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日本大学工学部の推薦・総合型選抜|2027年度の5分発表・600字課題対策

「日本大学工学部を推薦で受けたいけれど、総合型選抜と公募推薦では何が違うのか」「ものづくりが好きでも、どの学科にどう説明すればよいのか」と迷っていませんか。同じ工学部でも、探究を発表する試験、授業を受けて答える試験、小論文を書く試験では、必要な準備が異なります。入試名だけで選ぶと、出願条件や提出物の取り違えにつながります。

この記事では、2027年度の公式募集要項をもとに、総合型選抜の第1期・第2期と、学校推薦型選抜の公募制を整理します。評定や卒業時期、併願の扱い、日程、書類、配点を確認し、土木・建築・機械・電気電子・生命応用化学・情報の各学科に合う準備へつなげます。発表、600字の文章、模擬授業、面接で何を練習するかまで具体的に考えます。

確認基準日は2026年10月18日です。2027年度の総合型選抜は出願と試験が終了し、公募制はこれから出願期間を迎えます。次年度以降に受験する人は、今回の条件を準備の参考にし、自分の受験年度の要項で必ず確認し直してください。読み終えたら、自分が満たす条件、用意する証拠、説明が弱い箇所を分け、次に取り組むことを決められます。

日本大学工学部70号館(福島県郡山市)。撮影:藍原あおい、2015年4月25日/Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0、変更なし
目次

日本大学工学部の推薦は、総合型の2つの期と公募制を分けます

「工学部」と「理工学部・生産工学部」は別に確認します

今回扱うのは、福島県郡山市にある日本大学工学部です。日本大学には名称の似た学部がありますが、理工学部や生産工学部の要項を、そのまま工学部の条件として使うことはできません。例えば、同じ建築学科という名前を見つけても、学部名まで確認してから保存します。

検索するときは「日本大学工学部」と正式名称を入れ、大学公式の工学部受験生サイトから募集要項へ進みましょう。資料名、入学年度、方式名をファイル名に残すと、前年の資料や他学部の資料が混ざりにくくなります。学校に相談するときにも、同じ資料を共有できます。

総合型選抜と学校推薦型選抜は、大学が別の制度として案内しています。学校に作成してもらう書類があるだけで、すべてが学校推薦型選抜になるわけではありません。第2期のエントリー承認と、公募制の学校長推薦の役割も分けて理解します。

総合型選抜は第1期と第2期で試験そのものが違います

対象は、総合型選抜<土木工学科・建築学科・機械工学科・電気電子工学科・生命応用化学科・情報工学科>です。第1期はプレゼン型、第2期は模擬授業型という名称です。後の日程だから同じ試験をもう一度受ける仕組み、とは考えないでください。

例えば、自分の探究を話す練習だけでは、第2期の授業を理解して課題に答える練習を代わりにできません。また、第1期の資料を作ったからといって、第2期の事前レポートまで完成したことにはなりません。試験で求められる行動を、方式ごとに書き出します。

この記事では、第1期、第2期、公募制をそれぞれ独立した準備の道筋として説明します。共通して使える経験や基礎学力はありますが、提出する様式や当日の試験は区別しましょう。活動の量より、求められた問いに答えているかを先に見ます。

公募制は学校の推薦と本人の準備の両方が必要です

もう一つの対象は、学校推薦型選抜(公募制)<土木工学科・建築学科・機械工学科・電気電子工学科・生命応用化学科・情報工学科>です。評定や卒業時期の条件に加え、学校長の推薦書などを用意し、小論文と面接に臨みます。

「推薦がもらえれば準備は終わり」とは考えないようにしましょう。例えば、学校への依頼は進んでいても、600字の小論文を時間内に書いたことがなければ、当日の課題が残っています。推薦に関する手続と、自分の考えを伝える練習は並行して進めます。

指定校制や付属高等学校等の方式は、公募制とは別です。公募制の条件を、指定校制の校内選考に当てはめることはできません。この記事の対象を確認したうえで、自分に必要な制度の資料を読むことが、最初の取り違えを防ぎます。

第1期・プレゼン型

学校の探究をもとに、発表と口頭試問、面接を準備します。

第2期・模擬授業型

学科別の事前レポートと、授業理解、課題解答、面接を準備します。

公募制

学校長推薦などの書類と、600字の小論文、面接を準備します。

出典:日本大学工学部・2027年度入学者選抜情報。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

2026年10月18日現在、総合型は終了し、公募制は11月出願です

総合型の合格発表前でも、新たな出願はできません

2027年度の第1期は、2026年9月1日から9月7日までの出願で、試験は9月19日でした。第2期は9月18日から9月28日までの出願で、試験は10月10日でした。いずれも郵送必着です。現在は出願と試験が終わっている時期です。

合格発表は両方とも11月2日12時です。例えば、検索結果に11月の日付が出ていても、それを出願締切と勘違いしないでください。出願、試験、発表、入学手続は別の日付です。受験済みの人は発表方法を確認し、未出願の人は次年度の準備と区別します。

次年度以降の受験生は、今年の9月の出願に向けて、どのくらい前に学校の書類や資料を完成させる必要があったかを考えましょう。ただし、来年も同じ日付や同じ試験内容になるとは限りません。新しい要項で再確認する項目を残します。

公募制は11月2日から5日までの必着です

2027年度の公募制は、2026年11月2日から11月5日までが出願期間です。書類は郵送必着で、11月13日に工学部で試験を受けます。例えば、11月5日に発送すればよいと考えると、締切に届かないおそれがあります。到着を基準に逆算してください。

公募制を考える人は、まず卒業時期、評定、在籍・出身高校、推薦書の準備状況を確認します。その確認と同時に、小論文と面接の現状を見ます。出願可能であることと、試験への準備が整っていることは別です。短い残り期間を楽観せず、未確認の条件を先に整理しましょう。

総合型の発表日と、公募制の出願初日が同じである点にも注意します。結果を見て検討する場合でも、学校の書類をその日に初めて頼む進め方は避けたいところです。第2期の入学確約など、自分がすでに出願した方式の約束を守ったうえで判断します。

自分用の予定表には作業と担当も書きます

自分用の予定表には作業と担当も書きますに向けて準備する高校生

日付だけを並べた予定表では、何をするかが曖昧になりがちです。例えば「学校へ推薦書の様式を渡す」「本人が自己推薦書を清書する」「家族と入学時納入金を確認する」という作業を、締切とは別に書いてみましょう。誰が行うかも分かるようにします。

学校が書類を発行するまでの期間や、郵便が届くまでの時間は、大学の締切とは別の事情です。学校の行事、休日、遠方からの発送を考え、余裕を持って準備します。大学の指定を守るだけでなく、そこに間に合うための自分の締切を設定することが必要です。

発表後の手続も、受験の予定に含めます。合格通知の郵送を待つ制度ではないため、受験用のマイページに入れるかを確認しておきましょう。登録した連絡先や認証情報を本人が管理し、家族と確認する日時も共有しておくと、手続を忘れにくくなります。

総合型第1期

出願・試験は終了しています。発表は11月2日12時です。

総合型第2期

出願・試験は終了しています。第一志望・入学確約の条件を確認します。

公募制

11月2日〜5日必着、11月13日試験です。学校書類の準備を先に確認します。

出典:2027年度各方式の募集要項。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

併願の条件は、第1期・第2期・公募制で同じではありません

第1期は他大学との併願が可能です

第1期の募集要項には、他大学との併願が可能と記載されています。第2期のような第一志望・入学確約の条件と混同しないことが大切です。例えば、早い日程の試験はすべて専願だと思い込み、検討から外す前に、方式ごとの出願資格を確かめます。

ただし、併願できることは、別の大学側の条件まで満たすことを意味しません。別の総合型選抜や学校推薦型選抜が入学を確約する制度なら、その約束も確認する必要があります。自分に都合のよい部分だけを読み合わせず、それぞれの要項で矛盾がないかを見ます。

日程の重なりや、入学手続時期の違いも検討に含めましょう。試験を受けられるか、合格後にどの期限までに判断する必要があるかを分けて考えます。併願の相談では、学校名だけでなく方式名、出願条件、手続日をそろえると話が具体的になります。

第2期は第一志望で、合格した場合の入学を確約します

第2期は、本学部・学科を第一志望とし、合格した場合に入学することを確約できる人が対象です。「第1期で他大学併願が可能だから、第2期も同じ」と読み替えてはいけません。出願前に、自分の意思と家族の理解を確認しましょう。

例えば、学びたい分野は決まっていても、通学や住まい、費用について話し合っていないと、入学先の判断が途中のままになります。第2期を選ぶ前に、学科で学ぶ内容、生活の場所、必要な費用を整理し、入学する意思を言葉にできる状態にします。

第一志望という言葉を、面接で熱意を示すための表現だけと考えないことも重要です。出願資格として示された約束です。自分の状況に不明点がある場合は、願書を出す前に工学部の入試窓口へ確認し、要項の該当箇所と回答を記録してください。

公募制は他大学との併願と、日本大学内の併願を区別します

公募制は他大学との併願が可能ですが、日本大学の他学部のすべての入学者選抜方式との併願は認められていません。例えば「他大学と受けられるなら、同じ日本大学の別学部も受けられる」と考えると、条件の読み違いになります。

この違いを確認するときは、大学名と学部名を分けた一覧を作ります。他大学については相手側の制度も確認し、日本大学の他学部については公募制要項の制限を確認します。学校の先生にも同じ一覧を見てもらい、推薦の相談と食い違わないようにしましょう。

この記事では、条件に合わない併願を勧めることはありません。出願する制度を増やすより、守る必要がある約束を先に整理します。判断が難しい場合は、曖昧なまま登録を進めず、受験年度と方式名を明示して大学へ確認することが大切です。

第1期

他大学との併願が可能です。相手側の条件も確認します。

第2期

第一志望で、合格した場合の入学を確約します。

公募制

他大学との併願は可能ですが、日本大学の他学部との併願には制限があります。

出典:2027年度第1期・第2期・公募制募集要項。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

出願と併願の判断は、条件確認と準備計画を分けて相談します

出願と併願の判断は、条件確認と準備計画を分けて相談しますに向けて準備する高校生

自分でできること

自分では、方式ごとに卒業年月、評定の確認時点、入学確約、出願・手続期限を一枚に整理できます。ただし、要項にない例外は決められません。例えば二学期制の成績の扱いが不明なら、学校へ記載時点を確認してから大学へ問い合わせます。

学校の先生に頼めること

学校には、調査書に載る成績や校内の推薦手順、書類の発行日を確認できます。ただし、高校が別大学の専願条件まで把握しているとは限りません。併願先の要項も渡し、約束や締切が重なる場合は、大学の確認と準備計画の相談を分けます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、確認済みの条件を使い、書類・発表・小論文の負担を比べる計画づくりを頼めます。資格の例外を認める権限はありません。複数方式の準備が同じ週に集中し、何を先に仕上げるか決まらないときは、期限と下書きを持って相談します。

工学部が求めるのは、技術を暮らしの課題につなぐ力です

ロハス工学を、飾りの言葉で終わらせません

ロハス工学を、飾りの言葉で終わらせませんに向けて準備する高校生

工学部は、健康で持続可能な社会を実現するため、人の心や身体、地球に配慮した生き方を支える技術を研究する考え方を、ロハス工学として示しています。志望理由では、この名称を書くだけでなく、何を自分の関心として理解したかを説明しましょう。

例えば、省エネルギーの住宅に関心があるなら、使うエネルギーを減らすことに加え、住む人の快適さ、費用、維持のしやすさも考えられます。「環境に良いから」で止めず、誰のどの暮らしを、どの技術によって支えるかを具体化します。

新しい技術を使えば、必ず課題が解決するとは限りません。使いにくさや費用、故障したときの対応まで考えると、提案の条件が見えてきます。高校段階で完成した解決策を持つ必要はありませんが、大学で確かめたい疑問を持つことはできます。

基礎学力と、考える力、協働する姿勢をつなげます

大学が求める学生像には、高校までの学習内容の理解、自分で考えて判断し表現する力、他者と協力して学ぶ意欲などが示されています。総合型選抜だから、数学や理科の授業を軽く見てよいということではありません。専門を学ぶ土台として学習を続けましょう。

例えば、実験の結果をグラフにする場合、単位や軸、条件が分からなければ、図を作っても意味を説明できません。活動の紹介と基礎学力は別々のものではなく、資料を正しく読み、考えを伝える場面で結びつきます。分からない内容は教科書まで戻って確認します。

協働する姿勢も、役職名だけで伝わるものではありません。話し合いで意見が分かれたときに何を確かめ、どのように決めたかを振り返ります。「皆をまとめました」と書いたなら、本人の行動が分かる出来事を添えられるかを確認してください。

出願要件の5項目は、自分の経験で説明します

総合型選抜では、ロハス工学の理解に加え、環境問題の解決への意欲、学部の研究への関心、ものづくりによる社会貢献、海外での活躍に向けた日常の取り組み、活動の達成感と協働して学ぶ意欲などの要件から、少なくとも一つに当てはまる必要があります。

すべてに当てはめようとして、経験を広く浅く並べる必要はありません。例えば、部活動で道具の使いやすさに疑問を持った場合、その経験から工学の学びへどう関心が広がったかを整理できます。ただし、経験の意味を大きく見せるために、行っていない調査や制作を加えてはいけません。

要件を選んだら、該当する理由を一段落で書いてみます。その中に、実際に行ったこと、考えたこと、大学で深めたいことがあるかを見ます。要項の言葉をそのまま写すだけでは、本人の理解や意欲が読み手に伝わりにくくなります。

生活の課題

誰が、どの場面で困っているかを具体的にします。

工学の方法

どの仕組みや技術を学び、何を確かめたいかを考えます。

社会への配慮

便利さに加え、安全、費用、環境、使う人の違いを見ます。

出典:日本大学工学部・入学者受け入れの方針。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

総合型第1期は、学校の探究を5分で説明する試験です

学歴条件と探究の発表課題を別々に確認します

第1期は、高校・中等教育学校の卒業者や2027年3月卒業見込みの人、通常の12年の学校教育を修了した人や修了見込みの人、所定の同等資格に当たる人などが対象です。高卒認定などには年齢条件もあるため、自分の資格の項目を確認しましょう。

一方、当日の発表テーマは「総合的な探究の時間」の授業経験をもとにする内容です。学歴条件を満たすことと、指定された発表を準備できることは別です。例えば、学校の探究とは異なる個人的な活動だけを話そうとする場合、題意との関係を確認する必要があります。

第1期の募集は各学科2名、6学科で計12名です。募集人数だけで難しさや出願の向き不向きを決めるのではなく、実際の探究を説明できるかを見ましょう。指定テーマとの関係が不明な場合は、自己判断で別の題に置き換えず、工学部へ確認します。

発表100点、口頭試問50点、面接50点です

試験は、5分以内のプレゼンテーション、発表内容について10分程度の口頭試問、5分程度の面接の順です。配点はそれぞれ100点、50点、50点で、合計200点です。発表資料を作る時間だけでなく、根拠を説明する練習にも時間を確保してください。

例えば、きれいなグラフを示しても、なぜその方法で調べたかに答えられなければ、発表後の説明に課題が残ります。発表の練習と同時に、資料の各ページに対して「なぜ」「どう確かめたか」「どこまで言えるか」を自分で問いかけます。

2027年度の試験は9月19日、集合9時40分、10時からの予定でした。これらは今年度の日程であり、次年度の確定日程ではありません。次年度に向けては、試験の構造を練習の参考にし、新しい募集要項が出た段階で時間や形式を確認し直します。

必要書類は発表資料、志望理由書、確認票、調査書です

出願時には、プレゼンテーション資料、所定の志望理由書、マイページから印刷する出願確認票、出身学校の調査書が必要です。調査書は開封無効です。例えば、本人が内容を確かめるために封を開けることは避け、学校に確認したい点は発行前に相談します。

発表資料は、単に当日持っていけばよいものではありません。出願書類と一緒に、指定の電子データと印刷物を提出します。資料の完成期限は試験日ではなく、出願に間に合う時点です。ここを間違えると、練習計画そのものがずれてしまいます。

本人が作成した書類や資料は、提出する状態の控えを保存します。発表後の質問に備えるときは、修正途中の原稿ではなく、実際に提出した版を使ってください。後から作った説明と、提出資料に書かれた事実が食い違わないように確認します。

入口

学歴条件と総合型の出願要件を確認します。

提出

発表資料と所定志望理由書、確認票、厳封調査書をそろえます。

試験

5分以内の発表に加え、内容の根拠を答える練習を行います。

出典:2027年度総合型選抜第1期募集要項。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

第1期のスライドは、枚数・提出形式・当日の制限まで守ります

表紙を除いて5〜10枚にまとめます

2027年度要項では、PowerPoint 2018以降で作成し、最初のスライドを表紙として、タイトル、氏名、志望学科を入れる指定です。表紙を除く発表スライドは5枚以上10枚以内です。枚数に余裕があるからといって、説明する話題を増やしすぎないようにしましょう。

例えば、問い、方法、結果、考察、大学での学びという流れを先に紙に書き、必要な資料を選びます。一つのページに複数の結論を詰めるより、何を伝えるページかが分かる構成を目指します。枚数を満たすための空のページや、装飾だけのページは避けます。

数値や写真を載せる場合は、本人の調査によるものか、他の資料から使ったものかを区別します。図を見れば伝わると考えず、何を比べ、何が読み取れるかを短く説明する練習も必要です。見た目の整え方より、問いと根拠の対応を優先してください。

電子データと印刷物を同じ版にします

提出するのは、発表データを入れた本人用意のUSBメモリと、A4片面で1スライドを1枚に印刷した資料1部です。受理後の資料は、理由にかかわらず修正できないとされています。例えば、印刷後に数値を直したなら、電子データと印刷物の両方を確認し直します。

確認するときは、表紙、ページの順番、図の文字、単位、出典、結論を順に見ます。自分のパソコンだけで表示できても、別の環境で図や文字が崩れる可能性があります。可能であれば異なるパソコンでも開いて確かめ、読み手が内容を追える状態にしておきましょう。

提出前には、自分の手元にも同じ版のデータを保存します。USBメモリは試験終了後に返却される案内ですが、提出した媒体だけを唯一の保存先にしないことが大切です。複数の修正版があるときは、どれが提出版かを明確にして、練習にも同じ版を使います。

落とし穴:手元の原稿を読みながら発表する練習だけにすることです

当日は、発表者ツールや手持ちの紙資料を使えません。大学が用意するパソコン、投影機器、画面、レーザーポインターを使い、音声データを鳴らすこともできません。例えば、動画の音声で説明を補う構成や、発表者ノートを読む前提の構成は見直します。

5分以内で、時間の延長は認められません。練習では、原稿を一語ずつ暗記するより、各ページで説明する要点と、その順番を覚えます。言い間違えたときに最初から戻るのではなく、結論と根拠を伝え直せるようにすると、内容の理解も確かめられます。

聞き手に資料を見てもらい、どのページで疑問が残ったかを尋ねます。「話が上手でした」という感想だけでは修正点が分かりません。問いが分かったか、方法が分かったか、結果から考察へのつながりが分かったかを、別々に確認してもらいましょう。

作成

表紙と発表部分の枚数を分け、問いから大学での学びまでつなげます。

提出

USB内のデータとA4片面の印刷物を同じ版にそろえます。

練習

手元原稿・発表者ツール・音声に頼らず、5分以内で伝えます。

出典:2027年度第1期・プレゼンテーションの指定。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

発表資料は、形式・見やすさ・説明の筋道を分担して点検します

自分でできること

自分では、表紙と本文の枚数、電子データと印刷物の一致を確認し、手元原稿なしで時間を測れます。慣れた本人には説明の飛躍が見えにくい点が限界です。例えば図を見せた途端に結論へ進んでしまうなら、初めて見る先生に説明して確かめます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、文字や図の読みやすさ、授業での探究との対応、発表時間を確認してもらえます。ただし、普段の活動を知る先生には省略した説明が通じる場合があります。聞き手を替えると分からなくなる箇所は、発表と口頭試問を続けて点検する相談へ回します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、限られた時間で残す根拠と削る説明の選択、発表後の質問まで含めた練習を頼めます。内容の代作や合格点の保証はできません。時間内には収まるのに方法や考察への質問で止まるなら、提出予定の資料と練習記録を使って改善順を相談します。

探究は、成功した結果よりも自分が考えた過程を見える形にします

問いを立てた理由と、調べる方法を対応させます

第1期の発表では、探究の授業で何を考え、どんな知識や技術を得て、大学でどう生かすかが問われています。例えば、「地域を調べました」だけでは範囲が広すぎます。何に疑問を持ち、何を確かめるために調べたかを、一つの問いとして示しましょう。

問いが決まったら、調査の方法がそれに合っているかを振り返ります。人の感じ方を知りたいのに、設備の数だけを数えていた場合、それだけで問いに答えられるかを考えます。足りない情報を認め、どこまで調べたかを正確に説明するほうが、過程を伝えやすくなります。

方法を選んだ理由は、専門的である必要はありません。学校で実施できる範囲、調査協力者への負担、安全、使える時間なども関係します。制約を説明したうえで、その中で何を工夫したかを述べると、本人の判断が具体的に見えてきます。

結果と考察を分けると、質問への答えも整理できます

結果は実際に確認したこと、考察は結果の意味を自分で考えたことです。例えば、特定の回答が多かったことと、その理由についての解釈は分けて説明します。確かめていない理由を、調査で証明できたことのように話さないようにしてください。

グループ活動では、全体の成果と本人の担当を区別します。自分が質問の作成を担当したのか、記録や集計を担当したのか、発表を担当したのかを示します。グループ全体の大きな成果だけを話すより、本人が考えた場面を具体的に伝えられます。

うまくいかなかった点も、次の問いにつながる材料になります。質問が曖昧だった、対象が限られていた、比較条件がそろわなかったなどの点を見つけたら、なぜ問題かと次にどう直すかを説明します。失敗を無理に成功に言い換える必要はありません。

途中経過を使う場合は、予想と確認済みの事実を分けます

2027年度要項では、進行中のテーマは途中経過でもよいとされています。その場合も、今後の取り組みで得られると考える結果や結論、探究を通じた学び、大学での展望をまとめる必要があります。未完成だから説明を省いてよいという意味ではありません。

例えば、追加調査を予定しているなら、現時点で分かっていること、次に調べること、予想している結果を別にします。「この結果が出ました」と「この結果が得られると考えています」を区別するだけでも、研究の進み具合が正確に伝わります。

大学での展望は、今の活動をそのまま続けることだけに限りません。調査の精度を上げるための知識、別の方法で確かめる技術、使う人の立場を考える視点など、今の不足から学びたい内容を導きます。高校の経験と大学の学修の間に、具体的な理由を置きましょう。

確認済み

実際に行った調査、得られた資料、本人の担当を示します。

考察

結果の意味と限界を、根拠の範囲内で説明します。

今後

予定と予想を区別し、大学で補いたい知識につなげます。

出典:2027年度第1期・発表テーマと注意点。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

出願条件と準備の優先順位を早めに確認したい方へ

受験相談では、今の学年や活動状況から、最初に確認する条件と今週始める準備を整理できます。

  • 出願できる方式と未確認の条件
  • 評定・活動・書類のうち先に動く項目
  • 志望学部に合わせた準備の順番

探究の記録は、本人の担当と確かめた事実を先にそろえます

自分でできること

自分では、授業の記録から問い、方法、結果、自分の担当、変更した理由を書き出せます。ただし、記憶だけでは共同作業の分担を取り違えることがあります。例えば集計を誰が行ったか曖昧なら、記録や担当の先生に戻って確かめます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、実施時期や本人の役割、授業の目的、調査方法の基本を確認してもらえます。ただし、大学での学びへの結びつけ方は本人の関心も必要です。事実の確認後も「何を学んだか」が結果の紹介だけになる場合は、説明の組み立てを相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、結果から言える範囲、考察の不足、大学で補う知識へのつながりを点検してもらえます。未実施の調査や成果は追加できません。例えば少人数の回答を全体の傾向として話してしまうなら、元の記録を見せ、言い切れる範囲へ直す助言を求めます。

総合型第2期は、事前レポートと当日の学び方を準備します

第一志望の条件と、6学科の募集人員を確認します

第2期は第1期と同様に、所定の学歴条件と総合型の出願要件を確認します。そのうえで、工学部・志望学科を第一志望とし、合格した場合に入学することを確約する条件があります。発表型が苦手だからという理由だけで選ばず、入学する意思も確認します。

募集人員は、土木8名、建築12名、機械13名、電気電子12名、生命応用化学6名、情報14名で、計65名です。例えば、人数の多い学科へ変更すれば有利だと単純に考えることはできません。学びたい内容と、事前レポートで考える課題の両方を見ましょう。

数値としての評定の最低条件は、今回確認した総合型の募集要項には示されていません。ただし、調査書は必要で、大学は基礎学力も求めています。「評定を気にしなくてよい」と受け取らず、学校の学習を続け、専門に関係する基礎の理解を確かめてください。

500点のうち、当日の課題と面接がそれぞれ200点です

第2期は、事前レポート100点、模擬授業・課題解答200点、面接200点の計500点です。レポートを整えることは重要ですが、それだけで全体の準備を終えないことが大切です。例えば、自分の文章を説明できても、初めて聞く授業の要点をまとめる練習が必要になります。

2027年度の試験は10月10日でした。9時40分集合で、10時から11時まで模擬授業、11時10分から12時10分まで課題解答、昼食・休憩を挟んで13時20分から面接という日程です。午前と午後で必要な集中の仕方も違います。

模擬授業は、知っている言葉を集めるだけの時間にしないようにしましょう。何を説明する授業なのか、どの事実から何を導いているかをつかむ練習が必要です。試験時間や持ち物は、受験年度の要項と受験時の案内で最終確認してください。

現役生は、エントリーカードの先生の承認欄にも注意します

提出書類は、エントリーカード、志望理由書、事前レポート、出願確認票、調査書です。エントリーカードでは、2027年3月卒業見込みの生徒は在籍校の先生に承認欄を記入してもらう指定があります。本人だけで書類を完成できると考えないようにしましょう。

この承認欄は、公募制の学校長推薦書と同じ書類ではありません。例えば、担任の先生に第2期の承認をお願いする際に、公募制の推薦書を渡してしまわないよう、方式名と様式名を確認します。依頼する相手、必要な記入、提出時期を分けて整理します。

本人が書く欄は、指定の筆記具や記入方法に従います。事前レポートだけを仕上げて、他の欄を急いで埋めると、志望理由とのつながりが弱くなりがちです。提出書類全体で、関心、経験、学科選択、入学後の学びが一致しているかを確認しましょう。

出願意思

第一志望・入学確約と、学科の学びを確認します。

配点

事前100点、授業・課題200点、面接200点です。

書類

現役生の先生の承認欄と、本人が書く欄を分けて準備します。

出典:2027年度総合型選抜第2期募集要項。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

第2期の600字レポートは、学科ごとの問いにすべて答えます

600字以内は、テーマの要約ではなく自分の回答に使います

事前レポートは、志望学科のテーマに沿い、横書き600字以内で作成する指定です。本人が黒または青のボールペンで記入し、消せるものは使えません。例えば、課題文の背景を長く書き写すと、自分の考えを説明するための字数が不足します。

書く前に、課題文で求められている動作に印を付けます。「挙げる」「説明する」「理由を述べる」「提案する」が複数あれば、それぞれに答えがあるかを確認します。文章がきれいでも、設問の一部に答えていなければ、内容の見直しが必要です。

下書きでは、結論、根拠、具体例、注意点を整理します。これは大学指定の段落構成ではなく、考えを整理するための練習方法です。どの学科にも同じ文章を当てはめるのではなく、その課題の要求に合わせて、必要な説明の順番を決めてください。

技術の名前より、課題を解決する仕組みを説明します

例えば「人工知能を使います」「ロボットを導入します」と書くだけでは、何がどう変わるかが分かりません。誰が何を困っているか、どんな情報や動きを使うか、その結果どんな負担が減るかを順に説明します。難しい名称がなくても、仕組みは具体化できます。

一方、技術を詳しく説明しようとして、理解していない用語を増やすことも避けましょう。面接で意味を尋ねられたときに、本人の言葉で説明できる範囲を使います。分からない点は調べ、それでも確かめられないことは断定せず、今後の学びとして位置づけます。

提案には、実現のための条件も添えると考えが深まります。費用、電力、利用する人の操作、保守、安全など、どの条件が重要かは課題によって違います。問題点を並べるだけで終わらず、その条件に対してどんな工夫が必要かを考えましょう。

清書の前に、設問との対応と事実の根拠を確認します

レポートを書いた後は、各段落の横に「何の問いへの答えか」を書いてみます。対応する問いがない説明が長ければ、削る候補になります。逆に、課題に書かれているのに答えのない部分があれば、そこを補います。字数を減らす作業は、この確認の後に行うと進めやすくなります。

事実として書く内容には、確認した資料を手元に残します。例えば、製品の性能を紹介するなら、その数値がどの条件で示されたかを確認してください。出所の分からない数字を足して文章を強く見せるより、確かめた範囲で理由を説明することが大切です。

清書は最後に行い、下書きと内容が一致しているかを読み直します。漢字の間違い、語尾の抜け、同じ言葉の繰り返しに加え、文字が枠内に収まっているかも確認しましょう。指定用紙を変えて字数を増やすような方法ではなく、内容を選んでまとめます。

読む

設問にある要求を分け、答える項目を見える形にします。

考える

課題、技術の仕組み、効果、実現条件をつなげます。

直す

設問への答えと根拠を確認してから600字以内に整えます。

出典:2027年度第2期・事前レポート様式とテーマ。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

事前レポートは、学科の問いへの答えがそろった段階で添削します

自分でできること

自分では、志望学科の設問を小さな問いに分け、各問いの答えと資料の出所を書き出せます。専門用語を正しく理解したかは自己確認だけでは難しい場合があります。例えば技術の働きを説明できなければ、先に理科や情報の先生へ基礎を質問します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、科学的な説明の誤り、文章のつながり、設問への答え忘れを確認してもらえます。ただし、六学科の課題すべてに同じ専門性があるとは限りません。基礎の修正後も社会課題と技術の関係が弱い場合は、学科別の課題を扱える相手に相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、600字以内で残す理由の選択や、技術の効果と実現条件の配分を点検してもらえます。専門研究の正しさや非公開の採点基準を保証するものではありません。例えば必要性と暮らしの変化の片方しか書けないなら、課題文と下書きを並べて構成を相談します。

土木工学科は、構造物を造った後の暮らしまで考えます

第2期では、実際に見たり使ったりした構造物を出発点にします

2027年度の土木工学科の事前レポートは、実際に見たり利用したりした土木構造物を一つ取り上げ、工業製品との違いを踏まえた特徴と、土木のものづくりで注意する点を考える課題です。例えば、橋や道路を選ぶなら、自分が何を見たのかから整理します。

観察したことと、資料で調べたことは分けてください。橋を渡った経験があっても、構造や点検方法まで実際に見たとは限りません。「見た場所」「使われ方」「自分が気づいた点」を書き、その後に公的な管理資料などで確かめた内容を加えると、根拠が明確になります。

構造物の大きさだけを工業製品との違いにするのではなく、使われる場所との関係、多くの人への影響、長く使い続けるための管理など、比較の観点を選びます。すべてを説明しようとせず、取り上げた構造物について具体的に述べられる観点を中心にします。

公募制の過去課題では、社会基盤を維持する視点も問われています

2026年度の公募制の土木工学科では、道路や上下水道などの老朽化による影響から暮らしを守るための、土木技術による対策が問われています。これは2027年度の出題を予告するものではありません。技術と生活のつながりを考える練習材料として使います。

例えば、点検を増やすという提案をするなら、どこを、どのような情報で、どの順番に確認するかを考えます。すべてを同時に直せない場合に、暮らしへの影響や安全の観点から何を優先するかという問いも持てます。単に「予算を増やす」で終わらせないようにしましょう。

過去課題の答えを丸ごと覚えるより、問題の対象を整理する練習が役立ちます。造る、使う、点検する、直すという時間の違いを分けると、同じ構造物でも課題が変わることに気づきます。自分の提案が、どの段階に働くものかを説明してください。

志望理由では、防災や環境への関心を学ぶ方法につなげます

土木工学科の教育目的には、社会基盤の整備、環境保全、防災、資源の循環などが示されています。例えば「災害から人を守りたい」という思いから、構造物、水の流れ、地域の計画のどの点を知りたいかへ進むと、学科で学ぶ理由が具体的になります。

現地を見る場合も、安全と利用のルールを守ります。危険な場所に入ったり、施設を勝手に操作したりすることは、探究のためでも避けてください。公開された資料や、安全に利用できる場所からの観察でも、問いを立てる材料は得られます。

面接の練習では、選んだ構造物に関して、興味を持った理由、分かった特徴、まだ分からない点、大学で学びたい内容を短く説明します。大きな使命を話すだけでなく、具体的な対象を通じて自分の関心を示すと、問いを深めやすくなります。

第2期の問い

実際に見た・使った構造物の特徴と、ものづくりの注意点を考えます。

公募制の練習

老朽化の過去課題から、点検・維持・暮らしへの影響を整理します。

学科との接続

社会基盤、防災、環境の中で、何をどう学びたいかを具体化します。

出典:土木工学科・公募制小論文過去課題。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

建築学科は、建物の形だけでなく地域での暮らしを見ます

第2期では、高齢者の暮らしと持続可能な地域を考えます

2027年度の建築学科の事前レポートは、高齢者施設に頼りすぎない持続可能な地域社会について、課題と解決策を建築や街づくりの視点から考える内容です。課題文の背景を紹介するだけでなく、住まいや地域のどの条件を変えたいのかを具体化しましょう。

例えば、買い物や交流の場所へ行きにくい状況を考えるなら、建物内部の使いやすさだけでなく、目的地までの移動や休める場所にも目を向けられます。ただし、すべての高齢者が同じ困り方をすると決めつけず、どの場面を想定するかを限定して説明します。

解決策は「施設を増やす」だけに限りません。既存の建物の使い方や、地域の人が関われる場所など、複数の方向から考えられます。提案を選ぶときは、誰が利用し、誰が維持し、どんな負担が生じるかまで整理すると、考えの条件が明確になります。

公募制の過去課題は、建築以外に見える話題も含みます

2026年度の公募制では、野生動物が人の生活環境へ入り、被害が起きる問題について、建築、まちづくり、環境計画などの視点から考える課題が出ています。建築の小論文は、建物の外観だけを語るものではないと分かる例です。

例えば、境界や動線、情報共有、周辺環境の管理など、空間の使い方と暮らしの関係を考える練習ができます。動物への対応の専門家になったつもりで断定するのではなく、自分が調べた範囲で、建築や地域計画が関われる点を探してください。

2027年度のテーマが同じになるとは限りません。過去課題から学ぶのは、社会の問題を学科の視点で捉え直す方法です。見慣れない話題が出た場合も、誰の生活、どの場所、どの利用の仕方が関係するかを分けると、考え始める手がかりが得られます。

志望理由では、見た建物と考えたことを分けて説明します

建築学科の教育目的には、知識や技術、創造性に加え、協調性や社会的責任なども示されています。例えば、気に入った建物を紹介するときは、美しさだけでなく、利用する人や周囲の環境について何を考えたかも振り返ってみましょう。

写真を見たことと、実際に訪れたことは区別します。実際に訪れていない建物について「利用して感じました」と書く必要はありません。公開資料から分かった特徴と、現地で確かめたい疑問を分けることで、事実に沿った志望理由にできます。

設計や模型の経験がある場合は、完成品だけでなく、なぜその形にしたか、途中でどこを直したかを説明します。経験がない場合も、観察や授業での学びから関心を整理できます。経験の有無を飾るのではなく、大学で学びたい理由が伝わるようにしましょう。

第2期の問い

高齢者の暮らしを支える地域の課題と、建築・街づくりの解決策を考えます。

公募制の練習

建物、地域、環境の関係から、社会問題を捉え直します。

学科との接続

形への関心を、使う人・維持・地域への責任へ広げます。

出典:建築学科・公募制小論文過去課題。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

機械工学科は、動く仕組みと使う人の条件をつなげます

第2期では、東北の集落の生活課題に技術を提案します

2027年度の機械工学科の事前レポートは、高齢化によって日常の活動を維持しにくくなる集落の課題に、機械工学がどう役立つかを考える内容です。具体的な技術や製品を挙げることが求められています。便利な機械の名称だけで終わらないようにしましょう。

例えば、物を運ぶ場面に注目するなら、何を、どこからどこへ、どのような道で運ぶかを整理します。そのうえで、機械に必要な動き、操作のしやすさ、故障したときの対応を考えます。提案の目的と機械の働きが結びついているかを確認してください。

技術に詳しいことを示そうとして、高校段階で理解していない説明を重ねる必要はありません。力や運動、エネルギー、材料などの基礎から、自分がどの仕組みを知りたいかを述べます。実現できる条件と、さらに研究が必要な条件を分ける姿勢が大切です。

公募制の過去課題では、未知の場所へ技術を応用する問いがあります

2026年度の公募制では、地球深部を調べるために必要な機械工学の技術と、それを選ぶ理由、学科で学ぶ必要があることが問われています。関心のある機械を紹介するだけでなく、目的に合う技術を選び、学びにつなぐ練習になります。

例えば、厳しい環境で機械を動かすという観点なら、動力だけでなく材料、熱、壊れにくさ、情報を得る方法などを考えられます。ここでは特定の技術を正解として覚えるより、どの条件に対応するためにその技術が必要かを説明することを目指します。

初めて見る課題に対しても、「目的」「環境」「必要な働き」「学ぶ内容」の順に整理してみましょう。知識を無理に増やして答えを埋めるより、分かる範囲から筋道を立てる練習ができます。過去課題は2027年度の出題予想とは区別します。

志望理由では、好きな製品から学びたい原理へ進みます

機械工学科の教育目的は、機械と人間、社会、自然との関係を理解し、環境や資源、持続可能な暮らしの課題に対応することも含みます。例えば、自動車が好きという関心から、動力、材料、熱、安全など、何を学びたいかを具体化できます。

製品の魅力を紹介する文章と、大学で学ぶ理由を説明する文章は役割が違います。カタログの機能を並べた後に、その機能を支える仕組みで何が分からないかを書いてみましょう。その疑問が、基礎から専門へ学ぶ必要性につながります。

制作経験がある場合は、寸法や材料、動作の変更を記録しておくと、考えた過程を説明しやすくなります。安全を守れる範囲で行い、危険な加工や無理な実験は避けてください。入試のために大がかりな制作を急ぐより、行ったことを正確に振り返ることが重要です。

第2期の問い

生活を続けるための具体的な機械や技術を、使う条件まで考えます。

公募制の練習

目的に必要な機能を選び、技術の理由と学ぶ内容を説明します。

学科との接続

好きな製品の紹介から、仕組みを学ぶ問いへ進みます。

出典:機械工学科・公募制小論文過去課題。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

電気電子工学科は、技術開発の必要性と社会への影響を説明します

第2期では、半導体を国内で開発する理由を考えます

2027年度の電気電子工学科の事前レポートは、日本が先端的な半導体技術を国内で開発する必要性と、それを活用した場合の産業や暮らしの変化を考える内容です。課題は、必要性と変化の両方を理由とともに説明することを求めています。

例えば、暮らしの変化だけを説明しても、なぜ国内での開発が必要かという問いが残ります。技術の役割、開発を続けるための条件、使われる場面を分けて調べてみましょう。企業の宣伝文句をそのまま採用せず、何を根拠に自分の意見を述べるかを確認します。

半導体の専門用語を大量に書くより、どの機器のどんな働きを支えるのかを、自分の言葉で説明できる状態を目指します。性能が高まることの利点だけでなく、費用や電力、人材などの条件に目を向けると、理由を一面的にしない練習になります。

公募制の過去課題は、複数の発電方法を比較する内容です

2026年度の公募制では、複数の発電手段を組み合わせる目的、利点と不利な点、将来のエネルギー政策への考えが問われています。政策の最新数値を暗記するだけでなく、異なる方法を同じ観点で比べる力を練習できます。

例えば、ある方法は環境、別の方法は費用だけを説明すると、公平な比較になりにくくなります。供給の安定、環境への影響、費用など、比較する軸をそろえてみましょう。ただし、具体的な政策や数値を使う際は、その時点の公的資料で確認してください。

「一つの技術だけで全部解決できる」と結論づける前に、条件が変わった場合を考えることも有効です。災害時、需要が変わる時期、設備を維持する場面など、状況によって必要な対策が異なります。主張と条件を組み合わせて書く練習を続けましょう。

志望理由では、電気・電子・通信のどこに関心があるかを示します

電気電子工学科の教育目的には、情報通信、電気、電子の技術に加え、論理的に考える力や協働する力、社会への責任などが示されています。例えば、停電時の暮らしへの関心と、通信機器の仕組みへの関心では、学びたい内容の説明が変わります。

同じ機器に複数の分野が関係していても構いません。ただし、自分が最も知りたいことを一つ選ぶと、志望理由の中心が定まります。「スマートフォンに興味があります」で止めず、電力、回路、通信、情報のやり取りのどこが気になるかを書いてみましょう。

面接では、関心のあるニュースを紹介した後に、それをどう理解し、何をさらに学びたいかまで話す練習をします。ニュースの説明だけで時間を使い切らないようにしてください。知識を示すことと、学ぶ意欲を説明することの両方を意識します。

第2期の問い

国内開発の必要性と、利用による変化を分けて答えます。

公募制の練習

複数の方法を同じ観点で比較し、条件付きの考えを述べます。

学科との接続

電気、電子、通信のどの仕組みを知りたいかを具体化します。

出典:電気電子工学科・公募制小論文過去課題。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

生命応用化学科は、物質の便利さと影響の両面を考えます

第2期では、新しい化学物質がもたらした問題を調べます

2027年度の生命応用化学科の事前レポートは、新たに作られた化学物質が人類への脅威となった例を挙げ、ものづくりに関わる人が注意する点を考える内容です。化学製品をすべて危険と決めつけるのではなく、選んだ例で何が問題だったかを具体的に調べます。

例えば、物質の名称だけを挙げて「環境に悪い」と書くと、どのような経路や条件で影響が生じたのかが分かりません。公的機関や研究機関の資料で、使用目的、問題となった影響、確認されている範囲を分けて読みます。健康への影響を推測で断定しないことも重要です。

そのうえで、開発時、使用時、廃棄時のどの段階に注意が必要かを考えましょう。専門家の判断を自分だけで再現する必要はありません。情報を調べ、確認した事実から、評価や説明、管理のどこに課題があるかを考える練習として取り組みます。

公募制の過去課題では、化学や生物の技術によるエネルギーを考えます

2026年度の公募制では、輸入原料に頼らないエネルギー開発について、化学や生物の技術を使う考えを述べる課題が出ています。技術名だけでなく、どんな材料や変化を利用するか、その提案を選ぶ理由を説明する練習になります。

例えば、資源を再利用する考えを述べる場合でも、回収する方法や、処理に必要なエネルギーを無視しないようにしましょう。「捨てる物を使うから負担がない」とすぐに決めつけず、全体の流れで何を確かめる必要があるかを考えます。

過去課題を練習するときは、化学の反応、生物の働き、材料の性質など、学校で学んだこととの接点を探します。難しい研究成果を暗記するだけより、基礎知識を使って説明するほうが、自分の理解の不足を見つけやすくなります。

志望理由では、化学を何に役立てたいかを絞ります

生命応用化学科の教育目的には、生命、材料、環境に関わる知識や実験技術、倫理や問題解決の力などが示されています。例えば、環境の保全に関心があるなら、物質を調べること、材料をつくること、資源を循環させることのどこに関心があるかを整理します。

「化学が得意です」という説明に加え、授業や実験でどんな疑問が生まれたかを書いてみましょう。観察した変化と、その理由について理解したことを分けると、学びの過程が伝わります。実験を行った事実がない場合は、実施したように書かないでください。

自分で確かめたいという意欲があっても、危険な薬品や反応を入試準備のために扱うことは避けます。学校の指導や安全な範囲の学習を大切にし、資料の読み取りからも問いを深められます。安全への配慮自体が、技術を学ぶうえで欠かせない姿勢です。

第2期の問い

具体的な物質の例から、開発・使用・廃棄の注意点を考えます。

公募制の練習

化学や生物の働きと、提案するエネルギーの仕組みをつなげます。

学科との接続

生命、材料、環境の関心を、基礎知識と実験の学びへ結びます。

出典:生命応用化学科・公募制小論文過去課題。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

情報工学科は、便利な提案に加えて仕組みと利用者を考えます

第2期では、社会課題・使う技術・変化の3点を示します

2027年度の情報工学科の事前レポートは、人工知能、機器をネットワークにつなぐ技術、次世代通信などを使い、近未来のサービスや製品を提案する内容です。解決したい社会課題、使う技術、生活や社会の変化という3つの観点が指定されています。

例えば、学校や地域での情報伝達を題材にするなら、誰に必要な情報が届いていないかを先に考えます。その後に、どんな情報を集め、どのように届けるかを説明します。先に流行の技術名を置いて、後から問題を無理に探す順番にはしないようにしましょう。

提案が実現した場合の変化は、単に「便利になります」では不十分です。探す時間が減る、必要な人に届く、判断を支える情報が増えるなど、何が変わるかを具体化します。ただし、効果の数値を調べていない場合は、数字を作って示さないでください。

公募制の過去課題では、人工知能が生む課題への対応を考えます

2026年度の公募制では、人工知能がもたらす具体的な課題と、情報工学の観点からの解決方法が問われています。新技術の利点を紹介するだけでは答えになりません。何が問題で、それに対してどんな仕組みが必要かを説明する練習に使います。

例えば、情報の正しさを利用者が判断しにくい場面に注目するなら、確認できる情報をどう示すか、誤りをどう見つけるかを考えられます。人に注意を呼びかけるだけでなく、画面の表示や情報の扱い方など、技術側で工夫できる点を検討しましょう。

個人情報を集める提案では、必要な情報の範囲や、誰が使えるかも考えます。情報を多く集めれば必ずよいと決めつけないことが大切です。技術と利用者の関係を整理すると、便利さと安心して使える条件を両方説明しやすくなります。

志望理由では、作った経験と学びたい基礎を結びます

情報工学科の教育目的には、プログラミング、ネットワーク、計算機、情報解析などの基礎技術と、論理的に問題を考える力が示されています。例えば、アプリを使うのが好きという関心から、どんな処理や仕組みを自分で理解したいかへ進みます。

制作経験がある場合は、完成したものの機能だけでなく、どの問題を解決するために作り、どこで動かなくなり、どう直したかを説明します。他の人のコードを使った部分と、自分で考えた部分も区別してください。本人の理解が伝わることが大切です。

制作経験がない場合も、数学や情報の授業、身近な使いにくさから関心を整理できます。入試のために完成品だけを急いで用意するより、自分の問いと学ぶ必要性を明確にしましょう。面接では、技術の名前を知らない人にも説明できる言葉で話す練習をします。

第2期の問い

社会課題、使う技術、暮らしの変化をすべて説明します。

公募制の練習

技術が生む課題に対し、仕組みや情報の扱い方から対策を考えます。

学科との接続

利用や制作の経験を、基礎技術を学びたい理由へつなげます。

出典:情報工学科・公募制小論文過去課題。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

方式の条件は分かっても、何から直すか決められないときは、評定、活動記録、書類の下書きを並べてみましょう。受験相談では、大学へ確認する条件と、自分の練習で改善できる点を分けて整理します。

  • 出願資格と必要書類で、確認が残っていること
  • 志望学科と経験をつなぐ説明の不足
  • 出願・試験までに優先する書類、発表、小論文、面接の準備

模擬授業の対策は、聞いた内容を根拠付きで説明する練習です

先に結論を決めず、授業で示される説明を追います

第2期では、模擬授業を受けた後に課題へ答えます。自分が知っている話題が出ても、準備してきた意見をそのまま書くのではなく、当日の授業でどのように説明されたかを確認する必要があります。例えば、同じ用語でも、授業の中で扱う条件が違うことがあります。

練習では、短い解説や授業資料を読み、何を説明するための内容かを先にまとめます。その後、主張を支える理由や例を整理します。細かな用語だけを覚えるのではなく、話の中心と根拠の関係をつかむことが、初めての内容への対応につながります。

大学の入学者選抜情報には、過去の模擬授業テーマや資料も公開されています。使う場合は年度と学科を確認し、今年の授業内容が事前に分かる資料だと思い込まないようにしましょう。過去資料の役割は、学び方を練習することです。

メモは、聞こえた言葉を全部書くより関係を残します

練習用のメモでは、中心となる問い、説明に使われた事実、そこから導かれた考えを分けます。例えば、数値が出たら、数字だけでなく何を測った値か、どの条件の値かを一緒に残します。数字だけでは、後から理由を説明するときに使えません。

図が出た場合は、軸、比較対象、変化の方向を確認します。図をそのまま写すことに集中して説明を聞き逃すより、何を示す図なのかを短い言葉で添えます。ただし、実際の試験中の記入や持ち込みは、その年度の指示に従ってください。

分からない言葉があっても、その一点だけで全体を止めない練習も有効です。前後の説明から分かる範囲を整理し、後で確認する印を付けます。すべてを完全に理解してから先へ進もうとすると、後半の重要な説明を取り逃すことがあります。

課題解答では、問われた範囲と授業の根拠を対応させます

課題を読んだら、説明が求められているのか、比較なのか、自分の考えなのかを確認します。例えば、授業内容を説明する設問に、自分の感想だけを書いても答えになりません。設問の言葉に合わせて、必要な材料を選びます。

自分の考えを述べる場合でも、授業のどの内容を踏まえたかが分かるようにします。「私はこう考えます」の前に、根拠となる説明や条件を整理すると、意見の筋道が明確になります。授業で述べられたことと、自分の追加の考えを混ぜないようにしましょう。

練習後には、答えを長く書けたかより、設問に答えたか、授業の内容を正確に使ったかを見ます。書き直すときは、どの部分を修正したかを記録します。同じ資料を繰り返す場合も、前回の説明の不足を直す目的を持って取り組んでください。

聞く・読む

中心の問いと、根拠となる説明のつながりをつかみます。

記録する

数字や用語だけでなく、条件と意味を残します。

答える

設問の要求に合わせ、授業内容と自分の考えを分けます。

出典:工学部・模擬授業の過去資料公開案内。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

模擬授業は、聞き取りと課題への答え方を分けて練習します

自分でできること

自分では、公開された過去資料を使い、授業の問い、根拠、結論を短くまとめられます。ただし、理解したつもりで重要な条件を落とすことがあります。例えば数値の意味を説明できない場合は、元の資料と自分の要約を先生に見せます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、数学や理科の理解、図表の読み方、説明の抜けを質問できます。ただし、教科知識の確認だけでは初見の授業から時間内に答える練習を補えません。知識は説明できるのに設問と違う答えを書く場合は、要約から解答までの過程を相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、授業内容と自分の意見を混ぜていないか、設問に必要な根拠を選べているかを見てもらえます。当日の授業や問題を予告できるものではありません。例えばメモは多いのに答えを組み立てられない場合、メモと答案を一緒に出して改善点を絞ります。

総合型の志望理由書は、5つの欄を同じ話の繰り返しにしません

情報収集の欄には、調べて理解が変わったことを書きます

第1期と第2期の志望理由書には、学部の志望理由、情報収集、日常生活で工学を意識した経験、卒業後の夢、該当する出願要件と理由を記す欄があります。例えば、どの欄にも「ものづくりが好き」と書くだけでは、それぞれの問いに答えた説明になりません。

情報収集の欄では、資料を見たという行動と、そこから理解した内容を分けて整理します。大学の学科紹介を読んだなら、どの分野に関心を持ち、以前の学科のイメージがどう変わったかを書けるかを考えましょう。閲覧したページ数を増やすことが目的ではありません。

説明会や見学に参加していない場合、参加したように書いてはいけません。公式ページや公開資料から学んだことでも、確認した内容を具体化できます。学んだことと、まだ確認できていないことを分けることで、必要な追加調査も見えてきます。

日常の経験から、学科の学びへつなぐ理由を置きます

日常生活で工学を意識した経験は、特別な受賞や大きな制作に限りません。例えば、使いにくい道具や、地域の設備の働きに疑問を持った場面を振り返れます。ただし、単に困ったことの紹介で終わらず、その経験から何を知りたくなったかを続けます。

その問いを、学科のどの知識や技術で深められるかを調べます。「人の役に立ちたい」という思いと、入学後の学びの間に理由があると、志望理由が具体的になります。学科名だけを差し替えても成立する文章になっていないかを確認してください。

現在の理解で答えを出せないことは、学びたい課題として示せます。無理に専門家のような結論を書く必要はありません。何が分かっていて、どこを大学で学ぶ必要があるかを説明すると、入学後の学修への見通しが伝わりやすくなります。

将来の夢は、職業名だけでなく果たしたい役割を示します

卒業後の夢を考えるときは、職業名を一つに決めるだけで終わらせないようにしましょう。例えば、技術者になりたいなら、どんな課題に関わり、誰の生活を支えたいかを考えます。そのために大学で身につけたい力が、志望理由とつながっているかを見ます。

まだ具体的な職種が定まっていない場合も、自分の関心を曖昧にする必要はありません。環境への影響を考えて製品を作る、地域の設備を安全に維持するなど、関わりたい役割を整理できます。ただし、資格や就職先が必ず得られるという前提では書かないでください。

清書の際は、第1期・第2期とも本人が黒または青のボールペンで記入する指定を守ります。消せる筆記具は使えません。欄ごとの役割を下書きで整理してから、本人が理解し説明できる言葉で書き、提出する版の控えを残しましょう。

過去の経験

日常や活動で何を疑問に思い、何を考えたかを示します。

現在の理解

調べた学部・学科の内容と、自分の関心との関係を説明します。

将来の学び

大学で補いたい知識と、社会で果たしたい役割をつなげます。

出典:2027年度第2期エントリーカード・志望理由書。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

志望理由書は、五つの欄と発表・レポートのつながりを確認します

自分でできること

自分では、各欄の問いに対して経験、調べた内容、学びたいことを下書きできます。ただし、思い入れのある経験ほど説明不足に気づきにくくなります。例えば「工学に興味を持ちました」で止まるなら、何を知りたくなったのかを先生に話して確かめます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、経験の正確さ、文章の読みやすさ、志望学科との基本的な対応を見てもらえます。ただし、複数の提出物を同時に確認できる時間があるとは限りません。欄単体では通じても発表や事前レポートと関心がずれる場合は、書類一式の点検を相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、学部が求める学生像との関係や、五つの欄で重複する説明の整理を頼めます。本人の希望を代わりに決めることはできません。例えば学科名を替えても通じる文章が残る場合、公式の学科紹介と下書きを使い、大学で何を学ぶ必要があるかを掘り下げます。

公募制は評定3.0だけでなく、卒業時期と高校の区分も確認します

公募制は評定3.0だけでなく、卒業時期と高校の区分も確認しますに向けて準備する高校生

現役生と既卒者では、評定を確認する時点が違います

2027年度公募制では、2027年3月に高校・中等教育学校を卒業見込みの人は、第3学年1学期までの全体の学習成績の状況が3.0以上であることが条件です。2026年3月に卒業した人は、卒業時の全体の学習成績の状況が3.0以上であることを確認します。

例えば、既卒者だから何年前の卒業でも同じと考えることはできません。総合型の学歴条件と、公募制の卒業時期の条件は異なります。卒業年月と評定を同じ欄に書き出し、どの条件に該当するかを在籍校・出身校と確認しましょう。

二学期制などで調査書の記載時点に迷う場合は、要項の文言を勝手に別の時点へ読み替えないことが大切です。学校と工学部の入試窓口へ、学期の制度と記載できる成績を具体的に伝えて確認します。自己計算だけで出願資格を確定しないようにしてください。

日本大学付属高等学校等には、公募制の除外条件があります

2027年3月に日本大学付属高等学校等を卒業見込みの人や、日本大学付属高等学校等を卒業した人は、公募制に出願できないとされています。「学校の推薦があればどの高校からでも受けられる」という理解ではありません。

例えば、評定3.0以上を満たしていても、この条件に該当すれば、公募制の出願資格を満たしたことにはなりません。自分の在籍校・出身校の区分を確認し、付属高等学校等の方式については学校からの案内を確認してください。別制度の情報を混ぜないようにしましょう。

公募制の募集人員は、6学科全体で65名です。各学科65名でも、均等に割り振った人数でもありません。大学が公表していない学科別の人数を推測して、出願のしやすさを比べることは避けます。学科を選ぶ軸は、関心と学ぶ内容です。

学校長の推薦書と本人の自己推薦書をそろえます

必要な書類は、推薦書、自己推薦書、出願確認票、調査書です。推薦書は学校長名の所定様式で、本人の自己推薦書とは別です。例えば、本人が自己推薦書を書けば学校の推薦が不要になるということではありません。学校への依頼を早めに進めましょう。

推薦書には学校が記載する人物所見などの欄があります。本人は、自分の活動の事実や志望する理由を整理して先生に伝えられますが、学校の評価を本人が代わりに作成するものではありません。依頼に必要な資料と、学校が判断・記入する内容を分けます。

調査書は開封無効です。封を開けず、指定の書類がそろっているかを外側から確認します。自分の下書きと学校の書類の内容に関して確認したいことがあれば、発行前に相談してください。提出直前に初めて相談すると、修正に使える時間が少なくなります。

卒業時期

2027年3月卒業見込み、または2026年3月卒業の条件を確認します。

評定と高校区分

評定3.0以上の確認時点と、付属高等学校等の除外条件を確認します。

学校の書類

学校長推薦書と厳封調査書を、本人書類とは別に準備します。

出典:2027年度学校推薦型選抜・公募制募集要項。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

学校長推薦と調査書は、学校でしかできない作業を先に頼みます

自分でできること

自分では、方式名、様式、大学の必着日、必要書類を一覧にし、学校へ依頼できます。評定の正式な数値や推薦の可否は自分では確定できません。例えば条件を満たすと思っていても、自己計算で済ませず、学校が確認した数値と校内手順を確認します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、推薦の手続、所見の確認、調査書の発行を頼みます。ただし、発行には校内の確認が必要で、依頼当日に受け取れるとは限りません。受取予定が発送に間に合わない可能性があれば、本人が担当の先生へすぐ相談し、大学の指定も確かめます。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、本人書類の進み具合と学校書類の予定を合わせた確認表を見てもらえます。推薦書の発行や学校長の判断は代行できません。例えば文章の修正に追われて依頼が止まっている場合、相談前に学校への連絡を行い、その回答をもとに残りの準備を整理します。

公募制の自己推薦書400字は、活動と学びを具体的に伝えます

所定の400字以内に、本人が横書きで記入します

公募制の自己推薦書は、本人がペンまたはボールペンで横書きし、400字以内にまとめる指定です。消せる筆記具は使えません。例えば、総合型の志望理由書の内容をそのまま移す前に、この様式が何を求めているかを確認しましょう。

様式には、大会やコンクール、生徒会・学内活動、ボランティア・福祉活動、資格、その他について、該当する項目があれば記入する案内があります。すべての種類を埋める必要があると考えず、自分が実際に取り組んだ内容を整理します。

活動の名前を長く並べるだけでは、本人の関わり方が分かりません。例えば、行事の準備をしたなら、何を担当し、どこで判断し、何を学んだかを短く示します。活動の規模を大きく見せるより、具体的な行動を説明できることを優先してください。

結果がある場合も、本人の役割と過程を分けます

大会の成績や資格を書くときは、正式名称、時期、区分を確認します。団体の受賞であれば、自分が担当したことと、団体としての結果を分けます。例えば、参加した大会を入賞したように表現したり、取得予定の資格を取得済みとして書いたりしてはいけません。

結果だけで字数を使い切らず、何に取り組んだかを添えます。課題を見つけた、準備の方法を変えた、他の人に相談したなど、本人の行動を具体化しましょう。面接で詳しく聞かれたときに、書いた内容を実際の出来事に戻って説明できる状態にします。

大きな表彰がなくても、日常の活動から説明できることはあります。ただし、評価を得るために経験を作るのではなく、事実を振り返って書きます。下書きには多めに材料を出し、その中から学科への意欲や学びの姿勢が伝わるものを選んでください。

証明資料や作品は、当日に提示できる場合があります

自己推薦書の案内では、記載内容を証明する賞状や証明書などのコピー、受賞作品、能力を示す作品やその写真があれば、試験当日に持参し、面接時に提示してもよいとされています。資料の持参が、全員に必須という説明ではありません。

例えば、作品を持参するなら、見せることだけに頼らず、制作の目的、工夫した点、改善したい点を言葉で説明します。資料のどこが自己推薦書の内容に対応するかを整理しておくと、求められたときに必要な箇所を示しやすくなります。

出願書類へ指定外の資料を大量に追加することと、当日の提示の案内は区別しましょう。大きな作品や特殊な機器を持ち込む場合など、判断できない点は事前に大学へ確認します。持参の可否や扱いを自己判断で広げず、受験時の指示に従ってください。

書く材料

大会、学内活動、地域活動、資格など、本人の事実を整理します。

400字の中心

名称だけでなく、担当、行動、学んだことを示します。

面接への準備

記載事項と証明資料・作品の関係を確認し、説明を練習します。

出典:2027年度公募制・自己推薦書。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

自己推薦書は、400字の文章と活動の証拠を一緒に見直します

自分でできること

自分では、活動の正式名称、時期、役割、結果を記録と照合し、400字以内の下書きを作れます。ただし、団体全体の成果を自分の働きとしてまとめがちな点に注意します。例えば受賞への担当を説明できなければ、顧問の先生に活動記録を確認します。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、役割や期間の確認、基本的な文章の見直し、面接での説明練習を頼めます。ただし、何を400字の中心にするかは学科への関心も含めた判断です。事実は正しいのに活動名の一覧になる場合は、本人の判断が見える場面の選び方を相談します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、記載内容と志望学科への意欲のつながり、当日に提示する証拠との対応を見てもらえます。受賞や資格を新しく作ることはできません。例えば作品の見栄えは良くても本人の工夫が伝わらない場合、制作記録と文章を使い、説明の中心を選び直します。

公募制の小論文は、600字・50分で問いに答える準備をします

100点の小論文と100点の面接を、別々に仕上げます

2027年度公募制の小論文は600字、100点で、試験時間は12時50分から13時40分までの50分です。面接は100点で、合計200点です。例えば、小論文だけを得意だからと後回しにせず、面接と同じく重要な選考として準備します。

600字という長さでは、背景を説明しすぎると結論や理由が短くなります。練習では、最初に設問の要求を書き出し、答えの中心を一文にしてから構成を考えます。知っていることをすべて書くより、問いに必要な内容を選ぶことが大切です。

試験の集合時刻は12時30分、面接開始は14時、終了予定は16時です。学校推薦型選抜だから午前中の試験だろうと決めつけないでください。受験票や受験時の案内も確認し、会場までの移動や待ち時間を含めて準備します。

時間配分は、自分の書く速さを測って調整します

練習の一例として、最初に設問の確認と構成、その後に執筆、最後に見直しの時間を分けます。これは大学が指定した時間配分ではありません。実際に50分で書いてみて、考える時間と書く時間のどちらが不足するかを確認してください。

例えば、書き始めてから主張を変えることが多いなら、構成段階で結論と理由の対応を確かめる練習が必要です。文字を書くことに時間がかかるなら、読みやすさを保ちつつ、短い文で説明する練習を加えます。速さだけを優先して読めない字にしないようにしましょう。

見直しでは、誤字だけでなく、設問のすべてに答えたかを確認します。理由が求められているのに提案だけを書いていないか、学科の視点が必要なのに一般的な感想で終わっていないかを見ます。文章の体裁と内容の不足は別々に点検します。

反対の見方や実現条件を一つ考えると、説明が深まります

小論文では、提案の利点を並べるだけでなく、実現に必要な条件も考えてみましょう。例えば、設備を増やす提案なら、維持する人、費用、利用する人の違いを考えます。すべての問題を解決する必要はありませんが、提案が成り立つ範囲を説明できます。

反対意見を考えるときも、自分の主張を消す必要はありません。「こうした課題があるため、この工夫が必要です」とつなげると、主張をより具体的にできます。単に「メリットもデメリットもあります」で終わらず、どの条件を重視して判断するかを示します。

添削を受けた後は、直された文章を読むだけで終わらせず、自分でもう一度書いてみます。何を削り、どの理由を補ったかを説明できるかを確かめます。別のテーマでも同じ考え方を使えるように、修正の理由を記録しておきましょう。

読む

何を挙げ、何を説明し、何について考えを述べるかを分けます。

書く

結論、理由、具体的な方法、必要な条件をつなげます。

見直す

誤字に加え、設問への答えと学科の視点があるかを確認します。

出典:2027年度公募制・選考方法と時間割。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

小論文は、時間内の答案を見せて直す場所を決めます

自分でできること

自分では、学科の過去課題を50分で解き、設問ごとの答え、字数、使った時間を記録できます。ただし、自分の主張に賛成する理由だけを集めがちです。例えば提案の実現条件を一つも書けない場合、完成答案を先生へ見せて不足を尋ねます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、主張と理由のつながり、誤字、読みやすさ、基礎知識の確認を頼めます。ただし、通常の作文の確認だけでは学科の視点が抜ける場合があります。文章は整っているのに一般的な感想で終わるなら、課題文と答案を一緒に専門的な添削へ出します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、学科の過去課題に沿って、答え漏れや理由の弱さ、時間配分を具体的に点検してもらえます。予想文の暗記で本番に対応できる保証はありません。書き直しても同じ弱点が残る場合は、新旧の答案を見せ、次の初見課題で確認する点を一つ決めます。

面接と口頭試問は、書類の言葉を自分で説明する準備です

第1期の口頭試問は、発表内容の根拠を確認します

第1期には、発表内容についての口頭試問が別に設けられています。例えば、「この結果になった理由は何ですか」「別の方法ならどうなりますか」という角度で、自分の資料を点検してみましょう。これらは練習用の問いであり、実際の出題を保証するものではありません。

答える練習では、質問された点にまず答え、その後に理由や例を加えます。発表原稿の最初から話し直すと、質問への答えが分かりにくくなります。根拠が十分でない場合は、どこまで確かめたかを述べ、まだ分からないことを区別してください。

第2期と公募制では、学科で学ぶ理由を具体化します

第2期は面接200点、公募制は面接100点です。どちらも、書類を整えた後に内容を自分で説明する練習が必要です。例えば、志望理由に「社会に役立つ技術」と書いたなら、どの課題に関わり、なぜその学科で学ぶのかを短く話してみましょう。

提出した内容を一文ずつ読み、抽象的な言葉に具体例を付けます。「協力しました」なら、誰と何を決めたかを説明します。文章を他の人に直してもらった場合も、意味を理解せずに覚えるのではなく、本人の経験に戻って話せるかを確かめます。

分からないことを隠すより、理解の範囲を正確に伝えます

質問にすぐ答えられないときは、知っているふりをして話を広げないようにしましょう。例えば、詳しい技術名を知らなくても、自分が理解している働きや、今後調べたい点を分けて説明できます。質問の意味が分からない場合は、確認してから答える練習もします。

練習相手には、声や姿勢だけでなく、どの説明で疑問が残ったかを聞きます。答えの内容、根拠、学科とのつながりを別々に点検すると、改善点が具体的になります。録音する場合は相手の了承を得て、振り返りの目的で扱いましょう。

口頭試問

発表の方法、結果、考察の根拠を説明します。

面接

経験、学科選択、入学後の学びをつなげます。

応答

質問に答えてから理由を述べ、未確認のことは区別します。

出典:令和9年度入学者選抜合否判定方法一覧。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

面接・口頭試問は、話し方の確認から根拠を問う練習へ進みます

自分でできること

自分では、提出書類の言葉を一つずつ説明し、発表や応答を録音して時間を測れます。ただし、自分では思いつかない質問への対応は確かめにくいものです。例えば答えを暗記すると質問の言い方が変わっただけで止まるなら、先生に質問を変えてもらいます。

学校の先生に頼めること

学校の先生には、基本的な受け答え、伝わりにくい言葉、活動の事実に関する質問を頼めます。ただし、活動を知る先生には説明の省略が通じる場合があります。初めて聞く人へ伝える練習が必要なら、提出資料を初見で読む相手の模擬面接も使います。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、発表の方法や考察を掘り下げる口頭試問、レポートと志望理由を横断した質問を頼めます。実際の質問や面接点を保証するものではありません。例えば声や姿勢を直しても根拠を問われると止まる場合、応答記録を使い、説明不足と知識不足を分けます。

小論文や面接を練習しても、直す順番が決まらないときは

時間を測った小論文、発表資料、面接で答えに詰まった質問をそろえると、知識の不足と説明の不足を分けて考えられます。受験相談では、今ある答案や応答の記録をもとに、次の三つを整理しましょう。

  • 小論文で設問への答えや学科の視点が不足している箇所
  • 口頭試問・面接で、根拠や本人の役割を説明し直す必要がある点
  • 試験までに優先する書き直し、発表、応答練習の順番

公式配点から、条件・根拠・表現・応答の順に不足を点検します

最初に条件、次に資料の根拠を確認します

ここでは、公式の出願条件と選考方法をもとに、準備の不足を見つける順番を提案します。合否を予測する判定表ではありません。まず、学歴、評定、推薦、入学確約などの条件を確認し、その後に、書類や発表に書く事実を説明できるかを見ます。

例えば、発表の話し方が整っていても、指定テーマと関係がない資料なら、表現の練習より内容の見直しが先です。公募制で学校長推薦書の依頼が未着手なら、文章の細かな言い換えだけを続けないようにします。準備の順番は、今止まっている場所から決めます。

配点の大きさと、自分の不足を組み合わせます

第1期は発表100点と、口頭試問・面接各50点です。第2期は事前レポート100点、授業・課題200点、面接200点です。公募制は小論文と面接各100点です。例えば、第2期でレポートだけを何度も直し、授業理解や面接を全く練習していないなら、配分を見直します。

ただし、配点の割合をそのまま勉強時間の割合にする必要はありません。すでに説明できる部分と、まだできない部分を見て、次の練習を決めます。公開されていない細かな採点項目や、合格に必要な点数を推測して作らないことも大切です。

複数の人に伝わる説明を目指します

公式の合否判定方法では、複数の試験監督が選考ごとに採点し、平均点を合算した点数をもとに判定するとされています。特定の聞き手だけに通じる表現より、根拠と結論のつながりが読み取れる説明を目指す練習が考えられます。

例えば、同じ発表や文章を別の人に見てもらい、共通して分かりにくいと言われる点を探します。改善後は、何が伝わるようになったかを確認しましょう。これは公式の採点を再現するものではなく、本人の説明の不足を見つけるための方法です。

条件

出願資格、推薦、入学意思、必要書類が確認できているかを見ます。

根拠と表現

事実の出所と設問への答えを確認し、文字数・時間・形式を整えます。

応答

理由、限界、学ぶ必要性を、自分の言葉で説明できるかを見ます。

出典:令和9年度入学者選抜合否判定方法一覧。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

高校1年からの準備は、成績・探究・学科理解を積み重ねます

高校1年のうちに、学習と日常の疑問を記録しましょう

早く準備を始めるほど、調べた結果を見て考え直す時間を確保できます。公募制の評定も、出願直前の一回の試験だけで作れるものではありません。例えば、数学や理科で分からなかった内容を残さず、授業、提出物、定期試験の学習を続けましょう。

探究や活動では、日付、行ったこと、疑問、次に確かめることを短く記録します。成功した結果だけでなく、方法を変えた理由も残します。身近な製品や設備に疑問を持ったら、どの学科の学びと関係するかを調べ、関心を少しずつ具体化してください。

高校2年のうちに、探究の方法と学科の違いを確かめましょう

高校2年では、活動を増やすことだけを目標にせず、今の問いに答えるために何が足りないかを見ます。例えば、調査対象が少ないのか、比較の条件がそろっていないのか、結果の意味を考え切れていないのかを分けます。修正できる時期に不足を見つけることが重要です。

6学科の公式紹介を読み、同じ生活課題でも使う知識や技術が違うことを整理します。地域の移動を考える場合でも、道路、建物、機械、電力、材料、情報という視点があります。学科名を早く決めるだけでなく、自分がどの方法を学びたいかを説明してみましょう。

高校3年のうちに、条件確認と提出形式の仕上げを分けましょう

高校3年から長期間の学習や活動を一から積み直すことは難しく、選べる材料や修正の時間が限られます。新しい要項が出たら、前年との違いを確認し、本人の経験、評定、書類、入学意思を整理します。楽観して先送りせず、出願できる見通しから確認してください。

夏以降は、内容と根拠の確認、書類の清書、発表や筆記の実戦練習を分けて予定に入れます。例えば、下書きの添削が終わっても、指定の筆記具や資料形式の確認は残っています。出願後も、提出した内容を説明する練習と、方式に合う当日試験の練習を続けましょう。

高校1年

学校の学習を積み重ね、疑問と活動の過程を残します。

高校2年

問いに必要な方法を見直し、6学科の学びの違いを調べます。

高校3年

当該年度の条件を確認し、内容・形式・当日練習を分けて仕上げます。

出願は、ウェブ登録だけで完了したと思わないことが大切です

マイページの登録と、書類の郵送を別々に確認します

各方式はインターネット出願を使い、受験用マイページから出願します。そのうえで、出願確認票や所定の書類を郵送します。例えば、画面への入力が終わったから出願完了と思い込むと、調査書や本人書類の発送を忘れるおそれがあります。

入学検定料は、今回の3つの募集要項で35,000円と案内されています。支払いの具体的な方法や操作は、当該年度の出願案内で確認してください。登録、支払い、印刷、封入、発送の各段階に確認欄を作り、一つずつ完了を記録すると見落としを減らせます。

必着の締切から、学校の発行日と発送日を逆算します

第1期、第2期、公募制はいずれも郵送必着です。宛名には、マイページから印刷できる宛名ラベルを使用する指定があります。例えば、書類の完成日を締切当日に設定するのではなく、届くまでの時間を考えて発送の予定を決めましょう。

封入前には、方式ごとの書類一覧に戻り、本人作成の書類と学校発行の書類を分けて数えます。第1期なら電子媒体と印刷資料、第2期なら事前レポート、公募制なら学校長推薦書というように、違いがあります。別方式の一覧を使い回さないでください。

不明点は、年度・方式・資料の箇所をそろえて確認します

大学へ問い合わせる場合は、「推薦は受けられますか」とだけ聞くより、受験年度、方式、卒業時期、確認したい要項の箇所を整理します。個別の資格や学校の成績の扱いなど、本人の状況によって確認が必要な点を明確にしましょう。

受験上の配慮が必要な場合も、出願前のできるだけ早い時期に工学部へ相談する案内があります。必要な相談を、出願直前まで先送りしないことが大切です。確認した内容は日付とともに記録し、学校や家族に正確に共有してください。

入力と支払い

マイページの案内を読み、完了した作業を記録します。

書類と郵送

方式別の一覧、厳封、指定様式、必着日を確認します。

個別確認

年度、方式、自分の状況、要項の箇所をそろえて問い合わせます。

出典:2027年度各方式募集要項・出願と受験上の案内。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

出願前は、本人・学校・相談相手の確認範囲を明確にします

自分でできること

自分では、登録、支払い、印刷、封入、発送を方式別に記録し、控えを保存できます。ただし、登録画面だけでは学校書類の発行状況は分かりません。例えば封入する書類が一つ欠けている場合、登録完了を出願完了とせず、学校へ受取日を確認します。

学校の先生に頼めること

学校には、依頼した書類の準備状況や厳封の扱いを確認します。ただし、本人のウェブ登録や郵送まで学校が管理するとは限りません。受け取った後の作業は本人が担当し、書類名や通数に疑問があるときは、封を開けずに学校へ確認します。

プロに頼ったほうがよいこと

プロには、予定表の未完了箇所や、出願後に続ける発表・筆記・面接練習の優先順位を点検してもらえます。大学への正式な受理確認や締切延長は頼めません。例えば複数方式で書類を混同している場合は、各要項の一覧と手元の控えを照らして相談します。

合格発表と入学手続は、家族と費用まで確認しておきます

合格通知は郵送されず、マイページで確認します

総合型第1期・第2期の発表は2026年11月2日12時、公募制は12月1日12時です。いずれも合格通知の郵送はなく、マイページで確認する案内です。例えば、郵便が届くまで待っていると、手続の開始に気づかないおそれがあります。

本人がログインできる状態を確かめ、発表を確認した後に読む案内も見落とさないようにします。家族と確認する場合も、本人が内容を理解することが大切です。合格発表を見たことと、入学手続が完了したことは別なので、予定表の確認欄を分けておきましょう。

総合型と公募制で、手続期限が異なります

総合型第1期・第2期の入学手続期間は、2026年11月2日から11月30日17時までです。公募制は12月1日から12月18日17時までです。マイページから入学手続サイトへ進み、掲載される入学手続要項に従ってオンラインで手続を行います。

例えば、別の大学の締切と一緒に記憶していると、日付や時刻を取り違えることがあります。大学、学部、方式、入学年度を付けて記録してください。次年度以降に受験する人は、この日程をそのまま使わず、自分の年度の手続案内で確認し直します。

入学時納入金は全額納入で、分納できない案内です

今回確認した3つの募集要項では、入学手続時の学費は入学時納入金を全額納入し、分納できないとされています。例えば、合格後に一部だけ納めればよいと考えている場合は、事前に家族と確認が必要です。具体的な金額や方法は、最新の案内で確かめてください。

提出済みの出願書類と納入済みの入学検定料は返還しない旨も示されています。支払いを伴う判断は、本人だけで進めず、家族と費用の見通しを共有しましょう。入学の約束、手続期限、納入する金額を一緒に確認することが、出願前の準備にもつながります。

発表

郵送を待たず、指定日時にマイページで確認します。

手続

総合型は11月30日17時、公募制は12月18日17時が期限です。

費用

入学時納入金の全額納入を前提に、最新案内で家族と確認します。

出典:2027年度各方式募集要項・合格発表と入学手続。以下の練習方法や確認の順番は、公式情報を踏まえた準備の提案です。

自分や学校で進めることと、専門的な助言を使うことを分けます

学校には、成績と証明、本人の活動の事実を相談します

評定、調査書、推薦書、第2期の承認欄などは、学校との連携が必要です。例えば、本人が活動を思い出して書いた内容と、学校が把握している期間や役割に違いがないかを確認します。方式と書式を早めに共有し、発行までの時間も相談しましょう。

基本的な情報収集、活動記録、志望理由の下書き、面接の作法は、自分や学校で進められます。最初から整った文章を目指しすぎず、自分が経験したことと考えたことを書き出してください。本人の材料が見えることで、説明の不足も見つけやすくなります。

専門的な添削では、学科とのつながりと理由を点検します

専門的な助言を使うなら、単に文章をきれいにすることより、設問への答えや学科との関係を見てもらうことが大切です。例えば、情報技術の提案が便利さの説明だけになっている場合、技術の働きや利用条件まで考える必要があります。

模擬面接や発表の練習では、実際の方式に合う具体的な指摘が必要です。第1期なら5分以内の発表と口頭試問、第2期なら事前レポートと学びの説明、公募制なら自己推薦書と小論文の内容というように、対象を明確にして相談します。

助言を受けても、本人が説明できることを最終基準にします

他の人が書き直した表現に、本人が理解していない言葉が含まれていないかを確認しましょう。例えば、難しい用語を使うことで専門性があるように見えても、面接で意味を説明できなければ準備が不十分です。修正の理由を聞き、自分の言葉に戻して確かめます。

助言を選ぶ際は、受験年度の公式要項を確認しているか、根拠と提案を分けて説明しているかを見ます。「この活動なら必ず通る」という断定ではなく、本人が次に直す箇所と練習方法が分かることが重要です。相談を、経験を作り替える場にしないようにしてください。

自分で進めること

公式資料を読み、活動を記録し、下書きと基本練習を行います。

学校と進めること

成績、調査書、推薦、承認欄、活動の事実を確認します。

専門的な助言を使うこと

設問への答え、学科とのつながり、発表や応答の改善点を整理します。

日本大学工学部への準備は、方式・学科・不足を一枚に整理します

第1期・第2期・公募制を、正式な方式名で選びます

第1期は、学校の探究を指定形式の資料にまとめ、5分以内の発表と口頭試問、面接へつなげます。第2期は、第一志望・入学確約を確認し、学科別の600字以内の事前レポートと、模擬授業、課題解答、面接に備えます。同じ総合型でも準備の中心は異なります。

公募制は、卒業時期、評定3.0以上、高校の区分、学校長推薦、併願制限を確認し、400字以内の自己推薦書、600字の小論文、面接を準備します。例えば、他大学との併願が可能という言葉だけを見ず、日本大学の他学部との制限まで確認してください。

今日の行動は、未確認の条件と説明の弱い箇所から決めます

一枚の紙に、受験年度、方式、学科、卒業時期、評定、学校への依頼、本人書類、試験練習を書きます。例えば「書類は準備中」でまとめず、調査書は依頼済み、自己推薦書は下書き段階、面接は未練習というように状態を分けると、次の行動が見えます。

2026年10月18日現在、2027年度の総合型は試験が終了し、11月2日の発表を待つ時期です。公募制は11月2日から5日までの必着出願に向けて、学校書類と資格確認を先に進めます。次年度以降の人は、今から成績、記録、基礎学力、学科理解を積み重ねましょう。

受験相談では、条件と対策の優先順位を具体化します

「どの方式が自分の状況に合うか」「探究や活動が学科の志望理由につながらない」「小論文と面接のどちらを先に直すか」と迷う場合は、材料を整理して相談すると、課題を具体的にできます。マナビライトの受験相談には、評定、活動記録、下書きなど、現在の準備が分かるものをまとめておきましょう。

相談では、大学への正式な確認が必要な条件と、書類や練習で改善する内容を分けて考えます。説明会や資料を先に見る場合も、解決したい疑問を持って確認すると判断しやすくなります。最後は、本人が経験と考えを自分の言葉で説明できる状態を目指してください。

方式を確認

入学意思、学校の条件、書類、当日の試験をそろえて比較します。

学科を確認

暮らしのどの課題を、どの知識や技術で考えたいかを言葉にします。

次の行動を決める

未確認の条件を一つ確かめ、説明が弱い箇所を一つ直します。

方式の条件は分かっても、何から直すか決められないときは、評定、活動記録、書類の下書きを並べてみましょう。受験相談では、大学へ確認する条件と、自分の練習で改善できる点を分けて整理します。

  • 出願資格と必要書類で、確認が残っていること
  • 志望学科と経験をつなぐ説明の不足
  • 出願・試験までに優先する書類、発表、小論文、面接の準備

学科の説明を確認したい方は、日本大学工学部のオープンキャンパス案内で開催年度や公開内容を確認してください。指導内容を文章で確認したい方は、資料請求の案内も利用できます。

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