マナビライト 教師研修資料

目次

サービスについて

マナビライトとは

マナビライトの由来

マナビライトの概要

オンラインで、志望校を目指す全ての受験生に質の高い教育を。

私たちは大学受験予備校の運営を通じて、
授業を真剣に聞いて、家でも毎日何時間も勉強をしているのに成績が上がらない生徒をたくさん見てきました。

また、住んでいる場所の問題で質の高い教師から学ぶ機会がなく、
都市部のレベルの高い大学を目指したくても叶わない生徒も多く見てきました。

努力した分、しっかり結果に繋げてほしい。
その願いで、生徒一人ひとりに最適な勉強法を論理的に導く個別指導塾を立ち上げました。

また、学校や塾の先生には相談しづらいことや解決が難しいことを相談する場所がなく、
受験や進路に関する情報不足でうまくいかない生徒を一人でも多く救うために、オンラインのサービスとして
居住地域や勉強の環境に関わらず誰もが自分に合った教師から指導を受けられる仕組みを整えました。

マナビライトの指導について

ティーチング+コーチングで「わかる」を「できる」に変える指導

どうしてコーチングが必要なの?

志望校合格のために必要な場合は、一般入試科目だけでなく総合型選抜の指導を行っていただくことも可能です。
また、一般入試の対策だけでなく総合型選抜の対策ができることがマナビライトの強みとなっています。

生徒の変化プロセス

生徒は、ティーチング+コーチングの指導を通して自立し、志望校合格に直結する勉強ができるようになります。

マッチングについて

マナビライトでは、全国から生徒さんの志望校やタイプに合わせて最適な教師をマッチングしています。
事前に登録していただいた情報をもとに本部がマッチングを行いますので、ご自身の対応可能な対策や経験・強みはもれなく登録していただくことがおすすめです。

マッチングとは

マッチングの仕組みとポイント

サービスの特徴

マナビライトのサービスについて

マナビライトは、生徒ひとりひとりに最適な教師が、ティーチングとコーチングをバランスよく取り入れ、
完全1対1の個別指導を行うことで生徒を合格へと導くオンライン個別指導サービスです。

総合型選抜/推薦入試の対策が中心に行っていますが、一般入試の対策を行っています。
集団授業は、一切行いません。

マナビライトは0からでもスタートできる

志望校選びも、入試対策の1つです。
マナビライトでは、志望校が全く決まっていない生徒に対しても、教師が志望校選びからしっかりとサポートを行い、
生徒にぴったりの志望校を見つけていきます。

志望校は初回から1つに絞る必要はありません。
カリキュラムの中で自己分析などを進めていくうちに、志望校が具体的に決まるケースも多くあります。

生徒が志望校を決めている場合でも、将来の夢や現在の学習状況に対して適切でないと判断した場合は、教師からアドバイスを行ってください。

マナビライトでのお仕事

マナビライトで教師をするメリット

マナビライトは、教師の皆さまが働きやすい環境を用意しています。

報酬について

1コマ(60分または90分)の指導マナビカルテ(指導報告書)の提出で、1コマごとに報酬が発生します。

高3・既卒プラン(高2の1月から)は1コマ90分、高1・高2プラン(高2の12月まで)は1コマ60分が基本となります。
また、この報酬の範囲内で、日々のLINEによる生徒の連絡対応・サポートをお願いします。
(LINE上で指導や添削などを行っていただく必要はありません。質問への詳細な回答については、次回の指導時間への誘導を行ってください。)

指導中に記載していただく、マナビカルテの提出をもって報酬が発生します。
指導の翌日までにマナビカルテを提出していただかないと、報酬が発生しませんのでご注意ください。

スクロールできます
教師タイプ90分指導
1コマあたりの報酬
60分指導
1コマあたりの報酬
教師について
スタンダード教師3,000円2,000円経験の浅い教師が中心。
指導実績に応じてアドバンス教師へ
昇格のチャンスもございます。
アドバンス教師4,500円3,000円合格実績や指導経験が多数あり、
専門的な知識で指導できるプロ教師。

※アドバンス教師は、3年以上の指導経験と5人以上の合格実績をもとに、マナビライトがプロとして認定した教師です。
※スタンダード教師は、マナビライトでの指導スキル・合格実績によっては、上記の条件に当てはまらなくてもアドバンス教師に昇格する場合があります。

合格実績・豊富な指導経験を積んで生徒の成績UP・高収入へ繋げましょう!

指導回数・スケジュールについて

通常、受験期の直前は週3回の指導を行い、入試に備えます。
生徒のカリキュラムの進捗等に応じて、追加で指導する場合や直前期も週1~2で指導する場合もあります。

直前期の指導日時については、前月までに生徒と直接相談の上、決定していただきます。
夏休みは日中も受講可能となる生徒さんが多いため、調整の幅が広がります。

指導の進め方

指導について

指導は、高3・既卒プラン(高2の1月から)は1コマ90分、高1・高2プラン(高2の12月まで)は1コマ60分が基本となります。
原則、毎週決められた日時に指導を行っていただきます。

指導の目的

  • マナビカルテの作成により課題発見、解決のためのプランを立てる。
  • 前回の課題を確認することで、現状の位置と、勉強が成果につながっているかの把握をする。
  • スケジュール通り進んでいるか、学習進捗を確認する。

当日の流れ

指導の事前準備

生徒の志望校・併願校が決まっていない場合は、
初回指導の際、生徒の目標から提案・サポートできるように準備をしておきましょう。

指導を始める準備

オンライン通話システム「zoom」にて通話をつなぎます。

パソコンをご準備ください。

※必要に応じて、画面共有をしたり、調べ物をしながら指導をする場合もあります。
 また、顔も正面から写るようにパソコンでの対応をお願いしております。
※ノートパソコンのように立てかける形であればタブレットでの対応も可能です。
※タブレットの場合、事前にオンラインビデオ通話サービス「Zoom」のダウンロードをお願いいたします。

LINE WORKSアカウントの登録をしてください。

生徒および保護者との日々の連絡には、マナビライト専用の「LINE WORKS」アカウントをご利用いただきます。

こちらのアカウントは、初めて担当生徒が決まった際に本部にて発行し、共有いたします。

担当生徒/保護者のLINEグループが作成されたら、教師から挨拶を送りましょう。

このLINEは、教師の方ご自身のLINEアカウントとは異なり、スマホだけでなくPCのブラウザから利用できるものとなります。
また、本部がやりとりの内容を確認することができるため、生徒様とはこちらを使ってのやり取りをお願いしています。

LINE WORKSでは、ファイルを送信いただくことも可能です。

最初は生徒、保護者、担当教師のグループを作成します。
生徒から保護者のいないグループの作成要望があった際は、マナビライト本部までお知らせください。

初回指導日前日までにライングループが作成されない場合は本部へご連絡ください。

教師の方は「LINE WORKS」としてご登録いただきますが、生徒および保護者はご自身の通常のLINEを利用します。
生徒との会話では、「LINE WORKS」ではなく、「LINE」と呼ぶように心がけましょう。

URLからオンライン通話に入りましょう。

指導開始の前日19時を目安に、本部よりメールにて参加URLが共有されます。

接続が悪かった場合、参加者を待たせないようご自身のスマートフォン等を使用して追加で入り、
パソコンの接続を調整しながら対応をしましょう。

生徒の接続が悪い場合にはチャット等を使用してコミュニケーションをとり、同じく別の端末から入ってもらうように誘導をしましょう。

指導中は、カメラ・音声の設定をオンにしてください。

生徒側が設定オフの場合には教師より設定をオンにするようお声掛けください。
※カメラオフでの指導は、学習効果が低下します。やむを得ない事情がある場合のみ、オンにしてもらってください。

指導中は、記録と「マナビカルテ」作成のために録画をしております。

録画データは、指導の3日後までを目安に指定のフォルダに格納されます。
録画したデータはマナビライト本部および生徒・保護者・担当教師のみが閲覧できるものとし、無断での公開や流用は一切いたしません。

1コマの指導は、マナビライト規定の時間枠[60分間 または 90分間]となります。
次の枠の指導が始まると強制終了となる可能性があるため、なるべく実施時間内に終了しましょう。
やむを得ない事情により延長する場合は10分以内での調整をお願いします。

初回指導の進め方

STEP
生徒の名前の確認とお互いの自己紹介

初回指導では、入室したら必ず生徒の名前を確認し、教師からも自己紹介をお願いします。
これから一緒に頑張っていきたい、と思ってもらえるような、フレンドリーな自己紹介を心がけましょう。

自分の音声が相手が聞き取れているか、画面が見えているか、快適に指導が行えるかの確認もしましょう。

STEP
アイスブレイク
生徒との距離感を縮めながら、相談しやすい環境作りを目指しましょう。
以下のような内容について確認しましょう。(簡単な雑談で構いません。5分を目安に行いましょう。)
  • 課題の量
  • 学校の忙しさ(現役生の場合)
  • 普段の勉強時間
STEP
志望校と今後のスケジュールの確認
生徒の志望校と将来設計を確認

志望校が決まっていない生徒の場合は、志望校選びのカリキュラムからスタートになります。

志望校選びから寄り添って一緒に取り組んでいただき、生徒が納得のできる進路に向かって
毎週の勉強を進めていける環境を整えましょう。

マナビカルテに志望校の記入

マナビカルテに志望校の記入欄がありますので、決まっている範囲で入力してください。志望校は、毎週の指導で随時変更することができます。

毎回、最終目標=志望校合格に対するスケジュール・進捗を必ず確認してください。

3.1 志望校と将来設計を確認

マナビライトでは、教師がマナビカルテを使って生徒の指導スケジュールを管理します。
指導スケジュールを作るには、生徒に必要な単元を正確に把握することが重要です。
必要な単元は、①現状の把握、②目標の確認を通じて選びます。一般入試対策では過去問演習も重要です。

3.2 目標(志望校と進路)の確認

指導の目的は生徒によって異なります。担当生徒の「最終ゴール」は何かを確認しましょう。大学受験が目標なのか、定期テストの点数向上が目的なのか、なぜこの場に来ているのかを聞き出すことが重要です。また、志望大学に行きたい理由を明確にしましょう。志望大学・学部が決まっていれば、学習計画が立てやすくなり、定期テストの目標にもつながります。

①受験科目・他の選択肢

志望校に必要な教科や他大学の候補を確認。

②保護者の認識

志望大学への賛成、一人暮らしの可否を確認。

③通学可否

キャンパスの位置と通学手段を確認。

3.3 現状の把握

生徒の「学習スケジュール」を作成するための勉強の状況を確認します。

塾について
  • 通塾していない場合:理由や通塾予定の確認。
平日/休日の勉強時間
  • 3時間以上: 勉強方法の見直しが必要。時間配分や方法を確認。
  • 3時間以下: 時間確保が難しい場合は、効率的な勉強方法を提案。
受験科目の確認
  • 志望校が決まっている場合、必要科目を確認。
得意・不得意科目の確認
  • 理由や偏差値を把握する(模試の種類も確認)
各教科の進捗確認
  • 使用参考書、得意/苦手な単元の把握。
  • 実際の理解度も簡単な問題で確認。
アドバイスと学習計画
  • 問題点の指摘と改善策。
  • 参考書の提案を含め、マナビカルテに記録。
3.4 参考書を選ぶ

指導が必要な科目や苦手科目に応じて参考書を選びます。※以下は例です。

数学

  1. 『チャート式 基礎からの数学』シリーズ
    基礎から応用まで幅広く対応し、大学受験の標準レベルを網羅。問題数が豊富で、解説も丁寧です。
  2. 『Focus Gold』シリーズ
    難関大学を目指す学生向け。発展的な内容が多く、入試問題の傾向を掴むのに最適です。

英語

  1. 『英単語ターゲット1900』
    必要な英単語を効率的に覚えるための一冊。頻出単語がコンパクトにまとまっており、覚えやすい構成です。
  2. 『Next Stage 英文法・語法問題』
    文法問題や語法問題に強くなれる問題集。問題量が多く、しっかり基礎固めができる。

小論文

  1. 『小論文トレーニング』シリーズ(出口汪監修)
    小論文の書き方を基礎から学べる一冊。論理的な文章の構築方法を習得できます。
  2. 『小論文これだけ!』シリーズ(樋口裕一著)
    テーマごとの論点を解説し、実践的な小論文対策ができる。短期間で効率よく学習できる内容です。
3.5 必要な単元を選ぶ

ヒアリングの結果に基づき、必要な単元を選びます。

<具体的な手順>
①受験科目マナビカルテのカリキュラムを確認する。
②各科目の生徒の学習進捗を確認する。
③指導が必要な科目・単元をチェックする。
生徒が「志望校合格レベル」まで到達してから「完了」ステータスに変える

3.6 過去問演習のスケジュール

過去問演習は、志望大学の出題傾向を把握し、実践力を高めるために非常に重要です。出題傾向の把握、時間配分の練習、自己分析と弱点克服を行ってきます。

スケジュール設定のポイント

  • 初回授業で過去問スケジュールを決めて、計画的に進めます。
  • 過去問演習は早すぎても理解が進んでいない可能性があるので、初回授業で決めた過去問スケジュールまでに基礎を固めます。
  • 3年分〜5年分の過去問を、2〜3回繰り返し解くことが目標です。
  • 基礎固め、演習、仕上げの3段階に分けたスケジュールで計画を立てると効率的です。
STEP
使用する単元の確認
単元の選択

マナビカルテ内の単元リストにて、生徒が使用する予定の単元をすべて「完了」「学習中」「未完了」のいずれかに設定してください。
毎回の指導に合わせて単元ごとのステータスを更新することで、入試本番までに必要な内容の進捗状況がひと目でわかるよう。

必要な教科・単元が適切に選択され、無理のない期日が設定されているか、合格までに間に合うかを細心の注意を払って確認しましょう

直近で使用することが決まっている単元ではなく、入試本番までに必要となる単元すべてを「未完了」に設定してください。
ここで「使用しない」を選択したままの単元は、入試本番までに一切取り組まなくていい単元という意味になります。

STEP
過去問演習のスケジュールを決める

過去問演習を通じて、試験形式に慣れ、生徒の弱点を発見し、出題傾向に基づく対策を講じます。また、学習の総仕上げも行います。マナビスケジュールに過去問演習の時間をあらかじめ組み込み、効果的なスケジュール管理を行います。

5.1 過去問演習のスケジュールの決め方
  1. 初回指導時に、過去問演習の開始日を設定する。
  2. 実際に過去問演習が始まったら、「何月何日にどの大学・学部の何年度の過去問を実施するか」や、「大学・学部や入試形式ごとに何年分の過去問を使用するか」を決める。
  3. 過去問演習に取り組む際は、毎回の目標を立てる。
  4. 過去問演習後には、指導内でフィードバックを行い、次回の過去問演習に向けた施策、復習箇所、および復習方法を明示してください。
5.2 スケジュール例

マナビカルテに各生徒のスケジュールを入力し、個別に調整します。生徒が合格までに十分な演習を積めるよう、計画的に進めていきます。

<スケジュール例>

8月~9月:基礎固めと過去問の準備 目標: 各教科の基礎をしっかりと固める。

内容:各教科の重要な単元を復習し、基礎を完成させる。

過去問を印刷・準備し、どの大学の過去問を解くか計画を立てる。

最初の2〜3年分の過去問を試験形式で時間を測って解き、全体の難易度と問題傾向を把握する。

10月~11月:本格的な過去問演習開始 目標: 5年分の過去問を解く。

内容:各教科で1週間に1〜2年分の過去問を解き、自己採点・復習を徹底する。

間違えた問題や解けなかった問題は、復習してノートにまとめ、同じ問題が出ても解けるようにする。

模試と併用して、自分の実力の伸びを確認する。

12月:弱点補強と過去問再演習 目標: 自分の弱点分野を集中的に補強する。

内容:これまでに解いた過去問の中で苦手だった部分や得点が伸び悩んだ分野を重点的に復習。

新たに5年分程度の過去問を解くことで、苦手分野の克服状況を確認。

計画的に間違えた問題を解き直し、知識を深める。

1月:最終調整 目標: 本番に向けた実戦力の完成。

内容:各大学の最新2年分の過去問を本番形式で時間を測りながら解く。

最後の仕上げとして、難易度の高い問題や特有の出題形式に対応する力を養う。

体調管理や精神面の準備も忘れず、万全の状態で本番を迎える。

STEP
指導を行う

初回指導ならではの内容が終わったら、生徒に通常通りの指導を少しでも体験してもらいましょう。
今後どのように受講が進んでいくのかイメージできると、生徒の不安軽減に繋がります。

STEP
次回までの課題を決める

2回目以降(通常指導)の進め方

STEP
画面共有・カメラをオンにする

マナビライトでは、すべての指導で画面共有の権限を生徒・教師ともに開放しています。
画面共有をして資料を生徒と一緒に確認しながら、指導を進めてください。

画面共有の際、生徒に見える内容には十分ご注意ください。特に、他の生徒の情報が映らないよう配慮してください。

STEP
単元テストの実施

教師は、単に指導を行うだけでなく、生徒が指導内容をしっかりと身につけているか確認します。具体的には、前回出した課題が解決されているかを確認するために、テストの実施や課題の確認を行います。

単元テストの進め方

① 到達度確認

 参考書などを用いてテストを行い、理解度を確認します。各単元で、生徒が志望校レベルの問題を自力で解けるかどうかを確認してください。

※単元によっては、その単元のみで志望校レベルの問題を出題するのが難しい場合もあるでしょう。その際は、次の単元に向けて必要なインプットができているかを、生徒本人によるアウトプットの形で確認してください。

② 課題発見

 テストの結果を基に、生徒の課題を明確にします。長期的な目標から逆算して、直近1週間の課題を提示します。

③ 解決策提示

 発見した課題に対する具体的な解決策を提案します。

④ 生徒の不安解消(テスト満点でも必須)

 正答していても、解き方に不安を抱えることがあります。必ず質問を受け付け、生徒の不安を解消しましょう。

⑤ 成果確認方法の設定 1週間後に成果を確認する方法を設定します。テスト内容が重複しそうな場合は、関連単元も含めた内容で作成します。必要に応じて、期間を空けて復習テストを実施します。

STEP
前回の課題を確認する

生徒が課題をやってきたのかを確認しましょう。量やペース配分が適切だったかなどを確認します。
ペース配分の管理と課題発見も兼ねており、ここでカリキュラムの目標に到達しているか確認します。

課題の確認方法

① ペース配分の確認

 前回設定した勉強量が日々実行できたかを確認します。

② 課題発見

 次の点を確認します。

 - 設定した勉強がなぜ実行できなかったのか(時間管理の問題、難易度の高さなど)

 - 解けなかった、または理解できなかった問題

③ 解決策提示

 設定した勉強量をどうすれば実行できるか、一緒に考えます。目標から逆算した適切なペース配分と、本人が実行可能な勉強量の調整を行います。

④ 成果確認方法 次回の指導時に課題の確認を行い、実行度をチェックします。

STEP
次の課題の確認する

生徒が前回の課題をクリアできなかった場合、次も同じ課題を出して、クリアできるまで取り組んでもらってください。
中途半端な状態で次に進んでしまうと、合格の根拠がなくなってしまいます。

新たな課題を提示する

前回の課題への取り組みを通して分かった生徒の課題を提示しましょう。
ここで、その課題を克服するのに必要な勉強範囲、勉強量を設定します。

上記の課題に対する成果確認方法の設定

次回の指導時に、教師が成果を確認する方法を設定します。
必要に応じて、随時LINEでの報告を求めても構いません。

カリキュラムのスケジュールに沿って、着実に進めていきましょう。

生徒が課題にきちんと取り組むためには、生徒自身がその課題に納得していることが重要です。
今回実施した課題から必要になった課題、新しく必要になった課題を改めて確認し、一緒に整理します。

生徒が納得して課題に取り組めるようにするためには?

課題を設定した理由、ペースと取り組み方の確認、マナビカルテに文字として残すことが重要です。

課題を設定した理由を伝える

なぜこの課題に取り組む必要があるのか?を、生徒が納得するように説明しましょう。
取り組む意味について生徒に疑問があれば、ここで解決します。

ペースと取り組み方の確認

課題の範囲、勉強量を決める際に以下のポイントを生徒と一緒に確認し、調整します。
・無理がなく実行できそうか?
・指示が具体的で、なにをすればよいかがわかっているか?

マナビカルテに今回新たに設定した課題を記載する

生徒と一緒に、今回新たに設定した課題を確認しながらカルテに書き込みます。
出した課題は、すべて必ずマナビカルテに記載しましょう。

今回新たに設定した課題だけでなく、前回出した課題が終わっていない場合は、もう一度記載してください。
単元リストで事前に「未完了」または「学習中」を選択した単元が、ここで選択できるようになります。

必要があれば、生徒から課題部分の参考書やテキストのコピーを送ってもらいましょう。

STEP
入試本番までのスケジュールを明確にする
単元リストの進捗状況を更新

この単元リストが、マナビライトのカリキュラムとなります。単元リストで「未完了」または「学習中」となっている単元に進捗があった場合は、
実態に合わせて更新してください。

入試までの予定と現在地を確認

マナビカルテ下部のマナビスケジュール欄を生徒と一緒に確認し、入試本番までに必要な残りの単元と、現在の進捗を確認してください。
毎週これを行うことで、現在地が明確になり、常に入試本番を見据えて勉強を進めることができます。

つい目の前の勉強で頭がいっぱいになってしまう生徒が多いです。このステップは必ず行ってください。

STEP
次回の予定と課題を確認する

次回の指導予定日時を生徒と一緒に確認しながら入力します。
参加者の欄を選択し、記入した課題についても再度確認してください。

システムの都合上、指導コマは原則として毎時00分,15分,30分,45分のいずれかからのスタートとなります。
20分,40分といったその他の時間から開始をご希望の場合は、事前に本部へご相談ください。

STEP
指導終了後にやること
①指導メモの仕上げ(指導翌日の18:00まで)

マナビカルテは保護者の方にも共有されます。
今回の指導で何を実施したか、どうだったか、次回どうするのか、などをここに記入してください。
この項目を含め指導中に記入を終えることが基本ですが、終わらなかった場合は指導翌日の18:00までに必ず記入を終えてください。

②マナビカルテの共有(翌日20:00まで)

マナビカルテの入力が完了したら、カルテ内の提出用リンクから、本部へマナビカルテの完成報告を行ってください。
本部にて内容を確認後、生徒および保護者に共有します。

③次回の指導時に必要なテキストの確認

テキストを確保していない場合、必要に応じて生徒へ連絡し参考書等のコピーを送ってもらってください。
ご自身で参考書を購入していただいても構いません。

テキストの使用について

教師の皆様は業務委託となりますので、使用するテキストの内容についてマナビライトが規定を定めることはありません。
また、マナビライトがテキストの購入費を支援することもありません。

ご自身が指導しやすいテキストを使って、生徒を合格へと導いてください。

他の塾・予備校の名前が入ったテキストを使う場合、教師の責任の範囲内でお願いします。
市販のテキストを使用することと何ら変わりはありませんので、マナビライトとして明確に禁止はしていません。
ただし、指導の時間が「マナビライト以外の、別の塾のサービスである」と誤解されることのないよう、十分に配慮してください。

学習スケジュールの管理

1 基本事項(考え方)

生徒の学習スケジュールを管理するのも教師の役割です。マナビカルテ(※1)の単元選択やグラフ表示を活用し、毎週進捗をチェックしましょう。残り期間を考慮し、ペースが適切かどうかも教師が確認してください。指導時間では、毎回最終目標に対するスケジュールと進捗を確認します。

▲マナビカルテの例

スケジュールには全体および各教科ごとの進捗パラメーターが表示されます。合格に向けて、学習の進捗が遅れていないか定期的に確認しましょう。

最初に単元を正しく選択しないと、マナビパラメーターの進捗率が正確に反映されません。単元の選択に漏れがないか、再度確認しましょう。

2 指導報告書(マナビカルテ)とは

マナビカルテは、生徒の課題を発見し、解決のためのプランを立てるためのツールです。学習進捗やスケジュール通りに進んでいるかを簡単に確認できます。指導では、テストや課題の確認を通じて、現状の把握や学習の成果が出ているかを確認しましょう。

←マナビカルテのプロフィール

←マナビカルテの課題欄

←マナビカルテのパラメーター

3 単元の進捗の管理

マナビパラメーターとマナビスケジュールを作成します。必要な教科・単元が適切に選択され、無理のない期日が設定されているか、合格までに間に合うかを細心の注意を払って確認しましょう。また、指導が完了したらステータスを完了に変更しましょう。

4 保護者と本部への報告

マナビカルテは生徒と教師だけでなく、保護者や本部とも共有します。保護者に学習の進捗を伝え、進路達成に向けたサポート体制を整られます。

<指導中に行うこと>
①指導メモに、指導したことを記載する
②マナビ課題に、次回までの課題を記載する。

マナビ課題の設定ポイント:
生徒との合意と現実性:
課題は、生徒と合意が取れていて、かつ現実的に終わる量を設定することが重要です。生徒の1日の勉強時間を把握し、無理のない範囲で少し負荷をかける形にするのが良いでしょう。
課題の取り組み方も指定:
課題を「どこをやるか」だけでなく「どうやってやるか」まで具体的に指示します。そうすることで、生徒が質の高い学習を実現できるようにします。
指導中のサポート:
指導の際は、生徒と一緒に「どうやってやるか」を考え、学習の進め方を理解させるサポートを行います

③マナビスケジュールの進捗状況を更新する

<指導後に行うこと>

④指導の翌日までに本部にマナビカルテを共有する。※本部から生徒と保護者へ共有します。

キャンセルと振替・追加指導について

生徒側の事情による振替

指導前々日の23:59分より前に依頼があった場合

指導のキャンセル・振替について、LINEにて生徒から希望があった際は、対応をお願いします。
指導前々日の23:59を過ぎてキャンセルがあった場合、そのコマに対しての振替は実施できません。

指導前々日の23:59までに生徒から振替の希望があった場合は、生徒と相談し振替日時を決定してください。

振替日時の決定後は、マナビカルテ内のURLより必ず本部へ報告してください。
報告をいただけないと、Zoomのリンクが生成されなかったり、生徒への受講料の請求が正しくできなかったりといったトラブルに繋がります。

システムの都合上、指導コマは原則として毎時00分,15分,30分,45分のいずれかからのスタートとなります。
20分,40分といったその他の時間から開始をご希望の場合は、事前に本部へご相談ください。

指導前々日の23:59分より後に依頼があった場合

振替期日は指導前々日の23:59となります。この期限を過ぎた場合は、指導を実施しない場合でも指導料が発生します。

指導前々日の23:59を過ぎたキャンセル、あるいは生徒が指導開始時刻から30分を経過しても連絡なく現れなかったことにより指導を実施しなかった場合、
教師の方には報酬の30%をお支払いします。(カルテの入力は不要ですが、カルテの提出用URLから指導不実施の報告が必要となります)

指導中、生徒側に通信障害が生じたことにより指導が続行できなくなった場合

指導中、生徒側に通信障害が発生したことにより指導が続行できなくなった場合の振替は、原則として実施しません。
スマホに切り替える等の対処を促してください。

生徒が連絡なく指導に現れなかった場合

指導開始時刻から15分を経過しても生徒が連絡なくZoomに入室しなかった場合、Zoomから退室いただいて構いません。
ただし、予定していた指導時間内は、できるだけ生徒から連絡が来た場合に備えておいてください。

指導前々日の23:59を過ぎたキャンセル、あるいは生徒が指導開始時刻から30分を経過しても連絡なく現れなかったことにより指導を実施しなかった場合、
教師の方には報酬の30%をお支払いします。(カルテの入力は不要ですが、カルテの提出用URLから指導不実施の報告が必要となります)

教師側の事情による振替

教師側の事情による振替が認められる場合

教師側の事情による振替は原則として「体調不良、冠婚葬祭、自然災害、通信会社による通信障害」に限ります。

それ以外のやむを得ない事由の場合は、生徒及び保護者の同意があれば振替を行っていただくことが可能です。
指導前々日の23:59までに、生徒および保護者と相談の上で振替日時を決定してください。

教師側の事情による振替の頻度が多いと生徒の満足度が下がりますので、教師を変更することがあります。

振替期限を過ぎてからの振替

教師側の理由により指導開始してから15分以内に入室できなかった場合、理由を問わず振替を実施していただきます。
なお、指導開始より15分以内に入室できた場合は延長により対応するものとしますが、生徒の都合により延長ができなかった場合残り時間の振替を実施していただきます。

また、教師側の理由により指導中に通信障害その他の理由により指導を続行できなくなった場合は、残り時間の振替を実施していただきます。
いずれの場合も、以下のペナルティを課すものとします。
・振替指導時の時給は東京都の最低賃金とする。(2024年10月現在は1,163円)
・この様な事態が通算3回発生した時点で、指導の受け入れを一時停止する。

追加コマの実施

試験前にコマ数を増やしたい場合など、生徒と保護者・教師で相談の上追加コマの受講が決定した場合は、
マナビカルテ内のURLより必ず本部へのご報告をお願いします。

報告をいただけないと、Zoomのリンクが生成されなかったり、生徒への受講料の請求が正しくできなかったりといったトラブルに繋がります。

留意事項

以下内容をお守りの上、指導を行っていただきますようお願いいたします。

禁止行為

以下に該当する行為は禁止とします。発覚した場合、損害賠償請求を行います。

  • 指定システム以外で生徒および保護者と連絡をとること、連絡先を交換すること
  • 暴言、セクハラ、プライベートな情報を指導に必要な範囲を超えて詮索すること
  • 本部の指示なく、指導料を発生させることなく指導を実施すること
  • 自らの報酬形態について生徒へ公開すること
  • 本部への報告なくカメラオフでの指導を行うこと
  • 泥酔した状態での指導、および指導中に飲酒や喫煙を行うこと

生徒との直接契約、引き抜き行為はいかなる場合においても禁止です。発覚した場合、損害賠償請求を行います。

指導について

  • 指導は、生徒のプライバシーが保護される、できるだけ静かでインターネット環境の安定した場所で行ってください。
  • 振替について、やり方、ルールを遵守してください。
  • 生徒側からの要望については、可能な範囲で応じてください。対応できない要望の場合、本部に相談してください。
  • 指導時間外に生徒より連絡が来た場合は、ご自身の判断で必要に応じて対応をお願いします。
  • 指導時間外の質問については、指導中の回答へ誘導したり、追加コマの受講をおすすめしていただいても問題ありません。
  • 質問対応は、なるべく指導中に実施してください。
  • 指導中は原則、教師・生徒ともに顔出し(カメラON)としてください。生徒側がやむを得ない事情で顔出しNGの場合、指導終了後に教師より本部にご相談ください。

契約について

  • 教師契約の有効期間は契約締結日以降、最初の3月末日までとします。
  • 教師本人から2月末日までに申告がない限り、契約は自動更新されます。(都合により解約される場合は除く)
  • 生徒を受け持っている場合、契約期間満了日まで契約を解除することはできません。
  • 教師登録を解除したい場合、本部に申告し協議の上決定します。
  • 指定システムにて、教師のアクティブ履歴を確認することがあります。
  • 1ヶ月以上アクティブ履歴が確認できない場合は、教師に連絡の上、システム上から情報を削除する場合があります。(システム上から情報を削除された場合、生徒とマッチングすることはありません)

報酬の支払いについて

  • 報酬は指導実施翌月のお支払いとなります。報酬が発生した場合、請求書が必要となります。
  • 未登録または免税事業者として登録済の場合:報酬は消費税を含まない金額となります。課税事業者として登録済の場合:報酬は消費税(10%)を加算した金額となります。
  • 報酬発生月の次月20日までに本部より教師の方から弊社へ宛てた請求書データを発行しお送りしますので、確認期日までにご確認をお願いします。
  • 承認を頂いたものをその月の末日までに、指定の口座への振込にてお支払いします。

その他

  • いかなるときも、違法行為を禁止します。発覚した場合、損害賠償請求を行います。
  • 登録いただいた情報のうち、以下の情報は入会検討中の生徒様へ開示する場合がございます。
  • 以下の情報に関しまして、開示をご希望されない場合は事前にお知らせください。
    • お名前
    • 顔写真
    • 性別
    • 出身・在学中の大学に関する情報
    • これまでの指導経験、合格実績に関する情報
    • 指導可能な大学、学部、教科、科目に関する情報
    • ご選択いただいたタイプ(特徴)
    • 自己紹介文

研修資料は以上となります。
メールに記載されたURLから、確認テストを受検してください。