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東北大学法学部の推薦入試対策|AO入試II期の英文・面接とIII期の共通テスト

東北大学法学部の推薦を調べていて、「AO入試II期とAO入試III期のどちらを準備すればよいか」「評定の条件は同じか」「英語や面接はどこまで必要か」と迷っていませんか。名前が似ていても、二つの方式は出願資格や学力の示し方が異なります。活動実績だけで準備を進めると、筆記試験や共通テストの対策が不足するおそれがあります。

2027年度は、II期が24人、III期が16人の募集です。II期は共通テストを課さず、大学の筆記試験と面接で評価します。III期は指定された共通テストと書類、面接を合わせて評価します。どちらも、法的・政治的な問題への関心と学力を結び付ける準備が必要です。

この記事では、2027年度の公式選抜要項とII期募集要項を基に、各方式の資格、日程、配点、書類、英語、面接の対策を分けて説明します。2026年10月21日時点でII期の出願は終了し、III期の募集要項は11月下旬公表予定です。未公表の細部は、過年度から補いません。

読み終えると、自分が学校へ確認する条件、日々の学習で直す課題、専門家に相談する説明の不足を分けられます。出願できる状態だけで止めず、本人の経験と学びたい理由を、本番で伝えられる状態へ進めましょう。

東北大学の総合型選抜・推薦入試の大学別案内へ

東北大学青葉山新キャンパスの風景

この記事で分かること

  • AO入試II期とAO入試III期の出願資格・日程・配点の違い
  • II期の英文読解と論理、英語で話す基礎の準備
  • 志願理由書と活動報告書で、本人の経験を伝える方法
  • III期の指定共通テストと、書類に基づく面接の対策
  • 高校1年からの準備と、自分・学校・専門家の役割分担

確認資料は、2027年度入学者選抜要項(7月16日更新版)と2027年度AO入試II期募集要項です。III期の募集要項の公表状況は東北大学公式AO入試案内で確認できます。

東北大学法学部の推薦を調べる入口|AO入試II期とAO入試III期は、学力の示し方が違います

「推薦なら評定と面接だけでは」と考えていませんか。東北大学法学部で今回扱うのは、総合型選抜として行われるAO入試II期とAO入試III期です。どちらも学力を重視しますが、その確かめ方や出願の時期は同じではありません。

II期は大学の筆記試験、III期は共通テストが軸になります

AO入試II期は大学入学共通テストを課さず、大学が行う筆記試験で第1次選考を実施します。第1次選考の合格者が第2次選考の面接へ進みます。共通テストを課さないことを、学力を確認しないことと取り違えないでください。

AO入試III期は、指定された共通テストの成績、出願書類、面接の結果を総合して評価します。志願者が募集人員を大幅に上回る場合には、共通テストによる第1次選考を行うことがあります。全員が必ず同じ段階を経ると決めつけず、方式ごとの案内を確認しましょう。

例えば、英文を読んで理由を説明する練習はII期の筆記に直接つながります。一方で、III期では指定教科の学力をそろえることが欠かせません。得意な一分野だけで方式を選ぶのではなく、出願資格と必要な評価を学校や受験相談で照らし合わせてください。

II期

共通テストを課さず、筆記と面接で評価します。

2027年度は出願終了。出願済みなら11月の試験へ備えます。

III期

共通テストと書類、面接を総合して評価します。

2027年度選抜要項を基に準備し、11月下旬予定の募集要項を確認します。

人数

2027年度はII期24人、III期16人です。

過年度の人数と今年度の条件を混ぜません。

2027年度は、II期24人・III期16人を確認します

2027年度の法学部の募集人員は、AO入試II期24人、AO入試III期16人です。過年度の人数をそのまま今年度の数字として使わないでください。特にIII期は、参考として掲載された2026年度募集要項と、2027年度選抜要項の人数を混ぜないことが重要です。

人数の違いだけから、どちらが自分にとって簡単かは分かりません。受験者の状況や選考内容も違うためです。募集人員は準備の規模を知る情報ですが、本人の合格確率へ置き換えることはできません。

また、AO入試の名称を残していることにも注意しましょう。検索では総合型選抜や推薦入試という言葉を使っていても、大学の公式資料ではAO入試II期・III期の欄を確認します。学校へ依頼するときも正式な方式名を伝えると、別方式の書類を取り違えにくくなります。

AO入試II期筆記試験と面接で学力や意欲を示します。
AO入試III期指定共通テストと書類・面接で示します。

現在の公開状況によって、確定できる範囲が違います

2026年10月21日時点では、2027年度AO入試II期の募集要項が公表され、出願受付は終了しています。これから出願する人へ、まだ10月の受付に間に合うような案内はできません。出願済みの人は11月の試験準備へ、次年度以降の人は自分の受験年度の要項の確認へ進んでください。

III期の2027年度募集要項は、公式案内では11月下旬公表予定です。ただし、2027年度の選抜要項には、法学部の資格、選考方法、配点、日程の概要が掲載されています。この記事ではその確認済みの範囲を説明し、未公表の書類様式や細かな手続を過年度から作りません。

公式の説明がまだない部分は、準備をすべて止める理由にはなりません。共通テストの指定科目、本人の関心、学習や活動の振り返りは先に進められます。書式や提出方法が公表された時点で、その準備を今年度の指示へ合わせてください。

この章では「共通テストを課さず、筆記と面接で評価します」という点を押さえてください。過年度の人数と今年度の条件を混ぜません。

AO入試II期の出願資格|学習成績概評Aと学校長の評価を先に確認します

評定の数字だけを見て、II期へ出願できると思っていませんか。法学部のII期には、卒業見込み等の資格、学習成績概評、入学の確約、学校長からの評価という複数の条件があります。どれか一つだけで判断せず、学校の進路担当と今年度の該当欄を照合してください。

2027年度の対象となる卒業時期と資格区分

国内の高校や中等教育学校については、2027年3月卒業見込みの人が基本の対象です。要項には、定められた規定に基づき2026年4月から2027年3月までに卒業又は卒業見込みとなる人を含むことも示されています。すべての既卒者が出願できる、と広げて説明しないでください。

認定・指定された在外教育施設の修了等の区分や、国内の国際バカロレア認定校で所定期間に資格を授与された人などの区分もあります。自分の学歴がどこへ当てはまるか不明な場合は、学校で在籍や修了の事実を確認し、大学の担当窓口へ資格区分を照会しましょう。

海外で学んだ経験があるから自動的に特別な区分へ入るわけではありません。資格の名称、取得時期、学校の種類が関わります。必要な証明書を自分で推測してそろえる前に、要項の対象条件を正確に確認することが必要です。

自分でできること

卒業予定と資格区分を要項に照合します。

通常と異なる学歴は自己判断せず、大学へ確認します。

学校の先生に頼めること

学習成績概評と、学校が作成する書類を確認します。

調査書・志願者評価書の校内手続を早めに尋ねます。

プロに頼ったほうがよいこと

出願条件の先にある、筆記と面接の不足を確認します。

答案と説明を使い、先に練習する部分を具体化します。

学習成績概評Aと、入学する意思を確認します

II期の出願要件には、調査書の学習成績概評がA段階に属することが示されています。自分で計算した平均だけで条件を満たしたと判断せず、学校が作成する調査書の区分について進路担当の先生に確認してください。成績の確認は、出願書類を作り終わってからでは遅くなります。

国内の国際バカロレア認定校の資格区分で出願する場合には、総合成績35点以上という要件が示されています。別の学部の基準や、別方式の条件へ読み替えないでください。資格に応じた証明の方法も、今年度の募集要項で確認します。

もう一つの要件は、法学部での勉学を強く志望し、合格した場合に必ず入学することを確約できることです。本人だけでなく、入学に必要な準備を支える家庭とも話し合っておきましょう。合格後に進路の優先順位を初めて決める前提では、この要件に沿いません。

学校へ確認する条件調査書の学習成績概評と、学校作成書類の申請方法を確認します。
本人が確かめる意思合格した場合に入学することを、家庭とも共有します。

学校長からの高い評価は、学業と関心の両方に関わります

出願基準では、大学の教育目標を達成できる十分な学力と、法的・政治的な問題への関心、論理的思考力や英語能力などについて、学校長から高い評価を得ていることが求められます。単に活動の受賞歴があるかどうかだけの話ではありません。

例えば、探究活動のテーマを説明するなら、何に疑問を持ち、何を調べ、どのように考えを深めたかを先生へ伝えます。大きな役職名だけでは、本人の学びは確認しにくくなります。学校が事実を確認できる材料を、日頃から残しておくことを勧めます。

学校の手続が必要だからといって、II期を学校推薦型選抜と同じ仕組みだと決めつけないでください。大学が行う筆記試験や面接を含めて準備する必要があります。校内の相談が進んだ後も、大学の選考で必要な力を別に点検しましょう。

本人が確かめる意思合格した場合に入学することを、家庭とも共有します。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

自分でできること・学校に頼むこと・専門家に相談すること

無地の資料を前に、学校の先生へ準備について相談する高校生

自分でできるのは、要項の資格と要件を読み、自分の卒業予定や学習の状況を確認することです。ただし、調査書の区分や学校長の評価を本人だけで決めることはできません。要項を学校に示し、どの手続をいつまでに頼む必要があるかを尋ねてください。

学校の先生に頼めることは、調査書と志願者評価書の発行、学習成績概評の確認、活動報告書の事実確認です。先生には本人の活動記録を示し、内容が学校の記録と一致するかを確認してもらいます。大学の資格区分が不明なら、学校と確認後に大学へ問い合わせましょう。

プロに頼ったほうがよいことは、条件を満たした後の対策の優先順位です。筆記の英文読解、論理の説明、面接での関心の伝え方のどこに不足があるかを、答案や回答を使って確かめます。出願できることと合格するための力が整っていることを、分けて相談してください。

この章では「卒業予定と資格区分を要項に照合します」という点を押さえてください。答案と説明を使い、先に練習する部分を具体化します。

AO入試II期の日程と選考|第1次は書類選考ではなく筆記900点です

第1次選考:全志願者が筆記 筆記試験 900点 第1次選考の合格者が進む 第2次選考 第1次の成績を引き継ぐ 筆記 900点 + 書類の評価を含む 面接 400点 合計 1,300点で評価

総合型選抜の第1次は書類だけだと思っていると、II期の準備を取り違えます。東北大学法学部のII期は、すべての志願者が筆記試験による第1次選考を受けます。書類を提出した後こそ、英文と論理の説明を仕上げる期間です。

2027年度の出願受付は、2026年10月16日正午で終了しています

2027年度II期の書類受付期間は2026年10月13日から10月16日正午必着でした。インターネットの事前登録は10月6日10時から可能と案内されていましたが、Web入力と検定料の納付だけでは出願完了になりません。必要書類を期間内に郵送する必要がありました。

2026年10月21日時点で未出願の人へ、今年度II期にこれから申し込めるとは案内できません。III期の資格や学力の準備を確認する場合も、II期の書類をそのまま出せるとは考えず、2027年度III期の募集要項公表後に指示を確認してください。

次年度以降にII期を考える人は、今年度の日程を固定の締切として使わないでください。早めに学校へ発行書類を相談し、自分の年度の募集要項で期限を確認します。出願の年だけ変えて予定を使い回す方法は避けましょう。

第1次

2026年11月7日、筆記900点です。

英文読解と論理的思考の二つの筆記へ備えます。

第2次

11月28日に面接を行います。

筆記900点を引き継ぎ、書類評価を含む面接400点を合わせます。

発表と手続

合格発表は12月4日17時です。

12月11日から17日の入学手続まで予定を共有します。

11月7日の筆記は、60分と90分の二つです

2027年度II期の第1次選考は2026年11月7日です。法学部は筆記試験①が12時から13時、筆記試験②が14時30分から16時と案内されています。二つの試験を、同じ文章を長く解く一つの試験として扱わないでください。

筆記試験①は英文読解力、筆記試験②は大学が求める学生像に掲げる問題に特に関係の深い英文読解力と論理的思考力を評価します。II期の筆記を、日本語だけの小論文試験と説明するのは正確ではありません。英文を理解し、その内容を筋道立てて扱う練習が必要です。

時間割にある試験開始時刻と、受験者が入室・集合すべき時刻は別に確認してください。受験票や入学志願者への注意事項で、指定された試験場と案内を確かめます。会場名を調べただけで準備を終えず、建物までの道順も確認しましょう。

第1次選考

11月7日に、二つの筆記試験を受けます。

第1次結果・第2次選考

11月20日の結果確認後、合格者は11月28日の面接へ進みます。

合格発表・手続

12月4日の結果確認後、12月11日から17日に入学手続を行います。

第1次選考筆記900点です。
第2次選考筆記900点を引き継ぎ、書類評価を含む面接400点と合わせます。

第2次でも、第1次の筆記成績が使われます

第1次選考の配点は筆記試験900点です。第2次選考では、その筆記試験の成績900点と面接400点、合計1,300点で評価されます。出願書類の評価は面接点に含まれます。

つまり、第1次を通れば筆記の点数が消えるわけではありません。筆記で示した力も、最終の判断へつながります。面接へ進むための通過点だけと考えず、読解と論理の練習を丁寧に進めてください。

一方で、配点が大きいからといって、書類や面接を後回しにすることも勧めません。面接では法的・政治的な問題への関心や意欲、英語で話す基礎的な力なども評価されます。筆記と面接に共通する論理の説明を育てながら、書類とのつながりを確認しましょう。

第2次選考筆記900点を引き継ぎ、書類評価を含む面接400点と合わせます。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

結果発表から面接、入学手続までを確認します

第1次選考の結果発表と第2次受験票の印刷開始は、2026年11月20日17時です。第2次選考は11月28日で、法学部の面接は9時からと案内されています。本人の集合や実施の詳細は、その時点の注意事項で確認してください。

合格者発表は12月4日17時、入学手続期間は12月11日から12月17日必着です。結果が分かったら終わりではなく、入学のための手続が続きます。保護者等にも大学の案内を共有し、本人が何を確認するかを明確にしておきましょう。

第1次の結果を待つ期間にも、面接の練習を止めないことを勧めます。結果後に一から志願理由を説明する練習を始めると、追加質問に対応する時間が限られます。出願時に書いた内容を基に、理由と経験を短く説明する練習を続けてください。

この章では「2026年11月7日、筆記900点です」という点を押さえてください。12月11日から17日の入学手続まで予定を共有します。

AO入試III期の出願条件と日程|2027年度選抜要項で分かることと、公表待ちのこと

III期の募集要項がまだ出ていないなら、何も準備できないのでしょうか。2027年度の選抜要項には、法学部の出願資格や配点、日程の概要が掲載されています。ただし、提出様式や細かな締切時刻は、これから公表される募集要項で確かめる必要があります。

既卒者を含む資格と、指定科目の受験を確認します

III期は、高校又は中等教育学校を卒業した人と2027年3月卒業見込みの人、認定・指定された在外教育施設の課程を修了した人と2027年3月までに修了見込みの人が資格の対象として示されています。II期と同じ卒業時期の条件だと考えないでください。

出願要件は、東北大学法学部での勉学を強く志望し、合格した場合に必ず入学することを確約できることと、指定する2027年度共通テストの教科・科目を受験したことです。共通テストを受けるだけでなく、大学が指定した組合せを満たす必要があります。

2027年度選抜要項のIII期資格・要件欄には、II期のような学習成績概評Aの条件は示されていません。ただし、教科成績は出願書類で評価されます。評定条件の違いを「学校の勉強は見られない」と読み替えず、日々の学習を続けてください。

現在確認できること

資格・選考方法・配点・日程の概要です。

2027年度選抜要項の法学部III期欄を使います。

公表後に確認すること

提出様式と、細かな受付・郵送の条件です。

11月下旬予定の2027年度募集要項で確認します。

今進めること

指定教科の学習と、経験・関心の振り返りです。

旧年度用紙を清書せず、本人の材料と学校への相談を先に進めます。

学校長の評価と、法的・政治的な問題への関心が必要です

III期の出願基準でも、人物、十分な学力、法的・政治的な問題への幅広い関心、法律・行政の実務や研究に将来関わろうとする意欲などについて、学校長から高い評価を得ていることが示されています。共通テストの成績だけで出願と合格が完結する方式ではありません。

学校の先生へは、志望する理由と、これまでの学習や活動を具体的に伝えてください。例えば、学校のルールについて調べた経験なら、結論だけでなく、誰のどんな意見を知って考えが変わったかを説明します。学校が確認できる事実と、本人が考えたことを分けると相談しやすくなります。

通常と異なる資格区分が関わる場合は、III期の資格欄を読んで学校と大学へ確認しましょう。II期に別の資格区分があることを理由に、III期にも同じ区分があると決めつけないでください。方式ごとの資格確認が必要です。

募集要項公表前

2027年度選抜要項で資格・配点・日程の概要を確認します。

11月下旬予定の公表後

提出様式・受付時刻・郵送と成績提供の方法を確認します。

1月の出願へ

学校の書類と本人の書類を、正式な案内に沿ってそろえます。

現在の準備2027年度選抜要項で資格・指定科目・日程の概要を確認します。
募集要項公表後提出様式、受付時刻、郵送方法を確認して学校へ共有します。

2027年1月19日から22日の出願に向けた準備

2027年度選抜要項では、III期の出願受付は2027年1月19日から1月22日です。第1次選考の結果発表は2月4日、選抜試験は2月8日、合格者発表は2月10日、入学手続は2月11日から2月17日と示されています。

この記事では、III期の2027年度募集要項が未公表の時点で、出願最終日の時刻やWeb登録期間を過年度から補いません。11月下旬予定の公表後に、受付時刻、郵送の指定、印刷する書類、成績提供の方法を確認してください。日付の概要と、実際の手続条件を分けて扱います。

共通テストの後に出願期間が来るため、学校への相談や活動の振り返りをすべて試験後へ回すことは勧めません。提出様式が出る前でも、学びたい内容と経験の整理、学校が発行する書類の相談は進められます。正式様式に沿った最終確認は公表後に行いましょう。

募集要項公表後提出様式、受付時刻、郵送方法を確認して学校へ共有します。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

未公表の提出書類は、旧年度のまま確定させません

公式ページには参考として2026年度III期の募集要項もあります。しかし、過年度の用紙を2027年度の提出用紙として使うことはできません。記入内容の準備と、提出様式の決定を分けてください。

2027年度選抜要項で確認できるのは、出願書類の評価に教科成績、学習成果、活動実績、資格等が含まれることです。具体的な書類一覧や枚数、誰が作成するかは、III期の募集要項で最終確認します。本人の経験の記録と、学校へ相談する材料は先にそろえられます。

公表後は、法学部の欄と共通の出願手続の欄を両方読みましょう。学部の説明だけでは、写真、印刷、支払、郵送などの共通手続を見落とすおそれがあります。不明点が残ったら、書類名と該当箇所を示して学校または大学へ確認してください。

この章では「資格・選考方法・配点・日程の概要です」という点を押さえてください。旧年度用紙を清書せず、本人の材料と学校への相談を先に進めます。

II期とIII期では、卒業時期や学力の示し方が違うため、名前だけで準備を選ぶと不足が残ります。無料受験相談で資格と今の学習を照らし合わせ、筆記・共通テスト・書類のどこを先に整えるかを具体化しましょう。

相談で確かめること

II期とIII期で異なる出願条件

自分の現状と、募集要項の選考内容を照らし合わせます。

相談で確かめること

英文読解と教科学習の優先順位

自分の現状と、募集要項の選考内容を照らし合わせます。

相談で確かめること

学校へ依頼する書類と準備の順番

自分の現状と、募集要項の選考内容を照らし合わせます。

AO入試III期の配点と共通テスト|950点と書類を含む面接400点をどう準備するか

共通テストの点数が高ければ、III期の面接は軽く準備すればよいのでしょうか。法学部のIII期は共通テスト950点と、出願書類の評価を含む面接400点で、合計1,350点です。点数だけでなく、なぜ法学部で学ぶのかを説明する準備も必要です。

共通テストで第1次選考が行われる場合があります

志願者数が募集人員を大幅に上回る場合、III期では共通テストの成績による第1次選考を行うことがあります。その場合は、第1次選考の合格者だけが第2次選考へ進みます。毎年必ず実施されるとは書かれていない点に注意してください。

この仕組みがあるため、面接への意欲だけで共通テストの不足を無視することはできません。一方で、共通テストを通過すれば自動的に合格するわけでもありません。出願書類と面接で、関心や学ぶ意欲を具体的に伝える必要があります。

未確認の足切り点や倍率を、自分の受験判断に使わないようにしましょう。要項に示された配点と、今の答案の課題を先生や受験相談で照らし合わせます。合格可能性を一つの数字へまとめるより、どの学習を先に改善するかを具体化してください。

共通テスト

950点で評価します。

教科別の指定と換算方法を学校と照合します。

面接と書類

書類評価を含む面接400点です。

学ぶ意欲を、本人の経験と理由で説明する準備を進めます。

第1次選考

志願者多数の場合に行うことがあります。

未確認の足切り点で判断せず、指定科目と弱点の復習を優先します。

指定科目を一つ欠くことと、得点不足は別です

2027年度選抜要項は、学部が指定する教科・科目を一科目でも受験しなかった場合は失格としています。単に共通テストの合計点が高いことより先に、指定された科目を受けることが必要です。登録内容と当日の解答を、学校の先生と確認してください。

法学部では国語、指定された地理歴史・公民から2科目、数学Ⅰ・数学Aと数学II・数学B・数学C、理科1科目、外国語1科目、情報Ⅰを確認します。地理歴史・公民では、公共・倫理と公共・政治経済の2科目を組み合わせることはできません。科目名だけでなく、選択上の注意も読む必要があります。

理科は基礎を付した四分野から二つを解答する科目を含む選択です。理科を2科目受験した場合は、第1解答科目の成績を利用する指定があります。九州大学など別大学の理科条件を、そのまま東北大学へ持ち込まないでください。

国語・地理歴史公民・数学各200点です。指定科目の組合せも確認します。
理科・外国語・情報順に100点・200点・50点です。
英語の換算リーディング150点、リスニング50点です。

英語はリーディング150点・リスニング50点へ換算します

III期の共通テスト配点は、国語200点、地理歴史・公民200点、数学200点、理科100点、外国語200点、情報50点です。英語については、リーディング100点とリスニング100点を、それぞれ150点と50点に換算して利用します。

リーディングとリスニングの生の合計点が同じでも、内訳によって換算後の点数は変わります。どちらも同じ配点だと思って学習の計画を立てないようにしてください。ただし、配点の比をそのまま勉強時間の比へ置き換える必要はありません。

例えば、リスニングの基本的な聞き取りに大きな不足があるなら、配点が小さいからといって練習を止めることは勧めません。読解のどこで失点し、聞き取りのどこで止まるかを分けて確認します。受験上の配慮や免除が関わる場合は、大学の指定する換算方法を別途確認してください。

自分でできること|答案から復習する範囲を絞ります

自分でできるのは、科目ごとの問題を解き、間違いがどの段階で生じたかを確かめることです。用語を知らなかったのか、条件を読み落としたのか、計算を誤ったのかで、必要な復習は違います。点数だけを記録するより、次に解き直す問題を特定してください。

例えば、地理歴史・公民で選択肢の言葉は知っていても、時期や主体を取り違えるなら、その関係を整理する復習が必要です。英語では、単語を調べた後も主張が説明できないなら、段落のつながりを読む練習を加えます。自分の苦手を科目名だけでまとめないことが大切です。

独学で原因が分からない問題を長く抱え込まず、学校の先生へ答案を見せましょう。どこまでは考えられたかを示すと、説明の出発点を合わせられます。すべてを最初からやり直す予定より、必要な基礎へ戻る計画を勧めます。

英語の換算リーディング150点、リスニング50点です。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

学校の先生に頼めること|科目の指定と学習の穴を確認します

学校の先生には、大学の指定科目と受験予定の照合を頼めます。理科の第1解答科目や地理歴史・公民の組合せなど、注意書きも含めて確認してもらってください。成績の相談だけで手続の確認を省かないことが必要です。

基礎学力の相談では、直近の答案と使っている教材を示し、どの単元の問題から復習すればよいかを尋ねます。苦手だから勉強量を増やす、という助言だけでは実行しにくい場合があります。次に解く問題の範囲と、理解の確認方法まで聞いてください。

学校で方式全体の準備の時間配分まで確認するのが難しい場合は、専門家へ相談する範囲を分けられます。教科の理解は学校、書類や面接を含む計画は専門家というように、相談の目的を明確にしましょう。

英語の換算リーディング150点、リスニング50点です。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

プロに頼ったほうがよいこと|共通テスト後に書類と面接が残る計画です

III期は共通テスト後に出願と面接が続きます。試験後に一から関心を探し始めると、短い期間へ準備が集中します。専門家には、教科学習を保ちながら、書類の材料と面接の説明をどこまで先に用意するかを相談してください。

例えば、志望分野の説明はできるのに、本人の経験へ戻ると話が止まる場合、大学の情報を増やすだけでは改善しません。実際の学習や活動から、関心が育った理由を確かめ直す必要があります。共通テストの学習時間を減らす前に、書類のどこが不足しているかを明確にします。

相談では、合格を保証する点数を求めるのではなく、今の答案と残り期間で何を優先するかを確かめましょう。学校の課題と矛盾する計画にならないよう、定期試験や行事も共有します。継続できる具体的な課題へ分けることが重要です。

この章では「950点で評価します」という点を押さえてください。未確認の足切り点で判断せず、指定科目と弱点の復習を優先します。

II期の志願理由書|学びたい分野・希望進路・熱中したことを一枚につなぎます

志願理由書に活動を全部入れようとして、大学で学びたいことが短くなっていませんか。II期の所定様式は、志願する理由を、勉学したい分野、希望する進路、これまで熱中したことなどに関連させて、一枚に収まる程度で書くものです。経験の一覧とは役割を分けましょう。

学ぶ理由を中心にして、経験と進路を配置します

書類の中心は、なぜ法学部で学びたいかです。これまでの経験は、その関心がどこから生まれたかを説明する材料になります。希望する進路は、大学で学んだことをどのような問題へ生かしたいかを示す材料です。

例えば、学校のルールを考えた経験があるなら、意見が分かれたという出来事だけで終えません。なぜ意見が違い、誰の事情を知り、どんな問いが残ったかを振り返ります。その問いが、法や政治を学ぶ理由へどうつながるかを本人の言葉で説明してください。

将来像を大きくするために、自分が理解していない職業や制度を並べる必要はありません。職業名が決まっている場合も、そこで扱いたい問題まで示します。まだ進路が検討中なら、関心のある問題と大学で深めたい内容を具体的にすることが先です。

自分でできること

熱中したことから、学びたい問いを説明します。

経験の紹介だけなら、法学部で何を確かめたいかを足します。

学校の先生に頼めること

事実と、文章の通じ方を確認します。

活動報告書との食い違いも見てもらいます。

プロに頼ったほうがよいこと

経験・学修・進路のつながりを質問してもらいます。

表現の代筆ではなく、本人が説明できない理由を点検します。

自筆又は文字入力が可能ですが、考える主体は本人です

2027年度II期の志願理由書は、志願者が自筆又は文字入力して作成する指定です。自筆に限る別大学の条件を、そのまま当てはめないでください。所定の一枚に収まる程度で、読める形に整えます。

大学は出願書類を自身で考えて作成するよう求めています。また、生成AIの利用の有無が評価結果に影響を与えないようにするという留意事項も示しています。この記事では、他大学の禁止規定を東北大学の規定として紹介しません。

いずれの方法でも、本人がしていない経験や理解していない理由を書かないことが重要です。提出書類に虚偽があれば、入学後でも許可が取り消される場合があります。便利な表現を借りて文章だけが整っても、面接で本人が説明できなければ準備として不十分です。

熱中した経験

何を行い、どんな疑問を持ったかを振り返ります。

学びたい分野

法や政治を学ぶ理由へ、経験から生まれた問いをつなぎます。

希望する進路

学んだことをどのような問題へ生かしたいか説明します。

経験の説明だけの場合どの疑問が生まれたかを本人の行動から確かめます。
大学の長所だけの場合その学びで本人が何を深めたいか、下書きを先生に質問してもらいます。

自分でできること|問いの出発点と、今の理解を確かめます

最初の下書きでは、どんな場面に疑問を持ったかを具体的にします。次に、何を調べ、考えがどう変わり、何がまだ分からないかを確かめましょう。大学の名前を褒める文を先に作るより、本人が学びたい理由を育てることを勧めます。

例えば、「公平な社会にしたい」という言葉を使うなら、誰にとって何が公平なのかを説明してください。同じ扱いが必要な場面と、事情の違いに対応する必要がある場面を考えると、問いが具体的になります。抽象的な理想を、本人が説明できる問題へ戻しましょう。

独学で止まりやすいのは、経験と学問の間のつながりを本人だけが理解している場合です。下書きを声に出し、活動の紹介だけで終わっていないかを確かめます。読み手に伝わるか分からない部分は、先生へ質問してもらってください。

学校の先生に頼めること|事実と、読み手に伝わる順序です

学校の先生には、活動の事実、本人の役割、文章の意味が通るかを確認してもらえます。活動報告書と志願理由書で、同じ経験の説明が食い違っていないかも見てもらいましょう。経験の資料がある場合は、下書きと一緒に示すと確認しやすくなります。

先生に頼むときは、「直してください」だけでなく、「法学部で学びたい理由がどの文から伝わるか教えてください」と具体的に尋ねます。相手が受け取った意味を知ると、自分の意図とのずれが分かります。助言を受けた後は、本人が内容を考えて書き直してください。

ただし、読みやすい日本語になれば学部への理由が十分になるとは限りません。大学で深めたい問いが曖昧な場合は、公式の学部案内へ戻る必要があります。学校で学部固有の検討が難しい場合は、その部分を専門家へ相談できます。

大学の長所だけの場合その学びで本人が何を深めたいか、下書きを先生に質問してもらいます。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

プロに頼ったほうがよいこと|経験と法学の学びの間を点検します

専門家には、経験、問題への関心、学びたい内容、希望する進路が一つの流れになっているかを質問してもらいましょう。大きな言葉へ置き換えるだけの添削では、理由の不足は残ります。本人がどの問いに答えられないかを確かめることが目的です。

例えば、将来は行政の仕事に関わりたいと述べていても、関心がある問題を説明できないなら、職業名を増やすことは解決になりません。どの場面でどんな判断をしたいかを具体的にし、そこへ必要な学びをつなぎます。本人の経験にない話を作らないことが大切です。

専門家の助言を受けても、最後に文章を説明するのは本人です。完成文の丸暗記ではなく、別の言い方でも理由を伝えられるかを確かめましょう。書類と面接の準備を行き来することで、表現だけが先へ進むことを防げます。

この章では「熱中したことから、学びたい問いを説明します」という点を押さえてください。表現の代筆ではなく、本人が説明できない理由を点検します。

II期の活動報告書は最大3件|成果の大きさだけでなく、本人の役割を伝えます

活動欄があると、できるだけ多く書きたくなるかもしれません。しかし、2027年度II期の法学部用活動報告書は、主な実績を最大3件まで選ぶ様式です。数を埋めることより、本人が何を行い、何を学んだかを正確に説明することを優先してください。

重要度の高い順に、最大3件を選ぶ様式です

法学部の活動報告書は、探究活動、学校内外の活動、資格取得などから、本人にとって重要度の高いものを最大3件まで記載します。グループの活動の場合は、本人が果たした役割を明確にする指定があります。別学部の様式を使わないことも必要です。

最大3件という指定は、必ず3件の大きな受賞歴が必要だという意味ではありません。活動記録を学校の先生に見せ、「本人の担当」「行動を選んだ理由」「学んだこと」を事実に沿って説明できるか、候補ごとに確認してもらってください。複数の候補から重要度を決めにくい場合は、志願理由の下書きと一緒に受験相談へ示し、学びたい内容とのつながりを比較してから記載する活動を絞ります。件数を埋めるために、同じ活動を不自然に分けたり、実際にしていないことを足したりしないでください。

例えば、学校行事の運営なら、行事が成功したという全体の結果と、本人が担当した作業や判断を分けます。どんな意見を聞き、どの方法を選び、何が難しかったかを確かめてください。結果だけでは見えない学びが、本人の役割の説明に表れます。

自分でできること

最大3件の活動を、本人の役割から説明します。

件数を埋めるより、行動と学びが確認できる内容を選びます。

学校の先生に頼めること

活動報告の確認と、調査書・志願者評価書の発行です。

校内の申請方法と受取日を確認します。

プロに頼ったほうがよいこと

志願理由書と活動報告書の役割を分けます。

同じ説明の繰り返しや、本人の役割が薄い部分を点検します。

添付資料は、書いた活動を確かめるために使います

成果や修得した能力を示す資料があれば、A4判の写しを添付する指定があります。表彰状、新聞等の記事、論文、資格の成績証明書などが例として挙げられています。資料番号と報告書の番号を合わせ、どの活動を示すのか分かる形にしてください。

英語資格の成績証明書等がある場合も、法学部ではその活動の経歴や成果を活動報告書へ記入する指定があります。活動報告書に添付する場合に同じ書類を重ねて提出する必要はありません。書類の数を増やすほど評価が高くなる、と考えないでください。

資料の原本や写しの指定は、大学ごとに違います。ほかの大学が原本を求めているからといって、東北大学にも同じものを出すとは限りません。証明書の種類と提出方法は、今年度の募集要項の法学部に関わる注意を確認しましょう。

活動全体の成果グループ全体の結果です。本人の成果と同一にしません。
本人の役割担当した作業、選んだ方法、その理由を具体的に説明します。
添付資料報告書の記載と資料番号を対応させます。

自分でできること|行動・成果・学びを混ぜずに振り返ります

本人がした行動、活動全体の成果、そこから学んだことを分けて振り返ってください。例えば、話し合いを進める役割を担ったなら、何を整理し、誰の意見を聞き、どのように意見を共有したかを説明します。「リーダーシップを発揮した」という言葉だけでは行動が見えません。

結果の数字を使う場合は、記録で確認できる範囲に限ります。正確に分からない人数や回数を、記憶だけで大きく書かないでください。本人が見聞きしたことと、後で人から聞いたことも分ける必要があります。

どの活動を選ぶか迷う場合は、規模や受賞だけで順位を付けず、本人の考えが具体的に説明できるかを確認しましょう。選んだ理由を学校の先生に話し、活動記録とのずれや不足を確かめてもらいます。その確認は、面接で本人の役割を説明する準備にも使えます。

学校の先生に頼めること|記載内容の確認と、学校作成書類です

II期の活動報告書は、高校の指導教員等が確認したものを提出します。志願者評価書の作成者と同じ人が確認することが望ましいとされています。本人の下書きが完成したらすぐ提出できると考えず、学校で確認してもらう時間も確保してください。

調査書と志願者評価書は学校が作成し、厳封して提出する書類です。本人が内容を代わりに作ったり、封を開けて書き加えたりすることはできません。大学の様式と学校の申請方法を早めに共有して、受取日と必要な確認を相談します。

学校には、本人が学んだことを詳しく伝える材料を示してください。ただし、先生に本人をよく見せる文章を書かせる目的ではありません。事実と学習の過程を確認できるようにすることが、学校へ依頼する際の基本です。

添付資料報告書の記載と資料番号を対応させます。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

プロに頼ったほうがよいこと|書類全体での役割を分けます

専門家には、志願理由書と活動報告書が、同じ話の繰り返しになっていないかを確認してもらいましょう。活動報告書は何を行ったか、志願理由書はなぜ法学部で学びたいかが中心です。同じ経験を使っても、説明する役割は分けられます。

例えば、活動報告書に十分記載した運営の手順を、志願理由書でも長く繰り返すと、大学で学ぶ目的を書く余地が小さくなります。専門家には、どの事実をどちらへ配置すると本人の理由が伝わるかを質問してもらいます。事実の正確さは学校との確認に戻してください。

相談後は、選んだ活動について追加質問を受ける練習も行いましょう。本人の役割を聞かれて答えられない場合は、表現を直すだけでは不十分です。実際の行動へ戻り、説明できる範囲を正確に書くことを勧めます。

この章では「最大3件の活動を、本人の役割から説明します」という点を押さえてください。同じ説明の繰り返しや、本人の役割が薄い部分を点検します。

II期の筆記試験①・②|英文を訳す力から、理由を説明する力へ

英文の単語は分かるのに、設問に答えると要点がずれることはありませんか。II期の法学部では、英文読解力に加えて論理的思考力も評価します。訳せたという手応えだけで終えず、誰が何を根拠に何を述べているかを説明する練習を加えましょう。

60分の英文読解と、90分の英文・論理を分ける意味

2027年度II期は、筆記試験①が60分、筆記試験②が90分です。①は英文読解力、②は法的・政治的な問題と関わる英文読解力と論理的思考力の評価です。試験②を日本語だけの小論文と決めつけず、今年度の説明と公式過去問題で内容を確かめてください。

長文を読むときは、段落ごとに「話題を示す」「理由を述べる」「例を挙げる」「反対の見方を示す」といった役割を確かめます。知らない単語だけに印を付けて終えると、単語を覚えたあとも文章全体を説明できないことがあります。段落のつながりを短い日本語で説明する練習を加えてください。

例えば、筆者がある案を紹介した後に問題点を述べている文章なら、紹介された案をそのまま筆者の結論として答えてはいけません。誰の意見か、どの文が理由か、最後にどこまで認めているかを分けます。賛成か反対かを急いで決めるより、本文の立場を正しく捉えることが先です。

筆記試験①

60分で英文読解力を評価します。

段落の役割や、主張の根拠を読み取る練習をします。

筆記試験②

90分で英文読解力と論理的思考力を評価します。

法的・政治的な問題について、文章の筋道を正確に捉えます。

復習

単語・文構造・論理・設問を分けます。

誤りの原因に合わせ、先生や専門家へ答案を示して相談します。

解答を長くするより、問われた範囲へ正確に答えます

設問が理由を聞いているのか、言い換えを求めているのか、本文を踏まえた説明を求めているのかで、答えの形は変わります。練習では、解答を書き始める前に、何を答える問題かを短く言ってみましょう。自分の知っている話題へ広げるより、問いの範囲に戻る習慣が大切です。

日本語で説明する練習でも、訳語をつないだだけでは意味が通らないことがあります。主語と結論が対応しているか、理由と結果が逆になっていないかを読み直してください。英語で説明する練習では、難しい表現を無理に使うより、本人が正確に使える語や文で論理を示すことを勧めます。

時間を測る練習は、最初から全部を急いで解くためではありません。読み取りに時間がかかるのか、根拠は分かるのに文章化で止まるのかを見つけるためにも使えます。解いた後の確認まで含めて学習時間を確保し、ただ問題数だけを増やすことは避けましょう。

単語や文の形で止まる場合本文の該当箇所を英語の先生へ示し、理解を確認します。
読めても答えがずれる場合設問・根拠の文・自分の答案を合わせて見てもらいます。

英語試験対策で、自分・学校・プロをどう使い分けるか

自分でできること

自分でできるのは、教材の長文を読み、段落の役割と解答の根拠を示す練習です。解説を読む前に、自分がどの部分から答えたのかを残してください。正答と違った理由が、単語、文の形、論理、設問の読み違いのどれなのか分かると、復習する場所を絞れます。

読めても答えがずれる場合設問・根拠の文・自分の答案を合わせて見てもらいます。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、文構造の捉え方や、日本語の説明が本文と合っているかを確認してもらえます。自分の答えだけを見せるのではなく、根拠にした文も一緒に示しましょう。先生の解説を写すだけで終えず、次の授業や練習で同じ間違いをしない確認方法を聞いてください。

プロに頼ったほうがよいこと

プロへ相談したいのは、文法や単語は分かるのに、要点を外す解答が続くときや、試験時間に合わせた解答の組み立てが難しいときです。答案のどこが問いに答えていないか、根拠から説明へどんな飛びがあるかを具体的に見てもらいます。合格答案という一つの型を暗記するのではなく、自分で本文に合わせて考える力を育てる相談にしてください。

読めても答えがずれる場合設問・根拠の文・自分の答案を合わせて見てもらいます。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

自分でできること|過去問題は年度と出題意図を合わせます

過去問題を使う際は、東北大学の公式の過去問題案内から、法学部とAO入試II期を確認してください。別学部の問題を法学部の出題と混ぜないことが必要です。著作権などの関係で公開範囲が限られる場合は、大学の案内に従って入手できる範囲を確認します。

初回は、問題の形式と自分が止まる場所を知るために解きます。解答を書いた後、根拠を本文のどこに置いたかを確かめてください。正解に近い表現を暗記するより、次の文章でも同じ読み方を使えるようにすることが大切です。

時間を測った練習では、読み取りに時間がかかったのか、理由を文章にする段階で止まったのかを分けます。学校の先生には文の理解を、専門家には設問に沿った説明の組み立てを相談しましょう。単に解いた年度の数を増やすだけでは改善点が見えにくくなります。

過去問題は大学公式のAO入試過去問題案内から、法学部の年度と方式を確認して利用してください。

この章では「60分で英文読解力を評価します」という点を押さえてください。誤りの原因に合わせ、先生や専門家へ答案を示して相談します。

II期の面接対策|法や政治への関心と、英語で話す基礎を準備します

英語で話すと聞くと、長い自己紹介を暗記したくなるかもしれません。しかしII期の法学部では、法的・政治的な問題への関心、将来の意欲、英語で話す基礎的な力や論理的思考力が評価されます。準備するのは、暗記した文を言い切る力だけではありません。

関心のある問題を、出来事と考えに分けて説明します

関心を持つニュースや学校で考えた問題について、何が起き、誰にどのような影響があり、自分は何を疑問に思ったかを説明してみましょう。出来事を紹介することと、本人の考えを述べることを分けると、回答の中心が見えやすくなります。

例えば、あるルールの変更に関心があるなら、賛成と反対をただ並べるのではなく、それぞれが何を大切にしているかを考えます。同じ事実を知っていても、重視する条件が違えば結論が変わることがあります。どの情報を確かめると自分の判断が深まるかまで説明してください。

これは特定の話題が必ず出題されるという予想ではありません。初めての質問にも理由を付けて答えるための練習です。難しい法律用語を多く覚えるより、本人が理解した範囲を正確に説明することを勧めます。

自分でできること

結論と理由を短く説明する練習です。

日本語で筋道を確かめ、英語でも中心を伝えます。

学校の先生に頼めること

初めて聞く人への伝わり方と、英語表現の確認です。

書類を基に質問してもらい、意味のずれを直します。

プロに頼ったほうがよいこと

追加質問で止まる原因の確認です。

関心・論理・英語のどこが不足したかを分けます。

希望する進路と、大学で学ぶ目的をつなぎます

法律・行政・政治の実務や研究に将来関わろうとする意思が、II期面接の評価内容に含まれます。職業名を答えるだけでなく、その仕事や研究で何を理解し、どんな問題に向き合いたいかを考えてください。

例えば、公共の仕事に関心がある場合、「人のために働きたい」という言葉だけでは、その学部で学ぶ理由が見えにくくなります。限られた資源をどう分けるか、違う意見をどう扱うか、決定の理由をどう説明するかなど、関心のある場面を具体的にしましょう。

まだ職業が一つに決まっていない場合も、現時点の関心と学ぶ目的を説明できます。分からないことを隠して完成した将来像を作る必要はありません。大学で何を確かめると進路を深められるかを、本人の経験からつないでください。

日本語での練習結論と理由を短く説明し、質問への答えを先に述べます。
英語での練習正確に使える語と文で中心を伝え、先生に意味のずれを確認してもらいます。

自分でできること|短い結論と理由を、両方の言葉で伝えます

まず日本語で、質問への結論と理由を短く説明する練習をします。英語で話す際も、日本語の長い文章をすべて翻訳して暗記する方法だけに偏らないでください。自分が正確に使える語や文で、中心の考えを伝える練習が必要です。

例えば、関心を持つ問題について、何が気になるか、その理由、具体的な場面という順に話してみましょう。難しい表現を入れるほど良い回答になるわけではありません。意味が曖昧になる言葉を無理に使わず、相手が理解できる説明を優先します。

録音して聞くと、前置きが長すぎる部分や、質問へ答えていない部分を見つけられます。ただし、自分だけでは理由の飛びに気づきにくい場合があります。基本の説明ができたら、先生に追加質問をしてもらってください。

学校の先生に頼めること|質問の意味と表現のずれを確かめます

学校の先生には、初めて聞く人として質問をしてもらえます。志願理由書や活動報告書を渡し、「理由が分かりにくい所で聞き返してください」と依頼しましょう。本人の経験を知る先生にだけ通じる説明になっていないかを確認します。

英語の先生には、伝えたい意味と実際の表現が合っているかを見てもらえます。文章の間違いだけでなく、問いに答えているかも確かめてください。聞き取れない場合に、分かったふりで別の話をするのではなく、質問を確認してから答える練習もできます。

学校の練習を受けた後は、指摘を全部まとめて直そうとしないでください。経験の説明、理由の不足、英語表現などに分け、一つずつ練習し直します。方式の評価内容を組み合わせた練習が必要なら、専門家へその点を相談しましょう。

英語での練習正確に使える語と文で中心を伝え、先生に意味のずれを確認してもらいます。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

プロに頼ったほうがよいこと|追加質問で崩れる理由を点検します

専門家には、書類と回答のつながり、法的・政治的な問題の捉え方、英語での説明を組み合わせた練習を頼めます。想定問答は言えるのに追加質問で止まる場合、どの理由が不足しているかを確認することが大切です。

例えば、自分の提案に別の人の負担があると指摘されたとき、元の答えを繰り返すだけになっていないでしょうか。条件を確認し、提案の範囲を説明し直す練習をします。相手を言い負かすことではなく、理由を明確にして会話を進めることを目標にしてください。

面接の長さや質問の順番など、公式に確認できていない条件を固定して練習することは勧めません。練習相手には、どの質問で何が不足したかを具体的に示してもらいましょう。次に調べる内容や説明し直す箇所が分かることが、相談を使う判断基準です。

この章では「結論と理由を短く説明する練習です」という点を押さえてください。関心・論理・英語のどこが不足したかを分けます。

書類は整っていても、筆記の説明や面接の追加質問で理由が伝わらないことがあります。無料受験相談で答案と受け答えを照らし合わせ、先に直す読解の課題と志願理由の不足を明確にしましょう。

相談で確かめること

筆記の根拠と結論のずれ

自分の現状と、募集要項の選考内容を照らし合わせます。

相談で確かめること

活動報告と志願理由のつながり

自分の現状と、募集要項の選考内容を照らし合わせます。

相談で確かめること

面接で理由を説明できない箇所

自分の現状と、募集要項の選考内容を照らし合わせます。

III期の面接と書類対策|共通テスト後も、法学部で学ぶ理由を深めます

共通テストが終わってから面接の準備を始めればよい、と考えていませんか。III期では出願書類を参考に、法的・政治的な問題への関心や将来の意思が評価されます。点数の自己採点と同時に初めて関心を探すのではなく、本人の理由を早くから育てておきましょう。

II期と同じ英語面接条件だと決めつけません

2027年度選抜要項のIII期面接の説明では、法的・政治的な問題への関心、法律・行政の実務や研究に将来関わろうとする意思などが評価内容として示されています。II期に明記された英語で話す基礎的能力の説明を、III期の同じ条件として付け加えないでください。

面接の細かな進行や時間は、2027年度III期募集要項と受験者向け案内で確認します。過去の体験談に書かれた順番が、本人にも必ず当てはまるとは限りません。確認できていない条件を固定するより、提出する内容を自分の言葉で説明する準備を優先しましょう。

例えば、活動の経験から関心を持った問題について、「何がきっかけか」「どんな理由で考えたか」「大学で何を深めたいか」を短く話してみます。話す順番を変えられても説明できるよう、文章を丸ごと暗記する練習だけにしないことが大切です。

自分でできること

経験と学びたい理由を、短い回答へつなぎます。

旧年度用紙を固定せず、正式様式の公表後に整えます。

学校の先生に頼めること

事実確認と基本的な面接練習です。

本人を知らない読み手へも伝わるか、質問してもらいます。

プロに頼ったほうがよいこと

共通テストと面接の不足を別々に確認します。

点数だけで安心せず、理由を説明できない箇所を直します。

本人の関心が、法や政治を学ぶ理由へつながっているか

社会の問題に関心があることと、法学部で学びたいことは、つながりを説明する必要があります。ニュースを紹介して終わるのではなく、どんなルールや意思決定の問題を考えたいかを示しましょう。大学の長所を多く述べても、そのつながりの代わりにはなりません。

例えば、地域の施設の利用をめぐる問題なら、便利さだけでなく、利用の条件を誰がどう決め、異なる事情をどう扱うかが問いになります。本人が経験した範囲と、これから調べたい範囲を分けて話してください。実際にしていない調査を、準備のために経験へ書き換えないことが必要です。

面接では、自分の考えを一つ持つだけでなく、別の立場が何を心配するかも説明できるようにしましょう。どちらの意見もあると並べるだけでは、本人の判断が見えません。何を重く考え、どの条件なら判断を変えるかを言葉にする練習を勧めます。

情報は話せても理由が言えない場合関心を持った本人の経験へ戻り、先生に質問してもらいます。
書類の内容と回答がずれる場合提出内容の事実と、後から深まった考えを区別して説明し直します。

自分でできること|書類の材料と、追加質問を結びます

募集要項の公表前は、本人の学習や活動を事実に沿って振り返り、関心が深まった過程を整理できます。公表後は2027年度AO入試III期募集要項の「出願書類」と法学部の指定様式を開き、各設問が求める内容に合う本人の経験を下書きへ配置してください。学校の先生に経験の事実を確認してもらい、どの経験が学ぶ理由を伝えるか判断しにくい場合は、様式と下書きを受験相談で照合してもらいます。旧年度の完成原稿をそのまま清書する方法は避けてください。

説明の練習では、経験の結果だけでなく、なぜその行動を選んだかを確かめます。例えば、意見をまとめた経験なら、対立した点、本人が確認したこと、最終的に選んだ理由を分けます。自分に都合のよい結果だけを語ると、追加質問で説明が薄くなりやすくなります。

一人で話してみた後は、質問への答えが先にあるかを録音で確認してください。長い活動紹介から始めると、何を聞かれていたかが見えなくなることがあります。短く答え、必要な理由を追加する形を練習しましょう。

学校の先生に頼めること|学習と経験の事実を確かめます

学校の先生には、出願書類の材料となる学習や活動の事実確認、基本的な面接練習を相談できます。正式な提出書類については、2027年度III期の募集要項が出た後に必要なものを共有してください。II期と同じ一覧だろうと推測して依頼を終えないことが大切です。

面接練習では、本人をよく知る先生だけでなく、内容を初めて聞く人に質問してもらうと、背景の説明不足に気づけます。「なぜ法学部なのか伝わるか」「本人が行ったことが分かるか」を確認してもらいましょう。

学校で学部固有の検討を繰り返す時間が限られる場合は、相談する部分を絞ります。事実の正確さと、大学での学びへのつながりは別の確認です。前者を学校で、後者を専門家との対話で補うことができます。

書類の内容と回答がずれる場合提出内容の事実と、後から深まった考えを区別して説明し直します。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

プロに頼ったほうがよいこと|共通テストと面接を別々に評価します

専門家には、共通テストの結果だけを見て安心や不安を決めるのではなく、書類と面接の課題を別に確認してもらいましょう。共通テストの成績が高いことが、本人の志望理由を説明できることまで保証するわけではありません。

例えば、資料の内容は詳しく話せても、自分がなぜ関心を持ったかに答えられないなら、情報量より経験とのつながりを見直す必要があります。専門家へは、どの質問で説明が止まったかを示し、次に調べることと話し直すことを分けてもらいます。

相談後も、本人が考えて書き直し、説明し直す過程を残してください。誰かが用意した答えを覚えるだけでは、異なる聞き方へ対応しにくくなります。出願後も学習を続け、関心がどのように深まったかを具体的に説明できる状態へ進めましょう。

この章では「経験と学びたい理由を、短い回答へつなぎます」という点を押さえてください。点数だけで安心せず、理由を説明できない箇所を直します。

法学部の準備を四つの軸で点検|経験・理由・学修・対話のつながり

活動をたくさん書くほど有利になる、と考えていませんか。法学部の準備では、経験の数より、その経験から何を考え、大学で何を確かめたいのかを説明することが重要です。経験の整理は、活動を増やすためではなく、本人の問いを見つけるために行いましょう。

出来事・判断・残った疑問を分けます

部活動や学校行事での役割を振り返るときは、「協力した」「努力した」という結論の前に、実際にあった場面を思い出してください。何について意見が分かれ、誰がどんな理由を述べ、本人は何を確かめたのでしょうか。役職名だけでは見えない判断が、そこにあります。

例えば、行事の参加ルールを考えるなら、全員を同じ扱いにすることと、それぞれの事情に対応することが両立しない場面を考えられます。ただし、これを本人の経験として使うのは、実際にその出来事へ関わった場合だけです。説明のためのテーマを、自分が行った活動へ書き換えないでください。

自分の判断が変わった場面も確認しましょう。最初の意見を最後まで守ったことだけが長所ではありません。ほかの人の理由や新しく調べた事実によって考え直したことは、大学で異なる意見と向き合う学びにもつながります。

事実と理由

本人の行動と選んだ理由を確かめます。

活動名だけの場合は、実際の判断があった場面へ戻ります。

学修

東北大学法学部で深めたい問題につなげます。

英語を学ぶ目的だけなら、扱いたい法や社会の問いを探します。

対話

別の意見にも理由を付けて答えます。

暗記文で止まる場合は、追加質問の練習を頼みます。

関心を深める読書は、冊数より問いの変化を残します

本や記事を読んだあと、題名と感想だけを並べると、面接でその先を説明しにくくなります。読む前に疑問だったこと、読んで理解したこと、まだ分からないことを区別して振り返ってください。すべてを志望理由書へ載せる必要はありませんが、関心を深めた過程を本人が説明できることが大切です。

例えば、ある制度に賛成する文章を読んだら、反対側は何を心配しているかも調べましょう。対立する意見を集めることが目的ではなく、同じ問題でも重視する価値や前提が違うと分かることが重要です。意見の違いに気づいた後、自分が確かめたい問いを絞ってください。

学校の先生へ読書の相談をする際は、難しい本を紹介してほしいだけでなく、今どこまで理解し、どこで止まっているかを伝えます。専門家へは、その関心が東北大学法学部での学びへどうつながるかを対話で確かめてもらえます。読書記録が長くなるだけで書類に生かせない場合は、使う材料を減らしてつながりを強くしましょう。

経験と疑問

本人の行動と、残った問いを確かめます。

学部の学び

大学公式の説明と、本人が深めたい内容を照らします。

対話で確認

先生や専門家の質問を受け、説明の不足を直します。

事実・理由本人の行動と、行動を選んだ考えを確認します。
学修・対話法学部で深めたい問いと、別の意見への応答を確認します。

書類へ使う材料を選ぶ判断表

この記事では、大学の選考内容から、準備を「事実」「理由」「学修」「対話」の四つで点検する方法を提案します。これは大学の公式採点表でも、既存の合格判定基準でもありません。自分の説明をどこから改善するかを決めるための整理方法です。

事実は、本人が実際にしたことを確かめる欄です。理由は、その行動を選んだ考えを確かめます。学修は大学で学びたい内容とのつながり、対話は別の意見を受けて説明できるかを見ます。どれかが空いたら、文章の見栄えを直す前に、必要な学習や振り返りへ戻りましょう。

この点検を学校の先生や相談相手と共有すると、「もう少し具体的に」という指摘を、どの部分の不足なのかに分けられます。行動の事実が曖昧なら本人の記録へ、大学での学修が曖昧なら公式の学部紹介へ戻ります。合格点を付けるのではなく、次の準備先を決めるために使ってください。

この章では「本人の行動と選んだ理由を確かめます」という点を押さえてください。暗記文で止まる場合は、追加質問の練習を頼みます。

高校1年で優先したい準備|評定の土台と、考えを深める習慣

まだ志望理由書を書く時期ではないから、準備も後でよいと思っていませんか。提出する文章は後から書けても、その根拠となる学習や経験を積むには時間が必要です。高校1年のうちから、授業と関心のある問題を結ぶ習慣を作りましょう。

定期試験の復習を、次の理解へつなげます

まずは普段の授業を大切にしてください。総合型選抜の準備を始めるために、学校の教科を軽く扱う必要はありません。調査書に表れる学習は、II期の筆記やIII期の共通テストを支える基礎にもなります。

試験の後は、点数だけを見て終えず、どの段階で分からなくなったかを確かめましょう。用語を知らなかったのか、問いの意味を取り違えたのか、理由を説明する文が不足していたのかで、復習することは違います。間違いを同じ色で塗るだけでなく、次に解く問題や質問する相手を決めてください。

例えば、文章の要点を問う問題で細部だけを答えてしまうなら、段落の中心を短く説明する練習ができます。数学で式は立てられるのに計算が崩れるなら、途中式を見直す練習を優先します。不得意な科目全体を苦手という一語でまとめず、先生へ相談できる小さな課題に分けましょう。

授業

弱点を小さな課題に分けます。

答案を使って先生へ相談し、次に解く問題へつなげます。

経験

行動の理由と疑問を残します。

後の志望理由や面接で、本人の判断を具体的に説明する材料にします。

進路

大学名より、学びたい問いを深めます。

公式の学部紹介と自分の関心を照らし、相談で確かめます。

経験を増やす前に、今の行動の理由を振り返ります

活動の実績を作るためだけに、予定を詰め込むことは勧めません。学業や健康との両立が難しくなれば、経験を振り返る時間もなくなります。今関わっている授業、部活動、学校行事の中で、自分が疑問を持った場面を大切にしてください。

振り返りは、立派な文章にする必要はありません。何をしたか、なぜ選んだか、どこで困ったか、次に何を知りたいかを短く残します。その記録は、後の志望理由書で自分の経験を正確に思い出したり、先生に関心を説明したりするときに使えます。

ただし、他の人の名前や個人的な事情を必要以上に残すことは避けましょう。学校の問題を題材にする場合も、人を評価する記録ではなく、自分が考えたことを振り返る記録にします。本人がしたことと、ほかの人から聞いたことを混ぜないことが大切です。

今の授業間違えた答案を先生に示し、復習する単元と問題を確認します。
日常の経験行動の理由と残った疑問を、後の志願理由を説明する材料にします。

早期準備の利点は、修正する時間を持てることです

早く始める意味は、早く完成した文章を作ることではありません。関心が変わったら学ぶ分野を調べ直し、説明が伝わらなければ別の経験を振り返れる時間を確保することです。出願直前に同じ修正をしようとすると、確認や学習に使える時間が限られます。

高校1年で大学名を一つに固定できなくても、学部で扱う問いを調べる準備はできます。大学公式の学部紹介を読み、興味のある授業が何を考えるためのものかを見てください。名前の響きだけで選ぶのではなく、自分が知りたいことと重なるかを確かめましょう。

次に先生や専門家へ話すときは、「どの大学がよいですか」だけでなく、「この問題に関心があり、ここまでは調べました」と伝えると相談が進みます。自分で調べる作業と、学部へのつながりを確かめてもらう作業を行き来することが、早期準備を具体的な進歩に変えます。

この章では「弱点を小さな課題に分けます」という点を押さえてください。公式の学部紹介と自分の関心を照らし、相談で確かめます。

高校2年の準備|書類・面接・学力を別々にしない進め方

関心のある学部が見えてきたら、活動と受験勉強をどのように結びつけるかで迷いやすくなります。高校2年では、下書きの完成だけを急がず、大学が求める力と今の準備の間を確かめましょう。

志望理由の試作で、足りない学習を見つけます

この段階で短い志望理由を考える目的は、早い時期に清書を完成させることではありません。なぜその学部なのか説明してみると、まだ知らない授業や、自分の関心の曖昧な部分が見えてきます。書けないことを無理に言い換えるのではなく、必要な調べ直しへ戻ってください。

例えば、将来の職業は書けても大学で学びたい内容が言えないなら、その職業名を繰り返しても理由は深まりません。仕事で扱う問題のうち、何を理解するために学問を学ぶのかを調べましょう。大学の授業や研究の紹介を読んだ後、関心がどこへつながるかを先生や相談相手に聞いてもらいます。

反対に、学問の説明は詳しいのに本人とのつながりがない場合は、自分が疑問を持った場面へ戻ります。パンフレットの長所を並べるだけでは、誰の志望理由でも同じになります。経験と学修の両方を確かめながら、本人にしか説明できない理由を育ててください。

書く

理由の弱い部分を見つけます。

言葉を飾る前に、学部理解や経験の振り返りへ戻ります。

話す

追加質問を受けて考えます。

止まった理由を分け、暗記以外の改善方法を選びます。

続ける

学力と説明の練習を積み上げます。

締切作業だけに追われず、日々の学習時間を先に確保します。

面接練習を、暗記の確認から質問への対応へ変えます

短い説明ができたら、追加の質問を受ける練習を始めましょう。「なぜそう思ったのですか」「別の立場からはどう考えられますか」と聞かれると、文章では通ったつもりの理由が足りないことに気づきます。これは失敗ではなく、出願前に直す場所が分かったということです。

練習では、答えられなかった質問を大量に集めるだけにしないでください。知識が足りなかったのか、自分の経験を整理できていなかったのか、質問の意味を確かめられなかったのかを分けます。必要な学習が違うため、全部を想定問答の暗記で埋めようとしないことが大切です。

学校の先生に基本的な練習を頼み、学部固有の学びとのつながりに迷う場合は専門家へ相談します。相談相手を増やすだけで、指摘が食い違い、文章が何度も元に戻ることもあります。誰の助言をどんな目的で聞くかを決め、最後は本人が理解できる説明に整えましょう。

経験と疑問

本人の行動と、残った問いを確かめます。

学部の学び

大学公式の説明と、本人が深めたい内容を照らします。

対話で確認

先生や専門家の質問を受け、説明の不足を直します。

下書きで分かった不足学部理解か経験の説明かを分け、先生や専門家へ質問します。
面接練習で分かった不足知識・経験・質問理解のどこで止まったかを練習相手に確認します。

期限が近い準備と、積み上げが必要な準備を分けます

学力や読解、説明する力は、一度予定表へ書いただけでは身に付きません。継続して取り組む時間を先に置き、その周りに書類確認や学校への依頼を配置することを勧めます。締切がある作業だけを優先すると、日々の学習が後回しになりがちです。

一週間の予定を作るときは、教科の学習、志望分野を調べる時間、説明を試す時間を分けます。時間の長さを細かくそろえるより、終えた後に何ができるようになるかを決めてください。例えば、読んだ文章の要点を説明する、下書きの一つの理由を具体化する、という区切りにします。

計画どおりに進まなかった場合は、本人の努力不足と決めつけず、課題が大きすぎたのか、必要な資料がそろっていなかったのかを振り返りましょう。学校生活の予定も含めて、続けられる量へ直します。計画を守ることより、必要な力が積み上がっているかを確かめることが大切です。

この章では「理由の弱い部分を見つけます」という点を押さえてください。締切作業だけに追われず、日々の学習時間を先に確保します。

高校3年の準備|提出物を仕上げても、本番の対策は続きます

出願書類が完成すると、大きな山を越えた気持ちになるでしょう。しかし、この方式は書類だけで合否が決まるわけではありません。提出後に必要な対策を、結果が届くまで止めないことが大切です。

直前開始の楽観論より、現時点の不足を具体化します

高校3年になってから準備を始める場合、学部理解、書類、学力、当日の試験を同時に整える必要が生じます。早くから積み上げてきた場合と同じ余裕はありません。「まだ十分時間がある」と考えるより、今ある材料と必要な対策を、学校や専門家と早く照らし合わせてください。

出願資格に合っていても、必要な証明書を準備できるか、大学が求める学習の土台があるかは別の問題です。条件の確認だけで安心せず、何を優先して仕上げるかまで相談しましょう。相談では、できていない部分を隠さず伝えたほうが、具体的な計画を立てられます。

一方で、不安を強めるために根拠のない合格率を信じる必要もありません。開始時期だけで個人の合否は断定できません。だからこそ、早い準備を勧める理由を、学習や修正の時間を確保できることとして理解し、残っている期間の使い方を具体的に決めることが重要です。

内容

本人の考えと学部のつながりを確認します。

誤字の点検とは別に、口で説明できるかを確かめます。

手続

様式・枚数・発行書類を確認します。

提出する最新版を一つにし、発送前に不明点を解消します。

提出後

教科・大学の試験・面接を続けます。

第1次の結果待ちを、準備を止める期間にしません。

提出直前は、内容の点検と手続の点検を分けます

内容の点検では、本人の経験と文章が一致しているか、志望する学部・学科を取り違えていないか、大学で学びたいことが説明できるかを確かめます。誤字を直しただけで、内容まで整ったと考えないでください。面接で質問されても本人が説明できることが必要です。

手続の点検では、今年度の様式か、必要な枚数がそろっているか、氏名などの記入漏れがないかを確認します。調査書の封を自分で開けて中身を確かめることはせず、学校の指定に従って受け取ってください。不安な点は、発送前に学校や大学へ確認します。

内容を直す人と発送の確認をする人が別なら、最新版がどれかも共有しましょう。古い下書きを清書してしまう、学校へ依頼した書類を受け取ったつもりになる、といった行き違いを防ぐためです。書類の版を増やすより、提出する一式を明確にすることを勧めます。

内容の点検経験の事実、学ぶ理由、口頭で説明できるかを確認します。
手続の点検年度、様式、枚数、学校発行書類、期限を確認します。

出願後の学習を、三つの流れで続けます

第一の流れは、受験する方式に合わせた学力の準備です。II期では筆記、III期では共通テストへ向けた学習を続けます。日々の復習を続け、極端な弱点が残っていないかを確認してください。書類を出したから学力の評価がなくなるわけではありません。

第二は、大学独自の試験内容に合わせた練習です。問題を解くだけでなく、解答や説明のどの部分が不足したかを振り返ります。得点が伸びないときには、教材を次々と変える前に、今の教材で何ができていないかを確認しましょう。

第三は、提出書類をもとにした面接の準備です。提出した内容を変えたつもりで別の説明を始めるのではなく、その後に調べたことや考えが深まった点を整理します。質問に答える中で、自分の学びが続いていることを具体的に説明できる状態を目指してください。

この章では「本人の考えと学部のつながりを確認します」という点を押さえてください。第1次の結果待ちを、準備を止める期間にしません。

よくある誤解と出願後の注意|二つの方式の条件を混ぜないために

II期の情報を読んだ後にIII期を調べると、どの条件がどちらのものか曖昧になりやすくなります。似た名称でも、卒業時期、学力の示し方、面接の説明は異なります。最後に、混同すると準備を誤りやすい点を確認しましょう。

落とし穴|「推薦だから学力が軽い」という思い込み

東北大学のAO入試は、幅広い基礎学力や論理的な思考力を重視します。II期は共通テストを課しませんが、筆記試験900点が最終選考にも使われます。III期は共通テスト950点が評価に関わり、指定科目の受験が必要です。

したがって、活動の説明だけを整えればよいと考えることはできません。例えば、志願理由の下書きに何時間もかけていても、英文の読解が止まる原因を放置しているなら、II期の準備の不足が残ります。文章を整える時間と、学力を育てる時間を分けて確保してください。

両方を進める順番が決まらない場合は、学校の答案と出願準備の状況を受験相談へ示しましょう。合格を断定してもらうのではなく、次に復習する教科や説明を具体化するために使います。根拠のない合格率や、短期間で十分という楽観論に合わせて準備を遅らせないことが大切です。

学力

II期もIII期も、学力の準備が必要です。

活動の説明だけで対策を終えません。

英語資格

資格と大学の試験は別の評価です。

免除などの未確認条件を作らず、本文の読解と説明を練習します。

手続

方式ごとの受験票・案内・入学手続を使います。

合格後まで家庭と予定を共有します。

英語資格があれば、筆記や面接を省けますか

2027年度II期の法学部では、英語の資格・検定試験等の成績証明書がある場合に提出する案内があります。しかし、それによって筆記試験や面接が免除されるという条件は確認していません。資格の取得と、大学の試験に必要な力を別に準備してください。

例えば、資格試験の選択問題に強くても、文章の理由を自分の言葉で説明する練習が不足しているかもしれません。逆に、会話は続けられても、英文の細かな条件を読み落とす場合があります。点数や級だけで準備が完了したと思わず、読解と説明の両方を確かめましょう。

III期についても、資格の評価があることと、共通テストの指定を代わりに満たせることは同じではありません。未公表の2027年度募集要項の細部を、II期や過年度から推測しないでください。必要な証明の方法は、正式な案内で確認します。

英語資格の提出筆記や面接が免除される条件とは取り違えません。
別方式への出願資格、入学確約、指定科目をその方式の要項で改めて確認します。

II期の結果を受けてIII期を考える場合も、資格を再確認します

大学の公式FAQは、同日程で実施する選抜への併願はできないこと、選抜ごとに資格が異なること、AO入試では合格時の入学確約が必要なことを案内しています。別日程だから何の条件もなく出願できる、と広く解釈しないことが大切です。

II期で合格した場合は、入学するという確約に沿って手続を行います。結果が不合格でIII期を検討する場合には、III期の資格、指定共通テスト、今年度の出願上の注意を改めて確認してください。II期の受験票や出願書類を、そのままIII期の手続に使えるとは考えません。

候補の優先順位や他大学の条件との関係が分からない場合は、各大学の公式条件を学校や専門家と照らし合わせます。入学確約が必要な方式を、合格後に自由に選べる方式と混ぜないでください。本人と家庭の意思を、出願前に確認しておくことを勧めます。

試験会場と持ち物は、その方式の最新案内で確認します

大学名が同じでも、学部や試験によって会場が異なる場合があります。記事冒頭のキャンパス写真だけを見て、そこへ向かえばよいと考えないでください。受験票と大学の試験場案内で、指定された場所を確認します。

II期の要項では、受験票に加え、本人確認ができる書類の持参も案内されています。筆記具や使用できる物、入室の時刻も大学の注意事項で確認してください。普段の模試と同じ条件だろうと推測せず、今年度の案内に従います。

III期の当日の持ち物や集合の細部は、2027年度募集要項と受験者向けの連絡で確かめます。交通の時刻は変わるため、移動予定は受験日の運行情報で確認してください。試験直前に学習以外の不安を増やさないよう、本人と家庭で手続と移動の確認を分担しましょう。

別方式への出願資格、入学確約、指定科目をその方式の要項で改めて確認します。
次に示す材料この節で確認した下書き・活動記録・答案のうち、相談内容に該当するものを相手へ示してください。

合格発表の後も、入学手続の期限までが一続きです

II期とIII期では、合格発表も入学手続の時期も異なります。II期は12月、III期は2月の予定を、それぞれ分けて家庭へ共有してください。片方の予定だけを保存して、もう一方へ流用しないことが必要です。

入学手続は、結果を見ることと別の作業です。大学の案内で、必要な登録、支払、提出書類を確認し、誰が何を行うかを共有します。本人が受験の準備を頑張ったからこそ、合格後の期限を見落とさないようにしてください。

分からないことがあれば、締切を迎える前に大学の入試担当へ問い合わせます。相談するときは、方式と年度、分からない書類や手続を具体的に伝えましょう。未確認の特例や救済があると期待して、提出を遅らせることは勧められません。

この章では「II期もIII期も、学力の準備が必要です」という点を押さえてください。合格後まで家庭と予定を共有します。

東北大学法学部のAO入試へ|方式の条件を確かめ、学力と志願理由を育てます

「どちらの方式なら受かりそうか」だけを考えて、準備の出発点を見失っていませんか。先に確認したいのは、自分が出願資格を満たすか、必要な学力をどの試験で示すか、法学部で学ぶ理由を本人の経験から説明できるかです。方式の条件と本人の課題を分けると、次に相談する相手も明確になります。

II期

筆記900点を最終選考にも使います。

英文読解と論理を育て、書類を含む面接400点へつなぎます。

III期

共通テスト950点と書類を含む面接400点です。

指定科目をそろえ、共通テスト後の書類と面接を先に準備します。

両方式

法や政治への関心を、本人の理由で説明します。

活動の大きさだけでなく、判断と学びを伝えます。

2026年10月21日時点で、2027年度II期の出願受付は終了しています。出願済みの人は11月の筆記と面接へ向けて、答案と説明の不足を確認してください。次年度以降の受験を考える人は、今年度の日付を固定せず、自分の年度の要項で最終確認します。

III期は、2027年度選抜要項で資格と配点、日程の概要を確認しながら準備できます。11月下旬公表予定の募集要項では、必要書類と様式、受付時刻、郵送や成績提供の方法を確認してください。未公表だからすべてを止めるのでも、過年度の指示を今年度へ置き換えるのでもなく、確認済みの範囲から進めましょう。

本人の準備では、志願理由と活動報告の役割を分けることが重要です。経験の事実は活動報告で正確に示し、志願理由ではその経験から何を考え、法学部で何を深めたいかを説明します。資料や表現を増やす前に、本人が自分の言葉でそのつながりを説明できるかを確かめてください。

自分で確かめる

卒業予定、実際の活動、答案で止まった部分を確認します。

学校と確認する

成績の区分、学校作成の書類、教科学習の基礎を確かめます。

専門家との対話で深める

方式の評価内容と説明の不足を照らし、次の練習へ戻ります。

学校の先生には、調査書や志願者評価書の手続、活動の事実、英語や教科の基礎を相談できます。専門家には、学部の学びと本人の関心、書類と面接、学力対策の優先順位を確認してもらえます。誰かに答えを作ってもらうのではなく、本人の考えを確かめるために支援を使いましょう。

学校への相談成績区分、発行書類、活動の事実、教科の理解を確認します。
専門家への相談答案と志願理由を示し、読解と説明のどちらから改善するかを確認します。

早期準備の価値は、完成した文章を早く手に入れることではありません。関心を深め、学び直し、追加質問を受けて説明を改善する時間を確保することです。高校1年から日常の授業と疑問を結び、高校2年で学部へのつながりを確かめ、高校3年では方式ごとの期限と試験内容へ合わせて不足を埋めてください。

出願が近づいてから始める場合は、早くから積み上げてきた人と同じ余裕はありません。だからこそ、準備できていない部分を隠さず、学校や専門家へ具体的に伝えることが大切です。「英語が苦手」だけでなく「本文は訳せるが理由を説明できない」など、止まっている場所を示すと、次の学習を絞れます。

II期の筆記と面接、III期の共通テストと書類では、優先する準備が異なります。マナビライトの無料受験相談で条件と現在の答案・説明を照らし合わせ、先に復習する学力の課題と、志願理由で深める問いを具体的に決めましょう。

相談で確かめること

本人に必要な学力対策の順番

自分の現状と、募集要項の選考内容を照らし合わせます。

相談で確かめること

経験から法学部の学びへつながる理由

自分の現状と、募集要項の選考内容を照らし合わせます。

相談で確かめること

学校と専門家へ頼む範囲と残り期間の使い方

自分の現状と、募集要項の選考内容を照らし合わせます。

個別の準備を具体化するには受験相談を優先してください。親子で入試の仕組みを共有したい場合は説明会、手元で案内を読みたい場合は資料請求を利用できます。

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