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立教大学スポーツウエルネス学部の推薦対策|自由選抜7資格と小論文・2日間の面接準備

「立教大学のスポーツウエルネス学部を推薦で目指したいけれど、全国大会の実績がないと難しいのか」「マネージャーや文化活動の経験も出願に使えるのか」と迷っていませんか。自由選抜入試には、スポーツだけでなく、芸術、自然・環境、文系・理系の活動、外国での学校歴に関する資格があります。学部名だけを見て、競技選手のための入試と決め付けないことが大切です。

この記事では、2027年度の公式入試要項を基に、卒業時期、評定、英語資格、7つの出願資格、提出書類、日程を整理します。さらに、活動の記録を学ぶ目的へつなげる方法、90分の小論文、個別面接、発表や集団での話し合いまで、試験ごとに準備を具体化します。

実績の大きさを伝えるだけでは、大学で何を学びたいかは伝わりません。例えば、競技を支えた経験があるなら、どの課題に気づき、何を工夫し、まだ何が分からないのかを説明します。経験の事実と、そこから生まれた問いを分けると、書類や面接の材料が整理しやすくなります。

2026年10月17日時点で、2027年度の出願受付は終了しています。出願済みの方は11月の2日間の選考へ、次年度以降を目指す方は学業や活動記録、英語の準備へ進みましょう。受験年度に合う条件を確かめ、今取り組む作業を決められるように説明します。

立教大学のキャンパス(出典: Wikipedia)
目次

立教大学 スポーツウエルネス学部の推薦、何から始める?

立教大学スポーツウエルネス学部の推薦を調べるなら、自由選抜入試の7資格から確認する

自由選抜入試は、学部ごとに条件が違う自己推薦型の入試です

自由選抜入試は、学部ごとに条件が違う自己推薦型の入試ですに向けて準備する高校生

立教大学の2027年度特別入試の公式案内では、自由選抜入試を自己推薦型と説明しています。出願資格は学部・学科ごとに異なるため、立教大学全体の紹介や、別の学部の条件だけでは判断できません。

スポーツウエルネス学部では、卒業などの基本条件、評定の条件、勉学への意欲、英語資格・検定試験のスコア提出に加え、資格ⅠからⅦのいずれかを確認します。活動だけを見て出願できると判断せず、共通条件と資格別条件を順に点検してください。

例えば、都道府県大会の成績が条件に合っていても、英語の4技能のスコアを提出できなければ、必要な条件をそろえたことになりません。反対に、英語の点数が高くても、それだけで7資格のいずれかに該当するとは限りません。

「学校推薦型選抜」「指定校推薦」「自由選抜入試」という言葉も区別します。この記事で扱うのは自由選抜入試です。学校から書類の証明を受けることと、学校長の推薦による入試であることは同じではありません。

募集は30名程度で、小論文と2日間の面接を行います

2027年度自由選抜入試要項では、スポーツウエルネス学科の募集人員は30名程度です。第1次選考は書類選考、第2次選考では小論文と2日間の面接試験を行います。

第2次選考の1日目は小論文と個別面接、2日目は発表と集団での話し合いです。競技力をその場で示す実技試験は、この試験科目一覧にはありません。運動の練習だけを続ければ受験準備になる、と考えないことが重要です。

例えば、活動を説明する力、資料や問いを理解して文章にする力、他者の意見を受けて考える力を、別々に練習します。競技経験がある人も文化活動の経験がある人も、大学で学ぶための準備を進める必要があります。

最初に確認する条件

卒業・修了の時期、評定の対象期間、英語4技能のスコア、学部で学ぶ意欲を確認します。

活動に応じて確認する資格

資格Ⅰ・Ⅱのスポーツ、Ⅲの芸術、Ⅳの自然・環境、Ⅴ・Ⅵの文系・理系、Ⅶの外国学校歴を区別します。

選考に向けて準備すること

書類、小論文、個別面接、発表、集団での話し合いを一つずつ練習します。実績の紹介だけで終えません。

他学部やアスリート選抜の条件を、そのまま移さないようにします

同じ大学のスポーツに関する入試でも、制度によって条件が違います。自由選抜の資格Ⅱに示される都道府県レベル以上の大会ベスト8という条件を、他の制度の全国大会の条件と混ぜないでください。出願する制度名と学部名を両方確認します。

また、コミュニティ福祉学部の自由選抜では、スポーツウエルネス学部とは提出物や選考の形が異なります。例えば、別の学部の発表時間やスライド枚数を、今回の面接の指定として使うことはできません。

情報を保存するときは、資料名、入試年度、学部名、ページを一緒に記録します。検索結果の短い説明だけを抜き出すより、どの条件をどの資料で確かめたかが分かる形にしておくと、学校への相談も進めやすくなります。

スポーツの得意不得意だけでは決まらない、学部で学ぶ3つの方向

ウエルネスは、心身の状態や生きがいも含めて考えます

学部の公式紹介は、心身の健康に加えて、その人の価値観や生きがいも含むウエルネスの考え方を示しています。競技の成績を上げることだけが、学部で扱う課題ではありません。

例えば、運動に参加したいのに場所や機会がない人、競技を支える立場に関心がある人、自然の中での活動を教育へ生かしたい人など、考えられる課題の入口は異なります。自分の経験が、誰のどのような生活と関係するのかを考えてみてください。

ただし、学部の考え方が幅広いことと、自由選抜へ誰でも出願できることは別です。学びへの関心を深める作業と、7資格のいずれかを満たすかという条件確認を混同しないようにします。

3つの領域を、自分の疑問と結び付けて読みます

学部では、アスリートパフォーマンス、ウエルネススポーツ、環境・スポーツ教育という3つの領域を示しています。順に、競技力を支える学び、人々がスポーツの価値を得られる社会を考える学び、自然や環境とスポーツ教育を結び付ける学びとして捉えると理解しやすくなります。

例えば、チームでの指導経験があるなら、練習の工夫だけでなく、相手に合う伝え方や、参加し続けられる環境にも疑問が広がります。活動を一つの領域へ無理に閉じず、何を確かめるためにどの知識が必要かを考えましょう。

領域名を覚えて面接で述べるだけでは、学ぶ目的は具体化しません。現在の経験では説明できないことを一つ選び、その疑問を深めるために必要な学びを調べる順序がおすすめです。名前と自分の課題の間を、理由でつなぎます。

競技を支える視点

成績だけでなく、競技者の動きや支え方をどのように理解したいかを考えます。個人の経験を全員に当てはめません。

参加や生活を考える視点

誰が参加しやすく、誰に困りごとがあるかを考えます。勝敗以外のスポーツの価値にも目を向けます。

自然と教育を考える視点

活動する場所や自然との関係、学びや協力のあり方を考えます。環境への配慮を具体的な課題へつなげます。

学部研究では、授業名より「学ぶ方法」を確かめます

公式カリキュラム紹介には、基礎を学ぶ講義や少人数での演習などが示されています。授業名を並べるだけでなく、調べる、考える、報告する、話し合うという学習の方法に注目してください。

例えば、活動で感じた疑問を調べるには、関係する人への聞き取り、資料の比較、記録の整理など、複数の方法が考えられます。大学でどの方法を学び、現在の経験の限界をどう補いたいのかを説明できると、志望理由が具体的になります。

特定の教員の指導や研究室への所属が、入学すれば必ず実現するとは断定しないようにします。現時点で関心がある教育内容を確認し、幅広い基礎を学ぶ理由を含めて計画を作ってください。

立教大学 スポーツウエルネス学部の推薦、何から始める?

卒業時期と評定3.5を先に確認する:既卒者や例外の扱いにも注意

卒業時期と評定3.5を先に確認する:既卒者や例外の扱いにも注意に向けて準備する高校生

通常の高校では、2025年4月から2027年3月までの卒業が対象です

2027年度のスポーツウエルネス学部では、通常の高校について、2025年4月から2027年3月までに卒業する者を対象としています。高校には中等教育学校後期課程も含まれます。すべての学部で同じ卒業期間と考えないでください。

通常の12年の学校教育の修了や、高校卒業と同等以上の学力を認める区分も設けられています。例えば、高卒認定や外国の学校教育制度に該当する場合は、学部の条件に続く詳細説明まで確認する必要があります。

「既卒者も対象」とだけ覚えると、対象期間の外でも出願できると誤解するおそれがあります。卒業年月、修了した教育課程、該当する条件の番号を記録し、自分の証明書で確認できるかを点検しましょう。

評定は、卒業者と卒業見込み者で確認する期間が異なります

高校を卒業している者は高校の評定平均値3.5以上、高校卒業見込みの者は第3学年第1学期までの全体の評定平均値3.5以上が基本の条件です。評定は、該当する受験生が出願時に満たす必要のある条件です。学校の調査書で、対象期間の全体の評定平均値を確認してください。

三学期制と二学期制では、調査書で確認する時期に違いがあります。二学期制は第3学年前期までが基本ですが、出願期間内にその成績を記載できない場合、第2学年末までの調査書で確認する扱いがあります。

この例外は、自分に有利な期間を自由に選ぶ仕組みではありません。該当する場合は、調査書の備考欄に記載できない事情を書き、第3学年前期の履修中科目の評定欄に印を付けるなど、要項指定の処理を学校に依頼します。

資格Ⅶなどは評定条件がありませんが、書類が不要になるわけではありません

出願条件1の(c)に該当する者のうち在外教育施設を修了する者を除く区分と、資格Ⅶで出願する者には、評定平均値の条件を設けていません。例外の範囲を正確に確認し、自己判断で対象を広げないようにしてください。

例えば、海外に短期間滞在した経験があるというだけで、資格Ⅶの条件を満たすわけではありません。外国の学校教育制度に基づく学校で、どの学年をどれだけ修了したかという条件を確認します。

評定の数値条件がないことを、学業が評価されないという意味にしないことも大切です。学校歴や成績に関する必要書類をそろえ、小論文や面接で大学の学習に向き合う準備を進めてください。

通常の高校の卒業・見込み

卒業期間が2025年4月~2027年3月に入るか確認します。卒業者と見込み者で調査書の成績期間が異なります。

評定3.5の確認

全体の評定平均値で確認します。二学期制の例外は学校が指定どおりに記載する必要があります。

例外区分の確認

資格Ⅶや所定の出願条件1(c)では数値基準を設けません。学校歴や成績の証明書の要否は別に確認します。

外国の学校歴や高卒認定は、通常の高校とは別に確認します

日本以外の学校教育制度に基づく高校の出身者には、出願資格事前審査が必要な場合があります。2027年度の事前審査は2026年7月31日までという日程です。9月の出願が始まってから初めて確認する計画では遅くなります。

高卒認定などの区分には年齢条件もあります。スポーツウエルネス学部の該当する詳細区分では、2027年4月1日までに満20歳に達する者を含めないという指定があります。別の学部にある年齢の説明を移さず、自分の区分を読んでください。

条件に曖昧な点があれば、卒業年月、在籍期間、学校教育制度、資格名をまとめて大学へ確認します。単に「海外にいました」と伝えるより、証明書に記載される事実を整理して尋ねる方が、確認すべき点が明確になります。

英語は最低スコアより先に、4技能・受験日・提出方法を確認する

英語資格のスコア提出は、7資格のどれで出願しても必要です

スポーツウエルネス学部は、所定の英語資格・検定試験のスコアを提出できることを共通条件にしています。対象はケンブリッジ英語検定、英検、GTEC、IELTSのAcademic Module、TEAP、TOEFL iBTです。

この学部の自由選抜では、出願資格として一律の最低スコアは示されていません。ただし、読む、聞く、書く、話すという4技能のスコアが必要です。競技や芸術の実績があっても、英語の提出を省略することはできません。

例えば、英検の一部の試験結果だけを持っている場合、4技能を確認できる所定の証明書がそろうかを点検します。級の名前を言えることと、大学の指定どおりにスコアを提出できることは別です。

2027年度は2024年9月2日以降に受験したスコアを確認します

要項の学部別書類説明では、2024年9月2日以降に受験し取得した4技能スコアを対象としています。共通事項では、出願期間の初日からさかのぼって2年以内に受験し、Web出願前までに取得した証明書が有効とされています。

次年度以降に受験する場合は、この日付をそのまま使わず、受験年度の要項で確認してください。例えば、高1で取得したスコアが出願時に有効な期間を外れるなら、早くから再受験の予定を考える必要があります。

受験日、結果発表日、証明書を入手できる日、直送を依頼する日を分けて予定に書きます。試験を受けた日だけでは、出願に必要な作業が完了したとは言えません。証明書の準備までを一つの計画に含めましょう。

試験名が同じでも、利用できない形式があります

GTECはアセスメント版などを利用できません。IELTSはAcademic Moduleが対象で、自宅受験できる方式やOne Skill Retakeを利用したスコアは受け付けないとされています。試験名だけで判断せず、形式まで確認します。

TOEFL iBTも、Test Date Scoresを用い、MyBest Scoresは使えません。Home Editionなど自宅受験が可能な方式は対象外です。別の大学で使えるスコアでも、立教大学の今回の制度で使えるとは限りません。

また、全学部共通の説明にTOEICが載っていても、スポーツウエルネス学部の出願条件で示される6種類には含まれていません。自分の学部の一覧と、共通の証明書の説明を行き来して確認する必要があります。

スコアの内容

読む・聞く・書く・話すの4技能を確認します。最低点の設定がないことと、提出が任意であることは違います。

時期

受験日と証明書の取得時期を確認します。次年度の受験生は、その年度の有効期間へ更新してください。

形式と提出

試験方式、証明書名、コピーの可否、直送の要否を確認します。他大学のルールを流用しません。

IELTSとTOEFLは、直送の依頼と提出書類の両方を準備します

IELTSとTOEFL iBTは、Web出願前までに試験実施団体へスコアの直送を依頼します。さらに、要項指定の成績書類と、直送依頼が完了したことを確認できる資料の両方が必要です。紙の結果だけを封筒に入れれば完了とは限りません。

例えば、直送を依頼したつもりでも、申請が途中のままなら、完了を示す通知が残っていない場合があります。申請完了画面や通知を確認し、大学が求める形で印刷して保存します。証明書を提出する人と、直送を依頼する人を分ける場合も確認が必要です。

英語学習は提出のためだけで終えないようにしましょう。スポーツや健康に関わる短い英文を読み、何を調べたのか、何が分かったのかを日本語で整理する練習は、大学で学ぶ準備にもつながります。専門語だけでなく、文章の関係を読む力を育てます。

資格Ⅰ・Ⅱは、競技名・大会成績・本人の役割を組み合わせて確認する

資格Ⅰは、資格Ⅱの対象外の競技やパラスポーツ、eスポーツも含みます

資格Ⅰは、所定の教育課程在学中に、スポーツ分野で優秀な成績を収めた者、またはその成績を収めた者に対して指導的役割を果たした者が対象です。パラスポーツやeスポーツを含み、選手以外の立場も含まれます。

ただし、資格Ⅰは資格Ⅱの対象となる競技種目を除くという指定です。「自分には資格Ⅱの大会成績が足りないので、資格Ⅰにすればよい」と単純に読み替えることはできません。まず競技の種目がどちらに当たるかを確かめます。

例えば、要項の種目一覧にある競技でも、選手の性別の指定に当てはまらない場合には資格Ⅰで出願するという注意があります。種目名の一部分だけでなく、性別や競技の範囲に関する注記まで読むことが大切です。

資格Ⅱは、都道府県レベル以上の大会でベスト8以上が条件です

資格Ⅱは、所定の教育課程在学中に、対象競技で都道府県レベル以上の大会ベスト8以上の成績を収めた者、またはその者に対して指導的役割を果たした者を対象としています。団体競技では、該当チームでレギュラーかそれに準ずる選手として活躍したこと、または指導的役割を確認します。

大会に参加したことと、ベスト8以上の条件を満たすことは別です。例えば、地区大会と都道府県大会が分かれている場合、どの段階の結果なのかを資料で確かめます。大会名が似ていても、規模や位置づけを省略しないでください。

団体の結果だけで本人の役割まで証明できるとは限りません。所属チーム、大会、順位に加え、自分がどの立場で何を行ったかを整理します。正確な役割を説明できる資料や、活動を確認できる人の証明が重要になります。

競技種目の注記を読み、男子・女子や競技の範囲を確認します

資格Ⅱの種目一覧には、サッカー、硬式野球、ラグビーなどで男子の指定があり、バレーボールやバスケットボールなどには男子・女子がそれぞれ示されています。性別の記載がない種目では性別を問いません。

男子・女子の記載は選手の性別を指し、選手以外の者の性別は問わないとされています。例えば、指導的役割を担った人が、選手の性別の表記だけを見て自分は対象外だと判断しないようにしてください。

山岳は登山または縦走競技、水泳は競泳競技に限るという指定もあります。パラスポーツは資格Ⅱの対象種目ではありません。自分の活動の呼び方と、要項が指定する競技の範囲が一致しているかを確認します。

競技種目

資格Ⅱの一覧と注記を読みます。対象外の種目や性別の扱い、パラスポーツなどは資格Ⅰの条件と照合します。

大会と結果

大会の規模、主催者、正式名称、順位を確認します。参加しただけなのか、所定の成績を収めたのかを区別します。

本人の役割

団体の成績に加え、選手としての立場や指導的役割を具体化します。肩書きだけで内容を説明したつもりになりません。

落とし穴:大会が終わる前の結果や、肩書きだけを実績にします

資格Ⅰ・Ⅱでは、出願期間締切日までに終了していない大会は条件を満たしません。本人やチームの順位が途中で決まっていても、大会全体の終了時期を確認してください。予定している大会の結果を、出願時の確定実績として使うことはできません。

また、「マネージャーだった」「主将だった」という肩書きだけで、指導的役割の内容が伝わるわけではありません。例えば、誰のどの課題に対して、どの判断や働きかけを行ったかを具体的に書きます。

資格を満たすか不明な場合は、競技名、大会要項、結果、本人の役割が分かる資料を整理して大学へ確認します。実績を大きく見せる言い方を探すのではなく、条件と事実の対応を確かめることが先です。

資格Ⅲ・Ⅳは、芸術や自然・環境での経験を学ぶ問いへ変える

資格Ⅲは芸術分野の優秀な成績を確認します

資格Ⅲは、音楽、バレエ、書道、日本舞踊など、芸術分野で優秀な成績を収めた者を対象にしています。スポーツ競技の成績がないから、この学部の自由選抜には関係がないと決め付ける必要はありません。

ただし、芸術活動をしていたという事実だけで、優秀な成績という条件を満たすとは限りません。例えば、大会や発表の名称、活動期間、結果、本人の役割を整理し、どの事実を出願資格として示すかを確認します。

芸術の経験を学部の学びへつなげる際は、無理に競技の話へ変える必要はありません。身体の表現、練習を続ける環境、集団での協力、活動が生活にもたらす意味など、本人が実際に関心を持った課題から考えてください。

資格Ⅳは自然・環境分野の「特別な実績」を確認します

資格Ⅳでは、ボーイスカウトやガールスカウト、山岳・アウトドア活動、自然環境のボランティア、持続可能な社会づくりに関わる活動などで、特別な実績を挙げた者を対象にしています。

参加回数が多いことだけで、条件を満たすとは断定できません。例えば、活動の目的に対して本人が何を担い、何が変わり、その結果をどの資料で確認できるかを整理します。活動名より、実績の内容が分かる説明が必要です。

自然に関する活動を、環境によいという一言でまとめないことも大切です。参加者にとっての学び、安全、自然への負担、継続するための運営など、異なる面を考えると、大学で学びたい問いを見つけやすくなります。

出願条件と準備の優先順位を早めに確認したい方へ

受験相談では、今の学年や活動状況から、最初に確認する条件と今週始める準備を整理できます。

  • 出願できる方式と未確認の条件
  • 評定・活動・書類のうち先に動く項目
  • 志望学部に合わせた準備の順番

経験の共通点を探しても、活動の事実は変えません

芸術とスポーツ、自然活動と健康には、考え方をつなげられる部分があります。しかし、つながりを作るために、実施していない運動指導や調査を加えることはできません。自分が実際に考えたことと、これから調べたいことを分けましょう。

例えば、集団で舞台を作った経験から協力に関心を持ったなら、どの意見の違いをどう扱ったかを振り返ります。その経験を、スポーツ集団でも同じように使えると断定せず、大学で比較して考えたい問いとして整理します。

自分の分野を離れて学ぶ理由は、「幅広く学びたい」だけでは伝わりにくくなります。現在の経験では何が分からず、別の分野の知識を得ると何を考えられそうかを、具体的な疑問にしてみてください。

芸術の実績を整理する

活動の分野、期間、成績、本人の担当を整理します。大学で考えたい身体や協力、生活に関する問いを別に書きます。

自然・環境の実績を整理する

活動の目的、本人の工夫、成果を確認できる資料をそろえます。参加回数だけで説明を終えません。

学びへつなげる

経験から気づいた不足を一つ選びます。これから調べたいことを、すでに明らかにした成果として書かないようにします。

資格Ⅴ・Ⅵ・Ⅶは、大会の水準と外国で修了した学年を正確に確かめる

文系・理系の資格は、大会への出場や学会発表などの条件があります

資格Ⅴは、小説やジャーナリズムなどの文系分野で、全国または国際レベルの大会への出場経験を有する者が対象です。地域の活動へ参加したという事実を、そのまま全国大会の出場経験とみなすことはできません。

資格Ⅵは、理系分野の全国または国際レベルの大会への出場や、理系分野の学会発表の経験を対象としています。要項は、科学オリンピック、日本学生科学賞、高校生科学技術チャレンジ、ロボットコンテスト、スポーツデータ解析の大会などを例示しています。

例えば、データを扱った経験があるなら、大会名だけでなく、対象、分析した内容、自分の担当、説明できる結果を整理します。計算をしたという活動と、結果を適切に解釈したという学びを分けると、面接の準備も具体化します。

全国という名称だけで判断せず、大会の資料を確認します

大会の水準を確かめる際は、募集対象、主催者、開催要項、出場した段階、結果が分かる資料を確認します。例えば、全国大会へつながる地域予選に参加した場合、その参加を全国大会出場と書き換えることはできません。

共同作品や共同研究では、チーム全体の内容と本人の担当を分けます。原稿の作成、資料の整理、分析、発表など、何を担ったかを具体化してください。代表者の名前だけが資料に載っている場合は、本人の関与を確認できる情報も整理します。

発表内容を説明するときは、難しい言葉を多く使う必要はありません。何を確かめたかったか、どのような材料を使ったか、何が分かり、何が残ったかを短く伝える練習をします。内容の理解を伴う説明が必要です。

資格Ⅶは、外国の学校で継続3学年または通算5学年以上が条件です

資格Ⅶには二つの区分があります。一つは、外国において、外国の学校教育制度に基づく中学・高校の第7学年以上に相当する課程で、継続して3学年以上を修了した場合です。もう一つは、同じく外国において、外国の制度の小・中・高校で、通算5学年以上を修了した場合です。

いずれも2027年3月までの修了見込みを含みます。また、この資格でいう外国の学校には、在外教育施設を含まないとされています。外国にある学校ならすべて同じ扱いになるわけではありません。

例えば、複数の国や学校へ移った場合は、入学・編入・卒業年月や修了学年を並べて確認します。滞在した年数と、学校で修了した学年数を混ぜないようにしてください。高校の証明だけで不足する場合は、小・中学校の在籍期間証明も必要です。

資格Ⅴ

文系分野で全国または国際レベルの大会への出場経験を確認します。大会の正式名称や規模、本人の内容を整理します。

資格Ⅵ

理系分野の所定の大会への出場や学会発表を確認します。共同研究では本人の担当と理解した内容を分けて示します。

資格Ⅶ

外国にある、外国の学校教育制度に基づく学校での修了学年を確認します。継続3学年と通算5学年の区分、証明できる学校歴を整理します。

資格Ⅶでも、活動報告書や英語の提出を省略しません

資格Ⅶは評定の数値条件を設けない区分ですが、学部で学ぶ意欲や英語スコアの提出など、ほかの共通条件は確認します。必要書類には活動報告書Aもあります。学校歴の証明だけで、出願一式が完成すると考えないでください。

活動報告書には、出願資格に直接関わる内容を具体的に書きます。例えば、学校の制度、在籍や修了の時期、活動の内容を、証明書と一致する形で整理します。言語や文化の違いに関する感想だけで、学校歴の条件を説明したつもりにならないようにします。

そのうえで、経験からどのような問いを持ち、立教大学でどう学びたいかを面接に向けて準備します。海外経験を一律に強みと決め付けるのではなく、本人が何を考え、どの点を学び直したいかを説明してください。

出願書類は資格ごとに違う:志望理由書を追加する前に提出一覧を確認する

全員共通の書類と、資格別の報告書を分けます

スポーツウエルネス学部の出願書類一覧では、入学志願票、調査書などの学業に関する証明、英語資格・検定試験の証明書を確認します。資格Ⅰ・Ⅱは競技実績報告書と証明資料、資格ⅢからⅦは活動報告書Aを提出します。

資格Ⅶでは、必要な修了学年数を高校の証明書だけで確認できない場合、小・中学校の在籍期間証明書も提出します。例えば、小学校時代の修了学年を通算するなら、その期間を証明できる資料を学校へ依頼します。

この学部の提出一覧には、独立した志望理由書はありません。他学部で使う2000字の書式を見つけても、それを追加する指定にはなりません。提出不要の書類を増やすより、指定された報告書を正確に完成させることを優先してください。

書類の作成者と、証明する人を早く決めます

競技実績報告書と活動報告書Aは、本人が日本語で手書きします。黒または青の消せないボールペンを用い、学校長や所属団体の長、本人の活動を証明できる人から署名と捺印を受けます。3親等以内の親族は証明者にできません。

例えば、複数の活動を書く場合は、それぞれの内容を確認できる資料をそろえて、記載内容全体を把握する人へ依頼します。活動を知らない人に形式上の署名だけを頼むことは避けてください。証明に必要な確認の時間も予定に入れます。

書き終えた後に初めて依頼すると、証明者の不在や確認資料の不足で困る場合があります。誰に依頼するか、いつ下書きを渡すか、どの資料を添えるかを、出願より前に相談しておくことが大切です。

2ページ目の証明欄は、本文が1ページで終わっても必要です

競技実績報告書と活動報告書Aは、いずれも活動の記録を2ページ以内に収めます。1ページ目で記入が終わっても、署名と捺印は2ページ目の所定欄に必要です。

片面で印刷し、指定どおり左上をホチキスなどで留めます。例えば、紙を減らそうとして両面印刷に変更すると、書式の指示から外れます。本人が読みやすいと思う形より、大学が指定する形式を優先してください。

誤記は修正液や修正テープなどで訂正して丁寧に記入し直せる一方、欄外への記入や指定枚数を超える提出は認められません。下書きの段階で情報を選び、清書の前に欄へ収まるかを確かめましょう。

資格Ⅰ・Ⅱ

競技実績報告書と、資格を満たす実績の証明資料を準備します。本人の役割や大会の規模を具体的に記入します。

資格Ⅲ~Ⅶ

活動報告書Aを準備します。活動を説明する資料は、要項の指定に沿って任意提出できます。

共通の点検

本人の自筆、2ページ以内、2ページ目の署名捺印、片面印刷を確認します。独自に枚数を増やしません。

調査書は、学校歴や留学の事情に合う書類をそろえます

卒業者は、卒業後に発行され、第3学年末までの成績が記載された学校長の証明による厳封の調査書を提出します。卒業見込み者は、所定の時期までの成績が記載された調査書を提出します。厳封された封筒は、本人が開けないようにします。

転校歴がある場合は、高校第1学年からの成績と在籍歴が分かるよう、各校の調査書や成績証明書などを確認します。例えば、現在の高校の書類だけで以前の成績が分からないなら、前の学校への依頼が必要になります。

海外留学による単位認定がある場合なども、外国の高校が発行した成績や在籍の証明を確認します。提出する原本や学校が正しい複製と証明したものの扱い、翻訳の要否を要項で確かめ、家庭の控えだけで代用しないようにしてください。

競技実績報告書は「成績・役割・工夫・根拠」を一組にして書く

最初に出願資格を示し、その後に本人の行動を具体化します

競技実績報告書では、出願資格に直接関わる実績が読み取れることが先です。大会名、時期、規模、運営母体、所属団体、結果などを整理し、その大会で本人が果たした役割を説明します。長い感想から始めると、資格の根拠が見えにくくなります。

例えば、チームの成績を示した後に、自分が担当した準備や指導、練習での工夫を書きます。何を担ったかが分かると、団体の成果と本人の経験を分けて伝えられます。自分一人でチームの結果を生み出したように書かないことが重要です。

活動を続けた期間も確認します。大会当日の出来事だけでなく、準備の中で何に取り組み、どのような課題があったかを整理してください。ただし、書式の限られた範囲にすべてを入れる必要はありません。資格と学びに関わる内容を選びます。

指導的役割は、相手と働きかけが分かる表現にします

「チームを支えました」という言葉だけでは、具体的な役割が分かりません。誰がどのように困っていたのか、本人が何を考え、どう働きかけたのかを説明します。相手の状況と行動を結び付けることが大切です。

例えば、練習の記録をまとめた場合は、ただ記録係を務めたと書くより、どの情報を整理し、誰が使い、どの話し合いに役立てたかを振り返ります。その一方で、使われた結果を確認していないなら、効果があったと断定しないでください。

指導的役割という条件への該当は、実際の活動の内容に基づいて考えます。書類のために日常の手伝いを大げさに言い換えるのではなく、判断や工夫を伴った働きかけが何だったかを記録から確認しましょう。

実績の証明資料は、最大3つの実績に絞って添付します

競技実績報告書に書いた実績のうち、伝えたい実績は最大3つまで、その証明資料を報告書の3枚目以降に添付します。資料はA4にそろえ、一冊にまとめます。コピーは可能ですが、返却はしません。

証明資料には、本人の氏名、競技種目名、大会名、順位などの客観的内容が必要です。例えば、写真に本人が写っているだけでは大会の順位を確認できません。どの資料が何を証明するかを分けて確認してください。

資料が多いほどよいというものではありません。重複した記事や写真を並べるより、資格の条件と本人の役割を確かめられるものを選びます。必要な情報が複数の資料に分かれる場合は、同じ実績に対応することが分かるよう整理します。

成績を示す

大会名、規模、時期、順位を確認します。地区大会と都道府県大会など、段階の違いを省略しません。

役割を示す

本人が担った行動と判断を整理します。団体全体の成果と、自分の担当を分けて説明します。

根拠を示す

最大3つの実績について、氏名や大会名、順位などを確認できる資料をそろえます。写真や感想だけで代用しません。

Web出願の30字欄と、報告書の内容を一致させます

Web出願では、資格に直接関わる活動や実績を30字以内で入力する指定があります。氏名や在籍校名は入力せず、分野、大会規模、順位、受賞名などが分かるようにします。報告書と別の実績を短い欄へ書かないよう注意してください。

例えば、正式な大会名が長い場合、意味が変わらない範囲で略記を工夫します。ただし、地域名や大会の段階を削って、実際より大きな大会に見える表現にしてはいけません。短くしても、何の実績かを確認できることが必要です。

入力前に、30字欄、報告書、証明資料の3つを並べ、年月、名称、順位、役割に食い違いがないかを点検します。短い欄ほど言葉を省きがちなので、入力後にも読み直してください。

活動報告書Aは、経験を広く並べるより資格に関わる内容から整理する

資格ⅢからⅦでは、時期と活動内容を具体的に書きます

活動報告書Aには、出願資格に関わる実績や集中して取り組んだことの時期、期間、内容を具体的に記入します。団体活動の場合は、団体の中での本人の役割や実績も説明します。活動の名前を並べるだけでは不十分です。

例えば、作品制作を行ったなら、作品の主題、本人が担当した制作、工夫した部分、発表や出場の場を整理します。共同作業を一人の作品のように書かず、協力者の仕事と本人の仕事を区別してください。

資格Ⅴ・Ⅵでは、大会やコンクールの名称、規模、運営母体、所属団体を活動ごとに記入します。資格Ⅲ・Ⅳ・Ⅶも、資格に直接関わる内容を具体的に書くことが必要です。資格の名前だけを記載して説明を省かないようにします。

資格に関わる活動以外を書く場合も、時期や内容を明確にします

活動報告書Aでは、資格に関わる内容に加え、クラブ活動、委員会活動、ボランティアなどを記入することもできます。ただし、資格の根拠が埋もれるほど活動名を増やす必要はありません。出願資格に関わる情報を先に整理します。

例えば、委員会活動を書きたい場合は、所属名だけでなく、どの課題に取り組み、本人が何を担当したかを短く説明します。ほかの活動と同じ話を繰り返すより、本人の経験の違う面が伝わるかを考えて選びましょう。

活動の数が少ないことを埋めるために、実施していない経験や役割を追加することはできません。一つの活動でも、時期、課題、行動、結果、学んだことを正確に整理すると、本人の取り組みを具体的に伝えられます。

任意資料は、活動報告書の説明を支えるために使います

活動報告書Aに記載した実績や内容を説明する資料、大会プログラム、作品などは任意で提出できます。提出する場合は所定の任意資料表紙を付け、該当資料を一冊にまとめ、A4のコピーを用いるなど、指定に従います。

音声や音楽、動画などを収録した媒体を提出する場合には、任意資料表紙を含む資料一式をクリアファイルに入れる扱いも示されています。媒体を送れば説明文が不要になるわけではありません。何を確認してほしい資料かを整理してください。

英語資格・検定試験の証明書は任意資料に含めず、必要書類として別に扱います。例えば、英語証明を作品集の中へ挟んでしまうと、提出一覧との対応が分かりにくくなります。必須書類と補助資料を分けて封入します。

本文で説明すること

資格に関わる活動の期間、内容、本人の役割や実績を示します。読み手が活動の流れを追えるようにします。

任意資料で支えること

本文に記載した内容を確認できる資料や作品を選びます。資料を提出する目的を一つずつ確かめます。

最後に照合すること

本文、証明者が確認した内容、添付資料、Web入力の事実を一致させます。必須の英語証明は別に扱います。

自分の考えと、他者の評価を分けて記録します

賞を受けたこと、教員から指摘を受けたこと、自分が改善したと思うことは、それぞれ性質が違います。誰が何を評価したのか、どの結果を本人がどう解釈したのかを区別すると、書類の説明が正確になります。

例えば、作品について感想をもらった場合、その一言を参加者全員の評価のように広げないでください。記録がある感想、本人が感じた変化、まだ確認できていない効果を分けて整理します。

面接では、書類の内容をさらに尋ねられる可能性を考え、根拠を示せるように準備します。自分で説明できない専門的な表現を増やすより、実際に何を行ったかを具体的に話せることを優先しましょう。

2027年度の日程は、出願終了と11月の2日間の選考を分けて確認する

Web出願と書類送付は、締切の意味が異なります

2027年度のWeb出願期間は2026年9月1日から10日、書類送付締切は9月11日でした。国内からの送付は締切日の郵便局消印有効、国外からは必着です。2026年10月17日時点では、新たに出願できる期間は終了しています。

選考料は35,000円で、1回の出願登録につきサービス利用料1,100円が必要です。選考料納入期間は9月1日10時から10日23時59分までと指定されています。次年度以降は、その年度の金額や期間を確認して予定を更新します。

例えば、Web登録だけを終えて書類を送らなければ、必要な手続きを完了したことにはなりません。登録、支払い、印刷、学校の書類の受け取り、封入、郵送という作業を別々に管理してください。

第1次選考の発表は10月30日、第2次選考は11月14日と15日です

受験票の取得日は2026年10月13日、第1次選考の合格者発表は10月30日です。書類選考を通過した人が、11月14日と15日の第2次選考へ進みます。受験票や出願サイトの案内を確認し、必要な情報を保存してください。

11月14日は10時から11時30分まで小論文、13時から個別面接です。11月15日は10時30分から、発表と集団での話し合いを含む面接を行います。どちらか一日を選ぶ日程ではありません。

第2次選考の会場は池袋キャンパスです。学部の学びの場として案内される新座キャンパスと混同しないようにしましょう。例えば、普段のオープンキャンパスで訪れた場所を、そのまま受験会場だと思い込まないことが重要です。

出願と書類選考

2027年度の出願は9月で終了しました。受験票取得は10月13日、第1次発表は10月30日です。

11月14日

池袋キャンパスで小論文10時~11時30分、個別面接13時からです。集合時刻は試験開始より前です。

11月15日

発表と集団での話し合いを含む面接が10時30分からです。2日間の移動や休息を含めて予定を整えます。

集合時刻と遅刻の扱いは、開始時刻と別に確認します

11月14日の筆記試験は9時30分までに指定教室で着席し、午後の面接は12時30分までに指示された控室へ入室します。11月15日は10時までに面接控室へ入室します。開始時刻に到着すればよいという意味ではありません。

2日目は試験の特性上、開始時刻の10時30分以降の入室が認められません。ほかの試験にある遅刻の扱いを、2日目にも当てはめないようにします。交通経路や予備の移動方法を、家庭と確認しておきましょう。

受験票は印刷したものを持参し、スマートフォンの画面表示だけでは入室できません。例えば、前日の夜に印刷する予定では、プリンターの不調に対応しにくくなります。案内を読み、持ち物を早めに用意してください。

合格発表後にも、2段階の入学手続きがあります

合格発表後にも、2段階の入学手続きがありますに向けて準備する高校生

第2次選考の合格者発表は2026年12月7日11時です。第1次入学手続期間は12月7日から14日、第2次入学手続期間は2027年1月18日から2月4日です。合格発表を確認しただけでは入学手続きは終わりません。

例えば、本人が行う入力、家庭で用意する費用、学校へ依頼する書類を分けておきます。発表後に初めて担当を決めるより、事前に何が必要かを把握しておく方が、短い期間でも確認しやすくなります。

公式案内は更新される可能性があるため、保存した要項だけでなく、受験生向けのお知らせも確認します。次年度を目指す人は、2027年度の日程を学習計画の参考にしつつ、正式な次年度要項が出たら必ず見直してください。

書類の条件が見えたら、小論文と対話のどこを先に直すか決める

自由選抜の準備は、実績を増やすことだけではありません。出願資格を証明できる状態を作り、その経験を大学で学ぶ目的へつなげ、小論文や面接で自分の考えを説明する準備が必要です。

例えば、活動の記録はそろっていても、なぜその行動を取ったかを話せないなら、振り返りが先です。逆に、志望理由は話せても、必要な英語証明や学校歴の確認が抜けているなら、条件と書類の整理を優先します。

受験相談では、受験年度、該当する資格、評定や英語の状況、活動の記録、書類の下書き、試験練習の内容をもとに、次の3点を整理できます。

  • 出願資格や証明書について、大学や学校へ追加で確認する項目を整理します。
  • 活動経験から生まれた疑問を、学部で学ぶ目的や面接の説明へつなげる方向を考えます。
  • 小論文、個別面接、発表、集団での話し合いのうち、優先して練習する課題を決めます。

小論文90分の対策は、意見を増やす前に問いと素材を正確に読む

独創性だけでなく、問題理解や文章の組み立ても評価されます

公式要項は、小論文について、論文作成の素材や枠をある程度与え、独創的な発想、問題理解力、論理的構成力、文章表現力、知的素養などを評価すると説明しています。思い付いた意見を自由に並べるだけの試験ではありません。

例えば、資料を使うよう求められているのに、自分の部活動の経験だけを書き続けると、設問への対応が不足します。まず何を説明し、何を比較し、どの条件で意見を述べるのかを読み取ってください。

独創性は、目立つ結論を無理に作ることではありません。問題の条件を理解したうえで、見落とされやすい対象や別の見方を考えることができます。ただし、大学の採点方法や項目別配点が公開されていない部分を、独自の点数表にして断定しないようにします。

設問の動詞を確認し、答える作業を短く書き出します

答案を書く前に、説明する、比較する、理由を述べる、提案するなど、設問が求める作業を確認します。文章を読んで心に残った部分と、答案に必要な部分が同じとは限りません。まず問われたことへ答える準備をします。

例えば、ある活動の利点と課題を尋ねられた場合、利点だけを長く書くと答えが偏ります。二つを別々に整理し、どの根拠を使うかを決めてから文章にします。字数や条件が指定されている場合は、構成の段階で確認してください。

設問の言葉をそのまま一文にして、「この答案は何を答える文章か」と言い直す練習も役立ちます。書いている途中で話題が広がったら、その一文へ戻り、必要な説明かを判断します。

主張・根拠・理由を分けると、感想文から抜け出せます

主張は自分が伝えたい答え、根拠はその答えを支える資料や事実、理由は根拠からその答えへつながる説明です。この三つを分けると、「大切だと思います」という感想だけで終わりにくくなります。

例えば、運動に参加する機会を増やす提案を書くなら、誰にどんな困りごとがあり、提案がその困りごとにどう関わるかを説明します。活動を増やせば必ずよい結果が出る、と根拠なく断定しないことが大切です。

経験を根拠に使う場合も、本人の身近な範囲の出来事であることを意識します。一つのチームで起きたことを、すべての人に当てはまる事実へ広げないようにしてください。資料が示す範囲と、自分の考える範囲を区別します。

問いを読む

設問が求める作業と条件を確認します。説明、比較、提案のどれを求められているかを見分けます。

根拠を選ぶ

資料のどの部分が答えを支えるかを選びます。自分の経験と資料の事実を混ぜません。

文章にする

答え、根拠、その間の理由をつなぎます。必要な条件や限界を示し、話を広げすぎないようにします。

時間を測り、読む・考える・書く・見直す作業を分けます

小論文の時間は90分です。練習では書いた時間だけでなく、資料を読む時間や構成を考える時間も測ります。書くのが遅いと思っていても、実際は設問の理解で長く止まっている場合があります。

例えば、構成を決めるまでに時間がかかるなら、短い問題で答えの要点と根拠だけを選ぶ練習を分けて行います。表現で止まるなら、短い一段落を書き直し、主語や理由のつながりを確認してください。

大学が指定していない固定の時間配分を、必勝の方法として覚える必要はありません。自分の答案と所要時間を記録し、最後に設問への対応や書き忘れを確認する時間を残せるよう調整します。

小論文の題材は、競技経験の外にも広げて考える

「スポーツが好きな人」だけを前提にしない練習をします

自分が競技を続けていると、すべての人が同じように運動を楽しめると思い込みやすくなります。練習では、参加する人、参加したいが難しい人、関心がない人など、異なる立場を考えてみてください。

例えば、地域の運動活動を考えるとき、時間、費用、移動、情報の届き方などの条件を分けます。「意欲が足りないから参加しない」と決め付ける前に、本人の希望と参加を難しくする条件を区別することが大切です。

これは出題を予測するための題材ではなく、視点を広げる練習です。実際の試験では与えられた問題の条件を優先します。準備してきた題材へ、どんな設問も無理に当てはめないようにしてください。

効果を述べるときは、対象と確かめ方を考えます

「スポーツで地域が元気になる」という表現は、そのままでは何が変わるのか分かりません。誰の、どのような状態を、何によって確かめるのかを考えると、主張を具体化できます。抽象的なよい言葉だけで答案を埋めないようにします。

例えば、参加者が増えることと、参加した人が満足することは別です。継続して参加できることや、初めての人が参加しやすいことも異なる観点です。提案の目的に合う確かめ方を選ぶ練習をしましょう。

ただし、効果を調べる練習のために、周囲へ無断で健康情報を集める必要はありません。公開資料を読む、学校で許可を得た範囲の活動記録を整理するなど、安全で適切な方法を選びます。確認していない数値を答案の事実として作らないでください。

反対意見は、相手を否定せず提案の条件を考える材料にします

自分の提案に利点があっても、費用や人手、安全、対象者の希望などの課題が残る場合があります。反対意見を一つ考え、その意見が何を心配しているかを整理すると、提案の条件が見えやすくなります。

例えば、活動の回数を増やす提案には、運営する人の負担が増えるという課題が考えられます。その場合、回数だけを増やすのではなく、役割分担や実施範囲を見直すなど、目的を保ちながら調整する方法を考えます。

異なる意見を入れるために、本文の主張を曖昧にする必要はありません。どの条件なら提案が役立つか、どの点には追加の確認が必要かを示します。結論の強さを、根拠の範囲に合わせて調整してください。

対象を広げる

自分と同じ経験や希望を持つ人だけを想定しません。参加の条件や本人の意向を分けて考えます。

効果を具体化する

何が変われば目的に近づいたと言えるかを考えます。人数、満足、継続などを混ぜません。

条件を点検する

費用、人手、安全、実施する範囲を考えます。課題を無視せず、提案を調整する方法を探します。

過去問題は、話題の暗記より評価される作業を確かめます

大学が公開する過去問題や出題意図は、練習の材料になります。2026年度小論文の出題意図でも、問題理解や論理的構成、文章表現などの観点が示されています。過去の話題が次年度にも出るという意味ではありません。

練習後は、問題文の理解、根拠の選択、段落のつながり、表現の分かりやすさを分けて確認します。例えば、知識はあったのに設問の条件を落としたなら、知識を増やすだけでは同じ誤りが残ります。

答案を一度書いて終えるのではなく、何を直したかを短く記録しましょう。主張の根拠を足した、不要な体験談を削った、比較する対象をそろえたというように、修正の理由まで説明できる状態を目指します。

1日目の個別面接は、実績の説明から「なぜ学ぶか」へ進める

提出書類を見ずに、活動の基本事項を説明できるようにします

個別面接の準備では、提出書類の内容を自分の言葉で説明することから始めます。大会や活動の時期、本人の役割、工夫、結果、残った疑問を整理してください。書類を覚えるだけでなく、内容を理解していることが必要です。

例えば、団体活動の結果を尋ねられた場合、本人の担当とチーム全体の成果を分けて話します。自分が行っていない仕事を含めて説明すると、追加の質問に答えにくくなります。事実が曖昧な部分は、元の記録で確かめましょう。

大学が公表していない質問を、必ず出る質問として扱うことはできません。練習では、自分の書類の一文ごとに「なぜ」「どのように」「何を根拠に」と問いを作り、説明の不足を見つけます。

志望理由書がなくても、学部で学ぶ目的の整理は必要です

独立した志望理由書を提出しないことと、志望理由を考えなくてよいことは違います。第2次選考では勉学への意欲なども総合的に評価します。なぜこの学部で学びたいのかを、活動の経験と結び付けて説明できるようにしましょう。

例えば、競技を支える仕事に関心があるなら、現在の経験では分からないことを先に整理します。相手の状況を理解する方法、記録を読み取る方法、参加しやすい環境を考える方法など、何を学びたいかを具体化してください。

大学の理念をそのまま暗記して述べるだけでは、本人とのつながりが伝わりにくくなります。自分の経験、そこから生まれた疑問、学部の教育内容、今後の方向を短くつなぎ、どこに質問されても説明できる状態を目指します。

話す長さは、質問に合わせて変える練習をします

長い自己紹介を一つ暗記すると、質問が少し変わっただけで答えがずれる場合があります。まず要点を短く伝え、必要に応じて理由や具体的な経験を加える練習をしましょう。話した量だけで説明の質は決まりません。

例えば、役割を聞かれているときは、活動の歴史や大会の紹介を長く続けず、本人が何を担当したかを先に答えます。その後に、理解に必要な背景を加えると、相手が確認したいことへ答えやすくなります。

練習相手には、分かりにくかった言葉や、根拠が不足した箇所を具体的に伝えてもらいます。「元気があった」という感想だけでなく、質問に答えていたか、説明の順番が分かりやすかったかを確認してください。

経験を説明する

期間、役割、行動、結果を正確に話します。団体の成果と本人の担当を区別します。

学びを説明する

経験から生まれた疑問を、学部で学びたい内容へつなぎます。授業名の暗記だけで終わらせません。

質問に応答する

問われたことへ要点から答えます。必要に応じて根拠や例を加え、質問と答えのずれを直します。

分からないことを、もっともらしい説明で埋めないようにします

質問を受けて答えがすぐに出ない場合もあります。そのときは、知っていることと未確認のことを分けて考えます。自信があるように見せるため、経験していない出来事や確認していない効果を加えないでください。

例えば、ある工夫が結果に影響した理由を聞かれたら、記録から確認できる変化と、本人が考える可能性を分けて説明します。ほかの要因も関係したかもしれないなら、その限界を認めることが大切です。

面接練習で答えられなかった点は、知識不足、記録不足、質問の読み違い、説明の組み立ての問題に分けます。次の練習ではその原因に合う作業を選び、同じ文章を何度も暗唱するだけにしないようにします。

2日目の発表は、当日示される条件に合わせて考える力を準備する

発表の詳細は当日発表で、時間や資料形式を推測しません

2027年度要項は、2日目に発表と集団での話し合いを行い、その詳細を試験当日に発表するとしています。事前に決まった発表時間やスライド枚数が公表されているかのように説明することはできません。

例えば、別の学部で指定される7分間の発表や資料枚数を、そのままスポーツウエルネス学部へ当てはめないでください。過去の体験談に書かれた形式も、2027年度の確定した条件とは限りません。

準備では、形式を当てることより、与えられた問いや資料を理解し、伝える内容を選び、分かりやすく組み立てる練習をします。条件が変わっても対応できるように、題材や説明の長さを変えて練習しましょう。

発表は「答え・理由・具体例・残る課題」の順に組み立てられます

練習では、まず問いへの答えを一つに絞り、その理由と具体的な説明を加え、最後に残る課題を整理する方法が使えます。これは大学が指定する型ではなく、話の流れを確認するための準備方法です。

例えば、ある活動を改善する案を考えるなら、何を変えたいか、その理由、実施する方法、実施する際に確認すべき条件を分けます。背景の説明だけで時間を使わず、問いへの答えが伝わるようにします。

資料を使う場合は、示されている事実と自分の提案を区別してください。図の数値を読み上げるだけでも、自分の意見だけでも、内容が伝わりにくくなります。どの資料から何を考えたのかをつなぐことが大切です。

短くする練習では、根拠まで削らないようにします

説明を短くしようとして、結論だけを残すと理由が分からなくなります。優先して残すのは、問いへの答えと、その答えを支える根拠です。飾りの表現や重複した背景説明から見直しましょう。

例えば、一つの主張を三つの似た経験で説明しているなら、最も直接つながる経験を選びます。反対に、比較の条件を省くと意味が変わる場合は、その条件を残す必要があります。削ってよい情報と必要な情報を分けてください。

練習を録音する場合は、自分の説明がどこで長くなったかを確認します。話し方の印象だけでなく、同じ内容の繰り返し、曖昧な主語、根拠の不足を見つけて書き直すと、次の発表に使える改善になります。

条件を読む

問い、使う資料、制限時間など、当日示された指示を確認します。別の学部の形式を思い込まないようにします。

内容を選ぶ

答えと根拠を優先し、必要な具体例を加えます。背景だけが長くならないようにします。

伝わり方を直す

聞き手が理解できた内容を確かめます。声の大きさだけでなく、順序や根拠のつながりを見直します。

質問を受けたら、自分の説明を点検し直します

発表の練習では、話し終えた後に質問してもらう時間を作ります。相手の質問から、自分が説明していなかった条件や、言葉の意味のずれに気づくことがあります。発表原稿を完成させるだけで終えないことが大切です。

例えば、「誰を対象にした案ですか」と聞かれたら、対象が曖昧だった可能性があります。答えを加えるだけでなく、次の発表では最初に対象を明らかにするなど、構成を直してください。

自分の意見を守るために相手の質問を否定するのではなく、何を確認したいのかを捉えます。分からない点があれば確認し、事実と推測を分けて答える練習を続けましょう。

集団での話し合いは、発言量より論点を進める働きかけを練習する

先に話す人や司会だけが必要な役割ではありません

集団での話し合いを、誰より多く話す競争と捉えると、相手の意見を聞く余裕がなくなります。大学は役割ごとの独自配点を公表しているわけではありません。司会をすれば有利という決め付けをせず、問いを考えるために必要な行動を練習します。

例えば、論点がずれたときに問いへ戻す、意見の共通点を整理する、曖昧な言葉の意味を確認する、根拠が足りない箇所を指摘するなどの働きかけが考えられます。自分が目立つことより、話し合いの内容を深めることを意識してください。

黙っていることがよいという意味でもありません。相手の話を聞いたうえで、自分の考えや確認したい点を短く伝えます。準備では、発言することと聞くことを一緒に練習する必要があります。

意見の違いを、目的・対象・方法に分けて整理します

話し合いで意見が分かれたとき、結論だけを比べると対立したままになりやすくなります。何を目的にし、誰を対象にし、どの方法を考えているのかを分けると、共通点や違いが見えてきます。

例えば、一方が参加者を増やしたいと考え、もう一方が継続しやすさを重視しているなら、目的の違いを確認する必要があります。どちらが正しいかを急いで決める前に、今回の問いが何を求めているかへ戻りましょう。

相手の意見を要約する際は、自分に都合よく短くしないことが大切です。「今の意見は、この条件を大事にするという理解でよいですか」と確認する練習をすると、誤解を減らしながら議論を進められます。

反対するときも、理由と代案を具体的に伝えます

「それは難しいと思います」だけでは、何を心配しているのか伝わりません。費用、時間、人手、安全、対象者の希望など、どの条件に問題があると考えたかを説明します。可能なら、目的を保つための調整案も考えてください。

例えば、全員へ同じ活動を求める案に疑問があるなら、参加の希望や経験の違いを確認し、選べる方法を用意する案を考えます。反対をするために反対するのではなく、案をより具体的にするための指摘にしましょう。

相手の人格や経験を評価する言い方は避けます。議論するのは案の条件や根拠です。自分の経験だけを正しい基準にせず、他の状況にも合うかを考えることが、スポーツやウエルネスの課題を広く捉える練習になります。

聞く

相手の目的や根拠を確認します。結論だけを拾って、同意か反対かを急いで決めません。

伝える

自分の意見と理由を短く示します。疑問がある場合は、どの条件を確認したいのかを具体化します。

つなぐ

意見の共通点や違いを整理します。問いへ戻り、残った課題と次に考える点を明確にします。

練習後は、話した回数より中身の変化を振り返ります

話し合いの後は、自分の発言が何に役立ったかを振り返ります。問いを明確にした、根拠を追加した、意見の違いを整理した、未確認の条件を見つけたなど、内容の変化に注目してください。

例えば、発言回数は多くても、同じ結論を繰り返しただけなら、次は理由や条件を加える練習が必要です。逆に、相手の意見を聞いて考えが変わったなら、何を受けて変えたかを言葉にしてみましょう。

グループの結論を自分一人の成果として語らないことも大切です。協力して考えた内容と、本人が担った働きかけを分けて振り返る姿勢は、活動報告書の作成や個別面接の準備にもつながります。

公式の選考内容を、資格・記録・問い・記述・対話の5つで点検する

合格の予測ではなく、準備が止まっている場所を見つけます

出願資格と、選考で示す力を同じ一つの基準で判断すると、準備の不足が見えにくくなります。ここでは、公開された条件や試験内容を、資格、記録、問い、記述、対話の5つに分けて点検します。大学が公表した採点表ではありません。

資格は出願できる条件、記録は活動や実績を説明する根拠、問いは大学で考えたい課題です。記述は小論文で根拠を示して書く力、対話は個別面接や発表、集団での話し合いに応じる力として整理します。

例えば、競技実績が十分でも、問いが曖昧なら、活動の説明から学ぶ目的へ進む練習が必要です。問いが明確でも、資料を使って書く経験が少なければ、小論文の練習を優先します。活動の大きさだけで全体の準備を判断しないでください。

資格別の強みを、そのまま試験の答えにしないようにします

資格Ⅰ・Ⅱで競技を扱う人も、資格ⅢからⅦで異なる経験を持つ人も、試験では与えられた問いに向き合います。自分の経験は考える材料ですが、すべての設問をその経験の話へ戻せばよいわけではありません。

例えば、芸術の経験から協力の大切さを考えていても、資料が費用や参加機会を問うているなら、そちらの条件を読んで答えます。経験の紹介と、設問を理解して考える作業を区別してください。

同じ材料を小論文、面接、発表で使うときも、求められる形に合わせて選び直します。長い活動紹介をそのまま読み上げるより、問いへの答えに必要な部分を取り出す練習が重要です。

資格と記録

年度、卒業時期、評定、英語、7資格を確認し、その条件を証明できる記録をそろえます。

問いと記述

経験から何を学びたいかを整理し、資料を根拠にした文章を書きます。感想だけで終えません。

対話

相手の質問や意見を受け、必要な情報を選んで説明します。考えを修正した理由も言葉にします。

点検結果を、今週の具体的な作業へ変えます

「面接が苦手」「書類が弱い」という言葉だけでは、次の行動が決まりません。どこが不足しているかを細かく分け、実施できる作業へ変えてください。全体を一度に直そうとするより、確認する点を絞る方が進めやすくなります。

例えば、役割の説明が曖昧なら、活動記録から本人が判断した場面を一つ選びます。小論文で根拠が薄いなら、資料の一文や一つの図を使って短い段落を書く練習を行います。集団の話し合いで発言できないなら、相手の意見を要約して確認する練習から始められます。

点検項目を多く満たしたから合格するという判断はできません。目的は、現在の不足を見つけて準備を改善することです。練習前と練習後で何が変わったかを記録し、次の作業へつなげましょう。

高1から準備するなら、活動・学業・英語を別々に止めない

高校1年のうちに、成績と記録の習慣を作り、関心を広げましょう

早く始めるほど、学習を積み重ね、活動を振り返り、方法を見直す時間を確保できます。評定は出願直前の作文で補える条件ではありません。高1の段階から授業の内容を理解し、定期試験だけでなく日々の課題にも取り組みましょう。

活動の記録は、日時、場所、役割、行ったこと、結果、疑問を短く残します。例えば、大会後に順位だけを保存するのではなく、準備の中で工夫したことや、他者と意見が分かれた場面も記録しておくと、後で本人の判断を説明しやすくなります。

英語も、出願に間に合わせる試験予約だけを考えず、4技能を継続して学びます。受験できる方式、結果の時期、証明書の取得方法を調べ、学校の行事や活動と重ならない計画を立ててください。

高校2年のうちに、資格との対応と、大学で学びたい問いを具体化しましょう

高2では、実際の活動がどの資格に対応するかを確認し、必要な資料を整理します。条件を満たすかを後回しにして、書類の文章だけを磨くことは避けましょう。大会や活動の記録を失う前に、正式な名称や結果を保存します。

例えば、指導的役割を説明したいなら、誰に何を働きかけたかを日々の記録から確かめます。自然・環境の活動なら、目的に対して本人が何を担い、どのような成果を示せるかを整理します。経験を大きく見せるのではなく、事実を具体的にします。

同時に、小論文の短い記述や、経験を口頭で説明する練習を始めます。高3になって初めて書く・話す練習へ進むより、自分の不足を早く見つけて修正する時間を確保できます。活動と表現の準備をつなげてください。

高3春以降は、作れない実績と今直せる課題を分けます

高3春以降に準備を始める場合、長い活動の過程や過去の成績をさかのぼって作ることはできません。短期間で早期準備と同じ状態になるという見通しは持たず、出願資格、英語、学校書類、現在の活動記録を先に点検します。

例えば、資格に関わる実績はあるが証明資料が不足しているなら、資料の発行や確認を依頼することが先です。出願書類がそろっているなら、小論文や対話の練習でどこに不足があるかを確認します。今から変えられる部分へ作業を集中させましょう。

2027年度の出願済みの方は、10月30日の結果を確認しながら、11月14日・15日の選考へ準備を進めます。第1次選考の結果を待ってから初めて小論文を書くのではなく、提出した内容の確認と試験練習を継続してください。

高1

学業と英語の土台を作り、活動の日時や役割を記録します。関心を広げ、分からないことを残す習慣を作ります。

高2

資格と実績の対応を確認し、根拠資料を整理します。学部研究や短い記述、口頭説明を始めます。

高3

受験年度の条件を確定し、学校書類と証明をそろえます。書類、小論文、面接の不足を分けて練習します。

活動の振り返りは、安全と個人情報を守って進める

成果を増やすために、無理な運動や指導を加えません

入試のために、急に運動量を増やしたり、無理な練習をしたりする必要はありません。活動は学校や所属団体の指導者と相談し、安全な範囲で継続します。受験準備では、すでに行った経験を正確に振り返ることも重要です。

例えば、練習の改善について考える場合は、本人が行った記録整理や話し合いを材料にできます。専門知識がないまま他者へ身体の使い方や負荷を指示し、その成果を作ろうとしないでください。健康に関する判断は適切な専門家へ相談する必要があります。

自然活動でも、危険な場所へ一人で行ったり、許可なく採取したりすることを受験対策にしないようにします。実施の許可や安全管理を確認し、継続できる範囲で問いを深めましょう。

他者の健康や家庭の情報は、必要以上に書類へ載せません

チームや地域での活動を振り返るとき、他者のけが、病気、家庭の事情などに触れる場合があります。本人の経験を説明するためでも、他者の個人情報を自由に使ってよいわけではありません。必要な範囲に絞り、学校や担当者と確認してください。

例えば、参加しにくい人がいたことを説明する場合、その人の氏名や詳しい事情を並べなくても、活動の条件や自分の対応を説明できる場合があります。相手を特定する情報と、課題を理解するために必要な情報を分けます。

写真や動画を添える場合も、映っている人や所属団体の扱いを確認します。公開されている資料であっても、自分が作成したもののように使わず、出所や本人との関係を明らかにしてください。

数値は、実測・集計・推測を区別して使います

活動を具体的に伝えるために数字を使うことはできますが、記憶だけで参加人数や改善率を作らないようにします。元の記録がある数値、記録から計算した数値、本人の印象を分けて整理してください。

例えば、参加者が増えたと書くなら、どの期間と比較したのか、同じ数え方かを確認します。一回の催しの人数を、継続的な活動の成果全体として扱わないことが大切です。分母や対象の範囲をそろえて考えます。

記録が残っていないことは、無理に数値化しないでください。確認できる行動や発言、資料を使って説明し、未確認の効果は今後確かめたい問いとして扱います。正確さを守ることが、面接で説明できる書類につながります。

安全を守る

運動や自然活動は、指導者や管理者と確認して進めます。入試のために危険な経験を増やしません。

他者を守る

写真、動画、健康や家庭の情報の扱いを確認します。説明に不要な個人情報を載せないようにします。

記録を守る

元の資料を残し、事実と推測を区別します。確認できない効果や数値を作らず、出所を示します。

学校で進める準備と、専門的な添削で確かめる内容を分ける

条件確認や書類の依頼は、本人と学校で早く進めます

募集要項の確認、評定の維持、英語の学習、活動記録の整理、報告書の下書きは、本人と学校で進められます。調査書の作成や活動の証明は、関係する先生や所属団体へ早く依頼してください。

例えば、先生に相談するときは、入試名、年度、資格の番号、締切、必要な書類、本人の記録をまとめて持参します。「推薦を受けたい」とだけ伝えるより、何を確認し、何を依頼したいかが明確になります。

書類の最初の下書きは本人の経験から作ります。文章が整っていなくても、実際に行ったことと疑問を出す過程を飛ばさないことが大切です。材料が見えれば、足りない情報を周囲に確認してもらいやすくなります。

添削では、文章のきれいさより条件と根拠のずれを見ます

専門的な添削を活用する場合は、誤字や表現だけでなく、出願資格と活動の説明が対応しているか、本人の役割が明確か、根拠の範囲を超えていないかを確認します。見栄えのよい文章にするだけでは不足が残ります。

例えば、「多くの人へよい影響を与えた」という表現があるなら、誰にどのような変化があったかを確かめます。確認できる記録がなければ、本人が行った働きかけを中心に書き直すなど、事実に合う表現へ調整します。

小論文も、添削された文を写すだけで終わらせません。どの設問条件を落としたのか、どの根拠が足りなかったのか、どこで話題がずれたのかを本人が説明できるようにします。修正理由を理解してこそ、別の問題にも使えます。

模擬面接では、追加質問と集団での応答まで確認します

基本的な面接マナーに加え、活動の内容へ追加質問を受ける練習が必要です。専門的な支援を選ぶ場合は、話し方の印象だけでなく、根拠、学びの目的、質問への対応を具体的に確認してもらえるかを見てください。

例えば、用意した説明は話せても「別の方法は考えましたか」と聞かれると止まるなら、判断の振り返りが不足している可能性があります。答えを新たに作り足す前に、実際に何を考えたかを記録へ戻って確かめます。

集団での話し合いでは、発言の内容だけでなく、相手の意見をどう受け、何を整理したかも振り返ります。支援を受けても、自分で考え、書き直し、説明する役割は本人が担います。他者が作った経験や理解していない言葉で提出物を埋めないようにしましょう。

本人と学校で進める

条件確認、学業、英語、記録、学校書類の依頼、下書きを進めます。学校の作業時間も確保します。

第三者に確かめてもらう

条件とのずれ、根拠不足、文章構成、追加質問への応答、話し合いでの働きかけを点検します。

本人が担い続ける

事実を確認し、自分で考え、修正し、説明します。助言を受けた内容も理解してから使います。

よくある疑問は、出願条件と準備の判断を分けて考える

全国大会に出ていなくても出願できる資格はありますか

7資格のすべてが全国大会出場を共通条件としているわけではありません。資格Ⅱには都道府県レベル以上の大会ベスト8以上という条件があり、芸術や自然・環境、外国学校歴などの資格もあります。ただし、各資格の条件と共通条件をすべて確認する必要があります。

例えば、競技経験だけに注目して対象外と判断する前に、本人の活動を7資格と照合します。一方で、条件を満たさない経験を別の資格の名前で言い換えればよいわけではありません。事実と条件の対応を確認してください。

マネージャーなら誰でも資格Ⅰ・Ⅱに該当しますか

資格Ⅰ・Ⅱは、所定の成績を収めた者に対して指導的役割を果たした選手以外の人も含みます。ただし、マネージャーという肩書きだけで自動的に該当するとは言えません。活動の内容と成績の条件を確認します。

例えば、本人が何を判断し、誰へどのように働きかけたかを記録から整理します。役割の該当が不明なときは、活動内容を具体的にまとめ、要項に記載された大学の窓口へ確認してください。

志望理由書がないなら、活動報告書に長い志望理由を書きますか

活動報告書は、所定欄の指示に従って活動の時期や内容、本人の役割や実績を示す書類です。独立した志望理由書がないからといって、活動の説明を減らして長い志望理由へ置き換える必要はありません。

学部で学ぶ目的は、活動を振り返り、公式の教育内容を調べながら別に整理します。例えば、面接練習用のメモとして、経験、疑問、学びたい内容を短くつなげておくと、書類の目的を守りながら対話の準備を進められます。

2日目の発表資料は、今から決まった枚数で作れますか

スポーツウエルネス学部の発表と集団での話し合いの詳細は、試験当日に発表すると要項に記載されています。別の学部の枚数や時間を、この学部の指定として使うことはできません。大学からの案内を確認してください。

事前には、問いを理解し、答えと根拠を選び、短く説明する練習を進められます。例えば、同じ題材を短い説明と少し詳しい説明に分け、相手の質問に合わせて補足する練習ができます。

2027年度へ今から出願できますか

2026年10月17日時点では、2027年度自由選抜入試の出願受付は終了しています。出願済みの方は、10月30日の第1次選考結果と、11月14日・15日の第2次選考に関する案内を確認してください。

次年度以降を考える方は、今年度の要項から準備に必要な作業を理解しつつ、受験年度の条件を改めて確認します。卒業期間、英語の有効期間、様式、日程が毎年同じとは決め付けず、早くから学業と記録を積み重ねましょう。

立教大学スポーツウエルネス学部へ向け、資格の確認と書く・話す準備を進める

スポーツウエルネス学部の自由選抜入試は、競技の成績だけを見る制度ではありません。共通条件と7資格を確認し、活動の記録を正確に示したうえで、小論文、個別面接、発表、集団での話し合いへ準備を進めます。

最初の作業は、受験年度と資格の整理です。例えば、卒業時期、評定、英語の証明、活動実績の根拠を一つずつ確認します。その後に、自分が行ったこと、考えたこと、まだ分からないことを分け、学部で学ぶ目的へつなげてください。

2027年度の出願済みの方は、11月14日と15日の2日間を一組として準備します。次年度以降の方は、短期間で実績を作る計画にせず、学業、英語、活動、記録、表現を早くから続けることが重要です。

資格を確認する

共通条件と7資格を分け、該当する事実と証明資料を整理します。未確認の点を学校や大学へ確認します。

経験を学びへつなげる

本人の役割、工夫、結果、残った疑問を整理します。学部で何をどのように学びたいかを考えます。

試験の練習を選ぶ

小論文、個別面接、発表、集団での話し合いの不足を分けます。今週直す作業を具体的に決めます。

自分の活動がどの資格に対応するか、書類と試験のどちらを先に整えるか迷う場合は、現在の記録や下書きをもとに受験相談で整理できます。マナビライトの受験相談へ進む前に、受験年度、評定、英語、活動資料、困っている点をまとめておくと、確認したい内容を伝えやすくなります。

  • 出願資格や証明書について、追加で確認する必要がある条件を整理します。
  • 活動経験から生まれた問いを、学部で学ぶ目的と面接の説明へつなげる方向を考えます。
  • 小論文、個別面接、発表、集団での話し合いの準備状況を確認し、優先する練習を決めます。

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