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専修大学経済学部の総合型選抜対策|三方式の課題小論文を500字の志望理由・面接につなぐ

専修大学経済学部の推薦や総合型選抜を調べて、「英語資格がなければ受けられないのか」「国際経済に関心はあるものの、何を小論文に書けばよいのか」と迷っていませんか。まず押さえたいのは、この記事で扱う総合型選抜の対象が国際経済学科であり、英語資格型・発想力型・探索力型という三つの出願方式があることです。名前が似ていても、準備する材料や面接で説明する内容は同じではありません。

この記事では、2027年度の入学試験要項と所定用紙をもとに、出願資格、英語の条件、日程、提出書類、各方式の課題小論文を整理します。そのうえで、資料の読み方、体験から提案を組み立てる手順、課題図書の論旨を捉える方法、500字の志望理由書や面接の準備まで、手を動かせる形で解説します。

大切なのは、方式名だけで選ばず、自分が根拠を持って説明できる材料を確かめることです。読み終えたら、出願条件の確認、使う資料の整理、最初に直す文章を区別できます。なお、2027年度の出願期間は2026年9月で、すでに終了しています。次年度以降に受験する方は、以下の日程や課題をそのまま使わず、受験年度の発表で確認し直してください。

専修大学のキャンパス(出典: Wikipedia)

専修大学 経済学部の総合型選抜、何から始める?

専修大学経済学部の総合型選抜は、国際経済学科の三方式から一つを選びます

「経済学部なら同じ推薦」と考えないことが出発点です

専修大学経済学部の入試を調べるときは、大学名、学部名、学科名、方式名、入学年度までそろえましょう。この記事の対象は、経済学部国際経済学科の総合型選抜です。経済学部という大きな名称だけで、ほかの学科の条件まで同じだと考えないことが重要です。

2027年度は、英語資格型・発想力型・探索力型を合わせて募集人員20名です。三方式を同時に申し込む制度ではなく、いずれか一方式でのみ出願できます。20名を方式別に均等に分けた人数や、方式別の合格最低点をこの記事で推定することはしません。

例えば、英語資格を持っていても、資格の点数だけで英語資格型に決めるのは早計です。指定された格差の資料を読み、データを使って論じる課題があります。一方、地域で活動していても、体験を説明するだけでは発想力型の課題を満たせません。提案と実現方法まで求められます。

最初に比べるのは、資格・体験・読解のどこに準備の土台があるかです

英語資格型は、一定の英語資格を満たし、海外での学習機会にも積極的に参加する意欲を持つ人を対象とする方式です。課題小論文では、関連資料やデータを調べて筋道を立てて書く力が重視されます。英語が得意という自己紹介で、課題の読解を省けるわけではありません。

発想力型は、自分の体験と学習をもとに、国際社会や地域社会の課題に対する提案を考える方式です。探索力型は、課題図書を読み込み、著者の考えを正確に理解する力が重視されます。どちらも「英語資格がないから選ぶだけ」の受け身の選択では、準備の方向を定めにくくなります。

次のカードでは、最初に机の上へ出すものを示しました。これは大学による合否判定ではなく、要項の課題と評価内容から考えた準備の入り口です。使える材料が見えた後に、条件と締切を照合してください。

英語資格型

資格の証明書と指定資料を用意します。点数だけでなく、受験した試験の種類やスコアの扱いも確認します。

発想力型

自分が実際に関わった出来事の記録を用意します。読書や動画で知ったことは、体験の記録と分けます。

探索力型

指定された課題図書と四つの設問を用意します。書評を読む前に、本文のどこが設問に対応するか調べます。

第一次選考で小論文が最も重視される点を見落とさないようにします

公式要項は、第一次選考で小論文の評価を最も重視し、ほかの提出書類も含めて総合的に評価すると説明しています。志望理由書だけを何度も書き直し、小論文を最後に残す進め方は、この選考内容と合いません。課題の理解と資料の準備を早い段階に置きましょう。

志望理由書には、国際経済学科を志望する理由、入学後に学びたいこと、卒業後を見据えた目標が求められます。小論文と志望理由書は役割が異なりますが、関心や考え方がつながっていると説明しやすくなります。同じ文章を両方へ写す必要はありません。

例えば、教育の格差を小論文で扱うなら、志望理由書では「その問題をどのような学びで理解したいか」を考えます。小論文の要約を繰り返すだけでは、大学で何を学ぶ必要があるのかが見えません。選考の事実は2027年度の公式入学試験要項で確認できます。

出願資格は卒業時期から確認し、全体の評定と英語の条件を分けます

出願資格は卒業時期から確認し、全体の評定と英語の条件を分けますに向けて準備する高校生

高校の卒業時期や課程によって、確認する条項が変わります

国内の高等学校または中等教育学校については、2026年4月以降の卒業者と2027年3月卒業見込みの人が対象です。単に「高校を卒業していれば受けられる」とは書かれていません。すでに卒業している場合も、卒業した年月を確認してください。

外国での学校教育については、12年の課程を2026年4月1日以降に修了した人、または2027年3月31日までに修了見込みの人という条件があります。在外教育施設、専修学校の高等課程、個別の入学資格審査にもそれぞれ定めがあります。自分の学校がどの区分に入るかを先に確認しましょう。

要項の出願資格のうち、在外教育施設、専修学校高等課程、個別審査の区分で出願を希望する場合は、2026年7月31日までに入学センターへ問い合わせる指定があります。一般的な出願期間より前です。外国の学校への在籍経験がある人も、必要な証明書を早めに整理することが大切です。

三方式共通の全体評定の最低値は、要項に示されていません

2027年度のこの総合型選抜には、三方式共通で「全体の学習成績の状況が何点以上」という最低値は示されていません。ただし、調査書を含めて選考されるため、成績を無関係と考えるのも適切ではありません。授業への取り組みや基礎学力の準備を続けましょう。

注意したいのは、英語資格型の英検の条件にだけ、英語の学習成績の状況が関わる組み合わせがあることです。全体の評定と英語の評定は別の数値です。英語の条件を、全科目の平均に読み替えてはいけません。

例えば、成績表を見るときは、全体の数字を眺めるだけでなく、英語としてどの成績が調査書に記載されるかを高校へ確認します。自分で選んだ科目だけを平均して「条件を満たした」と判断せず、出願に使う正式な成績の確認につなげてください。

出願の意思と併願の扱いを、別学部の説明から判断しません

出願条件には、専修大学経済学部国際経済学科での勉学を強く希望し、入学を志すことが示されています。受験のしやすさだけで選ぶのではなく、学科で何を学びたいのかを説明できるようにしておきましょう。

一方、ほかの学部や別大学の「専願」「併願可」という説明を、そのままこの方式に当てはめることはできません。複数の入試を検討する場合は、それぞれの要項や誓約事項、入学手続期限を照合し、明記されていない扱いは大学に確認してください。

確認するときは、大学名だけを伝えて「併願できますか」と尋ねるより、入学年度、学科、方式名、もう一方の入試の条件を整理して質問するほうが具体的です。受験相談でも、出願資格と入学後の意思、日程上の重なりは分けて考えることができます。

最初に確認するもの

卒業・修了の年月、学校の課程、出願資格の該当区分を確認します。個別確認が必要な区分は出願前の期限に注意します。

成績で確認するもの

調査書の対象期間、英語資格型の英検条件に用いる英語の成績を確認します。全体評定と混ぜません。

意思と手続で確認するもの

学びたい内容と入学への意思を整理し、ほかの入試を検討する場合は相手の条件も照合します。

出願条件は、本人の見込み・学校の記録・大学の判断を分けます

自分でできること

自分でできるのは、卒業年月、学校の課程、英語資格の正式名称と受験日を並べ、要項の該当欄を探すことです。ただし、通知表から自分で計算した値だけでは調査書の英語の成績を確定できません。例えば英検1980点以上2150点未満の条件を使う場合は、先に学校へ正式な成績を確認します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、調査書に載る成績、対象期間、卒業見込みの記載を確認してもらえます。学校の記録は確認できても、大学独自の出願資格を例外的に認める判断はできません。外国の学校への在籍や課程の扱いが曖昧なら、先生と事実を整理して大学へ問い合わせます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、確認済みの条件と手元の材料から、三方式それぞれに必要な準備を整理してもらえます。資格が使えることと、課題を仕上げられることが混ざっているときが相談の目安です。ただし出願資格を認定する権限はなく、大学の回答が必要な点を助言だけで確定しません。

専修大学 経済学部の総合型選抜、何から始める?

2027年度の日程は、登録・郵送・面接・入学手続を別々に管理します

2027年度の出願期間と第二次選考の実施日は、この記事の確認時点ですでに過ぎています。以下は当該年度の確認用の日程です。これから出願する方は、次年度の発表を確認し、日付を流用しないでください。

登録を終えても、書類を送るまで出願は完了しません

2027年度入試のインターネット出願登録は、2026年9月1日9時から9月11日17時までです。出願書類の郵送期間は9月7日から9月11日までで、締切日の消印が有効です。登録開始日と郵送開始日が違うことを、予定表に分けて記載してください。

入学検定料は35,000円で、別にサービス利用料1,100円が必要です。要項では、一度納入した検定料はどのような理由があっても返還できないとされています。支払いの前に方式や入力内容を確認する時間を設けましょう。

登録画面を完成させると、出願が終わった気になりやすいものです。しかし、大学は書類の郵送が行われなければ出願手続が完了せず、受験票も発行されないと説明しています。出願確認票の印刷、ほかの書類の同封、郵送の控えの保管までを一続きの作業にしてください。

合格発表は郵便を待たず、自分で確認します

第一次選考の合格発表は2026年10月9日11時です。第一次選考の合格者が受ける第二次選考は10月17日で、試験場は生田校舎10号館です。受験上の注意が9時50分から10時、面接は10時から始まります。個人ごとの面接時間の長さを、この開始時刻から推定しないでください。

第二次選考の合格発表は11月2日11時、入学手続期間は11月2日から11月9日までです。第一次・第二次とも、合否はマイページで発表され、郵送による通知はありません。合格証や手続書類も、自分で印刷して保管する流れです。

例えば、保護者が学費の準備を担当する場合でも、本人だけが発表日を知っていると連携が遅れます。発表後に何を確認し、誰が振込や書類の準備を担当するかを、出願前から共有しておくと安心です。支払いを済ませたことと、必要な手続全体を終えたことも区別しましょう。

出願

2026年9月1日9時〜11日17時に登録します。書類郵送は9月7日〜11日で締切日消印有効です。

選考

第一次結果は10月9日11時です。第一次合格者の面接は10月17日、生田校舎10号館で行われます。

結果と入学手続

第二次結果は11月2日11時です。入学手続は11月2日〜9日で、マイページから書類を確認します。

翌年度の準備には、今年の締切ではなく作業の順序を引き継ぎます

ここに示した日程は、2027年度入学に向けた2026年実施のものです。2028年度以降の出願日、試験日、課題図書、英語資格の基準が同じになるとは限りません。次年度の発表が出たら、保存していた予定表と用紙を更新してください。

引き継げるのは、資格の受験、証明書の準備、資料の読解、文章の修正、面接練習という順序です。締切が近づいてから本を探し始めたり、英語の証明書の取り寄せ方法を初めて調べたりすると、内容を練る時間が少なくなります。

予定表には、大学の締切と自分の完成予定を別の色で記入する方法があります。例えば、清書の前に一度、第三者に設問への答え漏れだけを確認してもらう日を置きます。自分で設けた予定は準備上の目安であり、大学の公式期限とは区別しておきましょう。

共通の提出書類は、500字の志望理由書と方式別の小論文が中心です

まず全方式に必要な書類を一組にします

共通の中心書類は、出願確認票、調査書、500字以内の志望理由書、選んだ方式の課題小論文です。出願書類送付用の宛名ラベルも必要です。英語資格型では、さらに英語資格取得証明書を提出します。資格の証明書は写しでもよいとされています。

調査書は、最終学年の1学期までを基本とし、2学期制では前期、4学期制では2学期までのものが指定されています。2学期制で前期までのものが出せないときには前期中間、それも難しいときは第2学年までとする扱いがあります。4学期制にも提出時点に応じた扱いがあるため、高校と確認してください。

外国の高校から出願する場合は、成績証明書と修了見込証明書が必要です。日本と外国の両方の高校に在籍していた場合は、日本の高校の調査書または成績証明書も併せて提出する指定があります。書類が海外から届く日数まで含めて準備しましょう。

筆記具は鉛筆かシャープペンシルで、ボールペンと決めつけません

志望理由書と課題小論文は、所定用紙へ鉛筆またはシャープペンシルで記入します。志望理由書は白いA4用紙、課題小論文も白いA4用紙に片面印刷する指定です。一般的な出願書類の印象から「黒ボールペンで清書」と決めてはいけません。

志望理由書、小論文の順番に重ね、まとめて左上をホチキスで留めます。留める位置は志望理由書の左上のマークに沿う指定です。各用紙の氏名欄や、記入しないよう示された欄も確認しましょう。内容がよくても、用紙の取り違えを防ぐ作業は別に必要です。

下書きは修正しやすい方法で作り、最後は実際の用紙で文字数と読みやすさを確認します。例えば、画面上では短い文章でも、手書きすると文字が詰まって見えることがあります。試し書きでは、読点や段落の位置まで確認し、読む人が論理の区切りを追いやすい状態にします。

証明する書類と、自分の考えを伝える書類を分けて扱います

調査書や資格証明書は、事実を確認する役割を持ちます。志望理由書や小論文は、自分が何に関心を持ち、どのように考えたかを伝えるものです。資格証明書の説明を長く書くことが、そのまま小論文の内容になるわけではありません。

例えば、英語資格を取得した経験を志望理由に使うなら、「資格を取った」という事実に加えて、それを使ってどの資料を読み、どの問いを持ったかまで考えます。ただし、実際にしていない読解や活動を加えてはいけません。後から面接で説明できる材料だけを使いましょう。

書類は、入手を待つもの、自分で書くもの、最後に印刷するものの三つに分けると管理しやすくなります。高校へ依頼する書類は早く動き、自作の文章は何度か修正し、出願確認票は支払い後に印刷するというように、作業の性質に合わせて準備できます。

入手する書類

高校の調査書や英語資格の証明書を準備します。外国の学校への在籍がある場合は追加書類を確認します。

自分で書く書類

500字以内の志望理由書と、選んだ方式の小論文を作ります。所定用紙、筆記具、字数を守ります。

最後にまとめるもの

支払い後の出願確認票、宛名ラベル、同封書類を照合します。簡易書留速達の控えを保管します。

提出書類は、発行を待つ作業と本人が書く作業を分担します

提出書類は、発行を待つ作業と本人が書く作業を分担しますに向けて準備する高校生

自分でできること

本人は、共通書類と選んだ方式だけの書類を分け、用紙、氏名、字数、筆記具を確認します。例えば資格証明は取得済みでも、必要な証明書が手元にないことがあります。本人だけでは発行日を決められないため、下書きの完成を待たず学校や試験実施団体へ依頼します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、調査書の発行手順と受取日を確認できます。学校内の申請期限は大学の郵送期限より前の場合があるため、大学の要項を渡して相談しましょう。学校は試験実施団体の証明書を発行できません。依頼先が違う書類は、本人がそれぞれの到着予定を管理します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、書類の役割を整理し、小論文と志望理由書の食い違いを確認してもらえます。清書を始めても学びたい内容が何度も変わる場合は、形式より先に内容を相談します。調査書の発行や資格証明の代行、提出期限の延長はできないため、必要な手続は正規の窓口で進めます。

英語資格型は「資格を満たすこと」と「資料を論じること」を両方準備します

英検は合否だけではなく、受験級と得点の組み合わせを見ます

英検の場合は、1級・準1級・2級のいずれかを受験し、合否を問わず所定のCSEスコア2.0を満たすことが条件です。英検S-CBTと英検S-Interviewも含まれます。「2級に合格したから必ず条件を満たす」「不合格だから使えない」と、合否だけで判断しないでください。

基準は、CSEスコア2.0が2150点以上、または1980点以上2150点未満で、出身高校の英語の学習成績の状況が4.2以上という組み合わせです。後者では、点数と英語の成績の両方を確認します。2150点の境目をまたぐ条件の違いを、成績証明と照合しましょう。

例えば、資格の証明書を確認する際は、試験名、受験級、スコア、氏名を一枚の確認用メモにまとめます。条件を満たすか不明なときは、そのメモと正式な証明書を使って高校や大学に確認できます。勉強のための模擬試験の点数を、出願資格のスコアとして扱うことはできません。

ほかの英語試験も、試験名の細部まで一致させます

TOEFL iBTは、2026年1月20日以前の受験者について従来スコア42以上、1月21日以降の受験者についてバンドスコア3.0以上が示されています。My Best Scoresは使用できません。新旧の表示があるため、受験日と正式な成績表を一緒に確認してください。

ほかには、TOEIC L&Rが550点以上、IELTS Academicが4.0以上、ケンブリッジ英語検定が140以上、GTECはオフィシャルスコアで930点以上という条件です。似た名前の別形式や、掲載されていない成績の扱いまで自己判断で広げないことが大切です。

要項に書かれていない受験形式、証明書の扱い、有効期間などについて疑問があれば、出願前に大学へ確認します。試験実施団体への証明書の発行依頼も別の作業です。大学への確認と、実施団体から証明書を受け取る準備を、同じものとして扱わないようにしましょう。

課題は英語の感想文ではなく、格差の資料を使った論述です

英語資格型の提出課題は、World Inequality Report 2026のExecutive Summaryを使い、グローバルな格差の実態と是正策について論じるものです。全体で1500字以内です。外国語の資格を示すことと、指定資料の内容を理解して小論文を書くことは別の準備になります。

課題は、所得と富の格差とその推移、温室効果ガス排出の格差、教育機会に関わる格差、重要だと考える是正策を扱います。設問では参照する図の番号も指定されています。好きな話題だけを書くのではなく、指定された論点をそれぞれ確認してください。

最初の作業は翻訳文を丸ごと作ることではなく、各図について「何を測っているか」「どの集団を比較しているか」「どの年の情報か」をメモすることです。読み取った事実と自分の判断を分けると、後の1500字への整理が進めやすくなります。

資格の確認

試験名、受験級、得点、必要な場合の英語の成績を照合します。英検は合否だけで判断しません。

資料の確認

図1〜3、図4、図11、政策提言という指定を確認します。数字の意味を図の説明や注記で確かめます。

文章の確認

四つの論点に答え、選んだ政策の理由を説明します。1500字以内という全体の制限を守ります。

英語資格の対策は、スコアと提出できる証明を一組で確認します

自分でできること

本人は、受験した級や試験形式、得点、受験日を証明書から転記します。例えば英検は合否だけで判断せず、CSEスコアと必要な場合の英語の成績を照合します。試験名が似ていても要項に扱いがない形式を使えるとは決めず、疑問を具体的にして大学へ確認します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、日常の英語学習や資格試験の復習、英語の成績の確認を相談できます。ただし次の試験で必要点に届くことや、証明書が期限までに届くことは保証できません。資格学習と定期試験が重なる場合は予定を見せ、評定を含む学校の学習を崩さない計画を相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、資格取得後に必要な資料読解や英語面接まで含めて準備量を整理してもらえます。点数を満たしたのに関心を英語で説明できない場合が相談の目安です。得点だけで合格を予測する助言には頼らず、資料の内容と自分の考えを伝える練習へつなげます。

英語資格型の小論文は、数字の読み違いを防ぐところから仕上げます

出願条件と準備の優先順位を早めに確認したい方へ

英語資格の条件を確認できたら、次は指定資料を使って四つの論点に答える準備です。資格証明と図表の読書メモを用意し、今週進める作業が資格の確認なのか、小論文の根拠の整理なのかを相談で分けられます。

受験相談では、今の学年や活動状況から、最初に確認する条件と今週始める準備を整理できます。

  • 出願できる方式と未確認の条件
  • 評定・活動・書類のうち先に動く項目
  • 志望学部に合わせた準備の順番

所得と富は、同じ「お金」でも分けて読みます

課題の最初の論点は、図1が示す2025年の所得と富の格差、図2・図3が示す1995年から2025年までの推移です。答案の準備では、所得に関する説明と富に関する説明を別々に記録します。似た数字が並んでいても、同じ指標として合体させないでください。

図を見る練習として、見出し、縦軸、横軸、単位、対象集団、期間を順に確かめます。例えば「上位」と書かれていたら、何の上位なのか、その集団が人口のどの範囲なのかを確認します。割合と金額、一時点と一定期間の変化を混ぜないことが、正確な説明の土台です。

次に、「図から直接分かること」と「なぜそうなったかについて自分が考えること」を分けます。差が見えることだけで、その原因が一つに決まるとは限りません。原因を述べるなら、報告書の説明や別の根拠がどこにあるかを確認し、推測を事実のように書かないようにします。

排出量と教育の図は、対象の範囲を確かめます

図4の排出量は、民間の資本所有に関連する排出量という範囲で示されています。家計の直接的な消費による排出量全体と、同じものとして説明しないことが重要です。図の見出しだけでなく、課題に指定された原典の説明や注記まで読みましょう。

図11では、子ども一人当たりの教育支出や、国・地域の物価の違いを調整した比較が使われています。教育支出の金額を、就学している人の割合そのものに読み替えてはいけません。教育機会を考える材料として、何が分かり、何はその図だけでは分からないかを区別します。

練習では、図の説明を一度日本語で短く書き、元の図に戻って名詞を点検します。「排出量」「所得」「富」「教育支出」のどれを書いているのかを一文ごとに確認してください。難しい言葉を増やすより、比較の対象を最後までずらさないほうが、読み手に伝わります。

政策の選択は、賛成の気持ちだけで終わらせません

最後の論点では、指定箇所の政策提言から最も重要だと考える政策を一つ選び、理由を論じます。複数の政策を名前だけ並べるより、選んだ政策がどの格差に働きかけるのかを説明しましょう。前半で読んだ図の問題と、後半で選ぶ政策の関係を確かめます。

準備用のメモは、「解決したい問題」「政策が働く仕組み」「恩恵を受ける人」「実施に必要な条件」「限界」の順に作れます。すべてを答案に同じ長さで入れる必要はありません。ただし、考える段階で限界まで確認すると、面接で別の見方を尋ねられたときにも整理しやすくなります。

例えば、ある政策が大切だと考えたら、なぜ別の政策より優先したいのかを自分に問いかけます。その理由が「有名だから」「良いことだから」だけなら、図から読み取った問題とのつながりをもう一度探します。この記事の例を結論にせず、自分が資料を読んで選んだ理由を言葉にしてください。

1500字の中で、設問への答え漏れを点検します

最初から1500字ぴったりの完成文を書こうとせず、四つの論点それぞれについて要点を短い箇条書きにします。その後、どの事実を示し、どこで自分の考えを述べるかを決めます。字数配分は大学が一律に指定していないため、論点の多さや自分の説明内容に合わせて調整します。

削るときは、資料名を何度も繰り返す部分や、「とても大きな問題だと思います」のように内容を増やしていない部分から見直します。一方、数字の対象や条件を削ると意味が変わります。短さのために「民間資本所有に関連する」という大切な限定を失わないよう注意してください。

指定報告書以外の資料を参考にした場合は、主なもの2点を所定用紙の最後の欄へ記載します。この出典欄は小論文の字数に含まれません。著者名や書名、発行年、記事の発行日、ウェブページのURLと閲覧日などを、利用した資料に応じて正確に残しましょう。

英語資格型の小論文は、図の読み取りと政策の理由を別々に点検します

自分でできること

自分では、図の見出し、単位、対象、期間を記録し、四つの論点ごとに答えを作ります。図4の限定を落とすなど、知っている話へ読み替えやすい点に注意しましょう。数字は読めても政策を選んだ理由につながらない場合は、図と下書きを一緒に見せて確認を求めます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、英文の構造、図表の基本的な読み方、設問への答え漏れを確認してもらえます。ただし専門的な格差の指標や政策の効果まで、すべて判断できるとは限りません。翻訳ができたことと主張の妥当性は別です。理由の飛躍が残る場合は、経済の内容を確認できる相手へ相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、資料が示す範囲と自分の主張が合うか、政策の選択理由が前半の格差とつながるかを点検してもらえます。添削のたびに説明が変わり、本人が修正理由を言えない場合も相談の目安です。答案を代筆してもらうのではなく、指摘を受けて本人が原典へ戻り、理解した言葉で直します。

英語資格型の面接は、日本語と英語で同じ関心を説明する準備が必要です

自己紹介と志望動機を、丸暗記だけで終わらせません

公式要項では、英語資格型の面接で、自己紹介、志望動機、国際経済への関心事などを英語と日本語で説明できるかを重視するとされています。英文だけを覚える練習ではなく、日本語で考えを整理してから、伝えられる英語へ置き換える練習をしましょう。

練習では、「関心を持った問題」「関心を持ったきっかけ」「今までに調べたこと」「大学でさらに学びたいこと」を短く話します。例えば、関心のある地域や問題を言った後に、なぜそれを選んだのかという理由を加えます。肩書や資格の紹介が長くなりすぎないようにします。

用意した文章を途中から聞かれても話せるか、順序を変えて練習すると理解の確認になります。難しい表現を使って止まるより、自分が意味を理解している言葉でつなぐほうが説明を続けやすくなります。発音や速さだけではなく、質問に対応した内容になっているかを振り返りましょう。

小論文の数字を、資料を見ずに断定する癖を避けます

面接は提出書類と小論文の内容に基づいて行われます。したがって、自分が書いた数字や政策の意味を説明できる準備が必要です。数字の細部を機械的に暗記するだけでなく、なぜその図を使ったか、何と何を比較したかを説明してください。

分からない質問を受けたときの練習もできます。例えば、調べていない範囲については、確認できている部分と未確認の部分を分けて話します。練習で指摘された不明点は資料に戻って確認し、根拠が見つからなければ、小論文の断定を弱めたり削ったりする判断につなげます。

面接練習の録音を聞くときは、英語の正確さに加えて、質問の中心に答えたかを確認します。資格試験の得点が基準を満たしていても、本人の関心や考えを説明する準備は別に必要です。資格の取得が終点にならないよう、資料読解と発話の練習を並行して進めましょう。

日本語での準備

関心、理由、調べたこと、今後の学びを短く話します。文章を暗記する前に、考えのつながりを確かめます。

英語での準備

同じ内容を自分が理解する表現で話します。質問の順序を変えて、意味を理解して答えられるか試します。

提出物の確認

小論文の用語、図、政策を一つずつ説明します。確認できていない事実を、その場で作って補わないようにします。

英語面接は、正確さだけでなく追加質問への対応を分担して練習します

自分でできること

本人は、日本語で整理した関心や理由を、意味が分かる英語で短く話して録音します。用意した順番なら話せても、途中から聞かれると止まる場合は暗記への偏りがあります。回答を増やし続けず、先生に質問の順番を変えてもらい、どこで説明が切れるかを確かめます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、基本的な英語表現、聞き取り、発音、質問に答える練習を頼めます。英語として自然な回答でも、国際経済への関心が具体的に伝わるとは限りません。練習には志望理由書と小論文も持参し、内容の追加質問まで扱えない場合は別の相手にも確認を求めます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、日本語と英語で説明の内容が変わっていないか、提出物の根拠を質問に合わせて選べるかを見てもらえます。資格はあるのに理由を問われると答えられない場合に相談します。本番の質問を保証する回答集ではなく、詰まった原因と調べ直す資料が分かる助言を求めましょう。

発想力型は、体験の紹介から「自分が考えた提案」へ進めます

読書や動画は学習に入り、体験とは区別されます

発想力型の課題では、国際社会や地域社会が抱える問題を一つ選び、自分の体験と学習の双方に基づく提案や解決策を説明します。ここで見落としやすいのが、読書や番組・動画の視聴は体験に含めず、学習に入るという明確な指定です。

例えば、地域の催しに参加して案内を担当したことと、地域の情報発信について本を読んだことは、どちらも材料になり得ますが役割が違います。前者は自分が関わった場面、後者は問題を考えるために学んだ内容として整理します。読んだ本の内容を「自分の体験」として書くことは避けてください。

体験が大きな受賞や海外渡航である必要がある、と要項は定めていません。学校内の活動、課外活動、自主的な調査、地域活動などの例が挙がっています。ただし、経験があることだけで評価が決まるわけではなく、その経験から何に気づき、どのような提案を考えたかが必要です。

体験メモには、自分の役割と当時の判断を残します

最初のメモは、いつ、どこで、誰と、何をして、自分は何を担当したかという事実から作ります。次に、予想と違ったこと、困ったこと、判断に迷ったことを書きます。「頑張りました」「協力しました」だけでは、その経験が提案へどうつながるかが分かりません。

例えば、案内を配っても相手に伝わらなかった場面があるなら、相手にどのような反応があり、自分は何を変えたのかを思い出します。そこから情報の量、言葉、届ける場所などの問いが生まれます。ただし、相手の反応を思い出せない場合に、文章を分かりやすくするための発言を作ってはいけません。

複数人で行った活動は、団体全体の成果と、自分が実際にしたことを分けて記録します。代表者でなくても、観察したことや自分で工夫したことは説明できます。他人の判断や成果を自分のものとして書かず、自分の関与した範囲を具体的に示しましょう。

一人の経験から社会全体を決めつけないようにします

体験は問題意識の入り口になりますが、一つの出来事だけで地域全体や国全体の状況を断定することはできません。「自分が見た範囲ではこうだった」という観察と、「社会全体でも同じなのか」という調査の問いを分けることが、学習との接続につながります。

例えば、参加した活動で若い人が少なかった場合、すぐに「若者は地域に無関心です」と結論を出すのは避けます。開催時間や参加方法、情報の届き方など、ほかの理由があるかもしれません。自分の経験から考えられる理由を複数出し、本や資料で確かめる順序にしましょう。

自分の最初の考えが変わったことも、学習を示す材料になります。「調べる前にはこう考えていたが、別の条件に気づいた」と整理すると、体験と学習の関係が見えます。最初から正解を知っていたように飾るより、考えを深めた過程を丁寧に説明してください。

体験の事実

自分が関わった場面、担当したこと、当時の判断を記録します。団体全体の成果と本人の行動を分けます。

学習で確かめる問い

その場面だけの問題か、ほかでも起きるのかを考えます。本や調査資料を使い、最初の印象を見直します。

提案へ進める視点

誰のどの困りごとを変えたいかを絞ります。体験と調べた内容の両方を、提案の理由に結びつけます。

体験の記録は、本人の行動と団体全体の成果を区別して確かめます

自分でできること

本人は、活動の年月、自分の役割、判断した場面、記録に残る結果を書き出します。読書や動画で知ったことは学習として別にします。例えば団体の成果は分かっても自分の担当が曖昧なら、写真や当時の記録を見直し、確認できない会話や人数を後から補わないようにします。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、学校内の活動で本人が担当したことや、当時の学びを確認してもらえます。先生が見ていない校外活動まで、本人の説明だけで証明できるわけではありません。記憶が食い違う場合は文章を先に整えず、関係者や記録を確認し、確実な範囲だけを材料にします。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、体験から生まれた疑問と、その後の学習の関係を整理してもらえます。活動紹介は長く書けても提案の理由が見えない場合が相談の目安です。経験そのものを作ることはできません。本人の記録から問題意識を探し、どの資料で確かめるかを具体化する助言を求めます。

発想力型の3000字は、三つの欄の役割を分けると書きやすくなります

500字の課題説明は、対象と問題を絞る欄です

発想力型は、解決策が伝わるタイトルを付け、三項目に分けて合計3000字以内で書きます。最初の項目は500字以内で、取り上げた国際社会や地域社会の問題・課題を説明するものです。冒頭から解決策を大量に書く前に、何を問題とするかを定めましょう。

準備では、「どの地域や場面か」「誰が困っているか」「どのような不都合があるか」「なぜ考える必要があるか」を一つずつ書きます。対象を広げすぎると、500字の中で説明が薄くなります。身近な体験を出発点にしても、課題の範囲を具体的に示すことが大切です。

例えば、「地域を活性化したい」だけでは、移動、仕事、情報、教育など何を変えたいのかが分かりません。自分の体験と学習で根拠を示せる問題へ絞ります。その際、確かなデータがないのに減少率や人数を作るのではなく、確認できた範囲を言葉で説明してください。

1500字の提案説明では、体験と学習をつなぎます

二つ目の項目は1500字以内で、自分の体験と学習の双方に基づいて考えた提案や解決策を具体的に説明する欄です。どのような自分の体験があり、それが学習とどう結びついたかが分かるように書くことが求められます。

組み立てる前に、体験だけの文章と、学習だけの文章を別々に作る方法があります。そのうえで、「この体験で生まれた疑問を、この資料で確かめた」「この学習で、当初の提案をこう変えた」という接点を探します。二つの話をただ並べるだけでは、提案の根拠として結びつきません。

提案は、誰が何をするのかを説明できる大きさにします。「交流を増やす」「意識を変える」といった言葉だけなら、具体的な方法を加えてください。例えば、情報を届ける方法を変える提案なら、誰に、どこで、どの情報を、どのような言葉で届けるのかを考えます。

1000字の実現方法は、願いを手順に変える欄です

三つ目の項目は1000字以内で、提案や解決策を実現する方法、または実現の可能性を高める方法をできるだけ具体的に述べます。「実施すれば解決するはずです」で終えるのではなく、実施までに何が必要かを考える欄です。

準備用には、協力する人、必要な物、費用や時間、試す場所、参加者への説明、実施後の確かめ方をメモします。すべてに確定した数字を入れる必要はありません。まだ見積もっていない費用は、どのように調べるかを書き、根拠のない金額で実現可能性を演出しないようにします。

自分一人ではできない部分があるなら、そのことを隠さず、誰の協力や判断が必要かを示します。学校や地域の団体の名前を挙げる場合も、実際に合意していない協力を決定事項として書いてはいけません。「相談が必要な相手」と「協力が決まった相手」は分けましょう。

参考資料は、本文のどの判断に使ったかまで管理します

発想力型では、参考にした本や論文、記事、統計などの主なものを3点以内で所定欄に記載する指定があります。要項では本や論文を優先的に参照することが勧められ、ウェブサイトや番組・動画資料だけにならないよう求められています。

資料を選ぶときは、題名が似ているかだけでなく、自分の問いにどのような情報を与えるかを考えます。例えば、問題の規模を知る資料と、具体的な取り組みを知る資料では役割が違います。出典欄を埋めるために、読んでいない本を追加してはいけません。

指定用紙を確認すると、三つの文章欄と最後の参考資料欄が分かれています。発想力型の所定用紙を最初に開き、各欄の字数を確認してから構成を作ると、後から大幅に文章を移し替える手間を減らせます。

500字以内

問題・課題を説明します。誰の、どの場面の、何を変えたいかを絞り、話題を広げすぎないようにします。

1500字以内

提案や解決策を説明します。自分の体験と学習が、提案のどこにつながったのかを示します。

1000字以内

実現へ進む方法を説明します。協力者、手順、必要な条件、実施後の確かめ方を考えます。

発想力型の三つの欄は、書く役割と確かめる相手を分けます

自分でできること

本人は、問題、提案、実現方法を三つのメモに分け、500字・1500字・1000字の欄へ対応させます。例えば体験が長くなり提案の説明が不足した場合は、体験を消す前に提案との接点を整理します。どこを削っても理由が伝わらないときは、構成の段階で第三者へ相談します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、設問に必要な内容があるか、体験と学習が区別されているか、文章の順番が分かりやすいかを見てもらえます。ただし地域の実情や費用まで学校が確認できるとは限りません。文章が整っても実現条件が未確認なら、関係する資料を本人が調べ直します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、三つの欄の重複や、問題から提案へ進む説明の不足を点検してもらえます。例えば問題を解くはずの提案が別の目的に変わっている場合は、表現の添削だけでは直りません。何を変えたいかを再整理し、本人が各欄の役割を説明できるところまで助言を受けます。

発想力型の対策は、提案の弱点を見つけて改善するところまで進めます

「新しいアイデア」に見せるより、困りごとへの効果を説明します

公式の評価内容では、体験から得た着想か、国際社会や地域社会の課題の解決に有益か、どのような学習をしたか、実現方法が書かれているかが重視されます。目立つ名前の提案や大きな仕組みを考えることだけが目的ではありません。

例えば、提案の説明を読んだ人が「それを行うと、どこが変わるのですか」と尋ねたとします。その問いに答えられなければ、方法と目的のつながりを見直します。何をしたいかだけでなく、その行動が問題のどの部分に働くのかを言葉にしましょう。

新しさを強調する場合も、既存の取り組みを確認していないのに「これまで誰も行っていません」と断定しないでください。調べた範囲を示し、自分の提案で工夫した点を説明します。知らなかった既存の方法を見つけたら、提案を考え直す材料として使えます。

実行の順番を考えると、書けていない条件が見つかります

提案を実施する場面を、準備、試行、確認、修正の順に並べてみましょう。例えば、案内の伝え方を変える場合でも、内容を作る前に相手の困りごとを確かめる必要があるかもしれません。先に作り始めることで、必要のないものを用意してしまう可能性を考えます。

試す段階では、全員に一度に広げる案と、限られた範囲で確かめる案を比べられます。これは入試で決められた手順ではなく、実現方法を具体化する練習です。小さく試した結果がよくても、そのまま別の地域で同じ結果になると断定しないよう注意しましょう。

実施後の確認方法は、提案の目的に合わせます。参加者が増えたかを知りたいのか、情報を理解できたかを知りたいのかで、集める情報は変わります。数字を増やすことだけを成果とせず、提案が解決したい困りごとに関係する確認方法を考えてください。

面接練習では、他人の疑問を受けて説明し直します

発想力型の面接では、小論文の内容について、体験と学習からどのように発想し、提案や解決策を考えたかを具体的に説明できることが重視されます。活動紹介を長く話すより、体験から学習、提案へ進んだ道筋を説明する練習が必要です。

練習用の質問として、「自分が行った部分はどこですか」「読んだ資料で考えが変わった点は何ですか」「協力が得られなければどうしますか」を使えます。これらは実際の出題を予告するものではありません。自分の説明の不足を見つけるための問いです。

質問を受けたときは、すぐに提案を守ろうとせず、何が疑問なのかを確かめます。根拠が不足しているなら、資料に戻る必要があります。文章と面接を別々に仕上げるより、話して気づいた不足を小論文へ戻すことで、両方の内容を整えやすくなります。

提案の実現方法は、実施の約束ではなく必要条件を確かめます

自分でできること

本人は、協力者、場所、手順、費用の調べ方、実施後の確認を順に書きます。例えば協力を依頼していない団体を、実施が決まった相手として書いてはいけません。自分が決められない条件が出たら、その条件を明示し、確認方法や代わりの方法を考えて相談します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、学校で行う活動の規則や、提案を試す場合の安全面を相談できます。ただし先生への相談だけで外部の団体の協力が決まるわけではありません。校外への連絡や調査が必要な場合は、個人情報や相手の負担にも配慮し、まず進め方を相談してから確認します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、方法が課題の解決につながるか、効果を確かめる方法が目的と合うかを確認してもらえます。人数が増えれば成功と決めているなど、評価方法が曖昧なときが目安です。実施効果を保証する助言ではなく、提案の弱点と、どの条件を確かめれば改善できるかを求めます。

探索力型は、指定図書の主張を自分の意見と分けて読むことが中心です

課題図書は、書名と版を確認して用意します

2027年度の課題図書は、是川夕著『ニッポンの移民――増え続ける外国人とどう向き合うか』です。要項では、ちくま新書、2025年、ISBN978-4-480-07710-3と指定されています。似た題名の本や、著者の別の本だけで代用せず、指定された書籍を確かめてください。

探索力型で重視されるのは、課題図書を読みこなし、論旨を的確に把握しているかです。移民について自分の考えを持っていても、著者がどのような根拠で主張しているかを読まずに書くことはできません。まず設問を読み、どこで著者の説明が求められているかを確認しましょう。

本を読む前に、四つの設問を別紙に写すと目的を持って読み進められます。ただし、設問に直接関係しそうな一節だけを拾うと、前後の議論を取り違えることがあります。全体の流れをつかむ読み方と、該当箇所を確かめる読み方を分けて取り組んでください。

読書メモは「主張・理由・根拠・自分の疑問」に分けます

読書中のメモは、印象に残った言葉を集めるだけでなく、著者の主張、その理由、使われているデータや事例、自分の疑問に分けます。著者の文章をそのまま記録する場合は引用と分かるようにし、自分の言葉による要約と混ぜないことが重要です。

例えば、ある制度への評価が書かれていたら、評価の言葉だけでなく、その前提や比較対象も探します。「以前と違う」という説明なら、何が、どの時期と比べて違うのかを確かめます。比較の軸がないまま要約すると、著者の主張を大きく変えてしまうことがあります。

メモにはページ番号を残してください。答案の下書きを作る段階で、元の文章へ戻ることができるからです。記憶だけで説明して不安になったら、ページを開いて確認します。面接で話す準備でも、最初に自分が正しく理解できているかを確かめる作業が欠かせません。

書評や短い紹介文は、課題図書の代わりにはなりません

本の紹介文は、どのような内容かを知る入り口にはなります。しかし、入試の設問が求める政策の変遷、理論とデータの関係、著者の説明の細部を、それだけで確認することはできません。答えを探す前に、指定図書そのものへ戻りましょう。

他人の要約を先に読むと、重要だと思う箇所が他人の選び方に引っ張られることがあります。自分で本文を読み、設問との関係を考えた後で、不明な用語を調べる順序を勧めます。外部情報で補った説明を、著者が本の中で述べた内容として書かないようにしてください。

この方式では、知らない用語が多いこと自体より、分からないところをそのままにして文章を作ることが問題です。言葉の意味、時期、制度の対象を一つずつ確かめることで、著者の議論を追いやすくなります。読書の速度だけで方式の適性を決めず、確認を続けられるかも考えましょう。

著者が述べたこと

本文のページを記録します。主張と、その根拠となる説明を一緒に確認します。

自分が整理したこと

複数の箇所をどう結びつけたかをメモします。本文にない結論を著者の意見として足しません。

自分が考えたこと

賛成・疑問・今後調べたい点を別欄に記録します。著者の説明と自分の意見を区別します。

課題図書の読解は、理解した箇所と未確認の箇所を分けて相談します

自分でできること

本人は、四つの設問に関わる主張と理由、データのページを読書メモへ残します。自分の感想は別欄にします。例えば著者の主張は覚えていても理由を示すページが分からない場合は、要約を書き足す前に本文へ戻り、読めなかった箇所を具体的にして先生へ尋ねます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、文章のつながり、用語の基本的な意味、要約が本文を変えていないかを相談できます。ただし本全体や関連分野の専門的な解釈を、短い添削時間だけで確認できるとは限りません。該当ページと設問を添え、政策や理論の関係が残る場合は専門的な確認につなげます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、設問が求める比較や理由を、読書メモから取り出せているかを見てもらえます。紹介文の要約に寄り、自分では本文の説明を追えない場合が相談の目安です。答えを渡してもらうのでなく、どの箇所をどう読み直すかを整理し、本人が本から根拠を示せる状態にします。

探索力型の四つの設問は、答える役割がそれぞれ違います

設問1は、政策の変化と説明の理由を結びつけます

設問1は、外国人が多く暮らす状況でも「移民政策がない」という見方が受け入れられてきた理由について、著者がどう述べているかを問います。戦後から2000年代前半までの政策の変遷と関連付け、課題図書に沿って500字以内で説明する指定です。

準備では、時期ごとの出来事を並べた年表と、その出来事を著者がどう説明したかというメモを別々に作ります。年号だけを書き並べても、なぜその見方が広がったかの答えにはなりません。歴史の順序と、理由の説明を結びつける必要があります。

下書きができたら、各文を「出来事」「著者の説明」「設問への答え」に分けて印を付けます。出来事だけで500字を使い切っていないか、著者の説明を自分の意見に変えていないかを確認します。具体的な答案は本文を読んだ本人が組み立て、内容の確認に使ったページを残しましょう。

設問2は、「変わった点」と「続いた点」を両方扱います

設問2では、2019年の特定技能制度について、制度の概要を述べたうえで、過去の施策との「断絶」と「連続」の両方に焦点を当てるよう求められています。ここでいう二つの言葉は、準備の段階では「変わった点」と「続いている点」として整理すると考えやすくなります。

比較の表を作る場合は、制度名だけでなく、誰を対象にするか、何を目的にするか、どのような受け入れ方かという軸を決めます。ただし、比較内容は課題図書の説明に基づいて確認してください。現在の別の資料だけを使って、設問が求める過去との関係を置き換えないようにします。

500字以内の下書きで、変化だけを詳しく書いて連続する点を一言で済ませていないかを点検します。逆も同じです。設問の中に二つの条件があるときは、それぞれに答えがあるかを見える形で確認することが、短い文章の精度を上げる準備になります。

設問3は、理論とデータを結びつけて説明します

設問3は、日本が移住先として選ばれるようになっているという著者の主張について、課題図書に挙げられた移民理論とデータを用いて理由を説明するものです。ここでも500字以内です。「自分はそう思う」という感想に置き換えないようにしましょう。

準備では、理論がどのような仕組みを説明しているのかと、データがどのような状況を示しているのかを分けて記録します。そのうえで、著者が両者をどう結びつけているかを確認します。理論名だけ、数字だけを記憶しても、関係を説明できなければ十分な読解の確認にはなりません。

例えば、説明の途中に「そのため」「このことから」と書いたら、その前後が本当に結びついているかを見直します。接続する言葉を入れるだけで理由が成立するわけではありません。本文の議論に戻り、どの前提を省略してしまったかを確認してください。

設問4は、著者の内容を踏まえて自分の考えを論じます

設問4は、これからの日本が外国人をどう受け入れるべきかについて、課題図書の内容と著者の主張を踏まえ、自分の考えを500字以内で論じます。前の設問と違い、自分の判断が中心になります。ただし、本の内容を踏まえるという条件は残ります。

準備では、著者のどの説明を重視するか、自分はどの課題を優先して考えるか、その理由は何かを分けて書きます。賛成する場合も、著者の表現を短く言い直すだけで終わらせません。異なる考えを述べる場合も、著者の主張を正確に理解したうえで理由を説明しましょう。

受け入れについて論じるときは、外国人を一つの集団として決めつける言い方を避けます。自分が論じている対象や状況を明確にし、本で確認した根拠とのつながりを大切にしてください。論点を広げすぎず、500字の中で理由が伝わる範囲に絞ることが重要です。

四つをまとめて2000字にせず、各欄の上限を守ります

探索力型は、四つの設問それぞれが500字以内です。合計が2000字以内なら、ある設問に800字を書いてよいという意味ではありません。探索力型の所定用紙で、設問ごとの欄を確認しましょう。

書き終えたら、各答案の最初と最後だけを読んで、どの設問への答えかが分かるかを確認します。同じ導入文を四つの欄で繰り返していれば、字数を使いすぎているかもしれません。共通の話題でも、それぞれの問いに必要な説明を選び直してください。

面接では課題図書の内容についても明確に答えられるかが重視されます。提出した四つの答案だけを覚えるのではなく、その文章を作る際に参照した箇所や、関連する著者の議論も振り返ります。自分の言葉で説明して、本文と違う意味にしていないかを確認する練習が役立ちます。

設問1・設問2

政策の変遷を読み、理由や変化・継続の関係を説明します。出来事の一覧で終わらせないようにします。

設問3

著者が使う理論とデータの関係を説明します。理論名や数字を単独で並べるのではなく、説明のつながりを確かめます。

設問4

本の内容を踏まえ、自分の考えと理由を示します。各設問500字以内という上限を、四つ別々に確認します。

探索力型の答案は、著者の説明と自分の判断を設問別に点検します

自分でできること

本人は、各設問500字以内の下書きを別々に作り、著者の説明と自分の意見に印を付けます。設問2なら変わった点と続いた点の両方を確認します。設問4以外でも感想が中心になる場合は、文章の長さより先に、問いが求める答えの種類を先生と確認します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、答え漏れ、要約の分かりやすさ、接続する言葉と理由の関係を見てもらえます。添削には設問だけでなく、根拠となる本文の箇所も用意します。読みやすくなっても理論とデータの関係が説明できない場合は、読解の不足を残したまま清書しないようにします。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、四つの設問への対応と、面接で本の内容を説明できる理解があるかを確認してもらえます。各答案は整っていても別の角度の質問に答えられない場合が相談の目安です。未公表の採点基準を断定する助言ではなく、本文とのずれと読み直す範囲を具体的に示す助言を求めます。

三方式に共通する500字の志望理由書は、大学で学ぶ必要性を示します

三方式に共通する500字の志望理由書は、大学で学ぶ必要性を示しますに向けて準備する高校生

「国際的に活躍したい」の先に、何を理解したいかを書きます

志望理由書で重視されるのは、国際経済学科を志望する理由、入学後に学びたい内容、卒業後を見据えた目標です。「世界で活躍したい」「英語を使う仕事がしたい」という希望だけでは、国際経済学科で何を学ぶ必要があるのかが十分に見えません。

準備の出発点は、今ある疑問です。例えば、同じ商品でも国によって価格や売られ方が違うことに関心があるなら、その違いをどう理解したいのかを考えます。具体的な関心から、経済や地域について学びたい理由へつなげましょう。実際に持っていない経験を、動機のために作る必要はありません。

大学の要項では、国際経済の基本・応用学習に加え、地域言語や地域研究を含む学びが説明されています。この特徴に関心を結びつける場合は、「言語を学びたい」「地域を知りたい」で終わらず、それが自分の問いにどう役立つかを考えることが大切です。

500字は、三つの内容のつながりを確認してから縮めます

下書きでは、志望理由、入学後の学び、卒業後の目標を別々に書きます。その後、「この関心があるため、この学びが必要で、その学びを将来こう生かしたい」という順に結びつけます。三項目を並べただけの文章より、理由の流れが伝わりやすくなります。

字数を減らすときは、大学案内の説明を長く写していないかを確認します。大学が提供する学びの紹介は必要最小限にし、自分がそれを学びたい理由を残します。例えば、学科の特徴を三つ挙げるより、一つの特徴について自分の関心との関係を説明するほうが具体的になる場合があります。

将来の職業がまだ一つに決まっていなくても、見据えている課題や関わり方を考えることはできます。ただし、「まだ決まっていません」だけで終えず、大学で何を確かめながら目標を深めたいかを述べましょう。要項が求める卒業後を見据えた目標への答えを、自分の現状に合わせて整理します。

小論文と同じ文章を繰り返さず、関心のつながりを見せます

志望理由書は500字以内なので、小論文の内容を詳しく要約すると学修計画を書く余地がなくなります。小論文で示した問いに触れる場合も、何を論じたかより、その学習を通じて大学で何を学びたくなったかに焦点を当てます。

例えば、課題図書を読んで複数の要因を考える必要を感じたなら、さらにどのような知識や方法を身に付けたいかを整理します。これは読書の感想を盛ることではなく、今の理解と大学での学びの間にある課題を示す作業です。自分の言葉で説明できる範囲を大切にしてください。

最後に、志望理由書の主語を点検します。「貴学では」という大学紹介が続いていれば、「私は何を知りたいのか」「私は何を学ぶのか」が見えるように調整します。所定の志望理由書用紙で、500字の枠に収まるかを確認しましょう。

方式の候補が見えても、「自分の体験は発想力型の材料になるか」「資格を使う方式と課題図書を読む方式のどちらに準備の土台があるか」で迷うことがあります。資格の証明書、活動の記録、読書メモを並べて、出願条件と準備の課題を整理してみましょう。

  • 出願資格や英語条件について追加確認する項目
  • 各方式の課題に使える材料と不足している材料
  • 小論文・志望理由書・面接の準備順

500字の志望理由書は、学びの必要性まで第三者に確かめてもらいます

自分でできること

本人は、関心、学科で学びたいこと、卒業後の目標を分けて下書きします。大学の特徴を並べるだけでは本人の理由が見えません。例えば大学名を替えても成立する文章なら、自分の問いと国際経済学科の学びの接点を調べ直し、その材料を学校へ持参します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、普段の学習や活動と志望理由が合うか、500字の中で話がつながるかを見てもらえます。ただし大学の授業内容や履修条件を学校が保証することはできません。具体的な学びの名称は本人が公式情報で確認し、学科選択の理由が弱いときは専門的な助言も検討します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、小論文で示した関心と学習計画、卒業後の方向が矛盾しないかを点検してもらえます。添削のたびに志望理由が変わって自分で話せなくなる場合は、完成文より材料の整理を相談します。本人の進路や経験を作らず、どの関心を軸に説明するかを一緒に確かめます。

公式の評価内容を、五つの準備確認に置き換えて点検します

合格予測ではなく、足りない作業を見つけるために使います

大学は学力の三要素を総合的に評価すると説明し、さらに各方式の小論文と面接で重視する点を示しています。この記事では、その内容を「条件」「課題理解」「根拠」「説明」「学びへの接続」という五つの準備確認に整理します。これは大学の採点表や合格可能性の判定ではありません。

各項目を確認するときは、「できている気がする」ではなく、見せられる資料や文章を一つ挙げます。例えば、課題理解なら設問ごとの答えの位置、根拠なら参照したページ、説明なら面接練習で詰まった質問の記録です。確認できるものがあると、次の作業を決めやすくなります。

英語資格型では、資格があっても図の意味が不明なら資料読解が先です。発想力型では、体験があっても実現方法が書けないなら提案を絞る作業が先です。探索力型では、自分の意見があっても著者の説明を確認できていなければ、課題図書に戻る必要があります。

条件を確かめます

卒業時期や課程、方式の条件、必要書類を確認します。不明点は、確認先と確認する内容を書き出します。

課題を理解します

指定された論点や字数に、一つずつ答えがあるかを確かめます。別の問いへの説明にすり替わっていないかを見ます。

根拠を示します

図表の対象、資料の出典、課題図書のページ、体験の記録を確認します。本人の観察と他者の情報を分けます。

言葉で説明します

提出物の内容を、自分の言葉で説明します。質問されて初めて気づいた不足は、元の資料に戻って直します。

学びにつなげます

今の関心と入学後の学び、将来の目標の関係を確認します。大学の紹介文を並べるだけで終わらせません。

評価項目に対応する「直す順番」を決めます

確認の結果、不足がいくつも見つかっても、すべてを同時に直す必要はありません。出願条件や課題の取り違えがあれば最優先です。次に、根拠の不足や設問への答え漏れを直し、最後に語句や文章の長さを調整する順序が考えられます。

例えば、発想力型で読書だけを体験として使っていた場合、文章を読みやすくするだけでは根本の不足が残ります。自分が実際に関わった体験を確認し直す必要があります。探索力型で設問が著者の説明を求めているのに自分の意見を書いていた場合も、まず内容の役割を修正します。

この順序は、見た目の整った文章を早く作るためではなく、設問に応える材料をそろえるためのものです。語尾や接続詞の修正に時間を使いすぎて、重要な根拠が未確認のままにならないようにしてください。添削を受けるときも、最初に見てほしい点を伝えると目的が明確になります。

面接は提出後に始めず、書いた内容を説明する練習として並行します

三方式に共通するのは、提出物を本人が説明することです

第二次選考は第一次選考の合格者に対する面接です。提出された書類と小論文の内容について説明することが求められます。面接の質問数や一人当たりの時間など、要項で確認できない内容を決めつけて練習の条件にしないことが大切です。

最初は、志望理由書を見ずに「なぜ国際経済学科なのか」を話してみます。次に、小論文で何を問われ、どのように答えたかを説明します。文章を一字一句再現することより、問いと答えの関係を自分で理解しているかを確かめましょう。

話している途中で意味の分からない言葉が出たら、文章の表現を見直す機会になります。自分が使った言葉なのに説明できない場合は、出典や辞書で意味を確かめる必要があります。難しい言葉を減らしても、内容が正確になるなら説明は分かりやすくなります。

練習後の記録は、「話せたか」だけで終わらせません

練習の後には、答えた内容、根拠を示せなかった点、質問とずれた点、次に確認する資料を記録します。「緊張した」「うまく話せた」という感想だけでは、次回の練習で何を変えるかが決まりません。内容に関する振り返りを中心にしましょう。

例えば、政策を選んだ理由を聞かれて別の図の説明を長く話してしまった場合、知識がないのではなく、質問への答え方がずれている可能性があります。まず結論を短く示し、その後に根拠を加える練習をします。答えを短くすることと、理由を省略することは同じではありません。

問いを変えても説明できるかを確かめるため、練習相手には同じ順番だけで質問しないよう頼めます。ただし、過度に追い詰める練習ではなく、不足を見つけて直すことを目的にしてください。確認が必要な内容は、練習の場で作り話をせず、資料に戻って調べます。

相手の質問を聞くことも、説明を成立させる準備です

面接では、準備した話をすべて披露しようとすると、質問の中心から外れることがあります。例えば、「学習で考えが変わった点」を問われたのに、活動の経歴を最初から話すと、聞かれた内容へ到達するまで時間がかかります。問いの中心となる言葉を意識しましょう。

質問の意味が十分に分からない場合は、理解した内容を確認してから答える練習ができます。分かったふりをして別の話を続けるより、何を説明すべきかを確かめるほうが適切です。英語資格型でも、準備文を急いで話すことだけを目標にしないようにします。

また、他者から異なる見方を示されたときは、自分の説明のどの部分に関わるのかを考えます。意見を変えるべきかどうかは、根拠を確認して判断します。すぐに相手に合わせることや、どんな指摘も否定することを、面接の正解と決めつけないでください。

練習前

提出物の要点を短く整理します。図表や本の根拠がどこにあるかを確認してから話します。

練習中

質問の中心へ先に答え、必要な理由を加えます。分からない事実をその場で作って補いません。

練習後

根拠の不足、答えのずれ、説明できなかった言葉を記録します。次の練習までに直す項目を絞ります。

共通の面接練習は、話し方と提出物の理解を分けて確認します

自分でできること

本人は、提出版を保存し、設問と自分の答えを短く説明します。録音では声だけでなく、質問に先に答えたかを確認しましょう。暗記した文章から離れると止まる場合は、一人の練習だけでは弱点が見えにくいため、学校で追加質問を受けます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、挨拶や聞き取り、説明の長さ、質問に対応する基本練習を頼めます。書類と課題を渡し、確認してほしい点を伝えましょう。先生が専門資料を読んでいない場合は内容の正しさまで確認できません。根拠を問う練習が不足するなら、資料を読める相手にも相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、方式ごとに重視される説明を模擬面接で確かめてもらえます。発想力型なら体験から提案への道筋、探索力型なら本の内容への対応を見ます。同じ質問には答えられても理由の追加質問で止まるときが目安です。質問予想の暗記より、調べ直しと次回の改善が分かる指摘を求めます。

高校1・2年から、資格・体験・読書を後で使える形に残します

高校1年のうちに、関心を確かめながら基礎学力を積み上げましょう

早く準備を始める利点は、資格を受け直す機会や、本を読み直す時間、体験から生まれた疑問を調べる時間を持ちやすいことです。単に早い時期に志望理由書の完成文を作ることが目的ではありません。学んだ内容が増えるにつれて、関心や考え方を深めていけます。

高校1年では、授業の学習を大切にしながら、国際社会や地域の出来事について疑問を一つずつ記録します。例えば、授業で知った地域と身近な商品との関係に関心を持ったなら、どこが分からないのかを短く書きます。最初から大学の研究のような大きな問いにする必要はありません。

読書記録には、書名、著者、読んだ日、気になった点、自分の疑問を残します。活動の記録には、自分が担当したことや判断したことを残します。後から思い出して書こうとすると、団体の成果と自分の行動が混ざりやすいため、当時の記録が役立ちます。

高校2年のうちに、体験と調べた内容を結びつける練習を増やしましょう

高校2年では、関心のある問いについて、本と別の資料を読み比べる練習ができます。同じ問題でも、対象や調査時期が違えば説明が異なることがあります。どちらかをすぐに正解と決めず、何を比べているのかを確認しましょう。

英語資格型を考える場合は、受験年度の条件を確認しつつ、証明書を用意できる試験日程を考えます。資格の取得に取り組む一方で、英語の文章から図の説明や要点を読み取る練習も進めます。出願基準を満たした後に資料読解を始めるより、両方を少しずつ進めるほうが準備の偏りを減らせます。

発想力型に関心がある場合は、実際の活動で何を観察し、どこに疑問を持ったかを整理します。探索力型に関心がある場合は、本の主張と自分の感想を分けてまとめる練習をします。ただし、将来の課題図書や論題が同じとは限らないため、特定の答えの暗記を中心にしないでください。

高校3年のうちに、年度の課題を確認して作業の優先順位を決めましょう

高校3年では、受験年度の要項と所定用紙を確認し、これまでの準備と出願条件の差を整理します。以前に見た英語の基準や課題図書の記憶で進めず、最新の文書へ戻りましょう。資料が公開されたら、設問ごとに必要な作業を書き出します。

初めて準備を始める時期が遅いほど、資格の取得、読書、体験の振り返り、文章の修正が重なりやすくなります。短期間で必ず仕上がると考えず、出願条件と必要な作業量を確認してください。残り時間を見て、何を先に進め、どこで助言を受けるかを具体的に決めることが必要です。

例えば、小論文の下書きができても引用した資料の所在が不明なら、清書より先に出典を確認します。英語資格が条件に届いていない場合は、他方式の課題を単に簡単だと考えず、自分が説明できる体験や読解の準備があるかを確認します。方式の変更にも準備が必要です。

高校1年の準備

授業の基礎学力を積み上げ、関心、読書、自分が関わった活動を記録します。経験を後で思い出すだけにしません。

高校2年の準備

資格の計画と資料読解を進めます。体験を学習につなげ、本の主張と自分の意見を分ける練習を増やします。

高校3年の準備

受験年度の要項と課題を確認します。条件、資料、下書き、面接、出願書類の順に不足を整理します。

一週間の学習は、資料を読む日と文章を直す日を分けると進めやすくなります

「小論文を頑張る」を、終わりが分かる作業へ分けます

準備が進まないときは、目標が大きすぎることがあります。「小論文を完成させる」だけでは、今日何をすればよいかが見えません。「図1の対象と単位を確認する」「課題図書の設問2に関わる箇所を整理する」など、終わったかどうかを確かめられる作業へ分けましょう。

一週間の計画を作るなら、資料を読む時間、読んだ内容を短くまとめる時間、下書きを作る時間、声に出して説明する時間を分けられます。曜日や時間を大学が指定しているわけではありません。部活動や学校の課題に合わせ、自分が続けられる形に調整してください。

例えば、まとまった時間が取れない日は、参考資料の著者や発行年を確認する作業ができます。長く読める日は、課題図書の議論を続けて読む時間に充てます。空いた時間の長さに合う作業を用意すると、文章を書く時間だけを準備と考えずに進められます。

修正は、内容・構成・表現の順に分けます

文章を読み返す際は、まず設問に答えているか、根拠があるかを確かめます。次に、説明の順番が自然か、同じ話を繰り返していないかを確認します。最後に、長い一文や分かりにくい言葉、誤字を直します。最初から語尾だけを整えると、大きな内容の修正を後回しにしやすくなります。

自分で確認する方法として、各段落の役割を短くメモできます。「問題」「根拠」「自分の判断」「実現方法」などです。同じ役割の段落が離れて繰り返されていれば、まとめたほうが伝わる場合があります。段落の役割が分からないときは、必要な文章かを再検討しましょう。

修正前の文章も保存し、どこをなぜ変えたかを記録します。例えば、「根拠がなかったので断定をやめた」「設問が著者の説明を求めていたため、自分の意見を別にした」と残します。変更の理由を言葉にできると、同じ失敗を次の下書きで繰り返しにくくなります。

締切が近いほど、未確認の作業を見えるようにします

締切前は、文章の完成度だけでなく、書類の不足や確認待ちの項目も管理します。「学校へ依頼済み」「受け取り待ち」「大学へ確認済み」「清書前」といった状態を記録すると、作業を忘れにくくなります。確認が終わっていないものを、予定表の中で完了扱いにしないでください。

例えば、資格証明書の再発行を依頼しただけでは、手元に届いたことにはなりません。所定用紙を印刷しただけでは、氏名の記入や順番の確認が終わったわけではありません。一つの作業の中でも、依頼、受領、内容確認という段階を分けます。

文章が完成した後は、家族や先生に内容の代筆を頼むのではなく、提出物のチェックを手伝ってもらうことができます。氏名、方式、用紙、同封物、期限の確認を別の目で行うと、内容の推敲とは違う種類の見落としを防ぎやすくなります。

出願までの予定は、本人・学校・外部の期限を一枚にそろえます

自分でできること

本人は、登録、支払い、印刷、郵送、結果確認を別々に予定へ入れます。例えば登録完了を出願完了としないよう、書留の控えまで確認します。本人が決められない書類の発行日があるため、清書の予定を立てる前に、学校や発行団体の受付日を確かめます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、調査書の申請期限と受取日、添削や面接練習を依頼できる日を相談します。大学の締切だけを示して直前に依頼しても、希望日に対応できるとは限りません。学校内の予定が分かったら本人の完成日を調整し、発行が難しい条件は大学の指示を確認します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、資料読解、下書き、修正、面接を並行する順番を整理してもらえます。読書に集中して志望理由が止まるなど、作業が競合するときに相談します。ただし学校の発行や大学の期限を変えることはできません。確認済みの日程の範囲で、どの不足を先に直すかを決めます。

自分と学校で進めること、専門的な添削で確かめることを分けます

情報収集と成績・書類の管理は、本人と学校が土台を作ります

大学の要項を開き、卒業時期や課程、提出書類、期限を確認することは、本人が最初に進められる準備です。成績の確認や調査書の発行は、高校との連携が必要です。どの時点までの成績が記載されるか、発行にどのくらい時間がかかるかを確認しましょう。

読書メモや体験の記録、志望理由書の最初の下書きも、自分で作ることが重要です。ほかの人に見てもらう前に、自分が何を伝えたいかを整理します。文章の形が整っていなくても、本人の疑問や経験が残っていることが、助言を受ける土台になります。

学校の先生には、記述した活動の事実確認や、設問に対して答えがあるかの確認を相談できます。依頼するときは、要項と課題の文章も一緒に渡します。「良い文章にしてください」より、「体験と学習の関係が読み取れるか見てください」と伝えるほうが、確認の目的を共有しやすくなります。

専門的な添削では、方式ごとの評価とのずれを確かめます

文章として読みやすくても、方式の評価内容とずれていることがあります。例えば、発想力型で実現方法が弱い、探索力型で著者の主張と自分の意見が混ざる、英語資格型で図の範囲を広げて説明しているといった点です。こうした内容は、各方式を理解した人の具体的な確認が役立ちます。

添削を受ける場合は、完成文だけでなく、使った資料、読書メモ、体験の記録も示すと、判断の根拠を確認しやすくなります。文章を魅力的に言い換えることだけを求めると、本人が説明できない内容になるおそれがあります。何をなぜ直したかを理解できる助言を重視しましょう。

面接練習でも、姿勢や挨拶だけでなく、質問への答え、根拠の説明、提出物との一貫性について具体的な指摘を受けます。根拠が確認できない合格者像や、方式別に公開されていない合格ラインを断定する説明は、そのまま信じず出典を確認してください。

本人が作る土台

関心、体験、読書メモ、下書き、資格の情報を整理します。本人にしか分からない経験は、自分で確かめます。

学校と確認すること

調査書の成績と対象期間、証明書の発行、学校の活動に関する事実を確認します。依頼日と受取予定も管理します。

添削や面接練習で確かめること

設問への対応、資料の読み違い、理由の不足、学びとの接続を確認します。文章の代筆ではなく理解を深めます。

出願直前の落とし穴は、内容の不足と形式の違いを混ぜないことです

落とし穴1:方式の名前だけで、簡単そうな課題を選びます

英語資格型は資格があるだけで終わらず、発想力型はアイデアだけで終わらず、探索力型は読書の感想だけで終わりません。三方式とも、所定の課題に応じた小論文と面接の準備が必要です。「この方式なら準備が少なくて済む」という印象で選ばないようにしましょう。

選ぶ前に、実際の課題を短く説明してみてください。英語資格型ならどの資料の何を論じるのか、発想力型なら体験と学習をどう使うのか、探索力型なら著者の説明と自分の意見がどこで求められるのかを確認します。課題を説明できないまま選ぶと、後で準備の不足に気づきやすくなります。

方式の選択では、今ある材料だけでなく、不足を埋める時間も考えます。例えば、体験はあるが資料を読んでいないなら学習の準備が必要です。本を持っていても読めていなければ、探索力型の準備が整っていることにはなりません。材料の有無と完成度を分けて見ましょう。

落とし穴2:出典を最後に思い出して記入します

英語資格型と発想力型には、参考資料を記載する欄があります。読んだページのURLや発行日を残さずに下書きだけを進めると、清書前に根拠を確かめ直す時間がかかります。資料を使った時点で、著者、題名、発行年や閲覧日を記録してください。

要項では、Wikipediaや個人ブログ等、記載者や団体が特定できず責任を負う人・団体を追えないものの使用は不可とされています。検索で上位に出たという理由だけで資料を選ばず、誰が発信した情報かを確かめます。引用した数字は、可能な限り元の資料へ戻って確認しましょう。

同じ数字が複数のページに載っていても、別々の根拠があるとは限りません。一つの調査をほかのページが紹介している場合もあります。どの資料に基づく数字かを確認すると、同じ情報を何度も集めるだけの作業を減らせます。資料の数より、問いに必要な情報を正確に使うことを大切にしてください。

落とし穴3:前年度の用紙や、別学部の条件を使います

同じ大学でも、学部や方式によって出願の条件や提出方法が違います。経営学部の課題や別方式の筆記具の指定を、国際経済学科へ持ち込まないよう注意してください。ファイル名に年度と学科を入れて保存し、印刷する前に表題を確認する方法があります。

また、課題図書や論題は年度によって変わる可能性があります。前年の合格体験談に出てきた課題を、そのまま今年の提出課題だと思わないことが重要です。受験する年度の要項と、大学が公開した所定用紙を組み合わせて確認してください。

出願前の最終確認では、内容を読む人と形式を確認する人を分ける方法もあります。例えば、内容の確認後に、用紙の片面印刷、氏名、字数、順番、ホチキスの位置、同封物を点検します。文章の良さを見直しているときには、こうした形式の違いを見落としやすいためです。

受験当日と合格後の手続まで、家族と予定を共有しておきます

受験当日と合格後の手続まで、家族と予定を共有しておきますに向けて準備する高校生

受験票の発行と試験場への移動を事前に確認します

受験票は、大学が出願書類を確認し、受験番号確定の連絡メールを送った後、マイページから印刷する流れです。2027年度要項では、2026年9月25日までに発行できない場合、氏名、郵送日、郵便局名、書留番号を明らかにして入学センターへ問い合わせる指定があります。

面接当日は、受験上の注意が始まる10分前までに試験教室へ入り、着席する指定です。2027年度の日程では、9時50分の注意開始に対して9時40分までの着席となります。駅への到着予定と、教室に着く予定を同じ時刻にしないよう、移動の余裕を考えましょう。

持ち物には受験票や指定の筆記用具、時計があります。試験教室には時計が設置されていないとされています。使用できない機能を備えた時計や電子機器にも注意が必要です。持ち物の細かな制限は要項で確認し、当日の監督者の指示に従ってください。

入学手続は、納入・郵送・情報登録の三つを確認します

合格後は、マイページから入学手続要項や必要書類をダウンロードします。要項では、学費の納入、入学手続書類の郵送、入学手続に必要な情報の登録が案内されています。振込を終えただけで全手続が完了したと思わず、必要な項目を一つずつ確認してください。

入学手続書類には、誓約書、該当する卒業・修了証明書、外国籍の場合の住民票などの指定があります。卒業見込みの人の証明書は入学後に提出する扱いもあるため、自分に該当する案内を読みます。手続時の書類と出願時の書類を混ぜないようにしましょう。

入学手続完了者に対して入学前教育を実施する予定とされ、詳細は手続後に連絡されます。合格後もマイページや連絡を確認し、課題の案内を見落とさないことが大切です。具体的な課題の内容や量は、確認できる連絡を受けてから準備してください。

受験前

受験票の発行、試験場、着席時刻、持ち物を確認します。郵送の控えは受験票の確認にも使えるよう保管します。

合格発表後

マイページから結果と手続書類を確認します。郵便が届くまで待つ流れではありません。

入学手続

納入、必要書類の郵送、情報登録を別々に点検します。入学前教育の連絡も確認できる状態を保ちます。

専修大学国際経済学科へ向け、方式の確認と小論文の材料整理から始めます

最初の一歩は、自分が説明できる材料を一枚にまとめることです

専修大学経済学部国際経済学科の総合型選抜では、三方式のうち一つを選び、方式に応じた課題小論文を準備します。共通して重要なのは、出願条件を確認し、指定された問いに根拠を持って答え、提出した内容を自分の言葉で説明することです。

まず、受験年度、卒業時期、英語資格、関心のある問題、実際の体験、読んだ本を一枚にまとめてみましょう。次に、各方式の課題に照らして、使える材料と不足している材料を分けます。すぐに完成文を作ろうとせず、何を確認し、何を読む必要があるかを見えるようにします。

例えば、英語資格型なら資格証明と図表の理解、発想力型なら体験と学習の接点、探索力型なら著者の論旨と設問の関係を確認します。準備は早いほど、調べ直しや書き直しに使える時間を確保しやすくなります。次に取り組む作業を一つ決め、記録を残しながら進めてください。

志望理由と課題のつながりに迷ったら、準備の順番を整理します

三方式の違いは分かっても、自分の材料をどこまで使えるのか、何から書き始めるのかは迷いやすいところです。資格の証明書、活動記録、読書メモ、下書きがあれば、現在の準備を具体的に整理できます。完成した文章がなくても、確認した条件と疑問点を分けておくことが役立ちます。

マナビライトの受験相談では、専修大学国際経済学科を目指すうえで確認したい条件や、手元の材料をもとに、次に進める準備を整理できます。方式を決める前の疑問も、小論文を書いた後の課題も、内容を具体的にして相談しましょう。

  • 受験年度の出願条件と追加確認が必要な項目
  • 資格・体験・読書から各方式へつなげる準備
  • 志望理由書・小論文・面接を仕上げる優先順位

指導内容を先に確認したい場合は、資料請求の案内も確認できます。受験方式の条件や提出課題の疑問は、受験する年度の公式要項と照合しながら整理してください。

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