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立命館大学情報理工学部の推薦・総合型選抜|UNITEの課題論文とISSE英語面接の合格対策

立命館大学の情報理工学部を推薦や総合型選抜で目指すとき、「プログラミングの実績が必要なのか」「英語の資格は何点から出願できるのか」「数学はどこまで準備すればよいのか」と迷いやすいものです。同じ学部でも、入試方式によって必要な経験や提出物、試験当日の課題は異なります。得意なことだけを見て方式を決めると、必要な証明や学習を見落とすおそれがあります。

この記事では、2027年度の公式要項をもとに、UNITE Program®方式、英語学位プログラムのISSE方式、文化・芸術、スポーツ、外国人留学生入試を分けて説明します。出願条件や書類、日程に加え、課題論文の調べ方、手書きの図、当日の発表、英語の文章や面接をどう準備するかまで整理します。

2026年10月18日時点で、UNITE Program®方式は出願期間中ですが、指定学習の修了が前提です。今から学習プログラムへ申し込めるという意味ではありません。他の方式も、受付中か、出願済みの人が試験へ進む段階かを区別して読みましょう。条件を確かめてから準備を選べば、資格集めや作品づくりに偏らず、志望する学びに必要な力を積み上げられます。

立命館大学のキャンパス(出典: Wikipedia)

立命館大学 情報理工学部の推薦、何から始める?

情報理工学部の推薦対策は、学ぶ言語と入試方式を分けるところから始まります

「情報が好き」を、何の仕組みを学びたいかへ進めます

情報理工学部の公式要項では、情報技術への強い関心だけでなく、数学や自然科学の基礎、論理的に考える力、問題を見つけて解決する力、他者へ説明する力などを求めています。コンピュータを日常的に使っているという説明から、何を理解したいかへ進むことが大切です。例えば、地図アプリの案内が便利だと感じたなら、位置をどう推定するのか、経路の候補をどう比較するのか、混雑情報の更新が遅れると何が起こるのかを考えられます。同じアプリへの関心でも、問いを立てる場所によって、数学や通信、データの扱いなどにつながります。

これは大学が特定のテーマを推奨しているという意味ではありません。自分が実際に経験したことから、仕組みへの疑問を見つける練習です。見た目の華やかな技術を選ぶより、何を見て、どこが分からず、どの資料で確かめたかを説明できる方が、学習の中身を示しやすくなります。また、プログラムが動いたことと、仕組みを理解したことは分けて考えましょう。教材の手順に沿って作った場合も、どの部分を自分で変更し、その変更によって何が起きたかを確認できます。経験の大きさを誇張する必要はありません。本人の理解と行動が伝わる整理を優先します。

日本語で学ぶ六つのコースと、英語で学ぶISSEがあります

2027年度要項に示された日本語で学ぶコースは、システムアーキテクト、セキュリティ・ネットワーク、社会システムデザイン、実世界情報、メディア情報、知能情報です。これに英語で学ぶInformation Systems Science and Engineering Courseがあり、この記事ではISSEと表記します。

コース名は、出願先や大学での学びを確認するための正式な名称です。例えば「セキュリティ」は情報を安全に扱うための仕組み、「ネットワーク」は機器同士をつないで情報をやり取りする仕組みと捉えると、関心を整理しやすくなります。ただし、名前の印象だけで授業内容を決めつけないでください。UNITE Program®方式は、出願時にコースを選ぶ必要がなく、1回生の春学期中に選択する案内です。ISSEへの配属を希望する場合には、英語資格試験の点数などの条件があります。UNITEで合格したら、条件を確認せず自由にISSEへ入れると受け止めないようにしましょう。

一方、ISSE方式は、英語で学ぶそのコースを対象とする入試です。英語で情報科学を学びたいという理由と、授業についていくための準備を考える必要があります。同じ情報理工学部のAOでも、UNITEの課題論文とISSEの英語エッセイを同じ書類として扱ってはいけません。

UNITE方式

指定学習の修了と英語資格の証明を確認し、課題論文と当日の発表へ備えます。

ISSE方式

英語で学ぶコースへの志望理由を、英語の文章と面接で説明する準備をします。

文化・芸術やスポーツも、学部で学ぶ条件を確認します

文化・芸術活動やスポーツの実績を用いる場合は、活動の基準と学業の条件を両方確かめます。大学で活動を続けたいという希望だけでなく、情報理工学部で何を学びたいかを説明することが必要です。出願資格を、活動だけの条件と考えないでください。例えば競技で記録を分析した経験がある場合、結果の数字だけでなく、どの場面を記録し、どう分類し、何を改善したかを振り返れます。文化活動で音や映像を扱った場合にも、制作過程で生まれた技術的な疑問を整理できます。ただし、経験がなかったことまで付け足すのは適切ではありません。

学部の勉強とのつながりは、無理につくるものではありません。活動の中で気づいた疑問と、これから学びたいことを分けて書きます。活動実績を示す証明書と、本人の関心を説明する志望理由書は役割が違うため、どちらか一方で他方を代用しないようにしましょう。

外国人留学生入試は、英語学位のISSE方式とは別です

外国人留学生入試では、国籍や学校教育の履歴、日本留学試験の科目や成績などを確認します。英語で学ぶISSE方式の出願資格を満たすことと、外国人留学生入試の資格を満たすことは別の確認です。自分の国籍だけから、出願すべき方式を決めないでください。例えば海外の高校で学んだ人でも、どの国の教育課程を修了するか、日本の学校にどのくらい在籍したか、どの試験を受けているかによって確認事項が変わります。本人の経歴を年月順に整理しておくと、要項のどの条件に当てはまるかを読みやすくなります。

五つの方式を比べる前に、出願できる事実と評価される内容を分けます

条件を満たすことと、合格に向けて説明することは別です

出願資格は、選考を受けるための入口です。例えば指定学習の修了が必要な方式では、修了していないことを優れた志望理由で補えるとは限りません。英語資格の証明が求められる場合も、英語が得意だという自己評価だけでは提出書類の代わりになりません。一方、必要な条件がそろっても、合格が決まるわけではありません。書類や発表、面接で、本人の関心や考える力を示す準備が残ります。準備表では「出願資格」「その証明」「選考で説明する内容」を別々の欄にすると、何が不足しているかを判断しやすくなります。

例えば英語の点数が条件を満たしていても、その証明が出願期間内に発行されなければ、手続上の問題が残る場合があります。また、課題論文の文字数が守れていても、資料から分かったことと自分の予想が混ざっていれば、説明の改善が必要です。数字や形式だけで完成と決めないことが重要です。

評定は方式ごとの条件と、提出資料としての役割を確認します

評定は方式ごとの条件と、提出資料としての役割を確認しますに向けて準備する高校生

高校の学習成績は、日々の学習を示す重要な資料です。文化・芸術やスポーツの特別選抜には学習成績の基準があり、対象期間や教科を確認します。他方式の数字を、そのままUNITEやISSEの出願条件へ当てはめないようにしてください。2027年度の情報理工学部UNITE方式とISSE方式の要項には、独自の数値による評定下限は示されていません。ただし調査書や成績証明書の提出が必要であり、学校の学習を軽く扱ってよいという意味ではありません。数学や英語の授業、提出物や学習の振り返りを継続しましょう。

評定を確認するときは、通知表の一部分から独自に平均を計算して済ませず、調査書にどのように記載されるかを高校へ確認します。転校や留学がある場合は、必要な学校の記録がそろうかも点検してください。成績そのものの確認と、証明書をそろえる作業は別々に進めます。

出願資格

卒業時期、指定学習、成績、活動、試験成績を原文と照合します。

証明と選考

資格を示す書類をそろえ、経験と学びを本人の言葉で説明します。

「推薦」という検索語だけで学校推薦型選抜と決めません

この記事で扱うAO選抜や文化・芸術、スポーツの特別選抜は、大学が総合型選抜として案内する制度です。外国人留学生入試は別の対象者や選考方法を定めています。名称に推薦の言葉があるかどうかだけで、学校推薦型選抜と同じ仕組みだと考えないようにします。指定校推薦など高校を通じて案内される制度を検討する場合は、在籍高校で対象、推薦枠、校内の選考条件や期限を確認してください。公開されていない枠を推測して書き出したり、評定の高い順に決まると考えたりすることは避けます。学校が示す手順と、大学での学びに合うかという観点を確かめましょう。

受験年度を固定し、今年と来年の準備を混ぜません

この記事の日程は2027年度入学のためのものです。2026年に出願や試験が行われる日程が含まれます。例えば「2027年度だから、出願も2027年」と考えると、大切な受付期間を見落としてしまいます。予定表には入学年度と実際の年月日を両方記入してください。次年度以降を目指す人は、現在の要項から確認すべき項目や必要な学習を読み取れます。ただし、前年の締切をそのまま翌年へ移して確定予定にしてはいけません。新年度の要項が公表されたら、方式名、提出物、資格の有効期間、日程を最初から照合し直します。

大学の2027年度AO選抜の案内では、通常のAO、UNITE対象、英語学位プログラムの要項が分かれています。情報理工学部では、UNITEと英語学位の両方を区別して開くことが、最初の見落としを防ぐ手順です。

立命館大学 情報理工学部の推薦、何から始める?

UNITE Program®方式は、数学の修了と英語の証明をそろえて出願します

募集25名でも、修了しただけで合格が決まる方式ではありません

2027年度のAO選抜入学試験〈UNITE Program®方式〉は、情報理工学科で25名を募集します。大学の共通出願資格を満たし、情報理工学部を第一志望として勉学を希望することに加え、2026年度の指定学習を修了し、所定の英語外部資格試験の証明を提出できることが必要です。指定学習とは、大学が定めた単元を学び、すべての修得チェックに合格する学習プログラムです。自分で同じ単元を教科書で勉強しただけで、大学が確認する修了に置き換えられるわけではありません。プログラムへの参加と、AO入試の出願は別の手続です。

例えば、学習を終えたと思っていても、一部の修得チェックが未完了なら、必要な修了を満たしていないおそれがあります。受講画面と大学の修了案内を確認し、自分の感覚だけで判断しないでください。修了後にも、調査書等、課題論文、英語の証明、検定料の納入が残ります。この方式の選考は、第一次の書類選考と、第二次の当日課題を使った発表や面接を経て行われます。修了を目標にする段階と、その後に自分の関心や考える力を伝える段階を分けて準備しましょう。修了は入試へ進むための重要な条件ですが、合格の保証ではありません。

2026年度プログラムの申込期限と、AOの出願期限は違います

2026年度プログラムの申込期間は4月10日11時から9月8日11時まで、学習期間は4月21日から10月6日11時まで、修了通知は10月13日9時30分の予定として案内されました。AO出願の10月16日開始より前に、プログラムの申込と学習は締め切られています。2026年10月18日現在、AOの出願期間中という表示を見て、今からプログラムを始められると考えないようにしてください。今年度の出願を考える人は、すでに修了条件を満たしているかを先に確認します。次年度の受験予定者は、学習申込の受付を入試出願より前から調べる必要があります。

プログラムには、過年度や他学部も含めて初めて出願することなどの共通条件があります。既卒だから必ず参加できない、あるいは昨年参加したから今年も同じように参加できる、と一律に決めつけてはいけません。年齢や卒業時期だけでなく、過去の申込歴も確認してください。プログラムの申込では、きっかけや志望学部への動機について700~800字の志望理由が求められました。これは、後で説明するAO出願の課題論文とは異なる文章です。前に書いた志望理由を、そのまま入試の課題論文欄に移しても、問われた内容への回答にはなりません。

プログラムの申込と学習システムの利用は無料ですが、端末や通信の費用は本人側の負担です。AO選抜には別途の検定料が必要です。「無料」という案内を、入試や入学後の費用まで含むものとして受け止めないようにしましょう。

申込の段階

2026年度プログラムは9月8日11時に申込が締め切られています。

入試の段階

AO出願は10月16日10時から23日23時まで。修了と英語資格の証明が前提です。

数学の指定単元は、情報技術の仕組みを学ぶ土台です

大学の情報理工学部UNITE紹介では、数学Ⅱの図形と方程式、指数と対数、三角関数や、数学Bの数列を指定しています。細かくは点と直線、軌跡と領域、指数の拡張、指数関数、対数の性質、対数関数、三角関数の応用、加法定理、合成、漸化式、数学的帰納法です。学習所要時間は合計48~59時間が目安として示されています。これは全員が同じ時間で修了するという保証ではありません。既習内容や理解の程度、復習が必要な範囲によって進み方は変わります。目安をそのまま最短の予定にせず、苦手な単元を確認する時間を考えておきましょう。

大学は、図形と方程式が立体映像やロボットなどの分野に関わり、対数や三角関数が情報の圧縮や暗号、音や画像の処理に関わることを紹介しています。数列の考え方も、計算機の動作やプログラミングと結びつきます。公式の対応を読み、自分の関心がどの基礎に支えられるかを意識してください。例えば、三角関数の式変形でつまずいたなら、答えの形だけを覚えず、どの公式を使ったか、なぜその形へ直したかを確かめます。図形なら、式に入れる値と図の位置が対応しているかを確認しましょう。情報の専門知識を先に増やすより、基礎の意味を説明できることが学習の助けになります。

公式ページは、平面ベクトル、微分法・積分法、場合の数と確率を、今回の指定単元には含めず、入学前課題として学ぶ予定の内容として区別しています。情報科学に必要な数学が、指定単元だけで全て完結すると考えないようにします。修了後も高校数学の学習を続けることが大切です。

学習時間を長く見せるより、理解できない箇所を直します

大学のUNITEのよくある質問では、学習履歴や学習時間が入試の合否に影響するものではないと説明されています。必要なのは指定された学習の修了です。長い時間ログインした記録をつくることより、間違えた理由を理解して修得チェックへ進むことを優先しましょう。自分用の復習記録は、単元名、間違いの種類、正しい考え方、次に確認する問題という順にまとめられます。例えば符号の間違いと、式の意味が分からなかったことを同じ「不正解」にまとめないようにします。原因が違えば、次に取り組む練習も変わります。

学校の授業で学んだ単元でも、大学指定のプログラムに必要な手続を確認してください。学校での履修と、プログラムの修了は別です。既習内容の扱いについては、学習システムや大学の案内に従い、自己判断で一部を省略しないようにしましょう。

数学の学習は、間違いの原因を分けて相談します

自分でできること

指定単元の進み具合と誤答を記録し、解き直します。ただし正解できても理由を理解しているとは限りません。例えば漸化式を立てた理由が言えないときは、途中式を学校の先生へ見せます。

学校の先生に頼めること

教科書の定義や式変形、学習順序を相談できます。学校の履修確認と大学の修了認定は別です。学校で復習しても複数単元の弱点が残る場合は、専門指導に学習計画の見直しを頼みます。

プロに頼ったほうがよいこと

単元間のつまずきを整理し、修了までの復習計画を検討してもらえます。解き直しても同じ原因の誤りが続く場合が目安です。修得チェックの代行や修了の保証は求めず、本人が理解して受けます。

UNITEの英語資格は点数下限がなくても、選考で評価されます

対象は五つで、受験形態にも条件があります

UNITE方式で提出できるのは、実用英語技能検定、TOEFL iBT、TOEIC Listening and Reading、IELTS Academic Module、Duolingo English Testです。英検はCBTやS-CBTも対象、IELTSは会場のコンピュータ受験も対象ですが、名称が似た別の形式を混同しないようにします。

TOEFL iBT Home Edition、TOEFL Essentials、TOEIC IP、IELTS Online、IELTS One Skill Retakeは対象外です。TOEFLは受験日の点数であるTest Dateスコアのみを採用し、複数回の結果を組み合わせたMyBestスコアは採用しません。英検以外は、出願期間最終日からさかのぼって2年以内に受験し、出願期間内に必要書類を提出できる結果が有効です。英検には同じ受験時期の制限がありません。単に試験名と点数をメモするだけでなく、受験日、形式、証明の発行方法までそろえて確認してください。

例えば学校内で受験したTOEICの結果がある場合、それが対象の公開テストか、対象外のIPテストかを確かめます。「TOEICという名前だから使える」と判断すると、出願直前に証明を用意できないおそれがあります。受験票や証明書の正式な表記を見て確認しましょう。

高い点数が有利という公式の説明を、準備計画へ反映します

2027年度要項は、出願時の級や点数を指定していません。ただし英語資格は書類選考の評価対象であり、高いほど選考で有利になると明記しています。下限がないという説明を、どの点数でも選考上同じという意味に読み替えてはいけません。大学は、先行研究や学会発表で英語を使うことが多いという理由も示しています。つまり英語は、出願するために一度受けて終える科目ではありません。情報分野の資料を読む、学んだことを伝えるための基礎として、入学前から継続して学ぶ姿勢が必要です。

準備では、現在の証明が出願に使えるかを確認したうえで、受験結果が届く日と提出期限を照らします。新しい点数を目指す場合も、発表日や証明の発行が間に合うことが前提です。未確定の結果を待って、すでに使える証明の提出まで遅らせないようにしましょう。英語の勉強は、間違えた問題を分野ごとに分けると見直しやすくなります。例えば読解で時間が足りないのか、単語の意味が分からないのか、文のつながりを取り違えるのかを確認します。情報科学の単語だけを覚えても、文章全体を理解する力の代わりにはなりません。

資格の確認

試験名、受験形式、受験日、証明の種類を合わせて点検します。

学習の確認

下限なしと評価なしを区別し、弱点に合わせて継続して学びます。

オンライン提出の後に、原本や直送が必要になる場合があります

UNITEの英語証明は、出願期間内にオンラインで提出します。紙の証明書は、氏名、受験日、点数などが確認できるように読み取り、PDFに変換します。画面に数字が見えるだけでよいとは限らないため、要項が指定する証明書の種類を確認してください。英検のデジタル証明書では、指定のプレビュー画面のPDFを提出し、共有キーも入力する案内があります。TOEFLやIELTSにも入力する番号の指定があります。自分用のメモの番号をそのまま入れず、要項の名称と証明書の表記を対応させましょう。

合格後には、英検の紙の証明書の原本提出、TOEFLの試験実施機関からの直送、TOEICの国内受験結果の送信手続など、試験ごとの対応があります。IELTSも原本または所定の直送手続を確認します。最初に画像を提出したら、その後の確認は不要と考えないようにしてください。Duolingo English Testは、出願期間最終日までに大学がウェブ上で結果を確認できるよう手続する必要があります。PDFを保存したことと、大学への結果共有が済んだことは別です。試験ごとの手順を一つずつ終え、完了した画面や案内を自分で確かめます。

英語資格は、点数の学習と証明の手続を分けて頼みます

自分でできること

受験形式、受験日、証明の種類、発行日を一覧にします。点数だけでは有効性を判断できません。例えば校内受験の結果は正式名称を確認し、不明点を学校や試験実施機関へ尋ねます。

学校の先生に頼めること

日常の英語学習や学校で受けた試験の種類を相談できます。ただし、大学が受理する証明の最終判断はできません。公式条件を確認しても学習の優先順位が決まらないときは専門指導へ相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

現在の弱点と結果発行までの日程を並べ、英語学習と出願書類の配分を検討してもらえます。受験を増やすだけで改善しない場合が目安です。非公開の換算点や合格に必要な点数は断定できません。

UNITEの課題論文は、実体験から将来の研究開発までをつなぎます

1,200字は四つの問いの合計で、図は別に提出します

2027年度の課題論文は、日常生活や学校生活で本人が実際に体験した、情報技術に関する具体的な出来事を一つ挙げるところから始まります。その出来事をきっかけに関心を持った技術について、四つの文章の問いと、一枚の図で説明します。文章の①~④は合計1,200字以内で、オンライン出願システムに直接入力します。①出来事と関心を持った理由、②資料に基づく現状の分析と資料を選んだ理由、③10~20年先の発展予想と理由、④研究者・開発者として将来取り組みたい内容です。各欄が1,200字ではありません。

⑤では、④で考えた研究・開発のシステムや手法の全体像を、一枚の図で示します。図は紙に手書きで作り、読み取るか写真に撮ってPDFへ変換して提出します。紙の大きさや罫線には指定がありませんが、何を書いてもよいという意味ではなく、④との対応が必要です。参照した資料は、出願システムの参考文献欄へ最大5件まで入力します。資料名を並べるだけでなく、本文で何を確かめるために使ったかが伝わるようにしましょう。細かな表記は、要項にある資料の書き方の例と、入力画面の案内を確認してください。

最初の問いでは、体験と後から調べた情報を混ぜません

①を書く前に、出来事が起きた時期、場所、自分がしたこと、気づいたことを別々にメモします。例えば学校の連絡システムを使った経験なら、誰が困ったと自分が確認したのか、何が起きたのか、どこからが自分の推測なのかを分けます。話を大きくするより、経験の範囲を正確に示してください。「社会全体で問題になっています」という説明だけでは、本人の実体験が見えにくくなります。一方、日常の出来事だけを長く書くと、技術への関心が伝わりません。場面を簡潔に示し、そこからどの仕組みに疑問を持ったかへつなぐと、①と②の関係が明確になります。

自分が実際に触れたサービスでも、その内部の仕組みを全て知っているとは限りません。「このサービスは必ずこの技術で動いている」と書く前に、提供者の公開資料などで確認します。確認できない内部の仕組みは、一般的な関連技術として調べた内容と区別してください。活動の成果を盛る必要もありません。実際には教材を使って学んだのであれば、その教材を使ったことと、自分で考えた変更点を分けます。本人の経験を正しく示すことは、出願書類の信頼性だけでなく、面接での説明の一貫性にもつながります。

体験

いつ、どこで、何を経験したかを本人の事実として整理します。

関心

その経験から、どの技術の仕組みを理解したいと思ったかを示します。

現状の分析は、使われ方と残る課題を両方見ます

②では、技術の手法、活用例、課題を資料から調べます。最初から結論を決めて都合のよい資料だけを集めず、その技術が何を入力として受け取り、どのように処理し、何を出力するのかを整理しましょう。仕組みが分かると、どこに限界があるかも考えやすくなります。例えば画像を分類する技術を調べるなら、正しく分類できた例だけでなく、どのような条件で間違いやすいか、使ったデータが何を含むかを確かめます。性能を示す数字があっても、その測定条件を読まずに別の場面へ当てはめてはいけません。紹介記事の印象と、資料が示す範囲を分けます。

資料を選んだ理由は、「有名なサイトだから」だけで終わらせず、確認したい内容と結びつけます。技術の仕組みを知るための資料、実際の利用場面を知るための資料、課題を確認するための資料は、役割が異なります。最大5件という枠の中で、何のために必要な資料かを考えて選びましょう。研究論文を読む場合、全文を完全に理解したふりをする必要はありません。分かった部分と理解に至らなかった部分を区別し、分からない用語は基礎資料へ戻ります。難しい言葉を引用しただけでは、その技術を理解している説明にはなりません。

資料の整理表には、発行者、資料名、発行時期、確認できた内容、本文のどこで使うかを書きます。古い資料が全て使えないわけではありませんが、現在の状況を述べるなら新しい公式情報との照合が必要です。技術の原理を説明する資料と、現在の普及状況を説明する資料を混同しないようにします。

10~20年先の予想は、理由と条件を添えて書きます

③は、思いついた未来を自由に飾る欄ではありません。①の経験と②の現状の分析を踏まえ、技術がどう発展するかを理由とともに論じます。「さらに便利になります」という結論だけでなく、何が変わり、誰のどの問題に役立つかを具体化しましょう。未来の話なので、確定した事実として断言するのは避けます。現在ある技術の制約がどのように改善されると考えるか、改善には何が必要か、実現しにくい条件は何かを考えます。予想を支える根拠と、まだ確認できない部分を分けることが重要です。

例えば、利用する場所や人数が増えるという予想なら、通信環境、費用、使う人の知識、個人情報の扱いなどの条件も関係します。性能だけが上がれば全て普及すると考えず、使われる場面まで見てみましょう。技術の便利さと、導入に必要な条件を並べると考察が深まります。ただし、問題点を際限なく並べると文章の中心が分かりにくくなります。自分の経験と関係の深い条件を選び、その条件が変化した場合にどう発展すると考えるかを説明します。書く前に一文で予想をまとめ、その理由を後から支える方法が有効です。

研究・開発の構想は、何を確かめるかまで具体化します

④では、将来の研究者や開発者として、どのようなものをどのように研究・開発したいかを述べます。「人工知能を使って解決したい」だけでは、何をつくり、何を比較するのかが見えません。対象とする問題、使う情報、処理の考え方、評価の方法を分けて考えます。例えば、ある場面で情報を伝えやすくする仕組みなら、誰がどの情報を必要とするのか、今はどこで伝わりにくいのか、何を変えると改善を確かめられるかを整理できます。完成した製品の名前を考えるだけでなく、改善を判断するために何を見るかまで検討しましょう。

高校段階で専門的な研究計画を完成させる必要があると決めつけないでください。現在分かる範囲で筋道を示し、大学で学んで確かめたい課題を明らかにします。実現に必要な知識を自分がすでに全て持っていると装うより、学習の必要性を説明する方が自然です。②で調べた現在の課題と、④で提案する内容がつながっているかも確認します。現状の問題が情報の不足なのに、提案が画面の色だけを変える内容であれば、解決の理由が伝わりにくくなります。問題と提案の間に、どの変化が起きると考えたのかを一文で補ってください。

将来の予想

現在の課題から、何が変わると考えるかを理由付きで説明します。

本人の構想

誰の問題を、どの情報や手法で改善し、何を見て確かめるかを整理します。

課題論文は、体験と根拠のつながりを三者で確かめます

自分でできること

実体験、資料の記述、予想、研究構想を分けて本人が下書きします。資料に詳しくなると説明の抜けに気付きにくくなります。例えば予想の理由を一文で言えなければ、根拠とともに先生へ相談します。

学校の先生に頼めること

体験の事実や引用元、主張と理由の対応を確認してもらえます。ただし情報技術の専門的な実現性まで判断できるとは限りません。資料の理解を確認しても四つの問いがつながらないときは専門指導へ進みます。

プロに頼ったほうがよいこと

設問ごとの役割と学部が求める力を照らし、説明が飛んでいる場所を質問で確かめてもらいます。字数を削るたび根拠が消える場合が目安です。本人作成の規則を守り、代筆や生成AIによる作成ではなく本人が調べ直して修正します。

手書きの一枚図は、絵の上手さより仕組みのつながりを示します

入力、処理、出力と、利用する人を分けて描きます

⑤の図は、④の研究・開発の構想の全体像を説明するためのものです。機器の外観だけを描いても、どの情報がどこへ進むかが分からなければ、文章との関係を追いにくくなります。図を描く前に、登場する人、使う情報、処理、結果を短い言葉で書き出しましょう。例えば、情報を集めて必要な人へ届ける仕組みなら、情報を入力する人、情報を整理する場所、結果を受け取る人を区別できます。矢印には、単に線を引くのではなく、何が送られるかを必要に応じて書きます。矢印の向きと、本文の説明が一致することを確認してください。

同じ箱の中へ複数の仕事を詰め込みすぎると、どこに工夫があるか分かりにくくなります。自分が改善したい処理を独立した箱にし、既存の仕組みと区別すると、研究・開発の中心を示しやすくなります。ただし記号を増やしすぎず、初めて見る人が説明を追える形にしましょう。図の中の専門用語は、本文で使った言葉とそろえます。本文では「分類」と書き、図では説明のない別の言葉へ変えると、同じ処理なのかが伝わりません。言葉を統一することは、図を美しく飾るよりも、内容の理解を助ける作業です。

例外や失敗が起きる場所も、必要な範囲で示します

実際の仕組みでは、入力が足りない、情報が誤っている、処理ができないといったことが起こり得ます。自分の構想の中心に関係する場合は、そのようなときにどう扱うかも考えておきましょう。全てが正しく動く場合だけを描くと、面接で条件を変えられたときに説明が止まりやすくなります。例えば、判定できない情報を無理に正解へ分類するのか、保留して人が確認するのかで、仕組みの意味は変わります。技術が自動で判断する部分と、人が確認する部分を分けて考えると、使う場面の安全性や負担についても説明しやすくなります。

個人情報を使う構想なら、必要な情報の範囲、保存する場所、誰が見られるかも検討します。試験のために実在する人の個人情報を集める必要はありません。構想の説明では、収集を最小限にできないか、匿名で扱えるかなど、利用者を守る考え方を整理できます。

紙の原稿と提出するPDFを、別々に確認します

図は紙に手書きする指定です。パソコンで整えた図を印刷して提出する方法へ勝手に変えないでください。作成後は、読み取り画像で文字が切れていないか、影や反射で読めない部分がないか、上下が正しいかを確認します。紙では読みやすくても、スマートフォンで撮影した画像を小さくすると文字がつぶれることがあります。提出するPDFを実際に開き、通常の表示で箱の中の文字や矢印を追えるかを確認しましょう。ファイルが存在することと、中身が読めることは別の確認です。

一枚の図に入りきらない場合は、文字を極端に小さくする前に、中心でない説明を減らします。研究・開発の全体像を示す目的に戻り、どこまで描けば④を理解できるかを考えてください。本文と図を交互に読み、対応しない言葉や処理がないかを点検します。

図の内容

人、入力、処理、出力を区別し、文章との対応を確認します。

提出の状態

手書き指定を守り、読み取ったPDFの切れ、影、向き、文字を確認します。

落とし穴:完成文や図を他者に作ってもらいません

2027年度要項は、本人が作成する出願書類に生成AI等を使用することを認めていません。大学のAI学習プログラムを使うことと、課題論文を生成AIに作らせることは異なります。「AIを使う入試だから、文章もAIで作ってよい」という理解は誤りです。学校の先生や外部の指導者に相談するときは、問いの読み落としや説明の分かりにくさを指摘してもらい、本人が内容を考え直す形にします。代わりに完成文や図を作ってもらうことは避けてください。提出内容を、自分の理解として口頭で説明できることが大切です。

資料の言葉をそのまま自分の考えとして使うことにも注意します。どの内容を資料から得て、どこから自分が考えたのかを分け、出典を示します。出願書類を整える段階から、この区別を守ることが研究や開発を学ぶ準備にもつながります。

手書き図は、第三者が流れを追えるかで判断します

自分でできること

文章の構想から入力、処理、出力を取り出して手書きし、PDFの読める状態まで確認します。自分には分かる矢印を省きがちな点に注意します。例えば説明なしで順序が伝わらなければ先生に図を見てもらいます。

学校の先生に頼めること

図の文字、順序、文章との対応を読み手として確認してもらえます。専門的な仕組みの正しさは別の確認です。図は読めても、提案によって課題が改善する理由が弱ければ専門指導に相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

構想の前提、処理の抜け、評価する結果を質問してもらいます。図を描き直しても説明が長くなる場合が目安です。完成図を作ってもらうのではなく、指摘を理解した本人が手書きで直します。

UNITEの二次選考は、その日に考えた内容を手書き資料で発表します

持ち込むスライドを仕上げる試験ではありません

2027年度の第二次選考は11月29日、大阪いばらきキャンパスで行われます。最初に、当日示されるテーマについて、60分で発表用の資料を作成します。A4の紙へ手書きし、必要な白紙と筆記用具は大学が用意する案内です。続いて約5分の発表、発表内容に関する約5分の質疑応答、課題論文等に基づく約10分の個人面接を連続して行います。自宅で作ったスライドを持参して発表する方式ではありません。提出した図の準備と、当日初めて読むテーマに対応する練習を分けて進めましょう。

発表では書画カメラを使い、紙の資料をスクリーンへ映します。発表開始前の機器の準備操作は大学が行うとされています。パソコンの操作技術を見せる準備より、紙面の構成と、資料を見せながら説明する練習が重要です。当日のテーマを事前に知っているように準備することはできません。練習用に自分でテーマを設定する場合も、実際の出題予想や再現ではなく、考えを整理する力を鍛える練習と区別してください。特定の話を暗記するだけでは、問いが変わったときに対応しにくくなります。

60分の練習は、読む、考える、描く、見直すに分けます

練習では、最初から清書を始めず、何を求められているかを確認する時間を取ります。問いの対象、答えるべき内容、与えられた条件を抜き出し、自分の結論を仮に置きます。その後、結論を支える理由や具体例を整理し、紙面に載せるものを選びましょう。時間の配分は大学指定ではありません。自分の練習で、読む時間が不足するのか、図を描くのに時間を使いすぎるのかを記録して調整します。例えば毎回清書が終わらない場合は、説明文を全て書くのではなく、見出しと図、短い根拠に絞る方法を試せます。

資料は、問いへの答えがどこにあるかを最初に分かる形にします。その後に、現状や理由、提案、注意点などを配置すると、発表の道筋を作りやすくなります。見た目の配置に時間を使う前に、内容の順番を決めることが大切です。見直しでは、問いに答えているか、理由と結論がつながるか、図の矢印が逆になっていないか、口頭で説明しないと意味が分からない略語がないかを点検します。誤字を直すだけで終わらず、聞き手が考えの筋道を追えるかを確認しましょう。

資料作成

問いと条件を読み、結論、理由、図の順に整理してから手書きします。

発表準備

資料を読み上げるだけにせず、何を伝えるページかを口頭で補います。

約5分の発表は、中心の問いと結論を先に伝えます

発表の練習では、テーマへの答えを最初に述べ、その後に理由や具体例を説明します。背景の話を長く続けると、中心の提案を話す前に時間が足りなくなります。自分が一番伝えたい内容を一文でまとめてから、説明の順番を決めてください。手書きの資料には、話す内容を全て文章で載せる必要はありません。図や短い言葉を手がかりに、関係を口頭で説明します。例えば矢印を示すときは、「ここへ進みます」だけでなく、何の情報が、なぜその処理へ進むかを述べると、仕組みが伝わりやすくなります。

練習を録音すると、自分では説明したつもりの内容が抜けていることに気づけます。特に、主語が曖昧になっていないか、同じ言葉が別の意味で使われていないか、結論を支える理由が途中で変わっていないかを確認しましょう。時間を短くするために早口になるより、中心でない説明を減らす方が聞き取りやすくなります。話の速さだけで調整せず、必要な情報を選ぶ練習をしてください。短く説明することは、内容を薄くすることではなく、筋道を分かりやすくすることです。

UNITEの修了や英語証明を確認したら、課題論文と当日の発表をどの順に練習するか整理しましょう。

受験相談では、現在の資料と練習の状況をもとに、学校へ確認することと本人が見直すことを分けられます。

  • 出願できる方式と未確認の条件
  • 評定・活動・書類のうち先に動く項目
  • 志望学部に合わせた準備の順番

質疑応答では、提案の条件や限界を考えます

質疑応答の練習では、「なぜその方法を選んだか」「別の方法ではどうか」「使えない場面はあるか」といった問いを自分で立てます。これらは本番の質問を予告するものではありません。自分の考えの弱い部分を探すための練習として使ってください。質問を受けたら、まず何を尋ねられたかを確認し、答えを短く述べてから理由を説明します。準備した別の話へ逃げると、聞き手が確かめたい点に答えられません。分からない部分は分からないと区別し、その場で考えられる範囲を筋道立てて述べましょう。

自分の提案の弱点を指摘されたとき、全てを否定されたと受け止める必要はありません。条件が変われば提案を修正する場合もあります。何を守り、どこを変えるかを説明する練習は、単に主張を繰り返す練習より考える力を鍛えられます。例えば利用者が増えた場合の負担を問う練習なら、処理する量、情報の保存、確認する人の作業などを分けて考えます。全てを専門的に計算できなくても、どの条件が変わるかを整理することはできます。現時点の知識で説明できる範囲を正確に示してください。

個人面接では、提出した課題論文の根拠に戻ります

面接では課題論文等の内容が扱われるため、出願時の最終版を保存しておきます。下書きの別の版で練習すると、提出した内容と説明がずれるおそれがあります。図の原稿、提出したPDF、参考文献の記録も一緒に保管しましょう。①の体験は本人の事実として説明できるか、②の資料は何を確かめたものか、③の予想にはどの条件があるか、④と⑤はどう対応するかを、順番を変えて聞かれても説明できるようにします。全文暗記より、内容同士の関係を理解することを優先してください。

大学で何を学びたいかを説明するときも、課題論文のテーマだけに閉じないようにします。数学やプログラミング、情報の扱い方など、構想を深めるために必要な基礎を考えましょう。専門用語を増やすより、なぜその知識が必要かを自分の言葉で示します。

当日の資料作成・発表・面接は、時間を測って確かめます

自分でできること

練習用の問いで資料作成から発表まで行い、時間と録音を残します。慣れたテーマだけでは初見への対応が分かりません。例えば結論が後回しになる場合は、資料と録音を先生へ渡します。

学校の先生に頼めること

聞き取りやすさ、問いへの答え、資料の見やすさを確認してもらえます。本人を知る先生には省いた背景も伝わりやすいため、別の聞き手にも試します。追加質問で理由が崩れる場合は専門指導へ相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

初見の問い、制限時間、追加質問を組み合わせて改善点を確認してもらいます。話し方を直しても論理の抜けが残る場合が目安です。当日のテーマや質問を保証する指導ではなく、別の課題でも改善を確かめる練習を選びます。

UNITE方式の日程と書類を、学校への依頼まで含めて管理します

出願は10月23日まで、二次は11月29日です

オンライン出願は2026年10月16日10時から10月23日23時までです。郵送書類の提出期間は10月16日から23日で、最終日消印有効です。登録と郵送の両方が必要な場合、オンラインの入力だけで出願が終わったと考えないようにします。受験票は11月6日以降に発行され、第一次選考の結果は11月20日9時30分です。第二次選考の検定料は11月20日9時30分から11月26日23時までに納入し、11月29日の試験へ進みます。第二次選考の延期日は設定されていません。

最終合格発表は12月10日9時30分、第一次入学手続は12月10日から24日、第二次入学手続は2027年3月9日から18日です。検定料は第一次15,000円、第二次20,000円です。二次に進む人は、結果確認と納入の期限を一続きの予定に入れてください。大学から集合時刻や場所の案内は、第一次合格発表日以降に登録したメールアドレスへ届く予定です。11月25日までに案内が届かない場合は、入学センターへ問い合わせるよう指定されています。迷惑メールの確認だけで済ませず、期限に沿って対応しましょう。

出願前

修了通知、英語の証明、課題論文、手書き図、調査書等をそろえます。

出願後

一次結果、二次検定料、集合案内、11月29日の試験を順に確認します。

調査書等は、本人の学歴に合う種類を確認します

必要な書類は、調査書等、課題論文、英語外部資格試験の証明に加え、共通の写真等です。一般的な日本の高校卒業見込み者が提出する調査書は、原則として最終日からさかのぼって3か月以内に作成された、所定の期間の成績を含むものを確認します。2学期制などで最新の指定期間までの成績を記載できない場合の扱いは、共通の書類案内を高校と確認してください。自分だけで古い調査書を使ってよいと判断することは避けます。厳封が必要な調査書は、本人が開封せず郵送します。

海外の学校、高卒認定、転校や留学などの経歴がある場合は、必要な証明書が変わることがあります。学校名と在籍期間、修了資格を整理し、要項の該当する項目を照合してください。確認のための問い合わせが必要なケースでは、大学の指定する事前の期限も重要です。写真は直近3か月以内の、無帽、無背景のカラー写真などの条件を確認し、加工や補正を行わないようにします。きれいに見える写真を選ぶことより、出願要項に合っていることを優先してください。本人確認に使う情報として、氏名や登録内容とも合わせて点検します。

プログラムの登録と、AOの出願完了を取り違えません

プログラムの登録と、AOの出願完了を取り違えませんに向けて準備する高校生

プログラムで使った出願システムのアカウントを用い、修了後の案内に従ってAO出願へ進みます。プログラムに申し込んだ記録が残っていることと、AOの入力や納入、必要書類の提出が完了したことは別です。入試名を確認してから操作してください。郵送用の宛名や出願番号も、AO出願時の案内に合わせます。プログラムの申込時に控えた番号を、入試用の番号と取り違えないようにしましょう。本人が入力し、保護者が支払い、学校が書類を作成する場合は、それぞれの完了を別々に確認します。

出願後は、入力内容や送付したものの控えを保存します。修了通知、課題論文、手書き図、資格証明を一つの場所へまとめると、面接の準備や合格後の原本確認に使いやすくなります。ただし、学校が厳封した書類を控えのために開けることは避けてください。詳しい条件と書類の指定は、2027年度UNITE対象AO選抜入学試験要項の情報理工学部のページと、共通の出願手続を合わせて確認します。

ISSE方式は、英語で情報科学を学ぶ理由と準備を示します

募集14名で、UNITE修了を条件とする方式ではありません

2027年度のAO選抜入学試験〈ISSE方式〉は、情報理工学科のInformation Systems Science and Engineering Courseで14名を募集します。英語学位プログラム専用の入試要項を使います。UNITEの指定学習を修了して出願する方式とは、条件や書類、選考方法が異なります。この方式では、学部の求める学生像を理解し主体的に学ぶ力や意欲、英語で学ぶための能力、問題発見・解決や説明、論理的な思考、数量を扱う力などを評価する目的が示されています。英語だけを得意科目として示すのではなく、情報科学を学ぶ目的を明確にしましょう。

例えば海外の情報へアクセスしやすいからという理由を挙げるなら、どの技術を学ぶとき、どのような資料や他者とのやり取りが必要だと考えるかまで整理できます。英語で学ぶという手段と、学びたい内容を分けてからつなぐと、志望理由が具体的になります。一方、世界で活躍したいという目標だけでは、ISSEでどのように学ぶかが見えにくくなります。現在の関心、学校での学習、大学で深めたい技術の順に考えましょう。入学後の学びを説明するときは、大学が公開するコースの教育内容を確認し、存在しない授業や制度を作らないことが大切です。

日本の高校生も、共通の出願資格と英語の証明を確認します

ISSE方式は、外国人留学生入試と同じ制度ではありません。日本の高校卒業者や卒業見込み者も、大学の共通出願資格と方式の要件に照らして検討します。国籍だけで対象外と判断したり、外国籍だから日本留学試験が必ず必要だと考えたりしないでください。基本となる共通条件は、志望学部を第一志望として勉学を希望し、2027年3月31日までに所定の高校卒業等の大学入学資格を満たすことです。海外の学校教育や資格、高卒認定などには個別の項目があります。自分の学歴に合う条項を読んで確認しましょう。

個別の入学資格審査が必要な場合や、資格を満たすか不明な場合は、出願期間開始日の1か月前までに入学センターへ問い合わせる案内です。必要な問い合わせを出願最終日まで待たないようにします。次年度の受験予定者は、証明書を取り寄せる時間も考えた早期確認が必要です。ISSE方式には、UNITE方式と同じように対象の英語外部資格試験の証明が必要です。ただし出願時の点数下限と、入学までに身に付けることが望ましい点数は区別されています。後述する推奨点数を、出願資格の足切りだと誤読しないようにしてください。

対象を確認

国籍だけで決めず、共通の大学入学資格と英語の証明を確認します。

目的を確認

英語で学びたい理由と、情報科学で深めたい内容をつなぎます。

ISSEの英語資格にも、出願時の級・点数下限はありません

対象は英検、TOEFL iBT、TOEIC Listening and Reading、IELTS Academic Module、Duolingo English Testの五つです。2027年度英語学位プログラム専用要項では、ISSEの欄は級や点数を問わない指定になっています。他学部の英語学位プログラムの基準点を、そのまま使わないようにしましょう。

英検は受験時期を問わず、その他は出願最終日からさかのぼって2年以内に受験し、出願期間内に必要書類を提出できるものを確認します。TOEFLのHome EditionやEssentials、TOEIC IP、IELTS OnlineやOne Skill Retakeは対象外です。TOEFLはTest Dateスコアを使い、MyBestは採用しません。同じ専用要項の中に複数学部の条件が載っているため、表の横の列を取り違えないことが重要です。例えば他方式では使える試験が、ISSEには指定されていない場合があります。自分の方式の列と、表の下の共通注意をセットで読みましょう。

級や点数を問わないことは、英語の学習が不要という意味ではありません。ISSE方式では英語の個人面接があり、英語の文章も提出します。証明書を用意する作業と、考えを英語で理解し伝える練習を、並行して進める必要があります。

入学前の推奨水準を、出願条件と混ぜません

要項は、入学までに数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cの知識を身に付けていることや、高い英語能力を持つことが強く望まれるとしています。数学と英語の両方が、ISSEで学ぶために必要だからです。これらは入試の出願要件や合格条件ではないという説明もあります。英語の目安は、英検準1級以上、TOEFL iBT旧尺度72点以上または新尺度4.0以上、TOEIC730点以上、IELTS5.5以上、Duolingo English Test105点以上です。TOEFLの尺度は受験日によって異なり、2026年1月20日以前と21日以降を分けて確認します。

例えば推奨点数に達していない場合、即座に出願できないと結論づけるのではなく、出願条件と入学後への準備を別々に確認します。反対に、推奨点数を取ったから面接や学習内容の説明を省けるわけでもありません。数字は学習の目安として扱い、選考全体を見て準備しましょう。高校数学の復習も、答えを選ぶ練習だけで終わらせず、式や図の意味を説明する練習へ進めます。英語で学ぶから数学の負担が減るのではなく、数学の内容を理解するために言語の準備も必要です。どちらが不足しているかを自分で把握しておくことが大切です。

ISSEの英語エッセイは、300語・300語・600語の役割を分けます

第一の文章は、ISSEへ入りたい理由を説明します

提出する英語エッセイは三つあります。一つ目はISSEへ入りたい理由について300語以内、二つ目は誇りに思う学校や学習での経験と大学で学ぶ意欲への影響について300語以内、三つ目は入学後に学びたい情報技術や計算機科学の手法、その用途について600語以内です。いずれもオンライン出願システムへ直接入力します。日本語の文字数と英語の語数は違うため、日本語で300字書けば条件を満たすと考えないようにしてください。入力前に、英語としての語数と、問われた内容がそろっているかを確認します。

第一の文章では、英語で学ぶこと、情報科学を学ぶこと、このコースを選ぶことの関係を整理します。「英語が好きだから」だけでは、どの内容を大学で学びたいかが見えにくくなります。経験や関心を示し、大学の学習内容へ結びつけて説明しましょう。例えば情報の安全性に関心があるなら、何をきっかけにその問題を意識し、どの基礎を大学で学びたいかを考えます。実際に経験していない事件や活動を、自分の体験として書く必要はありません。身近な経験でも、疑問と学びの関係を明確にすることができます。

コースの名称や授業名を並べるだけでも、志望理由は完成しません。その内容が自分の問いにどう必要なのかを説明してください。大学の紹介文を自分の言葉に置き換えただけの文章と、本人の関心から学習の必要性を述べた文章は、読み手に伝わる内容が異なります。

第一の文章

ISSEを志望する理由を、英語と情報科学の学びの両面から整理します。

分量

第一・第二は各300語以内、第三は600語以内です。

第二の文章は、成果より先に学習の過程を思い出します

第二の文章では、誇りに思う学校や学習での経験と、それが大学で学びたい気持ちへどう影響したかを述べます。必ず全国大会の受賞や大規模な開発が必要だと決めつける必要はありません。自分が何を学び、どう取り組み、その後の関心がどう変わったかを考えます。経験を整理するときは、最初の課題、本人の行動、工夫、結果、学びという順にメモできます。例えば調べ学習で資料の内容が食い違ったなら、どのように出典や対象を確認し、結論を修正したかを振り返れます。ただし、実際には行っていない工夫を後から加えないようにしましょう。

グループで取り組んだ経験では、全体の成果と本人の役割を分けます。「私たちは完成させました」だけでは、自分が何を考えたかが伝わりにくい場合があります。本人が担当した部分、他者と相談した部分、助言を受けて変更した部分を整理してください。うまくいかなかった経験も、原因を考え、次の学習につなげた事実があれば説明の材料になります。ただし失敗を美談に整えることが目的ではありません。何が分からず、どう確認し、今も何が課題として残るかを正確に示すことが大切です。

最後には、その経験が大学での学習意欲にどうつながるかを確認します。活動の紹介だけで終わると、問いの後半への回答が不足します。経験の説明を短くしてでも、今後どのように学びたいと思ったかを述べる場所を確保しましょう。

第三の文章は、技術の名前から用途と仕組みへ進めます

第三の文章は、ISSEに入学したらぜひ学びたい情報技術や計算機科学の手法と、その技術や手法が何に使われるかについて600語以内で説明します。人気のある分野名を挙げるだけでなく、何をする技術なのか、どのような場面で役立つのかを示す必要があります。最初に、対象とする問題を一文で書きます。次に、その問題に関係する技術の働きを、自分が理解できる範囲で整理しましょう。例えばデータから傾向を見つける技術なら、何のデータを扱い、どのような結果を得たいのかを考えます。仕組みと用途がつながっているかが大切です。

技術の説明には、使うための条件や限界も含められます。データが不足する場合、異なる場面へ使う場合、誤った結果が出る場合に何が課題になるかを考えてみましょう。万能な技術として紹介するより、何を学び、どこを確かめたいかが明確になります。自分がまだ学んでいない専門的な内容を、理解しているように書く必要はありません。基礎資料を読み、分かったことと今後学びたいことを区別します。難しい用語を多く使うより、一般的な言葉で仕組みを説明してから、必要な専門語を使う方が内容を点検しやすくなります。

用途を述べるときは、使う人の立場も考えます。便利になる人だけでなく、入力や確認の負担を負う人、利用できない人、情報を提供する人がいる場合があります。技術の性能だけでなく、使われる場面を考えることが、情報理工学部が求める問題発見や解決の力につながります。

三つの文章を合わせたとき、内容の重複とずれを確認します

三つの文章を合わせたとき、内容の重複とずれを確認しますに向けて準備する高校生

三つのエッセイは別の問いに答えるためのものです。全てに同じ活動を同じ説明で書くと、限られた語数を重複に使ってしまいます。第一では志望理由、第二では学習経験、第三では技術や手法と用途という役割を意識して、材料を分けましょう。同じ経験を関連づける場合も、説明する角度を変えます。例えば一つの活動が志望のきっかけになったなら、第一では学びたい方向、第二では本人の試行錯誤を扱うことが考えられます。読み手が同じ文章を繰り返し読んでいるようにならないか、並べて確認してください。

内容のずれにも注意します。第一ではある分野を強く志望しているのに、第三では関係を説明しない別の技術を挙げると、関心の中心が伝わりにくくなる場合があります。関心が複数あること自体が問題ではなく、それらが本人の学習の中でどうつながるかを説明することが必要です。

第二の文章

本人の行動、学び、大学での学習意欲への影響を確認します。

第三の文章

技術や手法の働き、用途、必要な学習を具体化します。

英語を難しくする前に、考えの順番を整えます

日本語でも説明がまとまっていない内容を、難しい英語へ置き換えても伝わりやすくはなりません。まず、何を主張し、どの経験や根拠で支えるのかを整理します。その後、自分で意味を説明できる英語で文章にしてください。一文へ理由や例外を詰め込みすぎると、主語と動詞の関係が分かりにくくなります。内容を分け、前の文から次の文へ何がつながるのかを確認しましょう。専門的な内容でも、短い文で正確に説明することはできます。

見直しは、問いに答えているか、筋道が通るか、事実と予想が区別されているか、語数を守るか、文法や語句が適切かという順で進めます。表現を直すことから始めると、そもそも答えるべき内容が欠けていることに気づきにくくなります。資料の考えや数字を用いる場合は、本文で出典を示し、参考文献も整理します。要項は盗用を不正とし、具体的な事実や意見を参照する場合の適切な引用を求めています。出典を付ければ大量に写してよいわけではなく、本人の理解と考えが中心になるようにしてください。

落とし穴:英語エッセイを生成AIや他者の完成文に置き換えません

ISSE方式も、本人が作成する文章で生成AI等を用いることを認めていません。英語が不安だからといって、生成AIへ完成文を作らせたり、本人が理解していない文章を提出したりすることは避けてください。要項が求める本人作成の条件を守ることが前提です。添削を受ける場合は、どこで意味が伝わらないか、どの主張に根拠が足りないかを確認し、自分で考え直します。完成文を受け取るのではなく、修正理由を理解することが重要です。本人の英語と考えとして説明できる文章になっているかを最後に確かめましょう。

同じことは技術の説明にも当てはまります。別の人が高度な構想を作っても、本人が仕組みや限界を説明できなければ、面接で内容を深められません。現時点で分かることと、大学で学びたいことを正直に分ける方が、準備の不足も見つけやすくなります。

英語エッセイは、設問への回答を本人が組み立てます

自分でできること

三つの設問ごとに経験と理由を整理し、本人が英語で下書きします。日本語の長文をそのまま移すと焦点がぼやけます。例えば三つとも同じ経験紹介になるなら、各文章の中心を先生に説明してみます。

学校の先生に頼めること

基礎的な英文の意味や、書いた内容を本人が理解しているかを確認してもらえます。文法が通っても設問への回答が十分とは限りません。内容の重複や学びとのつながりが残る場合は専門指導へ相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

志望理由、学習経験、技術への関心がそれぞれの問いに答えているかを質問で確認してもらいます。語数を減らすと理由が消える場合が目安です。第三者への英訳・代筆の丸投げや生成AIによる作成を避け、規則に沿って本人が書き直します。

ISSEの英語面接は、暗記した回答より質問への筋道を練習します

約15分の個人面接で英語能力や論理的な思考を確認します

ISSE方式は、出願書類と英語の個人面接を総合して合否を決めます。2027年度の面接は2026年10月18日、大阪いばらきキャンパスで約15分です。書類による第一次合格発表を経て面接へ進むUNITE方式と、同じ二段階の日程ではありません。面接では、英語能力や論理的な思考能力などを評価する説明があります。流ちょうさだけを目標にするのではなく、質問を理解し、答えを述べ、理由や例を示す練習が必要です。準備した文章を長く話しても、質問に答えていなければ内容が伝わりません。

例えば、学びたい技術について練習するときは、技術の名称、何をするものか、関心を持った理由、用途、今後学びたいことを別々に説明します。どの順番で聞かれても対応できるようにすると、文章の丸暗記に頼りにくくなります。本番で出る質問が公開されているかのように断定することはできません。以下の練習は、提出した内容を確かめるための方法です。過去に誰かが聞かれたという話も、当年度の面接内容の保証にはならないため、幅広く自分の考えを説明できる準備を優先します。

分からない語句を確認し、答えの範囲を明らかにします

英語の質問を聞き取れない場合に備え、もう一度言ってもらう、意味を確かめるといった基本的なやり取りを練習します。分からないまま別の話を始めるより、何を聞かれたかを確認してから答える方が会話の目的に合っています。答えるときは、最初に要点を短く述べ、その後に理由や例を補います。自分が説明できる範囲を超える内容を、知っているように話す必要はありません。分かる部分と、今後学ぶ必要がある部分を区別し、どのように考えたかを示してください。

例えば技術の限界について考える練習では、使う情報の種類、想定する利用者、必要な条件を一つずつ確認できます。全ての専門用語を知っていなくても、条件を整理することはできます。言葉が出ないときに、別の簡単な言葉で説明し直す練習も役立ちます。面接の練習相手には、話の内容が理解できたかを具体的に返してもらいましょう。「英語が上手だった」という感想だけでなく、結論が何だったか、理由がどうつながったか、分からなかった言葉はどれかを聞くと、次に直す箇所が見えます。

質問を受ける

聞かれた点を確認し、答えを先に短く述べます。

説明を深める

経験や根拠を添え、分かることと学ぶ必要があることを分けます。

数学や技術の説明を、短い言葉で伝える練習をします

ISSEで学ぶには数学の基礎が必要とされています。面接の質問内容を推測して特定の問題だけを暗記するのではなく、普段の学習で式や図の意味を説明する習慣をつけましょう。英語の用語だけを覚えても、数学の内容を理解したことにはなりません。例えば関数を説明するなら、何が変わると何が変わるのか、グラフのどの部分を見ているのかを日本語でも確認します。その内容を、知っている英語で短く伝える練習へ進めます。意味を理解していれば、表現を言い換えることも考えやすくなります。

プログラミングの経験について話す場合は、使った言語の名前だけでなく、何を入力し、何を処理し、どの結果を得たかを説明します。自分で書いた部分と教材を使った部分を区別し、動かなかったときにどのように調べたかも振り返りましょう。面接練習を録音した後は、止まった箇所を単語不足、内容の理解不足、話の順番の問題に分けてみます。原因を分けると、単語を調べるのか、資料を読み直すのか、説明を短くするのかが明確になります。同じ回答を繰り返すだけより、改善の作業を具体化できます。

英語面接は、暗記できることと質問に答えることを分けます

自分でできること

提出内容を短い英語で説明し、使った語句を言い換えます。自分の想定した質問だけでは理解の不足を見つけにくくなります。例えば質問の順番が変わると止まる場合は、先生に聞き方を変えてもらいます。

学校の先生に頼めること

英語の聞き取りや説明の明確さ、経験の正確さを確認してもらえます。ただし、語学練習だけでは技術への関心の深さを確認しきれません。理由や用途を追加質問されると説明できない場合は専門指導へ進みます。

プロに頼ったほうがよいこと

三つのエッセイをもとに、学ぶ理由や技術の用途への追加質問を依頼します。流ちょうでも質問と答えがずれる場合が目安です。試験の質問予想を暗記せず、分かる範囲と今後学ぶことを英語で区別する練習をします。

ISSEの出願書類と日程は、推薦書や一次選考を足さずに確認します

調査書等、三つのエッセイ、写真、英語の証明が基本です

ISSE方式の共通提出物は、学歴に応じた調査書等、三つの英語エッセイ、写真、英語外部資格試験の証明です。専用要項の書類表では、学校教職員による推薦書はGSやJDPの対象書類であり、ISSEに同じ推薦書を求めているわけではありません。他方式の記事で推薦書が必要だと読んでも、その情報をISSEへ移さないようにしてください。大学が提出を求めていない書類を自由に追加できるわけでもありません。提出物を増やすより、指定された書類の中で本人の学習や関心を正確に示すことを優先します。

調査書を提出する人は、厳封のまま、出願期間内に簡易書留速達で郵送します。最終日消印有効で、指定の宛名ラベルを使います。卒業見込み者の調査書は、原則として出願最終日からさかのぼって3か月以内のものなど、記載期間の条件を高校へ確認してください。海外の学校等で調査書を提出できない人は、卒業・修了証明または見込証明と、指定学年以降の成績証明書などを確認します。転校や留学、国際バカロレア等の資格による追加資料もあります。日本語または英語以外の書類には、指定された形での翻訳と証明が必要です。

写真は3か月以内に撮影した無帽、無背景のカラー写真などの条件を確認し、加工や補正をしません。英語証明の提出後に、合格時の原本提出や試験機関からの送付が必要になる場合もあります。出願時と合格後の作業を分けて一覧にしておきましょう。

出願は9月18日から28日、合格発表は11月4日です

2027年度ISSE方式のオンライン出願期間は2026年9月18日10時から9月28日23時までです。検定料は35,000円で、第一次と第二次に分けて支払うUNITE方式と異なります。出願システムの登録、支払い、必要な郵送を、それぞれ完了させる必要があります。面接は10月18日で、受験票の発行や面接の詳細は10月9日の案内を確認します。集合時刻や場所のメールが試験日の5日前までに届かない場合は、入学センターへ問い合わせる案内です。試験は大阪いばらきキャンパスであり、他学部の英語面接会場と取り違えないようにします。

合格発表は11月4日9時30分、第一次入学手続は11月4日から18日、第二次入学手続は2027年3月9日から18日です。不測の事態で試験を延期する場合の予定日は10月25日ですが、延期の実施や変更は大学の告知に従います。自分の判断で別日を選ぶことはできません。2026年10月18日現在、ISSE方式の出願は終了しています。今年度出願済みの人は受験票や本人向け案内を優先してください。次年度に向けた人は、英語証明の準備や文章の材料整理を早く始め、日程は受験する年度の要項で更新しましょう。

出願の準備

調査書等、エッセイ三つ、写真、対象の英語証明を確認します。

日程の確認

9月18~28日出願、10月18日面接、11月4日合格発表です。

他のAO方式との併願制限も、出願前に確かめます

ISSE方式の要項は、専願ではないとしたうえで、立命館大学の他学部や同じ学部の他のAO選抜方式を併願できないと定めています。第一志望として学ぶ意思の条件もあります。「専願ではない」という一文だけを切り取り、どの方式にも同時に出願できると考えないでください。同じ年度のUNITE方式を検討している場合も、この制限を確認する必要があります。条件を満たした方式が複数あっても、実際に同時出願できるかは別の問題です。学びたいコースや選考方法、準備状況を考え、要項の併願に関する説明を優先しましょう。

不合格後に別方式を検討する場合は、その時点で受付中か、別方式の資格や指定学習を満たしているかも確認します。後の日程があることだけで出願できるとは限りません。結果を待つ前に、制度上の条件と必要な準備を整理しておくことが大切です。書類、英語資格、面接の詳細は、2027年度AO選抜・英語学位プログラム専用要項のISSE欄と共通注意を合わせて確認してください。

方式の条件を読んでも、自分の経験をどこから整理するか迷う場合は、受験相談で準備の順番を考えられます。受験年度、志望方式、現在の学習状況、書類の下書きを整理しておくと、確認したい点を伝えやすくなります。

  • 志望方式について、大学や高校へ追加で確認する条件
  • 経験や関心を、志望理由や学習計画へつなげる方向性
  • 書類や発表、面接の準備で優先して見直すこと

文化・芸術活動に優れた者の特別選抜は、活動実績と数学の条件を両方確かめる

情報理工学部の募集は2名で、出願時にコースは選びません

文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入学試験は、情報理工学科で2名を募集します。出願時にコースを選ぶ必要はなく、1回生春学期中に選択する案内です。ただし、英語で学ぶInformation Systems Science and Engineering Courseへの配属を希望する場合には、英語資格試験のスコア等の条件があります。

「文化活動で出願するから、入学後のコースも自由に確定できる」と考えないでください。入試への出願、入学後のコース選択、希望するコースへ配属されるための条件は、別々に確認する項目です。情報理工学科への合格だけで、特定のコースへの所属まで約束されるわけではありません。例えば映像表現に取り組んできた方でも、大学で知りたいことが画像の処理、使いやすい操作画面、作品の安全な配信のどれなのかで、学びたい内容が変わります。活動の名前だけでコースを選ばず、何を仕組みから理解したいかを考えましょう。

この方式は、立命館大学を第1志望として勉学を希望し、合格した場合に入学する意思を明確に持つ方を対象としています。高校卒業見込みなど、要項で定める資格も必要です。既卒者を含めて誰でも出願できる制度とは考えず、自分の卒業・修了の時期を確認してください。出願条件と選考の詳細は、2027年度文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入学試験要項の情報理工学部の欄で確認できます。他学部の条件を読み替えず、全学部共通の条件と、情報理工学部独自の条件を合わせて確認します。

全体3.2以上に加え、数学3.5以上・理科3.2以上が必要です

成績については、全体の学習成績の状況が5段階評価で3.2以上であることが共通条件です。情報理工学部では、それに加えて数学の学習成績の状況3.5以上と、理科の学習成績の状況3.2以上が必要です。全体の成績だけを確認して、数学や理科の条件を見落とさないようにしましょう。対象となる成績は、高校1年から高校3年1学期終了時までです。2学期制や通信制で高校3年前期までの成績を記載できない場合には、高校2年修了時までという取り扱いがあります。自分で通知表の数字を足して確定せず、高校に調査書へ記載される成績を確認してください。

数学は、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C、または理数数学Ⅰ・Ⅱ・理数数学特論を履修し、単位を修得済みか修得見込みであることが必要です。これに代わる条件として、実用数学技能検定準1級以上の取得が示されています。数検を使えるのは、指定された数学科目の履修・単位についての条件です。数学3.5以上や理科3.2以上という成績条件まで免除されると考えてはいけません。例えば数学の履修に不足があっても数検で対応できるかを確認する際、教科の成績条件は別の行に残して点検します。

理科は、「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」のうち1領域以上、または対応する理数科目を履修し、単位を修得済みか修得見込みであることが必要です。「基礎」と付く科目だけでよいと受け取らず、組み合わせを確認しましょう。ここは、理科2領域を求める薬学部などとは異なる条件です。また、外国人留学生入試で求める日本留学試験の理科の科目数とも別です。同じ情報理工学部でも、入試方式によって確認する資料や条件が変わることを覚えておいてください。

成績の条件

全体3.2以上、数学3.5以上、理科3.2以上をそれぞれ確認します。

数学の条件

指定の数学科目と単位、または数検準1級以上の取得を確認します。

理科の条件

物理・化学・生物のうち、基礎と本体を合わせた1領域以上を確認します。

六つの指定分野と「その他」は、実績の読み方が違います

対象として示される分野は、バトントワリング、かるた、吹奏楽、囲碁、将棋、チアリーディングです。加えて、これら以外の文化・芸術活動で、個人として特に優れた実績を持つ方を対象とする「その他」があります。情報に関係する作品を作ったという理由だけで、この方式に該当するとは限りません。六つの指定分野では、世界大会や国際大会への出場、高校段階の全国規模の大会への入賞・出場などの顕著な成績、またはそれらと同等の活動実績を証明できることが基準です。全国規模と書かれていても、大会名だけで判断せず、主催者や大会の位置付けを確認します。

「その他」では、世界大会や国際大会への出場、または高校段階の全国規模の大会等への入賞などが示されています。指定分野の「同等の活動実績」という条件を、そのまま「その他」に当てはめないでください。区分を選ぶ前に、要項の該当する列まで読んでおく必要があります。例えば自作の映像やゲームを公開していても、閲覧回数や身近な人からの評判だけで所定の活動基準を満たすとは判断できません。応募した大会、正式な結果、本人の受賞や出場を示す資料から、出願条件に合う事実があるかを確認します。

大学入学後は、選択した分野に関係する大学の課外自主活動団体で活動できることが原則です。「その他」で学内に活動環境がない場合には、個人で活動や指導者等の環境を確保する想定が示されています。入試に使う過去の実績だけでなく、大学で続ける活動を考えましょう。複数分野で実績がある場合も、大学入学後の継続を前提に、強調したい分野を一つ選びます。違う活動の賞をできるだけ多く並べるより、選んだ分野で何を積み重ね、入学後どう続けるかを整理する方が、出願の条件と説明を一致させやすくなります。

落とし穴:学校長の証明があっても、文化活動の証拠資料は必要です

文化・芸術方式では、活動実績証明書に書いた実績を示す資料のコピーが必要です。資料がなければ、活動実績として認められないと説明されています。学校長の証明を受けたから添付資料は不要、と判断しないようにしてください。資料では、大会やコンクールの名称、主催者、開催年月、賞や成績・順位を確認できる必要があります。団体活動の場合は、志願者本人を特定できる資料も必要です。例えば団体名しか書かれていない賞状では、本人がどのように関わったかが分からない場合があります。

学校外の団体で活動し、学校長の証明を受けられない場合には、本人が記入する欄を自筆し、学校証明欄を空白にする取り扱いがあります。その場合にも実績を示す資料は必要です。証明を受けられないことと、事実を示さなくてよいことは同じではありません。バトントワリングの所定の全国大会・高等学校バトン編成の実績では、金賞等の賞状だけでなく順位の分かる資料を合わせて提出する案内があります。賞の名前だけで必要な情報がすべて伝わるとは限らない、という具体例です。

資料を集める際は、実績の一件ごとに、何を証明する紙かを書いた確認用メモを作ると点検しやすくなります。「大会の開催」「成績」「本人の参加」のどれが分かるかを分け、足りない部分だけ追加で探します。このメモ自体を大学へ提出する必要があるという意味ではありません。

大会を示す資料

名称、主催者、開催年月が読めるかを確認します。

結果を示す資料

賞名だけでなく、必要な成績や順位が分かるかを確認します。

本人を示す資料

団体の成果に、本人が関わったことを確認できる資料を対応させます。

文化・芸術方式の書類は、活動と情報科学の学びを分けて組み立てる

必要書類は本人作成と学校作成を分けて準備します

主な提出書類は、入学志願票B-1、高校の調査書、志望理由書、活動成果等報告書、活動実績証明書、写真貼付用紙、実績を証明する資料です。数検の取得で出願要件を満たす方は、その合格証明書のコピーも確認します。奨学金を希望する場合など、該当者だけの書類は別に点検してください。調査書は、出願期間最終日からさかのぼって3か月以内に作成・厳封されたものを提出します。学校へ依頼するときは、発行までの日数だけでなく、どの期間の成績が載るかも確認します。厳封された封筒を本人が開けて中身を点検してはいけません。

所定用紙はA4用紙に片面印刷し、黒色のペンまたはボールペンで記入します。消せるボールペンは使えません。大学がコピーを認めたもの以外は原本を提出するため、作成段階で本人用の控えを残しておきましょう。大学は、高校が作成する書類を除き、志願者本人が作成することを求め、出願書類の作成に生成AI等を用いることを認めていません。情報技術に関心がある方ほど、学習のために技術を理解することと、本人作成が求められる書類の作り方を分けて考える必要があります。

400字・800字・600字には、それぞれ違う役割があります

志望理由書では、入学後の活動目標と具体的な取り組みを、高校までの活動や実績を交えて400字以内で説明します。情報理工学部の志望理由は、学習計画や目標を含めて800字以内です。さらに、立命館憲章や大学の学生育成目標を読んだうえで、活動や授業を通じた成長を600字以内で説明します。400字の活動欄では、大学で何を達成したいかと、そのためにどのような取り組みを続けるかを中心にします。過去の大会結果を最初から最後まで紹介すると、入学後の目標を説明する余地がなくなるため、必要な実績を選ぶことが大切です。

800字の学部志望理由では、活動の経験を無理にすべて情報科学へ結び付ける必要はありません。例えば演奏活動とは別に、音の記録や処理の仕組みに関心を持っているなら、何を疑問に感じたかと、数学や情報科学を通じて何を理解したいかを分けて説明できます。600字の成長についての欄では、大学の文書の言葉をそのまま並べるだけにしないでください。例えばチームの情報共有に関する課題があったなら、相手が理解できる伝え方や、資料を正確に扱う責任をどう学びたいかを、自分の経験とともに考えます。

各欄に同じ受賞歴を繰り返すと、読む人は新しい情報を得られません。活動目標、学部での学習、成長の方向性という三つの問いに、それぞれ答えているかを確認しましょう。つながりを持たせることと、同じ説明を重ねることは違います。

活動成果等報告書は「団体の結果」と「自分の貢献」を分けます

活動成果等報告書には、活動内容・成果を40字以内でまとめる欄があります。その後、団体での本人の貢献や個人活動での努力・成長を300字程度で説明し、大学での組織への貢献目標、克服すべき弱み・課題、具体的な活動計画を各200字程度で記入します。40字の要約は、感想ではなく、どの活動について書いているかを示す入口です。例えば大会名や年度、成績などを長く説明し過ぎず、後の内容と一致する事実を選びます。数字や句読点、括弧も一マスを使うという用紙の指示にも注意してください。

団体の成果では、「自分がリーダーだったから成功した」と大きくまとめるより、本人が担当した仕事と、その仕事が結果へどう関係したかを説明します。他の人が担った仕事を自分の成果に含めず、自分が観察・判断・実行した部分を明らかにしましょう。例えば練習の記録をまとめた経験なら、どの情報が不足していて、何を記録し、誰がそれを使い、どのように練習を見直したかという順で振り返れます。ただし、実際に行っていない記録や改善を、情報理工学部に合いそうだから付け加えてはいけません。

弱みの欄は、自分を小さく見せるための欄ではありません。目標を達成するうえで何が足りず、どう確かめて改善するかを示す機会です。「努力を続けます」で終わらせず、例えば準備の見通しが甘いなら、予定を分けて確認する方法など、次の行動まで考えましょう。

活動目標の400字

大学で続ける活動と、目標へ進むための行動を説明します。

学部志望の800字

情報科学で理解したい問いと、学習計画を結び付けます。

成長についての600字

大学の理念を読み、自分の経験から成長の方向を考えます。

80分の小論文と高校数学の口頭試問を、別々に練習します

文化・芸術方式の一次選考は書類審査です。大会等の実績や個人の技能を基本とし、組織や集団での役割・役職等の貢献度も加えて総合的に評価します。二次選考は小論文と個人面接・口頭試問で、情報理工学部の口頭試問では、高校数学の基礎知識の理解度を確認します。小論文は80分です。特定の字数や配点を、要項にないまま決め付けることは避けてください。まず公開されている過去問題の指示を読み、求められている説明、資料の読み取り、自分の意見を区別する練習から始めます。

練習では、最初に問いを短く書き直し、本文や資料から分かることを抜き出します。その後、自分が述べたい考えと、それを支える理由を並べましょう。活動実績の説明を得意としていても、出題文の問いと関係のない自己紹介を書けば、設問への答えにはなりません。数学は、答えを出す練習に加え、なぜその方法を選んだかを説明します。例えば関数の問題なら、式の意味、使った条件、途中で場合を分けた理由を確認します。公式を言えても適用する条件を説明できない場合は、その単元の教科書へ戻りましょう。

数学の口頭練習と、志望理由の面接練習は分けて記録します。前者は定義や計算、説明の正確さを点検し、後者は経験と学びのつながりを点検します。一度にすべてを「面接が苦手」とまとめるより、改善する対象が見つけやすくなります。

2027年度は9月出願で、二次試験は10月24日に衣笠で行います

出願期間は2026年9月1日から9月7日までで、簡易書留速達、最終日消印有効です。一次選考の合格発表は10月9日9時30分、二次選考の検定料納入期間は10月9日9時30分から10月16日23時までです。2026年10月18日時点では、出願と二次検定料の納入期間は終了しています。二次試験は10月24日、衣笠キャンパスで行います。集合は10時30分、小論文は10時45分から12時5分、個人面接・口頭試問は13時30分以降です。一人当たり20〜30分程度で、最後の受験者は17時頃に終了する予定です。

情報理工学部の学ぶキャンパスを知っていても、入試会場を同じと判断してはいけません。この方式の試験会場は衣笠です。出願済みの方は、本人に届いた受験案内で集合場所を確認し、待ち時間や昼食も含めて当日の予定を考えましょう。最終合格発表は11月16日9時30分、第1次入学手続は11月16日から11月30日、第2次入学手続は2027年3月9日から3月18日です。検定料は一次15,000円、二次20,000円です。不測の事態による二次選考延期日は10月31日とされており、大学から変更が出た場合は最新の案内を優先します。

出願済みの方

一次結果、二次検定料、受験票、衣笠の集合場所を確認します。

二次試験の準備

80分の小論文、活動・学習の面接、高校数学の口頭説明を分けます。

次年度以降の方

成績・履修と活動証明を早くそろえ、年度更新後に条件を確認します。

文化活動の報告と証明は、成果と本人の貢献を分けます

自分でできること

活動の年月、成果、自分の役割、資料の対応を一覧にします。団体の受賞だけでは本人の貢献は伝わりません。例えば記録に自分の担当が出ていない場合は、記憶で補わず学校や指導者へ確認します。

学校の先生に頼めること

活動の事実確認、学校が作成する証明、資料の所在を相談できます。確認できない事実は証明できず、学校長の証明だけで添付資料を省けるとも限りません。資料はそろっても報告の焦点が定まらなければ専門指導に相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

成果、役割、課題、今後の計画が一貫しているかを点検してもらいます。賞の説明が長く本人の行動が見えない場合が目安です。証明書の発行や実績の認定はできないため、内容の整理と正式な証明を分けて依頼します。

文化・芸術の志望理由は、三つの文章の役割を確かめます

自分でできること

活動目標、学部で学ぶ理由、成長の方向を分けて下書きします。活動を続けたい理由だけでは学部を選ぶ理由になりません。例えば800字の中心が受賞歴になる場合は、先生へ学びたい問いを説明します。

学校の先生に頼めること

経験の正確さや基礎的な文章のつながり、学業との両立計画を相談できます。学部の最新の教育内容を常に把握しているとは限らないため、公式資料も持参します。それでも学部選択の理由が弱ければ専門指導へ進みます。

プロに頼ったほうがよいこと

三つの文章と活動報告を横断して、重複や説明の不足を確認してもらいます。文章は整っても学ぶ目的を口頭で言えない場合が目安です。本人作成の規則を優先し、完成文の代筆ではなく本人が考え直せる質問や助言を求めます。

小論文と数学の口頭説明は、別々に弱点を見つけます

自分でできること

小論文は設問と根拠の対応、数学は途中式の理由を記録します。正解や字数だけでは理解の不足が見えません。例えば解法を言葉にできない問題は、答案と途中のメモを先生へ見せます。

学校の先生に頼めること

国語の先生には読解や論述、数学の先生には定義や式の意味を相談できます。ただし答案を直しても制限時間で使えるとは限りません。時間内の練習で同じ課題が続くときは、専門指導へ演習の組み方を相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

小論文の読解・構成・執筆のどこで止まるか、口頭ではどの理由が省かれるかを確認してもらいます。添削を読んでも次の答案に生かせない場合が目安です。未公表の配点や出題範囲を断定せず、本人の再演習まで確かめます。

スポーツ能力に優れた者の特別選抜は、競技力だけでなく情報理工学部で学ぶ準備を示す

募集は7名で、数学と理科の条件も必要です

スポーツ能力に優れた者の特別選抜入学試験では、情報理工学科の募集人数は7名です。出願時にコースを選択する必要はなく、1回生春学期中に選択します。英語で学ぶコースへの配属を希望する場合の英語資格等の条件は、別に確認してください。この方式も、立命館大学を第1志望とし、合格時に入学する意思を明確に持つ方を対象とします。高校卒業見込みなど所定の学歴資格が必要です。競技の実績が大きいから、卒業時期や成績の条件を省いてよいという取り扱いではありません。

情報理工学部は、全体3.2以上、数学3.5以上、理科3.2以上という学習成績の状況を求めます。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cなどの指定科目と単位、または数検準1級以上、そして物理・化学・生物のうち基礎と本体を合わせた1領域以上の履修・単位も必要です。評定の対象期間は、高校1年から高校3年1学期終了時までが基本です。2学期制や通信制で該当する成績を記載できない場合の例外もあるため、学校へ要項を示して確認します。「競技が忙しく数学を後回しにした」という状態を、出願直前の文章で補うことはできません。

例えば数学Ⅲを選択していない場合は、数学の教科成績だけが高くても、履修条件を別に確かめる必要があります。数検を利用する場合も、取得級と証明書、数学・理科の成績条件を並べて点検してください。正式な競技区分や出願要件は、2027年度スポーツ能力に優れた者の特別選抜入学試験要項に基づいて確認します。情報理工学部を希望する方は、スポーツ健康科学部の履修条件や口頭試問を読み違えないことが大切です。

対象種目と競技基準は、男子・女子の区分まで照合します

要項では、団体種目と個人種目に分けて対象競技や男子・女子の区分を示しています。競技基準には、国際大会への出場、全国高等学校総合体育大会・全国高等学校選手権大会・全国高等学校選抜大会への出場、国民スポーツ大会の都道府県選抜などがあります。さらに国別代表や代表候補、協会等の強化指定やタレント発掘事業等の指定、またはそれらと同等の競技能力を証明できることも示されています。一つの大会名だけを見て判断せず、自分の実績がどの基準に対応するかを明らかにします。

「その他」の区分は、指定種目と同じ条件を自由に広げたものではありません。要項では、オリンピック等の国際試合に通用する程度の競技能力を持つ方とされています。地域の大会での入賞だけを根拠に、同じ条件を満たすとは判断できません。対象種目には、競技ごとの注意事項があります。競泳と陸上競技のリレーは対象種目に含まれません。スキーはアルペンとクロスカントリーが対象で、武道関係では流派だけの独自の大会等は競技基準に含まれません。

アメリカンフットボールやトライアスロンは、高校で別の競技をしていた方の出願も受け付けます。準硬式野球では硬式野球の経験も対象になります。ただし、この例外がすべての競技にあるわけではありません。希望する競技の注記を一つずつ確認してください。原則として、大学入学後は大学の体育会公認団体等に所属し活動します。「その他」では個人で活動や指導者等の環境を確保できる方も対象です。どの団体で活動するか、授業と練習の移動がどうなるかを確認してから、進学後の目標を考えましょう。

競技の確認

正式な種目名、男子・女子の区分、競技ごとの例外を確認します。

実績の確認

大会、選抜、強化指定など、自分が該当する基準を特定します。

学業の確認

全体・数学・理科の成績と、指定科目の履修を確認します。

一次選考は競技の書類、二次選考は小論文・面接・高校数学です

一次選考では、競技成績証明書や運動能力測定証明書などを審査します。実績や戦績、個人の技能や身体能力を基本とし、表彰・選抜の実績や、役職等の貢献度も加えて、募集する競技種目ごとに総合的に評価するという説明です。部の結果が優れていても、本人の関与が伝わらない資料では、どの経験を評価してもらいたいのかが分かりにくくなります。例えば大会結果に加え、自分の出場や役割を確認できるものを整理し、学校の先生が証明する内容と本人の記入を一致させます。

二次選考は、小論文と個人面接・口頭試問です。個人面接は調査書や志望理由書をもとに行い、情報理工学部の口頭試問では、情報科学に必要な高校数学の基礎知識の理解度を確認します。競技に関する受け答えだけで準備を終えないでください。高校数学の確認は、競技成績の紹介とは違う準備です。例えば微分を用いる問題を解くなら、計算できることに加え、増減を調べる目的や結果の意味も説明します。競技のデータ分析へ無理に例えなくても、教科として正確に理解していることが土台になります。

ここで挙げる数学の練習例は、出題予想ではありません。要項が示す高校数学の基礎理解に備え、分かる部分と分からない部分を区別するための方法です。特定の単元しか出ないと決め付けず、履修した範囲を点検してください。

スポーツ方式の書類は、競技成績の証明と学習計画の具体性を整える

学校長が証明する場合と、学外クラブの場合で添付資料が変わります

主な提出書類は、入学志願票A-1、調査書、志望理由書、競技成績証明書、運動能力測定証明書、写真貼付用紙です。数検の取得で所定条件を満たす方は合格証明書のコピー、奨学金の申請者などは該当する書類を合わせて確認します。競技成績証明書は本人記入欄を自筆し、学校長の証明を受けます。この場合、競技成績を証明する資料の添付は不要とされています。ただし大学が事実確認できない場合には、追加資料を求めることがあります。元の記録を捨てず、確認できる状態で残しましょう。

学校外のクラブで活動するなど、学校長の証明を受けられない場合には、本人記入欄を自筆し、学校証明欄は空白で提出します。そのうえで、大会や試合名、開催年月、成績・順位、団体競技なら本人の出場記録を示す資料のコピーが必要です。この点は、学校長の証明があっても実績資料のコピーを求める文化・芸術方式との違いです。同じ大学の特別選抜だから書類の取り扱いも同じだと考えず、使う方式の用紙と要項を合わせて確認してください。

例えば学校外のチームに所属する場合、チーム全体の優勝を示す賞状だけでは、本人の出場を確認できないことがあります。メンバー表や公式記録などを組み合わせ、どの資料がどの事実を示すかを確かめます。単に紙の枚数を増やすことが目的ではありません。調査書は出願最終日からさかのぼって3か月以内に作成・厳封されたものが必要です。本人が作る文章を先に仕上げるだけでなく、高校への依頼と、所属クラブから取り寄せる記録を別々の予定に入れてください。

運動能力の証明は、記録の出し方を確認してから依頼します

運動能力測定証明書は、本人記入欄を自筆し、部活動の顧問や監督等の学校関係者による証明を受けたものを提出します。競技成績証明書とは、証明する内容も書式も違います。大会記録を提出しただけで、運動能力測定の書類まで済んだことにはなりません。漕艇で出願する場合には、エルゴメーターの記録を添付する指示があります。自分の競技に特別な資料があるかを、測定の前に確認しましょう。必要な測定や証明を出願直前に頼むと、予定が合わない可能性があります。

測定を依頼するときは、受験年度の所定用紙を先生へ渡し、何を記入してもらいたいかを説明します。以前の大会の記録と、指定の測定項目を混同しないことが大切です。数値の単位や記入欄も本人と確認者で確かめてください。写真貼付用紙には、入学志願票と同じ証明写真を貼り、写真の裏面に氏名と志望学部を書きます。写真を加工・補正しないという指示もあります。別々の日に撮った写真を混ぜないよう、必要枚数を先に確認すると準備しやすくなります。

競技成績証明書

学校長の証明の有無に応じて、添付資料の必要性を確認します。

運動能力測定証明書

所定の測定と学校関係者の証明を、早めに依頼します。

本人作成書類

志望理由、写真、指定の数検資料などを、書式別に点検します。

志望理由は「競技の目標」と「情報科学の学習」を二本立てで考えます

スポーツ方式の志望理由書は、課外活動の目標と取り組みを400字以内、学部の志望理由を学習計画・目標を含めて800字以内、立命館憲章・立命館スポーツ宣言・大学の学生育成目標を踏まえた成長について600字以内で説明する構成です。競技の目標欄では、大学で達成したいことと、現在の課題をどう改善するかをつなぎます。「全国で活躍したい」という目標を述べるだけでなく、技術、練習の振り返り、他者との協力など、自分が取り組む行動へ落とし込んで考えましょう。

学部の志望理由欄では、なぜ情報理工学部で学びたいのかを説明します。競技での経験を入口にする場合も、計測した数字を読むだけなのか、その計測の仕組みや処理方法も理解したいのかを分けると、学ぶ目的が明確になります。例えば練習映像に関心があるなら、映像を使うことと、映像から動きを取り出す仕組みを学ぶことは違います。どちらに関心があり、そのために何の知識を身に付けたいかを考えてください。大学で専門的に学ぶ内容を、高校時代にすべて完成させている必要はありません。

競技に直接結び付かない情報分野を学びたい場合も、経験を無理に一つにまとめる必要はありません。別の授業や制作で生まれた関心なら、そのきっかけを正確に書き、競技と学業の双方へ取り組む計画を示します。つじつまを合わせるために体験を作らないことが重要です。600字の欄では、勝敗以外に何を学びたいかを考えます。例えば互いの状況を理解して協力すること、記録を正確に扱うこと、異なる意見に耳を傾けることなど、実際の課題に沿って考えます。大学の理念を覚えるだけでなく、自分が成長したい場面へつなげましょう。

両立計画は、授業・課題・練習・移動の時間を分けると具体的です

情報理工学部では、1回生秋学期からコースに所属し、希望者が多いコースは1回生春学期の成績で配属が決まると説明されています。また、3回生進級時や4回生進級時にも所定の成績要件があります。競技を続ける計画とともに、入学直後から学習を積み上げる必要があります。「時間をうまく使います」という一文だけでは、両立の見通しが伝わりません。授業に出る時間、課題や復習の時間、競技練習、移動、休息を分けて考えてみましょう。実際の時間割が未確定なら、確定した予定として書かず、計画の立て方を説明します。

要項の競技一覧には、練習拠点が示されています。大阪いばらきキャンパスの授業だけを見て、練習もすべて同じ場所だと思わないでください。競技によって衣笠、びわこ・くさつ、原谷、柊野、琵琶湖、外部施設などがあり、移動の前提が変わります。例えば練習のない日に課題をまとめて行う計画だけでは、毎日復習した方が理解しやすい数学や、つまずいた箇所の修正が必要なプログラミングに対応しにくいことがあります。短い時間でも前日の不明点を確認する時間を置くなど、学習の性質も考慮します。

ただし、大学の授業を欠席しても競技実績で補える、という説明はできません。出願時に示した学習意欲を、入学後の行動へつなげることが大切です。公式の入学後の留意点を読んだうえで、学業の条件を守る計画を考えてください。

2027年度の出願は終了し、10月24日の二次選考へ進む段階です

スポーツ方式の出願は2026年9月1日から9月7日までで、簡易書留速達、最終日消印有効です。一次発表は10月9日9時30分、二次検定料の納入は10月9日9時30分から10月16日23時まででした。2026年10月18日から新たに出願できる期間ではありません。二次試験は10月24日の衣笠キャンパスで、10時30分集合です。小論文は10時45分から12時5分の80分、個人面接・口頭試問は13時30分からで、一人20〜30分程度です。面接の順により終了時刻が異なり、最後の受験者は17時頃までかかる予定です。

検定料は一次15,000円、二次20,000円です。最終発表は11月16日9時30分、第1次入学手続は11月16日から11月30日、第2次は2027年3月9日から3月18日です。二次選考の延期日は10月31日ですが、本人の都合で日程を選べるという意味ではありません。出願済みの方は、提出した志望理由書や競技成績の控えを使って練習します。新しい言葉を大量に加えるより、提出した内容の根拠と数学の基礎を確かめましょう。次年度以降の方は、成績の維持と証明資料の保存から早く始め、新年度の要項で更新します。

一次の中心

実績・技能・身体能力と、役割や貢献を資料から評価します。

二次の中心

80分の小論文、調査書や志望理由に基づく面接、高校数学の確認です。

入学後の見通し

コース配属や進級の条件を踏まえ、競技と学習の時間を考えます。

競技の証明は、記録整理と学校の証明を分担します

自分でできること

大会、成績、自分の役割、測定が必要な項目を整理します。自己申告だけでは証明になりません。例えば学外クラブの実績は、どの人が何を確認できるかを先に学校や指導者へ相談します。

学校の先生に頼めること

競技成績や運動能力測定の所定書類、履修と評定の確認を依頼します。確認できない活動を学校の証明で補うことはできません。添付資料の有無を要項で確認したうえで、書類同士の対応が複雑なら専門指導へ点検を頼みます。

プロに頼ったほうがよいこと

成績、役割、証明資料の一致と準備の抜けを点検してもらいます。文化・芸術の書類と同じ扱いにしていないか不安な場合も相談の目安です。資格や測定値を認定する権限はないため、正式な確認は学校・大学へ戻します。

スポーツの志望理由・小論文・面接は、学業とのつながりを確かめます

自分でできること

活動目標と学部で学ぶ理由を分け、小論文の答案や数学の説明を残します。競技への熱意だけで学習計画が伝わるとは限りません。例えば学部を選ぶ理由を話せない場合は、下書きを先生へ見せます。

学校の先生に頼めること

学習記録に合う計画か、文章の理由は通るか、数学の基礎を説明できるかを相談できます。普段の理解だけでは時間内の論述や面接への対応は分かりません。練習後も同じ説明の抜けが続けば専門指導へ進みます。

プロに頼ったほうがよいこと

書類の整合、小論文の論理、面接の追加質問への答えを分けて点検してもらいます。添削後も別の課題に応用できない場合が目安です。各対策の弱点を具体的に示し、代筆や回答の暗記ではなく本人の書き直しと再説明を行います。

外国人留学生入試は、英語学位AOと分けて日本語・数学・理科を確認する

前期15名・後期10名で、日本語で学ぶ六つのコースが対象です

外国人留学生入学試験の情報理工学科は、前期15名、後期10名の募集です。募集表には、日本語で学ぶシステムアーキテクト、セキュリティ・ネットワーク、社会システムデザイン、実世界情報、メディア情報、知能情報の六つのコースが示されています。出願時にコースを選ぶ必要はなく、1回生春学期中に選択する案内です。英語学位プログラムを対象にしたISSE方式とは、出願する制度も使用する資料も違います。留学生であることだけを理由に、英語で学ぶ方式と同じ条件だと考えないでください。

この外国人留学生入試では、情報理工学部は英語外部資格試験の証明を出願要件としていません。一方、日本留学試験の日本語・数学・理科は必要です。「英語資格が不要」という一点だけで選ぶのではなく、日本語で専門分野を学ぶ準備があるかを考えます。正式な資格・日程・資料の扱いは、2027年度外国人留学生入学試験要項の情報理工学部の欄を確認してください。前期と後期で共通する条件と、受験回や日本語の基準の違いを分けて読みます。

活動や競技の証明をそろえた後は、小論文・数学の口頭説明・面接のうち、どこに練習を増やすか決めましょう。

受験相談では、要項の確認状況、書類の控え、練習した答案を並べ、試験までの準備を具体的な予定にできます。

  • 提出書類と練習の締切
  • 途中で確認し直す判断基準
  • 今週から出願までの行動計画

外国籍と学歴、日本の学校での在学期間を確認します

出願資格として外国籍を持つことが必要です。それに加え、2027年3月31日までに要項で定める学歴等の条件を満たし、日本の学校教育法に基づく小学校・中学校・高校等での在学期間が通算3年以内であることを確認します。大学が認める大学入学資格は、外国の12年課程修了だけではありません。指定の11年以上の課程、所定の国際的な大学入学資格、日本の高校卒業など、複数の区分があります。自分の卒業証明書や在学歴を、実際に該当する項目へ照らしてください。

文部科学大臣が認定した在外教育施設の在学期間は、日本の学校教育法に基づく学校の在学期間と同様に扱うと説明されています。学校が外国にあるという理由だけで、すべて外国の学校として数えてよいわけではありません。例えば途中で転校している場合は、学校名、在学期間、教育課程、卒業・修了の見込みを時系列で整理します。最後に卒業する学校だけを確認しても、それ以前の在学期間や必要資料を見落とすことがあります。複数校の記録を早めにそろえることが大切です。

個別の入学資格審査が必要な場合や、資格を満たすか不明な場合は、出願期間開始日の1か月前までの問い合わせが指定されています。後期の出願開始は11月9日なので、2026年10月18日時点ではその事前確認の期日は過ぎています。自分だけで資格を読み替えず、大学に現在の取り扱いを確認してください。

日本留学試験は数学コース2と、物理・化学・生物から2科目が必要です

情報理工学部の受験必須科目は、日本語の記述問題を含む日本語、数学コース2、理科の物理・化学・生物から2科目です。数学コース1や総合科目だけでは、情報理工学部の必要科目を満たしません。日本語以外の科目は英語による解答も認められています。ただし、日本語を受験しなくてよいという意味ではありません。数学や理科をどの言語で解いたかと、日本語の成績が必要であることを区別してください。

前期に使えるのは、2025年度第2回または2026年度第1回の日本留学試験です。後期に使えるのは、2026年度第1回または2026年度第2回です。出願する日程に対応する受験回を選び、その回で必要な科目を受けているかを確認します。異なる回の成績を科目ごとに組み合わせることはできません。例えば日本語は6月、数学は11月という組み合わせを、自分に有利だからと選ぶことは避けてください。要項に従って使用する回を決め、出願後に別の回へ変更できると考えないようにします。

文化・芸術やスポーツ方式では、高校で理科1領域以上の履修を確認します。一方、この留学生入試では日本留学試験の理科2科目が必要です。同じ情報理工学部という理由で、別方式の「1領域」という条件を流用しないことが重要です。

日本語

記述を含む日本語を受験し、前期の基準と後期の目安を区別します。

数学

情報理工学部はコース2が必要です。コース1と取り違えないようにします。

理科

物理・化学・生物から2科目を、指定の受験回でそろえます。

前期の250点・30点は必須、後期は同じ数字が目安です

情報理工学部の日本語は、読解・聴解・聴読解の400点満点中250点以上、記述50点満点中30点以上が示されています。前期ではこの両方が出願基準です。合計点だけで届いているかを見るのではなく、日本語と記述を別々に確認します。後期では、同じ250点・30点は出願の目安です。目安に届かなくても、ほかの条件を満たせば出願要件を満たす取り扱いです。ただし、これは必要科目を受けなくてもよいという意味でも、合格しやすいという意味でもありません。

前期では日本語の基準を満たしていない場合に出願を受理しないと説明されています。後期の説明だけを読んで前期へ当てはめたり、前期の必須条件をそのまま後期へ当てはめたりしないでください。同じ表でも、時期ごとの意味が違います。例えば日本語の文章は読めても、記述で理由を整理できず点が伸びない場合は、語彙を覚える練習だけでなく、意見と理由を分ける練習が必要です。逆に記述の形は整っていても、聞き取りが弱ければ、講義の要点を取り出す練習を追加します。

要項には過年度の合格者の最低点も掲載されていますが、それは過去の結果です。今回の出願基準や合格保証に置き換えることはできません。基準を超えたら学習を終えるのではなく、数学・理科と日本語を継続して準備してください。

留学生入試の書類と面接は、日本語で学ぶ意思を具体的に伝える

高校の成績と卒業証明は、全学年・全在籍校を確認します

主な提出書類は、高校の卒業・修了証明書または見込証明書、高校の全学年の成績証明書、志望理由書、パスポートのコピー、顔写真、日本留学試験の成績や受験を示す資料などです。情報理工学部では、要項の英語資格提出対象学部の条件をそのまま加える必要はありません。書類はオンライン出願システムTAOを通じて提出します。合格後に原本提出が必要な書類もあるため、画像を提出したら元の書類を処分してよいと考えないでください。出願時の資料と、合格後の原本を対応させて保管します。

日本の高校の調査書を所定の証明として提出する場合には、厳封されたものを開封せず、出願期間内に簡易書留速達で郵送する取り扱いがあります。すべての書類が画面へのアップロードだけで済むと決め付けず、自分の学歴に合う提出方法を確認しましょう。中国の高校を卒業した場合などには、追加の証明や所定の認証方法があります。書類の作成言語は日本語・英語・中国語が認められ、それ以外の場合は、指定の方法で翻訳し、原本とともに提出します。翻訳の証明について、日本語学校は対象外とされている点にも注意が必要です。

例えば転校前の学校の成績が最後の学校の証明に含まれていない場合、最後の一枚だけでは高校全学年の記録を示せません。原本をどの学校から取り寄せるかを一覧にし、発行日数や送付方法を早めに確かめてください。パスポートを複数持っている場合は、要項に従い該当するものを提出します。氏名の表記が学校の証明書と異なる場合も、本人だけで略して統一するのではなく、正式な資料の扱いを確認しましょう。氏名、年月日、学校名は提出前に一つずつ照合します。

日本語800字以内の志望理由は、関心から学習計画までつなげます

志望理由は、日本語で800字以内をオンライン出願システムへ入力します。長い自己紹介を先に書き込むより、情報科学のどのような問題に関心があるか、なぜそれを学びたいか、入学後に何を身に付けたいかを整理してから下書きしましょう。例えばアプリを使って困った経験があるなら、単に「便利なものを作りたい」で終わらせず、誰がどのような場面で困ったか、何が分かれば改善につながるかを考えます。実際に制作したことがない場合は、制作経験があるように書く必要はありません。

大学で学ぶ内容とのつながりは、授業名を多く並べることでは示せません。数学的な考え方、仕組みを実装する力、情報を安全に扱う視点など、何を学ぶ必要があるかを自分の疑問に対応させます。分野の名前だけでなく、その中身を説明できるようにしましょう。志望理由は面接の資料として使われます。文章を読み上げなくても、中心となる問いやきっかけを日本語で説明できるかを確認してください。長い文の暗記より、短い説明の後に具体例を加える練習の方が、問いに応じて答えやすくなります。

提出書類の作成には本人作成の規則があり、生成AI等を用いることは認められていません。翻訳や表現の確認を誰かに依頼する場合も、受験年度の規則を先に確認します。本人が理解していない専門用語や経験を追加して、文章だけを立派にしないことが大切です。

学校が発行する資料

全学年の成績、卒業・修了、転校前の記録まで確認します。

本人が整える内容

800字以内の志望理由と、面接で説明できる経験を一致させます。

提出方法の確認

オンライン提出、厳封書類の郵送、合格後の原本提出を分けます。

一次は日本留学試験、二次は成績と日本語の個人面接です

情報理工学部の一次選考は、日本留学試験の成績を用います。二次選考では、日本留学試験の成績と個人面接を総合的に評価します。個人面接は日本語で行われ、出願書類は面接の際の資料として使用されます。この入試で理系の素養を確認する口頭試問が明記されているのは、理工学部です。情報理工学部へその記載をそのまま移して、「数学の口頭試問が必ずある」と説明することはできません。文化・芸術やスポーツ方式の情報理工学部の口頭試問とも区別します。

それでも、学習したことや情報科学への関心を聞かれた際に、自分の理解を正確に説明する練習は役立ちます。例えば学校で扱ったデータを紹介するなら、何を調べ、どのように整理し、どこまで分かったかを、日本語で短く伝えてみましょう。面接では、聞き取れなかった質問に想像で答え続けるより、必要に応じて確認してから答える方が、自分の理解を伝えやすくなります。練習では、質問を聞く、答えの中心を決める、理由や例を添えるという順に分けて振り返ってください。

語学の正確さだけに気を取られ、何を言いたいかが見えなくなることもあります。まず一つの問いに一つの答えを返し、その後に説明を加えます。難しい単語を使うことより、事実と意見を分け、本人の考えが相手に伝わることを目指しましょう。

情報理工学部は、日本国内からもオンライン面接です

情報理工学部の面接は、日本国内に住む方も、日本国外に住む方も、自宅等でのオンライン面接です。他学部に対面面接があるからといって、国内在住者はキャンパスへ行くと判断しないでください。面接日時や方法を本人が指定することもできません。受験には静かな個室を用意し、接続開始から終了まで、本人以外が入室しないようにします。カフェなど公共の場所での受験は認められていません。部屋の予約が必要な場合は、本人向け案内を確認したうえで早く準備しましょう。

カメラ、マイク、スピーカー、通信環境、電源を事前に点検します。カメラには顔と手元の両方が映るように設定します。映像が映れば準備完了ではなく、声が相手へ届くか、周囲の音で聞き取りにくくならないかも確認する必要があります。大学から連絡するため、登録した電話番号の電話を用意します。登録番号がスマートフォンの場合は、面接そのものには別の機器を使うことが推奨されています。通話の連絡を受けたために面接の接続が切れる、といった問題を避けるための準備です。

本人側の通信機器等の不具合により面接を実施できなかった場合でも、再試験は行わないとされています。不具合を完全に防ぐことはできませんが、前もって同じ部屋と機器で接続を確かめ、電源や連絡先を確認することはできます。面接の詳細は一次合格発表後にメールで案内されます。面接日の5日前までにメールが届かなければ、入学センターへの問い合わせが必要です。メールを待つだけでなく、迷惑メールの設定や登録アドレスも確認し、必要な案内を読み逃さないようにしてください。

面接する場所

国内・国外とも、静かな個室でオンライン受験する準備をします。

機器と連絡

顔と手元、音声、通信、電源、登録電話番号を確認します。

話す内容

提出した志望理由を基に、関心・経験・学習計画を日本語で説明します。

2027年度後期は11月9日から16日まで出願します

前期の出願は2026年8月18日10時から8月28日23時まで、一次発表は9月25日9時30分、情報理工学部の面接は10月4日でした。最終発表は10月19日9時30分です。2026年10月18日時点では、前期は出願や面接を終え、最終発表を待つ段階です。後期の出願期間は、2026年11月9日10時から11月16日23時までです。一次合格発表は12月25日9時30分、情報理工学部の面接は2027年1月10日、最終合格発表は1月20日9時30分です。文学部などの1月9日と取り違えないようにしてください。

検定料は一次15,000円、二次20,000円です。二次検定料の納入期間は、前期が9月25日9時30分から9月30日23時、後期が12月25日9時30分から2027年1月6日23時までです。一次合格を確認した後にも、必要な手続が残っていることを忘れないようにします。前期と後期の両方へ出願することも可能ですが、各回で出願手続が必要です。前期の提出内容が自動で後期へ引き継がれると考えず、必要資料と使用する日本留学試験の回を改めて確認しましょう。

オンライン出願では、アカウントの作成、必要情報と書類の登録、検定料の支払い、出願完了の操作を進めます。入力途中で保存しただけでは、完了したことにはなりません。画面で状態を確認し、提出した内容の控えを保管してください。

入学手続は、通常の期限と在留資格の代理申請の期限を分けます

通常の第1次入学手続は、前期が2026年10月19日から11月2日、後期が2027年1月20日から2月3日です。第2次入学手続は、前期・後期共通で2027年3月9日から3月18日です。納入と書類提出の両方を確認してください。在留資格を新たに取得する必要がある方などは、入学手続と別に在留資格に関する手続が必要です。合格したら何もしなくても入国や在留に必要な手続が終わる、という扱いではありません。合格後の案内を読み、自分に必要な手続を確認します。

日本国外に住み、在留カードを持たず、大学による在留資格認定証明書の代理申請を希望する場合には、早い期限があります。前期は第2次入学手続時納付金を2026年12月21日までに納入し、所定書類を12月24日までに提出する日程です。同じ代理申請を希望する後期の方は、2027年1月20日から2月3日の期間に、第1次・第2次の納付金を一括で納入し、必要書類を提出する案内です。通常の3月の第2次手続まで待ってよいと判断しないようにしてください。

例えば保護者が納入し、本人が書類を送る場合には、どちらか一方が済んだだけで「手続が終わった」と共有しないようにします。納入、原本提出、在留資格の資料、大学からの連絡を項目別に管理すると、残っている作業を見つけやすくなります。

後期の出願

11月9日10時〜16日23時。科目・受験回・学校の証明を先に点検します。

後期の選考

12月25日一次発表、1月10日オンライン面接、1月20日最終発表です。

合格後

通常の手続期限と、在留資格代理申請に伴う早期期限を区別します。

留学生の書類と志望理由は、学歴の証明と本人の文章を分けます

自分でできること

在籍校、在学期間、試験回、必要書類を一覧にし、志望理由を本人が下書きします。自分の学歴を独自に日本の制度へ換算しないことが大切です。例えば転校前の成績が欠ける場合は、まず学校へ発行を依頼します。

学校の先生に頼めること

卒業や全学年の成績の証明、日常の日本語表現を相談できます。ただし大学の資格審査や翻訳証明の可否は学校だけで決められません。要項の確認後も、経験と学習計画のつながりが弱ければ専門指導へ相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

提出資料の対応と、志望理由が学部の学びに結び付くかを点検してもらいます。800字を整えても口頭で理由を説明できない場合が目安です。本人作成・生成AI禁止の規則を守り、代筆せず本人が考え直すための助言を求めます。

日本語面接は、内容と接続環境を別々に確かめます

自分でできること

提出した内容を短く説明し、同じ部屋と機器で映像や音声を試します。自分で聞き取れる声が相手にも届くとは限りません。例えば説明が長くなる箇所は録音を残し、先生へ質問の仕方を変えてもらいます。

学校の先生に頼めること

質問の理解、答えの順序、経験との一致を確認してもらえます。慣れた先生には説明を省いても伝わるため、初めて聞く相手にも試します。日本語は通じても理由への追加質問で止まる場合は専門指導へ相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

志望理由や学習経験への追加質問で、内容の抜けと日本語の伝わり方を分けて確認してもらいます。丸暗記では答えられない場合が目安です。当日の質問や通信の安定を保証することはできないため、本人も受験案内に沿って環境を確認します。

公式の選考内容から、条件・根拠・説明・応答の順に準備を点検します

合格可能性の数字ではなく、次の作業が見える表をつくります

五つの方式を比べるとき、活動の派手さだけで向き不向きを決めると、必要な準備が見えにくくなります。この記事では、公式の出願資格や選考内容をもとに、条件、根拠、説明、応答の四つに分けて点検します。大学が公表した採点表や、合格率を予測する判定ではありません。最初の「条件」では、出願資格や対象の学科・コース、必要な学習、資格、成績、活動がそろうかを確認します。次の「根拠」では、その事実を示す証明や、文章で使う資料がそろうかを見ます。条件を満たしているつもりでも、証明がなければ提出の準備は完成しません。

「説明」では、本人の経験や関心と、大学で学びたい内容がつながるかを確認します。最後の「応答」では、質問を受けたときに理由や条件を説明し直せるかを試します。例えば文章は整っていても、図の矢印の意味を答えられない場合は、表現より内容の理解を見直す必要があります。

条件と根拠

出願資格を原文で確かめ、証明や参照資料を対応させます。

説明と応答

本人の経験と学びをつなぎ、質問に合わせて理由を説明します。

UNITEとISSEでは、同じ関心でも示す方法が変わります

UNITE方式では、実体験から現状の分析、将来の予想、研究・開発の構想へ進む課題論文が求められます。図で全体像を示し、当日は別のテーマに対して資料を作成して発表します。提出用の研究構想だけでなく、その場で情報を整理する練習が必要です。ISSE方式では、志望理由、学習経験、学びたい技術や用途を英語の三つの文章で示し、英語面接へ備えます。同じ技術への関心が材料になる場合でも、UNITEの問いをそのまま英訳して提出すればよいわけではありません。それぞれの設問に答える形へ、本人が考えを整理し直します。

例えば画像に関する技術へ関心があるなら、UNITEでは実際の出来事と資料分析、構想の図まで確認します。ISSEでは、その技術を英語で学ぶ理由や、学習経験が大学への意欲へどうつながったかを説明します。方式による問いの違いを知ることが、無駄な書き直しを減らす助けになります。文化・芸術やスポーツでは活動の資格と証明、学業条件を先に確認し、小論文や面接、高校数学の基礎への準備を進めます。外国人留学生入試では学歴や日本留学試験の科目と受験回、書類、日本語での面接を点検します。方式ごとの入口を共通のチェックだけで済ませないようにします。

高校1年のうちに、数学・英語・情報への疑問を日々の記録に残しましょう

早い準備で、履修と資格の選択肢を確かめます

早く始める利点は、履修の確認、英語資格の受験、活動記録の整理、考えを試して直すための時間を確保しやすいことです。合格率の差を根拠なく数字で示すことはできませんが、出願直前には変更しにくい条件があるため、早い確認には具体的な意味があります。高校1年生は、まず学校での科目選択の予定を確認しましょう。文化・芸術やスポーツの特別選抜では、数学や理科の履修条件があります。自分の所属するコースで、どの科目をいつ学ぶかを、大学の条件と照らして学校の先生へ確認します。

英語資格も、受験料や会場、結果の発行時期まで調べておきます。最初から多くの試験を受ける必要があるとは限りません。志望方式で使える試験を確かめ、学習方法や学校生活との両立を考えながら予定を立てましょう。試験名だけでなく受験形式の確認も重要です。情報への関心は、授業や普段の生活から記録できます。使った機能、便利だった点、不思議に思った仕組み、調べた資料を短く書いてみてください。後から思い出そうとすると、いつ何を経験したかが曖昧になりやすいため、その時点の記録が役立ちます。

教科書の問題は、解答と理由をセットにします

数学の勉強では、正解できた問題でも、どの条件を使ったかを確認します。式変形ができても、なぜその式を選んだかが分からない場合は、問題文や定義へ戻りましょう。情報理工学部の準備として、数量や図を使って考える基礎を積み重ねることが大切です。例えば数列なら、最初の数項を計算するだけでなく、前の値から次の値をどう求めるかを言葉にします。図形なら、座標や長さが何を表しているかを図へ書き込みます。答えを出す手順と、その意味を説明する練習を組み合わせてください。

英語では、単語の意味だけでなく、文章の中で理由や例がどのようにつながるかを読みます。主張と根拠を区別する読み方は、英語エッセイの構成にもつながります。情報分野の記事を読む場合も、難しい語句が多すぎるときは基礎的な説明へ戻って理解を確かめましょう。

高校1年生の確認

履修予定、英語資格の種類、学校の成績の評価方法を調べます。

日々の学習

問題の答えだけでなく、条件や理由を言葉で説明します。

安全に試せる範囲で、小さな制作や観察を進めます

情報技術を学ぶときは、完成品を大きく見せることより、自分で確かめられる小さな問いから始めます。例えば公開された教材を使い、入力する値を変えると結果がどう変わるかを記録できます。教材を使った事実と、自分で変更した部分を分けて残しましょう。他者の機器やアカウントへ無断でアクセスしたり、実在する個人情報を勝手に集めたりすることは、受験準備として行ってはいけません。安全性を調べたい場合も、許可された学習環境や公開教材の範囲で行います。技術への関心と、他者の権利を守ることを両立させてください。

制作の記録には、目的、使った教材や資料、変更点、結果、次に調べたいことを書けます。うまく動いた画面だけを保存するより、動かなかったときの原因を調べた記録も残すと、学習過程を振り返りやすくなります。成功したように記録を作り替える必要はありません。

高校2年のうちに、方式を絞りながら調べる力と説明する力を伸ばしましょう

資料は、結論だけでなく対象と方法を確認します

高校2年生では、興味のある技術を一つ選び、複数の資料を比べる練習ができます。同じ技術について違う説明がある場合、どちらが正しいかを急いで決めず、対象、時期、測定方法、目的が違わないかを確認しましょう。例えば「精度が高い」という説明を読んだら、何を正解として数えたか、どのデータを使ったか、どの条件で測ったかを調べます。別の条件の数字をそのまま比較すると、意味を取り違える場合があります。数値を引用する前に、その数字が示す範囲を確かめる習慣をつけてください。

資料を読んだ後は、分かったことを短くまとめ、まだ分からないことを別に書きます。理解できなかった部分を無理に埋めず、教科書や基礎解説、先生への質問へ戻ります。資料をたくさん集めることと、内容を理解することは別です。出典の記録も同時に進めます。資料名、発行者、発行時期、掲載場所、確認した日を残しておくと、後で文章を書く際に追跡しやすくなります。画像だけを保存して出典が分からなくなることを避け、原文へ戻れる状態にしておきましょう。

人に説明した後、伝わらなかった箇所を直します

調べた内容を短く説明すると、自分の理解が曖昧な部分を見つけやすくなります。聞き手に予備知識がない場合でも、何をする技術か、なぜ関心を持ったか、どこが課題かが伝わるように説明してみましょう。練習相手には、分かった内容を言い返してもらうと確認しやすくなります。自分の意図と違って伝わった場合は、相手の理解力の問題だと決めつけず、言葉の説明や順番を見直してください。専門用語を減らすだけでなく、必要な前提を補うことも考えます。

図を使う場合は、図だけを見て処理の流れが追えるかを確認します。口頭で長く補足しないと分からない箇所があれば、矢印や見出しを直す余地があります。文章と図と口頭の三つを行き来することで、内容を別の形でも説明できるようになります。

調べる練習

数字や結論の前に、対象、条件、方法を確認します。

説明する練習

聞き手の理解を確かめ、伝わらない理由を直します。

プログラムや大会の期限を、出願より前の予定に入れます

UNITEを検討する場合は、指定学習の申込と修了が、AO出願より前に必要です。文化・芸術やスポーツでは、対象となる実績や証明の準備が出願前から関わります。入試の受付日だけを見るのではなく、その前に満たす条件を逆算して並べてください。次年度の要項が未公表の場合、現在の要項を確定条件として使うことはできません。それでも、何を確認する必要があるかを学ぶ資料として活用できます。学年末には成績、履修、英語、活動記録、資料の読解、口頭説明を点検し、準備の不足を具体的な作業へ分けましょう。

高校3年のうちに、変更しにくい条件を先に確認してから書類を整えましょう

春の点検では、体験を増やす前に現在の資格を確認します

高校3年生から本格的に準備する場合、履修の変更、資格試験の受験や証明発行、指定学習、学校が作成する書類などに制約が出ます。短期間で必ず補えると考えず、すでにある事実と、これから準備できるものを分けることが先です。学校には、調査書の成績や履修、書類の発行期間、証明の依頼手順を確認します。要項の該当ページを示すと、どの条件を確認したいかが伝わりやすくなります。自分で計算した平均値や科目の読み替えだけで、出願可能と決めないようにしましょう。

例えばUNITEの修了前提を見落としていた場合、文章の完成度を高めるだけでは条件の不足を補えません。英語資格の証明がない場合も、結果の発行日を確認する必要があります。条件を確認する順番を誤ると、使えない書類の清書に時間を費やしてしまいます。

夏の準備は、文章と面接を行き来して進めます

書類を完成させてから口頭説明を始めるより、下書きの段階から説明を試すと、理解の不足を早く見つけられます。例えば「この技術は社会を変える」と書いたら、何がどう変わると考えたかを答えてみます。答えが曖昧なら、表現を飾る前に根拠を確認してください。文章の点検では、事実、資料から分かったこと、本人の考え、将来の希望を区別します。これらが一つの文に混ざると、どこまで確認済みなのかが分かりにくくなります。色分けや欄分けは下書き段階の整理に使い、提出は大学の指定形式に合わせましょう。

ISSEでは、英語の語数を減らすために必要な理由まで削っていないかを確認します。UNITEでは、①~④の合計字数と、⑤の図が文章に対応するかを確認します。同じ「書類の見直し」でも、方式で点検する箇所が異なります。

高校3年生の優先順位

出願条件、証明の準備、設問への回答、提出方法の順に点検します。

内容の見直し

声に出して説明し、根拠や理解が不足する部分へ戻ります。

出願直前は、内容の最終確認と送付の確認を分けます

提出直前は、文章を読む担当と手続を確認する担当を分けると、見落としを減らせます。本人は最終版の内容と設問への対応を確認し、家族や学校には、年度、氏名、必要書類、期限など確認できる項目を協力してもらえます。オンラインの保存と出願完了を混同しないようにしてください。検定料の納入、必要書類の提出、完了操作がそれぞれ済んでいるかを確認します。郵送がある場合は、受付期間と消印有効の扱い、指定の送付方法に従って準備します。

ファイルは開けるか、中身が最新か、別の書類を選択していないかまで確認します。手書き図や証明書の画像は、文字の欠けや影、上下の向きも点検してください。送信後に修正できるとは限らないため、提出前の確認を予定に組み込みましょう。

独学・学校・専門的な助言を、本人が考えるために使い分けます

自分でできる整理と、学校に依頼する確認を分けます

公式要項を読む、必要書類を一覧にする、学習や活動の記録を残す、志望理由の下書きを作るといった作業は、自分で始められます。最初から整った文章にする必要はありません。何が確認でき、何がまだ不明かを分けておくことが重要です。学校では、成績や履修、調査書、活動の証明、基礎教科の学習、面接の基本的なマナーなどを相談できます。学校が作成する書類には日数がかかる場合があるため、大学の締切直前ではなく、校内の依頼期限を確認して早めに伝えましょう。

例えば課題論文の資料選びに迷うなら、自分が調べたい問いと、候補の資料を持参すると相談しやすくなります。「全部直してください」ではなく、「この資料でこの主張を支えられるか」と具体的に聞くと、内容を深める助言を受けやすくなります。

専門的な助言では、修正理由が本人に分かることを重視します

学部が求める力に沿った文章構成や、模擬面接での具体的な改善、複数の方式の準備の優先順位などは、専門的な助言が役立つ領域です。ただし、有料指導を受けなければ合格できないと断定することはできません。本人がどの部分で助言を必要としているかを見極めましょう。添削では、言い回しをきれいに直すだけでなく、どこに根拠が不足するか、なぜ説明の順番を変えるかを確認します。本人が理解しない完成文を受け取ると、面接で説明できない文章になりかねません。大学が定める本人作成のルールを守ることが前提です。

模擬面接の振り返りも、「熱意が足りない」という感想だけで終わらせず、質問への答え、理由、具体例、条件の説明を分けて確認します。次の練習で何を変えるかが分かる助言を重視してください。合格を保証する言葉より、準備の不足を正確に見つけられることが重要です。

学校への相談

成績、履修、証明、基礎教科など、学校が確認できる内容を整理します。

専門的な助言

構成や受け答えの不足を具体的に確認し、本人が理由を理解して直します。

活動や家庭の事情を、不要に公開しない形で資料を整理します

活動記録や制作資料には、他の人の氏名や写真、連絡先、個人の事情が含まれる場合があります。受験で何を証明する必要があるかを考え、不要な情報を広く共有しないようにしてください。大学へ提出する証明の扱いは、要項や学校の指示に従います。技術の説明に実際の利用データを使う場合も、本人が使ってよい資料かを確認します。公開されているから何にでも転用できるとは限りません。出典や利用条件を確認し、必要に応じて個人を特定しない説明方法を選びましょう。

これは書類の見栄えだけの問題ではありません。情報理工学部が重視する倫理観や、他者と学ぶ姿勢にも関わります。便利さや成果を優先するあまり、本人以外の権利や安全を軽く扱わないことを、日々の学習から意識してください。

落とし穴:添削された完成文を理解せず提出しないでください

例えば文章は整っていても、参照した資料の内容や図の矢印を説明できなければ、本人の理解を確かめ直す必要があります。助言を受けた後は、どこをなぜ直すかを本人が説明し、下書きや図を自分で修正しましょう。

立命館大学情報理工学部へ向け、方式と資料を確認して次の準備を決めます

今日の作業は、出願済みか次年度準備かで変わります

2027年度UNITE方式の出願期間にいる人は、修了通知、英語の証明、課題論文、手書き図、調査書等を確認します。出願後は、提出した版の説明と、当日テーマに対する資料作成や発表の練習へ進みます。資格の確認と二次の準備を混ぜず、作業を分けてください。ISSE方式へ出願済みの人は、受験票や本人向けの案内を確認し、英語で自分の経験や学びたい技術を説明する準備を優先します。文化・芸術やスポーツは、出願書類の控え、小論文、面接、高校数学の基礎を点検します。留学生入試は、受験回や科目、書類、オンライン面接の環境を確認します。

次年度以降の受験予定者は、学びたいコース、履修や成績、英語資格、活動記録を早く整理しましょう。UNITEのように入試出願前のプログラムが必要な方式では、申込期間を早く把握することが重要です。前年の条件を固定せず、新年度の要項で必ず見直します。

相談には、条件と現在の資料を持ち寄ります

方式を決めきれない場合は、受験年度、学びたい内容、成績や履修、英語資格、活動記録、書類の下書きを整理すると、どこから確認すべきかが見えます。マナビライトの受験相談でも、完成した文章だけでなく、まだ迷っている点と根拠資料をもとに準備の順番を考えられます。例えばUNITEの図がまとまらないなら、④で述べる構想と、入力、処理、出力の対応を確かめます。ISSEの文章が長くなるなら、三つの設問に同じ説明を重ねていないかを確認します。抽象的に「対策が足りない」と考えるより、具体的な資料から不足を探すことが大切です。

出願資格の最終的な判断は大学へ、成績や学校作成書類は高校へ確認します。そのうえで、本人の経験をどのように学びへつなげるか、書類と試験のどこを優先して練習するかを整理しましょう。条件の確認を終え、次に取り組む作業が分かる状態を目指します。

募集要項の確認と、本人の経験を伝える準備を結び付けましょう。受験相談では、志望方式と現在の状況をもとに、出願までに取り組むことを整理できます。

  • 志望方式について、大学や高校へ追加で確認する条件
  • 経験や関心を、志望理由や学習計画へつなげる方向性
  • 書類や発表、面接の準備で優先して見直すこと

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