模試ノートの作り方を教えてほしい

高2女子で理系の国立大学を目指している者です。 こないだ模試(国、数、英)がありまして、自己採点で間違えたところの復習をしようと思っているのですが、どのようにやれば自分のためになるのかよくわかりません。 国語、英語の模試の復習の仕方(模試ノートの作り方)を教えてください。

高2 TZ (埼玉大教育学部志望)

復習の重要性

模試に限ったことではないのですが、復習することがとても重要です!
ではなぜ復習が重要なのかというと、人は1回で覚えることはできません。
反復することによって、記憶が定着していきます。
科目ごとに自分の苦手がつまった復習ノートをつくりましょう!
繰り返し繰り返し解いて、解き方、考え方を定着させましょう!

模試の種類

また、模試といっても色々な模試があります。
センタープレテストや、進研模試、駿台模試…などなど。
センタープレテストや、進研模試は基礎的な内容も多く、
できるようになるまで復習しましょう。
しかし、駿台模試などは難しいでしょう。
明らかに捨て問題のような問題はできるようになるまで復習しろと無理には言いませんが、
考え方はしっかりと確認しましょう。
応用問題で似たような問題がでるかもしれないからです。

模試ノートの作り方

模試ノートは、自分ができなかった問題や、間違えた問題を中心に作っていきます。
左のページには問題を書いたり、問題のコピーを貼りましょう。
右のページには、解答と解き方を書きます。
基本的に各教科これを守ってノートを作ってください!
それでは教科ごとの説明をしていきます!

国語の復習の仕方

現代文の模試ノート

国語の復習ノートは、そこまで重要ではありません。
とくに現代文。
なぜなら、同じ問題は出ることがないからです。
しかし、同じ問題が出ないことに満足して復習をしないのは違います。
書けなかった漢字や、知らなかったことわざ、語彙はしっかり調べて復習しましょう!
そして、現代文の問題をコピーし、ノートに貼る必要はないです。
復習は、問題文を熟読して、自分がどこでミスリードさせられてしまったのかを見つけましょう。

古典の模試ノート

現代文よりも、古典の復習が重要となります。
書き下し文や、現代語訳は、全てを書かなくても良いですが、わからないところは書いてください。
また、漢文は白文を何回も音読しましょう。
始めは読めなくても、だんだんと読めるようになってきますよ!
それだけでも力がつきます。

語句と文法

古文も漢文も語句と文法は大事です!
語句は、現代と違っている意味が多くあります!
古文でいうと「さわがし」や、漢文だと「故人」など有名ですよね!
そういった語句は覚えていくしかありません。
模試で出てきて間違えたら、チャンスだと思ってノートに書きましょう。
また、知らない文法がでてきたら、それもノートに書きましょう。
そして、書いたことに満足せずにしっかり復習し、知識として定着させましょう!

数学の復習の仕方

右のページに、解き方を書いていく時に、
解答をうつしながら、自分はどこまでできて、
どこがわからなかったのか見つけましょう。
できたところまで印をつけておくと良いです!
実際に私もカギカッコで印をつけていました。
この印をつけることで、次に同じ問題を解いた時に、自分が成長したのかがわかります。

大問の復習

数学は、大問のなかに、(1)(2)など、複数問題があります。
このときに、(3)だけ間違ってしまった場合は、
何回やったとしても絶対に(2)まで解けるのなら、
(1)(2)は答えだけで構いません。
そうでない場合は、過程もしっかり書いておきましょう。
ノート作りに満足してはいけません。
次に模試を受けるまでに、模試ノートを見返してもう1度解き直しましょう!

英語の復習の仕方

私は英語の復習ノートを作る際に、3種類のノートを作っていました。
発音・アクセント、英文法用のノートと、長文用のノートです!

発音・アクセント、文法用ノート

まず、発音・アクセント、英文法用のノートの説明をしていきます。
右のページに、解答とポイントを書きます。
ポイントを書く際に、答えは目立たせなくて良いです。
答えよりも、答えまでに辿り着いた過程が重要です。
覚えていなかった文法事項や、間違えて覚えていた発音・アクセントなどを目立たせましょう。

ルールと例外を覚えよう!

アクセントや発音は、ある程度のルールがあります。
ルールを覚えるのはもちろん重要ですが、
それ以上にカタカナ語や、例外を覚えましょう。
発音・アクセントのカタカナ語や例外は、模試や過去問で嫌という程出てきます。
間違えたら模試ノートに記入して覚えましょう。
また、模試を解いていて、偶然合っていた問題もあるでしょう。
その問題も、自分が理解していなかったら模試ノートに記入して、復習をし、定着させましょう。

長文用ノート

次に長文用のノートの説明をします。
長文が読めないのは、単語と文法の理解不足です。
全てを書き出す必要はありませんが、
解答解説と照らし合わせながら英文を頭から和訳していきましょう。
複雑な文章は、訳を書き出して、文構造を理解しましょう!
また和訳を進めていく際に、うまく訳せない部分が出てきます。
そしたら、単語がわからないのか、文法がわからないのかを判断しましょう。
わからない単語や、文法を右のページに書き出します。
問題文に蛍光ペンで色をつけるのもいいですね!
どこがわからなかったのか一目でわかります。

模試の復習法のまとめ

多くの人は、模試ノートを作り終えると満足してしまいます。
実際、私も満足してしまいました。
しかし、本当にそれがゴールなのかをもう1度考えてみましょう。
ノートを作っただけで点数がとれるようにはなりません。
ノートを作って、理解することが重要です。
もう1度同じ問題が出たら解けるようになっていなければなりません。
模試の復習をするのは最低3回です。
まず、模試が終わったときにノートを作ります。
そして、2回目は、模試の結果が返ってきたときです。
そのときに、作ったノートの右ページ(解答解説が書いてあるページ)を隠して、解き直しましょう。
その解き直した問題が出来ていたら、身についてることになります。
出来ていなかったら、もう1度復習をしましょう。
そして、3回目は、次の模試を受ける前です。
これで3回!
出来ないままだったら、できるようになるまで復習しましょう!
自分なりのノートを作って頑張っていきましょう!!

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