では、競技についても学業についても本人の言葉で説明します
面接対策では、実績の説明、競技から得た学び、学科で学びたいこと、入学後の目標を別々に練習します。どの質問でも大会の話へ戻してしまうと、聞かれた内容への答えが不足します。質問の中心を確認してから、必要な経験を選んで話してください。
例えば、学業と競技の予定が重なった場合を聞かれたら、「両方頑張ります」と答えるだけでは方法が分かりません。授業の課題をどう把握するか、いつ学習時間を確保するか、必要な相談をどう行うかを考えます。ただし、大学の制度を確認せず、特別な扱いを受けられると決めつけないでください。
練習相手には、用意した順番を変えて質問してもらいましょう。暗記した文章の途中へ入るような問いにも、自分の考えを説明できるかを確かめます。答えられなかった問いは、その場の失敗として終えず、調べることと考え直すことに分けて次の練習へつなげます。
3方式の準備を、自分の経験・大学の学び・選考の形式から組み立てます
方式ごとの条件を確認したら、自分に必要な準備を整理します。ここでは、公式要項の指定と先ほどの合格者の準備例を踏まえ、記事としての整理方法を示します。大学が公表した採点基準ではなく、自分の準備漏れを見つけるための進め方です。
最初に、出願できる根拠と、伝えたい経験を分けます
出願資格の証明と、志望理由の材料は重なることもありますが、同じものではありません。実績の証明書で条件を確認できても、その経験が法学部への志望にどうつながるかは別に説明する必要があります。逆に、関心が深まった体験でも、それだけで活動条件を満たすとは限りません。
紙の左側に出願条件、右側に準備する資料を書いてみましょう。その下に、経験から生まれた疑問と、大学で学びたい内容を置きます。証明が必要な事実と、自分の考えを整理する部分を分けることで、次に行う作業が見えます。
例えば、活動の結果は確認済みでも、学科を選ぶ理由が「興味がある」だけなら、公式の学科紹介や関連する本を読む作業が必要です。学びたい問いは明確でも、必要な証明書が手元にないなら、書類の依頼を進めます。弱いところによって、優先する作業を変えてください。
次に、経験の中で理解が変わった場面を選びます
文章の材料を探すときは、目立つ経験の大きさだけで比べないようにしましょう。自分が何を知り、何を疑問に思い、どのように確かめたかが説明できる場面を選びます。体験の紹介から、その後の学びへ続けられるかが重要です。
法学部合格者の準備例では、身近な人との関わりや出会いから生まれた問題意識を、自分の提案へ深めていました。これは、その体験を同じように再現すればよいという意味ではありません。経験を振り返り、本人の問いにする作業が参考になります。
国際系学部合格者の準備例でも、留学した事実だけで準備を終えていませんでした。帰国後に本を読み、質問に答え、面接の練習を続けています。自分の経験を通して何が説明でき、何がまだ調べ足りないかを考えると、活動後にも行うことが見つかります。
最後に、提出と対話で同じ内容を説明できるか確かめます
志望理由書は文章、面接は会話ですが、本人の経験や学びたい内容はつながっています。文章にだけ書ける立派な言葉を増やすより、その言葉を使わずに説明しても意味が伝わるかを確かめてください。説明できない箇所があれば、理解を深めるか表現を直します。
国際コースの場合は、日本語で考えた内容を英語でも短く説明する練習が役立ちます。ただし、日本語の長い文章をそのまま英訳する必要はありません。主張と理由を整理して、理解している言葉で表現できるようにします。
アスリート選抜では、競技実績の資料、共通の志望理由、学科別の理由が矛盾していないかも確かめます。本人の役割が書類によって大きく違う、学びたいことが会話と文章で変わるといった食い違いは、準備の途中で直します。事実と考えを一つの説明へまとめていきましょう。
高1・高2から始めると、評定・英語・活動を別々に育てられます
立教大学法学部を推薦・総合型選抜で目指すなら、できるだけ早く準備を始めることをおすすめします。評定の対象期間や活動の実績は、出願直前に文章を直すだけでは変えられません。高1から進めることで、日々の学習と関心のある活動を続けながら、出願条件を意識する時間を持てます。
高1では、受験方式を決めきるより選択肢を残します
高校へ入った時点で、学科や職業が一つに決まっていなくても構いません。まず、学校の学習を続け、自分が疑問に思った社会の出来事を記録してみましょう。関心のあることへ取り組み、後から振り返れるよう、行ったことと考えたことを残します。
活動を選ぶ際は、受験で目立ちそうかだけで決めないでください。継続して考えたい問題があるか、自分が参加できる機会や条件が合うかも大切です。既に取り組んでいる文化活動や競技がある人は、その活動の中で何を学んでいるかを言葉にするところから始められます。
英語は、資格の名前を集めるだけでなく、読む・聞く・書く・話す学習を続けます。受験年度の条件は後に確認し直す必要がありますが、基礎を積み重ねる時間は早く始めるほど確保しやすくなります。資格の取得日と有効期間の条件は別に管理してください。
高2では、学科を調べながら経験を深めます
高2では、興味のある社会の問題を一つ選び、本や公的な情報で調べてみましょう。例えば、地域の活動で感じた疑問を、政治の意思決定や制度の働きと結びつけて考えます。調べた内容を人へ説明し、分からない点がどこにあるかを見つけます。
学科の紹介を読むときは、科目名を書き写すだけで終わらせません。自分が知りたいことを、その学科でどのような観点から学べそうかを考えます。複数の学科で迷う場合も、名前の印象より、中心になる問いや学びの違いを比べてみてください。
アスリート選抜を考える人は、高2学年末までの成績条件を特に意識します。高3になってから条件を知ると、準備の選択肢が限られる場合があります。競技の目標と学校の学習を両方見渡し、早い段階で必要なことを確認しましょう。
高3では、条件の確認と試験の準備を同時に進めます
高3から検討する場合は、まず現時点で条件を満たす可能性がある方式を整理します。評定、英語の成績、活動や競技の実績、学校歴を確認し、曖昧な条件を残したまま文章だけ作らないようにしてください。必要なら、要項に示された方法で大学へ確認します。
そのうえで、書類の提出までに行うことと、第2次までに続けることを分けます。学校へ依頼する書類は発行に時間がかかり、本人の文章には下書きと修正が必要です。面接や英語の講義への対応も、発送が終わってから初めて取りかかる計画にはしないでください。
残り時間が短い場合に、活動を急に増やせば補えるとは限りません。既に持っている経験と学習を整理し、条件を満たす根拠と、足りない準備を確かめます。高3からでも必ず間に合うと決めつけず、今できる作業を具体的に選ぶことが大切です。
保護者は、本人の文章を代わりに完成させないでください
保護者が支えられることには、予定を一緒に確認する、学校書類の依頼を忘れていないか声をかける、本人の話を聞くなどがあります。文章の内容を本人に代わって決めると、面接で説明しにくくなることがあります。本人が何を考えているかを確かめながら支えましょう。
例えば「なぜその問題を学びたいのか」「その経験で何が変わったのか」と聞き、答えが曖昧なら、もう一度具体的な場面を話してもらいます。保護者自身の希望する職業へ話を誘導しないことも大切です。本人がまだ迷っている点を、そのまま整理する時間を持ってください。
不安から他の受験生と比べたくなる場合も、比較する情報が同じ条件かどうかは分かりません。活動の数や資格名だけで準備の進み具合を決めず、自分の条件と次の作業へ戻ります。本人が説明できる内容を増やす支援を意識しましょう。
今週からの準備は、読む・書く・話すを一つのテーマでつなげます
調べること、志望理由を書くこと、面接の練習を、毎回別のテーマにすると負担が増えます。関心のある問題を一つ選び、資料を読み、自分の考えを書き、人に説明する流れで進めてみましょう。読んだ内容をそのまま志望理由へ貼り付けるのではなく、本人の疑問がどう変わったかを確かめます。
最初の日は、問いを小さくして調べ先を決めます
「国際社会を良くしたい」「公平な社会を作りたい」といった目標は、そのままでは調べる対象が広すぎます。誰が、どんな場面で、何に困っているかを一つ選んでください。本人の活動や読んだ本から生まれた疑問なら、考える出発点を説明しやすくなります。
例えば地域のスポーツ施設に関心があれば、「利用したい人が多い時間を、どのように分けるか」という問いへ絞れます。学校生活のルールへ関心があれば、「変更するとき、誰の意見をどう聞くか」と考えられます。ここで挙げた問いを採用する必要はなく、自分が調べたい問題を選びましょう。
調べ先は、テーマに応じて公的な情報や専門書などを選びます。検索結果の短い説明だけで結論を決めず、元の文章で何を扱っているかを確かめてください。読んだ日、出典、気になった箇所を残しておくと、後から内容を見直せます。
次の日は、読んだことと自分の意見を別に書きます
資料を読んだら、書かれていたことを短く整理します。その後に、自分が賛成した点、疑問に思った点、まだ調べたい点を書きます。資料の主張と本人の意見が混ざると、面接で理由を聞かれたときに、誰の考えを説明しているかが分からなくなります。
「なるほどと思った」で止まった場合は、読む前の自分の考えと比べてみましょう。例えば、自分は一つの理由だけを考えていたが、別の立場にも事情があると分かった、という変化があるかもしれません。分からなかった用語も、そのまま重要語として文章に並べず、調べ直します。
志望理由書へ使えそうな箇所が見つかった場合も、すぐに決定稿へ入れる必要はありません。その内容が、自分の経験や学科で学ぶ目的とどう関わるかを説明します。関係が弱い場合は、読書記録として残し、無理に文章へ入れないようにしてください。
週の後半は、相手の質問から説明を直します
整理した内容を、友人や学校の先生など、話を聞いてもらえる相手へ説明してみます。相手がテーマを知らなくても分かる言葉を使ってください。「どの部分が分かりにくかったか」を聞くと、説明に必要な前提を見つけられます。
例えば、本人には当然の活動名でも、初めて聞く人には何をしたのか分からない場合があります。専門的な言葉を使ったら、意味を簡単に説明できるかを確かめます。質問へ答える中で、新しく調べる課題が見つかったら、次の読書や調査へ戻りましょう。
この練習は、相手の意見へすべて合わせることを目的にしません。理由の不足や事実の誤りは直し、自分が大切にする問いは残します。相手から違う意見が出たときは、その意見をどう理解し、なぜ自分は今の考えを選ぶのかを説明してください。
国際コースでは、同じテーマを英語でも扱います
日本語で理解した問題を、英語の短い文章でも読んでみると、言葉の不足を見つけられます。最初から難しい表現を多く使う必要はありません。主張と理由を、本人が理解している表現で短くまとめましょう。
聞く練習では、同じテーマについての音声を使い、話し手の主張とその理由を記録します。その後に、読んだ文章との共通点と違いを整理します。大学の当日の課題を予想して決めつけるのではなく、情報を受け取って考えを表す基礎を練習する目的です。
書いた英文を人に見てもらえる場合は、文法だけでなく、何を主張したい文章なのかが伝わるかも聞いてみてください。正しい単語が並んでいても、理由がつながらないことがあります。内容を整理する作業と、英語の表現を直す作業を分けて取り組みます。
学校で進める準備と、専門的な助言を受けたい準備を整理します
推薦・総合型選抜の対策では、本人が考えること、学校に依頼すること、外部の助言を求めることが混ざりがちです。全部を一人で行おうとする必要はありませんが、本人の経験や志望理由を他の人へ任せきりにすることも避けてください。役割を分けると、相談すべき点が明確になります。
学校には、成績と証明書の確認を早めに相談します
調査書や活動・競技の証明など、学校の確認が必要なものは、要項と指定様式を示して相談します。「推薦で受けたい」という説明だけでは、方式ごとに必要な書類や締切を共有しにくい場合があります。大学名、学部、方式、年度をそろえて伝えましょう。
学校へ依頼する際には、本人が記入する部分と、学校側に確認や記載をお願いする部分を整理します。用紙を渡して終えるのではなく、受け取り予定と、受け取ったあとに自分が行う作業を確認してください。大学への郵送期限から、校内の手続きを逆算することが必要です。
書類の内容が分からないときは、自分で意味を決めつけず、指定を確認します。条件に関する大学への照会が必要な場合と、学校の成績や記録を確認する場合を区別しましょう。相談相手が答えられることを整理しておくと、確認が進みやすくなります。
添削では、文章のきれいさ以外も見てもらいます
志望理由書を読んでもらうときは、「変な文章がないか」だけでなく、経験と学びたい内容がつながるか、本人の役割が分かるか、理由が不足する箇所がないかを聞きます。自分が特に確かめたい点を伝えると、修正の目的が明確になります。
例えば、結論は分かるがその理由が分からないと言われた場合、言葉を言い換えるだけでは改善しません。必要な体験を補う、調べた内容を整理する、段落の順を変えるなど、内容に応じた修正を行います。添削された表現をそのまま写す前に、何が変わったかを理解してください。
自分の考えと違う修正案が出た場合は、理由を聞いて相談します。指摘には文章の構造に関わるものと、別の考え方を提案しているものがあります。本人が説明できない結論へ変えるより、何を伝えたかったかを話し合い、自分の言葉で直すことが大切です。
専門的な相談では、どこで止まっているかを具体化します
「全体的に不安です」という相談から始めても構いませんが、手元の材料があると話を具体化できます。例えば、出願条件は確認できたが活動と学科がつながらない、英語の基準は満たしたが講義の要点をまとめられない、といった課題です。
受験相談へ持っていく材料は、完成した志望理由書だけではありません。学校の成績、受験した英語試験の情報、活動の記録、気になっている学科、現在の下書きなどを整理しておきましょう。何を確認できていて、何がまだ分からないかを伝えます。
対策を依頼する場合にも、本人が考える時間は必要です。提出書類を代わりに作ってもらうことを目的にせず、問いを深める方法や練習の進め方について助言を受けます。書類と当日の説明がつながるよう、修正の過程を本人が把握してください。
出願直前には、内容・形式・手続きを別々に点検します
条件の確認には、立教大学の指定書式一覧を使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
よい文章が書けていても、指定の書式や提出の手続きを満たしているかは別に確認する必要があります。逆に、書類が全部そろっていても、本人の役割や志望理由の説明が不明確な場合があります。出願前の点検では、内容、形式、手続きを一度に曖昧に確認しないようにしましょう。
内容の点検では、事実と本人の説明をそろえます
活動名、時期、成績、本人の役割が、証明資料と一致しているかを確認します。志望理由書に書いた経験と、活動報告書の記録も照合してください。記載を短くしたことで、チーム全体の成果が自分一人の成果に見えていないかも見直します。
学習計画では、実際に調べた科目や学科の特徴と、自分が書いた内容が合っているかを確かめます。別学部の情報や過年度の案内を混ぜていないかに注意してください。制度や授業の変更があり得るため、確認した年度やページを控えておくと見直しやすくなります。
最後に、文章を声に出して説明します。意味が曖昧なまま使った言葉や、理由を問われると困る箇所があれば、清書前に戻って考えます。書類として整っていることと、本人が理解していることの両方を点検しましょう。
形式の点検では、指定用紙と自筆の条件を確認します
文章の字数や用紙の枚数だけでなく、指定欄への記載、署名、公印、厳封など、書類ごとの条件を確認します。厳封された書類は、自分で中を開いて点検しないでください。開封してよいものと、封を保ったまま提出するものを分けます。
英語成績についても、点数が読める画面を印刷すれば足りるとは限りません。方式ごとに認められる証明の形式を確認し、本人の氏名や受験日など必要な情報がそろっているかを見ます。提出方法が分からない場合は、大学の公式案内へ戻ってください。
字数を収めるために極端に細かい文字にしたり、指定された欄の外へ説明を足したりする前に、内容を整理しましょう。文章を短くする際は、理由や本人の役割まで消していないかを確認します。読めることと、指定を満たすことを両立させてください。
手続きの点検では、Web登録だけで終わったと思わないようにします
方式によって、Web上の登録と、必要書類の送付が組み合わされています。登録が終わったことを、出願の全作業が終わったことと取り違えないでください。支払い、印刷、送付など、自分に必要な手順がどこまで完了したかを一つずつ確認します。
消印有効と必着の違いも確認します。国内からと国外からで取り扱いが異なる場合があります。自分の送付元に適用される期限を見て、発送の記録を残せる方法など、要項の指定に従って手続きを進めましょう。
提出前には、控えを残すべき書類を保存します。出願後の面接対策では、修正途中の文章ではなく、提出した最終版が必要です。出願の手続きが完了したあとも、大学からの案内や受験票に関する確認を続けてください。
立教大学法学部の推薦・総合型選抜でよくある質問
条件の確認には、立教大学の2027年度特別入試FAQを使用します。受験年度と志望学科の欄を合わせて確認してください。
最後に、方式選びと準備で混同しやすい点をまとめます。条件や形式は年度によって変わり得ます。以下は2027年度の公式情報をもとにした整理であり、別の年度を受験する場合は、その年度の要項で確認し直してください。
評定が基準を超えていれば、活動実績はなくても出願できますか
自由選抜では、評定だけを満たせばよいわけではありません。法学部で求められる活動実績や海外での学校教育などの条件も確認します。国際コースやアスリート選抜では、別の条件の組み合わせになるため、方式名を決めてから一つずつ確かめてください。
基準を超えていることを、合格が決まったことと捉えるのも避けましょう。条件は出願できるかを判断する入口です。提出書類や選考に向け、学びたい内容とその理由を説明する準備が必要です。
英検の級だけで、出願できるか判断できますか
英語資格の扱いは方式によって違います。国際コースでは指定のスコア基準などを確認し、自由選抜やアスリート選抜でも、求められる成績の提出条件を確認します。「何級を持っているか」という情報だけでは、受験日や必要な技能、証明書の条件まで確認できません。
特に、資格試験の成績には利用できる期間の指定があります。以前に高い成績を取っていても、その成績が対象期間に入るかは別です。申込予定の試験がある場合も、結果と証明書を出願に間に合う形で用意できるかまで確認しましょう。
国際コースでは、英語の志望理由書を長く書くのですか
2027年度の国際ビジネス法学科グローバルコースの指定用紙では、日本語で2,000字程度の志望理由書を確認します。過年度の課題や他の方式で見かけた提出物を、そのまま今年度の法学部へ当てはめないでください。指定様式を開き、何をどの言語で書くかを確認します。
ただし、志望理由書が日本語だから英語の準備が不要ということではありません。第2次では英文や英語の講義を踏まえて考えを表す選考があります。提出書類の言語と、当日に求められる対応を区別して練習してください。
競技団体へ事前に連絡しなければ、アスリート選抜を受けられませんか
立教大学の公式FAQでは、体育会各部とのコンタクトの有無は出願や合否に関係しないと案内されています。事前連絡が必須条件だと思い込み、出願を諦めたり、合否への特別な働きかけを期待したりしないようにしてください。
一方で、入学後の体育会活動を理解し、自分がその活動を続けたいか考えることは重要です。競技の情報を知ることと、選抜に必要な正式の条件を満たすことは分けて扱います。出願条件は募集要項と公式の案内を根拠に確認しましょう。
法律の専門知識を全部覚えてから、面接の練習を始めるべきですか
全てを学び終えてから話す練習を始める必要はありません。自分が読んだ内容、関心を持った理由、まだ分からないことを説明してみると、次に調べるべき点が分かります。知らないことまで知っているように話すのではなく、理解している内容を理由とともに伝えましょう。
ただし、「大学に入ってから学ぶので、今は何も調べていません」では、学びたいという思いの具体性が乏しくなります。関心のある問題について、今できる範囲で読む、調べる、考えるという行動を進めます。調べた事実と自分の意見を区別できるようにしておくことも大切です。
志望校がまだ絞れていなくても、準備や相談を始めてよいですか
始めて構いません。学校の学習、英語、活動の記録、関心のある社会問題を考えることは、志望校が決まるまで全て止めておく必要はありません。方式による条件の違いを知ることで、今の学習や活動の中で意識すべきことが見えてきます。
相談するときも、完成した志望理由がなくて構いません。気になっている学部、これまでの経験、成績や資格の状況、何に迷っているかを整理しておきます。特定の結論を急ぐより、自分の関心と準備の条件を一緒に見渡すことから始めましょう。
推薦・総合型選抜の準備をさらに整理したい場合は、総合型選抜・推薦対策の関連記事一覧も活用してください。大学ごとの条件は、必ず各大学の最新の公式情報を優先します。
立教大学法学部へ向け、自分の条件と準備の順番を整理しましょう
立教大学法学部の推薦・総合型選抜を考えるときは、自由選抜、国際コース選抜、アスリート選抜を分けて確認します。評定の対象期間、英語の扱い、活動や競技の条件、書類、選考の形式が違うためです。どの方式を目指すかによって、今行う作業も変わります。
自由選抜では、条件に合う活動や学校歴を確認したうえで、経験から生まれた問いを法学部での学びへつなげます。国際コースでは、英語の基準を確かめ、日本語の志望理由と、英語で情報を理解し表現する練習を進めます。アスリート選抜では、競技実績の証明と、学業・競技の目標を両方準備します。
どの方式でも、書類を出す直前に文章だけを整えれば十分とはいえません。学校の成績、英語、活動の経験を積み重ね、その経験を本人の言葉で説明する準備が必要です。高1・高2から進められる人は、学ぶ時間と試す時間を確保し、早くから選択肢を残していきましょう。
まず、手元にある材料を一枚へ並べてみてください
今の評定とその対象期間、英語の受験日と成績、活動や競技の記録、気になる学科を書き出します。その横に、確認できた条件と、まだ確かめていない条件を置きます。文章を作り始める前に、どこが出願の入口で、どこが学びの準備なのかを整理します。
次に、今週行う作業を決めます。学校へ証明書の発行を相談する、活動の記録を整理する、関心のある本を読む、下書きの理由を説明してみるなど、実際に行動できる形にしてください。「推薦対策を頑張る」より、終えたかどうかが分かる作業へ分けると進めやすくなります。
途中で方式や学科への考えが変わったら、条件を確認し直し、準備の組み合わせを調整します。過去に書いた文章へ無理に新しい学科名を当てはめるより、何を学びたいかへ戻って考えましょう。自分の経験と大学の学びがつながる説明を、少しずつ育てていくことが大切です。
条件の確認や志望理由の整理で迷う場合は、マナビライトの受験相談で、今の状況から次に行うことを相談できます。志望校が決まっていない段階でも利用でき、相談後に入塾を決める必要はありません。確認済みの条件と困っている点をまとめておくと、話を具体化しやすくなります。
受験相談で整理したいこと
- 候補の方式について、大学や高校へ確認したい条件
- 活動や関心を志望学部・志望理由へつなげる際の課題
- 学習・書類・英語・面接のうち、先に進めたい準備
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