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青山学院大学法学部の推薦対策|2027年度の出願条件・書類・小論文・面接

青山学院大学法学部の推薦を調べるときは、最初に「どの選抜を、どの学科で受けるか」を決める必要があります。2027年度の「スポーツに優れた者の入学者選抜」と「全国高等学校キリスト者推薦入学者選抜」は、どちらも法学科・ヒューマンライツ学科が対象ですが、出願資格、推薦者、提出書類、試験日が異なります。評定の数字だけを比べて、出願できると判断しないようにしましょう。

本記事は2026年10月18日時点の2027年度公式要項と所定用紙を確認し、二つの方式を分けて解説します。スポーツ選抜は出願期間中、キリスト者推薦は出願開始直前です。現在の受験生は締切と書類の準備状況を先に確認してください。高校1・2年生は、今後の年度で条件が変わる可能性を踏まえ、学習、活動記録、学科研究を積み重ねるために活用できます。

法学部で大切になるのは、経験を説明する力と、社会の問題を理由や根拠から考える姿勢です。競技の実績や教会での経験を整理し、なぜ法や人権を学びたいのかを本人の言葉で考えましょう。ここでは完成した志望理由の例文ではなく、出願条件の確認、本人が書くための問い、小論文・面接の練習方法を具体的に示します。

青山学院大学のキャンパス(出典: Wikipedia)
目次

青山学院大学法学部の推薦は方式と学科を先に確かめる

二つの方式を同じ条件で比較しない

スポーツ選抜は、指定された競技での実績と、入学後も学業と競技を続ける意思を前提とする選抜です。キリスト者推薦は、信仰と教会生活、学校長の推薦、学習成績などの条件を備える生徒を対象とします。入り口となる資格が違うため、準備に使う資料や相談する相手も変わります。

大学のスポーツ選抜の案内とキリスト者推薦の案内から、受験年度の要項へ進んでください。検索結果に残る過年度の紹介や他学部の記事より、最新の要項と訂正のお知らせを優先します。

2027年度は、法学部の両方式とも第一次審査が書類、第二次審査が小論文と面接です。ただし試験日は同じではありません。キリスト者推薦の要項には一段階選抜の学部も含まれるため、法学部は「2段階選抜」の日程を読むことが重要です。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

スポーツ選抜

学習成績、募集競技、競技実績、競技継続の意思を確認し、実績の証明資料をそろえます。

キリスト者推薦

出願時の信仰上の資格、全体の学習成績、学校内の推薦、学校長・牧師の書類を確認します。

共通する準備

法学科かヒューマンライツ学科かを選び、書類・小論文・面接を本人の考えでつなぎます。

「条件を満たす」と「選抜に備える」を分ける

出願条件は、選抜を受けるための入り口です。条件を満たしたことから、合格や一定の評価を予測することはできません。まず資格を公式資料と照合し、その後で、書類の説明不足、小論文の論理、面接での対話など、改善できる課題を整理しましょう。

準備表には「条件を満たす根拠」「まだ確認が必要なこと」「次にすること」の三つを並べます。たとえば学習成績は学校に確認し、競技記録は大会資料で確認します。自分の記憶だけでチェックを付けず、根拠を置いていくと不足が見えやすくなります。

法学科とヒューマンライツ学科の違いも、募集人員だけで決めないでください。取り上げたい問題と、大学で身に付けたい考え方を比べることが先です。どちらの学科にも関心がある場合は、一つの社会問題を二つの視点から調べると、自分の問いを言葉にできます。

最初の確認は保護者任せにしない

保護者に日程や費用を相談することは大切ですが、要項を読む担当まで任せきりにしないようにします。本人が条件を確認し、分からない箇所を示せる状態をつくると、学校や大学への問い合わせが具体的になります。相談の前に学部・学科・選抜名・年度を書き出しましょう。

「推薦だから面接だけ」「部活で結果が出たから学習成績は不要」といった思い込みは、書類や試験の準備を遅らせます。自分の方式の該当ページに印を付け、資格、日程、提出物、選考内容を一組として確認してください。この記事の対策案は、大学が公表した採点基準ではありません。

スポーツに優れた者の入学者選抜

法学部の募集人員と学習成績の条件

2027年度の募集人員は、法学科が3名以内、ヒューマンライツ学科が4名以内です。「約3名」や「各学科若干名」ではなく、それぞれ上限を示す表記です。出願人数や過去の印象から募集枠が必ず埋まると考えず、正確な表記のまま把握してください。2027年度スポーツ選抜要項。

法学部の出願資格は、2027年3月に高等学校を卒業する見込みであること、本学への入学を第一志望とすることなどです。学習成績については、高校3年1学期までの「全体の学習成績の状況」が3.5以上と定められています。中等教育学校の後期課程も対象に含まれます。2027年度スポーツ選抜要項。

通知表の一部の数字だけで判定せず、要項が指定する学習成績を学校に確認しましょう。学期制や書類の発行時期に疑問がある場合も、学校が作成する調査書を前提に確認します。自己計算した平均や、都合のよい科目だけの平均を出願条件として扱わないことが大切です。

入学後も学業と競技を続ける意思が必要

出願者には、学業とスポーツ活動を両立する意思と、入学後に本学体育会所属部会に所属し、在学期間中に当該スポーツ活動を継続する意思が求められます。高校までの成績の紹介に加え、大学での競技生活と学習を具体的に考えておく必要があります。2027年度スポーツ選抜要項。

授業の予習、課題、練習、移動、休息にどの程度の時間を充てるのかを書き出してみましょう。実際の大学生活を断定して予定を作るのではなく、情報が必要な部分を把握するための作業です。現在の高校生活で実行できている工夫と、まだ改善が必要な部分も分けます。

「時間が足りなくても気合で両立する」という説明では、具体的な行動が伝わりません。大会前の課題提出をどう管理したか、分からない授業を誰に質問したかなど、実際に行った方法を振り返りましょう。失敗があれば、その後に変えた行動まで確認します。

募集人員

法学科3名以内、ヒューマンライツ学科4名以内。募集枠の表記をそのまま確認します。

学習成績

高校3年1学期までの全体の学習成績の状況3.5以上。調査書に基づき学校へ確かめます。

継続の意思

本学第一志望、学業と競技の両立、入学後の体育会所属と在学中の競技継続が前提です。

法学部に他学部の英語条件を当てはめない

法学部に他学部の英語条件を当てはめないに向けて準備する高校生

2027年度スポーツ選抜では、英語資格等を追加条件とする学部が別に指定されています。法学部に、国際政治経済学部などの英語検定の最低点を当てはめることはできません。法学部の出願資格欄と、提出書類の「該当者のみ」の指定を対応させて読みましょう。2027年度スポーツ選抜要項。

英語の外部試験の最低点が示されていないことは、英語の学習が不要という意味ではありません。法学部の入学者受入れの方針には、日本語・英語の基礎的な技能が含まれます。出願資格の確認と、高校段階の学習を継続することは、別々の課題として進めてください。

スポーツ選抜は二つ以上の学部・学科・方式への出願ができません。法学部の所定用紙では第一志望学科のみ記入します。他学部のために設けられた第二志望欄が用紙にあっても、それだけで法学部の第二志望が認められるわけではありません。2027年度スポーツ選抜要項。

競技実績は大会の位置付けと本人の出場を証明する

対象競技と実績区分を別々に確認する

出願の可否は、競技名が募集表にあるか、その種目の募集対象に当たるか、実績が指定された区分に当たるかを順に確認します。同じスポーツに見えても、ルールや種目、募集する性別に指定があります。競技の通称を使わず、要項の名称と自分の種目を照合してください。

要項には、国際大会への出場、所定の全国大会で8位以上、全国大会につながる都道府県・地域ブロック大会で優勝または準優勝、これらと同等以上の実績・能力を公式記録等で証明する場合、という実績区分が示されています。実績は高校在学中のものが対象です。2027年度スポーツ選抜要項。

たとえば「県大会準優勝」という表現だけでは、その大会が全国大会につながる大会か判断できないことがあります。大会の正式名称、主催者、開催年、上位大会への関係が分かる資料を確認しましょう。名称が似た別大会を同じものとして扱わないよう注意してください。

団体競技では、チームの順位と本人の関係を明らかにする必要があります。学校のチームが入賞したという資料だけで、本人の出場が確認できるとは限りません。登録や出場を示す名簿など、要項の求める内容を確認できる資料を顧問と一緒に探します。

競技種目の注記を読み飛ばさない

募集表の注記では、空手道は伝統空手で、フルコンタクトルールは対象外とされています。チアリーディングはアクロバット要素を含むもので、チアダンスは対象外です。山岳もスポーツクライミングではなく、山岳登攀を主たる活動とする部門が示されています。2027年度スポーツ選抜要項。

陸上競技は短距離と長距離の区分があり、短距離は女子、長距離は男女が募集対象です。他の種目についても、競技があることだけを見て判断せず、同じ行にある性別欄まで確認します。不明な場合は、推測したまま書類を作り進めないでください。2027年度スポーツ選抜要項。

募集対象かどうかを尋ねるときは、競技名だけでなく、専門種目、大会の正式名称、実績の内容、証明できる資料を整理します。「自分でも受けられますか」という広い質問より、要項のどの条件の解釈に迷っているのかを示すと、確認すべき点が明確になります。

大会を確かめる

大会名・年月・主催者・上位大会との関係を確認し、略称だけで資格を判断しません。

本人を確かめる

団体の成績と本人の出場をつなぐ資料を探し、チーム全体の成果との関係を示します。

種目を確かめる

募集競技の表、性別欄、脚注まで読み、似た競技や別ルールを混同しません。

「同等以上」は自己判断で処理しない

実績区分のうち、同等以上の実績・能力に当たるとして出願する場合は、所定用紙No.5の証明書が必要です。実績を高く見せる説明を追加すれば認められる、という扱いではありません。証明できる内容と、必要な書式を先に確認します。2027年度スポーツ選抜要項。

自分の大会がどの区分か曖昧な場合、顧問や指導者に大会の位置付けを確認し、そのうえで大学の入試担当に問い合わせる準備をします。指導者の見込みと、大学が定める資格の確認は同じではありません。関係者の経験談だけで出願資格が確定したと考えないことが大切です。

今後の大会結果を期待して、現時点の記録を誇張することは避けてください。すでに確認できる実績と、これから予定されている大会を分けます。提出期限までに必要な証明が整うかを含めて判断し、発行の見込みが立たない資料を完成扱いにしないようにしましょう。

スポーツ選抜の出願書類を漏れなく整える

必須書類と該当者の書類を分けて管理する

法学部の基本書類は、調査書、志願書、志望動機・理由書、スポーツの活躍の記録Ⅰ、スポーツの活躍の記録Ⅱです。実績区分(d)で出願する場合は証明書も必要です。調査書は学校長が証明し厳封したものを用意し、本人作成の書類とは担当を分けます。2027年度スポーツ選抜要項。

書類一覧を作る際は、書類名だけでなく「作成する人」「依頼する日」「受け取る日」「最終確認する人」の欄を設けましょう。調査書ができても実績資料が不足している、本人の記入が終わっても証明が未完了、といった状態を一目で確認できます。

所定用紙はA4片面で出力し、本人が作成するものは手書きで記入します。鉛筆や消せるボールペンは使えません。印刷して初めて欄の大きさや記入事項に気付くことがあるため、内容を考える前に一式を印刷して全体を把握してください。2027年度スポーツ選抜要項。

記録Ⅰと記録Ⅱを同じ番号で対応させる

スポーツの活躍の記録Ⅰには、高校在学中の競技成績を5件以内で、伝えたい順に記入します。大会名は正式名称を使い、数字で示せる記録は数字で記載します。順位だけでなく、その大会でどのような立場だったかを、事実に沿って整理しましょう。2027年度スポーツ選抜要項。

記録Ⅱは、記録Ⅰの競技成績番号と対応させて資料を貼る書類です。本人名、大会名、大会年月、競技名・種目、順位・成績が確認できるかを、一件ずつ点検します。一つの資料ですべて確認できないときは、要項の条件に従って複数の資料で補います。2027年度スポーツ選抜要項。

団体競技は、本人が当該大会の出場選手であることを示す資料も必要です。チーム名と成績だけが載る記事では情報が足りない場合があります。本人の出場や順位等が資料で確認できない記録は無効とされるため、資料の読みやすさも含めて確認してください。2027年度スポーツ選抜要項。

記録Ⅰ

大会の正式名称、年月、種目、順位、活躍内容を整理し、高校在学中の成績を5件以内に絞ります。

記録Ⅱ

記録Ⅰの番号と一致させ、氏名・大会・年月・種目・成績を確認できる証拠を対応させます。

発行と証明

学校の調査書や記載責任者の確認に必要な時間を確保し、本人の下書きとは別に進めます。

貼付と確認の作業にも時間を取る

資料を重ねたり折り曲げたりして貼らず、所定の枠内に収めます。該当箇所にはマーカーを付け、見る人が必要な情報を探しやすい状態にしてください。縮小コピーを使う場合も、文字や数字が読めることを優先し、収まればよいという判断は避けます。2027年度スポーツ選抜要項。

学校やクラブの記載責任者に確認を依頼するときは、記録Ⅰだけでなく根拠となる資料も一緒に見せましょう。大会名や年月の誤りを後から直すと、証明の取り直しが必要になる可能性があります。本人が原資料と照合してから依頼する方が、相手の負担も減らせます。

提出書類は返還されないため、提出前の控えを保管します。厳封書類は開封せず、本人が作成した書類や添付資料の内容を残してください。面接練習では、その控えを使って事実や言葉の意味を確かめると、記憶だけに頼る説明を避けられます。

スポーツ選抜の志望動機・理由書は経験から問いをつくる

本人が考えた文章であることを守る

志望動機・理由書は所定用紙No.2を用い、提出は1枚です。複数枚の提出はできません。また、本人が考えた文章が求められ、人工知能等による自動生成や他者による作成は禁じられています。完成文の代筆を求めず、考えるための質問や事実確認の支援を受けましょう。2027年度スポーツ選抜要項。

周囲に相談するときは、「この経験のどこが分かりにくいか」「理由の説明が飛んでいる部分はどこか」といった聞き方ができます。指摘を受けた後は、本人が必要な情報を調べ直し、自分で内容を選び、自分の言葉で書き直します。文章をそっくり置き換えてもらう方法は避けてください。

所定用紙には他学部向けの個別の問いも印刷されています。国際政治経済学部の指定を法学部の必須設問として扱わず、法学部の対象欄と注意事項を読んでください。法学部を志望する理由を考える際にも、競技と学業双方への意思は出願資格と整合させます。

経験を四つの要素に分けて振り返る

最初に、実際に起きた出来事、自分が取った行動、その結果、今も残っている疑問を別々にメモします。「努力した」「仲間の大切さを知った」という言葉だけでは、経験の中身が見えません。何を変えようとし、何に困り、どう確かめたかを具体化しましょう。

競技の経験から法学への関心を考える場合、ルールの運用、意見を聴く手続、安全への配慮、参加機会の違いなどが問いの入り口になります。ただし、競技中の出来事を無理に法的問題へ結び付ける必要はありません。別の授業や読書が学問へのきっかけであっても構いません。

関心を一つに絞るときは、自分が直接知っている範囲と、調べて知った範囲を区別します。経験したこと以上に社会全体を断定すると、説明の根拠が弱くなります。自分の経験は問いの出発点とし、より広い問題は資料を使って調べる姿勢を示してください。

経験を確認する

自分の役割、行動、結果を記録し、実績資料と食い違いがないか確かめます。

問いを育てる

ルール、公平、権利、手続など、自分が本当に疑問を持った点を一つ選びます。

学びにつなげる

学科で調べたいこと、身に付けたい考え方、学習を続ける方法を本人が考えます。

誇張せず、大学で学ぶ余地を残す

高校での活動だけで社会問題を解決したように書く必要はありません。できたことと、まだ理解できていないことを分ける方が、大学で学ぶ理由を考えやすくなります。成果が小さくても、疑問を持ち、情報を集め、行動を振り返った過程には説明できる内容があります。

競技の目標も、入学後の学習目標も、本人が本当に取り組みたい内容にします。大きな目標を掲げる場合は、最初に必要な基礎学習や日常の行動まで落とし込みましょう。将来の職業名を決めていない場合も、どのような問題に関わりたいかを考えることはできます。

清書前は、用紙を離れて口頭で説明してみます。自分で使った用語なのに意味を説明できない、学科の特徴を尋ねられると止まる、といった箇所は調べ直しの対象です。文章を美しく飾る前に、本人が内容を理解しているかを確かめてください。

全国高等学校キリスト者推薦入学者選抜

法学部の資格は出願時点で確認する

2027年度は、法学科・ヒューマンライツ学科とも推薦入学人員が若干名です。対象は2027年3月卒業見込みで、学校長が責任をもって推薦できる生徒です。本学部を第一志望とし、本学におけるキリスト教活動に積極的に参加する意思が明確であることも求められます。2027年度キリスト者推薦要項。

信仰上の資格は、出願時にプロテスタント教会の現住陪餐会員、すなわち正会員であることです。幼児洗礼の場合は、信仰告白または堅信礼を経ている必要があります。法学部の資格欄に、受洗予定者を認める条件はありません。2027年度キリスト者推薦要項。

共通の志願者身上書に「受洗予定」の記入欄があっても、法学部の資格が変わるわけではありません。複数学部で共通の様式を使っていることと、自分が出願する学部の資格を区別してください。将来の受洗予定をもって出願資格を満たすと自己判断しないようにします。

全体の学習成績4.0以上と1校1名を確認する

法学部では、調査書の「全体の学習成績の状況」が4.0以上であることが求められます。外国語の学習成績4.3以上や特定の英語検定スコアを、法学部の条件として付け加えることはできません。要項の法学部のページに書かれた条件を学校と照合してください。2027年度キリスト者推薦要項。

推薦人員は1校1名です。「各学科1名」とは書かれていないため、法学科とヒューマンライツ学科に別々の枠があると考えないことが大切です。学校内で希望者の確認や推薦の判断をする時間が必要になるため、大学の締切だけを見て準備を始めないようにしましょう。2027年度キリスト者推薦要項。

学校の推薦を受ける手順や校内の締切は、高校へ確認します。大学の要項が示す資格と、学校内で行う推薦の手続は区別して管理してください。評定が基準に達したことだけで学校長の推薦が自動的に得られる、と考えることはできません。

信仰上の資格

法学部は出願時の正会員が条件です。幼児洗礼の場合の信仰告白・堅信礼も確認します。

学習成績と推薦

全体4.0以上、学校長の推薦、1校1名。校内の確認や手続に必要な時間を確保します。

選考の流れ

法学部は書類による第一次審査の後、合格者が小論文・面接の第二次審査を受けます。

信仰と大学生活への意思を誠実に考える

この方式では、入学後の推薦入学者の会への出席や、教会生活を忠実に送ることが求められます。大学での学習と、信仰に基づく生活をどのように続けるかを考えましょう。試験のために信仰歴を飾ることや、受験上の有利さを理由に宗教上の決断を急ぐことは適切ではありません。2027年度キリスト者推薦要項。

所属教会が要項のプロテスタント教会に当たるか分からない場合は、入試担当への問い合わせが案内されています。本人の理解だけで宗派や所属の扱いを決めず、牧師に現状を確認したうえで、大学へ必要な事実を伝えます。信仰の深さを数字で示そうとする必要もありません。

第一志望の条件は、推薦を依頼する前に本人と家庭で理解しておきます。要項では、推薦で入学を許可された者が辞退した場合、翌年度以降の当該高校からの推薦に影響する場合が示されています。出願の意思を軽く扱わず、学ぶ内容や生活面を含めて確認しましょう。2027年度キリスト者推薦要項。

キリスト者推薦の志願者身上書と二つの推薦書を準備する

本人・学校・教会の担当を整理する

法学部の基本書類は、志願者身上書、調査書、志願者推薦書Ⅰ、志願者推薦書Ⅱです。身上書は所定用紙No.1-1とNo.1-2を使用します。調査書と推薦書Ⅰは学校長、推薦書Ⅱは所属教会の牧師が作成し、指定どおり厳封します。2027年度キリスト者推薦要項。

本人が作る書類、学校に依頼する書類、教会に依頼する書類を三つに分け、依頼日と受取予定日を控えます。学校と教会の予定は受験生の都合だけでは決められません。作成のお願いを早く行うことは、内容の確認や形式の不備を防ぐためにも重要です。

依頼するときは、該当年度の要項、所定用紙、出願する学部・学科、校内または自分の受取希望日をそろえます。大学への郵送必着日だけを伝えると、本人が全書類をまとめる時間がなくなります。相手に無理な期限を求めず、作成可能な日程を相談しましょう。

身上書は欄ごとの役割をつかむ

No.1-1は本学部・学科の志望動機を記入する用紙です。No.1-2には、受洗や所属教会に関する事項、礼拝出席、教会内や学校等での活動、受洗動機やキリスト教への関心、大学在学中と卒業後の計画・希望を記入する欄があります。2027年度キリスト者推薦要項。

欄が複数あるため、すべてに同じ活動の説明を繰り返さないようにします。所属や年月は事実を正確に、活動欄は実際の内容を具体的に、志望動機は学科で学びたい理由を中心に考えると、情報が整理できます。様式の意図を踏まえ、本人が書く内容を選びましょう。

身上書は本人が考えた文章で提出し、自動生成や他者作成は禁止されています。本人作成の書類は手書きで、所定用紙はA4片面印刷です。推薦書の作成方法に印字の案内があっても、本人の身上書まで同じ扱いにしないでください。2027年度キリスト者推薦要項。

本人の身上書

志望動機、信仰に関する経歴、活動、将来の希望を欄ごとに整理し、本人が考えて手書きします。

学校の書類

調査書と学校長の推薦書Ⅰを依頼します。校内の締切、作成日程、厳封を確認します。

教会の書類

所属教会の牧師へ推薦書Ⅱを依頼し、法学部に対応した資格の明記と注意事項を伝えます。

出願条件と準備の優先順位を早めに確認したい方へ

受験相談では、今の学年や活動状況から、最初に確認する条件と今週始める準備を整理できます。

  • 出願できる方式と未確認の条件
  • 評定・活動・書類のうち先に動く項目
  • 志望学部に合わせた準備の順番

牧師への依頼では法学部の注意事項を共有する

推薦書Ⅱの注意事項には、法学部の被推薦者が正会員であること、幼児洗礼の場合は信仰告白または堅信礼を経ていることを明記するよう示されています。推薦をお願いするときに、この注意事項を必ず確認していただく必要があります。2027年度キリスト者推薦要項。

推薦理由を本人が作成して署名だけを依頼するのではなく、推薦者が判断し記入できるよう、事実の資料を提供します。活動の時期や役割を尋ねられた場合に答えられるよう整理し、評価や推薦の言葉を誘導しない姿勢を持ちましょう。

厳封された書類は、本人が内容確認のために開封しないようにします。受取時には、外から確認できる宛先や封の状態、提出する書類の種類を確かめます。内容について修正が必要と思われる場合は、勝手に開けず、作成者に相談して対応してください。

信仰・奉仕の経験を法と人権への学びにつなげる

活動の回数だけで自分を説明しない

教会や学校での活動を振り返る際は、参加した回数だけでなく、その場で何を見て、何を考え、どのように関わったかを整理します。同じ活動でも、役割や気付きは人によって異なります。他の人の体験を借りず、本人が説明できる範囲を丁寧に記録してください。

たとえば支援活動に関わった経験なら、誰にどのような支援が必要だったのか、本人には何が分からなかったのかを考えます。支援を受ける人を、自分の成長を示すための材料として描かないことも大切です。相手の個人情報や、知られたくない事情を必要以上に書かないようにします。

経験から人権への関心を考える場合、「困っている人を助けたい」という思いに加えて、なぜ困難が生じるのか、制度や周囲の環境にどのような課題があるのかを調べます。善意を持つことと、権利を守る仕組みを学ぶことのつながりを、自分の問いとして育ててください。

信仰上の考えと社会への説明を両方大切にする

信仰を通じて大切にしていることを説明するときは、難しい言葉を並べるより、日常の選択との関係を考えます。その考えがどのような行動につながり、他者との意見の違いにどう向き合ったのかを振り返ると、本人の理解を確かめられます。

法や人権を学ぶ場では、異なる価値観を持つ人と対話する姿勢も重要になります。自分の信仰を大切にしながら、相手が別の前提を持つ可能性を考えましょう。全員が同じ宗教的考えを共有すると仮定せず、理由を丁寧に伝える練習ができます。

宗教に関する問いに、必ず正解らしい言葉で答えなければならないと考える必要はありません。理解していること、迷っていること、今後学びたいことを区別します。教義や教会の用語が分からない場合は、受験用の表現を暗記する前に、普段の教会生活の中で確認してください。

活動の事実

いつ、どこで、どんな役割を担い、何を行ったのかを本人の経験として確認します。

相手への敬意

支援を受けた人の尊厳や個人情報に配慮し、経験を誇張した美談にしません。

学問への問い

個人の思いを出発点に、権利、制度、参加の機会など、大学で調べたい論点を探します。

大学在学中と卒業後の希望を分ける

在学中の希望は、授業で学びたい内容、教会生活や学内の活動への関わり方など、大学生活の中で取り組むことを考えます。卒業後の希望は、どのような問題に関わり、学びを社会でどう使いたいかを中心に整理すると、二つの欄の役割が分かれます。

まだ職業が決まっていない場合に、受験のためだけに職業名を固定する必要はありません。現時点の関心と、進路を考えるために大学で確かめたいことを区別しましょう。具体性は肩書だけで生まれるものではなく、学びたい課題や行動が明らかであることから生まれます。

信仰や奉仕についての表現は、家族や牧師の言葉と同じである必要はありません。助言を受けながら、本人が納得している意味を確かめます。普段の生活とかけ離れた人物像を作らず、これまでの歩みと今後の学びがつながるように考えてください。

2027年度の日程は一次・二次・入学手続まで一緒に管理する

スポーツ選抜は10月22日の郵送必着が基準

スポーツ選抜の第一次審査Web出願登録は、2026年10月8日から10月22日23時59分までです。出願書類の提出期間は10月19日から10月22日で、郵送必着です。Web登録の最終時刻までに操作を終えれば、郵送も間に合うという意味ではありません。2027年度スポーツ選抜要項。

受験番号は11月11日開示、第一次審査の合格発表は11月13日13時から11月21日23時59分までです。合格者の第二次審査Web登録は11月13日13時から11月16日23時59分までで、受験票は11月18日に開示されます。2027年度スポーツ選抜要項。

第二次審査の試験日は11月21日です。最終の合格発表は12月1日13時から12月11日23時59分まで、入学手続書類の提出締切は12月11日郵送必着です。一次結果を見た後の二次登録を忘れないよう、発表開始日と手続終了日を別々に予定へ入れてください。2027年度スポーツ選抜要項。

キリスト者推薦の法学部は二段階の日程を見る

法学部のキリスト者推薦は、第一次審査Web登録が2026年10月21日から11月4日23時59分まで、書類提出が11月1日から11月4日郵送必着です。受験番号開示は11月11日、一次合格発表は11月13日13時から11月23日23時59分までです。2027年度キリスト者推薦要項。

一次合格者の第二次審査Web登録は、11月13日13時から11月16日23時59分までです。受験票開示は11月18日、試験日は11月23日です。最終合格発表は12月1日13時から12月11日23時59分までで、入学手続書類は12月11日郵送必着となります。2027年度キリスト者推薦要項。

一次合格発表を閲覧できる期間の終わりより、二次登録の締切の方が早い点に注意してください。「発表期間中なら次の手続もできる」とは限りません。11月13日に確認すること、11月16日までに完了させることを分け、家庭内でも共有しておきます。

スポーツの出願

Webは10月8日〜22日23時59分。書類は10月19日〜22日郵送必着です。

キリスト者推薦の出願

Webは10月21日〜11月4日23時59分。書類は11月1日〜4日郵送必着です。

一次合格後

両方式とも二次Web登録は11月13日13時〜16日23時59分。試験日は方式ごとに異なります。

大学の締切から自分の作業日を逆算する

予定を作るときは、学校や教会からの受取、本人の最終確認、封入、郵便局へ行く日を別々に置きます。必要な書類が一枚不足するだけでも、その場で完成できるとは限りません。発行者の予定や郵便の所要日数を確認し、締切当日の発送に頼らない計画にしてください。

郵送必着と消印有効は異なります。要項には提出期間末日に渋谷郵便局へ簡易書留で到着した場合の扱いもありますが、それを通常の発送計画の前提にしないようにします。本人が管理できるのは、余裕を持って必要な書類をそろえ、指定方法で発送することです。

2026年10月18日現在、スポーツ選抜の書類提出開始は翌日です。新しい活動を増やすより、資格、所定用紙、証明資料、支払い、郵送の確認を優先します。準備が整っていない場合に、短期間で必ず間に合うと考えず、未完了の事項を学校等へ具体的に相談してください。

Web出願・検定料・郵送で手続の抜けを防ぐ

Web登録だけでは出願が完了しない

両方式とも、Web出願登録、入学検定料の支払い、指定期間内の書類到着を組み合わせて手続を進めます。登録完了のメールを受け取っただけで、書類を送らなくてよいわけではありません。UCAROで確認する情報と、郵送で提出する書類を分けて管理しましょう。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

受験番号の開示や受験票の確認にもUCAROを使います。メールが届いたかだけに頼らず、ログインできるか、登録情報を確認できるかを早めに試します。受験生本人が操作の流れを把握し、保護者は支払いや機器の準備を必要に応じて支える形がよいでしょう。

検定料支払い後は、選抜種別や学部・学科などを変更できません。支払う前に画面を見て、法学部と志望学科、第一次・第二次の区別、氏名などの情報を点検します。特に法学部のキリスト者推薦で、一段階選抜の手続を選んでいないか確かめてください。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

一次と二次の費用を分けて用意する

一次と二次の費用を分けて用意するに向けて準備する高校生

2027年度の両方式は、第一次審査の検定料が15,000円、第二次審査が20,000円です。さらに各段階の支払いにWeb出願システム利用料1,400円がかかります。二次審査まで進む場合の検定料・システム利用料の合計は37,800円で、郵送料や交通費等は別です。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

家庭では、支払う金額だけでなく、誰がどの方法でいつ支払うかを確認しましょう。一次に合格してから支払い方法を調べ始めると、短い二次登録期間に作業が集中します。本人名義でない方法の可否なども要項の案内を読み、実際の画面と照合してください。

納入後の検定料は原則返還されませんが、要項には出願不受理などの返還対象と請求方法が示されています。返還を見込んで不確かな出願をするのではなく、支払い前に資格と学科を確認します。返還に関する判断が必要なときは、対象条件と期限を原文で確かめましょう。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

登録前の確認

年度、方式、法学部、志望学科を確認し、氏名や写真の条件を点検します。

支払いの確認

一次15,000円、二次20,000円に各1,400円のシステム利用料が必要です。

郵送の確認

所定の封筒貼付用紙と簡易書留の指定を守り、控えと追跡番号を保管します。

写真と封入は最後に慌てて用意しない

Web出願の写真には、最近3か月以内の撮影、本人だけのカラー写真、無地の背景、制服不可などの条件があります。画像加工した写真や顔が隠れる写真も避けます。紙の様式に貼る写真についても、用紙の寸法や裏面記入などの指定を読み、Web用とは別に点検してください。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

封入前には、本人作成書類の氏名・学科、所定用紙の種類、必要枚数、厳封書類、添付資料を順番に確認します。書類が重なった状態で数えるより、一度机に並べて一覧と照合する方が漏れを見つけやすくなります。封筒を閉じる前の確認時間を予定に入れましょう。

郵送後は簡易書留の受領証を保管し、追跡番号で状況を確認します。要項では書類到着確認の問い合わせを控えるよう案内されています。追跡の結果と大学による受理を混同せず、指定日に受験番号も確認し、分からないことは適切な窓口へ相談してください。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

法学科とヒューマンライツ学科は学びたい問いから選ぶ

同じ社会問題でも考えたい中心は違う

法学科とヒューマンライツ学科は、どちらも社会の問題や人々の権利に関係する学科です。法学科だけが法律を学び、ヒューマンライツ学科だけが人権を学ぶ、と単純に分けることはできません。公式の学科紹介を読んだうえで、自分がどのような方法で問題を考えたいかを整理します。

たとえばスポーツの参加機会を考える場合、ルールの目的、手続、責任の分担を中心に問いを立てる方法があります。また、参加を妨げる環境や人々の経験を、法学と他の社会科学の視点から調べる方法もあります。これは学科選択を考えるための例で、どちらかの専有分野という意味ではありません。

二つの説明を比べるときは、「扱うテーマ」「身に付けたい方法」「授業で確かめたいこと」をノートに分けます。学科名を入れ替えてもそのまま通用する志望理由になっている場合、学び方の理解がまだ浅い可能性があります。特徴の暗記より、本人の疑問との対応を考えてください。

入学者受入れの方針を行動に置き換える

法学部の両学科の方針には、高校段階の歴史・政治・経済の知識、日本語・英語の技能、論理的に考えて判断する力、日本語で根拠を示して表現する基礎などが示されています。法学科は法学・政治学への関心、ヒューマンライツ学科は具体的な人権問題への関心も掲げています。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

「論理的に考える力」を準備に置き換えるなら、ニュースの内容を要約し、主張と根拠を分け、異なる立場からの疑問を一つ考える練習ができます。「学びを社会に生かす意欲」は、職業名を大きく書くより、どの課題を理解し、どのような関わり方を探りたいかを考えることにつながります。

方針の言葉をそのまま志望理由に並べても、本人の理解は伝わりにくくなります。自分の経験のどこで考える必要があったか、うまく説明できなかったことは何かを探してください。大学が求める力と、自分が伸ばしたい力が接続すると、学習計画を具体化できます。

根拠・問い・学び・説明の四つで準備を点検する

根拠・問い・学び・説明の四つで準備を点検するに向けて準備する高校生

ここでは、公式の出願条件と入学者受入れの方針を踏まえ、準備を点検する手順を「根拠・問い・学び・説明」の四つに整理します。本記事独自の学習上の整理で、大学の採点表や配点ではありません。活動の大きさだけで判断せず、本人が次に改善する点を見つけるために使います。

第一に「根拠」です。資格や活動を確認できる資料と、本人が直接経験した事実を分けて点検します。第二に「問い」です。経験や読書から、なぜ疑問を持ったか、何をさらに調べたいかを言葉にします。事実が不確かな場合は先に確認し、問いが広すぎる場合は場面を絞ります。

第三に「学び」です。学科の公式紹介から、その問いを考えるために必要な知識や方法を探します。第四に「説明」です。書いた内容を口頭で説明し、理由を尋ねられても本人の理解で答えられるか確かめます。答えに詰まった箇所を、資料の再確認、追加の学習、文章の見直しへ戻します。

四つを各一文でメモすると、活動は説明できるが学びとの関係が弱い、学科の特徴は知っているが本人の問いが曖昧、といった不足が見えます。すべてを長く書くことが目標ではありません。不足がある項目を一つ選び、次の一週間で調べることや練習することを決めましょう。

関心の中心

同じ社会問題について、ルール・手続・権利・生活の実態など、どこを深く考えたいかを選びます。

学びの方法

法の解釈、他分野との比較、現場の理解など、使ってみたい方法を公式の学科紹介で確認します。

本人の課題

現在説明できることと、大学で学ぶ必要があることを分け、学科を選ぶ理由を考えます。

募集人員の差だけで志望先を決めない

スポーツ選抜では募集人員に差がありますが、それだけで受かりやすさを判断することはできません。志願者の状況や選考内容を無視して、人数の多い学科へ移れば有利だと考えないようにしましょう。大学で学びたい内容とのずれは、書類や面接の説明にも影響します。

学科を決める前に、二つの学科それぞれで「最初に学びたいこと」「その後に深めたいこと」を短く説明してみます。説明しやすい方を機械的に選ぶのではなく、調べていて新しい疑問が生まれるかを見てください。関心が継続する理由を確認することが、入学後の学習にも役立ちます。

将来像がまだ広い場合は、現時点で確かな関心を出発点にします。大学の学びを通じて選択肢を見極める計画は考えられますが、「何となく幅広く学べそう」だけで終わらせず、どの基礎を学び、何を比較したいかまで具体的にしてください。

法学科の学びを志望理由に落とし込む

法の仕組みを学ぶ理由を自分の疑問と結ぶ

法学科の公式紹介では、入学直後の導入演習、法学入門、法学基礎演習などを通じた基礎と双方向の学習が説明されています。科目名を並べる前に、対話や基礎学習が自分のどの課題に必要なのかを考えましょう。

たとえば、あるルールが公平かどうかを直感で判断してしまう場合、そのルールの目的や根拠、適用される範囲を確認する練習が必要です。「自分が嫌だったから不当」と結論を出すのではなく、他の人にも説明できる理由を探すことが、法を学ぶ動機につながります。

法律に関わる職業に興味がある人は、職業名だけでなく、その仕事のどの役割に関心があるかを考えます。対立する人の話を整理すること、制度の運用を支えること、企業や地域で問題を予防することなど、本人が学びたい内容に戻して整理してください。

一つの専門だけで基礎を飛ばさない

法学科の紹介では、法哲学、比較法、法史など、法の基礎にある分野も重視されています。現在関心がある問題を扱うためにも、制度がなぜ存在するか、時代や社会によって何が変わるかを考える必要があります。高校での歴史や公民の学習を、大学の基礎とつなげてみましょう。

具体的な学習計画を作る場合は、最初に用語や基本的な考え方を学び、その後で事例を比較し、さらに自分の問いを深める流れを考えます。専門的な結論を入学前に知っているように装う必要はありません。基礎を学ぶ目的が説明できることを重視してください。

授業紹介に関心のある科目があれば、そこで何を学ぶかを自分の言葉で説明します。科目名の響きだけで選ばず、扱う問題や学習方法を読むことが大切です。開講内容や履修条件は年度で変わる可能性があるため、出願時の最新情報と区別して確認しましょう。

基礎を考える

法の目的、制度の背景、判断の根拠を学ぶ必要性を、自分の疑問から説明します。

対話を考える

他者の理由を聴き、自分の考えを見直した経験を振り返り、演習で伸ばしたい力を探します。

実践を考える

身近な問題から論点を取り出し、事実と判断を分ける学習にどう取り組むかを考えます。

法学らしさを難しい用語だけで示さない

「リーガルマインド」という言葉を使うなら、本人がどのような力だと理解しているかを確かめましょう。根拠を確認する、対立する利益を整理する、決め方の公正さを考えるなど、自分がこれから練習したい行動と結び付けると、意味を説明しやすくなります。

専門用語を調べたときは、意味、使われる場面、まだ理解できない点をセットで残します。難しい文章をそのまま暗記すると、追加質問への対応が難しくなります。高校生として理解した範囲を丁寧に話し、専門的に学びたい部分を明らかにする姿勢を持ちましょう。

他者との対立を経験した場合も、自分だけが正しかったという説明に寄せすぎないようにします。相手が重視したことや、判断に必要だった情報を振り返ると、問題の見方が広がります。その過程で生まれた疑問を、法学科での学習へつなげてください。

ヒューマンライツ学科の学びを自分の問題意識とつなぐ

人権への関心を具体的な場面に置く

ヒューマンライツ学科の公式紹介では、法学に加え、政治学、経済学、社会学、公共政策などの視点から人権問題を学ぶことが説明されています。人権を大切にしたいという思いを、どの場面の、どの課題から考えたいのかまで具体化しましょう。

対象を絞るときは、「子ども」「障がい」「貧困」といった大きな分類だけで止まらず、参加、情報、教育、生活などの場面を考えます。テーマを細かくする目的は、社会の複雑さを単純化することではありません。自分が調べる範囲と、必要な資料を明確にするためです。

身近な経験を入り口にする場合、そこからすべての当事者の考えを代弁しないことが大切です。同じ状況でも困りごとや希望は異なります。一人の経験から気付いたことと、より広く調べて確かめる必要があることを分け、言葉の扱いにも配慮してください。

法と生活の実態の両方を見る

権利を守る仕組みが用意されていても、それが使いやすいか、情報が届いているか、実際の生活でどのように働いているかは別の問いになります。制度の説明だけで考えを終えず、人がそれを利用するまでの過程や、利用しにくい背景も調べる姿勢が役立ちます。

学科の公式紹介には、ヒューマンライツの現場、フィールドワーク、社会調査論など、現実の状況を理解する学習が示されています。現場を知ることと資料で分析することを、なぜ組み合わせたいのかを考えると、学際的な学びへの関心を具体化できます。

高校生の段階で調査をする場合、相手に負担をかける聞き取りを無理に行う必要はありません。まず公開資料や授業、図書館の本などで基礎を確認しましょう。個人の困難を詳しく聞き出すことより、必要な知識や配慮を身に付けることを優先してください。

場面を絞る

誰のどのような生活場面に関心があるかを整理し、大きな言葉だけで終わらせません。

視点を増やす

法や制度の説明に加え、情報、環境、社会の関係を考え、必要な知識を探します。

学び方を確かめる

公式の授業紹介を読み、現場の理解と資料の分析をどう組み合わせたいか考えます。

「助ける側」だけの視点から離れて考える

人権について説明するときは、支援する人の努力だけを中心にしないようにします。権利を持つ本人の意思や選択、声を届ける機会をどう尊重するかも重要な問いです。支援の方法を提案する際にも、本人が望むことを確かめる必要性を考えてみてください。

たとえば、参加しにくい活動を改善する案を考える場合、参加を勧めるだけでなく、会場、情報の伝え方、費用、時間、相談の仕組みなど複数の要因を確認できます。最初から一つの原因に決めず、何を調べれば判断できるかを整理すると、提案の説得力が増します。

志望理由では、すでに正しい解決法を持っているように書くより、複数の視点を学び、現実の状況を理解したい理由を考えましょう。自分の思いと、他者の経験を尊重する姿勢を両立させることが、学科での学習を考える土台になります。

出願条件と学科の特徴を確認したら、本人の経験をどう整理し、どの練習から始めるかを考えましょう。一人では優先順位を決めにくい場合は、無料受験相談で、現在の準備状況をもとに次の点を整理できます。

  • 志望方式の条件と、大学・学校・教会へ確認すべき項目
  • 本人の経験や関心から、法学科・ヒューマンライツ学科で学びたい問いを考える手順
  • 出願書類、小論文、面接で優先して進める準備と練習

社会問題の調べ方を小論文と面接の共通の土台にする

一つのテーマを事実・意見・疑問に分ける

テーマを選んだら、最初に確認できた事実、資料に書かれた意見、自分の疑問を分けてメモします。ニュース記事の見出しを読んだだけで結論を決めず、誰が何を主張しているのかを確認しましょう。同じ文章の中に事実と評価が混ざっていることがあります。

調べた資料には、発行者、公開日、対象となる時期を残します。制度が変わっていたり、調査の対象が限られていたりすると、別の状況へそのまま当てはめられません。数字を使う場合も、何を数えたものかを説明できるようにしておくことが大切です。

ノートの一頁を「分かったこと」「別の見方」「次に調べること」の三つに分ける方法があります。毎回長く書く必要はありません。一つの資料で答えが出たと考えず、残った疑問を見える形にすると、次の読書や学校での質問につながります。

反対意見を弱く作らない

自分の意見と異なる立場を考えるときは、相手を極端な主張にして簡単に否定しないようにします。相手にも大切にしたい価値や、懸念する不利益があります。費用、実行可能性、自由、平等、個人情報など、どの点を重視しているのかを丁寧に確認してください。

たとえば安全のためのルールを考える場合、安全性を高めたい立場と、活動の自由や参加機会を守りたい立場の両方を整理できます。一方を無視して結論を出すより、対象や方法を限定するなど、負担を減らす案を考える練習になります。特定の制度への法的判断は、資料を確認してから行います。

反対意見を扱うことは、自分の考えを取り下げることと同じではありません。反対側が重視する点を理解したうえで、なお自分の結論を支持する理由を述べます。必要であれば条件を付けたり、結論を見直したりする姿勢も、論理的に考える練習の一部です。

事実を分ける

発行者と時期を確かめ、資料の説明と自分の評価を別々にメモします。

立場を比べる

関係者が守りたいもの、負担するもの、意見を表明できる機会を整理します。

問いを残す

まだ判断できない点を記録し、次に必要な情報や調べ方を具体的に考えます。

一つの資料を読んだ後に口頭で説明する

資料を閉じて、何が問題なのか、なぜ意見が分かれるのか、自分は何を調べたいのかを短く説明してみます。説明に詰まった箇所が、理解を補うべき点です。読んだ量だけを増やすより、内容を自分の言葉で確かめる時間を設ける方が、面接にもつながります。

学校の授業で扱った内容と結び付けることも有効です。歴史的な背景は地理歴史、制度や政治の仕組みは公民、文章の構造は国語など、教科ごとの知識を取り出します。推薦対策の時間だけで考えようとせず、普段の学習で得た疑問を深めていきましょう。

調査の結果、自分の最初の考えが変わった場合は、どの情報が理由だったかを残してください。意見が変わることを失敗と捉える必要はありません。根拠を確認し、考え直した過程を説明できれば、学ぶ姿勢を自分でも確かめられます。

小論文は課題の条件を読み、理由をつないで書く

法学部の小論文は60分を前提に練習する

2027年度の両方式の法学部第二次審査では、小論文が10時30分から11時30分まで実施されます。面接は14時から、会場は青山キャンパスです。大学が示す時間と選考内容を基に、読み取り、構成、執筆、見直しを60分の中で行う練習をしましょう。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

出題テーマや字数、設問の形式を、要項だけから決めつけることはできません。ここで紹介する方法は、小論文の基礎力を身に付けるための学習案です。実際の問題では、その場の指示を優先し、練習した形に無理に当てはめないことが重要です。

最初の段階では、時間を気にする前に、設問が求める作業を正確に読み取る練習をします。要約、理由の説明、比較、自分の考えの提示では、答える内容が異なります。「テーマについて知っていることを書く」という姿勢から、問われたことに答える姿勢へ切り替えてください。

主張・理由・具体的な説明をつなぐ

文章の骨組みは、結論、その理由、理由を支える説明という順に考えられます。ただし、決まった順番を守ること自体が目的ではありません。それぞれの文が前後とどうつながるか、読み手が理由を理解できるかを確認することが大切です。

「公平だから必要だ」という説明では、公平の意味が曖昧な場合があります。全員を同じ扱いにすることなのか、条件の違いを踏まえて機会を整えることなのかを考えます。大きな言葉を使ったら、その文章の中でどの意味かを具体的にする習慣を付けましょう。

具体例は、理由を分かりやすくするために使います。一つの経験だけで社会全体の傾向を証明したことにはなりません。例が示している範囲を意識し、事実として確認していない数字や出来事を根拠として書き込まないようにしてください。

設問を読む

何について、どの作業を、どの条件で求められているかを最初に確認します。

構成を作る

自分の結論と理由を短く書き、反対意見や条件をどこで扱うか決めます。

説明を点検する

抽象的な言葉の意味、理由のつながり、具体例が示す範囲を確認します。

資料の内容と自分の意見を混ぜない

課題文がある場合は、筆者の主張と自分の意見を区別します。本文に書かれている内容を正確に押さえてから、自分の考えを述べましょう。自分が書きたい話題に引き寄せて読むと、課題文の条件や対立点を取り違えやすくなります。

要約の練習では、重要な言葉を抜き出すだけでなく、何が何の理由になっているかを確認します。主張、理由、例、補足の関係を図にする必要はなく、短いメモで十分です。元の文章より強く断定したり、例外を落としたりしていないかも見直してください。

練習後は、答案の上手さを漠然と評価せず、設問への対応、根拠、論理のつながり、表現の四つに分けて確認します。一度にすべて直すより、次の一本で改善する点を決める方が学習しやすくなります。添削を受ける場合も、本人が改善理由を説明できる状態を目指しましょう。

60分の小論文を仕上げる練習と振り返り

最初は自分の作業時間を測る

時間配分は一律に決めるのではなく、まず一度60分で書き、どの作業に時間を使ったかを記録します。課題文を読むのに時間がかかるのか、構成が決まらないのか、書き始めてから迷うのかで、次の練習は変わります。完成したかどうかだけで判断しないでください。

練習用の配分例として、設問と資料の確認に15分、構成に10分、執筆に30分、見直しに5分を置く方法があります。これは大学指定の配分ではありません。課題文の長さや設問数、自分の書く速さに応じて調整し、見直しを完全に省く計画にしないようにしましょう。

構成の段階では、各段落の役割を短く書きます。導入に時間をかけすぎて結論が書けなくなる場合は、何を答えるかを先に固定します。話題を多く入れるより、中心となる理由を十分に説明する方が、限られた時間で文章を整えやすくなります。

書き直しはどこを改善したか残す

答案を返してもらったら、誤字だけ直して終わらせず、指摘を自分の言葉で言い換えます。「理由が弱い」という指摘なら、結論と理由の間にどの説明が不足していたのかを考えます。修正前後を見比べることで、別のテーマでも使える改善点が分かります。

一度書いた答案をすぐに全体から書き直すのが難しい場合は、一段落だけを対象にしても構いません。主張を明確にする、具体例の後に説明を加える、反対意見への応答を補うなど、目的を絞ります。新しい問題を解く量と、同じ問題を見直す時間の両方を確保してください。

手書きの練習では、長時間書いた後の読みやすさも確認します。文字を小さくしすぎていないか、訂正が重なって読みにくくなっていないか、段落の切れ目が分かるかを見直します。速さだけを追わず、読み手が内容を理解できる文字で書くことを意識しましょう。

測る

読解・構成・執筆・見直しのどこで時間が足りなくなったかを記録します。

直す

指摘された箇所を自分で説明し、理由や段落の役割を考え直して書き直します。

試す

次の問題では改善点を一つ意識し、別の題材でも同じ考え方を使えるか確かめます。

NG行動:暗記した文章を問題に押し込む

あらかじめ用意した結論や文章を、どの問題にも使おうとする練習は避けてください。設問が求める比較や条件を無視し、自分の得意な話だけを書く原因になります。知識は考える材料として使い、答案の中心は実際の設問から決める必要があります。

難しい法律用語を多く入れれば評価されると考えることも危険です。用語の意味が曖昧だと、説明の正確さが下がります。高校段階で理解できている内容を根拠にし、知らない事柄を知っているように書かないことを優先してください。

練習量を増やすために睡眠を大きく削ると、読解や見直しに集中しにくくなります。実施した回数だけで管理せず、翌日に何を改善できるかが残る練習にします。出願書類の作業が重なる時期は、短い読解と本番形式の演習を組み合わせ、継続できる計画を作りましょう。

法学部の小論文に向けて身近な問題を多面的に考える

ルールを変える問題は目的と負担を整理する

以下は思考を練習するための題材で、青山学院大学の実際の過去問や出題予想ではありません。まず、学校や部活動のルールを見直す場面を考えます。ルールが何を守るためにあるのか、誰にどのような負担が生じるのかを整理すると、賛成か反対かだけの議論から先へ進めます。

検討の順番は、目的を確かめる、現在の方法が目的に役立っているかを見る、別の方法を考える、意見を聞く手続を考える、という形にできます。「昔からあるから必要」「嫌だと言う人がいるから廃止」といった一つの理由だけで結論を出さない練習になります。

たとえば活動の安全確保を目的とするルールなら、対象、時間、場所、例外の扱いを変える方法も検討できます。全面的に認めるか禁止するかだけでなく、目的を保ちつつ負担を減らす工夫がないかを考えます。ただし、実際の法律や安全基準について述べる際は、現行の資料で確認が必要です。

情報を公開する問題は関係者の立場を分ける

情報公開の題材では、知ることによる利益と、公開される人への不利益を分けます。誰が何の目的で情報を必要としているか、どこまでの範囲に公開するのか、個人が特定される必要があるかなどを考えると、条件を整理した説明ができます。

インターネット上の情報は、共有される範囲や保存される期間を本人が把握しにくい場合があります。練習では、情報を集める側、公開する側、公開される側、読む側を区別して考えます。特定の法律違反と断定することではなく、判断に必要な事実を挙げることを目的にしてください。

自分の意見を述べた後は、その方法で残る問題も考えます。公開の範囲を狭めると必要な情報が届きにくくなるかもしれません。匿名にしても個人が分かる可能性はないか、修正や削除の相談先は必要かなど、提案の運用まで考えると内容が深まります。

ルールの題材

目的、対象、負担、代替方法、意見を聴く手続を分けて考えます。

情報の題材

誰の情報を誰に何のために伝えるかを整理し、利益と不利益を比べます。

参加の題材

参加できない理由を一つに決めず、費用、環境、情報、時間などの条件を見ます。

平等な参加を考える問題は条件の違いに注目する

同じルールを全員に適用していても、参加しやすさが同じとは限りません。練習では、必要な情報が届いているか、移動や費用の負担はどうか、相談しやすいかなど、参加までの過程を細かく見ます。本人の努力だけに原因を求めない視点を持ちましょう。

一方で、改善案には費用や運営上の課題が生じることがあります。提案する内容、実施する人、必要な資源、効果を確かめる方法を分けて考えると、理想だけを述べる文章から具体的な議論へ進めます。何から始めるかを絞り、対象となる人の意思も尊重してください。

どの題材でも、結論を出したら「条件が変わると結論も変わるか」を問い直します。対象が広がった場合、負担が増えた場合、別の方法が使える場合などを検討してください。自分の判断が何を根拠にしているかを確かめる練習は、小論文と面接の両方で役立ちます。

面接は書類の内容を確認し対話する練習から始める

予想質問の暗記より提出書類の理解を優先する

面接の準備では、まず自分の提出書類を読み、使った言葉や経験を説明できるか確かめます。志望理由だけを暗記しても、書類の別の部分について尋ねられると答えにくくなります。大学が実際に尋ねる質問は公表された範囲でしか分からないため、幅広い確認に備える練習をしましょう。

自分の書類の一文ごとに、「具体的には何か」「なぜそう考えたか」「別の見方はあるか」と問いを付けます。その問いに答えるための事実や資料があるか確認してください。答えが曖昧な箇所を見つけることが目的で、難しい質問を大量に作る必要はありません。

法学部の2027年度要項では、両方式とも面接が示されています。他学部に付された英語での質疑の説明を法学部にもあるものとして断定しません。日本語で相手の質問を理解し、理由や具体例を示して答える基礎を、提出内容と合わせて整えてください。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

結論を先に短く伝えてから理由を補う

練習の最初は、質問への答えを一文で伝え、その後に理由や具体的な内容を補います。最初から背景を長く話すと、何を答えているか分かりにくくなる場合があります。内容を短くする練習と、追加質問で詳しく説明する練習を組み合わせると、対話に対応しやすくなります。

質問を正確に聞き取れなかったときは、推測したまま別の話を続けず、確認します。複数の点を聞かれた場合は、順番に答えることを意識してください。話す速さや視線だけを気にするより、相手が何を尋ねているかに注意を向けることが大切です。

知らない内容を尋ねられた場面の練習もできます。知っている範囲と分からない範囲を区別し、推測を事実のように話さないようにします。意見を求められている場合は、考える前提を示して理由を述べます。知識の不足を隠すために用語を重ねないでください。

書類を読む

用語、活動、志望理由のそれぞれについて、本人が具体的に説明できるか確かめます。

質問を聴く

何を尋ねられたかを確認し、結論を短く伝えてから理由や事実を補います。

対話を続ける

違う意見や追加質問を受けたときも、根拠を確認しながら考えを説明します。

練習相手には内容への質問をお願いする

模擬面接を依頼するときは、姿勢や話し方だけでなく、内容の分かりにくい部分を質問してもらいます。「そこはどういう意味か」「その経験で本人が行ったことは何か」という問いが役立ちます。答えを相手に作ってもらうのではなく、本人が説明を考え直してください。

練習後は、うまく答えられなかった質問を一つか二つ選び、必要な確認をします。すべての回答を長い文章にして覚えるより、事実、理由、具体例の要点を短く整理する方が、質問の言い方が変わったときにも対応しやすくなります。

録音や録画を使う場合は、練習相手の同意を得て、目的を決めて見直します。話が長くなった箇所や質問とずれた箇所を確認し、容姿や声の印象を過度に気にしないようにしましょう。練習の目的は、自分の考えを相手に伝えられる状態をつくることです。

スポーツ選抜の面接では実績と学業の関係を整理する

チームの成果と本人の役割を分ける

競技について説明する際は、大会の成績、チームの目標、本人の役割、本人が取った行動を分けます。チーム全体で達成したことを、すべて自分の成果として語らないようにします。主将やレギュラーといった肩書がある場合も、具体的に何をしていたかが大切です。

役割が目立つものではなかった場合も、事実を丁寧に振り返ることはできます。練習の改善、記録の管理、意見の調整など、本人が実際に関わった内容を整理しましょう。面接で映えるように役割を大きく作らず、記録Ⅰ・Ⅱの内容と一致する説明を準備します。

競技記録の数字についても、自分で意味を説明できるようにします。大会の水準や順位の扱いに不明点があれば、書類を提出する前から確認してください。面接の場で公式記録と異なる説明をしないためにも、提出資料の控えを使った照合が役立ちます。

困難な経験は判断と改善に注目する

敗戦や失敗を取り上げる場合、落ち込んだ気持ちだけで話を終えず、原因をどう考え、誰に相談し、何を変えたかを整理します。結果がすぐに改善しなかったとしても、その後の振り返りはできます。成功談に変えるために、結果を都合よく書き換えないことが重要です。

チーム内で意見が分かれた経験は、相手の考えをどう聞いたか、判断の基準をどう共有したかを考える材料になります。「自分が説得して全員が納得した」という説明をする前に、実際には意見が残っていなかったか、決定後の確認を行ったかまで振り返ってみましょう。

競技の話を法学部の学びにつなげるときは、経験を必ず法律の問題に置き換える必要はありません。根拠を比べる、意見の違いを整理する、ルールの目的を考えるといった、これから伸ばしたい力を見つける方法もあります。本人の関心に合うつながりを選んでください。

実績の説明

大会の成績と本人の役割を分け、記録や証明資料と一致する内容で話します。

改善の説明

課題をどう判断し、何を変え、次に何を確かめたかを実際の行動から振り返ります。

学業の説明

高校での学習方法をもとに、大学で必要な基礎と競技継続の計画を考えます。

両立の計画には助けを求める方法も入れる

学業と競技を両立する計画では、自分一人で抱え込まない工夫も考えます。授業で分からない点を相談する、課題の締切を先に把握する、予定が重なる前に関係者へ相談するなど、普段から実行できる方法を確認しましょう。気持ちの強さだけに頼らない説明になります。

大学の授業や部会の予定を確認していない部分は、未確認として扱います。実際には存在しない支援や特別扱いを前提に、学習計画を立てないでください。学科の授業を受け、課題に取り組むためにどのような情報が必要かを考えることから始めます。

体調や負傷について説明が必要な場合は、事実と今後の見込みを分け、無理な約束をしないようにします。受験上の配慮が必要な場合の手続は、面接で伝えれば済むものとは限りません。要項の申請案内を事前に確認し、指定の窓口へ相談してください。

キリスト者推薦の面接では信仰と学問への意思を本人の言葉で話す

日常の教会生活を具体的に振り返る

面接に備えるための振り返りでは、普段の教会生活で大切にしていること、関わった活動、心に残った対話などを整理できます。大学が実際に尋ねる内容を断定することはできませんが、身上書に書いた事実や考えを説明する練習は、書類への理解を深めます。

活動の説明は、いつから、どのように関わり、どんな役割を担ったかを確認します。礼拝出席や活動の頻度を、印象がよくなるように変えないでください。生活上の事情がある場合も、本人の状況を正確に把握し、書類と口頭の説明を一致させます。

信仰について考えたきっかけは、人によって異なります。劇的な出来事がなければ説明できないわけではありません。日々の経験や疑問を通じて、何を大切に考えるようになったかを振り返りましょう。他者の証しや印象的な言葉を、自分の経験として語らないことが重要です。

違う価値観との対話を練習する

法学部で学びたい問題について、異なる考え方を持つ人に説明する練習をしてみます。自分の信仰に基づく大切な考えを持ちながら、相手にも理解できる理由を探してください。相手を否定する言葉を強めるより、どの点で考えが異なるのかを確認することから始めます。

社会問題について意見が分かれる場合、信仰上の考えと、制度としてどう扱うかという問いが重なることがあります。高校段階で最終的な答えを出し切る必要はありません。どの点を学び、どのような人の考えを聴きたいかを説明できるようにすると、学問への関心が具体化します。

受験のために、普段の理解とかけ離れた宗教的な表現を増やすことは避けましょう。本人が意味を理解している言葉を使い、分からないことは学びたい課題として考えます。信仰を点数に換算したり、他の人と比較して優劣を示したりする必要はありません。

事実の確認

所属、受洗等の経歴、礼拝、活動を身上書と照合し、正確に説明します。

考えの確認

大切にしていることを日常の行動と結び付け、理解している言葉で話します。

将来の確認

大学の学習、キリスト教活動、教会生活をどのように続けたいかを具体的に考えます。

大学での活動は学習と生活の計画として考える

入学後の希望を話す際は、授業、課題、教会生活、学内の活動の関係を考えます。「何でも積極的に参加する」と広く約束するより、どのような目的で関わり、学習と両立させるかを整理しましょう。実際の活動内容は、公式情報や入学後の案内に基づいて確認します。

高校や教会で支えてくれた人への感謝を述べることは自然ですが、推薦者の期待だけを志望理由にしないようにします。本人が学科で何を学びたいか、なぜその学びが必要なのかを中心にしてください。推薦を受けることと、本人が進路を選ぶことの両方を大切にします。

面接練習で答えにくい問いが出たら、すぐに模範解答を探すのではなく、何が分からないのかを考えます。事実を確認すべきなのか、自分の気持ちを整理すべきなのか、学科研究が不足しているのかを分けると、次にすることが明確になります。

学習成績を保つために普段の授業と提出物を整える

基準の数字を日々の学習へ落とし込む

出願に必要な学習成績を確認したら、現在の状況を教科ごとに整理します。苦手科目の点数だけでなく、提出物、授業で理解できていない内容、復習の不足などを確認しましょう。評価の方法は学校により異なるため、本人の学校の説明を基に改善点を見つけます。

スポーツ選抜の3.5、キリスト者推薦の4.0は出願の基準であり、今後の成績を保証する数字ではありません。ぎりぎりを目指して特定の教科を放置すると、基礎の理解や調査書の条件確認に支障が出ることがあります。授業を受け、課題を期限までに行う基本を継続してください。

学習計画は「毎日頑張る」だけでなく、何曜日にどの科目の疑問を確認するかまで決めます。練習や教会の活動で予定が変わる週は、先に提出期限を一覧にします。終わった課題と未完了の課題を見える形にすると、直前に作業が集中しにくくなります。

国語・公民・英語を学部の準備につなげる

国語では、筆者の主張と例の関係を読み取ること、自分の考えを理由とともに書くことを意識します。推薦対策用の特別な教材だけに頼らず、授業の文章でも小論文の基礎を練習できます。語句が分からない場合は、そのまま読み飛ばさず意味を確認してください。

公民や歴史は、社会の制度や背景を理解する土台になります。用語を覚えるだけでなく、なぜその仕組みが必要になったか、どのような課題が残っているかを考えると、学科研究につながります。現行制度について使う情報は、授業の内容に加えて最新の公式資料で確認します。

英語は、出願の検定最低点の有無とは別に、高校段階の学習を続けます。短い文章を正確に読み、内容を日本語で説明する練習からでも取り組めます。将来、海外の事例や資料に触れたい場合は、なぜ語学の基礎が必要かを学習の目的として考えてください。

授業の管理

理解できない内容と提出期限を可視化し、質問する日や復習する時間を決めます。

読解と表現

国語の文章で主張・理由・例を区別し、自分の考えを短く書く練習を続けます。

社会と語学

公民・歴史・英語を、法や人権の問題を理解するための基礎として積み重ねます。

活動が忙しい週にも続けられる最低限を決める

大会や行事がある週は、通常と同じ量を無理に詰め込むより、必ず行う学習を絞っておきます。短い復習、翌日の準備、提出物の確認など、疲れていても実行できる内容を決めます。余裕が戻った日に何を補うかまで考えると、計画を立て直しやすくなります。

欠席や公欠で授業に参加できない場合、学校のルールに従って資料や課題を確認します。友人のノートを受け取るだけで終わらず、自分が理解できていないところを見つけて質問してください。学業と活動を両立する力は、こうした日々の調整から具体的に説明できます。

成績に不安があるときは、出願資格の見込みを自己判断で楽観視せず、学校に現状を確認します。必要な基準に届くかどうかと、今から改善できる学習習慣を分けて考えましょう。確認できない数値を前提に、書類や検定料の準備を進めないことが大切です。

高校1・2年生は記録と学科研究を積み重ねる

早く始める利点は確認と改善の時間を持てること

早期準備の利点は、学習の不足や証明資料の不足を見つけ、改善する時間を持てることです。早く始めれば必ず合格する、ということではありません。出願前になって過去の大会資料を探すより、活動のたびに記録を残しておく方が、事実確認の負担を減らせます。

高校1年生は、授業の基礎を固めることと、活動を振り返る習慣から始められます。活動名と結果だけでなく、役割、判断したこと、次に変えたいことを短く残します。後から文章を飾るためではなく、自分が何を考えて行動したかを忘れないための記録です。

高校2年生は、関心がある社会問題について、資料を読む時間を定期的に取ります。一つのテーマをすぐに研究計画へ仕上げる必要はありません。複数の見方を知り、自分の疑問がどう変わるかを確かめると、法学科とヒューマンライツ学科の選択にも役立ちます。

スポーツの記録は大会の直後に整理する

大会が終わったら、正式名称、開催年月、種目、順位、本人の登録や出場が分かる資料を保存します。ウェブ上の結果が後から見つからなくなることもあるため、学校や主催団体の記録を確認し、必要な情報を整理してください。記録の書き換えや、証明のない補足は行いません。

大会の結果とは別に、練習の改善やチーム内の役割を振り返るメモも残します。公式な証明資料と本人の振り返りは用途が異なります。前者は実績を確認するため、後者は経験から学んだことを考えるために使うと、出願書類を準備するときに混同しにくくなります。

競技を続ける予定や進学先の検討は、顧問や家庭と早めに共有します。ただし、指導者から推薦入試の情報を聞いたことだけで資格が確定したと考えず、受験年度の要項を確認する必要があります。年度が変われば募集種目や条件が変わる可能性もあります。

高校1年生

授業の基礎、提出物、活動の記録を習慣にし、本人の疑問を短いメモで残します。

高校2年生

学科紹介を読み、社会問題の資料を比べ、小論文の読解と短い論述を始めます。

受験年度

最新要項で資格・様式・日程を再確認し、学校や教会の手続と本人の準備を調整します。

キリスト者推薦は受験のために信仰を作らない

キリスト者推薦を考える場合も、日々の教会生活や本人の信仰を大切にします。資格に合わせるために宗教上の決断を急がせたり、活動を受験用の実績として増やしたりすることは避けてください。教会での歩みを振り返り、大学での学びや生活について考える時間を持ちましょう。

学校長の推薦や教会の推薦書は、本人が期限直前に頼めば必ず用意できるものではありません。受験年度になる前から、制度について相談する機会を持つことはできます。具体的な推薦の判断や書類作成は、当該年度の要項と学校・教会の手続に基づいて進めます。

早い段階で相談する際は、「この方式で必ず受験する」と決め切る必要があるかを相手と確認しつつ、現状を共有します。学科で学びたいこと、資格で確認したいこと、学校で必要な手続を整理しましょう。時間があるうちに疑問を解くことが、落ち着いた進路判断につながります。

出願後から試験当日までは書類の控えと生活を整える

出願が終わっても一次結果の後の手続を忘れない

郵送を終えたら、受験番号開示、一次合格発表、二次登録、受験票開示、試験日を改めて確認します。出願書類の作業が一段落しても、二次審査の登録と支払いは別の手続です。本人と保護者で確認する予定を決め、発表を見る担当を曖昧にしないようにしましょう。

小論文と面接の学習は、現在の課題を絞って継続します。出願後に新しいテーマを次々と増やすより、本人の書類に書いた関心を掘り下げ、説明できない言葉を減らします。小論文は読解のずれや理由不足など、繰り返し起きている問題を優先して見直してください。

書類の控えには、提出した内容と、その後に新しく分かったことを分けてメモします。提出後に考えが深まることはありますが、書類に何を書いたかを忘れないことが大切です。面接で説明するときも、当初の考えと現在の理解を区別できるようにします。

試験時間と持ち物を要項・受験票で確認する

法学部の両方式は、小論文開始30分前までの着席が求められます。開始時刻だけを目標に移動しないようにしてください。試験室は当日の掲示で確認するため、キャンパスに着いてから教室へ移動する時間も考え、受験票や最新の案内を優先して行動します。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

試験室に時計はありません。スマートフォンやスマートウォッチなどの電子機器を時計代わりに使うことも禁止されています。使用できる持ち物を要項で確認し、顔写真付きの身分証明書も準備します。前日のうちに一式をそろえ、当日の朝に探さない状態を作りましょう。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

午前の小論文から午後の面接まで時間があります。食事、飲み物、防寒などは、会場の案内と当日の状況に従って準備してください。面接の個別の終了時刻は一律に推測せず、帰りの予定に余裕を持たせると、時間を気にしすぎずに受験できます。

出願後

受験番号と一次結果を確認し、合格時の二次登録・支払いを期限内に行います。

試験前

書類の控え、受験票、会場、身分証明書、時計などを要項に沿って点検します。

当日

小論文と面接の両方を受験し、掲示や試験監督者の案内を確認して行動します。

配慮が必要な場合は申請の案内を先に読む

疾病、負傷、身体障がいなどにより受験上の合理的配慮が必要な場合は、要項の申請案内を確認します。指定の申請書や期限があるため、当日申し出れば必要な対応が必ず受けられると考えないようにしてください。自分の状況を整理し、大学の窓口へ早めに相談します。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

遠方から受験する場合は、交通の所要時間や移動経路を確認します。普段利用しない駅やキャンパスでは、乗換や入口の確認にも時間がかかります。実際の運行情報や天候は受験直前に確認し、古い所要時間だけを前提にしないようにしましょう。

試験直前は、分からないことをすべて新しく学び直そうとするより、使い慣れた資料で要点を確認します。睡眠や食事の時間を大きく変えず、落ち着いて読んで考えられる状態を整えます。準備の完成度を上げることと、疲労を増やさないことの両方を意識してください。

学校と専門相談を目的に合わせて使い分ける

学校には資格・推薦・調査書の確認を依頼する

学校に相談する内容は、調査書に記載される学習成績、卒業見込み、校内の推薦手続、書類発行、日程の調整などです。キリスト者推薦の1校1名という条件も、早い段階で共有します。大学の条件が満たされるか、学校の手続として何が必要かを、具体的に確認してください。

スポーツ選抜では、顧問や指導者に大会の位置付け、実績の正式名称、本人の出場を確認できる資料を相談します。教科の先生には、読解や文章の論理、学習面の課題を相談できます。同じ先生にすべてを一度に求めるのではなく、目的に合う相手へ依頼すると準備が進みやすくなります。

学校で相談する前に、要項の該当部分、現在できていること、分からないことを短くまとめます。「推薦対策を全部お願いします」より、「調査書の条件と発行日を確認したい」など、必要な作業を示す方が相談しやすくなります。依頼した内容と次の確認日を本人が控えましょう。

専門的な相談は考え方と練習の整理に使う

外部の相談先を使う場合は、出願条件を確認する力、本人の経験を掘り下げる問い、小論文の改善点、面接の説明不足を整理するために活用できます。大学の資格判断や学校長・牧師の推薦を代わりに行うものではありません。役割を理解し、必要な支援を具体的に選んでください。

相談では、志望方式と学科、最新の要項、書類の準備状況、小論文の答案などを用意すると、課題を話しやすくなります。信仰に関する詳しい経歴や他者の個人情報は、相談に必要な範囲を本人が判断します。すべての書類や事情を無条件に共有する必要はありません。

本人作成の指定がある書類について、完成文の代筆や自動生成を前提にする支援は選ばないようにします。質問を受け、事実を確かめ、本人が考え直す過程が守られることを重視してください。文章が整っていることより、本人が内容を理解し説明できることが重要です。

学校で確認する

評定、校内推薦、卒業見込み、調査書と学校長の書類、学校独自の手続を確認します。

教会で確認する

所属や信仰に関する事実、推薦書Ⅱ、大学生活と教会生活への考えを相談します。

専門相談で整理する

本人の課題、小論文・面接の練習、書類準備の優先順位を整理し、次の行動を決めます。

相談後に本人が取り組むことを決める

相談を受けたら、その場で分かったことと、まだ大学や学校へ確認が必要なことを分けます。助言を聞いて安心するだけで終えず、本人が行う作業を三つ程度に絞りましょう。たとえば大会資料の不足を確認する、学科紹介を読み直す、小論文を一段落書き直す、といった行動にできます。

高校や教会との関係を大切にしながら、必要なところだけ外部の視点を加えることができます。複数の助言が食い違った場合は、大学の公式条件に関する話か、練習方法の提案かを分けて考えます。出願資格や形式の最終確認は、当該年度の公式案内に戻って行ってください。

青山学院大学法学部の推薦でよくある疑問を確認する

英検を持っていなければ出願できませんか

2027年度の法学部については、ここで扱う両方式に、特定の英語資格・検定の最低スコアは出願資格として示されていません。他学部の英語条件を転用しないでください。ただし、学校の学習や法学部の求める基礎力として英語を学び続けることは大切です。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

英語資格の証明書を持っている場合も、法学部の必須提出物を正確に確認し、必要のない資料を自由に追加できると考えないようにします。提出可能な資料の範囲が分からないときは、独自判断で大量に同封する前に確認してください。資料の量が多いこと自体を評価と結び付けないことが重要です。

受洗予定なら法学部のキリスト者推薦を受けられますか

法学部は、出願時にプロテスタント教会の現住陪餐会員であることが条件です。受洗予定者を対象とする他学部の条件や、共通様式の受洗予定欄から、法学部にも出願可能と判断することはできません。本人の現状については牧師と確認し、解釈に疑問があれば大学へ問い合わせます。2027年度キリスト者推薦要項。

この資格を満たすために信仰上の決断を急ぐ、という考え方は避けてください。宗教上の歩みは受験の都合だけで決めるものではありません。制度の確認は必要ですが、信仰や教会生活を尊重し、現在の本人の状況を正確に捉えることを優先しましょう。

法学科とヒューマンライツ学科の両方に出願できますか

スポーツ選抜は二つ以上の学部・学科・方式への出願ができず、法学部の書類では第一志望学科のみを記入します。キリスト者推薦では、法学部の推薦人員が1校1名とされています。学科の選択や出願の扱いは、所定用紙と要項を学校と確認してください。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

迷う場合は、人数の差や学科名の印象だけで決めず、一つの社会問題について自分が学びたいことを整理します。法律の考え方や運用をどう学ぶか、人権問題を複数の分野からどう捉えるかなど、公式の学科紹介と自分の問いを照合すると、選択の理由が明確になります。

条件の疑問

法学部の該当年度の要項に戻り、他学部や共通様式の記載から条件を推測しません。

書類の疑問

本人作成、手書き、厳封、証明資料など、書類ごとの担当と形式を確認します。

対策の疑問

実際の選考に備え、本人が読んで考え、書き、説明する練習を続けます。

志望理由は添削してもらってよいですか

要項は本人が考えた文章を求め、自動生成や他者による作成を禁じています。支援を受ける場合も、分かりにくい箇所の指摘や、考えを深める質問を中心にし、本人が内容を選んで書き直してください。外部の人が完成文を作り、それを本人が手書きで写す方法では指定を守れません。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

どこまでの支援が認められるか不明な場合は、大学の指示を確認します。完成例文を探すより、自分の経験の事実、疑問、学科で学びたいことをメモする方が、本人の文章を考えやすくなります。この記事の問いも、提出文を置き換えるためではなく、考えるために活用してください。

競技の成果や教会活動だけで評価されますか

両方式の法学部は書類による一次審査に続き、小論文と面接を行います。活動の条件を満たしたことだけで合格を判断することはできません。学習成績や活動の確認と並行して、課題を読み、根拠を示して書き、自分の考えを説明する準備を行いましょう。2027年度スポーツ選抜要項。2027年度キリスト者推薦要項。

公表されていない配点や合格基準を想像して、特定の活動だけを増やすことは避けてください。出願できる事実を確認したうえで、本人の理解不足や説明不足を改善することに時間を使います。書類、小論文、面接を別々の作業にせず、学びたい問いを共通の土台にすると整理しやすくなります。

志望方式の条件を確認し今週の三つの行動を決める

まず資格と未完了の書類を確認する

今日行うことは、2027年度の該当方式の要項を開き、法学部の資格を一項目ずつ確認することです。スポーツ選抜なら学習成績、対象競技、実績と証明資料、競技継続の意思を確認します。キリスト者推薦なら出願時の資格、全体の学習成績、学校長の推薦、1校1名の扱いを確認してください。

次に、必要な書類を担当者ごとに分け、未完了のものと受取予定日を書きます。2026年10月18日時点でスポーツ選抜を準備している人は、10月22日必着までの工程を最優先で確認します。キリスト者推薦を準備している人は、11月4日必着に向けて学校と教会の作成予定を確かめましょう。

本人が考える時間と練習する時間を確保する

三つ目は、法学科かヒューマンライツ学科で学びたい問いを一つ書き、その問いについて何を知り、何がまだ分からないかを整理することです。完成した志望理由を一度に作る必要はありません。本人の経験と資料を確認し、学科の学びと結び付ける作業から始めてください。

小論文は一つの課題を読み、主張と理由を分ける練習を行います。面接は、提出書類の内容について一つ質問を受け、短く答えてみます。練習した結果から次の課題を見つけ、書類を提出した後も学習を継続できる計画にしましょう。

一つ目の行動

志望方式と学科を決め、出願資格の根拠と未確認の項目を一覧にします。

二つ目の行動

学校・教会・本人の書類の担当と予定を確認し、郵送必着から逆算します。

三つ目の行動

学びたい問いを一つ整理し、小論文と面接の練習で説明できない点を見つけます。

条件は確認できても準備の順番が決まらない場合は、現在の資料と困っている点を持って相談できます。大学へ確認する事項と、本人が練習で改善する課題を分けると、次に使う時間が明確になります。学校や教会との確認を進めながら、自分の考えを丁寧に育ててください。

マナビライトの無料受験相談では、確認できた条件や現在の悩みをもとに、次に取り組むことを相談できます。本人が考えて書くための準備を大切にしながら、学校や教会への確認と学習計画を整理しましょう。

  • 出願までに必要な書類と、未確認の条件の整理
  • 経験・問題意識・学科の学びをつなぐために、本人が考える課題
  • 小論文と面接の現状を踏まえた、練習の優先順位

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