
早稲田大学教育学部の古文・漢文問題の特徴とその対策
早稲田大学教育学部の古文、漢文についても問題の特徴と対策を教えてください。
(高2・早稲田大教育学部志望志望)
2017/10/23

古文・漢文ともにきちんと対策を講じよう!
早稲田大学教育学部 国語の特徴
教育学部の国語は早稲田大学の他の学部と比べると、比較的対策しやすい問題形式です。しかし、あくまでも早稲田大学の「他の学部など」に比べると取り組みやすいということでしかないので、しっかりと対策を講じていかないと合格は難しいです。
早稲田大学教育学部 国語の難易度
視点① 文章・選択肢について
早稲田大学教育学部の国語の文章は、筆者の主張がわかりやすいものが多いです。しかし、設問の選択肢の絞り込みが難しく、具体例や二項対立などの国語の重要なポイントを必ず聞かれます。したがって、消去法による選択肢の消去に時間をかけて、精度を上げていく必要があります。つまり、選択肢を「選んだ根拠」ではなく、「消去した根拠」を説明できるようになりましょう。
視点② 古典について
早稲田大学教育学部の古典はMARCHなどの古典に比べると文章が長く、難しいです。そして、「和歌」の問題が出題されるのが特徴です。そのため、古文は文法の勉強をするだけではなく、古文読解(和歌)の勉強までしておきましょう。また、漢文の知識を利用する問題が数問出題されるため、漢文もしっかり勉強する必要があります。
早稲田大学教育学部 国語の対策
「古文」の対策
早稲田大学教育学部の古文は、解く時に文章の全てを現代語役する必要はありません。基本的には、「古文単語」と「古文文法の知識(主に敬語と助動詞・助詞)」を使えば選択肢が絞り込めるようになっています。また、文章の内容がわかっていないと解けないような問題も、傍線部の周辺にヒントが隠されていることが多いです。なので、「古文読解」の勉強をしておけば、全文和訳ができなくても解くことができます。そして、「和歌」の問題が出題されるので、「掛詞」や「枕詞」を完全暗記することが必要です。
「漢文」の対策
早稲田大学教育学部の「漢文」は、古文の中に少しだけしか出題されませんので、まずは古文をしっかりと対策しましょう。「重要な漢字(単語)」と「重要な句形(文法)」をしっかりと覚えておけば十分です。
早稲田大学教育学部の国語はとにかく標準的な問題を確実に正解して、他の受験生と差をつけないことが大切です。具体的な勉強法やおすすめの参考書などが知りたい方はプロの受験カウンセリングをご利用ください。
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