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専修大学ネットワーク情報学部の推薦入試・総合型選抜|2027年度の3分動画と公募制3設問対策

「専修大学のネットワーク情報学部を推薦で目指したいけれど、プログラミングの実績がないと難しいのか」「総合型選抜と公募制推薦のどちらから調べればよいのか」。入試名だけで考えると、必要な準備が見えにくくなります。まずは、出願できる条件と、選考で説明する内容を分けて確認しましょう。資格を持っていることと、その資格を得るまでの学びを説明できることも、別の準備です。

この記事では、2027年度の公式要項に基づき、総合型選抜の3つの型と、公募制推薦入学試験を整理します。動画、説明書類、志望理由書、記述式総合問題、面接をそれぞれ取り上げ、何を集め、どう練習し、どこを点検するかまで解説します。例えば、総合型の動画は編集の上手さを競うものではありません。公募制では、数学の条件を満たす経路が複数あります。

2026年10月18日時点で、総合型選抜の出願期間は終了しています。第1次選考を通過した方は第2次選考の準備に、これから公募制を検討する方は条件や提出物の確認に、次年度以降を目指す方は早期の学習計画に役立ててください。年度や方式を混ぜずに読むことで、自分が今日確認することと、時間をかけて育てる力を分けられます。

専修大学神田キャンパス(撮影:Kakidai/Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0、掲載用縮小画像)

専修大学 ネットワーク情報学部の推薦、何から始める?

専修大学ネットワーク情報学部の推薦は、2方式の違いから確認します

総合型は学びの過程、公募制は学習の土台から整理します

総合型は学びの過程、公募制は学習の土台から整理しますに向けて準備する高校生

ネットワーク情報学部の公式案内は、情報技術を使って社会やビジネスに役立つ価値をつくる学生を求めています。そのうえで、総合型選抜では主体性や探究心など、公募制推薦では継続的な学習習慣を入学後に発展させる姿勢を確認すると説明しています。どちらも、入学後にどう学ぶかが大切です。

総合型選抜では、自己推薦動画と自己推薦内容説明書類を使って、自分の経験や学習を伝えます。公募制推薦では、全体の学習成績、英語資格、数学の条件を確認したうえで、所定の志望理由書などを準備します。同じ文章をそのまま両方へ使うのではなく、提出物の役割に合わせて整理してください。

例えば、授業でデータを調べた経験がある場合、総合型では調査の工夫や結果を動画と資料で詳しく示せます。公募制では、その経験を短い志望理由のどの設問に使うかを考えます。材料が同じでも、必要な説明の長さや証拠の出し方が違います。

総合型選抜

自己推薦動画と説明書類による第1次選考の後、記述式総合問題と面接へ進みます。

公募制推薦入学試験

成績・英語・数学の条件を確認し、書類による第1次選考の後、個別面接へ進みます。

2027年度の募集人員は、それぞれ10名です

2027年度の募集人員は、それぞれ10名ですに向けて準備する高校生

2027年度の両方式は、ネットワーク情報学部ネットワーク情報学科で、それぞれ10名を募集します。募集人員が同じでも、出願条件や試験内容は同じではありません。少人数だから特定の資格が必須だろう、と要項にない条件を付け加えないようにしましょう。

本記事では、総合型選抜<ネットワーク情報学部>と公募制推薦入学試験<ネットワーク情報学部>を扱います。「AO入試」という言葉で探していた方も、実際の出願では当該年度の正式な名称で書類と案内を探してください。高校の指定校推薦に関する条件を、ここで扱う公募制へ転用することもできません。

方式を選ぶ前に、受験年度、卒業予定、全体の成績、数学の履修と成績、英語資格の受験日を一枚にまとめます。まだ分からない項目は空欄にせず「高校に確認」「証明書を確認」と書くと、次の行動が明確になります。自分で判断できない条件を、印象だけで埋めないことが大切です。

制度の確認:専修大学・2027年度総合型選抜入学試験要項。

制度の確認:専修大学・2027年度公募制推薦入学試験要項。

総合型選抜<ネットワーク情報学部>の出願資格と3つの型を読み分けます

基本資格と、選んだ型の条件を別々に確認します

総合型選抜の基本資格には、高等学校卒業者や2027年3月卒業見込みの人、学校教育の12年の課程を修了した人などが含まれます。高等学校卒業程度認定試験などに関する経路も定められています。現在高校に通っている人だけを対象とする制度ではありませんが、自分が該当する資格の原文を確認する必要があります。

さらに、学部で勉学する意思があり、探究学習アピール型、自己アピール型、海外留学チャレンジ型の条件のいずれかに該当することが必要です。基本資格を満たすことと、選んだ型に合う内容を示すことは分けて考えます。卒業時期などに特別な事情がある場合は、準備の最初に資格を確かめましょう。

例えば、高校の授業で取り組んだ探究を中心に説明する場合と、課外活動で身につけた技能を中心に説明する場合では、読むべき型の説明が変わります。「一番入りやすそうな型」を推測するより、証拠を示しながら自分の学習過程を説明できる型を検討してください。

探究学習アピール型は、授業の学びも材料になります

探究学習アピール型は、高校で一定の学習成果を修め、総合的な探究の時間や情報に関する発展的な科目などの学習から、学部につながる能力や資質を示す型です。大学の案内は、外部の大会で表彰されることだけを前提にしていません。正課の学習で、どのように努力や工夫をしたかを説明することが重要です。

この型では、調査書に記載された全体の学習成績の状況も評価項目です。数値の出願基準が公募制と同じだと考えたり、反対に成績は見られないと考えたりしないでください。公式の質問回答では、基本的に評定平均値の基準はないとしつつ、この型の成績評価を明記しています。

授業の成果物を見返すときは、完成した発表資料だけでなく、途中の記録も探します。例えば調査項目を変更した理由や、集めた情報の偏りに気づいた場面は、自分の考え方を説明する材料になります。最終結果が期待通りだったかだけでなく、結果に至る判断を振り返りましょう。

自己アピール型は、情報分野以外の経験も関係を説明します

自己アピール型は、学部での学びにつながる能力や経験、または情報技術に関する知識や技能を示す型です。課外活動や学部主催のワークショップ参加も含まれます。大学の質問回答では、情報技術と直接関係しないように見える資格や実績でも、大学の学びとの関係を説明することが大切だとしています。

例えば、広報の制作や行事の運営に関わった経験なら、情報を誰にどう伝えたか、作業をどう分担したか、反応を見て何を改善したかを振り返れます。ただし、経験を情報学の用語で飾るだけではつながりが見えません。自分が実際に判断した場面を具体的に示してください。

ワークショップへの参加回数を増やすこと自体が合格条件ではありません。参加した場合は、何を学び、どこに疑問を持ち、その後どう学び直したかを残します。参加していない場合も、自分の既存の学習や経験から説明できる内容を整理し、要項の条件に照らして検討しましょう。

探究学習アピール型

授業での問い、調べ方、努力や工夫、自分の担当を確認します。全体の学習成績も評価されます。

自己アピール型

技能や活動経験を得た過程と、その力を大学でどう使うかを説明します。

海外留学チャレンジ型

英語力の証明に加え、留学中・留学後を含めた学習の計画を具体化します。

海外留学チャレンジ型は、英語資格だけで完結しません

海外留学チャレンジ型では、所定の英語外部試験で80点換算相当の英語力を証明できることと、その力を使って在学中の海外留学に挑戦する意思などが条件です。英語資格の名称だけでなく、受験方式、得点、有効な受験時期を確認してください。

動画では、英語の力を得るまでの努力や工夫と、留学中や留学後も含めて学部でどう学ぶかを説明します。「英語を話せるようになりたい」だけでは、すでに持つ語学力と情報学の学びがつながりにくくなります。どんな問題を、異なる文化や考え方を持つ人と考えたいのかを整理しましょう。

留学先や参加できる制度については、未確認の大学名や期間を断定しません。まず学びたい内容を明らかにし、利用できる制度は大学の公式情報で別に確認します。計画の具体性とは、分からないことまで決めたように書くことではなく、調べる必要がある点も見えている状態です。

制度の確認:専修大学・ネットワーク情報学部総合型選抜案内。

出願する型は、経験の説明と証明をそろえて選びます

自分でできること

自分では、3つの型の条件と活動記録を並べ、何を推薦したいか一文にできます。ただし、本人の印象だけでは学習成果の裏付けが足りない場合があります。授業の探究と課外の経験のどちらを中心にするか迷ったら、記録を先生に見せて担当と過程を確かめます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、授業での取り組み、調査書の成績、本人が考えた部分を確認してもらえます。ただし、どの型でも同じ材料が同じように伝わるとは限りません。事実は確認できても型を選ぶ理由が説明できない場合は、大学の型別の指定に沿った専門的な点検を検討します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、経験のどの部分が学部の学びにつながるかを整理してもらえます。活動名ばかり並び推薦の中心が決まらない場合が目安です。ただし、未経験の活動を付け加えたり出願資格を認定したりはできません。資格の判断は大学へ、成績の証明は高校へ確認します。

専修大学 ネットワーク情報学部の推薦、何から始める?

総合型選抜の2027年度日程は、動画提出の締切まで別に管理します

出願登録・郵送・動画提出は、締切時刻が同じではありません

総合型選抜のWeb出願登録期間は、2026年9月1日9時から9月11日17時まで、郵送書類の提出期間は9月7日から9月11日までで、締切日消印有効です。これに加えて、自己推薦動画と自己推薦内容説明書類のWeb提出手続があります。出願登録の終了時刻だけを見て準備しないことが重要です。

学部の公式案内では、Web提出用フォームを受け取るための事前登録締切は9月9日23時59分、動画などの提出締切は9月11日11時59分の午前とされています。出願登録の17時より早いため、同じ日だから同じ時刻までと読み替えてはいけません。

事前登録とWeb提出には、GoogleアカウントのGmailアドレスが必要です。大学から届く提出用フォームの案内と、通常の出願登録を分けて管理します。2027年度のこれらの期限はすでに終了していますが、次年度を目指す人も、複数の手続があるという点を早めに理解しておきましょう。

登録と郵送

2026年9月1日〜11日のWeb登録と、9月7日〜11日の郵送を別に確認します。

動画等の提出

事前登録は9月9日23時59分、提出は9月11日午前11時59分が締切でした。

第2次選考へ

第1次発表は10月14日、第2次選考は10月31日、最終発表は11月13日です。

第1次選考の合格後は、10月31日の準備へ進みます

第1次選考の結果発表は2026年10月14日11時、第2次選考日は10月31日、最終合格発表は11月13日11時です。入学手続期間は11月13日から11月20日までです。現在すでに第1次選考を通過している場合は、記述式総合問題の例題と面接の準備を並行して進めてください。

結果はマイページで確認します。合格発表を見た後は、提出書類の控え、動画、説明資料、受験票、大学からの案内を同じ場所にまとめると、面接練習に必要な材料を探しやすくなります。出願が終わった後に、どの版を提出したか分からなくなる状態を防ぎましょう。

次年度以降を目指す場合、2027年度の日付をそのまま予定に使ってはいけません。まず前年の流れで準備に必要な期間を考え、当該年度の要項と追加案内が出たら予定を更新します。高校への証明書依頼や動画の確認には、本人の学習とは別の待ち時間もあります。

試験当日は、記述と午後の面接を見通します

第2次選考は生田キャンパスで実施されます。要項の時間割では、注意事項の伝達が10時から10時25分、記述式総合問題が10時30分から11時40分、面接が13時からです。午前の記述は70分であり、面接だけを受ける予定で会場へ向かわないようにしてください。

入室や集合については、受験票と当日の案内を含めて確認します。昼食や移動に必要な時間も考え、午後まで集中して説明できる準備を整えましょう。面接終了の時刻を本人が自由に決められるとは限らないため、試験後の予定を詰めすぎないことも大切です。

制度の確認:専修大学・2027年度総合型選抜入学試験要項。

制度の確認:専修大学・ネットワーク情報学部総合型選抜案内。

総合型選抜の提出物は、動画・説明資料・郵送書類の3つに分けます

3分間の動画には、結論と学習過程を入れます

自己推薦動画は3分間です。3分15秒を超える動画は審査の対象外とされているため、上限ぎりぎりを目指すより、3分で伝わる構成を作りましょう。冒頭には氏名を映し、本人が説明します。本人の姿が画面に映っていなくても問題ないと要項に書かれています。

提出する動画は、GoogleドライブまたはTeamsで再生できる形式で、500メガバイト以下です。見られる環境で撮影できたことと、提出先で再生できることは同じではありません。出力後のファイルを再生し、音声、途中の停止、最後までの長さを確認してください。

動画では、志望理由、自分の推薦ポイント、入学後の学修計画を分かりやすく説明します。探究の型なら学習の過程、自己アピール型なら技能や経験を得た工夫、海外留学の型なら語学の学習と留学を含めた計画が必要です。型ごとの指定を、最初に原稿の見出しとして並べると抜けを見つけやすくなります。

説明書類は、動画の主張を支える役目です

自己推薦内容説明書類は、動画の内容を補う資料です。PDF、画像、動画を提出でき、合計10点まで、合計500メガバイト以下という制限があります。PDFのページ数や添付動画の再生時間には一律の制限はありませんが、読む人が根拠へたどり着ける構成にすることが大切です。

PDFの最初のページには、氏名と選択した型を記載します。例えば動画で「調査方法を改善しました」と説明するなら、最初の方法、見直した点、変更後の結果が分かる資料を添えます。作品や証明書を大量に並べても、何の主張を支えるのかが書かれていなければ、説明がつながりません。

英語資格の証明も、この方式ではWeb提出する説明書類として扱います。紙の証明書を読み取ったPDFや、電子証明書を画面に表示した画像など、要項が認める方法を確認します。試験実施団体から大学へ直接郵送した書類は、出願書類として認められないと明記されています。

動画で示すこと

自分を推薦する理由、努力や工夫、学部での学習計画を短く説明します。

説明資料で示すこと

動画の主張に対応する記録、具体例、資格や成果の根拠を示します。

郵送でそろえること

出願確認票、出願資格を証明する書類など、指定された紙の書類をそろえます。

調査書は、発行日と厳封の指定も確認します

通常の高校の調査書は、総合型選抜では2026年8月1日以降に発行された厳封のものが指定されています。成績証明書だけでは調査書の代わりになりません。卒業後に保存期間が過ぎている場合や、海外の学校、高卒認定などの資格経路では、必要書類が異なるため該当欄を確認してください。

郵送書類は、所定の宛名ラベルを貼った角2封筒に入れ、簡易書留速達で送ります。郵便局で受け取る控えは保管します。動画を提出しただけで出願が完了するわけではなく、紙の書類も必要です。本人、学校、提出フォームのそれぞれで完了を確認する習慣をつけましょう。

入学検定料は35,000円、別にサービス利用料1,100円が必要です。支払い前に、選んだ学部や登録情報を確認します。費用を納入した事実は、提出物が大学へそろったことの証明ではありません。登録、支払い、郵送、Web提出を一つずつ確認することが、内容以外の失敗を防ぎます。

制度の確認:専修大学・2027年度総合型選抜入学試験要項。

総合型の動画対策は、派手な編集より「何を工夫したか」を明確にします

最初に一つの推薦ポイントを決めます

大学は動画の編集技術や画質を審査するのではなく、情報を的確にまとめて分かりやすく伝えているかを審査すると明記しています。高価な機材や凝った演出を用意する前に、見終わった人に何を理解してほしいかを一文にしましょう。伝える内容が定まらないまま撮影を始めると、活動の紹介だけで時間が終わりやすくなります。

例えば、データを調べる過程で条件を見直した経験を中心にするなら、「疑問に合わせて調査方法を改善したこと」を推薦ポイントにできます。この場合、賞の名称や使用した道具より、なぜ方法を変えたかを説明する時間が必要です。文章を短くする前に、中心となる判断を選びましょう。

複数の活動がある場合は、同じ力を示す経験をまとめるか、一番説明しやすい経験を中心にします。活動をすべて紹介することが目的ではありません。入学後の学習へつながる力を、具体的な場面と根拠で伝えることが目的です。中心と補足を分けると、3分間の中で話の流れを保ちやすくなります。

構成は、経験・工夫・根拠・大学での学びをつなぎます

原稿の練習では、取り組んだこと、困ったこと、考えて変えたこと、結果から分かったこと、大学で深めたいことの順にメモを並べます。これは大学指定の構成ではなく、要項が求める学習過程と学修計画を結びつけるための方法です。自分の経験に合わない項目を無理に作る必要はありません。

例えば作品を制作した経験なら、使う人を想定した理由、最初の案の問題、試した改善、その後の反応を説明できます。完成品だけを映すより、制作途中の違いを一つ示すほうが工夫を伝えやすい場合があります。成果物の美しさと、本人の判断が伝わることを分けて点検してください。

入学後の計画は、経験で不足を感じた知識に結びつけます。「もっと勉強したい」だけでは、大学のどの学びが必要か分かりません。例えば情報の集め方に課題があったなら、調査や分析の方法を学びたい理由を説明します。公式の授業紹介を読み、自分の疑問と関係する内容を確認しましょう。

原稿の点検

何を推薦したいかが、最初と最後で一致しているかを確認します。

過程の点検

結果の紹介だけでなく、判断や変更の理由が説明されているかを見ます。

計画の点検

現在の経験から、大学で学ぶ必要がある内容へつながっているかを確かめます。

撮影後は、内容と聞き取りやすさを別々に確認します

撮影後は、内容と聞き取りやすさを別々に確認しますに向けて準備する高校生

最初の確認では、映像を見ずに音声だけを聞き、話の流れが理解できるかを確かめます。次に音声を止め、画面の文字や図が説明を助けているかを見ます。小さい文字を多く置くと、聞きながら読むことが難しくなります。画面には、話す内容の中で特に見てほしいものを絞って示してください。

家族や先生に見てもらうときは、「上手ですか」ではなく、「何を工夫した人だと分かりましたか」と聞いてみます。推薦ポイントが別の内容として伝わっていたら、結論や具体例を修正する必要があります。声の大きさや話す速さと、内容の筋道を分けて指摘してもらいましょう。

最後に、提出するファイルそのものを再生します。編集画面の中で見られていても、保存後の動画で音声が欠けたり、余分な終わりの画面が残ったりする場合があります。ファイル名、氏名表示、再生時間、容量、再生形式を確認してから提出します。時間を短くするために早口にするより、不要な説明を削ることを優先してください。

制度の確認:専修大学・2027年度総合型選抜入学試験要項。

3分の動画は、構成と伝わり方を別の人にも確かめてもらいます

自分でできること

自分では、推薦の中心を一文にし、経験・工夫・学修計画の原稿を作り、実際の提出ファイルを再生できます。ただし、自分には分かる背景を省きやすい点が限界です。聞いた人が工夫した点を言い直せないなら、先生に動画と原稿を一緒に見てもらいます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、活動の事実、説明の順番、聞き取りやすさを確認してもらえます。ただし、日頃の活動を知る人には背景不足が見えにくい場合があります。声や長さを直しても学部で学ぶ理由が伝わらないなら、型ごとの要求に詳しい人へ構成を相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、型別の指定が動画にそろうか、削る説明と残す根拠を点検してもらえます。3分に収めるため早口になる場合が目安です。ただし、代わりに本人の経験を語るものではありません。修正理由を理解し、本人が話し直せる原稿へ戻してから撮影します。

自己推薦内容説明書類は、成果物より「主張と証拠の対応」を見直します

資料の順番を、動画の説明に合わせます

説明書類の役割は、動画の内容に説得力を持たせることです。最初に動画の主張を書き出し、それぞれを支える資料があるか確認します。例えば「利用者の意見を受けて改善しました」という説明なら、意見を得た方法、変更した箇所、その後の確認が分かる記録を整理します。

資料の先頭には、何を示すものかを短く書きます。見た目の良い写真だけを並べても、いつ、何のために作られ、本人が何をしたものかが分からなければ、根拠として読み取りにくくなります。自分にとって当たり前の情報ほど、説明を省いていないか確認してください。

ページ数に一律の上限がないことを、長いほど有利という意味に受け取らないようにします。同じ成果を何度も見せるより、主張を確かめるのに必要な部分を選びます。資料を増やしたときは、読み手が新しく何を理解できるかを説明してみましょう。答えられない資料は、整理し直す余地があります。

グループの成果と、自分が担当したことを分けます

共同制作や探究の資料では、活動全体の目的と本人の担当を区別します。大学は、自分の担当や学習過程を説明することを求めています。全体の作品がよくできていることだけでは、本人がどのように考え、何を学んだかは分かりません。

例えば複数人で発表資料を作った場合、本人が調査項目を考えたのか、集計したのか、図を作ったのか、発表したのかを示します。途中で他の人の案を取り入れたなら、なぜ取り入れたかも説明できます。自分だけで完成させたように書かず、協力の中での役割を正確に伝えましょう。

他者が写る写真や、個人の回答が分かる資料を使う場合は、提出してよい内容かを学校や関係者と確認します。推薦資料として必要な部分を示すために、個人情報をすべて載せる必要はありません。学習の根拠を見せることと、他者の情報を広く見せることを混同しないでください。

主張を決める

「改善した」「継続した」「協力した」など、何を示す資料かを明らかにします。

証拠を選ぶ

途中の記録、変更前後の違い、本人の担当など、主張を確かめられる情報を選びます。

説明を添える

資料のどこを見ればよいかと、そこから何が分かるかを短く書きます。

資格の証明には、学んだ内容の説明を添えます

要項には、情報処理技術者試験、情報や数学の大会、検定、デザインやデータ分析の活動など、資料の例が示されています。これは、例にあるものをすべて持っていなければならないという意味ではありません。自分が述べる経験や技能を、確認できる形で示すことが大切です。

資格の合格証を添える場合、名称だけで読み手が学習内容をすべて理解するとは限りません。何を学び、どの部分で工夫し、その知識をどこで使ったかを説明します。例えば学習中につまずいた考え方をどう理解し直したかは、継続的に学ぶ姿勢を伝える材料になります。

証明できない経験を、受賞や資格のように扱ってはいけません。一方、正式な証明書がない活動でも、本人の記録や具体的な説明で示せる部分はあります。事実、本人の解釈、将来の希望を分けて書くと、誇張せずに経験の意味を伝えられます。

制度の確認:専修大学・2027年度総合型選抜入学試験要項。

活動の説明資料は、主張ごとに根拠と担当を照合します

自分でできること

自分では、動画の主張ごとに途中の記録や成果物を選び、資料の場所を対応させられます。ただし、共同活動の成果を本人の成果として広く書いてしまうことがあります。担当を切り分けられないときは、活動を見ていた先生に当時の記録を確認してもらいます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、担当や実施時期、授業の成果物、他者の写真や回答を提出してよいか相談できます。ただし、資料を何点選ぶかという構成は事実確認だけでは決まりません。証拠はあるのに動画の主張へ結びつかない場合は、専門的な整理を頼む目安です。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、動画と資料で役割や成果の表現が食い違っていないか、根拠へたどり着ける順序かを点検してもらえます。ただし、正式な証明書の発行や他者の掲載許可は代行できません。本人は指摘された資料へ戻り、確認済みの範囲で説明を書き直します。

総合型の記述式総合問題は、知識を使って考えを説明する練習です

動画と資料の役割を確認できたら、推薦の中心と根拠が対応するかを整理します。受験相談では、活動記録と仮の原稿から、本人が直す内容と学校へ確認する内容を分けて考えられます。

出願条件と準備の優先順位を早めに確認したい方へ

受験相談では、今の学年や活動状況から、最初に確認する条件と今週始める準備を整理できます。

  • 出願できる方式と未確認の条件
  • 評定・活動・書類のうち先に動く項目
  • 志望学部に合わせた準備の順番

一般的な小論文だけに絞って対策しません

第2次選考の記述式総合問題は、情報に関する思考力、判断力、表現力や、情報分野への関心・意欲を確認する内容で、3題程度とされています。第1次選考合格者には例題が提供されます。一般的な社会問題への意見文だけを書き続けるより、まず大学が示す例題の問い方を確認してください。

例題を読むときは、何を問われているかを「読み取る」「比べる」「理由を説明する」「提案する」などの作業に分けます。同じ資料を使っていても、求められる作業が違えば答え方も変わります。知っている話題だからと、設問を十分に読まずに自分の意見を書き始めないことが大切です。

例えばデータの比較を練習するなら、数値の大小だけでなく、何を対象に、どの条件で集めた情報かを確認します。そのうえで言えることと、まだ判断できないことを分けます。ここで挙げる練習は出題予想ではなく、資料を根拠として説明する力を育てる方法です。

答案は、結論・根拠・条件をそろえて読み直します

短い記述でも、結論だけでは考えの筋道が伝わりません。何を答えるか、その根拠はどこにあるか、どの条件のもとで言えるかを確認します。資料にない事実を勝手に補わず、分からない部分は分からないまま区切って考える姿勢が必要です。

例えば、ある方法が便利だと考える場合、誰にとって、どの作業が、どの条件で便利になるかを説明します。利点だけを述べるのでなく、利用できない人や確認が必要な点も考えると、提案の範囲が具体的になります。ただし、求められていない論点まで広げて、設問への答えを薄くしないようにしましょう。

書き終わったら、最初の一文が設問への答えになっているかを見ます。理由を長く書いていても、最後まで自分の判断が示されていない場合があります。反対に結論がはっきりしていても、資料とのつながりがない場合は、根拠となる部分を補います。文章の長さより、問いと答えの対応を優先してください。

読む練習

設問の作業、資料の対象、比較条件を確認します。

考える練習

言えることと言えないことを分け、理由を整理します。

書く練習

結論と根拠をつなぎ、設問への答えが最初から分かるようにします。

70分の練習と、時間をかける復習を分けます

本番の時間割に合わせた練習では、最初に全体を読み、取り組む順番と見直しの時間を考えます。ただし、毎回時間を測るだけでは理解不足を直しにくくなります。時間内に書く回と、資料を確認しながら説明を完成させる回を分けてください。

復習では、知識不足、資料の読み違い、設問の読み違い、説明不足を区別します。「記述が苦手」と一つにまとめると、何を練習すればよいか分かりません。例えば答えの方向は合っていても、比較条件を書き落としたなら、条件を確認する手順を作ることが改善につながります。

記述式総合問題の解答内容について、面接で確認される場合があります。練習した答案は、書いた理由を口頭でも説明してみましょう。後で誤りに気づいた場合も、どこを見直したかを言えるようにします。書く練習と話す練習を結びつけると、自分の考えの曖昧な部分が見つかります。

制度の確認:専修大学・2027年度総合型選抜入学試験要項。

70分の記述は、知識不足と説明不足を分けて直します

自分でできること

自分では、提供された例題を読み、70分で解く回と時間をかけて復習する回を分けられます。ただし、答えが違う原因を文章力だけと考えがちです。資料の読み取りと結論のどちらが誤ったか分からないときは、設問・答案・考えた途中のメモを先生へ見せます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、数学や情報の基礎、資料の読み違い、結論と理由のつながりを確認してもらえます。ただし、一般的な小論文の添削だけでは大学の例題の問い方に対応しきれません。知識は理解しても設問に答える形へ書けない場合は専門的な答案点検を検討します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、読む・考える・書くのどの段階で時間を使うか、根拠と条件の書き落としを点検してもらえます。ただし、未公表の問題や配点を保証するものではありません。書き直した後に理由を口頭で説明し、記述と面接の両方で本人の理解を確かめます。

総合型の面接では、動画に書かなかった「判断の理由」を準備します

20〜30分の対話を、丸暗記の発表に変えないようにします

総合型選抜の面接は、提出書類などに基づく20〜30分の面接です。大学の質問回答では、高校生活や志望理由のほか、提出資料に関連する事柄についても質疑を行うと説明しています。動画の原稿をそのまま暗記して話すだけでは、問い返しへの準備が不足します。

まず、提出した動画を止めながら、一つの主張ごとに「なぜそう考えたか」「別の方法は検討したか」「自分は何を担当したか」を確認します。これらは公式の出題質問ではなく、自分の説明を点検するための問いです。答えが資料のどこにあるかも確認しておきましょう。

例えば、調査で方法を変更したと書いたなら、変更前の問題と、変更後に改善した点を説明します。改善しなかった点があれば、それも整理します。結果をよく見せることだけを意識せず、判断した過程が伝わる答え方を練習してください。

資格や作品に関する基礎を、本人の言葉で説明します

大学の案内は、資格を持っていることだけでなく、実際にどの程度の知識や能力があるか、どう活用したかを確認すると説明しています。推薦資料に専門用語を入れたら、その意味と、自分の取り組みとの関係を言えるようにします。難しい言葉を増やすことが対策ではありません。

例えばプログラムを作った経験なら、何を入力し、どのように処理し、何を出力するかを説明できますか。使った道具の名称だけでなく、なぜその方法を選んだかを考えます。他の人が作った部分を使っている場合は、自作部分と区別し、本人が理解している範囲を正確に伝えてください。

分からない質問に、知っているように答える練習はしません。聞き取れなかった場合は確認し、知らない内容なら分かる範囲を示して考えます。「この点は調べていませんが、ここまでの経験からこう考えます」というように、事実と考えを分けると、誠実に対話しやすくなります。

経験への問い

何をしたかに加え、なぜその方法を選び、どこを変えたかを確認します。

学びへの問い

使った言葉や道具の意味を、自分の経験に沿って説明します。

計画への問い

入学後に何を学び、それが今の課題にどう必要かを確認します。

練習の評価は、話し方と内容を分けて受けます

模擬面接では、声や姿勢だけでなく、質問に答えているか、結論に根拠があるか、提出資料と矛盾しないかを見てもらいます。例えば、長く話したのに「自分の担当」が分からなかったなら、活動全体の説明を短くし、本人の判断を先に述べる修正が必要です。

練習後は、指摘を全部まとめて「もっと自信を持つ」と書かないようにします。「結論を先に答える」「変更前後の違いを説明する」「専門用語を短く定義する」など、次に行う動作にします。一度の練習で直す点を絞ると、改善したかどうかも確かめやすくなります。

制度の確認:専修大学・ネットワーク情報学部総合型選抜案内。

総合型の面接は、提出済みの言葉に問い返してもらいます

自分でできること

自分では、提出した動画と資料の各主張に、理由・別案・自分の担当を付けて答えられます。ただし、自分で作る質問は予想しやすいものに偏ります。原稿の順番が変わると止まるなら、先生に提出版を渡し、途中で追加質問を入れてもらいます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、高校生活の事実と回答の一致、質問への答え方、言葉の分かりやすさを見てもらえます。ただし、作法の練習だけでは技術や資料の理解不足は直せません。専門用語への問い返しで答えが曖昧になる場合は、関連知識の学び直しと専門的な面接練習を組み合わせます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、20〜30分の対話を想定し、書類と回答のずれや説明の抜けを具体的に指摘してもらえます。ただし、本番の質問や合否は確約できません。「自信を持つ」で終えず、変更前後を示す、根拠を先に答えるなど、次の練習で行う修正を決めます。

公募制推薦入学試験<ネットワーク情報学部>は、成績・英語・数学を別々に確認します

全体の学習成績は3.5以上です

公募制推薦では、全体の学習成績の状況が3.5以上であることが条件です。最終学年の1学期まで、2学期制では前期まで、4学期制では2学期までという確認時期が示されています。既卒者は修了時の成績を確認します。直近の通知表だけでなく、調査書上の数値を高校に確認してください。

基本資格は、日本国内の高等学校などの所定の学校を2027年3月に卒業見込みの人を中心に定められています。海外留学による学年途中の卒業に関する扱いもあります。既卒者については、調査書と学校長推薦書を提出できる場合に出願を認める旨が記されています。

全体3.5という条件だけを満たしても、出願条件の確認は終わりません。所定の英語資格と、数学のいずれかの条件も必要です。例えば全体の成績が十分でも、英語資格の受験日が指定期間の外なら、その証明をそのまま使えるとは判断できません。

数学は、検定と評定の3つの経路があります

数学の条件は、次のいずれかです。実用数学技能検定2級以上、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cをすべて含む数学の評定3.3以上、または数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cをすべて含む数学の評定3.6以上です。数学Ⅲを含むかどうかで、評定の基準が異なります。

数検を使う場合は、2024年12月1日以降に1級・準1級・2級のいずれかを受験し、1次と2次の両方に合格していることが必要です。1次だけの合格を、2級以上の条件を満たしたものとして扱わないでください。受験日と合格の内容を、証明書で確認します。

評定の経路を使う場合は、数学の指定科目をすべて含む条件を満たすか、高校で確認します。得意な科目だけを選んで平均を出したり、数学Ⅲを含まないのに3.3の経路を使ったりしないことが大切です。数学の成績は、全体3.5以上とは別に確認する項目です。

数検の経路

所定期間に受験した数検2級以上で、1次・2次の両方に合格しているかを確認します。

数学Ⅲを含む経路

数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cのすべてを含む数学の評定3.3以上を確認します。

数学Ⅲを含まない経路

数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cのすべてを含む数学の評定3.6以上を確認します。

数検を全員必須と読み替えず、証明の方法まで確認します

出願条件は数学について3つの経路を認めています。一方、提出書類の資格証明の欄には、数検と英語資格が挙げられています。数学の評定で出願する人まで数検が必須だと決めつけず、自分が用いる経路と必要な証明を、高校と要項で照合してください。書類の扱いに不明点が残る場合は、大学の担当窓口で確認します。

問い合わせの前には、「数学のどの経路で出願を考えているか」「指定科目と調査書の状況」「提出書類のどの記載が不明か」をまとめます。単に出願できるかと尋ねるより、具体的な条件を示すほうが確認しやすくなります。本人の希望で条件を読み替えず、確認した内容を記録して準備に戻りましょう。

併願できることと、入学の意思は別に確認します

公募制推薦は、専修大学の学校推薦型選抜との併願は認めず、総合型選抜との併願は可能としています。他大学との併願も可能ですが、ネットワーク情報学部を第一志望とし、合格した場合は入学することが前提です。「併願可能」の一語だけを読んで、入学の意思に関する条件を省かないでください。

この条件を、総合型選抜へそのまま移して説明することもできません。方式ごとの要項を分け、合格発表と入学手続の時期、入学先への意思を整理します。複数の推薦方式を検討するときは、高校の手続も含めて確認し、矛盾する約束をしないことが重要です。

制度の確認:専修大学・2027年度公募制推薦入学試験要項。

公募制の全体成績・数学の経路・英語資格を確認した後は、3つの志望理由へ使う経験を選びます。受験相談では、条件の未確認を残したまま文章だけ進めていないかも点検します。

「どの条件を確認すればよいか」「活動をどう説明すれば学部の学びにつながるか」で止まっているときは、成績、資格の受験日、活動記録、下書きを並べてみましょう。受験相談では、次の3点を整理する材料にできます。

  • 募集要項と高校で追加確認が必要な出願条件
  • 経験のどこを動画や志望理由書の中心にするか
  • 書類・記述・面接の準備で、先に改善する内容

公募制の条件は、評定・履修・資格を別々に確定します

自分でできること

自分では、全体成績、数学の3経路、英語資格の受験日を方式別の一覧にできます。ただし、独自に計算した数学の平均だけでは調査書の扱いを確定できません。履修科目や対象期間が分からない欄は空想で埋めず、高校に確認します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、調査書上の履修と成績、学校長推薦、資格の原本証明を相談できます。ただし、要項の曖昧な条件を学校だけで解釈して許可することはできません。数学の評定経路で提出する証明が不明なら、該当欄をそろえて大学へ確認する内容を整理します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、確認済みの条件をもとに準備量と日程を比較してもらえます。条件は分かったのに書類と面接の優先順位が決まらない場合が目安です。ただし、評定や推薦書は発行できず、出願の可否も保証できません。併願の検討でも入学の約束を先に照合します。

公募制推薦の2027年度日程は、11月の書類審査と面接を分けて考えます

Web登録は10月26日、郵送は11月2日からです

公募制推薦のWeb出願登録期間は、2026年10月26日9時から11月6日17時までです。出願書類の郵送期間は11月2日から11月6日までで、締切日消印有効です。Web登録の開始と郵送の開始は同じ日ではありません。予定表には、それぞれの開始日と締切を書いてください。

2026年10月18日時点では、これから登録期間を迎える日程です。ただし、学校長推薦書や調査書、資格の原本証明を、大学の出願開始日から頼めばよいという意味ではありません。高校の校内期限や発行に必要な時間を先に確認し、本人の文章作成と並行して準備を進めます。

入学検定料は35,000円、サービス利用料は1,100円です。登録内容を確認してから支払い、出願確認票を印刷し、必要書類と一緒に郵送します。登録を終えた画面だけを見て安心せず、支払いと発送まで完了したかを別に記録しましょう。

第1次選考は書類、第2次選考は個別面接です

公募制推薦の第1次選考は書類審査で、結果発表は2026年11月13日11時です。第2次選考は第1次選考合格者を対象に、11月21日に実施します。出願した全員が、書類の内容に関係なく面接へ進む制度と考えないようにしてください。

最終合格発表は12月1日11時、入学手続期間は12月1日から12月8日までです。合否の確認や合格者向けの書類はマイページの案内を確認します。手続期間は、学校の授業や行事と重なる可能性があるため、合格してから初めて家族と予定を確認することがないよう、先に共有しておきましょう。

第2次選考は生田キャンパスで、注意事項の伝達が9時15分から9時30分、面接は9時30分からです。集合や入室は受験票と要項に従って確認します。面接が始まる時刻を到着目標にするのではなく、必要な時刻に着席できるよう移動を考えてください。

登録と郵送

Web登録は10月26日9時〜11月6日17時、郵送は11月2日〜6日で消印有効です。

選考と発表

第1次発表は11月13日11時、第2次面接は11月21日、最終発表は12月1日11時です。

入学手続

12月1日〜8日です。第一志望・合格後入学という条件も確認して準備します。

受験票の確認も、出願手続の一部として予定に入れます

出願書類が大学へ届き、確認が行われた後、受験番号確定の案内に従ってマイページから受験票を取得します。白いA4用紙に印刷して持参します。要項では11月13日までに受験票が発行できない場合の問い合わせについても案内しているため、メールだけでなくマイページも確認してください。

問い合わせに備え、氏名、書類を発送した日、利用した郵便局、書留番号などを分かるようにします。発送した控えを捨てずに保管することが役立ちます。内容の準備に集中すると、受験票や結果確認の予定が抜けやすいため、試験日とは別の予定として書いておきましょう。

制度の確認:専修大学・2027年度公募制推薦入学試験要項。

公募制推薦の必要書類は、学校に頼むものから先に動かします

学校長推薦書と調査書は、本人の文章とは別に準備します

公募制推薦では、出願確認票、学校長推薦書、調査書、志望理由書、資格検定の証明書、宛名ラベルなどを準備します。学校長推薦書は所定様式があり、パソコンで作成する場合も、各欄に収まるよう指定用紙に印刷する必要があります。本人が自由に作った推薦文へ置き換えることはできません。

高校には、受験年度、方式、学部名、大学の締切、所定用紙をまとめて伝えます。例えば「専修の推薦です」とだけ頼むと、別の推薦方式と混同するおそれがあります。「ネットワーク情報学部の公募制推薦」と具体的に伝え、必要な校内手続を確認してください。

既卒者は、学校長推薦書と調査書を提出できるかが出願資格に関係します。卒業後でも以前と同じように発行されるだろうと自己判断せず、出身高校へ確認します。本人が書ける志望理由書を先に完成させても、資格を証明する書類がそろわなければ出願の準備は完了しません。

資格のコピーには、原本証明の指定があります

資格の証明には、所定の「証明書(写し)添付用紙」を使います。高校の先生による原本証明が必要で、学校長、担任、顧問などが例示されています。コピーを自分で貼るだけで完成と考えず、証明書の原本と様式を持って、確認を依頼してください。

添付用紙には、用紙が不足したときは複数枚を印刷してまとめ、全ページに署名と押印を求める注意があります。また、原本そのものを提出する場合は高校での原本証明は不要とされていますが、提出した証明書は返却されません。必要な原本を不用意に手放さないよう、提出方法を決めてから準備しましょう。

例えば、資格の名前と得点は見えていても、受験日がコピーの外へ切れていれば、条件の確認に必要な情報が欠けます。縮小する場合も、内容が判別できることが条件です。印刷後に、氏名、試験名、受験日、結果などが読めるかを、実際の紙で確認してください。

高校に依頼するもの

学校長推薦書、調査書、資格のコピーの原本証明を、校内期限に合わせて相談します。

本人が作るもの

志望理由書の3つの設問を下書きし、指定用紙と印刷方法を確認します。

最後に照合するもの

出願確認票、必要な証明、宛名ラベルを一覧と現物で照合して発送します。

任意の資格証明は最大3点で、志望理由書にも触れます

任意で提出できるのは、学部の専門科目の学習と関係し、高校生以上を対象とする水準で、実施団体や試験内容・水準をWebサイトで確認できる資格や検定の証明です。最大3点で、必須の証明と重複させることはできません。任意という言葉を、どんな作品や賞状でも自由に追加できるという意味で読まないでください。

提出する場合は、志望理由書のいずれかの設問で必ず言及し、所定欄にも資格名や実施団体を記します。単に資格名を増やすより、何を学び、学部でどう活用できるかを説明できる資料を選びましょう。提出の条件を満たすかと、説明に役立つかの両方で判断します。

例えば情報に関する検定を使う場合も、合格証だけを添えるのでなく、学習を続けた方法や、理解したことを使った経験を志望理由へ結びつけます。証明の数が少ないことを隠すために、条件を満たさない資料を足す必要はありません。本人の準備を正確に伝えることを優先してください。

制度の確認:専修大学・2027年度公募制推薦入学試験要項。

公募制の志望理由書は、150〜200字程度の3つの問いに答えます

最初の設問は、情報学に関心を持った経緯です

志望理由書は、各設問150〜200字程度で記述します。最初は、情報学に興味を持ったきっかけと経緯です。「小さい頃からパソコンが好きです」という好みだけで終わらず、どんな経験を通して、何を知りたいと思うようになったかを整理しましょう。

例えば、学校の案内を作る中で情報が伝わりにくいと感じた場合は、何が伝わらず、どんな工夫を試し、そこからどのような疑問が生まれたかを考えられます。実際に行っていない改善を加える必要はありません。経験した範囲を正確に書き、その後に学びたいことを示してください。

短い文章では、背景を詳しく書きすぎると、自分の関心へたどり着く前に字数を使い切ります。最初の下書きで経緯を全部書いた後、関心が変化した場面を一つ選びます。出来事の紹介と、そこから考えたことを一文ずつ分けると、どちらが不足しているか見つけやすくなります。

2つ目は、学部の公式サイトを読んだうえで書きます

2つ目は、ネットワーク情報学部の学びで特に興味を持ったところです。要項と様式は、学部のオリジナルWebサイトを参照して記述するよう指定しています。大学全体の雰囲気や立地だけを理由にするのでなく、学部のどの学習に関心があるかを確認してください。

例えば、データを使った判断に興味があるなら、データ分析を学ぶ内容と自分の疑問を結びつけます。作品づくりに興味がある場合も、完成品を作れることだけでなく、使う人の理解や目的を考える学びに注目できます。授業名を並べるより、なぜその内容が自分に必要かを書くことが大切です。

公式ページの文章をそのまま縮めても、本人の志望理由にはなりません。ページから確認できた学びと、自分の経験から生まれた疑問を別々にメモし、その間をつなぐ理由を考えます。読み手が「なぜこの学部なのか」を理解できるかを確かめましょう。

設問1・きっかけ

実際の経験から、情報学への関心がどう生まれたかを書きます。

設問2・学部の学び

公式サイトで確認した内容と、自分が学ぶ必要を結びつけます。

設問3・長所や経験

長所を示す具体的な行動と、大学での活かし方を説明します。

3つ目は、長所を行動の例で示します

3つ目は、学部での学びに活かせる自身の長所や経験です。「協調性があります」「努力できます」という言葉だけでは、どのような行動をする人なのかが分かりません。例えば意見が異なる場面で何を確認したか、学習が止まったときに方法をどう変えたかを振り返ってみてください。

長所をいくつも並べるより、一つを具体的な行動で示すほうが伝わる場合があります。活動の規模を大きく見せる必要はありません。本人が行ったことと、そこから学んだことを分けて書き、その力がグループでの学習や専門の学びにどうつながるかを説明します。

3つの設問は、同じ内容を繰り返すための欄ではありません。きっかけ、大学の学び、本人の力という役割を分けながら、一人の受験生として関心がつながっているかを見ます。設問ごとに別の人物のような文章になった場合は、共通する問題意識へ戻って整理しましょう。

指定用紙は両面印刷で、字数の目盛りだけで判断しません

所定の志望理由書は、白いA4用紙に両面印刷し、長辺とじ、横書きで記述する指定です。様式には字数の目安が示されていますが、要項の指示は各150〜200字程度です。欄の最後まで埋めることを目的にせず、設問に必要な内容を簡潔に書きましょう。

任意資格を提出する場合の記載欄も含め、表裏を確認します。原稿が完成したら、画面で読むだけでなく印刷し、文字が欠けていないか、裏面の向きが正しいか、氏名があるかを見ます。文章の良し悪しと、用紙の条件を満たすことを別の点検として行うと、見落としを減らせます。

制度の確認:専修大学・2027年度公募制推薦入学試験要項。

3つの志望理由は、設問ごとの役割と全体のつながりを確かめます

自分でできること

自分では、きっかけ、学部で興味を持った学び、活かせる経験を別々のメモにし、各150〜200字程度の下書きを作れます。ただし、短くする過程で理由を落としがちです。3問が同じ活動紹介になるなら、設問と下書きを先生へ渡します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、事実、設問への回答、読みやすさ、字数や用紙の指定を確認してもらえます。ただし、学部の公式サイトと一つずつ照合する時間が取れるとは限りません。文章は整っても、その学部で学ぶ必要が説明できない場合は専門的な添削を検討します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、3問が別の役割を果たしつつ同じ学習の関心につながるか、任意資格への言及が自然かを点検してもらえます。ただし、本人の志望を代わりに決めるものではありません。修正後は、字数のために省いた理由を面接で説明できるか本人が確かめます。

公募制の面接対策は、継続した学習と基礎を自分の言葉で説明します

面接は20〜30分で、書類とのつながりを確認します

公募制推薦の第2次選考は、20〜30分の個別面接です。公式要項は、学部で学ぶ基盤として数学の論理的思考力と英語の語学力を求め、面接では質疑応答を通じて論理的に日本語で伝える力を評価するとしています。ただし、公開されていない質問内容や配点、特定の口頭試問の形式まで決めつけてはいけません。

準備では、志望理由書の3つの設問を、読むことなく説明できるか確認します。文章をそのまま覚えるだけでなく、「なぜそのきっかけが情報学につながるか」「なぜその授業に関心があるか」「長所が表れた別の場面はあるか」と問いを変えて考えます。

例えば継続して学習したと書いた場合は、何を、どのように続け、途中で困ったときにどう対応したかを説明します。毎日長時間勉強したという大きな表現より、分からない部分を記録して学び直すなど、実際の方法が伝わる説明を目指しましょう。

数学は、答えだけでなく条件と理由を確認します

数学の学習では、公式を使えることに加えて、どの条件でその考え方を使うかを説明します。例えば割合を扱う問題なら、何を全体として比べているかを確認します。計算結果が出ても、もとの問いに答えていなければ説明は完成していません。

復習では、問題の条件、考えた方針、計算、結果の意味を順に整理します。間違えた問題を解答どおりに写すだけでは、どこで判断が止まったかを理解しにくくなります。「条件を見落とした」「意味が分からないまま式を使った」など、原因を具体的に記録してください。

数検の経路でも、評定の経路でも、資格を満たした後に数学の学習が不要になるわけではありません。入学後の学びにつながる基礎として、学校で学んだ内容を自分で説明する習慣を続けます。ただし、これらの練習を大学が公表した出題問題の一覧として扱わないでください。

書類の説明

3つの志望理由を、自分の経験に戻って説明します。

基礎の説明

数学の条件や英語の内容を、理解した範囲で正確に伝えます。

学習の説明

続けた方法、困った点、改善した点を具体的に整理します。

英語は、資格の点数と学習の中身を結びつけます

英語の準備では、資格の結果を説明するだけでなく、どの技能が課題で、どう学習してきたかを振り返ります。読んだ文章の要点を日本語で説明する、意味の分からない文を確認するなど、理解を確かめる練習も役立ちます。試験が必ず英語面接になると推測して、準備を一方向へ絞らないようにしましょう。

例えば、読むことは得意でも内容を短くまとめるのが難しいなら、段落ごとの要点を一文にしてみます。自分の理解を言葉にすると、何となく読んでいた部分が見つかります。資格の得点を維持することだけでなく、情報を受け取り、考え、説明する学習へつなげてください。

模擬面接では、質問に対する最初の一文を短く答える練習をします。その後に理由と具体例を加えると、話の中心が伝わりやすくなります。長く話せたかではなく、質問に合う説明になっているかを確認しましょう。分からない点を曖昧な言葉で埋めないことも大切です。

制度の確認:専修大学・2027年度公募制推薦入学試験要項。

公募制の面接は、学習の継続と基礎の説明をつなぎます

自分でできること

自分では、志望理由書3問の背景と、数学・英語で工夫した学習を短く説明できます。ただし、解けることと考え方を言葉にすることは別です。途中の理由を飛ばしてしまう場合は、先生に問題を解く過程を聞いてもらいます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、数学の論理や英語の基礎理解、日々の学習との一致を確認してもらえます。ただし、普段の授業の説明と入試の対話では時間や問い方が異なります。基礎は分かっても質問への回答が長くなるなら、専門的な模擬面接を検討します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、学習の経験と志望理由のつながり、質問と回答のずれを点検してもらえます。「努力しました」から具体的な方法へ進めない場合が目安です。ただし、未公表の口頭試問や英語面接を必ず行うとは断定できません。公式の選考方法の範囲で練習を組みます。

英語資格は、換算基準と受験日と提出方法を一組で確認します

「80点換算」は、その検定で80点を取る意味ではありません

総合型の海外留学チャレンジ型と公募制推薦は、大学が示す英語外部試験の80点換算相当の基準を使います。これは英検やTEAPなどで一律に80点を取るという意味ではありません。試験ごとの基準表を開き、自分の試験の行にある級や得点を確認します。

総合型要項の表では、英検2級または所定のCSEスコア、TEAP225点以上に対応する区分、IELTS Academic4.0以上に対応する区分などが示されています。検定名が同じでも、受験方式や利用できる証明が異なる場合があるため、名前だけで判断しないでください。

利用できる検定と、対象外の形式も照合します

2027年度要項の英語外部試験換算表で、80点換算に対応する基準の下限は、英検2級またはCSE2.0の1980、ケンブリッジ英語検定140、TEAP225、GTEC930、IELTS Academic4.0、TOEFL iBTの従来尺度42または新尺度3.0、TOEIC L&RとS&Wの合計740です。上位の換算区分もあります。得点だけを抜き出さず、各試験の条件と一緒に確認してください。

英検は1級・準1級・2級の受験結果が対象です。ケンブリッジのLinguaskill、IELTS OnlineとOne Skill Retake、TOEFL iBTのHome Editionなどは対象外です。GTECはCBTタイプと検定版Advancedタイプが示されています。似た名称の別形式を申し込む前に、大学の表と照合しましょう。

英検のCSEスコアで確認する場合、級の合格だけを見て判断する方法と、所定のスコアで確認する方法を混ぜないようにします。TOEICも聞く・読む試験だけで完了と考えず、話す・書く試験を含めた指定を確認します。受験した結果のどの欄を使うかを、証明書と表で一つずつ確かめてください。

特に、TOEFLの得点尺度が変わる時期に受験した場合は、受験日とどちらの尺度の結果かを確認します。従来の得点を新しい得点の欄へそのまま当てはめることはできません。大学の当該年度の表に戻り、受験した試験の形式も含めて照合することが必要です。

受験日の条件は、方式間で転用できません

総合型選抜の英語証明では、英検とケンブリッジ英語検定は受験時期を問わず、それ以外は2024年11月1日以降に受験したものという扱いです。一方、公募制推薦では、英語外部試験を2024年12月1日以降に受験したものに限るとしています。この違いは、出願条件の確認に直接関わります。

例えば、総合型では使用できる受験日の証明であっても、公募制で使えるとは限りません。英検だから受験日を見なくてよい、と両方式を一括して判断しないでください。資格ごとに、受験日、得点、証明書、使用する方式の欄を作ると、混同を防ぎやすくなります。

出願に使う結果がまだ手元にない場合は、結果の公開日と証明書の発行・取得方法を確認します。受験が終わったことと、締切までに提出できることは別です。検定の学習計画には、再受験の機会だけでなく、証明の準備に必要な時間も含めてください。

基準の確認

試験名、級や得点、対象となる受験方式を確認します。

日付の確認

総合型と公募制の受験日条件を別々に照合します。

提出の確認

総合型のWeb資料と、公募制の証明書提出方法を混ぜないようにします。

公募制の英語証明には、別要項への参照があります

公募制推薦の要項は、英語外部試験の提出書類について、大学入学共通テスト利用・一般選抜の要項と同一の扱いを参照するよう案内しています。これは、その入試との併用を勧める意味ではなく、証明書の種類や提出方法を確認するための参照です。

そのうえで、公募制では英検の個人番号やTEAPのRegistration IDの入力は不要とする例外が書かれています。一般の提出手順を丸ごとコピーして済ませず、公募制固有の注意も確認してください。大学が試験実施団体へ成績照会することも示されています。

高校の先生に原本証明を依頼する際は、大学が求める証明書の種類を先に確かめます。例えばWebの結果画面を印刷しただけでよいかは、試験ごとの指定によります。氏名や受験日が分かるかだけでなく、大学が認める書類かという点まで確認して準備を進めましょう。

制度の確認:専修大学・2027年度総合型選抜入学試験要項。

制度の確認:専修大学・2027年度公募制推薦入学試験要項。

英語資格は、学力の相談と証明の確認を分けます

自分でできること

自分では、試験名、受験方式、得点、受験日、証明書を一組で確認できます。ただし、総合型と公募制では日付の条件が違います。同じ証明を両方へ使えるか迷ったら、方式名を付けた一覧と証明書を先生へ見せます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、弱い技能の学習相談と、指定された証明書の原本証明を依頼できます。ただし、試験団体が発行する書類の代わりを学校で作ることはできません。証明書が指定と一致しない場合は試験団体と大学へ確認し、必要な発行期間も確かめます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、資格の準備と動画・書類作成の時間をどう配分するか相談できます。資格学習だけで活動の説明が止まる場合が目安です。ただし、受験日条件や必要スコアを緩めることはできません。正式な有効性を確認してから、本人が次の学習を決めます。

学部研究は、3つのコースと6つのプログラムを自分の問いから読みます

コースの違いは、問題を考える方法から理解します

学部のコース・プログラム案内は、S・D・Cの3つのコースを説明しています。Sコースはデータや数理に基づく問題の分析と解決、Dコースは利用する人との対話から問題を見つけて解決する学び、Cコースは世界の人々との協働を通じた情報の問題の発見と解決を目指しています。名前の印象だけで選ばず、学ぶ方法の違いに注目しましょう。

例えば、利用者が困っていることを詳しく知りたいのか、集めたデータの関係を分析したいのか、異なる文化の人と問題を考えたいのかで、関心の中心が変わります。一つの経験が複数の学びに関係することもあります。無理に最初から一つへ固定するより、自分の問いと関わる点を説明します。

志望理由を書くために、コースの紹介を暗記する必要はありません。自分がこれまで取り組んだこと、そこでは分からなかったこと、その点を深める学びを順に結びつけてください。公式に書かれている学習内容と、自分の希望を区別すると、大学で必ずできると未確認の約束をすることも防げます。

プログラムは、専門分野を深める道筋として読みます

公式サイトでは、ネットワークシステム、データサイエンス、コンテンツデザイン、メディアコミュニケーション、フィジカルコンピューティング、ITコンサルティングの6つのプログラムを案内しています。コースとプログラムは、単に別の名前で同じものを指しているわけではありません。卒業に向けたコースと、専門分野を深める学びの案内を区別します。

例えば情報を届けることに関心があっても、通信や仕組みを考えたいのか、伝わりやすい見せ方を考えたいのか、人や地域との関係を考えたいのかで、読むべき授業紹介が変わります。プログラム名をすべて文章に入れるより、現在の関心に近い内容を確かめて、その理由を具体的にしましょう。

プログラミングの経験がある人も、作れることだけで志望理由を終えないことが大切です。誰のための仕組みか、どのように役立つか、使ってもらうために何を学ぶ必要があるかを考えます。逆に制作経験が少ない人は、大学で基礎から何を身につけたいかを、これまでの学習とつなげて説明してください。

データから考える

数字や記録を使って、問題の状態と改善の方法を確かめたいかを考えます。

使う人から考える

相手の困りごとを理解し、伝え方や仕組みを変えたいかを考えます。

協働から考える

異なる得意分野や背景を持つ人と、どの問題へ取り組みたいかを考えます。

基礎からプロジェクトへの流れを、入学後の計画に使います

学部の4年間の学びの案内では、1年次に情報学の共通基礎を学び、2年次以降に専門を深め、3年次のプロジェクトではチームで問題解決へ取り組む流れが示されています。4年次には、自ら課題を設定して進める卒業演習があります。入学直後から高度な研究だけを行う計画にせず、基礎を学ぶ段階も考えましょう。

例えばデータを使った提案をしたいなら、まずデータの扱いや数理的な考え方を学び、専門科目で分析の方法を深め、チームで実際の問題へ応用するという順に説明できます。ただし、授業名や履修の条件は変わる可能性があるため、出願する年度の公式案内で確認してください。

学習計画は、4年間の予定を細かく埋める競争ではありません。今の自分に不足する知識と、大学で段階的に学ぶ内容がつながっていることが重要です。「入学後は努力します」という言葉を、何を学び、どう確かめたいかという行動へ置き換えると、推薦資料の説明も具体的になります。

制度の確認:専修大学・ネットワーク情報学部公式サイト。

公式の評価内容から、準備を「条件・過程・根拠・学び・説明」で点検します

合格の点数を付けず、不足する作業を見つけます

総合型要項は、志望理由と学部の学びのつながり、推薦内容の説明、結果に至る学習過程などを評価基準として示しています。公募制の学部案内は、継続的な学習習慣と入学後の主体的な学びを重視しています。これを準備に使うため、本記事では条件、過程、根拠、学び、説明の5つに分けて点検します。

この整理は、大学の採点表や合否判定ではありません。出願できるかという条件、どう学んだかという過程、説明を支える根拠、入学後とのつながり、自分で伝える力を別々に見て、次の行動を決めるためのものです。一つが良ければ他の不足を補えると決めつけないでください。

例えば、動画が分かりやすくても証明資料が不足しているなら、話し方より資料を整えることを優先します。公募制で志望理由が具体的でも、英語の受験日を確認していなければ、先に資格を確かめます。準備の問題をすべて文章力の問題として扱わないことが、この点検の利点です。

できたかどうかは、実際の資料や行動で判断します

条件の確認は、要項の該当欄と証明書で確かめます。過程の確認は、学習の途中で何を考え、どう変えたかを説明できるかで見ます。根拠は、記録や成果物のどこが主張を支えるかを確認します。学びは、大学の公式情報と自分の疑問がつながるか、説明は質問を変えても答えられるかで点検します。

例えば「継続力があります」と書いたなら、続けた期間の長さだけでなく、続けるために工夫したことを探します。うまく進まない時期に方法を変えた記録があれば、その行動を説明できます。記録がない部分を想像で補わず、実際に確認できる範囲から文章を作りましょう。

点検表には、できているかだけでなく、次に行うことと確認相手を書きます。資格の原本証明は高校、ファイルの再生は本人、話の伝わり方は第三者というように分けると、作業が止まっている理由が分かります。相談するときも、困っている箇所を具体的に伝えやすくなります。

条件と証明

年度・方式・資格・成績・日付が、要項と書類で一致しているかを確認します。

過程と根拠

自分の判断や工夫を、記録と具体例で説明できるかを確認します。

学びと説明

経験から大学の学習へつなぎ、問い返されても本人の言葉で答えられるかを確認します。

優先順位は、変えにくい条件から決めます

出願の直前に変えにくいのは、履修、過去の成績、検定の受験日、学校の発行手続などです。これらを後回しにして文章だけ整えると、最後に条件の不足が分かるおそれがあります。先に資格を確認し、その後に推薦の中心と根拠を整理し、表現を仕上げる順に進めましょう。

一方、動画の言い回しや資料の順番は、内容の根拠がそろってから直せる部分です。すべてを同じ重さで扱わず、出願そのものに関わること、説明の中心に関わること、見やすさに関わることを分けます。残り期間が短い場合ほど、何から直すかが重要になります。

探究の経験は、結果が思いどおりでなくても学んだ過程を整理できます

最初の問いと、途中で変わった問いを分けます

総合型の公式説明は、結果だけでなく学習過程を求めています。探究の記録を見返すときは、最初に知りたかったことと、調べる中で新しく気づいたことを分けてください。途中で問いが変わった経験は、その理由を説明できれば、考えを深めた過程として整理できます。

例えば、使いやすい案内を作ろうとしていたのに、調べるうちに必要な情報自体が不足していると気づいた場合、見た目の修正から情報の整理へ課題が変わります。その変化を隠して最初から計画どおりだったように書くより、何を根拠に問題を捉え直したかを示します。

振り返りでは、当時のメモや発表資料と、現在の考えを区別します。後から理解したことを、活動の最初から分かっていたように扱わないでください。「当時はこう考え、結果を受けてこの点を学び直しました」と整理すると、経験の時系列が明確になります。

結果と、その理由についての考えを分けます

調査で数値が変わったという結果と、その変化の原因は別です。例えば資料の見せ方を変えた後に反応が良くなっても、見せ方だけが原因だったと断定できるとは限りません。人数や時期、対象の違いなど、考えられる条件を確認します。

推薦資料では、研究論文のような高度な分析を無理に装う必要はありません。確認できた結果と、自分が考える理由、まだ調べていない点を分けることが大切です。「効果が証明されました」と強く書く前に、何をどこまで確かめたのかを見直してください。

大学で学びたいことは、この不足から具体化できます。例えば比較の方法に限界があったなら、どのようにデータを集め、条件をそろえて検討するかを学びたい理由になります。成功した話だけを探すのでなく、分からなかったことを次の学習へつなげましょう。

問いの変化

最初の疑問と、調べる中で生まれた疑問を分けます。

結果の範囲

実際に確認したことと、自分の推測を区別します。

学びへの接続

まだ分からない点を、大学で身につけたい知識や方法へつなげます。

学校の課題を使う場合も、自分の判断を明らかにします

授業で与えられたテーマであっても、自分がどこに疑問を持ち、どの資料を選び、どのように説明を工夫したかを振り返れます。テーマを自分で決めたかどうかだけで、経験の価値を判断しないでください。ただし、先生の指示で行ったことと、本人が考えて行ったことは分けて説明します。

例えば、指定された資料をまとめる課題で、分からない用語を追加で調べた場合、その調べ方や、理解がどう変わったかを示せます。内容を大きく見せるために「独自研究」と呼び直す必要はありません。授業の中で本人が行った学習を、正確に伝えることを優先します。

探究の振り返りは、結果と自分の判断を分けて見てもらいます

自分でできること

自分では、最初の問い、方法を変えた理由、結果、残った疑問を時系列にできます。ただし、後から分かったことを最初から知っていたように書きやすい点に注意します。当時と現在の理解を分けられないなら、途中の記録を先生と確認します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、授業の指示と本人の工夫の区別、調査の条件、結果から言える範囲を見てもらえます。ただし、正確な探究報告でも推薦の中心が伝わるとは限りません。記録はそろっても学部で深める問いが見つからない場合は専門的な整理を頼みます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、工夫を示す場面を選び、未解決の疑問を大学での学びへつなぐ説明を点検してもらえます。ただし、結果を都合よく変えたり効果を証明済みと扱ったりはできません。本人は指摘された因果関係を記録で確かめ、言える範囲に表現を戻します。

制作や情報技術の経験は、「作ったもの」と「使う人」を結びつけます

完成したことに加え、目的を説明します

作品やアプリ、Webページなどを推薦資料に使う場合、何を作ったかだけでなく、誰のどのような問題に関わるものかを説明します。公式の学部案内は、情報技術を社会やビジネスで役立つ価値につなげることを示しています。技術名を多く並べるより、目的と方法の関係を明らかにしましょう。

例えば案内ページを作ったなら、必要な情報を見つけにくいという問題に対して、どのように並べ方や見せ方を工夫したかを考えます。作品が公開されていない場合でも、試作の目的や確認した内容は説明できます。実際に利用された範囲と、今後使ってほしい希望を混同しないでください。

作品を見せるときは、動いている部分だけを短く示し、何が分かる映像なのかを添えます。画面が切り替わるだけでは、工夫した点が読み手に伝わらないことがあります。操作、結果、本人の説明を対応させると、専門知識のない人にも理解してもらいやすくなります。

自分で作った部分と、利用したものを区別します

制作では、既存の素材や道具、他者が公開した仕組みを使うことがあります。その場合は、自分が考えた部分、利用した部分、変更した部分を分けます。すべてを自作したように見せるより、どのように判断して組み合わせたかを正確に説明することが重要です。

例えば、用意された部品を使って試作した場合でも、目的に合わせた設定や、利用者の反応を見て変えた部分があれば、自分の工夫として整理できます。一方、意味を理解しないまま動かした部分は、質問されても説明できません。提出前に、中心となる仕組みを自分の言葉で確認しておきましょう。

総合型の要項は、生成AIの利用や他者から助言を受けることを一律に禁止せず、本人が主体的に作成するよう求めています。助言を受けた場合も、何を採用し、なぜそうしたかを本人が説明できる必要があります。道具の利用によって、経験や判断の主体が分からなくなる状態を避けてください。

目的

誰の何を助けたい作品かを、短く説明します。

担当

本人が考えた部分、他者の力を借りた部分、変更した部分を分けます。

確認

動作や使いやすさをどう確かめ、何がまだ課題かを示します。

未完成の部分を隠さず、次に確かめたいことを示します

すべての機能が完成していない場合も、完成した範囲と試していない範囲を区別して説明します。実際には動かしていないものを動作確認済みと書いたり、限られた人の反応を社会全体の評価として扱ったりしてはいけません。何を確かめたかが分かる資料を選びましょう。

改善点を書くときは、「もっと便利にしたい」で終わらず、誰に試してもらい、何を観察し、どの部分を変えるかを考えます。出願までに実施できなかった場合は、将来の計画として明示します。現在の成果と次の課題を分けると、面接でも考えの続きが説明しやすくなります。

制作物は、動作の確認と推薦内容の説明を分けます

自分でできること

自分では、作品の目的、利用した道具、自作部分、試した改善を記録できます。ただし、動いたという結果だけでは仕組みを理解した証拠になりません。入力から出力まで説明できない部分は、情報の先生などに質問し、理解を確かめます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、仕組みの基礎、共同制作の担当、素材や個人情報の扱いを確認できます。ただし、作品の完成度だけでは動画で何を強調するか決まりません。技術説明が長く、使う人の問題が消えてしまう場合は専門的な構成点検を検討します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、作品の目的と本人の判断が、動画・説明資料・面接で一貫して伝わるか見てもらえます。ただし、制作や動作確認を本人の代わりに済ませる指導ではありません。修正後も、自分で作った部分と助言を受けた部分を区別して説明します。

高1からの準備は、評定・履修・学習記録を同時に育てます

科目選択の前に、数学の経路を確認します

公募制推薦の数学には、数学Ⅲを含む評定の経路と、数学Ⅲを含まない評定の経路があります。高1から検討する意味は、文章を書く時間を長く取れることだけではありません。学校の科目選択が決まる前に、どの履修計画が条件と関わるかを確認できることにもあります。

ただし、推薦の条件だけを理由に科目を選ぶのではなく、入学後に学びたい内容や高校の教育課程も含めて相談します。例えばデータや数理に関心がある場合は、数学の理解を深めること自体が学部研究につながります。出願年度の条件は変わる可能性があるため、前年の要項を固定した約束として扱わないでください。

高校の先生には、数学の成績だけでなく、履修予定の科目と、調査書でどのように示されるかを確認します。本人が独学した内容を、学校で履修した科目と同じ扱いにできるとは限りません。早めに確認しておくと、直前に変えられない条件を見落としにくくなります。

日々の学習記録は、長い日記より判断を残します

授業や課外活動の後には、取り組んだこと、困ったこと、変えたこと、次に試したいことを短く残します。毎回長い文章を書く必要はありません。後から見たときに、どのように考えたかを思い出せる記録が役立ちます。発表資料や作品は、完成版だけでなく途中の版も整理して保存しましょう。

例えば、集計した数字が予想と違ったときに、計算方法を確認したのか、対象を見直したのかを残します。結果だけを記録していると、推薦資料を作る段階で学習過程を思い出しにくくなります。日々の小さな判断を残すことが、後の具体的な説明につながります。

評定の維持も、推薦対策と切り離さないようにします。提出物を出す、分からない内容を質問する、定期試験の誤りを見直すといった学習を続けます。活動を増やすために授業の学びを削ると、公募制の条件や、総合型で説明する基礎が弱くなるおそれがあります。

高1で確認

科目選択、成績の見方、資格の学習を早めに相談します。

高1で残す

学習の途中の判断、変更した理由、成果物の版を残します。

高1で育てる

授業の基礎と、関心を自分で調べる習慣を続けます。

英語は、技能の偏りを早めに把握します

英語資格の準備は、受験日が近づいてから始めるより、読む、聞く、話す、書くのどこで困っているかを早く知ることが重要です。所定の資格を得るためだけでなく、入学後に情報を集めたり説明したりする学習の土台として取り組みます。

例えば読むことに時間がかかるなら、単語の不足なのか、文の関係が分からないのか、内容をまとめられないのかを分けます。課題を分けると、同じ問題集をただ繰り返す以外の練習を考えられます。検定を受ける時期は、大学の有効期間と高校生活の予定を見ながら決めてください。

高2では、経験を増やすより一つの問いを深めます

関心のある分野を、観察できる問いにします

高2では、情報学のどの部分に関心があるかを具体化します。「人工知能に興味があります」「デザインが好きです」という大きな言葉から、どの場面の何を知りたいかへ進めてみましょう。専門用語の数より、調べる対象と理由が分かることが大切です。

例えば、学校の情報が伝わりにくいという関心なら、誰に何が届いていないのか、どの手段で確認できるのかを考えます。実施する際は、学校の許可や個人情報への配慮も必要です。受験のために無理な調査を行うのでなく、授業や活動の範囲で安全に取り組める方法を相談してください。

問いを深めるために、必ず新しい団体へ参加する必要はありません。今の部活動や授業の中でも、情報の扱い、協力の方法、表現の工夫を見つけられます。活動を増やしすぎて振り返る時間がなくなるより、実際の判断を丁寧に説明できる経験を育てましょう。

学部説明やワークショップは、参加後の記録まで行います

学部の説明や公開されている活動を見るときは、面白かったという感想だけで終わらず、何を学ぶ場所だと分かったか、自分の関心とどこがつながったか、新しく何を調べたくなったかを残します。学部の公式案内ではワークショップ経験も総合型の材料になり得ますが、参加そのものを合格の保証と受け取らないでください。

例えば学生の制作を見る場合、完成品だけでなく、どの問題を見つけ、どんな方法を選び、チームで何を分担したかに注目します。自分が高校で行っている活動との違いを考えると、大学で学ぶ必要が具体的になります。聞いた話は、誰の説明かと、自分の感想を分けて記録します。

参加の予定は、その年度の公式案内で確認します。2026年度のワークショップは終了しているため、現在申し込める催しとして過去の日程を使わないようにしましょう。次年度の開催が未発表なら、前年と同じ日付や内容だと決めつけず、公開情報を確認します。

問いを深める

大きな関心から、対象と調べたい内容が分かる問いへ進めます。

経験を確かめる

途中の工夫、結果、限界を記録し、説明できる材料を育てます。

大学へつなぐ

高校でできたことと、大学で学びたい方法の違いを整理します。

高2のうちに、短い説明を他者へ届けます

経験を一度短く説明してみると、自分では分かっているつもりの部分が見つかります。例えば、活動を知らない人に説明したとき、何のために取り組んだのかが伝わらなければ、背景を補う必要があります。推薦資料を本格的に作る前でも、説明の練習はできます。

説明を聞いた人には、良かった点だけでなく、分からなかった言葉や、理由をもっと聞きたかった箇所を教えてもらいます。その指摘を受けて、自分の記録へ戻って考えます。文章を完成させることより、経験と学びの関係を理解し直すことが、この段階の目的です。

高校3年のうちに、条件の確認を終えてから書類・記述・面接を並行しましょう

準備開始が遅いほど、変更できない条件が増えます

高3になってからは、履修済みの科目や積み重なった成績を短期間で変えることが難しくなります。英語資格も、受験と結果取得の機会には限りがあります。だからこそ、早く始めるほど、条件確認や学び直しに使える時間を確保できます。短期間の文章修正だけで、長く積み重ねた学習を置き換えられるとは考えないでください。

最初に行うのは、受験できる方式と証明書の状態の確認です。総合型の出願が終了している時期に、新しくその出願へ間に合わせる計画を立てることはできません。現在の年度で利用できる日程と、次年度以降の準備を分けます。確認できた事実をもとに、取り組む範囲を決めましょう。

例えば公募制を検討する場合は、全体の成績、数学の経路、英語資格の受験日、学校長推薦書を先に確認します。そのうえで、志望理由書の3つの設問に使う経験を整理します。出願条件が不明なまま、面接の暗記だけを進めることは避けてください。

書類が完成するまで、他の練習を止めません

書類は見直すたびに修正点が見つかるため、完全に終わってから面接を始めると、話す練習の時間が減ります。下書きの段階でも、中心となる経験を口頭で説明してみましょう。話せない部分を文章へ戻して整理すると、書く練習と面接の準備を同時に進められます。

総合型の第1次選考を通過した人は、提出済みの内容を基に、記述と面接を並行します。新しい華やかな実績を急いで追加するより、提出した主張の根拠や、関連する基礎を確認します。記述で考えたことも、なぜそう答えたかを口頭で説明する練習へつなげてください。

公募制の準備では、短い志望理由の中で省いた背景を、面接で説明できるようにします。文章に書いていない内容をすべて話すのではなく、質問に必要な部分を選ぶ練習です。本人の経験にない説明を増やさず、実際の学習を具体的に伝えられる状態を目指しましょう。

先に確定

出願条件、証明書、高校の期限、大学の締切を確認します。

並行して準備

下書きの修正、基礎の学び直し、口頭の説明を続けます。

直前に点検

提出した版、ファイルや用紙、受験票、試験の案内を照合します。

残り期間の計画は、作業と確認相手まで書きます

「今週は推薦対策をする」では、何を終えればよいかが曖昧です。「英語証明の受験日を確認する」「設問2の学部とのつながりを直す」「数学の誤りを理由別に整理する」というように、作業を分けます。学校の確認が必要なものは、本人の作業とは別に依頼日と受取日を考えましょう。

短い期間ほど、何度も書き直す前に、設問への答えが足りているかを点検します。言い回しの美しさより、事実の誤り、条件の不足、本人が説明できない部分を先に直します。準備の優先順位を決めることは、学習を省くことではなく、限られた時間を重要な修正へ使うことです。

準備計画は、確認相手と完了の目安まで書きます

自分でできること

自分では、下書き、資料整理、練習、学校への依頼、発送を予定表にできます。ただし、証明書の発行日や校内期限は本人だけで決められません。受取日が分からない作業は高校へ確認し、待つ間に進められる学習を分けます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、推薦・調査書・原本証明の校内手続と授業の学習を相談できます。ただし、動画や郵送まで先生が管理する前提にはできません。自分の予定表を共有し、学校が確認する項目と本人が完了させる項目を明確にします。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、条件確認後にどの原稿や練習を先に直すか整理してもらえます。同じ下書きの修正が続き面接へ進めない場合が目安です。ただし、過去の評定や締切は変えられません。学校・大学の確認が必要な点を残し、本人が実行できる順序にします。

出願までの作業を、確認相手と締切から組み直しましょう

条件の確認と下書きが進んでも、学校への依頼や面接練習が後回しになることがあります。予定表と現在の原稿を受験相談で見直すと、先に終える作業と、確認を待つ間に進める練習を分けられます。

受験相談で整理できること

  • 評定・履修・資格の証明と校内手続で、学校や大学へ確認を残している項目
  • 動画・説明資料・志望理由書のうち、学部とのつながりや根拠を先に補う箇所
  • 提出予定と練習記録に合わせた、記述・面接の改善順と本人が進める作業

自分と学校で進める準備、専門的な確認が役立つ準備を分けます

学校では、条件の証明と基礎学力を確認します

高校の先生には、成績、履修、推薦書、調査書、原本証明、校内期限を確認します。数学や英語の学習でどこが不足しているかを相談することもできます。学校にしか確認できない情報を、外部の受験相談だけで確定させようとしないことが大切です。

自分では、公式要項を読み、経験の記録を整理し、志望理由や動画原稿の下書きを作れます。例えば、活動の目的、自分の担当、困った点、変えたこと、結果を並べる作業は、完成した文章がなくても始められます。最初から上手に書こうとせず、事実の材料をそろえましょう。

学校で見てもらう原稿には、設問と相談したい点を添えます。「何となく弱いです」ではなく、「設問2で学部の学びとの関係が説明できているか」と伝えると、指摘を受けやすくなります。相談相手が入試の様式を知っている前提にせず、要項の該当箇所も一緒に示してください。

専門的な添削は、文章の置き換えより修正理由を重視します

学部が求める力と経験の関係を深く考えること、複数の材料から中心を選ぶこと、書類と面接の一貫性を点検することは、専門的な助言が役立つ領域です。模擬面接でも、話し方だけでなく、どの説明が不足していたかを具体的に確認することが重要です。

例えば、動画の内容が活動紹介で終わっている場合、結論を強い言葉へ変えるだけでは改善しません。どの判断が本人の力を示すのか、その根拠は何かを一緒に確認し、本人が説明できる形に直します。完成原稿を別の人に作ってもらうのではなく、受験生自身の理解と表現を深めるために助言を使ってください。

指導を比較するときは、対象年度の要項を確認しているか、方式ごとの違いを区別しているか、修正の理由を説明するかを見ます。合格保証や、本人の経験を大きく見せる提案に頼らないようにしましょう。実績の分析を聞く場合も、年度や方式、根拠となる資料が確認できるかが大切です。

学校で確定すること

調査書、履修、推薦、原本証明、校内手続を確認します。

自分で整理すること

公式情報と経験の記録を集め、下書きと疑問点を用意します。

専門的に点検すること

学部とのつながり、資料の根拠、文章構成、質問に合う説明を改善します。

相談前には、完成品より現在の状態を持ち寄ります

相談のために原稿を完璧に仕上げる必要はありません。何ができていて、何が分からないかが分かるほうが、準備の優先順位を考えやすくなります。成績や資格、提出予定の資料、書きかけの文章を整理し、確認したい項目を挙げてください。

例えば「総合型と公募制で迷っています」という相談でも、数学の履修と英語の受験日が分かれば、先に確認する条件が具体化します。「動画がまとまりません」という相談なら、活動の記録と仮の原稿があると、情報を削るべきか、根拠を足すべきかを考えやすくなります。

出願直前の落とし穴は、方式の違いと提出の完了を見落とすことです

よくある失敗:総合型の条件を公募制へ移してしまいます

総合型では評定平均値の一律の基準がないという案内があっても、公募制では全体3.5以上などの条件があります。英語資格の受験日も違います。学部が同じだから条件も同じと考えず、確認表の最初に年度と方式を記してください。

例えば英検の受験時期について、総合型の扱いだけを読んで公募制も有効だと判断すると、条件の確認を誤る可能性があります。動画や説明資料の提出も総合型の手続であり、公募制の志望理由書を同じ方法で送るものではありません。必要書類と提出先を、方式ごとに分けて点検します。

よくある失敗:活動の成果だけを書き、努力や工夫が消えます

受賞、資格、作品の名称を並べると、成果は分かっても、本人がどう学んだかが伝わらない場合があります。総合型の要項は、結果に至る過程も説明するよう求めています。活動ごとに、うまくいかなかった点、選んだ方法、変更した理由を一つずつ探してみましょう。

例えば「グループで協力しました」という表現だけでは、どのような協力かが分かりません。意見の違いを整理したのか、作業の遅れを調整したのか、互いの得意分野を使ったのかを具体化します。本人がしていない行動を付け加えるのでなく、実際の場面から説明を選んでください。

条件の混同を防ぐ

年度と方式を固定して、成績・資格・提出物を確認します。

説明の不足を防ぐ

成果だけでなく、本人の判断と学習過程を確かめます。

手続の抜けを防ぐ

登録、支払い、郵送、Web提出、受験票を別に完了確認します。

よくある失敗:Web登録したので、提出も終わったと思います

Web登録、検定料の支払い、紙の書類の発送、動画などのWeb提出は別の手続です。特に総合型は、動画提出用フォームの事前登録もあります。手続の名前が似ていても、完了した内容は同じではありません。どの操作を終えたかを、日時と記録で確認しましょう。

提出前には、要項の一覧と手元の書類やファイルを照合します。郵送物は必要なものを封入する前に確認し、Web提出物はファイル名と再生・表示を点検します。締切時刻の直前に初めて送信する計画では、通信や印刷の問題に対応する余裕がなくなるため、内容の完成と提出の予定を分けて考えてください。

よくある失敗:提出した文章と面接で話す内容がつながりません

提出後に不安になり、別の志望理由を急に作ると、書類との関係が分かりにくくなります。新しく調べて考えが深まった場合は、何を知り、どの点を見直したかを説明できるようにします。提出済みの経験をなかったことにするのではなく、考えの変化を整理しましょう。

面接用の練習では、必ず提出した版の控えを使います。古い下書きで練習すると、実際に提出した内容に触れられたときに戸惑う可能性があります。動画や資料も同じ版を保存し、書いたことを本人が説明できるか、根拠となる記録へ戻って確認してください。

よくある疑問は、出願条件と合格の評価を分けて解決します

プログラミング経験がないと、総合型には出願できませんか

総合型の自己アピール型は、情報技術の知識や技能だけでなく、学部の学びにつながる能力や経験を対象にしています。大学の質問回答でも、情報技術と直接関係しないように見える経験を、学部との関係を説明して示すことができます。プログラミング実績が全員に必須と書かれているわけではありません。

ただし、経験が不要という意味ではありません。何を学び、どんな力を得て、大学でどう学ぶかを具体的に示す必要があります。例えば表現や行事運営の経験なら、情報の伝え方や協力の工夫を振り返ります。実際に説明できる内容と、選ぶ型の条件を照らし合わせてください。

公募制は、数検2級がないと受けられませんか

数学の条件には、数検のほかに指定科目を含む数学の評定による経路があります。したがって、数検だけが唯一の出願経路ではありません。数学Ⅲを含む場合と含まない場合で必要な評定が異なるため、調査書上の科目と成績を高校で確認してください。

ただし、数学の条件を満たしても、全体の成績や英語資格、学校長推薦などの確認は別に必要です。また、数学の評定を使う人の提出証明について不明点がある場合は、出願条件と書類欄を示して大学へ確認します。条件の選択肢と、証明の具体的な方法を一緒に確かめましょう。

経験の疑問

必要なのは特定の活動名だけではなく、選ぶ型に合う学びを説明することです。

数学の疑問

数検と評定の経路を読み分け、全体成績と英語の条件も確認します。

評価の疑問

出願できることと、選考で十分に説明できることを区別します。

動画を上手に編集すると、有利になりますか

要項は、編集技術や画質を審査するのではなく、情報を的確にまとめて分かりやすく伝えているかを見るとしています。スマートフォンで撮影する場合も、内容、音声、文字の読みやすさ、再生時間を確認することが大切です。装飾を増やすことを優先しないでください。

例えば動く文字が多いと、説明を聞きながら画面を読むことが難しくなる場合があります。推薦の中心が伝わるかを確認し、必要な図や資料だけを残します。未編集か編集済みかより、本人の学習過程と入学後の計画が理解できるかを見直しましょう。

倍率が低い方式を選べば、対策は軽くできますか

倍率だけで、本人にとって準備しやすい方式を判断することはできません。出願資格、提出内容、試験で確認する力が異なるためです。特に2027年度の公募制推薦は新設の方式であり、同じ方式の過年度実績があるかのように数字を置くことはできません。

方式を検討するときは、資格を満たすか、説明できる経験があるか、必要な証明を用意できるか、当日の選考へ向けて何を学ぶ必要があるかを確認します。募集人員や過去の数字から合格を約束するのでなく、現在の不足を具体的に見つけることが対策になります。

制度の確認:専修大学・ネットワーク情報学部総合型選抜案内。

制度の確認:専修大学・2027年度公募制推薦入学試験要項。

専修ネットワーク情報を目指すなら、条件表と説明の下書きを今日からそろえます

最初の作業は、方式ごとの未確認をなくすことです

まず、受験年度、卒業予定、全体の成績、数学の履修と成績、資格の受験日と証明書を整理します。総合型へ出願済みの方は、提出資料と第2次選考の案内を確認します。公募制を検討している方は、条件と学校への依頼を先に確かめてから、3つの志望理由を組み立ててください。

次に、経験の中から、何を考え、どう工夫し、何を学んだかを説明できる場面を選びます。例えば調査方法を変えた理由、作品を直した根拠、学習を続けるための工夫などです。その経験を、学部のどの学びにつなげたいかまで整理すると、書類と面接の準備が一つにつながります。

早期に始めるほど、条件の確認、資格の学習、探究の見直し、文章や対話の練習に使える時間が増えます。活動の数や文章の華やかさを競うより、自分の学びを根拠とともに説明できる状態を育てましょう。今日行うことを一つ決めるなら、未確認の条件を一つ確かめ、経験の記録を一つ開くことから始められます。

受験相談では、書きかけの材料から準備の順番を考えます

条件の読み分けや、経験を動画・志望理由書へまとめるところで困っているときは、現在の状態が分かる材料を用意してください。マナビライトの受験相談は無料で、志望校が未定でも利用でき、相談後に入塾を決める必要はありません。学校や大学に確認する項目と、本人が改善する内容を分けて整理しましょう。

方式と提出物が整理できたら、次に終える作業を一つ決めます。受験相談では、現在の下書きや練習記録をもとに、本人・学校・専門的な助言の担当と準備の順序を確認できます。

「どの条件を確認すればよいか」「活動をどう説明すれば学部の学びにつながるか」で止まっているときは、成績、資格の受験日、活動記録、下書きを並べてみましょう。受験相談では、次の3点を整理する材料にできます。

  • 募集要項と高校で追加確認が必要な出願条件
  • 経験のどこを動画や志望理由書の中心にするか
  • 書類・記述・面接の準備で、先に改善する内容

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