文系が理系科目を勉強するのは無駄じゃない!?

学校の理系科目の授業や課題にやる意味を見出せず集中出来ません。 以前より行きたいと思っている大学があり、その大学の入試は理系科目がなくとも問題ありません。 成績には関わるからと、課題はなんとか出していますが答えを写すだけことも多々あります。 このままでよいのでしょうか。

高2 ひる (龍谷大学経営学部志望)

理系科目を勉強しても無駄にはならない

確かに受験科目だけを考えれば理系科目は必要ないです。「ひる」さんが推薦入試を受けないのであれば授業は卒業に影響がない程度で問題ないです。課題も答えを写すだけの全く身につかないものでも構いません。ただし、それは受験科目を考えた場合です。理系科目を勉強するとしてもその勉強経験が「無駄」になるわけではありません。また「ひる」さんはどうして龍谷大学を志望して「経営学部」を目指すのでしょうか。経営学部で勉強する上で理系科目の知識が「無駄」になるわけではありません。

理系科目を勉強する意味はあるのか

文系だからとしても理系科目を勉強することが「無駄」になるわけではありません。理系科目の中でも数学は特に勉強する価値のある科目です。数学は与えられた問題に対して自分の持っている知識を運用する能力が鍛えられるものです。その能力は他の科目でも同様に求められるものです。英語の文法問題であっても古文の現代語訳の問題であっても、問題を解くためには自分の知識を正しく応用する能力が必要です。数学は解答が1つに求まることが多く、知識を正しく応用するという意味では一番適した科目です。文系の生徒は数学を勉強することで「知識を応用する力」をつけることができます。

経営学部で理系の知識は必要ないのか

マナビコーチの私は現在経営学部で経営について勉強しています。そのなかで感じているのは「経営学部は理系の考え方が必要だ」ということです。それは細かい科学の知識が必要なのだというのではありません。例えば、経営のマーケティングでは客観的に世の中を見る能力が必要になります。調べたい問題に対して自分の先入観をなくして、市場調査をして、その結果にしたがって意思決定をしなければなりません。その過程はどこまでも客観的な科学の実験・考察の過程に似ています。また、情報化によって生まれたビッグデータを処理したり、経営に活かしたりする過程では統計やプログラミングの知識が必要になります。近年の、そしてこれからの経営を学んでいくためには「理系の考え方」が必要です。

まとめ

とはいえ、受験に必要のない科目に関しては「受験科目に影響がでない程度」に勉強していただければと思います。この記事が理系の科目を勉強するモチベーションになれば幸いです。もう一度自分が「どうして大学に進学するのか」を考えてください。「ひる」さんが大学で勉強をしたいのであれば、「理系の考え方」は必要でしょう。受験だけのことを考えるのであれば、最低限卒業できるように頑張ってください。

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